もう一個
ttp://samworthingtonfanjp.seesaa.net/article/144650155.html 作品に出演していない時、あるいはこちらも大作となった次回作のPRツアーに出ていない時、ワーシントンは自分の生活を極めてシンプルにしています。
スーツケース2つだけの生活です。彼が言うには、30歳だった頃、ある朝目が覚めて、鏡を見たら、そこに映る自分の姿が好きになれず、鏡を売り、その他全てを売り払ったのだとこと。それを彼は「コンピューターみたいに「Ctrl- alt-delete」した」と話します。
「こう思ったんだ。どうして自分を「再起動」させないのか?って。
その時のオーストラリアのキャリアは順調だったんだよ。
誤解しないでほしいのが、俺は、10年間こつこつ働いてきたからだからでね。でも自分の築いた立ち位置が気に入らなかったんだ。
それで、家でオークションを開いて、家財道具一切をダチに売り払ったんだよ。「TVは4ドルでどうだい?」最後にはトンカチまで売ったよ。そこで Rudyard Kiplingの詩を思い出したんだ。
「もしも、君が勝ち取った賭け金すべてを山と積み上げて
裏か表かのコイン投げに賭けることができるようになれば
そして、もしも、そこですべてを失っても
自分の損失について一言も文句を言わずにいられるようになれば
そのとき、君はさらに偉大なもの
――男――になれるのだ。わが息子よ!」」
この詩にとても影響を受けたよ」
オークションが終わり、彼は残ったものを2つのバッグに詰めました。1つは書籍、もう1つは洋服です。そして車に乗り、ドライブしながら考えました。
「何か変わらなければいけない。何か自分の殻を壊さないといけない。自分がやらなければ、そんなことをやってくれる人間なんて世の中には一人もいないんだ」
「でも、もし自分に失うものが何もなければ、あとは全ては得るものばかり。それがポイントだったよ。
もし『アバター』のオーディションに参加して、役が得られなかったとしても、俺には元々何もない状態だったから、気にしなかったと思う」
自分の人生のこの驚くばかりの変化が起こった理由は何だと思うかと尋ねると、彼は微笑み、いたずらっ子のように目を輝かせてこう言いました。
「それは、俺とあのいまいましい鏡との関係だね」