眞子様のAAを集めるスレ2

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49(*゚Д゚)さん
 労働者の闘いを抑圧する 日本共産党の新綱領案(6)
 ●【天皇制の全面容認 「君主制と言えない」と強弁 党内から動揺】●
 新綱領案の狙いと本質は、ブルジョア政権に入れてもらって党の延命を図ること、そのために「革命」的なことは一切何も
 やらないことを徹底し、労働者階級に背を向け、ひたすら国家と資本に向かって恭順を誓うことである。「天皇制の容認」
 もその一環であるが、しかしこれは安保・自衛隊の容認とともに格別の意味をもっている。日帝支配階級が最も激甚に
 反応する問題領域で、絶対の服従を綱領的に明記し、自己の「無害性」と「有用性」を必死に訴えるものであるからだ。
 「天皇制の容認」問題は、マスコミが大きく取り上げただけでなく、何よりも日本共産党内部に深い亀裂と動揺を生み出し
 ている。その一端を示す発言が、『赤旗』別刷りの「綱領改定案公開討論」bPに載っている。「『天皇制廃止』のない綱領
 案にショック」「当面天皇制と共存し時期が熟すると国民が決めるなど他力本願の日和見主義としか言えません」「入党時
 『社会党』ではなく、『共産党』を選択したのは『天皇制廃止』の運動に積極的に参加できると考えたからです」これは、今
 回の改定案に衝撃を受けた多くの党員の共通した思いに違いない。
 ●【「廃止」降ろす】●
 現行綱領から「天皇制の廃止(打倒)」を削るというのは、いったい何を意味するのか。不破のペテン的論立てを暴こう。
 まず第一に、「天皇制をたおす」「君主制の廃止」という従来の表現を綱領から一掃したことである。「帝国主義戦争と天皇
 制権力の暴圧に対して闘ってきた唯一の党」というのが、日本共産党の表看板だった。それすらも今、完全に投げ捨てたの
 である。「天皇制の打倒・廃止」を掲げたままで、新綱領案の「民主的改革」論の°無害性″を日帝支配階級に信じさせるの
 は無理だと判断したのである。現行綱領の二段階革命論的「民主主義革命」論には「君主制」(天皇制)から「共和制」への
 国家形態の転換の意味が含まれている。不破は「党は天皇制打倒の旗を掲げたことは一度もありません」などと大うそを
 ついているが、民主主義革命論自体がもともと「天皇制の廃止」↓「民主共和国への移行」というものだったのだ。「天皇制の
 廃止」はやはり一種の革命なのである。だからこそ新綱領案で「社会主義革命」を一掃し「民主的改革」にしぼり上げる以上
 、「反天皇制の闘い」の要素を残すわけにはいかないのである。これこそ、国家権力の根幹にかかわる問題(権力と革命の
 問題)で日本共産党が完全な屈服・転向を宣言し、日帝国家の侵略と抑圧、民族排外主義の先兵になることを最終的に誓
 ったものである。それはかつてこの党のもとで天皇制打倒の闘いに命をかけた人たちへの冒涜(ぼうとく)であり、革命をめ
 ざす人民への敵対である。不破は、その立場から以下のように、天皇制を倒す必要がないと説得しようとする。すなわち第二
 に、戦後の現行天皇制は、憲法の中に「国政に関する権能を有しない」という制限条項が明記されているから、もはや戦前の
 ような権力的な存在とは言えない、君主制ではない、だから天皇制は完全に無害だと言うのである。さらに第三に、現行天皇
 制は「民主主義の原則」には反するが「憲法上の制度」であるから認めざるをえないと明言し、「その存廃は、将来、情勢が熟
 したときに、国民の総意によって解決されるべきもの」と、すべてを「国民の総意」つまりはブルジョアジーの意向にゆだねるこ
 とを表明したことである。
50(*゚Д゚)さん:04/06/24 08:52 ID:???
●【激突への恐怖】●
 これらは、今後の激動情勢の中で、憲法と天皇制をめぐる階級攻防が日本階級闘争の内乱的激化の推進軸となることを不破
 らが本能的に感じ取り、心底脅えていることの表れである。天皇制打倒が意味する階級的激動への恐怖、天皇制をめぐる支
 配階級の激烈な反応=弾圧への恐怖――日本共産党が天皇制を容認した最深の根拠はここにある。日本帝国主義が今、有
 事立法やイラク派兵法のもとに実際にイラクや北朝鮮への侵略戦争・自衛隊派兵に乗り出そうとしているからこそ、戦争動員の
 イデオロギー的テコをなす天皇制への積極的容認を自ら申し出たのである。不破自身、戦後の天皇制が権力や暴力(白色テロ)
 とまったく無縁の存在になったなどとは考えていない。逆である。天皇と天皇制イデオロギーが支配階級にとって切り札であるこ
 とが明白であるからこそ、天皇制=日帝と一切闘わない路線に労働者人民を引きずり込もうとしているのだ。戦後天皇制は、敗
 戦帝国主義・日帝の帝国主義的再建の究極の拠り所であり、新たな侵略と侵略戦争への国民的動員の「最後の切り札」として
 の政治的・イデオロギー的な位置と意味をもっている。その事実の上に、今、天皇制的国家主義的強権支配体制への移行が企
 てられているのだ。不破指導部は、この数年来、「日の丸・君が代」法制化推進を始め、皇太后死亡時の弔辞や皇太子の娘愛子
 誕生の際の賀詞など、天皇制と天皇制イデオロギー攻撃に積極的にさおさす行動をとり続けてきた。新綱領案はその反革命的
 集大成である。不破と日本共産党中央は今、党内がどんなに揺れようと強引にのりきる腹を固めている。こういう不破指導部に
 疑念を抱き怒りを覚える人は、この党と決別して真に闘う隊列に合流する以外にない。まさに今、その決断の時がきている。労働
 者階級の党、プロレタリア革命の党として、天皇制打倒・日帝打倒の立場を貫く革共同とともに、労働者人民の自己解放の道をと
 もに進もう。(柏木俊秋)