カラオケで絶対に歌っては逝けない曲

そう・・・忘れもしない高校一年生の秋、初めて殿方とカラオケに
逝きました。女２、男２で。そして1人の男が歌い始めました。
「残-ＺＡＮ−」
目の前で叫びながらワケ分からないエロい歌詞を叫んでました。
私はどうしようも無い空気の中、ただ無表情で聞いていました。
歌ってる男は最中ノリ過ぎてたのか、とんでもない事を・・・
上半身をものすごい勢いで揺らしていたのです。
その反動で、ローラー付きのイスが私の目の前を横移動していたのです
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｰｰｰｰｰｰｰっと。すばらしい速さでした。
私は恐怖におびえました。足がすくんで立ち上がれません。
近くにいた友達（女）に助けを求めようとしたそのとき・・・
友達がもう一人の男の顔にお化粧を・・・
目のまわり真っ黒だよ？口の端真っ黒だよ？どうしてなんですか？
なおも叫びちぢける男・・・。やっと曲が終わりました。長かった。
「う・・上手いですねー」
もうソレしかいえませんでした。
男は気を良くしたのか次々と同系列の歌を入れていきました。
こんな長い１時間あったんだな・・・と思った。
もう、殿方とカラオケは控えます。