バブル時代は銀座のオフィスに勤務していた。
夜はとにかく、車とか色々凄いことになっていた。
特に周辺に飲み屋の多い外堀通り。ソニービルから新橋に
かけては片側それぞれ「2列」に車が路駐していた。その
ほぼ全ての車が黒塗りのハイヤーか、高級外車(笑)。
フェラーリやランボルギーニやポルシェなんかが、歩道に
乗り上げたりして、無造作に斜めにデーンと駐車していた。
歩道にはそのほかに、クラブのネーチャンや黒服、OL軍団
や数多の飲み客で溢れかえっていた。
これは週末の話じゃなくて「毎晩」な。
普通のリーマンであるおいらは、毎日そのお祭り騒ぎの連中
や高級外車(笑)の間をすり抜けながら、駅に向かって帰宅の
途についた。さすがにあのキチガイじみた世界には縁はなか
ったからね。
なにかあったでしょ? 人には言えないようなw
バブルもすごかったが、不景気のどん底期の人心の荒廃ぶりが今でも
トラウマ的に思い起こされるほど酷かったなあ。
CAや駅員、店員といった人への暴言や暴力が社会問題になって
横断歩道で通行者とドライバーが怒鳴りあったり、クレーマーが増えたりと、
ちょっとしたことでもめる人、トラブルを起こす人が目に見えて増加した。
会社でもモラルハザードが起きて、取引先の社員がなにか問題を引き起こしたとか
どこそこの会社が些細なことで首を切ったとか、成果給の導入でギスギスしてるとか
仕事でもそんな話ばっかり。
生活保護はもっとあげるべきだよね