わざと咳払い、鼻すすり等する人って嫌ですね7

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775おさかなくわえた名無しさん
欧米

咽喉頭の異常感は古代ギリシア時代から記載があるといわれており、
ヒポクラテスは更年期の女性が起こす病態と捉え、当時、子宮は体内を移動する臓器と考えられていたため、
これが喉につかえる感じを生じさせていると考えた[16][17]。

1707年John Purcellは本症をヒステリックな人に見られる喉のつかえとして捉えてこの症状を記述し、
後に「Globus hystericus」(ヒステリー球)として『Oxford Dictionary』に収載された[17][23]。
1919年にFerenczi(en)は、「患者の訴える『咽喉頭に塊りがあるような感じ』は、
罪悪感、敵意、落胆などの心理的葛藤が、身体化したものである」と説明し、
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精神面・心理面の関与を指摘している[24]。
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1968年Malcomsonは、本症は単なるヒステリックなつかえ感ではないとして「Globus pharyngeus」(咽頭球)と命名することを提唱した[17][25]。
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他に「Kehlkopf Neurose」(喉頭神経症)、「Lump in throat」(喉の中の塊り)などの呼称で検討されてきた[2]。


東洋

東洋においては、中国後漢の医学書である金匱要略の第22篇婦人雑病篇に
「婦人、咽中炙臠あるが如きは、半夏厚朴湯これをつかさどる」とある。
「炙臠」(しゃれん)とは「炙った肉」の意で、
つまり「女性で、喉に炙った肉のようなものがひっかかっている感じがする症状には、
半夏厚朴湯が適応である」といった意味の文章となる。

また、唐代の『千金方』(650年代)では、半夏厚朴湯の適応をより具体的に
「婦人、胸満し、心下堅。咽中帖々として炙肉臠あるが如く、これを吐けども出でず、
これを咽(の)めども下らざるを治す」としている。

このような異物感を、後世では梅の種にたとえて「梅核気」(ばいかくき)と称するようになった[6][8]。
現代の中医学では、本症を「咽神経官能症」と呼称する[15][26]。