(-д-)本当にあったずうずうしい話 第131話

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957おさかなくわえた名無しさん
>>951見て思い出した。俺が小学校低学年まで住んでいたアパートのことだが、
毎週日曜日ともなるとアパートの近くにトレーラーが一台、決まって路駐されていた。
(停まっていたのは土曜の夜からかも知れない)

日曜日は動かないことが分かっているから、俺ら近所の小学生にしてみればまさに格好の遊び場。
大型トレーラーの荷台で走り回ったり、トレーラーヘッドの上で飛び回ったりとそこは日曜限定の遊び放題ランド。
ある日、いつものようにその遊び放題ランドでEnjoyしていたら、なぜか怖いおっさんが「コラー!!」と怒鳴り込んできた。
子供の俺らにはなんで怒られてるのかよく分からなかったが、このおっさんの言い分は、
「他人の車で勝手に遊ぶな!壊したら弁償だぞ!」ということだった。

それで俺らはしょうがないから一旦解散したものの、口裏合わせたわけでもないのに各自が親に報告したようだ。
これを聞いて俺らの親が一致団結し、総勢十数名ほどが例の怖いおっさんの家に押しかけて怒鳴りまくった。
「あんなデカいトレーラーを住宅街の路上に放置するとは何事だ!!」ってね。

あの時、大人たちがどういう手続きを踏んだのか詳細は聞かされてないが、数日後、パトカーがやってきて以来、
例のトレーラーと怖いおっさんを誰も目撃しなかったことは確か。
怖いおっさんがいなくなったのは良かったが、トレーラーではやや遊び足りなかったと思う。