野球部のマネだった中学時代のこと、他校との練習試合中
スコアを書いたり選手の世話をしたりと動きまわる私に顧問の先生が
「お茶くれ」と言ったので、いつもの熱いお茶(夏も熱湯茶)を持っていった。
手渡た次の瞬間…「ふざけるなっ!」と、お茶を顔に浴びせられた。
何が起きたのか
すぐに理解出来なかった私は、熱さと痛みのため声が出なかった。
続き
あまりの事に周囲は騒然。
呼吸がやっとの状態の私に向って
「早く仕事しろ!」と、怒鳴り
挙句に回し蹴り。顧問の足が私のお腹にヒット。
何とか出来ていた呼吸も出来なくなり
私は、苦しさの余り失神しました。倒れた私を介抱してくれたのは応援に来ていた保護者達でした。
目を覚ました時
母が泣きながら
私の顔を撫でていました。
触れられているはずの頬に
母の指の感触が無いので、自分で触ってみると
ザラっとした包帯の感触がした。
「大丈夫だからね」って、泣きながら繰返す母を見て私は『私の顔酷いんだなぁ』と
ボンヤリ思うしかありませんでした
続き2
顔の火傷は今でも痕が残ったままです
私の怪我の知らせを受けた父は
怒り狂って、赴任先から学校へ怒鳴り込んだらしい
母に聞いた話だと
顧問には反省した様子は全く無く
怒りを必死に抑えながら、何があったのか説明を求めた父に向って
「試合に負けていたので、イラついてしまいました」とか
「あいつ(私の事)には、悪かったなぁ〜 明日会ったら謝っておきますョ」と
ヘラヘラしながら父に言ったらしいです
余りの態度にキレた父は
顧問と同席していた校長に向って
「次は警察でお話しましょう」と一言。
警察と聞いて慌てた校長は
「軽い火傷位で」と本音を洩らし
父の怒りの炎に油を注いで
墓穴掘ったらしい
実際私の怪我は
重度の火傷とアバラの骨折で軽くない
続き3
学校を出てすぐに
父は警察署に向い、被害届を出した。
結果
学校から賠償金
顧問からは教員免許剥奪&慰謝料
勝ち取りました!
勝因は
事件の一部始終を見ていた保護者達が
私に同情してくれ、裁判で証言して下さったからです
顔には赤黒い火傷の後が残ったけど
この傷があったからこそ
裁判で糞顧問から、教員免許を剥奪したできた。
せめてもの救いは、糞顧問に泣かされる子供が
私以降はいない事…。
長くて申し訳ありませんでした
でも、誰かに聞いて貰いたかったんです
読んで下さった方、ありがとうございました