ヴェルサイユ宮殿は中庭や通路、回廊など糞尿であふれ、ものすごい悪臭だったそうだ。
紳士淑女の服は月1回洗濯できれば良い方で、服にカビが生えているのは当たり前だった。
お風呂やシャワーも全く利用しなかったため、体臭など臭いをごまかすため、香水を大量にふりかけていた。
近くに便器がない時廷臣たちは、廊下や部屋の隅、庭の茂みで用を足した。
貴婦人たちの傘のように開いたスカートは、このために考案されたといわれている。
17世紀のルイ14世もルーヴル宮殿が汚物まみれになったため、
ヴェルサイユ宮殿に引っ越してきたと言われている。
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