胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(37)

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449おさかなくわえた名無しさん
大学でのオリエンのこと
うちの学科内で男子はソフトボールで試合することになった
んで、学科のイケメンたちが勝手にチーム分けをした
そのチーム分けがヒドイ、もろイケメン+取り巻きチーム対キモメンオタ+残り物チーム

当日、女子の半分以上ががイケメンチーム側にいて
「キャー、○○クンかっこいいジャン!」
「俺って結構ソフト上手いんだよねw」
「勝負になるか微妙だよナーw」
とか言ってる

んで、キモメンの俺や俺のグループもモチロンキモメングループ入り
さっそく試合開始で整列
そんとき、敵のキャプテンが「負けたチームは近所の焼肉を勝ったほうに奢ろうぜ」
とか言い出した。キモチームのキャプテンだった俺は、皆にどーする?って聞いて
「いいんじゃねーの」というチームメイトの発言でいいよ、と返事をした
「ゼッテー奢れよwww」とイケメンチームは言いながら奴らは守備に走っていった

そして、彼らの長い守備の幕開けだ
450おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 05:02:22 ID:5g5DU/IQ
一番オレ、初球のゆるいボールをレフト前
二番、初球のストレートをライトオーバーで三塁打
三番、ストレートをレフト前
四番、センターオーバーのランニングホームラン

この時点でイケメンチームもあせりだし、女子も呆然
五番、六番、七番、八番と連続安打で九番・十番(人数の都合で10人野球)が四球
このとき無死満塁ですでに7得点
こっちのメンバーはもう大盛り上がりで声出しまでするぐらい
そして再び一番のオレ、相手ピッチャーはすでに自称元野球部の3番手
2ボールから見事な満塁ランニングホームランをかっ飛ばした

結局初回で18得点をあげ、やっとチェンジ
すでにイケメンチームはボロボロで、応援の女子も無言

一応、ウラのイケメンチームの攻撃
が、うちの本格派投手の前に三者三球三振で攻撃終了
二回の表、20点目が入ったところでオレはイケメンキャプテンに
「まだやる?」と聞くと「いや、終わりにしようぜ……」
451おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 05:03:14 ID:5g5DU/IQ
この結果も当然
なんてたってオレのグループは5人なんだが、5人の共通点は「元高校球児」
しかも、各学校でレギュラーだったメンバー
俺と同じ高校の出身者が2名
他の二人も同じ高校同士の高校からの友人で、最高成績は県で準優勝
お互い学校は違っても名前は知っていたので、大学に入ってから友達になったのだ

さらに残りの5人のうち5人とも野球経験者だった。
そして、一番すごいのが4番でピッチャーやってたやつ
一族野球好きで、本人は甲子園で投げたこともある投手、もちろん大学入学もスポーツ推薦
しかも姉・妹がソフトボールのピッチャー
おかげでソフトの投げ方も教わったことがあり、正直俺達も打てないレベルだった

どれだけ運動に自信があったか知らんが、ソフトで勝てるわけがない

結局焼肉奢りは全額は許してやったが、各自2000円ずつで2万円徴収
テームの10人で祝賀焼肉会の費用に回した

それ以降、イケメンも大人しくなった

つかあいつら、なんでその年にスポーツ推薦で入ったうちの大学の野球部のエースを知らんかったのかが最大の謎