昔、何かと自分に対抗意識?を燃やしてくる友人Aがいた。
一緒に食事をすると、必ず先に注文を選べと言う。
自分が1200円のセットを選ぶと、Aは1500円のセットを選ぶ。
自分に彼氏が出来ると、しつこく会わせろと言う。
ついでに彼氏の学歴や家柄、家族構成までを根掘り葉掘り聞いてくる。
そして昔付き合っていたらしいハイスペックな元彼自慢が始まる。
自分が好きなブランドのバッグを買うと、Aは同じブランドのワンランク上のバッグを買う。
自分が機種変更すると、Aは同じ会社の最新機種を買う。
自分が「今日は焼肉うっひょはーい!」、翌日A「知り合いに誘われて黒毛和牛の専門店に〜」
流石に周囲が自分とAの被り具合を指摘したそうだが、A曰く「何かいっつも(自分)に真似されるの」
「その証拠に(自分)のレベルっていつも私より低いでしょ?」とのことだったらしい。
その言葉を信じていた人もいたらしい。
ある日、新しい服を買ったのでそれを着てAたちに会った。
その服が思いのほか友人たちに好評で、どこで買ったのかと聞かれたので嬉しくなってつい教えてしまった。
数日後、全く同じ服を着たAが自分たちの前に現れた。
A、にこにこしながら「どう?可愛い?私と(自分)どっちが可愛い?」
流石に無理だ…というか本気で怖くなったので逃げました。