男女の性欲の差の理由を、妊娠リスクで説明しようとする人がいますが、それはほぼ関係ないという結論が出ています。
1.オーラルセックスやペッティングなら決して妊娠しない。
なら女は、そのへんの不特定多数の男にオーラルセックスやペッティングをさせるのか。答えはNO。
2.避妊すれば、妊娠はしません。
なら女は、避妊大前提ならそのへんの不特定多数の男にセックスさせるのか?答えはNO。
「避妊しても妊娠する確率はゼロではないから。」→理由になりません。
道を歩いていて、あるいは車を運転していて交通事故に合わない確率はゼロではありません。
ならあなたはそれを理由に道を歩かないのですか?車を運転しないのですか?はい、答えはNOですね。
3.妊娠によるリスクは女だけではなく、男にも大いにあります。
交通事故による加害者と被害者の関係と同じ。
交通事故で実際に痛い目にあって、実際に被害を被るのは被害者だから、人は被害者にはなりたくありません。
でも同時に、加害者にも賠償責任や生活の危機や崩壊、法的責任、などがあるため、被害者になるのを避けるのと
同じくらい、いやあるいはそれ以上に加害者になるのを避けようとします。
妊娠においてもそれは同じ。
セックスだけが目的の相手を妊娠させれば、相手の身内にすべてがばれて賠償などの責任問題が発生し、もちろん嫁にもばれ、
家庭は崩壊、人生の崩壊の危機までも辞しません。
だから男にも、妊娠リスクというものは厳然として存在します。
それでも男はやりたい、女はやらせたくない。
これ、妊娠リスクとは全く関係ありません。