(-д-)本当にあったずうずうしい話　第53話

>>683
以前に田舎の親戚から聞いた、強烈な話を思い出したよ。

田舎の兼業農家の一人息子、てなだけでも嫁の成り手は少ない。にも関らず、そこんち
の婆の出す「○○家の嫁」の条件がまた凄い。
・処女は絶対条件。息子と見合いをするまで、男女交際経験が無いのが望ましい。幼稚園からの
女子校育ちがデフォ。
・学歴は四大卒以上。（息子は公立の農業高校出身）
・社会人経験があると生意気になるから、結婚までは自宅にて花嫁修業。ただし、教師・看護師・保母
は例外。
・花嫁修業の結果、お茶・お花は師範以上。調理師免許は必須。
・両親健在。父親は公務員もしくは東証一部上場企業の部長職以上。

ちなみに、息子は五十近い兼業農家……と言えば聞こえはいいが、農家で食っていけない
分を土方で稼ぐ身の上。旧家ではなく、もとは小作人だった。（農地解放令で土地を貰えた）
財産と言えば自宅と畑だけ。ど田舎なので、資産価値は激しく低い。
でも婆は「跡取りの嫁なんだから、このくらいでないと」と言ってきかないらしい。見合い話
を持ちかけても「高卒だなんて、うちの息子を馬鹿にするのかーっ！」と逆上。

おかげで息子は未だに独身。おそらく、一生。