百年の恋も冷めた瞬間! 93年目

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566おさかなくわえた名無しさん
彼氏(今は元彼になってる)と映画に行く約束をした日のこと。
彼が車で迎えに来てくれる約束だったけど、約束の時間の直前になって
雨で車が多いからバスで来てくれと言われた。
外は横殴りの強い雨で、傘をさしていたのにバス停につく頃には服がびしょびしょ。
寒くて震えながら服を拭いていたら、バス停の横に車が止まって男の人が降りてきて
私のそばにいた女の子に話しかけた。
女の子「えっ、迎えに来てくれたの?」
男の人「だってこんな雨じゃ濡れちゃうだろ、風邪ひくだろ」
みたいな会話をしてて、すごく睦まじそうだった。
そのときはなんだかもやもやしただけだったけど、映画館に到着して
彼氏が自分だけ車で来てて、到着が遅かった私に文句を言っただけで
私がずぶ濡れになっていることに一言も触れなかったとき、バス停の二人のことを思い出し
自分たちに欠けているものがはっきりわかった。
冷たくされることがあっても、楽しい時間もあるんだからと気にしないできたけど
その日以来、楽しい時間だけを共有する関係に喜びを見出せなくなり、冷めてしまった。