ミックスボイス Part32

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2選曲してください
【練習】その1
裏声と地声の変換をスムーズに行えるようにします(つまりブレイクなくす)。
それができるようになることはつまり、ミックスボイスを出す上での声帯のコントロールができるようになったことを意味します。
そうしたら、地声と裏声が両方出せる音階を選び、両方の発声を交互に続けます。
そして、それがブレイクをせづに簡単に行えるようになったら、こんどは、裏声から地声にゆっくり変えていきます。
そのときに裏声と地声の中間のような発生になると思います。それがミックスボイスの発声です。
(僕の感覚では、声帯を通る息は裏声の時の感じで、喉の振動は地声のような感じ)
そうしたら、今度は、その発声が一発で出るようになるまで何度も練習します。
それができるようになったら、次に、今まで地声では出なかった音階を選びます。
その音階を、裏声からミックスボイスの発音に変えて行きます。
(おそらくここが一番大変です。なぜなら、今まで裏声でしか出ない音階をそれとは違う発声方法で出すわけですから・・・)
ここで注意してほしいのは、特に今まで地声で高い音を出せてる人です。
ミックスボイスの発声は、裏声と地声の中間の発声方法のため、その人はすでに地声よりのミックスボイスを出している可能性があるからです。
そうすると、地声では出ないで音階というのを高く設定してしまう恐れがあります。
急に高過ぎる音を発生することは、いくらミックスボイスだとしても声帯に多大な負担がかかります。あくまで無理をせずに。
・・・話をもどします。
最後に、裏声からのミックスボイスがスムーズにできるようになったなら、今度はミックスだけでいきなり発声してみます。
これを、音階をあげながら続けることで、理論上は、裏声でだせる声域未満はすべてミックスボイスで発生することができます。

※上級者向けの練習法のようです