「オチンチン触るよ、ピカチュウ」
「ピカァ…」
少しづつ大きくなっていく、ピカチュウのオチンチン。
ピカチュウの目を見つめながらそう言い、再びそこに手を伸ばしても、
ピカチュウはその手を避けようとはしませんでした。
すでに半分起き上がったような形になっているそこに上から手をかぶせると、
いつもその手でされていることを思い出したかのように、更に元気を増して、
興奮してぴこんっと立ったオチンチンが、僕の指の間をわけて小さく顔を出しました。
「また立っちゃったね、ピカチュウ」
「ピッカ」
指の間で動くその可愛らしいつぼみをくりくりと揉みしだいた後で、
くるりと包むように手で摩ってやりながら解放し、そう声をかけると、
ピカチュウはまだちょっと恥ずかしそうではあるものの、
今までにはない、得意げな様子をその表情ににじませていました。