(-д-)本当にあったずうずうしい話 第122話

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435おさかなくわえた名無しさん
かなりモメたが決着したのでカキコ。

スペックは学生で♂
年明けにバイト先社員で仲の良い先輩夫婦を乗せてボードに行ったんだ。
先輩とは話も趣味も合うので、お互いに何度か車を乗せ合って遊びに行っていた。
その日は先輩の奥さんも一緒にスキー場に行ったんだけど、偶然にも
同じ学年のチャラ男も同じスキー場に来ていた、しかも駐車場は対面。
俺は中古の小汚いハイエース、向こうはオヤジのベルファイアで男女比率3:3の6人というリア充っぷり
すでにこの時点で俺の負け決定。
普段からDQN丸出しでウザイので関わらないようにしてたんだけど、
「え?ナニ?お前も来てたん?女連れ?マジ?見せろよwえ?人妻?じゃいいや」
そんな感じで早速絡まれた、超ウザイ、半分無視してさっさと滑りに行って
3時ごろ車に帰ってきたらチャラ男軍団がモメてる。

どうやら車の鍵を落としたらしい。

話を遠めで聞いてたら、お前が悪い、いやお前も悪いで罵り合ってるだけ。
鬱陶しいから、さっさとJAF呼ぶなりなりセンターハウスに聞きに行けよって言ったら
「え?マジで、カッコ悪いじゃん、誰か行ってきてよ」ってこっちを見てる、ふざけんなお前が行け。

これ以上関わるのも嫌なので無視して先輩と風呂に行くことに。
一時間くらいで戻ってくるとチャラ男の車が無かった、どうやら鍵は見つかったらしい。
正直見つからなくてもいいかなとか思ってたかど、乗せて帰れとか言われるのも嫌だから
少しホッとして家に帰った。

悪夢はここから始まる。
436おさかなくわえた名無しさん:2010/05/18(火) 11:47:57 ID:gBn3z+Tp
午前1:30分ごろ、俺の携帯が鳴った。
見慣れない番号だが、一応出てみる…チャラ男だった。

事故起して車が動かない、怪我人も居る、人通りも少ない、助けてくれ、こんな電話だった。
「いや、それなら早く救急車と警察呼べよ、ここからそこまで片道4時間くらいかかるんだぞ」
「いや、全員酒飲んでるからさ、呼べないんだ、ちょっとここまで来て代わってくれん?」

…こいつ、俺に事故の身代わりをさせるつもりだ。

「怪我人居るなら早く救急車呼べよ、バカかお前」
「呼べねーっつってんだろ!早よ来いや、殺すぞ!」

この瞬間、こいつら死ねって思った。

「で、お前らどこで事故ってんの?」
「国道○×の△□辺りだよ」
「あーそこ橋が多いから良く滑るよねー、ご愁傷様、早く警察呼べよ、じゃあの」 ガチャ

そのまま最寄の警察署を調べて匿名で「事故みたいですよ」って電話しておいた。

その後は修羅場だったそうだ、免許は取り消し、全員で200万の罰金、車は廃車、骨折したり歯が欠けたり
親が「助けなかった俺にも責任が〜」とか言い出したり、見舞金払えとか、薄情者呼ばわりされたりと散々だった。
最終的に弁護士を間に入れて黙らせたよ。