※僕らの知らない生活をする人たち 24人目※

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434つづき
やたら進学実績がいいのは、特進科が少ない人数であることが関係しています。
実績のほとんどは、推薦合格です。
推薦って、評定平均(=全科目の成績の平均。5に近いほどエライ)が重要。
だから、私の学校では、「特進科の28人の中での成績」ではなくて
「学年全員の中での成績」を評定にしていました。

となると、特進科は普通科の2〜3割程度の人数しか存在しないわけで、
普段の成績がクラスでビリだったとしても、学年全体で見れば上位2割に食い込めます。
よって、学年全体に1〜5の成績をつけるとしたら、5か4がもらえるわけですね。
そうやって、特進科に在籍しているだけで、どんなアンポンタンでも5か4の成績をつけてもらえるので
推薦入試で重視される「成績」はラクラククリアできてしまいます。
(現に私は数学がぼろぼろでしたが、評定では4をもらってました。おかしい。)
実際の推薦入試のテストは楽勝なので、ほっといても合格がもらえます。

あと、上の授業内容に「宗教」がありました。これもポイントです。
私の学校は、キリスト教系。だから授業もありました。
学生時代は、テストの科目が増えることがイヤでイヤで、
なんでこんなに勉強しなきゃいけない課目が多いのに宗教なんか・・・と思ってたけど
受験にはこれが実に有利でした。

というのも、世間にはキリスト教系の大学ってけっこうあるでしょう?
そういう学校が、同じキリスト教系なのねってことで、
けっこう無条件(に近いかたち)で推薦枠をくれるからです。
かくいう私も、自分の学力では無理な大学に推薦で進学しました。もちろんキリスト教系。
指定校推薦といいますが、公立校より格段に多かったですね。

こういう学校って、指定校推薦及び普通の推薦に頼っているので
特定の大学に毎年進学者がいたり、国公立大への進学が少ないのが特徴。
なぜか毎年上智に進学者がいるのに、なぜか早慶にはいない、とかね。
とはいえ、ラクして大学進学できるので、ちょっとおススメかもしれません。