一瞬で砕け散る あなたが好きよ

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9 ◆dZliniW.WI
真っ先に閉鎖を鍛えても一緒になって力みまで強くなる罠。最悪。そして力みをとれば一緒になって閉鎖も弱くなる罠。ちょー最悪。
そんなこんなが色々あるから、着実な成長ってんなら結局は>>603のような結論に至る。
個人差あるけどだいたいそれで数年かかるから一見遠回りに見えて、それでみんな変なほうに走るんだけど、そしたらそしたで「着実な成長」のまた何倍も面倒なことになるし時間もかかるw

俺にとって理論は、脳内に発声のイメージを構築するための道具に過ぎなかった。
んで、だいたい発声のイメージやら求めるもの、そこに向かう練習の道筋ができあがってきたので、今以上理論に詳しくなる必要は(あくまでも現段階では)無くなった。
歌うまくなるためには完璧な理論とか必要ないし。

というのが一つと、あとは俺が思っていた以上、何倍も何倍も、奥が深すぎるということが一つ。
これについては勉強してない人と、分かったつもりになってる人には分からないことかもしらんけど、少なくとも俺は自分が「あんまりにも色々なことを分かっていない」ということを理解した。
ありがちな言い方をすれば無知の知ってやつ。
んでもって、それを理解しようとこれ以上理論厨の道を突き進んでも、俺みたいな素人が勉強するには割に合わなすぎる。
発声理論を考えるには基礎的な知識が必要だし、それも無しに付け焼刃で考え続けてもいずれ中途半端な理解があだとなって色々矛盾が起きまくって効率が悪い。
ほら、小学校の算数で習ったことが、実は中学に入ったら違いました〜とか、高校物理が大学と違〜うとか、それらと同じことが結構起きたりする。
だっていうのに今の自分は基礎が欠落た上で考え続けてきたせいで無理があるし、その基礎を学ぶ労力がさすがに惜しすぎる。
その労力が惜しくない職業につけるまで、一旦放棄。

最後の一つは、自分の間違いを訂正するのがかったるくなった☆-(ゝω・)
もう少し年月が経って、自分が本物の研究者になったらまともに研究したいなぁと思っております。

サブさんのことはこれからも応援しております。
サブさんと志を同じくするような方がいらっしゃるなら、その人も頑張ってくださいね!
その他「真の目的は歌唱力向上」な理論厨の皆様方は、ほどほどにね!
10 ◆dZliniW.WI :2012/08/17(金) 17:19:52.02 ID:i3/iHZU3
で、歌において何か「○○するためにはどうすれば?」という問いには「××すればよい」とか「無理」という答が身体においてはだいたい用意されてるんだけど。
んでんで、××というのはだいたい筋肉を動かすことだったりするんだけど、そこは意識して動かせない場合がほとんど。
そういった身体や脳の都合で直接○○→××とできないから、その間にいっぱい方法がある。
その最たる例がアンザッツで、低次倍音を増やしたい→胸骨甲状筋で引っ張ればおk ってならないから、その間に増やしたい→胸に当てる→胸骨甲状筋という方法があるように。
しかし「胸に当てる」以外にも「胸に響かせる」だとか色々言い方があったり、そもそもアンザッツ以外の方法だってある。

上は単純な例(ほんとは上だけでも済まないけど便宜上w)だけれども、これがもし「ミックスボイスを出すには」だったらとんでもないことになる。
一言でまとまっちゃってるけど、本当は「喉頭内外の力みをとって声帯の筋部と粘膜の振動(便宜上)率を調整して云々以下略」ってなる。
けれどもそれはその人の状態によってまずやらなければいけないことの順序が変わってくる。
更にそこの事情にプラスして、人によって「ミックスボイス」の定義が違ったりして、同じことを言っている質問者が複数いたとしてもそいつらの脳ミソの中ではそれぞれ全然違うことが繰り広げられていたり。

1.ふわふわした概念の言語化のおかげで便利になったけど、実は概念を統一することが不可能なので不便にもなっているという事情。
2.理想の状態に単純に持っていこうとしただけでは思い通りにならないという事情。
3.理想の状態に持っていこうと手段を試しても、個人差があるという事情。
4.身体だったり精神だったり気象条件とかその他ワケの分からないものまで色々絡んで、さまざまな確率が変動してくるという事情w

他にも挙げればキリ無いけれど、だいたいはこいつらのせいで人間も市場も何もかも混乱してるんじゃないかしら。