怖い話@生活板Part8

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438おさかなくわえた名無しさん
3年前にガソリンスタンドへ行った時の話。
あの痛ましい事故は今でも鮮明に覚えている。

俺がガソリンを入れている最中、隣に空気が全然入ってないタイヤを履いた
トラックが止まった。どうやら空気圧の点検を怠っていた為に減っている様だった。
俺は車が汚れていたので、洗車を頼みつつ店内に入って暫く外を眺めてた。
店内からはピット作業をしている所が見れたので、俺はさっきのトラックが
ピットに入って来たので、ぼんやりと作業を見てた。
で、新しいバイトだと思われる可愛い茶髪の女の子が、先輩の指導を
仰ぎながら黙々と
作業の手伝いをしていた。作業員が空気の入っていないタイヤを外し、女の
子が空気圧を入れる様に頼まれた所で痛ましい事故は起こった。
女の子が5分経ってもずっと空気を入れつづけているので、俺は
「トラックのタイヤは空気を入れるのは大変なんだろうな〜。女の子なのに
大変だな。」と思った瞬間、「ズドン!!」と言う爆音と共に女の子の頭が
弾けて赤い血の霧が舞い上がった。
同時に店内の窓ガラスをブチ破って何か光る物が突っ込んできた。
店長が、「救急車呼べ!!一旦店閉めろ!!誰かタオルもってこい!!、
〇〇(女の子の名前)の体を抑えてろ!!(激しく痙攣してのた打ち
回ってた)」と動転し、俺は何が起こったのか確かめようと、店内に飛び
込んできた物を探し出した。
それはトラックのホイールだった。大きさは直径1メートルはあったと思う。
439おさかなくわえた名無しさん:2007/12/08(土) 03:26:46 ID:VpRdAkem
(つづき)
女の子は頭が半分吹っ飛んでいて、ピクピク痙攣しながら「うぅ〜、ふぅ〜」と細い息をしていたが、俺は彼女がもう死ぬだろうと分かった。
何故なら血にまみれた脳が見えていたのだ。
彼女が自分の手で脳みそを抑えていた光景は今でも忘れられない。
救急車が到着する間もなく、白目を剥いたまま彼女は死んでしまった。
次の日にその事故をニュースでやっていて、原因は女の子がタイヤに空気を20キロ入れようとしていたことが原因だった。
恐らく、2、0キロと20キロを間違えたのだろう。
普通はタイヤが膨れ上がった所で気付くだろうが、女の子だから分からなかったのだろうか。