Bでいよいよボイストレーニング
まず俺は裏声の出し方が分からなかったから、
小野さんに言われた通りに口の形、舌の形、喉の状態を調整
そのまま蚊の飛ぶような声で「あ〜」と言ってたら、突然あごを持ち上げられ、お腹を手で圧迫されて、
その瞬間ビックリするほど強い裏声が出た。マジパネェっす
最初にこれをやった後は、理論の説明と実践を交互にやり、
腹式呼吸のやり方、喉に負担をかけない発声、自然に地声と裏声を行き来する練習をやらされた
まだまだ初歩的なことだけど、ビックリするほど次々と新しい発声が出来るようになって、
数十分のボイトレでコイキングからギャラドスに進化した気分になった
ちなみに、高い声を出す方法について、
「チェストボイスの音域を上げるか、ミドルボイスとヘッドボイスを習得してチェストボイスと繋げるかの
どちらかが必要になってくると言う見解が一般的だが、最終的にはどっちもやることになる」と言ってた
ミドルボイスについては、「これはコツさえ掴めば誰でもすぐに出来るようになる。
コツが掴めないとどんなに歌が上手くても一生出来ない」と断言された
「閉鎖筋と輪状甲状筋を鍛えてから両者をバランス良く働かせるって言う発想が主流だけど、
普通に考えてバランス良く働かせるだけなのに筋肉の強弱が問われるわけはない」と言っていて、
俺も正しい発声が身に着いたらすぐミドルボイスの練習に移ることになるらしい
「もちろん閉鎖筋と輪状甲状筋が弱いままでのミドルはとても頼りないものだけど、
一人で歌う分にはその辺り思い切っちゃえるでしょう?声が使い物になるかならないかより、
高い声を出せるようになったと言う喜びの方がずっと大きいはずなんです。
特に高い声が出なくて長年悩み続けてきた人は」とのこと