喫茶店で女性2人が漫画「生徒諸君!」のことを話していた。(以下ネタバレ注意)
「生徒諸君ってまだ連載してるんだ」
「うん、ナッキーはちゃんと中学校の先生やってるよ」
「そうなんだ、結局どっちの彼とくっついたの?」
「バスケやってるほう」
「あれ、髪の長い男前のほうかと思ったのに」
「沖田くんね、彼は死んじゃうのよ、山で」
「えー、それは知らなかった、いつ?」
「大学生の時だよ、それで沖田くんのカピバラを皆で分けるの」
「…それは冗談でしょ」
「いやホント。沖田くんが山へ登るたびにね、1つずつくれてたカピバラ」
「いや…無理でしょ」
「ホントなんだって、かなりの数が集まってて、それをおなじみのメンバーで分けるの」
「それ、ギャグにしかならないじゃん」
「なんでよ?すごいシリアスで感動の涙の場面よ?」
片方は熱弁してるし、聞いてるほうはすごく困ってる様子がみてとれたんだけど
それはカラビナですよ、と声をかける勇気ありませんでした、ごめんなさい。
沖田君が山に登るたびにカピバラを捕獲して担いで帰る図を
聞いてるほうの脳内が面白い事にw
つまりナッキーが形見分けするまで北城家の庭には数匹のカピバラがウロウロしていたわけか。