この件かと思った
今月から家庭ごみの一部有料化が始まった上越市で、コンビニのごみ箱に
捨てられる可燃ごみが増え、オーナーが悲鳴を上げている。24時間いつでも
無料でごみを捨てられる便利さが“逆効果”となっているためだ。35店が
加盟する「セブン・イレブン」上越地区オーナー会(岡村徳吉会長)は「コンビニは
市民のごみ捨て場ではない」と、緊急会議を15日に開いて協議する。
上越市で有料化されたのは燃やせるごみ、燃やせないごみ、生ごみの3種類。
排出の際、有料の指定袋使用を義務化した。市生活環境課によると、前年同期と
比べ、燃やせるごみがなどが3割、燃やせないごみも3〜5割に減っている。
一方、「セブン・イレブン」オーナー会によると、4月に入って可燃ごみの収集量は
各店平均で3月までの約1・5倍に増大。中には約2倍になった店もあるという。
岡村会長は「市の収集分がコンビニに捨てられるようになった」と苦笑する。
岡村会長によると、店の可燃ごみ箱に「弁当の空箱やペットボトルなどがレジ
袋ごと捨てられるのは当たり前」。中にはおむつ、靴、バッグ、小型家電製品、
注射針、包丁なども捨てられていたという。
可燃ごみは毎日収集され、3月の実測で各店から1日11〜68キロ、平均で
36キロも出されていた。リサイクル用の分別作業に毎日約1時間かかるほか、
処理費も月3万〜2万5000円を各店が負担しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080411-OYT8T00932.htm