ミックスへの近道。ファルセットの練習。(前スレ351引用)
1、母音形成。
まずは出しやすい裏声で、無機質な音(笛のような音)が出るように
口頭のフォームを整える訓練、母音は何でもよい。
(一点ファ辺りがやりやすい)
その笛のような音が出るようになったら、イ、エ、ア、オ、ウ、の母音で
同じように無機質な音が出るように訓練。
この時、少なくとも15秒のロングトーンが普通にできないといけない、
最初は声帯を完全に閉じずに、息を多く送りがちなので喉が乾く、適時休息せよ。
2、充実した裏声の訓練
音を一点ドからシ付近まで、1、で訓練したような綺麗な音を出せるように
声を揃えてゆく。どんな母音でも、どんな音でも。30秒は一定の音で出せるように。
同時に、声の当て方も覚えてゆく、胸、鼻、頭、首の後ろに手を当てて、
そこにぶつける感じで、その部位に手を当てると振動が感じられるくらいに。
胸に当てると部屋中に響くほど声が前に出るのが望ましい(裏声)
この訓練をすると、自然とビブラートができるようになり、また地声での歌も
非常に滑らかになっている、レガートもある程度楽にできると思う。
>>10 笑い取るならもっと面白い事しろよ
正直つまらなさ過ぎる
つづき、
3、地声と裏声の切り替え
シ〜一点ミ付近で地声と裏声の切り替えの訓練を行う。同じ高さの音で裏声と地声をスイッチのように切り替える。
ここではじめて、ミックスボイスらしい練習になる。
4、声区融合
裏声に、地声を添える感じで声を出す。ロングトーンにて、最初は裏後を出して、段々と地声の力を
加えてゆくようにする。母音は最初「ウ」がやりやすいが、すべての母音で出来るように。
一点ド以上ならどんな音でも、この混ぜた感じができると思う、無論、1−3をマスターした後での話。
この後、やっと歌唱訓練に入れる。
この時点で呼吸も自然と鍛えられているので、腹式呼吸の練習は必要ない。