>>650 リシュモンは、社外にパーツを一切出しません。
なので、社外の修理業者は「分解掃除」しかできません。
もし、お持ちのインジュニアが、2000年代に発売された「ETA7750改のペラトン自動巻きムーブメント」
であれば、ペラトン自動巻き機構は構造的に摩耗が避けられず、オーバーホールの度に摩耗した部品を
新品交換しないといけない構造だそうですので、単なる分解掃除ではペラトン巻上げ機構の劣化を止め
ることができません。その前のルクルトムーブ採用のインジュニアであっても、純正部品がなければ、
「寿命宣告」を受けることになります。
また、お持ちのインジュニアは10気圧防水以上だと思いますが、防水性能の維持には「純正竜頭」
が不可欠で、これがないと、裏蓋側のパッキンを汎用品の新品に換えても防水性能の維持には全く
繋がりません。このスレで頻繁に言われる「イソザキでのオーバーホールによる非防水化」という
のは、「イソザキは防水性能の回復に必要な純正部品を持っていないから」起きることです。
いずれにせよ、インジュニア・オートマチックをリシュモンジャパンにオーバーホール依頼なさって、
本当に良かったですね。