その神経が分からん！ part284

某古の都での事
最近紅葉の季節の為か、かなり観光客が多くなっており
臨時のバスも出ているんだけれど、殆どその始発停留所で一杯になってしまい、途中から乗れない状態
なのでその都市の中心駅まで夜遅くなっても観光帰りに歩く人が多い。

そんな土地勘の無い観光客の人に対して、先程警察官が道案内をしていたんだが、
その道が、地元民からしてみたら、有り得ない程判りにくく、場所的に非差別地域の
ど真ん中を通る関係で、明かりも少なく、痴漢や犯罪率も高く、絶対に女性に案内しては
いけない道をわざわざ指示していた。
「え」と思ったので、横から「いやいや、そんな危ない道通らなくても、あそこに見えるランドマーク目指して
明るい道歩いていけば、すぐに着くじゃないですか」と言ったら、最初その警察官は無視して、
その観光客が「え、そうなんですか？」と俺に聞いてきたら、舌打ちした挙句に「ああ、その道もありますね」とか
不快そうに言われた。
まあその観光客の人達も、無事に明るい道で帰られたので問題は無かったんだが、
治安維持の為の警察官が、どう考えても犯罪多発地域に、観光客を歩いて行かせようとする
神経が理解できなかった。