136 :
おさかなくわえた名無しさん:
食中毒になったとき、病院へ行ったら点滴するといわれた。
ベッドに寝かされ、腕に針が刺されて、
ぽたんぽたんとドラマのように点滴の液は
私の体内に入っていった。
体が弱っていたせいか、すぐ眠りに落ちた。
しかし急に体がびくっとして私は飛び起きた。
「ト・・・トイレ行きたい・・・」
点滴の液はまだかなり残っている。
「我慢できるかな・・・」と目を閉じてまた寝ようとしたが、
「・・・ああああああ〜」と膝が曲がり、足がばたばたし始めた。
もう辛抱たまらずナースコールのボタンを押した。
そして看護婦さんがやってくるまで足のばたばたは止まらなかった。
点滴の移動器具にバッグを付け替えてもらい、それをガラガラひっぱってトイレに駆け込み、
片手でぎこちなくズボンを下ろして、なんとか間に合った。
次の日点滴をするときに「移動する器具に点滴ぶら下げてください」とお願いする自分がいた。
「しかし700mlも体内に液体が入ってどこに行くんだろう」
という素朴な疑問の答えをを我が身をもって知るとは・・・。