普通未満〜下手な人のための微妙うpスレ57微妙目

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またレス遅れちゃいました・・・申し訳ありませんm(_ _)m
あ、その間に教祖スレ覘いてました。教典すごいですね。 今読んでる最中です。

発声法の研究って、感覚論の集約からスタートしたもんだから、
それが連綿と受け継がれて今に至るのは、当然っちゃ当然ですよね。
例えば音響学的な切り口で発声方法を解明するにあたっては、帰納法的に導き出すでしょうし、
そこには推察の材料として感覚(感覚論)が横たわっているのは言わずもがなです。
ある意味、感覚論からスタートして、通底する生理現象へ進むのは自然な流れだと思います。

まずは未熟でもなんでもいいから、色々喋ることって大切ですよ!
そうやってアウトプットすると、自分の中でわかってると思ってたことが、
実は単なる思い過ごしで、全然整理できてないのがわかったり・・・
書いた後で恥ずかしくなっちゃうことも多々あります^^;
私なんざ凡庸な一般ピープルなんで、156さんの熱意が続く限り、差は縮まる一方だと思いますw
というか、生理学的・解剖学的な境地があるとしたら、それはたぶん極限的なものなんですよね。
lim[t→∞](t)とlim[t→∞](t+α)のように、最初の差=αが結局関係なくなるのと同じく、
私と156さんの差なんて、結局は取るに足らない誤差と同じです。
なんで、焦燥感は向上心にだけ連結させればいいわけです。 なんか説教臭くなって申し訳ありません^^;

日本と欧州における歌の進化の違い

建築
硬いものほどよく響くのは知っているだろうか
手回し式のオルゴールをやわらかい物と硬い物の上でならしてみるとよくわかる
それを踏まえて 日本の家屋=主に木 欧州の家屋=主に石
木と石ではどちらが硬いかはご存知の通り
6選曲してください:2012/08/03(金) 03:56:04.79 ID:LwBQttW9
新式が開発された理由・・・ やっぱり私は>>175だと思うんですよね。
たしかオーケストラの編成や楽器の発展は新旧ベルカントの境界で大差ないし、
コンサートホールとかの建設された年代とかも、境界線とは合致しないんです。
あ、もしかしたら舞台の下で演奏していたのが変わったとか・・・? う〜ん、そこらへんは知識が乏しすぎて何とも言えません^^;

なんか今日は感覚論をたくさんしゃべっちゃいましたね。 数学でも帰納法好きだったし、感覚論が好きなのかもしれませんw
私もまだまだ未熟で、すべての感覚論を論理的に置き換えるに至っていません。
いつかそれができれば、完全な発声モデルが頭の中に完成するはず。 その時まで頑張ります^^

なるほどなるほど、また少し分かりました。
ですが僕とサブさんの間に色々なレベルの差がありすぎて、サブさんがこちらに歩み寄ってくれていなければ
今頃は会話さえ成り立っているかどうか怪しいところですな…… 毎度優しく噛み砕いていただき、本当に感謝しています。
声楽というのは自分がやっている限り、とんでもない感覚論の集合体だと思うんですね。
だから僕は「○×な感じ」とか「△□のように」としか言えないんです。
それを科学的にどうこうするにはまず自分がその歌い方をある程度体得し、その上で医学や音響学を勉強し、その声を出しているときに
体がどのような動きをしているのか等を然るべき研究機関において調べる必要があると思いますし、私もそういうことをしたいと思っています。
ですがそれにはとんでもない時間がかかってしまうと思います。
そして僕がある程度の成果を出したときにサブさんがどこにいらっしゃるかも分からないのは残念なんですね。
その焦りからこんな未熟なうちに色々喋ってしまっているのですが……
それは結構邪魔なことだと私は思うので、しばらくは邪魔をしないようにしようと思います。
今の僕には応援しかできませんが、頑張ってください。
7選曲してください:2012/08/03(金) 03:56:49.91 ID:LwBQttW9
3声区論と2声区論の違いは、西洋と日本の違いともいえます。
2つは感覚論から生まれたものなので、とどのつまり同じ生理学的見解に行き着くわけですが、
重要かつ面白いのは、それらが洋の東西の感覚の違いを表しているところです。

もしパヴァロッティのインタビューを私たち日本人が2声区論的感覚のまま受け取れば、
たぶんそれは伝えたかったことの真意から逸脱します。
彼は彼の感覚を端的に述べているわけで、その感覚はラテン系西洋人のそれ、
もっといえば彼しかわからないかもしれない感覚なんです。
もしそんな感覚から理論を抽出しようとすれば、1つは生理学的に運動を解明すること。
そしてもう1つ、西洋人の3声区論的感覚の共有を試みる必要があります。
あえて2つの手段を用いるのは、感覚的に納得することと、理論的に納得することが違うからです。
ご紹介頂いたインタビュー本も、感覚論の違いを踏まえれば、また違った見解が浮かんでくるかもしれません。

ソプラクートのような技術にも同じことが言えます。
たとえそれが難しく、感覚的に納得できないものであっても、運動方法を解明することはできるはずです。
そうすれば頭の中に作った発声モデルでデモンストレートできます。
デモンストレーションができれば、理論上それが成立する、すなわち理論的には納得できます。

これから発声を科学的に解明なさるおつもりでしたら、まずは徹底的に新式ベルカントを読み解いてください。
その理論の指すところが明確に分かれば、それが以降の考察の柱になります。

新式が開発された理由・・・ やっぱり私は>>175だと思うんですよね。
たしかオーケストラの編成や楽器の発展は新旧ベルカントの境界で大差ないし、
コンサートホールとかの建設された年代とかも、境界線とは合致しないんです。
あ、もしかしたら舞台の下で演奏していたのが変わったとか・・・?
う〜ん、そこらへんは知識が乏しすぎて何とも言えません^^;
8選曲してください:2012/08/03(金) 03:57:30.49 ID:LwBQttW9
発言者が完全無欠を謳うのは当然なんです。
この理論じゃ部分的に説明つきません・・・なんて言えるわけないですからね。
だからこそ、もし自分の中で腑に落ちない部分があったら、とことん突き合わせる必要があります。
発声を科学的に解き明かしたいなら、“らしい”で片付けてはいけませんよ!

経験上、どんな理論も嘘八百だったり完全に破綻してたことはありません。
だいたいは自分の読み違い、言葉の範疇の履き違いで、伝えたい真意を曲げてしまっています。
しかも>>144@を意識しないまま、
「これとこれは言ってることが違うから、どっちかが間違いだ‥」
なんて、とんでもない見当違いをしてしまうことだってあります。
ひろしの言葉を借りるなら、「正義の反対はまた別の正義なんだよ。」ってやつです。

今回話題に挙げている新式ベルカントだって、伝えたい真意を酌めさえすれば大いに納得できます。
でも、普通の人がそれを読んで、「裏声を使わない」って言われたらどう取りますか?
たぶん世間一般の人なら、地声だけを使って歌うやり方なんだって思うはずです。
普通の日本人なら、地声・裏声の2声区論で声をカテゴライズしてますからね。
そんでもって、パッサージョより上、アクートが、ソプラクートが、、とか言われて、
あれ?地声とも裏声とも違う何かがあんの??って、またチンプンカンプンになるんです。

このように、言っていることが正しくても、読み手次第でどれだけでも歪曲されます。
一文はおろか、たった一語で恐ろしい読み違いをしてしまう危険性があるんです。
読み違える要因を潰すために、まずは意味するところを的確に捉える必要があって、
その作業は裏声だけじゃなくて、出てくる用語全てで検証する必要があります。
そうすることで理論はより堅固になり、他の理論とリンクさせることもできるようになります。

重ねて言いますが、私は新式ベルカントを否定する気なんて毛頭ありませんよ!
>>172では、あくまで“私の中で”説得力がないと言っただけです。
もし私の中で説得力をもたせるならば、もし完全に包括させるならば、どうしたらよいのか・・・
そこで私なりに出した答え、補完する方法が、「用語の指す範疇が違う」なわけです。
9選曲してください:2012/08/03(金) 03:58:11.08 ID:LwBQttW9
キング・オブ(ryはパヴァロッティのことですね? 先に言ってしまえば、包括できるらしいですw
パヴァロッティ以外にもhiCやその上をその出し方で出すテナーは結構いますね。
少しだけ例を挙げると、Franco CrelliやMario del Monaco、最近だとJuan Diego Florezなど。
リードのベルカントでとりあげられていた「Enrico Caruso」は、むしろ新式を独学で開発した人間です。
この技術はめちゃくちゃ難しいので、こればかりは自分が習得しないと納得できないのではないでしょうか。
あ、一応言っておきますが、僕は全然習得してないんですけどね!!
個人差はありますが、テノールはhiCあたりまでは表声で、それ以降の音は裏声を混ぜた「ソプラクート」というものを使うらしいです。
ここまで来てまだ「表声裏声」や専門用語を出すのは心苦しいのですが、本人たちがその言葉を使っているので仕方ないですね……

日本には僕の言う「新式ベルカント」に関する情報はだいぶ少ないようです。
発声後進国のようで、新式ベルカントどころかもっと色々なものが遅れていますね。
ということで、ここで書籍の紹介。
「Great singers on great singing」という本があって、これは偉大なオペラ歌手たちにインタビューしたもののようです。
その中にパヴァロッティの記述もありますが、パッサージョ(またしても専門用語ですので、てきとーに読み飛ばしていただきたい)では
「苦しい、窒息しそうだ」というようなコメントを残しているそうです。
参考:
ttp://ameblo.jp/molto-piu-acute/entry-10795328090.html
これはリードらのベルカントには無いことだと思われます。

未熟さゆえにサブさんの方向に反した言い方しかできず申し訳ないです。
なんだかんだで僕自身、まだ科学が入りきっていない声楽についてもっと感覚を除外して、
起こっていることのみに目を向けて科学的に色々解明したいとは思っているのですが……
10選曲してください:2012/08/03(金) 03:58:56.54 ID:LwBQttW9
さて、そのような障壁を乗り越え、言葉のしがらみから脱した時、知識が新たな局面を迎えるんです。
>>58で書いたように、情報が言葉の殻を破って、それぞれ融合・結合し始めます。
う〜ん、、どう言い表せばいいのか、、概念化するとでもいうんでしょうか?
悪く言えば抽象化なんですが、自分の中で消化されている証拠ともとれます。
こうなると、もう言葉のつくる区分が意味のない邪魔なものなってしまいます。
頭の中はどんどん体系化され、代わりに言葉による個々の再定義・アウトプットがしづらくなります。

今の私の現状が上記の段階なんで、この先がどうなっていくのかわかりません。
それが良いことなのか悪いことなのか、合っているのか間違っているのか。。
少なくとも、そうやって知識が構築されたとしても、独りよがりに信じるんじゃなくて、
自分の知識・考察に対しても疑念を持って対したいと、自戒も込めて思っています。

なんかどんどん脱線して宗教の話みたいになっちゃいましたね・・・スミマセン^^;
話を元に戻しましょう。
あ、ホントに若い人は、自分が若いなんて言わないとおもいますよ^^;
年取ったときに初めて「あの頃は若かったなぁ〜」なんて思うもんですw かくいう私もまだ若いです!

>スレが浮上してる間は雲隠れするのが定例になってるもんでして^^; なんとなく予想はついていましたw
確かに勉強というのは自分の頭の中に他者の概念をコピーすることですからね。
サブさんはその勉強したものを自分の中で色々組み合わせて「研究」なさってる段階のようで。
僕からはとても遠い存在ですなぁ……orz

キング・オブ(ryはパヴァロッティのことですね?
先に言ってしまえば、包括できるらしいですw
11選曲してください:2012/08/03(金) 03:59:37.30 ID:LwBQttW9
これって50%位は誘ってもいいって意味かな?
余談だけど、やっぱりモノマネはウケはいいけど歌唱力としては評価されないと思う
モノマネだといくら上手くても相手に気持ちまでは伝わらないし
声質似てるのはマーおkだけどね 最終的にはいくら声似てても顔も似てないとガッカリみたいなw

あ、俺の言ってることはもちろんそっちだよ。
新しい機種が出ることによってもっと音源を良くしてほしいと思ってる なるべく原曲に近い再現で作ってほしい、音質ももっと上げて欲しい。
本当CDに入ってるミュージシャンの曲とほぼ同じものがカラオケでも流れるようになったら理想なんだけどな。
でも現実は上手く再現されてなかったり、音が変だったり、迫力がなくショボかったり、各楽器のバランスが悪かったり。
機種っていうより音源作ってる職人さん?企業が雇ってる音源作ってる職人さんの質を高くしてほしい。
匠的な有能な音源技師や職人を沢山雇って良いカラオケ音源を沢山入れてほしいと思うわー。
あと、2000年代初期とか昔に入った当時のマイナーな曲とか、マイナーなアーティストの昔に入った曲とか
ものすげー音がショボイのあったりするから(何もマイナーな歌手に限った事ではないが)
そういう昔に入れてもう音がショボ過ぎる音源は新しく作り直して入れな直して欲しいわ
あからさまに音が悪いの多すぎる。

ラルクとか90年代に全盛期だったアーティストとかの曲は過剰な程に丁寧に作られてるのにさ、音源。
2000年初頭あたりの音楽のジャンルが多様化してきた辺りの曲で マイナーなアーティストの曲が入ってると大抵マジで音が糞。
再現率低い、以上に音が小さく感じるくらいに迫力がない、音が原曲通りじゃない等ひどい音源多すぎる。
良い音源はそのまま残して、古いカラオケ音源は新しく今の最新技術で作り直して入れ直してやって欲しい
新しくしてやってくれって感じだ。
古い曲で糞音源なのは捨てて、新しく音を綺麗に作り直したのを入れて欲しい。
12選曲してください:2012/08/03(金) 04:00:54.95 ID:LwBQttW9
今日初めて1人でカラボに行ってみた。
駐車場にすごい数の車が駐まっていて嫌な予感がした。 店に入ると受付の前のソファに人がたくさん座ってざわざわしており、
受付には列ができていた。 勇気を振り絞って列に並ぶ。
後ろに人が並ぶのが嫌で何度か最後尾に並び直したが、 明らかに挙動不審なので、途中で覚悟を決めてそのまま進んだ。
順番が進むとともに次々と人がやって来てぼくの後ろに並ぶ。 やがてぼくの番になった。
「1人なんですが…」 と小さい声で言ったら、騒がしくてよく聞こえなかったようで
店員さんに聞き返されたので、少し大きな声でもう一度 「1人なんですが!」 と言うと、急にざわざわが静かになった。
店員さんの
「あいにく本日は《おひとり》のお客様はご遠慮いただいてます」 という声が響き渡ると、
「ちょwww」 「ひ、ひとりぃー!1人でカラオケェー!!」
という声、また声がわきあがり、ぼくは逃げるように店を出たが、 何百の視線に射抜かれたような気がした。
やっぱり1人でカラオケができるなんて、 そんなうまい話あるわけないんだよな。

ヒトカラが終わって会計で並んでいたら後ろに男女5人のグループが来た。
何がそんなに面白いのかバカ騒ぎしながらやってきたが、 後ろに来ると急に静かになった。

バカ男A 「オイ、アイツ○○○(よく聴こえなかった)じゃね?」
バカ男BC「ウッハwww」(パチパチと手を叩き爆笑) 「キャッハ ねーーーwww」(手を叩き爆笑)
バカ男A 「今日土曜日だよな?wwww」 「ヒャーーーッwwwマジウケるwwwww」
俺がネタにされ笑われているのはすぐに理解した。
だが下等生物どもにいちいち反応したら負けだと思い、大人として無視した。
俺の会計になり、クーポン券を出したら、またも後ろから
13選曲してください:2012/08/03(金) 05:46:38.94 ID:LwBQttW9
同級生に見つかったときの例

「おい見ろよアイツ >>520 じゃないか?」 「あっ!ホントだ! >>520 だ!」
>>520 ってカラオケなんかやるんだ?全然そういうイメージ無かったな。」
「だよな。いつもマンガが好きだって事は知ってるけど、音楽なんてまるっきり興味ないみたいな感じだもんな。」
「でも、誰と来てるんだろう? >>520 っていつも1人だよね? >>520 と仲良い奴っているのかな?」
「1人みたいだぜ!」 「まじかよ!カラボって1人でも入れるんだ。知らなかったわw」
「2chで話題になってるじゃん。1人でカラボに行くのが流行ってるとか。」
「あ〜そういえば俺も見たことある。ヒトカラってやつでしょ?でもそれってネタだと思ってた。リアルで見たの初めてだし。」
「ヒトカラはどう考えても2chのネタでしょ? >>520 はリアルでもヒトカラが流行ってると勘違いしてるんだろうなw」
「どういう歌を歌うのかな?最近の歌謡曲とか全然知らなさそうだけど…。」 「あっ!曲が始まったみたい。なんか昔聴いたことあるような…。」
「これ、クレシンのアクション仮面の歌だよ。小生の頃よく聞いてたよ。」 「なるほど、マンガオタクだからマンガの歌を歌うのねw」
「ちょww技の名前連呼しながらポーズ取ってるよwキモッ!」 「完全にアクション仮面になりきってるなw」
「歌が終わったみたいだ。あっ!ヤバイ!部屋を出るみたいだ!隠れろw」
「トイレかな?」 「俺もトイレ行きたくなっちゃったw鉢合わせしたらどんな顔するかな?」

「ちょww」 「どうした、そんなに慌てて?」
「トイレ行ったら、 >>520 が便所の水がぶ飲みしてた。。ビックリして用も足さずに戻ってきたよ。」
「2chで見たことあるけど、リアルでヒトカラをやる奴にとっては便所の水を飲むのが常識らしい。」
「わぁ〜!キモイな、ヒトカラーって」

今日初めて1人でカラボに行ってみた。 駐車場にすごい数の車が駐まっていて嫌な予感がした。
店に入ると受付の前のソファに人がたくさん座ってざわざわしており、 受付には列ができていた。
勇気を振り絞って列に並ぶ。 後ろに人が並ぶのが嫌で何度か最後尾に並び直したが、
14選曲してください:2012/08/03(金) 05:48:17.93 ID:LwBQttW9
>>164>>170
いえいえ、こちらこそサイトや本教えて頂きありがとうございます!
紹介した本のほとんどは図書館に所蔵されてるはずなんで、暇なときにでも足を運んでみてください。
最近の図書館は取り寄せができたりするんで、買わなくてもどんどん読めちゃいます。
私もほとんど図書館で借りて読んで、その中でこれは!ってやつだけ買うくらいですから^^;

昔それを耳にしたとき、やはり私も支持するところが多かったです。
まずなんといっても、カウンターテナーやソプラニスタを除いた男性歌手はほとんど地声に聞こえること。
このことは、地声のみで発声しているという推察と容易に結びつきます。
と同時に、なぜA4(hiA)を超えるような高音域において、あれほどの声量で発声できるのかという疑問が生じます。
この疑問の解法として、「全身の筋力でバランスをとりうんぬん」なのかな?と思います。

では、それをもってすればキング・オブ・ハイCをも説得力をもって包括できるのか?
それとも彼は極稀な例外、特異因子として除外されるのか?
彼に限らず、他のテノールの出す高音を包括するほどの説得力を有するには、私の中では至りませんでした。

そこで考えたのが、前提となっている「地声に聞こえるから地声で発声している」に疑問を持つこと。
>>151第4段でも書いたように、“音響=発声の結果”からの考察は最大限慎重にすべきです。
単純に「地声に聞こえる」と「地声で発声している」を結びつけるのは、短絡的すぎるのではないか?
また同時に、地声(表声)や裏声などの言葉の定義についても疑問をもって調べ直しました。

結論からいえば>>162になるわけですが、そこに至るまでの過程には紆余曲折がありました。
まず何より大きな障壁になったのが、頻出する専門用語。
「裏声」という言葉1つをとっても、発言者によって少しずつニュアンスが違っています。
そのニュアンスの違いをひも解き、はき違えないよう1つずつ整理する作業は何とも面倒です。
私みたいな理論先行の頭でっかちならクロスワード感覚の遊び気分でできますが、
歌の上達を第一目標にしている人にとっては、無駄に時間をロスさせる要因にもなります。(>>145B)
15選曲してください:2012/08/03(金) 05:48:58.43 ID:LwBQttW9
楽しく読ませていただきました、非常におもしろかったです。
俺はそんなに年食ってるように感じますかね……?こんなに若いのに。
もしこのスレが容量落ちしたら、また別のスレを乗っ取って続けてくださると嬉しいです。
絶対に見つけ出しますんで!!
あと重ねて言いますが、コーネリウス・L・リード系の「ベルカント」についてかなりお調べになっているようなので、
お返事遅れてすみません。
スレが浮上してる間は雲隠れするのが定例になってるもんでして^^;

>>166
その内の1冊くらいは読んだ記憶が、、でも内容をほとんど思い出せない(´・ω・)・・・
コンテンポラリーシンガーという銘にひかれて読んだ気がするんですが、 その記載があまり無かったために忘却の彼方へ吹き飛んじゃったのかな?
たしかボイトレ本の類だった気がするんですが、、記憶違いですかね?
今の自分の発声スタイルを理解した上で英語の発声法との差異を考えたり、 それを歌う際に取り入れたりするための練習本としてはいいと思います。
ただ、やっぱり英語発声とかを練習したいなら、日本語発声も記載してほしいところ。
今の自分がどれだけ日本語発声に特化し、英語発声から乖離しているかも知らないといけないと思うんです。
万人が読んで試して出来ましたってわけにいかないのは、 そういった未記載の部分でふるいに掛けられてるせいだと思います。
あ、全部読んだわけじゃないんで、話半分で聞いてもらえれば幸いです。

>>167-169
本来、感情表現と歌唱技術(>>106)は対立させて語るもんじゃないと思うんです。
たとえば頭の中で、こう歌いたい!ってイメージしたとしますよね?
それこそが感情表現の素であって、自分が表現したい形なんです。
でも、それをアウトプットするには歌唱技術が必要で、 技量が足りなければ差引された分しか歌に乗せることができません。
同じように、歌唱技術があっても、自分の表現を伴わず、 ただ譜面どおりに歌うだけでは、アカデミックで面白みのないものになってしまいます。
車の両輪のごとく、どちらも伴ってこそ歌をより高みへ昇華させることができる。そう思います。
16選曲してください:2012/08/03(金) 05:49:35.77 ID:LwBQttW9
楽しく読ませていただきました、非常におもしろかったです。
俺はそんなに年食ってるように感じますかね……?こんなに若いのに。
もしこのスレが容量落ちしたら、また別のスレを乗っ取って続けてくださると嬉しいです。
絶対に見つけ出しますんで!!
あと重ねて言いますが、コーネリウス・L・リード系の「ベルカント」についてかなりお調べになっているようなので、
お返事遅れてすみません。
スレが浮上してる間は雲隠れするのが定例になってるもんでして^^;

>>166
その内の1冊くらいは読んだ記憶が、、でも内容をほとんど思い出せない(´・ω・)・・・
コンテンポラリーシンガーという銘にひかれて読んだ気がするんですが、 その記載があまり無かったために忘却の彼方へ吹き飛んじゃったのかな?
たしかボイトレ本の類だった気がするんですが、、記憶違いですかね?
今の自分の発声スタイルを理解した上で英語の発声法との差異を考えたり、 それを歌う際に取り入れたりするための練習本としてはいいと思います。
ただ、やっぱり英語発声とかを練習したいなら、日本語発声も記載してほしいところ。
今の自分がどれだけ日本語発声に特化し、英語発声から乖離しているかも知らないといけないと思うんです。
万人が読んで試して出来ましたってわけにいかないのは、 そういった未記載の部分でふるいに掛けられてるせいだと思います。
あ、全部読んだわけじゃないんで、話半分で聞いてもらえれば幸いです。

>>167-169
本来、感情表現と歌唱技術(>>106)は対立させて語るもんじゃないと思うんです。
たとえば頭の中で、こう歌いたい!ってイメージしたとしますよね?
それこそが感情表現の素であって、自分が表現したい形なんです。
でも、それをアウトプットするには歌唱技術が必要で、 技量が足りなければ差引された分しか歌に乗せることができません。
同じように、歌唱技術があっても、自分の表現を伴わず、 ただ譜面どおりに歌うだけでは、アカデミックで面白みのないものになってしまいます。
車の両輪のごとく、どちらも伴ってこそ歌をより高みへ昇華させることができる。そう思います。
17選曲してください:2012/08/03(金) 05:50:10.58 ID:LwBQttW9
基本的なことを守らずに、あまりにも感情で表現しようとすると
感情表現にばかりこだわり、大事なリズム音程などが正確に 表現されにくい状況に陥る傾向もあります。
これは、声の大きさばかり終始して、大事な楽譜の記号表現が おろそかになるのと似ているように思います。
まずは、楽譜と通りに正確に歌うことを心がけましょう。
次に、詩を何回も読み返し、その歌詞(フレーズ)のイメージ を思い浮かべましょう。 歌は一つの物語りなんですからね。

そして心で歌をうとすれば、こころで表現しようとする内容を すべて、音符のなかにすべて納めて歌いましょう。
こころで歌うには、かなりの練習を積み、自然に表現されるべきだと 思います。
意図的に悲しい顔をしたり、身体を動かすのではなく すべて歌のなかに納めて表現すべきものだと思います。
練習を積み、上手くなれば、 感情の変化は音色の変化と変わり
「表現力」として 素晴らしくなり「歌は心だ」と聴衆から 思われるようになるでしょう。
ふぅ、今日1日でこのスレ読破。
つっても腹の底に落ちきっていない箇所もあるから何回も読み直さなきゃいけないと思うが。

自分は読書を滅多にしない人間なので、だいぶ気合いを入れてかからないとこういった長文が読めないんですね。
そのせいで最初にレスしてからちゃんとスレ全部読むまでこんなに時間がかかってしまって申し訳ないです。
なんとなくサブさんが研究なさっていることの一部がぼんやり見えてきました。
楽しく読ませていただきました、非常におもしろかったです。
俺はそんなに年食ってるように感じますかね……?こんなに若いのに。
もしこのスレが容量落ちしたら、また別のスレを乗っ取って続けてくださると嬉しいです。
絶対に見つけ出しますんで!!
18選曲してください:2012/08/03(金) 05:51:10.66 ID:LwBQttW9
ちなみにこれほど博識なサブさんならもうご存知かもしれませんが、僕からも声楽の発声についてWebサイトを挙げておきます。
表声・裏声などという感覚的な言葉を切り捨て、より実際に起こっている現象にスポットを当てていらっしゃるサブさんには申し訳ありませんが、
「男性が裏声を使うと声帯には悪い、喉頭は下がったまま表声を全身の筋力でバランスをとりうんぬん」という発声を提唱している方のサイトです。
残念ながら裏声を使った男性オペラ歌手は現在、一部のカウンターテナーやソプラニスタを除きほとんどいません。
その発声により声帯を壊さず死ぬまで歌い続けた歌手が何人もいたり、裏声を使ったカウンターテナーの歌手としての寿命が短いことから、今のところ私はその発声を信じています。
男性視点のみで語ってしまいますが、ここで敢えて「ベルカント」という言葉を使うなら、裏声を使った古い「ベルカント」は声帯に悪く体に優しい。
表声を使った新しい「ベルカント」は声帯に優しく体に悪いです。
「ベルカント」なんて言葉は非常に曖昧なものなのに、日本人が横文字として輸入した瞬間絶対的な定義を無理矢理つけてしまったようなので、この言葉を使うのは僕も好きではありませんが。

ttp://www2.odn.ne.jp/~cco47400/hassei.htm
ttp://ameblo.jp/molto-piu-acute/
ttp://ameblo.jp/ken-baryton/

ここで腹話術やってるってききました すごいっす、参考させていただきやす!
ちょっ素人目で気が引けるんスけど 高校生のほうからの加齢臭が どうしても漂ってくんのが気になります 改良の余地あるおもいます!

初心者から上級者まで コンテンポラリーシンガーのため?のヴォーカルワークアウト
コンテンポラリーシンガーのため?の ヴォイストレーニングとアメリカ?英語の歌い方
ザ・コンテンポラリーシンガー CD付 ヴォーカルテクニック&パフォー?マンスのための
あなたを表現するために シングユアストーリー この辺の本ってどうなの?
19選曲してください:2012/08/03(金) 05:51:44.94 ID:LwBQttW9
さて、ご質問の「声楽の発声が弓場さんのような裏声を用いたものか?」ですが、
私の中では表声とか裏声とかはバズワードとして切り捨てた言葉なんで、答えづらいというのが正直なところです^^;
たしかに弓場先生は声楽畑の人だし、先生の歌声は声楽に基礎をもつ発声スタンスです。(cf.>>144)
その点から逆説的に、声楽の発声は弓場先生のような裏声を用いたものと言えるでしょう。

しかしここで留意してもらいたいのが、どんな声でも声帯という1つの器官から発生しているということです。
>>65に書いた喉の筋肉が総合的に働き、しかもそれに関連した呼吸筋や身体全体の筋肉が連携して発声します。
裏声、表声、ミドル、ヘッド、etcだからといって、なにか別の器官が働くということはありません。(cf.>>113)
強いて言えば、裏声は声帯を進展させ声唇を薄くし、声帯縁辺のみを振動させる発声方法である・・・
これでもいささか誇張的と言わざるをえません。
表声(地声)やミドルとよばれる代物にも、声帯の進展はあってしかるべきだし、
声唇の厚さは個体差もありますが、その調節によって全ての声域で大きな役割を果たします。
これらの説明が難しいから、声種や声区のようなカテゴライズをし、理解の糸口を与えたんだと思います。

本来、真に発声運動を理解しようとするならば、そのような言葉は真理に向かうための導入にすぎません。
それに雁字搦めになって、その先にある統合的な発声運動を理解しえないことは残念なことです。

サブさん、とりあえずありがとうございます。
私のような若造のために音楽以外のことまで、役に立ちそうだけど難しいことを噛み砕いて説明していただいたこと、非常にありがたいです。
涙が出そうなほど感動しました。
あなたは私が目指すものに一番近いし、そんな方は初めてお目にかかりました。
私には今、金がありません。
親のすねをかじって生活している無能な高校生です。
なので自分の力で金を稼ぐようになったら、何年かかるかは分かりませんが、サブさんに挙げていただいた書籍をすべて吸収させていただこうと思います。
それまではこのスレを熟読し、教えていただいたWebサイトを閲覧することにします。
20選曲してください:2012/08/03(金) 05:52:42.74 ID:LwBQttW9
・『声と日本人』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の呼吸法 - 美しい響きをつくる』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の不思議 - 診察室からのアプローチ』【一色信彦(著)、中山書店】
・『上手に歌うためのQ&A - 歌い手と教師のための手引書』【リチャード・ミラー(著)、岸本宏子(訳)、長岡英(訳)、音楽之友社】
・『西欧音楽教育史』【供田武嘉津(著)、音楽之友社】
・『声楽の知識とテクニック』【エルンスト・ヘフリガー(著)、小椋和子(訳)、シンフォニア】
・『西洋音楽史 - 「クラシック」の黄昏』【岡田暁生(著)、中央公論新社】
・『誰にでもできる発声法(ボイストレーニング)』【熊谷卓(著)、日本実業出版社】
・『日本人の声』【鈴木松美(著)、洋泉社】
・『倍音 - 音・ことば・身体の文化誌』【中村明一(著)、春秋社】
・『はじめての発声法』【ジャン=クロード・マリオン(著)、美山節子(訳)、音楽之友社 】
・『発声の科学と技法』【Risa Roma(著)、鈴木佐太郎(訳)、音楽之友社】
・『発声の技巧とその活用法』【酒井弘(著)、音楽之友社】
・『発声の達人 - 日本人には日本人の歌声がある』【海沼実(著)、ノースランド出版】
・『表現と理解のことば学』【宍戸通庸(著)、西川盛雄(著)、平賀正子(著)、菅原勉(著)、ミネルヴァ書房】
・『プリマドンナの声帯 - 音楽裏方医者のカルテから』【米山文明(著)、朝日新聞社】
・『ベル・カント唱法 - その原理と実践』【コーネリウス・L.リード(著)、渡部東吾(訳)、音楽之友社】
・『ベル・カントの継承 - 装飾の施された歌唱に関する実践的省察』【Giambattista Mancini(著)、渡辺東吾(訳)、アルカディア書店】
・『ベル・カントへの視座 - 昔時及び当節の歌い手に対する見解と装飾の施された歌唱への所見』【Pier Francesco(著)、渡辺東吾(訳)、アルカディア書店】

上のリストに新書シリーズが何冊か紛れ込んでると思います。
いきなり難しい専門書にアタックするのもいいですが、未開拓の分野に手を出すときの入門書としてもってこい。
本自体も薄いし、それを手始めに新規開拓してみると捗ります。
ただし、その性質ゆえ内容が所々間違ってることがあるので、すべて真に受けて読むのではなく、
少々懐疑的に、次の知識への懸け橋と思って読むくらいがちょうどいいかも。
21選曲してください:2012/08/04(土) 00:05:32.69 ID:HvEcMj25
タケヨシキ、ニコ生で説教されてガチビビリで過呼吸の巻
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18436761

凸者A「あのー君みたいのは2ちゃんじゃ珍しくないんで」
ハゲキ「そーです」
凸A「あのー別に僕は馴れ合いとか嫌いじゃないんだけども、あのー馴れ合いは馴れ合いのちゃんと用の場所があるんで
多分、そこに行った方がみんなと仲良くできるんじゃないかなと思いましてな、うん」
ハ「はい」
凸B「結局、その板ごとにどういうことするかっていうの2ちゃん決まってるから成立するんでしょ?」
ハ「・・・え、どういうことですか?」
凸A「いやだからカテゴリーが分かれてるじゃん」 「ソウデスソウデス・・・」
凸B「まあ、そのPCやら何やらカテゴリーが有って、その中で自作やらハードやらなんやらかんやらで別れてて
結局その板ごとに相応しいことやってるから、ちゃんと10年以上2ちゃん荒らし多いとか
いろいろ荒れてるとか言われてるけど成立してるんでしょ」
                   (中略)
凸B「・・・ν速時代からそういう、オッサンなんだが、とか、ポケモンがどうとか
そういう荒らし行為?ね、もう2009年から、2010年だっけ?もう2年3年やってるでしょ。そういうこと。
もう異常だなあと思って。確信的に荒らしやってるのかなって思って、
Twitterやらニコ生やら見てきたら、なんか『さみしい』やら『死にたい』やらなんやら。
え?この人なに、寂しくてやってんの?メンヘラなの?って思ってさあ」
ハ「ウン・・・ウン・・・」
凸B「ね、もうちょっとこう、荒らし、荒らしたいんだったらさぁ、」

(ここでハゲキ耐え切れずSkypeを切断)
ハ「はぁっ・・・はぁーーーっ。あ〜ダメだ!!ダメだダメだ!」

言語と脳
欧州の人たちと日本の人たちの脳ではある面白い違いがある
それは音の感じ方
(ここから先は欧州の人たちを(欧)、日本の人たちを(日)とする)
22選曲してください:2012/08/04(土) 00:07:48.69 ID:HvEcMj25
響かない日本の家屋でも楽器は発展していった
尺八・琵琶などの現在では伝統楽器といわれる類の楽器である

この楽器を(欧)に聞かせると(欧)の脳は音楽として処理する しかし(日)に聞かせると(日)の脳は言語として処理するのである
日本の伝統楽器は響かない環境で伝えるためにより「声に近づける」という選択をした 欧州の楽器とは根本的にここが違っていた
欧州の楽器は(欧)にとっても(日)にとっても楽器だが 日本の伝統楽器はそうではないのだ

ほかにも(日)は小川のせせらぎや小鳥のさえずり、木々のざわめき等の環境音も言語として処理をする 当然(欧)は音として処理する
これらは日本語の母音を主にした言語に関係しているといわれている 母音のような音には特別な感情のようなものを(日)は受け取るのである
夏の風物詩の風鈴は(日)にとっては風流でも(欧)にとっては雑音でしかないのだ 悲しい話である

このように(日)にとって音は言葉でもあるのだ
逆に(欧)にとっては音は音、言葉は言葉といったしっかりとした区分けがある

(欧)の歌は言葉よりも音の意味合いが強い (欧)は声を楽器にすることを選択した
よく響きより響き、音としての質の高さを目指した 周りの硬い物が響きを助けてくれたのでその方向性にもうなずける

(日)の歌は言葉であった
楽器ですら声言葉に近づけようとするのだから
(日)にとっての音のメッセージ性は相当なものである
23選曲してください:2012/08/04(土) 00:10:03.94 ID:HvEcMj25
欧州の歌・日本の歌

これらのような環境と言語の違いにより 欧州と日本の歌の進む道は大きく変わってしまった
日本は人々の心に訴えかける感情と言葉を重視した歌
欧州はより響かせるためにテクニックや技術を開発し楽器としての音を重視した歌

ただ日本の歌に技術がないわけではない 人の心を掴むための技術が感覚で伝承されていったのだ
それゆえ感情論や根性論が蔓延りやすい事態にもなるのだが・・・
しかし色々と混ざってしまった現在ではテクニックとして感情表現もある この辺は進歩と言ってはいいのではないか
ただその反面 日本人は音に感情を感じにくくなっているようだ 技術により感性が縮んでいくのは避けられないことなのだろうか

まあとりあえず、根っこにはこのような違いがある 音としての歌が好きか言葉としての歌が好きか
そんなことは目玉焼きにソースをかけるか醤油をかけるかくらいに些細なことなのだ

欧州にしろ日本にしろ音は楽しむものに変わりはない
自分が好きな歌手の歌を聞き、自分が好きな歌い方を目指す 思うが侭に楽しむ
好きな食べ方をすればいい これこそが誰にとっても正しい歌であり音なのだ

書きたいのに書けないこともあって少し説得力にかけるけど
こういうのもあるのか と思ってくれたら嬉しいかな 信用できなかったら忘れてください
24選曲してください:2012/08/04(土) 00:12:26.73 ID:HvEcMj25
ほぼ快復。ずいぶんかかりました・・・トホホ 過疎ですかね、、前より下がる速度が遅く感じます。
こんなんじゃ奥底まで下降するのに幾許かかるものやら。。 あ、そんなことより、遅ればせながらレスさせて頂きます。

>>186
話の前に、今まで書いてきた中で、フォルマントに関連するものは下記3つです。
まずなんといっても、カウンターテナーやソプラニスタを除いた男性歌手はほとんど地声に聞こえること。
このことは、地声のみで発声しているという推察と容易に結びつきます。
と同時に、なぜA4(hiA)を超えるような高音域において、あれほどの声量で発声できるのかという疑問が生じます。

彼は彼の感覚を端的に述べているわけで、その感覚はラテン系西洋人のそれ、
もっといえば彼しかわからないかもしれない感覚なんです。
もしそんな感覚から理論を抽出しようとすれば、1つは生理学的に運動を解明すること。
・『発声概論』(>>59-60)
・『言語発声の特徴と言語差』(>>112-114)
・『歌声における言語発声と歌唱発声の相関関係』(>>133-140)

また、フォルマントの説明と、それと切り離せない母音の解説です。
http://www.oki.com/jp/rd/ss/speech.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E9%9F%B3

書き忘れていましたが、フォルマントは共鳴腔(声道)の操作によって形成され、
逆に声帯原音はそれほど大差ないので、声帯の使い方はあまり関係ないと考えられます。

さて、私がフォルマントをどう考えているかについて。
フォルマントやその形成過程等の説明は上記参照サイトにまかせるとして、 私はフォルマントそのものより、それによって生じる事象に着目しています。
大きく分けて2つ、順を追って説明していきましょう。
25選曲してください:2012/08/04(土) 00:14:55.85 ID:HvEcMj25
まず第1に、>>113で書いた「言語差=言語発声の差=発声器官の使い方の差」があります。
これは言語を、「頭の中で文章を構築する=内言語」と、「それを声に出す=外言語」に分けたうちの、
外言語に相当する部分に着目したものです。
そして「発声器官のある1つの言語発声への特化」とは、この外言語の1言語(母語)への偏重によって、
共鳴腔(声道)が変形してしまうことを意味します。(cf. >>73

共鳴腔の変形がピンとこなければ、ペンダコを例に考えてみてください。
ペンダコとは、長年同じペンの持ち方をしたために指の一部が変形したものです。
これができるとペンがズレることがなくなって、より持ちやすくなります。
逆に、ペンを持っていない方の手の中指には全くできません。当然です。
ちなみに、私はペンの持ち方が変(↓の画像みたい)なので、右手薬指にできています。
ttp://blog-imgs-18.fc2.com/s/o/o/soogatch/20060713.jpg
ペンの持ち方の違いで、違った位置にペンダコができるわけです。

共鳴腔も同じで、ずっと日本語を話していると、
日本語の5母音を発声しやすいように、共鳴腔の形状そのものが変形していくんです。
それが言語間の差となって母語以外の言語を発声するときも現れ、
あるが果てに歌うときにまで顔をのぞかせます。(cf.>>112-114 >>133-140)

第2に『歌声における言語発声と歌唱発声の相関関係』(>>133-140) のジレンマ解消法で書いたこと。
これは米山文明先生の著書『声と日本人』にも書かれていたことです。
共鳴腔(声道)は各母音のフォルマント形成に多大なる役割を果たします。
また、共鳴腔は広がることで声量確保、高次フォルマントの集約等にも貢献します。
歌う時には、この2つの動作を同時に行わなければなりません。
しかしながら、この2つはトレードオフの関係で、完璧に両立させることは不可能です。
同じく、歌うときは話すときより格段の声帯調節が行われ、それが共鳴腔の形状にも制約をつけます。
すなわち、母音を明瞭に発声するための共鳴腔の形状にはなりにくい場合が多々あるわけです。
以上のように、歌うことは母音フォルマント形成の阻害要因を多く含みます。
26選曲してください:2012/08/04(土) 00:16:07.87 ID:HvEcMj25
歌う際に言葉の明瞭度よりも音高や音色にウェイトをおくならば、フォルマントは多少変移させて対応すべきでしょう。
下の図を見てください。
http://www.oki.com/jp/rd/ss/img/speech_fig_position.gif
各母音の範囲(破線内部)ならば、縁にいけば明瞭度は下がるものの、その母音に聞こえるはずです。
注目してもらいたいのは、「/e/と/u/」、「/a/と/o/」が重なっていることです。
この重複する範囲では、どちらの母音にもとれる音が出ています。
声を言葉として捉えた際、これでは明瞭度もクソもなくてよろしくない発声でしょうが、
しかしながら歌う際にはこういった縁までレンジをもつ意識をしてもよいと思います。
実際、発声練習の中には、「ア」のような「オ」、「オ」のような「ウ」、「エ」のような「イ」みたいに、
母音を崩してでも響きや音色を保持させるものもあるくらいです。

感想レスで、「何言ってるかわかんない」とか「言葉が聞き取れない」と書かれることがありますよね?
これは自分ではオッケーかなぁと思いながら歌ったものが、人によっては許容範囲を超えていた例です。
もし自分でいいと思うなら直す必要はないし、より言葉としてのウェイトを重んじるなら修正すべきでしょう。
いずれにせよ、判断は自分に委ねられているわけですから、それぞれの度合いを考えることは大切です。
長くなりましたが、以上で説明を終わります。

余談ですが、サザンの桑田佳祐はわざと日本語の発声を崩して歌っているそうです。
度数の高い酒を飲んで大音量のスピーカーの前で歌って喉を潰したって逸話もあるくらいですから、
音としての声、発声に対しては並々ならぬ思いがあるのかもしれません。
また、小室哲哉は作詞の時点から日本語の音節や文法を崩して音に対応させています。
人によっては2人のやり方は日本語を蔑にしていると言いますが、私は面白い試みだと思います。
逆に、山崎まさよしは日本語の発声を綺麗に残したまま歌っていると思います。
彼のようにはっきりと聞き取りやすい発声で歌うのは難しいです。

全く違うスタイルが全く違った良さを出す・・・これは非常に興味深い点です。
歌う時も聴く時も、はたまた見る時までも、そういった違いを感じることができたら、きっと楽しさが増します。
27選曲してください:2012/08/04(土) 00:17:22.77 ID:HvEcMj25
>>189
う〜ん、、『ボイトレで注意・危惧すべき点』(>>144-146) にも書きましたが、人それぞれ合ったものが違うし、
目指す発声像も違うので、簡単に善し悪しってわけにはいかないんですよね・・・
ただ、いろいろ読んで思うのは、やっぱりプロローグ V(>>55)に書いたことでしょうか。
初歩的なところだと思って軽く流しちゃってたり、あるいは書いてなかったり。。
本のターゲットがズブの素人なのに、初歩を飛ばすとはこれ何ぞや?って本が多いです。
あと、正直どの本にも突けそうな点はあります。
たとえば亀渕友香のある本には、図がとんでもないのがありましたね^^;
でも、それをもって「この本は駄目だ」って決めつけちゃったらもったいない。
一葉目を蔽えば泰山を見ず、、ではないですが、どの本にも良いところ悪いところはあります。

そんななんで、私がお勧めするのは、ボイストレーニングでも、スピーチ(話し声)の方の本です。
まずはサラッとでもそういった本を読んで、発声の下地を固める。
そうすることで、話声位(歌うときより声帯調節が少なくて済む)から発声を慣らせます。
歌の発声にとっかかるのはその後にした方が、より安全着実に上達すると思います。
あと、ボイトレ本ではありませんが『声と日本人』(米山文明、平凡社)もかなりお薦めです。
ってか、これが一番薦めたい本ですねw
自分が日本語を話すものとして置かれている状況を把握しておくことに損はありません。
一読の価値ありです。

>>190-194
既出もなにも、これから書きたかったことてんこ盛り、大変ありがたいお話です!!
私には十分信用足るものですよ!

【 建築 】
まさしく仰る通りだと思います。
建築材料の違いは、普段からの発声法の違いにつながっただろうし、宗教音楽の発展にも影響しました。
それが芸術音楽や大衆音楽にも影響して、18世紀ごろまでは独自の発達を遂げたんだと考えてます。
あ、18世紀ってのは私個人の感覚です。日本でいえば江戸時代ごろまで。
たぶんその頃までは、今みたいな世界間の大々的な文化交流はなかったはずです。
他文化の大きな流入がなかったからこそ、混血ではないその土地だけの純粋な継承・発展があったと考えています。
28選曲してください:2012/08/04(土) 00:18:53.77 ID:HvEcMj25
言語処理の違いによる音楽の発展の違いは、伝承にも違いを成したと考えられます。

西洋では中世以前から採譜によって音楽が保存され、それを広める役割を果たしました。
現在記譜法として世界中で用いられている五線譜もヨーロッパ発祥です。
もちろん感情やその表現法まで記載するには限界があったでしょうが、
普遍的な音としての側面を記録し、それを再現する方法が確立されたのです。

いっぽう日本では、記譜法はあったものの、やはり口頭伝承(口承)が重んじられました。
いや、口承はおろか、教わるのではなく盗めと言われるように、
師弟関係の中にあっても直接教えを乞うより、師匠の技を観て感じて自分でつかむことが多かったはずです。
こうすることで譜面には書き表せないメッセージ性=感情表現が伝承されました。
「感覚で伝承されていった」とは、つまりこういうことですよね?
口承は日本の伝統音楽の保存・継承には不可欠ですが、 それがゆえに廃絶してしまったものも多かったようです。

>>205
簡単に要約するのが一番難しいんです・・・ かといって私の言おうとしてることが難しいかというと、、

「彼らはつまらないことをわずかしか考えていないのに、
 はるかに深遠なことをはるかに多量に思索したかのように見せようとして懸命である。
 したがって彼らはその主張を表現しようとして、不自然、難解な言い回しや新造語を、
 だらだらとした文章、堂々巡りを重ねた挙げ句、何を考えているのかを不明にする複雑な複合文章を使う。
 つまり彼らは自分たちの考えている同じ一つの思想を伝達しようとする努力と、
 隠蔽しようとする努力との間をさまよっているのである。 」
                                              ― Arthur Schopenhauer ―
まぁ耳が痛い('A`)
なるべく順序立てて書いてきたつもりなんで、 わからなければ遡って読んでいただければ幸いです。
29選曲してください:2012/08/04(土) 01:57:40.59 ID:HvEcMj25
久しぶりに筋トレしたら肩が急性滑液包炎になりました。 なかなか痛みが引きません('A`)

今更ですが、直近のやつはトピックにまとめた方が良かったんでしょうか・・・
とりあえず小休止だけでも置いておこうかな。 個人的にはすごく好きな分野だったりします。


―――◇ 小休止.\ ◇―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Paco de Lucia y Camaron de la Isla - Bulerias
http://www.youtube.com/watch?v=gm8FYF96BXE

Duquende - Bulerias
http://www.youtube.com/watch?v=6N4PMnAAoX8

上:フラメンコ、すごく好きなのに あんま知りません(´・ω・)
  そんな無知な私の中ではカンタオール=カマロン。夭折してしまったのが惜しいです。
下:初めて聴いたとき、カマロンそっくりだ!!って衝撃でした。
  この声はもはや天性です。憧憬はとっくに捨て去りました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

女っぽい声を出すには:お手軽編

例1・素人 (ニコニコですまないが)男が女声を出す方法・声真似のやり方
http://www.nicovideo.jp/watch/nm4444778

まあこのレベルまでいければ女声出せるって言ってもいいのかもしれない
正直録音すると「ああ」レベルだが同じ空間で喋られると「おお」となるだろう
30選曲してください:2012/08/04(土) 02:00:44.34 ID:HvEcMj25
○地声は高い方が望ましい
声帯が短めの方が当然いいし最低でも中音域は欲しい 低音域の人は諦めましょう
あと裏声の女声は倍音が少なくなってどうやってもそれっぽくはならないのでその方向も諦めましょう
○喉仏を上げる
これによって低周波の音が比較的カットができる
○鼻にかける
上のはきれいな鼻腔共鳴というには程遠いが仕方がない 現実の女でこのくらい露骨に鼻にかけるぶりっ子はざらにいる
同じ空間だと大して気にならないが録音するとドン引きレベルなので注意 萌え系の声を出すときには必須
○息を漏らす
息を吐くと高音域の周波数を多く含んだ音が出る これを女の声の高さの再現に利用していると思われる
とりあえずこのくらい あとは練習つつ探ってみよう カラオケ時のネタレベルにはぜんぜんなると思う

女っぽい声を出すには:本格編

例2・声優
(ニコn(ry)1人7役
http://www.nicovideo.jp/watch/sm662421
さすがのプロ 笑ってしまうくらい次元が違う

ここでもっとも重要な事
彼は地声は高いが女声を出すときに別に高い音を出しているわけではないということ なのになぜそれっぽく聞こえるか
それはお手軽編で述べた事を理屈は分からずとも高レベルでやれてしまっているから
これは声優としての発声の良さがすべての底上げをしてくれているからで一般人にはかなり難しい
さらに役者としての女性の喋りのニュアンスの表現力がいっそう違和感のないものにしている
紹介しといてなんだが参考にするのはやめた方がいい
基礎がない素人が真似したところでひどいものが出来上がるのは目に見えている
ただよく聞いているとやはりどうしても男性特有の音域が出てしまっている
おそらく低い音に移動するときの喉のポジションのずれが起こっているのだろう
しかし録音してこの違和感のなさは本当に脅威である
このレベルでも女っぽくは出せるが女と同じ声は出ない
元々女性の声帯をもって生まれた男性以外女声は男性には出せない これはよく頭に入れておいた方がいいだろう
31選曲してください:2012/08/04(土) 02:03:26.16 ID:HvEcMj25

なるべく原曲に近い再現で作ってほしい、音質ももっと上げて欲しい。
本当CDに入ってるミュージシャンの曲とほぼ同じものがカラオケでも流れるようになったら理想なんだけどな。
でも現実は上手く再現されてなかったり、音が変だったり、迫力がなくショボかったり、各楽器のバランスが悪かったり。
機種っていうより音源作ってる職人さん?企業が雇ってる音源作ってる職人さんの質を高くしてほしい。
匠的な有能な音源技師や職人を沢山雇って良いカラオケ音源を沢山入れてほしいと思うわー。
あと、2000年代初期とか昔に入った当時のマイナーな曲とか、マイナーなアーティストの昔に入った曲とか
ものすげー音がショボイのあったりするから(何もマイナーな歌手に限った事ではないが)
そういう昔に入れてもう音がショボ過ぎる音源は新しく作り直して入れな直して欲しいわ
あからさまに音が悪いの多すぎる。

ラルクとか90年代に全盛期だったアーティストとかの曲は過剰な程に丁寧に作られてるのにさ、音源。
2000年初頭あたりの音楽のジャンルが多様化してきた辺りの曲で
マイナーなアーティストの曲が入ってると大抵マジで音が糞。
再現率低い、以上に音が小さく感じるくらいに迫力がない、音が原曲通りじゃない等ひどい音源多すぎる。
良い音源はそのまま残して、古いカラオケ音源は新しく今の最新技術で作り直して入れ直してやって欲しい

今回は言語発声の差の要因になる生活環境の違いとかについて、あえて書きませんでした。
それはあくまで原因。説明したかったのはその結果生まれた差だからです。 あとは長くなりすぎて切らざるを得なかったから^ ^;
参照できるようにそれに関するサイトを探してみたんですが・・・ 見つからなかった orz
少なくとも以下の本では紹介されてたはずなんで、興味のある方は読んでみて下さい。

『声と日本人』(著:米山文明  出版社:平凡社)
『美しい日本語を歌う - 心を伝える日本語唱法』(著:大賀寛  出版社:カワイ出版)
『「医師」と「声楽家」が解き明かす発声のメカニズム - いまの発声法であなたののどは大丈夫ですか』
(著:萩野仁志、後野仁彦  出版社:音楽之友社)
32選曲してください:2012/08/04(土) 02:05:12.93 ID:HvEcMj25
先日、城崎温泉に行ってきました。
最近体調悪かったし疲れてたし、まさしく湯治気分w おかげで少し良くなった気がします^ ^
にしても城崎温泉、町ぐるみで温泉街を盛り上げてますね。
浴衣で下駄履いて出歩いて外湯を廻り、柳のライトアップに見とれつつ夕涼み、、もう最高でした。
かなり若者も多かったし、ホントに年齢問わず楽しめる感じがしました。(私も若いけどね!)
あ、前もってちゃんと『城の崎にて』も読んだし、宿も見せてもらってきましたよ。
思う存分城崎を堪能して大満足です!

>>91に書いた『日本語発声の微妙なラインと、日本語歌詞との関連性』について書いている途中なんですが、、
如何せんまだ体調悪くて気力出ない上にアウトプットも作文も不得手なんで、まとまる気配がありません orz
一応書きたいことを箇条書きにすると、、

@ 歌(声)に対する上手下手・好き嫌いについて。
A 『歌声と話し声の違い』(>>69-73)に書いた‘歌声’を‘歌唱発声’、‘話し声’を‘言語発声’として、
  言語発声のさらなる特徴と、ポップミュージックに使われる歌声について言及する。
B ボイトレで注意・危惧すべき点。

ってな感じで、順不同になるかもしれませんが繋がっていきます。
AとBはフリーさんの前スレで書いたことに加筆する感じで、
まずは平原綾香はじめとする、私の好き嫌いを引き合いに出して@を書いていくつもりです。
あ、そうだ、、もしお暇があればセシル・コルベルが日本語で歌っている時の声と、平原綾香の声を聞き比べてみて下さい。
私の中では結構共通点が多いと思うんですが…
汲み取ってもらいたいことは、ずばりセシル・コルベルの日本語発声時の違和感です。
たぶん、外国人が日本語歌詞の曲歌ってるな〜 と感じるはずです。
ここんとこが平原綾香が歌う日本語歌詞に対する違和感にも繋がっていくわけでして、、
ただしこれは>>96の@に直結するので、あくまで私の主観的なもので万人共通ではありません。
33選曲してください:2012/08/04(土) 02:07:38.88 ID:HvEcMj25
先に言っちゃうと、私が平原綾香大嫌いなのは曲に対して声⇒発声・発音が全く合ってないと感じるからです。
あとは大好きだった惑星の木星に歌詞付けるばかりか、その声で歌われたことが許せなかったからです。
もし歌うにしても、クラシック曲という先入観、曲の雄大さに合致するように歌ってもらいたかった・・・
できればドラマティコ、あるいはリリコのように。
逆に今回の発見から、その声に合う曲なら、あるいは私の嫌悪感をも払拭するほど素敵な声なのかとも思います。

>>23
感想をつけるってのがこのスレで重要部だからな 前レスから持ってこんと書けん
んでうpばかりするから 微妙スレが1000いくなんて稀 700代までいったの久しぶりに見た

>>406
じゃがりきんと一緒にされると俺はともかく向こうが困るだろう 氏は「問題に触れず黙々とうpする」という選択肢を選んだ
最終的に、それが正常運行への近道だと判断したんだろう 俺はそれでいいと思う
俺個人がその結果の善悪をどう考えているかと言えばまた別の問題になるが
ただ、そう考えてそう行動するのなら、そう評価するだけだろうな 何も言いたくないなら行動だけすればいい
それ自体が、ひとつの意思表示になる それは千の言葉よりも万の理屈よりも強いはずだ

他人の名を騙って貶めることに恥ずかしさを感じないというのは、羨ましいな
まあそれでスレが埋まる手伝いになるのなら良いだろうが 念のため、最終的な方向性を提示しておく
まずはここのスレを埋める。これは前々から言っていることだから敢えて言うことでもないな
その上で、立ってしまった56スレに移動する 向こうの55の住民も、使い切ればあちらへ移動するだろう
もし、まだ向こう側のスレが埋まっていない場合は向こうに移動し、使い切ってから56へ移動だ
56へ移動した段階でテンプレは正常なものを使用しているわけだから問題もないだろう
34選曲してください:2012/08/04(土) 02:10:50.91 ID:HvEcMj25
そのような意図しない言語発声の影響=歌唱への混入は、様々な場面で表面化してきます。
例えば日本語の「い段」なんて、私たち日本人が歌うときの障壁になっている顕著な例です。(cf. >>73)
普段私たちが話すときのイ段の発声は、舌がせり上がり口腔を狭め、
ほぼ引き上げ筋一辺倒で、声帯は大雑把な閉鎖のままです。(cf. >>69>>72)
これでは歌唱発声に限らず、種々の歌声に必要な共鳴効果、および共鳴に適した声帯原音(喉頭原音)は確保できません。
もしこの状態のまま歌声に使おうとすると、、声帯はその大雑把さを引きずったまま不均一で過度な緊張をし、
口腔をはじめとする共鳴腔は狭いまま、それを補うようにさらに声帯に負担をかける、負のスパイラルに陥ります。

ではそれの解消のため、発声器官をフル活用した発声法=歌唱発声でイ段を発声しようとすると・・・
声帯および周辺の筋肉は適度に弛緩した上で協調して閉鎖に参加し、共鳴腔確保のため舌根は下げ喉頭位置を低くしなければなりません。
その結果、日本語母音特有のフォルマント形成は阻害され、言語としては不明瞭で不自然に聞こえます。
意図しない言語発声の混入・・・しかもそれを取り除こうとすると言語として不自然になる・・・
「言語発声と歌唱発声は対立するもの」(>>73)を如実にあらわすジレンマですよね。
このジレンマから、重要なポイントがわかってきます!!

まず、なぜジレンマが発生するのか考えてみると・・・ 「音声を言語・言葉として認識するのか、楽器のような音と認識するのか」
という2つの処理の、どちらを優先するかの葛藤が起こっているためではないでしょうか?

なるほどなるほど、また少し分かりました。
ですが僕とサブさんの間に色々なレベルの差がありすぎて、サブさんがこちらに歩み寄ってくれていなければ
今頃は会話さえ成り立っているかどうか怪しいところですな…… 毎度優しく噛み砕いていただき、本当に感謝しています。
声楽というのは自分がやっている限り、とんでもない感覚論の集合体だと思うんですね。
だから僕は「○×な感じ」とか「△□のように」としか言えないんです。
それを科学的にどうこうするにはまず自分がその歌い方をある程度体得し、その上で医学や音響学を勉強し、その声を出しているときに