【ドンドン】 マンションの騒音Part7 【ギャオス】
むかし小学生の私が両親とマンソンで同居してた時の話をさせてください。
新たに引っ越してきた上の部屋が大学生の溜まり場みたいになっていたことがありました。
夜中までドタバタ、ギャーギャー、イッキ!イッキ!みたいなのが3日間続いたのです。
最初は「引っ越し祝いで浮かれてるんだから、少し多めにみてやるか」
と言っていた母でしたが、引越し後3日目までずっと同じ調子なので、上の部屋へ
「もうちょっと静かにしてください、夜中はあんまり騒いじゃダメですよ」と注意しにいったそうです
しかし大学生はその場ではスンマセンと言うのですが、夜になっても何も変わりませんでした。
そしてとうとう5日目、私と弟は毎日続く上からの騒音が気になって寝付けずにいました。
それを見た母が「もうガマンしなくていいよね」と言い残して突撃しに行った時の事です。
私は弟と一緒に母の後ろをコソコソつけて、階段の影から突撃の一部始終を見てたのですが
まず母はピンポンを鳴らして、ドアが少し開くと足&腕をねじ込み、
バダン!とドアを完全に開け放ちました。そして怯んでいる若い男に向かって
「うるさいっ!!いいかげんにしな!!!」と叫びました。男の人は何も言い返してませんでした。
母が続けて「出てきなさい、全員!!!」と凄むと、ぞろぞろぞろぞろ…
男性4人、女性2人、合計6人もの男女が申し訳なさそうに出てきたのです。
母は彼らを廊下に並ばせました。私と弟はその光景に思わず笑ってしまったのですけど。
(続きです)
母「いま何時ですか」
多分家主の男性「…2時、です」
母「夜中のね」
男性「…」
母「寝れないんですよ」
「すみません」「すみませんでした…」口々に男女が言います。
母「うちには小学生の子供が2人居ますけどね、あなた方よりよっぽど行儀がいいですよ。
ここは大学でもファミレスでもありません!!集合住宅なんですよ!ほら、見なさい!」
母がこっちを指差します。階段の影から覗いていた私たちは(見つかっちゃった)と言いました
母「うちの子供たちは、あなたたちのバカ騒ぎで、こんな時間まで寝れないんですよ!!!」
弟はウァー、と泣き出しました。なんだかよく分かりませんでしたが、私も涙ぐみました。
大学生たちは気の毒そうな、申し訳なさそうな顔をしてこちらを見ると、うつむいてしまいました。
そしてその後 騒音はぱたりとやみました。
今思うと、うちの母はなんて強かったんだろう…と思います。
まさに今上階からの騒音にブチギレそうになっている自分ですが、
直接苦情を出すのは怖いヘタレなので、管理会社に連絡するだけで済ましていました。
もちろん特に何もしてくれませんけど。母にパワーをもらって、直接行ってこようかなぁ。
長文失礼