胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(38)

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115おさかなくわえた名無しさん
小学生だった頃の話。双葉山という力士で有名な我が田舎。
当時悪ガキというか勝手にリーダー気取りな奴がいた。
「俺は喧嘩強い」とか「○○中学のやつ殺した」とか明らかな嘘を普段から
ほざいてた。疑う事を知らなかったウヴまっしぐらな俺らも今思えば相当なアホなんですが
それを良い事に悪ガキの行動はエスカレート。

ジュース買ってこい、アイス買って来いくらいはまだ可愛かった。
放課後や帰宅途中に1クラス20人程度の同級生を全員集めては
「○○(男)は○○子(女)のおっぱいナメロ。○○子、パンツ脱げ」と
小学生とは思えない非道な命令をするようになってきた。怖くて吐き気がした。

そんなある日、帰宅途中にその悪ガキが今度は自分より4つ学年が下の生徒を
5人程集めて、男には草を食べさせたり女の子のパンツを脱がせたりしてイジメていた。
チキンな俺は見て見ぬフリで通り過ぎようとしたんだが、悪ガキがイジメてた
男の子に道端に落ちていた犬のクソを食べろと命じる事が聞こえた。
これは流石にダメだろうとその悪ガキに注意した。

「ウンコだ、だ、だ、だめだよぅぅ。」

あっさりスルーされてパンツ脱がされました。どうしようもない状況になった時、
そのイジメられていた男の兄貴(兄貴は悪ガキの1つ学年下)が近寄ってきた。
悪ガキに恐れる素振りも見せずに「ゴルァァァ!俺の弟に何しよんのや!」
凄い勢いでその場にいた悪ガキをぶっとばした。ついでに俺も何故かぶっとばされた。
その悪ガキはそれ以来すっかり大人しくなりました。

あれから20年。性根が腐っているのか何なのか、その悪ガキは30歳過ぎた今でも
詐欺して捕まったりシンナーしたりどうしようも無い奴です。

先日何気にテレビで相撲をみていたら見覚えのある顔の力士が。
そう、あの時の弟想いのお兄ちゃんでした。

文章ヘタですまぬ。