老人嫌いの人が増えている

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29おさかなくわえた名無しさん
ここでは、私の個人的な意見、好き嫌いは省いて先日見た光景を書きたいと思う。
ある平日の田舎町へ向かう電車内での話。
田舎町へ進む程に各駅停車の車内の席は開いゆき座る事ができた、四人掛けのボックス席だった。
向かいには80近いがジーンズをはいた小綺麗な老マダム、その横には70ぐらいの総白髪の老紳士、私の横には居眠り中の学生さん。
しばらくして老紳士は老マダムに突然話かけ始めた、あ??お連れさんじゃないんだ、とその会話内容から気がついた。
この先どれだけ駅があるのか?と上品な関西弁で問う老紳士、地元の方言を交え答える老マダム、しかし如何せん老人同士、声がでかい!
真隣りといえどうるさい電車内でボリュームは益々でかくなる…
30おさかなくわえた名無しさん:2011/04/09(土) 04:32:37.95 ID:UorN0C3+
お?電車内ナンパですね?と、内心クスッと笑う私に気がつかない様子で、老人二人の会話は進む。
五分も過ぎた辺りでは、既に長年の友か?と思うような会話内容に、(ここで少し個人的意見を言わせてもらうなら、老人は簡単に個人情報を語る)どこどこに住んでる、今日の旅の目的、今夜の宿泊ホテル名前、幼い頃住んでいた地名、親戚の話…
そりゃもう、声を張り上げてハシャぎ語ってくれた。
膝が擦れ合うぐらいの向かいに居る私達は、風景と化しているのだろうか?
31おさかなくわえた名無しさん:2011/04/09(土) 04:40:28.01 ID:UorN0C3+
とりわけ言いたい事。
トンネル内での、お二人さんは、声が聞き取りにくい為か?更に密着。
老紳士は老マダムの耳たぶ約三センチまで接近。
何やら笑い返す老マダムは揺れる電車内で老紳士の胸の中で丸くなる…
私はマイクロノギスを用いて、今の二人の距離を計りたい計りたい計りたい…そればかりを考えていた。

老いらくの恋は、案外簡単に始まるのかも知れない…きっと若者よりも容易いのかもしれない。