(-д-)本当にあったずうずうしい話　第131話

北海道のとある過疎地だが、こういう区画の住宅街に住んでいる。
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│雪捨場│a. │b. │俺│c. │d. │e. │
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以前は矢印のように雪をソリなんかで雪捨て場まで運んで行ったが、今年の秋、我が家は除雪用に重機を一台買った。
（トヨタのジョブサンといい、ブルドーザをうんと小さくした通称ショベルローダと呼ばれるタイプ）
我が家の土地の雪をジョブサンのバケットを倒したまま、雪捨て場まで押して運んでいくわけだが、
その際どうしてもａさん、ｂさんの家の前に置き土産ができてしまう。
だから俺は、「うちの除雪が終わったら、ａさん･ｂさんの家の前の雪もきれいによけますから」とこの二件から同意を得た。
そのうちａさん･ｂさんは俺の除雪のタイミングに合わせ、敷地内の雪を家の前に出すようになった。
これを重機で片付けるのはたかが知れてる。「ついでに」やる分にはなんら問題はない。
ところがなぜかｃｄｅや向かいにまで「ついでに」やってくれと頼まれたり、大雪の早朝から電話で
「うちの庭の除雪やってよー！」と催促されるようになった。ａさん･ｂさんは俺が迷惑かけないようにとやってることであり、
決して「頼まれたから」除雪をしてるのではない。こういう厚かましい輩に限って、仮に好意で庭の除雪やってやったとしても、
万一庭石とかに引っ掛けたら文句言われるのがオチだ。まして俺は除雪のプロじゃない。だから頼まれてもやらない。