ところで、女性は、結構、ウソをつく。たとえば、性体験。ほとんどの女性が、性体験を聞かれると、
「未体験」だとか、「実体験よりも少なめ」に申告する。あるいは、「この服、似合う?」などと聞いておきながら、
「あまり似合わない」などと本当のことを言うと怒るのは、なぜか?
そもそも、「化粧」というのは、一種の「騙し」だし、「整形」に至っては、完全な「ウソ」である。
そうそう、おもしろい話を聞いた。かつて良家の妻女は、人前でオナラをすることが「もっとも恥ずべき事
の一つ」となっていた。では、ついつい、人前でオナラをしてしまった場合はどうするのか? 「屁負比丘尼
(へおいびくに)」又は「科負比丘尼(とがおいびくに)」という人がソバに付き添っていて、
「その人がオナラをした」ということにしていたそうである。
何とも、奇妙な職業もあったものである。まあ、「オナラ」のウソなら、「かわいいウソ」のうちだろう。
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