赤毛のアンはマシューとマリラに貰われる前にいた
子沢山の家で性的虐待を受けていた事を
暗示する一文があったような。
「ひとつだけちょうだい」って口癖の娘の話。
戦争中で食料が乏しく「この子はいっぱいちょうだいと
いう言葉を知らない」と両親が嘆いていたまではともかく、
この子が赤紙の来た父の為のおにぎりを
「ひとつだけちょうだい」と言いつつ全部平らげるのにむかついた。
母は叱るが、父は泣く娘を見たくないのか全部食べさせ出征。
数年後、大きくなった娘は楽しげに遊んでいるが、
父がいた事などまるで覚えてないって記述がもうダメ。
自分が近所のおばさんなら、「あんたほんとに図々しかったわねw」
と暴露してやりたい。
>>353 >父がいた事などまるで覚えてないって記述
なんて無かったよ。今読んでみたけれど。
ただ、父親の描写が無いというだけで。
>>354 ほんと?腹が立ってたので
歪んだ受け取り方をしてたのかも。
ごめんよー。でも父がほんとに気の毒。
>>354 なつかしいと思って自分も読んでみたけど、
「ゆみ子はお父さんの顔を覚えていません。自分にお父さんがあったことも、あるいは知らないのかもしれません。」という文があるよ(うろ覚えだけど)。
父をまるで覚えていないともとれるかも。
悲しい話だけど、自分もなんか主人公がそんなことも知らずに能天気にスキップして肉か魚を買いに行く描写をなんだか皮肉に思った覚えがある。
>「一つの花」
戦後日本のアカルイミライと取るか、皮肉と取るかでラストの解釈が分かれるよね。
小学校の教科書に載せるくらいだから前者の内容に取らせたいんだろうけど、
子供の自分から見ても何かモヤモヤしたものが残るラストだったな。
…うん、確かにちょっと子供の躾ができてないんじゃないだろうかこの若夫婦、と今は思っちゃうかも。
父から貰った一輪の花を「こんなもんいらない!おじぎり!!」と投げ捨てて泣いたりしたら(ていうか、当時自分もそうするのかと思ってハラハラした)、ただの卑しいDQNの子供の話として終わっただろうな。
戦争の哀しみという描き方も出来るけど。
衣食足りて礼節を知るってのもあるんですよ。
ましてや父親の顔も覚えていられないような幼い子供が毎日飢えてたら。
躾がなってないとか言うのは腹が満たされてる人の感覚だと思う。
自分だって飢えてる感覚はとても理解に及ばないけれども。
うーん、でもこれを読む子供の大半は腹が満たされてる世代だからな…。
その辺もふまえて『子供の頃嫌だと思った』なんだろう。
この話も、幼い子供が飢えて「ひとつだけ」と出征する父親の食べ物も全て食べてしまって、花をもらってあやしてもらったのにも関わらずラストは「父がいたことを知らない」であっけなく終わってしまったから、話の意図を子供が汲みきれないのは仕方ないと思う。
それこそ上にもある、戦争の悲しい話と取るか、戦後の平和と取るか、皮肉と取るかも人によって違うだろうし。
>360
ごめん、それはわかってるんだけど躾ができてないDQNまで言うのはどうかと思ったんで
スレチ覚悟で書くけど
自分は小学生で親が離婚して、本気で食料が無い状態を経験したことが有る。
お米が底尽きて、お金も無い、しかも未就学の妹二人も居る。
一週間近く、家族四人ほぼ水だけですごしたことも有った。
結局、幼い妹が「おなかすいた」って言うのを隣のおばさんが聞いて助けてくれたけど。
母親はおばさんに凄い頭さげてたし、妹にも「空腹なのをよその人に話すのはみっともない」と教えていた。
その後少し家計が持ち直した後も「食べ物のことで喧嘩したり、取り合ったりするのは一番みっともないこと」だとか、
「よそで物をすすめられても、必ず一度は断りなさい」「人のものほしがったらダメ」って教えられた。
戦時中と比べるのはどうかと思ったけど、やっぱり躾はどんな状況でも大事だと思う。
欲しがるからって戦地に出征していく父親のおにぎり
全部食っちゃうあさましさだよ。
我慢を教えろよ、今後も一生腹減ったり金なかったりしたら
誰かに「ひとつくれもひとつくれ」と
乞食のようにたかるようになる。
ひもじくても思いやりとプライドもって生きて池と教えるべきなんじゃないのか。
とにかく思いやりとか教えろよ、と当時の小学生の自分ははもやもやしたもんだ
仕方ないんだ、戦争中だ、と自分を納得させつつ、やっぱりモヤモヤした話。
主人公の子供が母親だかおばあちゃんだかに、おにぎりを作ってもらう。
戦時中で食べ物が乏しくて、白米なんて久しぶりで
さらに中には味噌が入っていて、そりゃーもう主人公は大喜び。
もったいないので大事に大事に手にもって(すぐには食べずに)、
道を歩いていたら、いつからか後ろをついてくる子供がいる。
振り返って見るとドロまみれの悲惨な格好で、明らかに家無しの様子。
じーっと手にもったおにぎりに視線をあててる。
主人公が歩くとその子も歩く、主人公が止まるとその子も止まる。
そうやってしばらく一緒に歩いていたが、あるところで主人公が振り返り、
手に持ったおにぎりを半分にわって、その子にあげたという話。
今ならそこまでひもじかったのか、と思えるけど、当時は
「人のものをそこまで欲しがるなんて、なんて卑しいんだ。この子もあげずにほっとけばいいのに」
とカルチャーショック。
それと戦争をつなげて考えられなかった。
「ひとつだけちょうだい」なんて言いながら、
全部食べてしまうなんて嫌な子どもだ、母ちゃんもうちょっと躾しろよと感想文に書いたら狂死に、
「あなたは戦争を知らないからこんなこと考えるんです。」みたいなことを描かれてノートに大きなペケされた。
お前も戦争をリアルタイムで経験してないくせになにを偉そうに。
でもおにぎりって大人でも2〜3個食えば普通に腹一杯じゃないか?
余程小さいサイズでもないかぎり、父親の分まで平らげるのは無理かと…
コニシキみたいな巨デブなのかなゆみ子。
小てまり寿司サイズだったのかな、
戦時中なのに巨なゆみ子を想像するとワロス。
美味しいものは見つかってねだられる前に
素早く食べた方がいいね。
馬鹿だなあおまえら
とうちゃんはおにぎりをあげたかったんだよ。
もうこの先なにもしてやれないかもしれない我が子に
あげられるものならなんでもあげたかったんだよ
今考えれば母親の
「かわいそうに、ひとつだけちょうだいと言えば何でも手に入ると思っているのね」
って言葉もなんとなく嫌〜な感じに思えるな。
例えばなんでも「ひとつだけちょうだい」と言ってひとつだけもらうと、後はどんなに勧められてもひとつだけで我慢する子になってしまった…とかなら悲しい話だなあで済むんだけど、
この場合ひとつだけと言っておきながら次々催促する子だから、戦時中でも我慢を覚えない浅ましい子に見えちゃうんだよね。
しかも毎度毎度「ひとつだけ」だからたちが悪い。
お父さんの心配は杞憂に終わったな。
読んだ事ないがここで話を聞いてるだけだと、
別に責められるような事でもないように思えるな、それ。
父も
>>368みたいな心境だろうし。
父の存在も憶えられないくらい小さい子に対して厳しすぎない?
まあ子供の頃の感想にそこまで冷静な反応を求めなくても。
>>349 前近代の方が明朗会計なんだな。
おねえさんにお酌をしてもらったり一緒にお喋りをしてもらったりしながらお酒を飲むところで
お気に入りのおねえさんをテーブルに呼ぶと「指名料」というのがかかるんだけれども、指名料
を払って来てもらっても、いつまで居てくれるかは決まっていない。一瞬で去っても指名料は
一回分かかる。
ついているときに注文した酒とかアテの売上はおねえさんに歩合が入るから、ずっといて貰おうと
沢山注文したりするけれども、その酒が尽きるまでとか、注文したものが出来上がるまでとかいう
拘束も無く去るときは去る。また呼ぶともう一度指名料がかかる。
売上でも効果が無いなら、面白い話をしてやろうと頑張るオッチャン(お客)もいるけれども、ここ
まできたらどっちが客やら接待形らわからなくなるよね。
373 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/28(金) 21:41:11 ID:CMWq3Gp+
374 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/28(金) 22:09:28 ID:ptyvqe/g
浦島太郎
結局何が言いたいんだ?
今日の金/曜/ロ/ー/ド/シ/ョ/ーより。
とにかく昔からとなりのトトロが嫌だった。
初めて見たのが幼稚園〜小学校低学年くらいだったが、周りの子がみんな口をそろえて「好きなジブリ映画はトトロ!」と言っていた世代だったが、メイのぐずる声や叫ぶ声や我侭に子供心にかなり腹が立っていた。
お母さんの入院でサツキひとりが頑張って大人ぶったふりをして、いざとなると子供らしく戻るのもなんとなくいやだった。
そして何よりトトロ(大)が歯むき出しにしているのがすごい怖かった。小さいのはかわいいのに。
とても友達にはなれねーよと思っていた。
そしてなぜジブリ映画はお父さんはみんな同じ顔なの?とも思っていた。
>>375 素朴な疑問なんだが、その/って何の為に入れてあるの?
>353
その話、覚えてるよ。
最後の場面のコスモスと母の踏むミシンの音が印象的だった。
教科書に載ってた戦争の話で嫌だったのは
「大人になれなかった弟たちへ」かな。
主人公の親戚が蛍の墓のおばさんみたいな嫌な人だった。
この話の挿絵には必ず黒い鳩の絵が描いてあって、
それは「白いはずの鳩が黒かった時代だった」という作者の反戦のメッセージだ、
というエピソードをマイコーチ(学研の)で知ってから、なんだか教科書開くの怖くなった。
怖がる事じゃないんだけどね・・・
378 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/28(金) 23:33:04 ID:ZOuh4TYR
あしたのジョーの舞舞の使い手、キン・リュウヒの話を思い出したよ。空腹に耐えきれず、帰還してきた軍人の頭をカチ割って
食糧を奪ったら、その軍人は戦争で変わり果てた自分の父親だった、っていう韓国人の話。再放送できるのかなコレ。
浦島太郎とかかぐや姫とか理不尽だって意見結構あるね。
でも浦島太郎はもともと動物報恩譚じゃなくて人間島子と仙女亀姫の異類婚姻譚。
言いたい事なんてない。
戻ったのが数百年後だったのは、亀姫は仙女だったから、夫となった島子に仙術を施してずっと若さを保たせていただけ。
仙界を出る島子に玉手箱を渡したのは、その中に不老不死の仙術が込めてあったから。
もし玉手箱を持たずに人間界に戻ってたらその瞬間に術が及ばなくなって老人になっていた。
・・・という解釈が一番自然だと思うんだけどどう?
380 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 00:33:56 ID:MqzGkSPp
>>379 かぐや姫に至っては貴種流離譚だとか抜かす学者もいるけどどうなんだろう?
スサノオや倭建、伊勢物語はまだしもかぐや姫はちょっと…厳しくないか。
どちらにせよそういう話型に当てはめて考えると、教訓なんて後付けでしかなくなっちゃうね。
381 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 00:43:25 ID:VG0TBW59
週刊ストーリーランド
382 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 01:05:01 ID:RkEJAR8X
2メートルのハサミ持つ美香ねーちゃん物語
戦争の話の中では「火垂るの墓」の文庫本に収録されている「ラ・クンパルシータ」という話がかなりトラウマだなぁ
戦争中だったか戦後だったかに育った姉妹の話で、
食糧難で食べるものがないから姉がまだ赤ん坊の妹の粉ミルクを食べてしまって
妹を餓死させる話。
小さい頃読んで「怖い」と思ったのはギリシャ神話。
何の話か良くおぼえてないんだけど「メディア」という魔女が出てくる話。
惚れた男と、父親の元から逃げるために実弟を殺してばらばらにして捨て、
遺体を父親が拾い集めている間に逃げ切ったり、
惚れた男(その物語の主人公)の父親を不老不死にしてあげたら、
叔父さんも「自分も不老不死になりたい」と言い出したけど、
そのおじさんが気に入らないからわざと薬の調合を間違えて殺してしまうとか、
惚れた男に愛想をつかされたら、その男と自分の子供たちを殺して出て行ってしまうとか…
アレを読んでから暫くギリシャ神話読めなくなった。
>>376 たぶん検索に引っかからないように、ということだと思います。
てか、『一つの花』は>368の様に父視点で読む代物だと思ってた。
そもそも父はゆみ子(娘)が一生『いっぱいちょうだい、全部ちょうだい』と言って、
両手を差し出す事を知らずに過ごすのではないかと悲しんでいた訳だし。
可愛い盛りのわが子が片手を出して「一つだけ、一つだけ」とかいういじましいねだり方を覚えてしまっているのも
悲しかったろうし、その子に欲しがるだけ両手に食べ物を与えてやれない自分の腑甲斐無さも悲しかったろう。
ラストで娘が父親の存在を忘れてたとしても、父親は喜んでると思う。
娘は今やお使いに行くのに『お母さん、魚とお肉とどっちを買って来るの?』とか母親に尋ねる程
きちんと食事を取れているんだし、しかも父親は最後にたった一つの花しか娘に渡してやれなかったのに
今は家がいっぱいの花に囲まれている。
父親の望み(娘がいっぱいのものを手に入れる)は果たされているんだから、これはこれでいいんだろう。
『一つの花』なんて、まだ甘い。
自分が最強に「この我侭ガキの存在を許すまじ!」と思ったのは、壷井栄短編集に載っていた『明日の風』の次男。
以下、次男の悪行シリーズ。
(1)配給で貰ったゴム長靴(大人用で一家に一つしかない)を黙って履いていって川遊びで流す。
仕方なく母の着物か何かと物々交換で手に入れた新しいゴム長靴を又履いていってどっかで無くして来る。
(2)正月を前にやっと手に入れて来た餅米で、戦後初の餅搗き。一家は量は少ないながらも工面して鏡餅も作る。
が、その大きさに『これ、僕のだろ!』と勝手に自分のものにしようとする。
(3)更に、実は母親の実家の方には、嫁に行った娘が正月に鏡餅を送るという風習があり、
しかし結婚当初から貧しかった一家はまだその風習を一度もやっていない。
この機会にこの鏡餅を送ろうか…と他の一家の面々がうきうきと相談していると、
『嫌だ、僕のだ!』と鏡餅を奪って逃走。長女が弟の身柄を確保した時には、既に餅にはでかい歯形が…
(4)三輪車が欲しいとだだをこね、家計の苦しさを知る長女にダメ出しされると切れて瀬戸物屋の店先に突っ込む。
当然多量の瀬戸物が大破。弁償しろと次男と長女にせまる店主。
そこに丁度出くわした一家の長男が、偶々直前に拾った金(交番に届ける途中だった)を弁償に差し出してしまい、
その後横領の罪悪感で長男は好物の汁掛け飯すら咽を通らない程悩み苦しむ…が、三男がそれを見て反省した様子無し。
長男と長女がすごく良い子なだけに、何故この次男だけここまで場が読めないのか、当時から思い出す度むかついていた。
>>385 「一つの花」が嫌だったと言ってる人たちは、
娘のわがままそのものが嫌だというより、作品中でそれがとがめられない、
「かわいそうなゆみ子」という視点でしか描かれないことが嫌なんだろうから、
その話のあからさまにDQNとして描かれてる次男との引き合いに出すのはおかしい。
387 :
385:2006/07/29(土) 09:06:43 ID:PQf+bg/p
>386
この次男も親から特に咎められていないのも自分がむかつく要因の一つ。
こんだけDQNな行動を繰り返しているのに、母親も父親も『もー、仕方のない子だねえ』的に
許している。
作者的には、菩薩の様に優しい母親と貧しい中でも大らかさを失わない器の大きい父親を
描いたつもりなのかもしれんが、実際は次男がDQNな分、まじめな長男長女が割りを食いまくってる。
身内に似た様なのがいる所為(次男の40年後の様な、父の実弟)かもしれないが、
「家の梁から逆さ吊りにしてでも、この次男を躾直せ!」と当時から思っている。
ノリオは長靴流してお尻ひっぱたかれたのにな
>>387 いや、「作中でとがめられない」ってのは、登場人物にってことじゃなく、
作者の視点の話ね。
自分もその話読んでるけど、作者は次男をはっきりDQNとして描いてるでしょ。
「一つの花」の娘は恐らく戦時下産まれで、(二言文か三言文がようやく言える位だから、1〜2歳?)
産まれてこの方お腹すきっぱなし。
『一つだけ』も、娘の餓えを見兼ねた母が自分の乏しい食事から『ほら、一つだけね』と
芋やらを分けてやった事で覚えた、娘にとっては言えば何か食べ物が貰える魔法の言葉。
躾とかそんな次元の問題じゃ無いよ、これ…
自分が親でも、おにぎり全部くれてやるよ、どんだけ自分が腹へってたって…
391 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 11:20:21 ID:Mh79HAqB
>390オマエ、本っ当に腹が減った事ある?
俺はない。
392 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 12:33:48 ID:2RkzHKu7
ポケモン(初代赤・緑)のカスミのスターミーの「バブルこうせん」の音が超怖かった。
ゲームソフトのことな。アニメじゃなくて。
>391
本当に飢餓状態で390の様な行動が出来るかはともかくとして、
ある程度衣食が足りてる状況で390位の気持ちが沸き上がらない奴は
それはそれで何か問題ある気がするが。
てか、昭和50年代位の小学校ではやたらと『戦時中の子供の手記』とかの類いを
読まされていた気がする。その手記ではどの子も餓えまくっていた。
例:
学童疎開先では親元から送って来た食べ物はどんなに少量だろうが児童あてだろうが
全員で分けるから、一人頭にはほんの少ししかあたらない。ので、
『薬なら分配されないので、エビオス(ビール酵母からつくる滋養強壮剤)を親に送ってもらい
その夜いっぺんに食べ過ぎで腹がガスで膨れ上がった』とか、
『何とか子供らに多く食わす為に、親が苦肉の策として大きなお手玉に炒った大豆を詰めて送った。
受け取った子供は下の学年の弟と共に、アンモニア臭のたちこめる便所にこもってお手玉をほどき、
ひと粒ひと粒噛み締める様に食った』とか…
このお陰か未だに人が餓える事に関して凄い抵抗がある。募金活動の格好のカモだよ…
394 :
392:2006/07/29(土) 12:46:41 ID:2RkzHKu7
スレ違いでした。忘れて下さい…スマソ。
>>393 確かにその手の戦時中の子供話いっぱい読まされた。
祖父母がもろに戦争行ってた世代だし。
私が読んだのではお手玉の大豆は布団の中で食べてたな。
他にも食べ物の絵を描いて紛らわせる話とか、
栄養失調で病気になって死んじゃった男の子が、
そんな状態でも好きな子にあげようとおにぎりひとつ残しておいたとか。
心がキリキリするようなのが多かった。
そういう話とセットで
「戦時中や戦後は食べ物もろくになく生きる事で精一杯、今の子は幸せもので贅沢。」
みたいなことを折りに触れ言われたので
今格差社会とか言われても何かピンと来ない。
親だったら自分が飢えてても、子どもに食べさせるってなるよ。
でも現代の親がそれができるかどうか…。
子どもの命よりパチンコ優先させるくらいだから…。
397 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 13:32:57 ID:MP5HfH/i
私も、小中の国語の時間は「戦争(食糧難)の話はもう沢山」と
思っていた。何しろ親(バリバリ戦後生まれです)が、毎週一日は
北朝鮮の惨状のニュースを見ながら朝食をとることを強制していた
からなあ。
どんな視点で作品を見ようと人の自由じゃね?
父親の食べ物を取ってもさらにねだるのを浅ましいなあという目で見るのも、父の存在を覚えていられないほど小さい子どもが飢えてるんだと悲しい目で見るのもどっちも正しいことだと思う。
それを「小さい子供をDQNと罵るなんて人でなし、親だったら子供に与えるのが普通」「みんながみんな大変な時代だからこそ躾が必要、こいつはただのDQNガキだ」と押し付けあって対立しあうのはどうかなあ。
ましてや子供のときに見た印象だろ?
大人になってまたどういう視点で話を見つめなおすかも個人の自由。
物語は一つの結論だけを生み出すものじゃないよ。
上の方で出ていた浦島太郎とかの古い民話だけど
民話ってのは生き物で、時代を経るたびに
その時代に合った教訓や解釈が付加されたり、
逆に不都合な部分が削除されたりするものだから
言いたいことってのの大概はみんな後付なんだよ。
イヤだと思った物語もその解釈になった時代にはそういう考えを教えることが重要だったんだろう。
ディズニーの「名作ハッピーエンド改竄」も長い目で見れば自然。
ディズニーで思い出した。
魔法使いと弟子の話?がイヤだったよ。
魔法使いの弟子が、水汲みを命じられたんだけど、ズルして魔法をつかった。
でもうっかり寝てしまったら、城中水浸し。
プールが嫌いな自分にとっては、水浸しで溺れそうな城の描写はとんでもない恐怖だった。
うっかり寝てしまう弟子もアフォだと思った。
『父ちゃんはどうせ軍の配属先で食事は出るだろうから
ゆみ子におにぎりやってもまあいいと思ったんじゃね?』
↑既に大人になっている我が夫が『一つの花』のストーリーを聞いた感想…orz
>>402 え、俺もそう思ったんだけど…
そんなにorz?
404 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 16:40:56 ID:EBDaHrOd
子供の頃に読んだ笑うセールスマン…。
めちゃめちゃ怖かった。
教科書に載ってた話で、たしか小学校3年生のときに読んだ「おみやげ」とかいう話。
都会に出稼ぎに出てるお父さんから「○日に帰ります。おみやげはエビフライです」みたいな
電報が届いて、主人公も家族も「エビフライ」がなんだか知らなくて心待ちにしてんの。
で、買ってきたエビフライ食べるんだけど、食べ方わかんなくて歯の無いお婆ちゃんが
尻尾まで食べちゃってゲホゲホしちゃう。
読んだ時、何故かこれが昔を舞台にした物語だって理解できてなくて
「田舎ってそうなんだ・・・」と愕然とした思い出がある
406 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 17:09:05 ID:c+IvcItq
>>405 作者は三浦哲郎だ。劇団四季の「ユタとふしぎな仲間たち」の原作者な。
昔といってもせいぜい昭和40年代ぐらいの話だと思う。
昔は今みたいに流通とか大きい自動車が通れる道路とか保冷技術とか発達してなくて、
田舎だと本当にあんな感じだったのよ。
「盆土産」だね。
田舎、しかも海から離れた山間部の農村じゃそんなもんさ。
しゃおっ。くるみ味。えんびフライ・・・なつかしいなぁ。
408 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 17:13:31 ID:1+QFChyh
あのエビフライの話おもしろかったなあ。
食ってるところがめちゃくちゃうまそうなんだ。
時々あの話思い出しながらえヴぃふらい食ってる。
ビミョーな題材なんだけど、道徳という教科の教科書に
こういう話があった。
***************************
私の前を女の子とその母親が歩いていました。しばらくすると
女の子は躓いて転んでしまいました。女の子の母親は構わず
スタスタ歩いていきます。私は女の子がかわいそうで手を
貸そうとしました。すると、女の子の母親は私をにらみつけ、
「転んでも一人で立ち上がるように訓練してるんだから余計な
ことするな」と言ってきました。
***************************
教師に感想を聞かれた俺(Y)は「確かに一人で立ち上がる強さをもつ
ことは重要だが、助けようとした他人につっかかるのはお門違いだ。
それに、困っている人が居たら助けるのは当然だ」と言った。
教師はもう一人の女子児童(A)に意見を求めた。Aの意見は
俺の意見とは正反対だった。教師は俺の意見とAの意見のどちらが
正しいと思うか、クラス全員に問うた。児童など自分の考えもなく
人気者の意見に賛同するのが常なので、最初から結果はわかっていたが、
37:1で俺の負けだった。俺は教師にこっぴどく怒鳴りつけられ、
裸で廊下に1日立たされた。その日から俺に対するイジメはさらに
エスカレートした。千葉県佐原市の津宮小学校で起きた実話。
クソ教師平塚氏ね。
千葉県の教育機関が作った道徳の教科書にはこんな話ばかりだった。
「なんむ、えんびふらい」だっけ。
アニメとか童話とか子供向けの話で出て来る食べ物って、大概旨そう。
たとえ『大根の輪切りをただ茹でただけ』とかのものでも。
(<『日本昔話』のアニメ)
>409
あったあった!
主人公は親切にしてあげたのに、にらむなんて失礼じゃん?と思ってたよ。
その癖、その道徳の教科書には「人の親切には感謝しましょう」とか「困っている人は助けましょう」
という内容の話しが載ってて、非常に納得いかなかった記憶が。
試しに、幼稚園の弟が転んでも手を貸さずに立ち上がるまで待ってたら、
「お姉ちゃんは血も涙も無いんだから!」とめちゃめちゃ怒られたよ。
しかし、酷い教師だな…。
うわー。このスレ見たら、すっかり忘れていた記憶がよみがえってきたよ。
てか、意外と呼んだ記憶のある話って多いな。
エーミールと蝶の話はは、冒頭で、大人になった主人公が蝶を見て
いやな記憶を蘇らせるところから始まるんだよね。
>>206 >>211 「トビウオのぼうやはびょうきです」だね。
最後に病気から立ち直って終わるのかと思えば、みんな苦しんだまま終わるという
子供心に衝撃的な話だった・・・。筆者はそれを狙っていたんだろうけど。
413 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/29(土) 22:53:08 ID:uDBUb0XX
「盆土産」、ぐぐってみたら中学生の教科書に載ってたって人が多いみたいだね
自分は
>>405と同じで小学校中学年のときに読んだ記憶があるのだけど……。
>>409 その話、そのあとに電車でその親子にあって席を譲ったら喜ばれた
って話のアレ?
野坂昭如だったか?戦時中、お母さんが風に吹かれて飛んでいってしまう話
あまりにトラウマで、詳細まで思い出す前に脳がシャットダウンしてしまう
>415
「凧になったお母さん」?
炎に包まれた子供を守るため、全身の水分を子供に与えて
干からびてしまったお母さんの話だよね。
もう20年近く前になると思うんだけど、多分教育テレビでやってた人形劇が怖かった。
こまかい話の筋は忘れたが、男が綺麗な娘と知り合って楽しげに歌を歌っていたのにいきなり娘が豹変。
娘「♪わーたしはーのーぎくのー花が好きーぃぃ〜」
農夫「♪おーいらはー桜の花が好き〜」
娘「でも……
人間も……
好きイイイイイイイ!!!!」(顔が鬼の形相に)
>>409 道徳に使われる教材はろくなもんがなかった、読後感が悪いのばかりだった
一冊の本からさわりの部分だけ抜粋してたからか、これからってとこで終わる、喧嘩別れが多いこと多いこと
>>415 確かそれってアニメでやってなかったっけ、テレ朝だったかな?
トラウマ受けそうで途中で視聴を止めた覚えがある
道徳の教科書といえば、ピアノ教室に一緒に行こうとした女の子二人の行き違いの話が嫌だったな。
『○○の日記』という冒頭から始まり、それぞれ二人の女の子の日記から行き違いの理由やそれぞれの感情や言い分が書かれてる。
お母さんに買い物を頼まれて、すぐ帰るつもりが予想外に時間がかかってしまい、そのうちに友達の女の子が家に迎えに来てしまい、お母さんはしばらく待ってと家でその子を待たせる。
しばらく待っていたが結局時間ギリギリになっても帰ってこず、先に行ってしまう。
行き違いに女の子が帰ってきて急いでピアノ教室に行くが、友達は怒っててシカト。女の子は憤慨。
その次からは友達の視点の日記が書かれてる。
つまるところ何が言いたいの?とわけが分からなかったし、女の子二人どちらが悪いわけでもないのに仲が険悪になって終わったからこっちまで嫌な気持ちになった。
「ピアノ教室があるのにお母さんが買い物を頼んだのが悪い」という感想しか浮かばなかった。
>>419 あー、覚えてるわ、ソレ。
自分もピアノ習っててかなり真剣にやってたんで、
「レッスンの場は友達と仲良しこよしでチャラチャラ来るところじゃねぇ!
一人で通うのが当たり前だ!
レッスンに遅れないなんてのは最低限のルールだ!
友達とケンカしたぐらいで揺らぐな!生半可な気持ちならやめちまえ!」
と思ってました。
かなり上の方にグリーングリーンの歌詞のこといってる人いたけどあれ私も怖かったです。緑が○○〜をマッチョが○○〜と替え歌にして怖さを誤魔化したのを覚えてる。
でも学校では三番までしか歌わせてもらえなかった。なんかで歌詞を全部見たらやっぱりパパ死んでた
>>421 私もあの歌いやだ。私の通ってた小学校では月曜日の朝に全校集会があって、
そこでみんなで月ごとに定められてる歌をうたうの。あれ、マジで悲しくなって泣けた。
当時酷くいじめられてたし、父親は単身赴任で週末だけ帰宅する感じだったから
よけい悲しかった。
423 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/30(日) 15:16:25 ID:3FH2Y6xw
【前頭前野の異常】インターネットをやり過ぎると以下のことが起こります。
・キレやすい性格になる。
・協調性の低下。
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・学校や会社をサボり易くなる。
・世の中に対して悲観的になる。欝
↑貴方はどれに当てはまりますか?ネットはやめましょう。
グリーングリーンってベトナム戦争中に日本語の歌詞がつけられて
反戦の意味をこめたってきいたことあるよ。
>>425 目を閉じて噛み締めてるってことじゃないかな。
歌だと自分は『主人は冷たい土の中で』って曲が嫌だった。
もうタイトルからして暗い。
曲調と原題なら何とも思わなかったのに…。
歌だったら「マルセリーノの歌」が嫌いだったな。
死んでる子に「おはようマルセリーノ、お目目をさませ」って呼びかける歌
草競馬って歌が嫌だった。
最初は明るく始まるのに
最後馬は足折って、使い物にならなくなったので食べちゃったとか
そんなもん歌詞にするなって感じ。
アメリカの田舎ものはそんなんが娯楽か!と思った。
あか太郎
小3ぐらいの教科書に載っていた。
子供が居ない貧乏な老夫婦が、自分の垢をこねて作った子供。
韓国のあかすりを見るまで、垢が粘土のようにこねられるのが理解で出来なかった。
>429 間違えた
誤:理解で出来なかった
正:理解出来なかった
>>426 あ!そうか〜。その解釈なら冴えた表現になる。
432 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/30(日) 23:13:46 ID:joMW2v+2
>>427 歌詞はともかく高音オンパレード曲なので、
歌いにくくて嫌だった。
って、マルセリーノって死んでたのか。知らんかった。
>>432 ごめん、自分はそういう風に教わって信じてたんだけど、今調べてたら
映画のテーマ曲みたい。
最後に死ぬのは確かのようだけど死んだ子に「目を覚ませ」って
呼びかけてる歌かどうかはよくわからなかった。
ハンパな書きこみしちゃった…。
434 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/30(日) 23:24:54 ID:Md5bUUzM
「黒パン俘虜記」
シベリア抑留の話で、やくざあがりの兵隊が上官の軍服を暴力て奪い取って君臨し、
他の兵たちを酷使して、自分は捕虜のくせに大金を得ていく。ノルマを果たせない
人は「暁に祈る」という制裁をやられて死んで行く。
描写が実にむごたらしく、やくざものというのは最低の人種だなと思った。
それ子供の時に読んだのか?
どこで?
「はまひるがおの小さな海」
小2か小3の国語の教科書に載っていたと思う。
潮が引いた後に小さな水溜り(海水だまり?)に
取り残された魚が、そばに咲いているはまひるがおに
「ぼくはこのままだと干からびて死んでしまいます」
となきつく。
はまひるがおは「わたしをつむと雨が降るという言い伝え
があるから、誰かが通ったら私を摘んでもらいましょう」
という。
最後はどうなったか忘れてしまったけれど、はまひるがおの
やさしさ云々より、自分のことしか考えられない魚にむかついた。
>>94 96
妹のウメはまだ三つ。霜焼け崩れで手に巻いた布は膿でべっとりくっついてるから
交換するときにいつも泣く。あるとき長松はうまいことを見つけた。
ウメが泣きそうになったら、「ウメ、見ろ、アンちゃんのツラ」眉をハの字に下げて
ベロを出しすと、ウメは笑い出してしまう。
ある年、年貢を納められずに困った村人を代表して、長松の父ちゃんが将軍に
直訴しようとし、捕らえられてしまう。
長松一家は張り付け。
刑場でウメに槍が向けられる。「ヒーッ、おっかねえ」ウメが泣き叫ぶ。
と、長松が「ウメー、おっかなくねーぞう、見ろ、アンちゃんのツラ」
村人達は泣きながら笑った。笑いながら泣いた。
長松はベロを出したまま槍で突かれて死んだ。
、
438 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/31(月) 00:34:41 ID:TM9pf0UG
>>429 それ、力太郎じゃないのか?
物語自体が嫌だったかどうかまでは覚えてないけど、『ちいちゃんの影送り』
習った後校庭に出ると、誰もが延々と上向いたり下向いたり
ししおどしみたいな動きを無言で繰り返してるのを窓から見た時
何だか無性に気持ち悪いと感じた。
物語じゃなくてスマソ
小学4年のときならった『とんび』の曲
とべとーべぇ とーんびー♪たのしぃげーにーわをかーいーてー♪って歌詞で、タイトルは忘れた。
担任がこの曲にはまり、毎日毎日漏れらを校庭に集合させる。
とりのように手をばたばたさせて、集団で校庭のグラウンドを旋回しながら合唱。
他のクラスや学年のヤシが変なものでもみるように窓からニヤニヤしながら眺めているのが屈辱だった。
奇行は春も夏もつづいた。
夏休みがおわった九月。
担任がいやらしいことをしてくびになったとクラスメイトたちが騒いでいて、実際二度と担任にあうことはなかった。
影の話でフラッシュバックした。
タイトルは忘れたけど、小学校の頃の教科書で読んだ話。
二人の男が釣りに来て、理由はわからなかったけれど、
兵隊に捕まって銃殺されてしまう話。
銃殺を命じた男が彼らの釣った魚をフライにしろと良いながら、
彼らの銃殺を眺めつつ食べるのが楽しみだとか言っているのが、
寒気がするほど怖かった。
ただ釣りに来ただけなのに無知から
(たぶん釣りはしてはいけない場所だったんだろう)
銃殺されてしまう理不尽さ、取り返しのつかな過ぎる話に、
子供ながらに憤りを感じた。
まあ…今でも嫌なんだけど、子供の頃とにかく嫌で嫌で
たまらなかったのが、友達の家で読んだ恐怖漫画。
誰の何ていうマンガだったか忘れたけど、母子家庭の男の子が
事故で両手両足を無くして顔も化け物みたいになり、
優しかった母親が日に日に虐待するようになって…。
最後は母親が部屋に連れ込んだ客(母親は途中から水商売)に
殺されてしまい、死体の傍らで男の子が泣いているという話。
怖いというより不安で嫌な気分がしばらく続いた。
>>438 同じだよ>力太郎
おじいさんとおばあさんは最初『あか太郎』と名付けたんだけど、
そのうちもの凄い力持ちになって、
「これはもう『あか太郎』じゃなくて『力太郎』じゃ」つって改名した。
443 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/31(月) 17:36:55 ID:w6aWpcWe
「たにし長者」親の命令でたにしに嫁入りさせられる娘、悲惨すぎる。最後人間になるってのはご都合主義。
「猫岳」私はむしろ行ってみたいぐらいだが、普通の人にとっては嫌な話であろう。
「蕎麦の羽織」蕎麦の大食い横綱になりたくてたまらなかった男が、うわばみが人を
飲み込んで腹が苦しくなったときある草を飲み込んで一気に腹をへこますのを見て、
強力消化薬草だと思って蕎麦食い大会に持参する話。結末は・・・
思い出しました。
漫画で死んだお母さんから横笛をもらった女の子が、地獄に引きずり込まれ、笛をくれくれと魑魅魍魎どもに凄まれ、笛を死守しながら生還する話。
目玉の池みたいなのに突き落とされ、からだじゅう目玉だらけになった絵は吐きそうになって、思い出すたびに恐かった。
小学校低学年くらいに教科書に載ってた「おにたのぼうし」。
鬼の子のおにたは見知らぬ家の洗濯ものをこっそり雨の日に取り込んであげたり、男の子の失くしものを見つけてあげたりする優しい鬼。
節分の日、どこもかしこも豆をまいてるので行くところが無いおにたは、豆のにおいのしない家の天井に忍び込む。
お母さんが病気で、女の子がその看病をしていた。
女の子を喜ばせたいと思ったおにたは、帽子をかぶって角を隠して、ごちそうを持ってきてあげる。
女の子は感謝するが、お母さんが病気なのは鬼のせいだと言う。
おにたはショックで泣き震え、家を飛び出してしまう。
女の子が追いかけると、戸口には帽子と豆だけが残されていた。
女の子「あの子はきっと神様だったんだわ」と言い、残された豆で「おにはあそと、ふくはあうち…」と豆をまく。
最後までおにたがむくわれない上に、女の子はわけ分からん勘違いして終了。極めつけに鬼は外連呼。
やりきれなくて嫌な気分になった。
446 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/31(月) 20:55:22 ID:lmc8W0Gb
>>445 「おにだって、いろいろあるのに・・・おにだって・・・」
ってやつだね。
音楽の教科書に乗ってた「魔王」の歌詞
魔王が自分を狙うと何度も怯えて訴える息子に全く取り合わない父親、
気付いたら息子は死んでました、みたいな。
皆おもしろがって歌ってたがつらくて仕方なかった。
448 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/31(月) 22:08:21 ID:4u5P0tUg
>>433 亀レスだけど
その映画は、マルセリーノっていう信心深い女の子が教会のキリスト像にいつもパンを供えてて、
そのうちキリスト像と話ができるようになって「いつか天国につれていって」みたいなことを
話してたら、本当に死んじゃったっていう話。
自分は歌わずにリコーダーで合奏してたけど、親にその話聞いてショックだったなあ。
449 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/07/31(月) 22:15:44 ID:fGI1neLE
>>447 自分はそれより何より、日本語訳歌詞の坊やのセリフ、
「お父さん、お父さん、魔王が今 坊やをつかんで連れて行く」
というのが解せなかったのだがw
>>443 オチ書いてくんないから気になってぐぐっちゃったよ。
見てもちょっと考えないとわからなかった。
>>448 男の子だよ。
>>439 なんかわかる。
子供を実際以上に子供子供させようと、
言動を管理したがる教師って、ヤバい可能性大。
うちの担任は事件こそ起こさなかったが、
「こどもなんだからこれぐらい恥ずかしくない」的スタンスで
女子の着替えをのぞき、二次性徴の講習に入り込んで、
水泳授業の時、黒いビキパンの前が湿ってた…orz
>>448 「穢れ無き悪戯」ていう映画だとしたら、
450氏の言うとおり男の子だったと思う。
>>445 泣ける…
鬼を男性と読み替えてみよう 時代の気分だ
>>443 パタリロの作者が、この話のパロディを描いてたね。
そっちは蕎麦じゃなくてパスタだったけど、内容はほとんど一緒。
ラストシーンで人間の形になったパスタのかたまりが椅子に座っている
シーンは怖かった(一応、ギャグマンガらしいのだが…)。
小学生の時に読んだ「走れ」って話がいやだったな。お姉ちゃんと弟とお母さんが出てきて
お母さんはお弁当屋さんで働いてて運動会の時にお弁当屋さんのお弁当もってきて
「唐揚げはいつもより大きいのよ。出し巻き玉子だって…」とか言ったら、
弟が「こんな弁当嫌だ!」とか言っちゃって…
もちろんお姉ちゃんと弟もかわいそうだったけどお母さんが一番かわいそうで泣いてた覚えがある。
グリーングリーンの歌詞全部知りたい‥
457 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/01(火) 04:03:25 ID:jgdzrpCr
>>426 あ〜おく晴れたそ〜ら〜白い〜雲〜
そ〜よ風優し〜く〜昔をか〜た〜る〜
お〜も〜い〜だ〜〜すぅ〜〜あ〜の〜え〜〜がお〜〜〜
ね〜むれよ静か〜に〜
静かにね〜む〜れ〜♪
だよね?
この歌、なんとなくビクター犬がハチ公的に主人を待ってるイメージ。
主人ってまさか奴隷のマスターじゃないよね?
アメリカ民謡は怖いからなぁ
458 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/01(火) 04:08:04 ID:Tu/wwtLw
ゴンギツネを撃ったジジイが死ねと思った
ウサギとカメのウサギが、わざわざゴール手前で寝るのが納得いかなかった。
教訓としては分かるんだけど、
徒競走で途中で寝るって有り得ないだろ!と。
24時間マラソンくらいな感じだと思えば納得いかん?
ゴール手前とは言ってもまだ1qくらい残していたかもしれない
461 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/01(火) 11:35:01 ID:cZuNx5a3
>>341 マジレスしてもしょーがないかも知れないけど
トットちゃんは今で言うADHDみたいな子だったので
あの学校じゃなきゃ駄目だっただろうと黒柳本人も言っている。
あの本自体ADHDがメジャーじゃなかった頃に
自伝であると同時に問題児を抱えてる人にも向けられて書かれたものかと。
「穢れなき悪戯」は教会の前に捨てられた男の子が牧師さんたちに育てられていたんだけど
ある日屋根裏のキリスト像を見つけてパンを持っていってたんだよね。
そんで「ママに会いたい」って望んだら…って話。
いくら男の子の望みとはいえ殺すことないだろ神様?って子供心に思った。
マルセリーノ・パーネ・ヴィーノってタイトルでリメイクされてたよね。
私はそっちの新しいのしか観たことないんだけど、筋とは関係のない狐狩りの
場面が嫌だったな。
チリンの鈴
今見ても、救いのない鬱展回にヘコむ…
妖怪人間ベムの最終回。
人間酷すぎる
466 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/01(火) 20:57:23 ID:5/Lx8JHj
ドナドナ嫌だった
小牛になにもしてあげられないのに歌う資格なんてないと思った。
468 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/01(火) 21:38:41 ID:/ewb7lI+
>>459 そういえばうさぎと亀の教訓は
・出来るからって鼻にかけて怠けてはいけない。
・亀みたいに頑張れば何事も出来る。
のどっちが主流だった?私は後者が主流で亀が勝つ訳無いって思ってたけど、
母の時代(50代)は前者が主流だったって聞いて納得出来たよ。
うさぎが寝たから亀が勝ちました。なんてまぐれを人生に期待出来ないってのは子供でもわかるよ。
因幡の白兎。
全部自業自得だろ!食われなかっただけありがたく思え!
かわいこぶって大国主命に泣きつきやがって!
と、むかついた。
>>468 「勝負は最後まで分からないので途中で油断してはいけない」だったな、自分は。
日本むかしばなしでやってたうさぎと亀は、うさぎと亀と亀に協力したフクロウ、みんな痛い目にあっていたのでなんとなく鬱気分になった。
その昔「ぶんぶくちゃがま」があんまり好きじゃなかったな。
ほんの些細な悪戯心で茶釜に化けただけだったのに、最後まで戻れず病気であぼん。
当時幼稚園児だったが、今まで生きてきてなんかの作品を見て泣いたのはこれだけ。
しばらくしたら日本むかしばなしでは絵も話も子供向けに作りが変わってた。
471 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/02(水) 00:12:37 ID:xhWfNxN5
天才バカボン
馬鹿すぎてやだった
>>469 まぁ兎も悪いが、受けた罰が過酷過ぎるのも確かだし。
というかアイツ、ちゃんと恩返ししたんだっけ?
アニメの「オバケのQ太郎」で、何の話か詳細は忘れたがQ太郎が馬鹿すぎる話があった。
本気で殺意を感じた。
でもあいつ、殺しても死なないんだよね・・・
死ねって誰に向かって言ってんだとか言い返されそう
>>455 うわーそれ覚えてる@21歳
お母さんの気持ちを考えるといたたまれなくて駄目だった
小学校の国語の教科書読み返したくなるな
恐怖漫画だから嫌だと思って当たり前なんだけど…
「蔵六の奇病」
「チョンドリーノ」
悪さをして蟻に変えられた子供なんだけど
この手の、姿を変えられる話のパターンとして
「最後には人間に戻る」ってのが
お約束だと思ってたんだけど…。
(ニルスの不思議な旅とか)
スト…蟻のまま…il||li _| ̄|○ il||li
怖いよー。
挿絵も不気味で怖かったなーと
思って全集をひっぱりだしてみたら
昭和37年発行とあった…そりゃ絵も古いわ。
>>473 原作のほうの「ロボコン」がそんなかんじ。
テレビだと「勉強は0点ばかりだけど、健気に頑張るいい子」
ってかんじだけど、漫画のほうは
はた迷惑な、ただのDOQ。家族も本気で迷惑してる。
480 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/02(水) 20:57:31 ID:M8SdZEIj
>>468 勤勉なウサギには亀は勝てないけど、世の中自分の能力を過信したウサギばかりだから、あなたは不器用でもこつこつ頑張りなさい。
とわが子には教えています。
>480
イイ(・∀・)!
12星座の由来の話がどれもこれも嫌でした。
特におひつじ座。
継母に殺されそうになった双子が金色の羊に乗って逃げるが、
海を渡る途中で、妹が海に落ちて死んでしまう。
その妹を気にして振り返る羊の姿が星座になりましたとさ。
なんで羊なの!?妹はどうなった!?つか、妹助けろよ!
>12星座の由来の話がどれもこれも嫌でした。
一応全部書いてみる。
おひつじ座:
>>481 おうし座:ゼウスの不倫で美女が牛に変身
ふたご座:双子の英雄の昇天記念
かに座:ヘラクレスに踏み潰される
しし座:ヘラクレスに絞め殺される
おとめ座:大地の女神
てんびん座:厭世観を覚えた女神
さそり座:ヘラクレスを瞬殺
いて座:故意ではないがヘラクレスに殺害される
やぎ座:怪物から逃げようとしてみっともない格好に
みずがめ座:お稚児としてさらわれる
うお座:怪物から逃げるために魚に変身
まともなのは、ふたごとおとめ位か・・・
ヘラクレスこわっ
さそり座最強ということだな
みんなの仇を倒してくれたし<さそり座
背負っている業も考えてみた。
おひつじ座:虐待
おうし座:不倫
ふたご座:双子で甲子園出場
かに座:圧殺
しし座:絞殺
おとめ座:子供を誘拐される
てんびん座:引きこもり
さそり座:無差別通り魔殺人
いて座:とばっちり死
やぎ座:パンツが半分ずれた状態で避難
みずがめ座:ウホッ
うお座だけ思いつかん・・・
お前が考えたものかよ
サソリが倒したのはオリオンじゃなかったっけ?
お互いが星座になった後も仲が悪いから、
サソリ座は夏の、オリオンは冬の星座に分かれたとかなんとか…
結論としてヘラクレス無敵
不倫を察した奥さんに毒殺(故意ではないが)されるまでは
491 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/03(木) 06:38:06 ID:uiopnIZR
アニメのヘラクレスでは獅子がライオンキングのスカーだったわ
私はかちかち山がだいっ嫌い
おばあちゃんを殺すなんて人間じゃない!!
この汁椀ひとつ分の値打ちもないタヌキが!
死ね!死んで詫びろ!
492 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/03(木) 07:14:45 ID:4K64XIH2
愛少女ポリアンナ物語
声からしてとにかくうざくて嫌だった。
わたしのアンネット
2chでは大人気だが(笑)登場人物全員嫌いだった。
>>482 牛になったのは美女じゃなくてゼウスの方じゃなかったっけ?<おうし座
牛に化けて美女をさらっていくの。
んで、彼女の名前がエウロパで、ヨーロッパの名前の由来になりましたとさ、という。
ギリシャ神話といえば登場する神々のあまりのDQNぶりに閉口した子供時代
ゼウスのエロオヤジっぷりには驚いた
妻のヘラも嫉妬深すぎて嫌だった。
カシオペア座のカシオペアは自分の美貌に陶酔してしまい
海の女神を怒らせて、自分の娘を鯨に生贄に出す破目に
なったんだよな_| ̄|○
狂言の 「 附子 ( ぶす ) 」。
水あめを全部食べちゃったのなら、素直に謝れば
いいじゃんと思った。
大人になった現在、周囲からは「空気を読まない奴」と
言われている。
甘いものの貴重さが違うからね。
498 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/03(木) 20:40:14 ID:x3AhtwBN
まぁあれだ。太陽に浴びろ
>>491 重度の火傷を被ったあげく、溺死させられてますがな。
昔話って、けっこう「復讐」がテーマの作品が意外に
多かったりする。
500 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/04(金) 01:52:22 ID:mx7h0qx/
何か不愉快になるスレだな
501 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/04(金) 16:17:27 ID:1fwWE0eL
>>491 おまいは雄山か。
>499に加えて、火傷にカラシ塗られてるし。
ウサギ、すげぇ粘着サディスト。
猿蟹合戦といい勝負。
合唱曲だけど、「チコタン」
途中までギャグ展開な癖にラストでいきなりチコタンが死ぬ。
>>502 チコタ〜ン、笑ろてる〜
写真の中からぁ・・・・
音楽の授業中、涙をこらえるのに必死だったよ。
消防時代は音楽授業の歌唱で泣くっつーのは
学校でウンコくらい恥ずかしかったもんなー。
>>502 同じ作詞者の「日曜日〜一人ぼっちの祈り〜」もかなりキツイ…
ってか破壊力は上かも。
平たく言うと「飲酒運転はやめましょう」な内容なんだけど
人殺しの子!人殺しの子!人殺しの子!とか、もうね(ノД`)
505 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/04(金) 23:13:54 ID:jhIQ3jCv
幼稚園にあった「半日村」
あと・・・ど根性ガエルでエレベーターに閉じ込められて ぴょん吉とビスケットを半分にして→半分・・・粉になって くしゃみしてなくなる。って話。これ見て中学までエレベーターに乗れなかった。 エスカレーターでいいやん派
今はシンドラーで乗れない
>504
なまじ前半がごく普通の平和な家庭を装っているだけに
後半の強烈なことと言ったらないよね。
詩を読んだだけでげんなりした。あれは子供に歌わせちゃあいけない。
交通刑務所の受刑者にでも歌わせておくのがいいと思う
507 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/04(金) 23:45:57 ID:QdFBCGX3
鏡のなかの迷宮。
児童書なのに、最後に主人公クラスの男の子が一人死んでしまう。
そのときに女神が「生き返るなんて、甘い。だって、これはお話じゃないんだから」みたいな
ことを言うんだけど、お話じゃん!!
大体、女神を生き返らせるために、その男の子は命を使ったわけだから、おまえが
命を返してやればいいんじゃ!!
おとなしく墓に戻れバカ!
すっごい後味悪い結末。
508 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 00:06:16 ID:Z1EeiApI
ドクタースランプあられちゃん
汚い
何が面白いのか笑いのつぼが最後までわからなかった
宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』が大嫌いだった。
話の中盤に、鳥のかたちのチョコレートっぽいお菓子(架空の商品)を
売ってる男が出て来るんだが、こいつがめちゃめちゃうざい。
卑屈で子供相手にヘイコラして、おまけに浮浪者みたいに汚い服と顔で、
主人公のジョバンニも「何コイツ…」みたいな顔で見るキャラだった。
この男のキャラがイタくてイタくて、それ以降の話にも集中できなかった。
他の銀河鉄道の乗客がほとんどキャラ薄いので、この男の汚さといじましさしか心に残らない、不快な作品だった。
そのくせ世間的には「少年の友情と星屑がキラキラ」みたいな方向性で
本屋で売られてるのがムカついた。(絵本や漫画の表紙など)
大人になって宮澤賢治そのものに詳しくなると、キラキラ童話どころか
結構日本的な汚いドロドロ情緒の世界を描いてる人だと分かったんだけどね。
でも銀河鉄道以外にも『風の又三郎』とか『セロ弾きのゴーシュ』なんかで
自然や動物たくさんのほのぼの童話を書く人、というイメージで
まだ見られてるんじゃないだろうか。そして未だに銀河鉄道を誉める気にはなれない。
次郎物語
家庭内いじめられっ子もの。
とにかく不快な思い出しかない。
よく覚えていないが、「二人の王女」みたいなタイトルの話。
どっかの国に王女様が二人いた。
姉はすっっっげえ美人なんだけどすげえバカ。
妹は逆にどうしようもない不細工なんだが頭は良い。
で、パーティーなんかすると、最初のうち客は美人の姉のほうに群がるんだけど、
あまりのバカさに呆れられて、次第に話の面白い妹のまわりに輪ができるようになる。
姉は妹から「若いうちはいいけど年取ったらアレだから姉ちゃんも勉強しとけ」とか言われるが
バカな上に今まで何もしないでいた奴が急にやろうと思ってできるもんじゃない。
そのうち何を思い立ったか無謀にも勝手に一人旅を敢行!!
…が、もちろん即効で行き詰まって困り果てる。
そんなところで王子様登場☆
おとぎ話の例に漏れず、花嫁探し中。
だがこの王子様、賢くて勇敢なんだがどうにも見た目が貧相。
助けてもらった王女は「そうだ、私の美貌とあなたの賢さを半分こしましょ!」
とか言ってなんか魔法でうまいぐあいになんか分け合って、
互いにそこそこ頭良くてそこそこ見た目もいい丁度いいカポー誕生!
王子様の国で結婚して国民も大歓迎!
末永く幸せに暮らしましたとさ、ちゃんちゃn
…って、ブスでも頭が良い妹の王女はどうしたぁぁぁああ!!
そんな行き当たりばったりで王子と幸せになるなんて許せNEEEEEEEE!!!
と、当時からブスの私はとても納得がいかなかった
ブスが幸せになったっていじゃないかー頭が良くて話が面白いんだぞー
ちゃんと自分で勉強するしユーモアのセンスもあるしやさしいこころを持ってるんだぞー…
妹は国民に慕われる立派な女王様になったんじゃね?
514 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 00:44:06 ID:VZJX4sa2
フランスのアニメ映画のファンタスティックプラネット。動きとか宇宙人とかまじ気持ち悪い。今も見たくない。
>>511の物語なんて正に意味の無い子供だまし物語の典型だよなww
その物語は何を言いたいんだよww
516 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 00:56:55 ID:VZJX4sa2
小学生の時に学校にコピー室みたいな所があって、そこにあるガラスケースの中に何故か白鳥の剥製が置いてあった。色がちょっと灰色の若い白鳥で、見る度に胸が痛かった。
>>511 ブス王女と半分こすればよかったのにww
518 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 01:32:14 ID:bKp9ZJ9t
>>514 充血した目の異星の魂が交尾しに別の星に飛んで行くやつ?
月曜日は遊びの日と言う文庫に出て来る
わがままな妹の話がなんか嫌だった
>511
私が読んだバージョンだと、もっと酷かったよ。
その旅先で合った王子は、醜いかわりに賢く
しかも、「自分を世界一愛してくれる人に
自分と同じくらいの賢さを与える力」を持ってる。
王女の悩み(頭が弱い事)を知った王子は
「賢さをあげるから結婚しよう。一年間 時間をあげるから、
それまでに 心の準備をしといてね」
みたいな事を言って、王女に賢さを与えて行く。
城に帰った王女は 美しい上に賢くてモテモテ、
妹姫は「賢さ」という取り柄が意味を持たなくなって
今や単なる雌猿も同然(←この表現が酷い)誰も相手にしなくなる。
一年経って、王子がやってくると 賢くなった王女は
「あの時は愚かだったから簡単に約束しちゃったけど、
賢くなってみると 結婚とか悩む」
みたいな事を言い出して(何言ってるんだか。ムカツク)
それに対して王子は
「賢くなったんだから、正しい判断をする条件は 前よりアップしてる筈でしょ」
と返して、納得した王女と結婚、
いざ約束を守ってみると、愛の力で
王女の目には 王子の姿が美しく見えましたとさ。
という話だった。
妹姫 可哀想すぎる。
子供の頃に読んだ絵本(タイトル不明)
満月が出ていて、その下の池に魚がいる。
その魚を取ろうと、サギたちが舞い降りてくるんだけど
その時に月が「このお魚さんたち、食べられてしまうのかしら
かわいそう・・」
と呟いて冷たくなる。すると池の水の表面が凍ってしまった。
サギは魚が取れなくなってしまい、寂しそうな鳴き声をあげながら
空へ戻ってしまう。月はそこでほっとしてめでたしめでたし。
という話。サギは魚を食べられなきゃ生きていけないだろうに・・
子供心に理不尽だと思った。
521 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 04:48:11 ID:VZJX4sa2
>>519 作者の人間ができてないね。かなり子供に悪影響。姉の姫は結局頭良くないし。
>>519 それ・・・どこの国の童話?グリムとかの有名どころ?
胸糞わりぃにも程がある
523 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 05:50:18 ID:osNS9uSk
>>519 だいたい何の努力もせず知性や才能が降ってわいてくるなんてありえないし。
それは美貌もまた同じ。
内面も外面も磨く努力しなさいと教えてくれる童話ならともかく、なんじゃそらー
>>519 上の方でちょっと言われていた「上の子救済モノ」ってやつか?
作者も上の子で、下の子のような幸せを上の子にもとか考えて作ったのかもしれんが
それで出来上がったんがこんなんじゃ余計上の子のイメージが悪くなるだけだわなあ。
まあ、かといって姉妹逆転したら、姉はブスの上に唯一の取り柄も妹にお株を奪われるという
まったくもって姉としての立場のないラストになってしまうわけだが。
526 :
511:2006/08/05(土) 12:05:48 ID:YC+RcGSd
>>519 ソレダ!
と思って調べてみたら、「冠毛(とさか毛)のリケ王子」という話だった。フランス童話。
私もたぶん同じのを読んだんだけど、別の話とごっちゃになったようだ。
キリスト教圏では予定説の延長で
見た目がいい=神からの恩恵がある人=幸福になるべき人
という見方があると聞いたことがあるようなないような。そういう話か?
とりあえず、
頭イイ美女>>>>>>>>>>>>>>>賢いブス>バカ美人
の構図が世間にあると幼いうちに知れて良かったよ('A`)
実際には バカ美人>賢いブス なわけだが('A`)
>>512 美人への嫉妬のあまりそういう見方ができなかった。
王子様探しの旅路で吊ってくる('A`)
527 :
519:2006/08/05(土) 13:12:35 ID:5tzpMGxC
今、私ももう一度その本読み返したんだけど
この結婚って「姉姫が王子を婿に迎える」んだよ。
ホントに妹の立場が無い・・・
というか、妹を出す必要があったんだろうか。
単に「キレイだけど頭の悪いお姫様が居ました」で良いじゃん。
だったら、こうも悪印象を持たなかったと思う
フランスか・・・なるほどね・・・
529 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 15:00:55 ID:TkpH0s1Z
>>529 子供にそこまでもとめるなよ
たしかに今改めて読むと、祖母に密着されてる恭一とか気の毒だわな
531 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 19:03:04 ID:9wkjbc7g
3枚のお札
>531
話の内容は覚えてないが、すごく嫌な話だった事は思い出した。
和尚さんがカニってるのがいやや
道徳の教科書には結構理不尽な話が多かったな。
「万年筆の話(タイトル失念)」
主人公のおっさんが、海外(南米っぽい記述)に行った際、その時代でその土地では外国人が珍しかった。
行く先々でサインを求められるんだが、あるときバスを待っていたら少年にサインをねだられた。
運悪くサインをしている最中にバスが来てしまい、少年にサインと万年筆を渡してしまった。(ここあやふや)
おっさんは「大事な万年筆だったのにな。やっぱ外人は信用ならねーな」と思う。
日本に帰国し、たまに万年筆のことを思い出して悔しがるもどうにもならない。
しばらくたったある日、心当たりのない人からくしゃくしゃの包みに包まれた万年筆が届く。
だが、万年筆はペン先が曲がりどうにもならない。
いぶかしむおっさんが同胞されている手紙を読むとそこにはこう書かれていた。
「あの時サインをいただいた少年の母です。あの時ペンをお返しできなくてわが子は悩んでおりました。
あなた様の住所を調べたところやっと分かったときには大変な喜びようで『早く僕返してくるね』といっていたのです。
万年筆を返そうと包みを持って家を出たとたん、わが子は車に轢かれなくなりました。
ペンを盗ろうと思ったのではなくお返ししようと探していたため時間がかかりました。
ペンが壊れたことと合わせてお詫びいたします」
おっさんは「なーんだ。そーだったんかー。ちと疑って悪かったかな?」といった感想。
それで話は終わるんだが、胸糞悪くなっただけだった。子供心にも得たものは何もなかった。
536 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/05(土) 22:43:09 ID:j7sIhvZG
タイムボカンシリーズの悪役の女の人のおっぱいポロリシーン
「冠毛のリケ王子」ぐぐったらあらすじ読めたよ。
せめて妹にも賢さ分配能力があればよかったのに。
>>536 あれがあってこそのタイム母艦シリーズ(;´Д`) ハァハァ
でもよく考えてみるとモロ乳出しだったな
特にドロンジョ。
その系列で一番嫌だったのは
ヤッターワンが壊されてしまったとき。
後にヤッターキングが出てきたけどなんか悲しかった。
どの作品でも3悪の名前は、ドロンジョとボヤッキーが浮かんでしまう。
いかつい奴の名前(トンズラ)は一発で思い出せない。
>>534 道徳の教科書ほどもやもやするものはないよな。
そしてどうせ「答え」通りに発言すりゃいいんだろと思っていた俺は大人。
・・・と勘違いしていたあの頃の俺を殴りたい。
>>540 それはお前は悪くないだろとマジレス。道徳の授業は算数と違うと
気づけないカリキュラム制作者が悪い。
銀貨と少女
だったかな、家を追い出された(?このへん曖昧)プチブル家庭の
心優しい少女が、寒い冬の街で
「あなたのコートは暖かそうですね」
「あなたの靴は(ry」
「あなたのスカート(ry」
「上着(ry」
と言われ、何人かの乞食に服を全部あげてしまい、とうとう真っ裸に
(とか言いつつ、挿絵ではキャミソール姿)。
寒くて凍える少女をかわいそうに思った神様が少女の上に銀貨を降らせる…
という美しい話だったんだけど、子供心にも少女のストリップとか
浮浪者が服だけで満足してよかったな、とかもやもやして
どうも楽しめなかった。
すっぽんぽんで銀貨持って店に入ったら通報されるよ
>>542 その挿絵、うpキボン!うpキボンヌ!おながいしまつ!!
もやもやする、とはまた別なんだけどさ
女が墓場から骨拾ってきて、それでスープを作ろうとする絵本なんだけど。
なんの骨かもわからん上に墓場にあるなら多分人骨だろって言う骨でスープを作ろうとする女も気持ち悪かったし
最終的に自分の骨を回収にくる「何か」も気持ち悪かった。
絵も全体的にトーンが暗めで、とにかく怖かったなあ
不思議の国のアリスが嫌いだったな。
あの話に出てくる、自分のことばかりで人の話をきかない
わがままな生物たちが嫌いだった。ルックスも悪い奴らばかりだし。
あれをどうファンタジーとして楽しめというんだ?と思っていた。
(ディズニー版は見たことなかったので余計に)
大人になると、あれはそのまま小さい子の悪夢の世界を描き出したところに
味があるんだと分かるようになってから好きになったけどね。
外国のとある監督が、アリスの完全(?)実写版みたいなのを作って、
それに出てくる動物たちは本物をCGで合成したものだった。
ブタの赤ん坊とかフラミンゴとハリネズミのクロケットもみんな本物の動物使ってて、
いかにあの世界が不気味でおぞましいものであるか再確認したw
>>546 いや、ディズニー版はディズニー版で結構イラつくよ
チェシャ猫とか帽子屋と三月ウサギとか花たちとか…
アリスが「あたしいかれた人たちには会いたくないわ」とか言うんだがそりゃそうだと思った
>>542 「星の銀貨」だよね。
ちなみにドラえもんに、舞台劇を自動的に演じさせてくれる道具の話があって、
この話は当然ヒロインがしず以下略。
モーパッサンの「首飾り」という話が嫌だった。
主人公が知人に高価な首飾りを借りてパーティに行くんだが、その首飾りを失くしてしまい、
よく似た首飾りを買って返すことにして莫大な借金を背負い、身を落として働いて
何年もかけてやっと借金を返す話。オチもあるんだがさらに救いようがない。
子供の頃に限らず今読んでも嫌な話だと思うが、この作者の話は基本的に全部嫌だ。
O・ヘンリーの「賢者の贈り物」も
なかなかイヤだな。
550 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/07(月) 22:50:51 ID:pxLxY32s
星の銀貨ってこんな話じゃなかったっけ(私が見たのはパロ漫画だけど)
貧乏家庭の親が死ぬ。遺された姉妹はパンをもっていった。
姉がまた物凄いいい人で、自分も貧乏なのにそこらの乞食に服をあげてしまう。嫌がる妹(主人公)の服も乞食にあげてしまう。そして青年の乞食にもっていたパンまであげてしまう。
姉「いいことをすればきっと神様が助けてくださるわ」
冬に裸でいた姉妹は風邪をひいて、姉は死んでしまう。
姉「いいことをして生きなさいそうしたらあなたは幸せになれるわ」
町に稼ぎに出た時、あの時パンをあげた青年に会う。どうやらあの時のパンでどうにか生き延びてその後仕事に成功して今は裕福な暮らしをしている。その青年の家に貰われて幸せに暮しましたとさ♪ってかんじだった。
多分本物だと姉が死んだ時に涙で星がぼやけて銀貨に見える。最期に金持ち気分で自分も死ぬ〜て感じかな。
にんじん。あれは怖かった。
ストーリーなんかふっ飛んでるが、妙に性的な印象を抱いた気がする。
怖すぎて読み返す気にもなれない。なにが怖いのか分からないけど怖い。トラウマ。
にんじんは多いね。
にんじんが周りからの愛を得られず鬱々と繰り返す日々。
寄宿舎で誰にも愛されるバラ色のほほを持つ少年をねたみ、
人気者で誰にも優しいがにんじんにだけは冷たい教師のあたりも暗い。
一番ショックだったのは去っていく誰かに対して、にんじんが自分で傷着けその血でほほを赤く染めるシーンだ。
「これで僕も愛してもらえるんですか?」みたいなことを言い放つ。
ルナール自身も親との関係に悩んでいたらしいが…
553 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/08(火) 00:37:22 ID:hljz2bO7
>>552 あ、それ、教師だか寮長だかが美少年の頬をつついてるのを見て嫉妬したにんじんが、
校長に「生徒にいかがわしいことをしてる職員がいる」と言いつけて、首にしたの。
そんで私が読んだ訳では、去っていく教師(寮長?)を見送る美少年&他の生徒たちの
姿を尻目に、「俺だって頬ぐらい赤く染められるんだからな」と言ってた。
もうとことん芯まで根性捻じ曲がってる感じ。
510>529
内容覚えてないんだけどそうかもしれない
たしか小学生(か中1)くらいだったと思うんだけど、
自分も虐められてる気になって
心身にジクジク来る苦痛を耐えたことしか記憶に残ってない。
まー自分は学校でも友達いな(ry で耐性がなかったのかも。
これに懲りてにんじんは途中で放棄。
神話や昔話で
「あれ?この人物は何のために出てきたの?」とか
「オチは?」とかおもうのは、
そういう昔の話は印刷技術がない時代に、
それこそ人から人へ伝言ゲームで伝えていったために
だんだん話がおかしくなっていった可能性があるらしい。
オチの違う似たような話があるのもそう。
不思議の国のアリスなんかは、その場のアドリブで子供に聞かせた話らしいし。
教訓とか、起承転結を最初からもとめてないものも多そう。
まんが日本昔話で放送された「十六人谷」が怖かったなあ。
老人がなぜかわからんが若い女性に自分の昔話をしているところから始まる。
老人は昔きこりで、若いころ、ある女の人がが山の柳の木を伐らないように
頼みに来るんだが、なにぶん下っ端なのでみんなを止めることが結局出来ず
木は切り倒されてしまう。その夜その女が再び木こりの寝所に現れて
仲間15人の舌を抜いて殺してしまったのを見て、命からがら逃げ出した、
という顛末を老人が語るんだが・・・
いやー、怖い。
まんが日本昔ばなしなら、タイトル忘れたけど白鹿の話がこわかった。
猟師が山に入って、間違ったか調子に乗ってたかで、
本来は殺してはいけない筈の、神様のお使いといわれる白い鹿を殺してしまう話。
竜になったお母さん
貧しい村で、食料がないときに母一人子一人で生活している家族がいた。
母は新しい子を身ごもっているんだけど、生活が苦しくてろくに食料もない。
そこで谷にイワナを捕りに行ったときに「三匹以上食べてはいけない」という掟を
破って食べてしまう。すると母はその場で竜に姿を変えてしまい、残された子は
その後いろいろな苦労に巻き込まれる…(後半うろ覚え)
子供も可哀想だけど、お腹の子のためにすこしでも栄養つけようとした母の心情が
哀しくて、なんかやり切れなかった。
ていうか「お一人様三匹かぎり」ってスーパーの特売かよ!
オバチャンならオバチャンらしく「妊婦なんだから二人分いいわよね?」って言い張れ!
>>558 東映マンガ祭で見た「龍の子太郎」に似てる。
龍の子太郎の方は、妊娠中に食べてはいけない岩魚を食べて、
お母さんは龍になってしまってから赤ちゃんを産む。
おばあちゃんが代わりに育てるんだけど、お乳が出ないから、
龍になったお母さんは赤ちゃんと一緒に玉を渡してこれを舐めさせてくれと・・・
その玉を舐めて赤ちゃんは育つんだけど、途中で玉は嘗め尽くしてしまって、
おばあちゃんが赤ちゃんを抱いて龍のところへ新しいのもらいに行く。
実はその玉はお母さんの目玉で、残りのもう片方も赤ちゃんにあげて、盲目になる。
目玉を取り出して赤ちゃんに舐めさせる…っていうのが、想像したら怖かった。
DHC
561 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 05:44:15 ID:d0GJ8RHS
亀チラだが
「一本の花」を理解出来なかった奴は、DQN親になるのが分かった・・・
三つ子の魂だっけか・・・
562 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 06:14:37 ID:Nd9aGTSk
「ひとつの花」かな?
ひとつだけちょうだいっておにぎり食べまくるゆみ子の話
563 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 08:04:39 ID:7QmdccxD
ほたるの墓。もうやだあれ・・。
564 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 08:37:52 ID:3LwWht3U
一杯のかけそば
感動するか?ただの貧困(ry
クリーミーマミ
悪役?ライバルに同情してしまった。
鶴の恩返し、白雪姫、マリアの子供など、「開けてはいけない」ものを開ける話。
私は子供の頃、大人に「触っちゃダメ」と言われたら触らない子だったので
(良い子だった訳じゃなく、「ダメ」と言われてまで触りたい欲がなかっただけ)、
いい大人が見てはいけない・開けてはいけないと言われているのに、なぜ開けて
しまうのかと、いつもイライラしてた。特に2度も痛い目にあっておきながら、
しかも小人達に散々念を押されておきながら、結局3回目も魔法使いのババアに
ドアを開けてしまった白雪姫には「もう!大きいお姉さんなのに何やってるの!」
と思った(当時持ってた絵本では、胸も大きい年頃の女の子として描かれていた)。
ドアを開けなかったらお話が始まらないことに気付いたのは、もう少し大きく
なってからのことだった。もし自分が「よひょう」だったら、鶴が衰弱死するわ。
566 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 08:50:28 ID:NcZPq4D2
フランダ−スの犬 正直者は馬鹿を見る?
人魚姫 王子を助けたんじゃないのに黙ってる王女が許せない
三匹のクマ 糞図々しい侵入泥棒餓鬼はクマに頭から食われろと思った。
幸福の王子 ツバメ殺すな。おまえだけ幸せだろ。一時しのぎの施ししかしてないし。
ツバメはM属性なので大丈夫。最後に王子とキスできて幸せにお陀仏。
>566
人魚姫の王女は一応ちゃんと助けたんだよ、海岸に倒れてる王子様をね
>>566 一時しのぎの施しワロス
大人になってからの話だけど
「幸福の王子」を読んだことなくて知らない、という人がいたので
ストーリーを説明してあげたら
真剣な顔で「貧乏人に突然、エメラルドとかあげるのは
危険ていうか、良くないんじゃないの…?」と言っていたのが
おかしかった。566さんと同じこと思ってたんだろうな。
>>569 >幸福の王子
あー確かに、同じ貧乏人でも小さい女の子に宝石をあげたときは、
「何てキレイなガラス玉なの!」というセリフがあったと思う。
それを読んだときは、(この子は贈り物の価値を分かってるのか?
すぐにそのへんの大人に巻き上げられちゃいそうだな…)とモヤモヤした気分になった。
いい大人なら換金の手順も分かるんだろうが。
幸福の王子は、ツバメに
「今までありがとう。もう寒くなってきたから、南の国へ行ってください」
って言うんだよ。
でも、ツバメは王子のことをすっかり好きになっていたので、
どこにも行かずに王子のそばで亡くなるのさ。
お人よしで馬鹿な男と、その男に尽くす女の話。
・・・って、大人になって原作読んで気づいたんだけど。
>>571 ツバメは最初、「私はそろそろ南の国へ行くので…」と二度目以降は渋るんだよ。
でも王子にどうしてもと頼まれ、断りきれずに何度も運んでるうちに完全に王子や街の人の事を想うようになる。
そのうち王子が「もういいよ」と言ったけど、「もう南の国へ行ける体力は無いから」とずっと王子に寄り添う。
…ので子供の頃は、王子ずうずうしいなあと思って読んでた。
ツバメの親切につけこんで、急いでる奴引き止めるなと。
一回一回違う動物に運んでもらえればそうは思わなかったかもしれない。
王子だけが最後処分されても十分悲しい話だったと思うし。
幸福の王子って最後に、
---引用---
神様が天使たちの一人に「町の中で最も貴いものを二つ持ってきなさい」とおっしゃいました。
その天使は、神様のところに鉛の心臓と死んだ鳥を持ってきました。
神さまは「よく選んできた」とおっしゃいました。
「天国の庭園でこの小さな鳥は永遠に歌い、黄金の都でこの幸福の王子は私を賛美するだろう」
---引用終わり---
っていう描写があって終わりなんだよね。
私も幸福の王子は子供のとき嫌いな話だったけど、今このスレ読んで
改めて考えると「天国に召される」ことがほんとうに幸せなことだとしっかり信仰している
人達にとってはハッピーエンドなのかも知れないね。
574 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/09(水) 22:14:35 ID:fAmZNK67
>>566 隣国の姫はたまたま打ち上げられ瀕死の王子を見付け、介抱した。
ゆえにこれも助けたわけであり、人魚姫に王子を託されたわけではないので隣国の姫は図々しくない。
むしろ口がきけないなら、なぜ絵を描いたり字を書いて、王子に「溺れてるあなたを助けたのはこの私」と伝えなかったのか
人魚姫の知能の低さにイライラした一年の夏休み。
>574
>なぜ絵を描いたり字を書いて、王子に「溺れてるあなたを助けたのはこの私」と伝えなかったのか
30過ぎた今でも思いつかなかったよ…orz あんたカシコス!
人魚姫は「漁夫の利」が教訓の話だと思ってたな、ずっと。
>>571 実はツバメは雄。作者がゲイなので、この話もゲイの話だと、ミョーに熱の入った解説をしてる本があった。
問題は、その本が「中学国語教師用の指導ガイド」だったことだ。
オスカー・ワイルドが同性愛者だったことぐらい、知ってて構わん知識だと思うが。
しかも国語教師なら。わざわざ生徒に教えることはなくてもさ。
指導ガイド読むくらいならいい年した大学生なんだろ?
何にせよそんなワイルドの童話は、小動物や少年の自己犠牲の美しさを称えると同時に、
女のイヤな面を描いたのも多いな。
「ナイチンゲールと薔薇」の、健気なナイチンゲールと対比するように
イヤミで傲慢に書かれてる令嬢なんか特に。
ああそうだ、オマケにツバメは物語の冒頭で、
つれない葦の妖精の女の子に恋をしてフラれてるんだよね。
580 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 01:30:54 ID:F6zoDNCM
実はオスっていうか、昔からオスとしか思えなかった…。
メスのツバメが一人で南の国行くという図が思い浮かばず。
あと単に喋り方がどう見ても男だった(私という一人称も紳士的だったし)
ただ、ゲイの話だったのかー。
581 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 01:35:22 ID:YKPviBLD
雉も泣かずば…っていう話が嫌だった。
曖昧だけど最後に女の子が雉になって飛んでいくような話。
582 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 02:42:39 ID:AR2/ZLQ/
>>519 私が読んだのはもっとひどかった
タイトル巻き毛のリケ
前半は同じ。
リケ王子との約束なんてすっかり忘れていた姉姫だが、偶然にも約束の場所(森)に現れる
そこでは小人達がせっせと結婚パーチィの準備をしていて、姉姫は自分とリケの事だと気付くが自分にはとっくに婚約者(隣国の濃い顔王子)がいて、もうすぐ結婚パーチィも迫っている
急いで城に戻ろうとするが、森でリケに会ってしまう
リケ『あぁお姫様、来てくれると思っていました』
姉姫はこんなブチャイクとは結婚したくないから断ろうとするが、リケも負けじと得意の理論で勝負
しかーし姉姫も賢くなっているのでそう簡単には説き伏せられない
が、そこで姉姫はとりあえずOK出して後で結婚解消すればイイわ、と思い
姉『わかりました。あなたと結婚しましょう』
と言った瞬間リケがかっこよく見え、永遠にリケを愛する
実は姉姫にも愛する人を美しくする力があった、というオチ
あぁ胸糞悪い
昔風の子ども向け世界なんたら全集にあった話で、外国のすごいやんちゃな
いたずらっ子のいたずらエピソード満載の話。
主人公の男の子が列車に乗って停車中、対向列車もとまってる。
双方窓が開いてる。発車した瞬間、小さなポンプ?に詰めた
万年筆のインクを、窓越しに対向車に正装して乗ってる客に思い切り
ひっかける、とか。
姉の結婚式かなんかで、新郎に爆竹しかける、とか。うろ覚えだけど。
別に天真爛漫元気な子イイ!ってトーンなわけじゃなくて、いたずら後は
親きょうだい周囲に当然のように叱られまくるし、これはやりすぎだよねって
感じで笑う話だったのだろうけど、それでも自分にとっては被害者の状況に
思い入れてしまって笑えなかった。
あと、亀だが
>>246 「銀のスケート」かな?
我が家はびんぼーだったけど、それでも金持ちの家の子=意地悪という
パターンを理不尽に思ってたから逆に気持ちよかったなあ。
584 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 02:54:57 ID:Dpj+Qxd0
嫌っていうか、悲しくて泣いたのが
「ごんぎつね」
585 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 06:33:47 ID:kNPH9uCw
昨日、日本昔話でやってたね。>ごんぎつね
後味悪い。死んで終わり、救いが無い。
昔、「世にも奇妙な物語」で
呪いの人形(ピンクの着物を着た不気味な市松人形)を見た人が
次々と死んでいく話あったんだけど、これが怖くて未だにトラウマ。
その人形は、家具の物陰や夜の窓ガラス、テレビの画面、登場人物の背後など
日常の何気ない所に突然姿を現すのだが、誰もその存在に気付かない。
もし、人形の存在に気付いてしまったら最後、助かる方法はなく100%死ぬ。
その人形を見てしまった男性が、
口から白くてドロドロした液体を嘔吐しながら死んでいくシーンが
未だに忘れられない。
その話を見てから2〜3年は、寝るときに必ず頭まで布団に潜って寝てた。
「布団から頭を出すと枕元に人形がいるかもしれない・・」なんてことを勝手に想像しながら怯えた。
それから10年以上たったけど、今でも一人でいるときに時々
「うしろに人形がいたりして?」なんてことを想像して、ゾクッとする事がある。
あと、夜の窓ガラスや鏡を見るのも少し抵抗を感じる。
587 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 08:35:30 ID:R34aV1Xx
588 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/10(木) 09:02:44 ID:W24nepES
子供の頃じゃないからちょっとスレ違いだけど不幸の子供っていう絵本。
ある所にお金持ちの女の子がいた。(童話の金持ち特有のわがままさは一切なし)
ホーキンスという人形をいつも大切に可愛がっていた。
しかしお父さんが戦争に行き、行方不明に。お母さんはそれを気に病み、病気で死ぬ。
みなしご状態になった女の子は弁護士の叔父さんに引き取られるが、叔父さんも事故で死ぬ。
仕方なく孤児院に入るが、まわりの子供からいじめられる。
唯一の友達のホーキンス人形を引き千切られたりする(この時の絵が…)
先生は女の子にだけ厳しくして、しょっちゅう頭の上に
分厚い本を乗せてバケツ持たせて廊下に立たせる。
ついに女の子は孤児院を脱走するが、逃げている途中にゴロツキに捕まってしまう。
朝から晩まで暗闇で働かされ、女の子は目が見えなくなる。
ある日、ゴロツキが発狂したので女の子は必死で逃げ出したんだけど
目が見えなくてほとんど何も食べていなかった女の子は倒れてしまう。
そして戦争から帰ってきた馬車で女の子を探しているお父さんが
女の子をひいてしまって女の子は死ぬ。お父さんが慌てて抱き上げて
「大丈夫か?かわいそうに」といって終わり。
(ガリガリであまりに変わり果てていたので娘だと気付かなかった)
ここまで救われない話も珍しい。最近たまたま読んだけどすごく鬱になったよw
昨日の「ごんぎつね」は悲劇度が増してて更に後味が悪かった。
あそこまで話をふくらませたら悲しくて立ち直れない。
>>588を読んだだけで鬱になった('A`)
凄く嫌だというわけじゃないんだけど、小学生の頃読んで怖かったのは
「ふたりのイーダ」。
主を亡くして、空っぽになった家の中をさまよう歩く椅子の描写が
怖かった。主人公の幼い妹が椅子に惹かれて家に入ってっちゃうんだけど、
普通そんなん見たら泣いて逃げるだろ!アリエナス!!と思ってた。
原爆関連の話なんだけど、何で被爆者の人が(元気そうなのに)
仕事も結婚もせず、家にいるのかがよくわからなかった。
確か映画化もされて、学校でみんなで見た記憶もある。
やっぱり椅子が怖かった。
>>588 エドワード・ゴーリーだよね。
不幸な子供もだけどゴーリーで一番嫌な気持ちになる絵本はギャシュリークラムだった。
AからZまでの頭文字の子供たちがいろんな死に方をするだけの絵本だけど、すごく嫌だった。
でも、久しぶりに見たら絵とか綺麗で好きになってしまったw
「ゆびっこ」
ゆびっこは仲良し五人兄弟の指。いつも5人(本)一緒なので、たまには
別行動をしようとそれぞれお出かけする。
しかし、ゆびっこ一人(指一本)ではどうにもならず、すごすご帰りいつも
どおり一緒がいいねというお話。
読んでいるうちはwktkしていたが、最後に子供の手に指が戻り寝ている
絵を見たとき、ゆびっこが留守中の子供のことを考えたら、怖くなった。
>>592 >ゆびっこが留守中の子供
星新一の「となりの住人」って作品がそんな感じの話だ。
指が帰ってこなかったら、指の主の人間はホコリになって消えてしまった…
厨房の頃に読んだがすごい怖かった。
物語じゃなくて童謡だけど、「山寺の和尚さん」酷いと思ってた
猫を紙袋に押し込んで蹴るって どれだけ残虐なんだ
なんとかゴーリーって人の「不幸な子供」
挿絵も不気味だし、実際ありえる話で怖い
10歳ぐらいまでは、ドラえもんの映画が怖くて嫌だった。
倒したと思ったのに実は生きている敵。
肝心な時に壊れるドラえもん。
いつの間にか拉致される仲間達。
もうね、「あの時こうしておけば・・・」的な展開のオンパレード。
でも、数年前にレンタルで見たら結構面白かった。
雲の王国と日本誕生は相変わらず怖いと思った・・・。
小公女が嫌いだった。
小公子の方はおじいさんがちょっとわからずやなだけで、明るい話なのに
小公女の方は一応ハッピーエンドだけど陰湿。
似たようなタイトルだっただけに、読み比べてイヤになった。
>>597 おお同意。私も小公子の方が好きだった。
しかし大人になって読み返したら(※)、逆にセーラの自己陶酔的完璧さ・
セーラ父の親バカ・ロなんとか(セーラに懐いた小さい子)のムカつく態度・
アなんとか(セーラと親しいのんびり屋の子)の鈍さ、それに対するラヴィニア
(だっけ?セーラにクラス1目立つ生徒の座うばわれた子)だのミンチン
先生だの「悪役キャラ」の感情も理解できて、英国の階級社会という背景とも
あわせると、子どもの頃にはただ不快だった陰湿っぷりが興味深くも読めたり。
※青空文庫で読んだんだが最後にアメリアがキレる場面が
ないんだよなあ。あそこ好きだったんだけど。
版によって結構ちがうのかな。
似たようなタイトルつながりでついでに。
「平家物語」(もちろん子ども向け現代語訳)を面白いと思ったから
「源氏物語」にも手を出した。
…戦が起こらん!恋愛模様なんて興味ない!
>599
あるあるw
名作文学を子供向けに改変するってのもどうかとおもうね。
「狭き門」の改変版を子供の頃読んだんだけど、
自分が不治の病にかかっていることを知った主人公の女性が、
恋人を悲しませないように自ら身を引いたって話になっていて、
そんなことするから余計に恋人悲しんでるじゃん、馬鹿みたいって
当時は思ったんだけど、大人になって読んだら全然違う話で驚いた。
602 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/11(金) 07:37:49 ID:IO2jRqI+
アーメンガード
603 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/11(金) 07:50:40 ID:MV0ICwMH
不思議の国のアリス恐くて泣いた…
>>601 同意・・・
しかし改変で影響力の大きいのはディズニーだよな。
ピノキオでさめかシャチを鯨にするくらいはいいけど、人魚姫も
ハッピーエンドにしちまうしな。
赤い靴。
子供用の薄い絵本を読んだけど読んだ後めちゃくちゃ嫌な気分になった。あの話はもう読みたくない
嫌な物語じゃないが、ここの住人は詳しそうなのでひとつ教えてほしい。
英語の教科書に載ってた物語で、ウサギみたいな男が「オー!アイムレイト!アイムレイト!」とか言ったり
妙に渋い顔をした人面卵が出てきたりするのって知らない?
ストーリーはどんなんだったか知らないし(授業中は半分以上寝てた)
他も記憶が飛んでしまって分からんが、俺はあの卵が好きだった。
どっかの俳優みたいな顔つきは好みのタイプだったし、ノートにイラストをよく描いたことを覚えてる。
あいつにもう一度会いたい。教えてください、お願いします。
あぁー、これこれ。
俺が見た奴はもっとかっこよかったけどな。
ありがとう。ちょっと調べてみる
>>607 これ見るとディズニーのって、鏡〜と不思議〜のが混ざったような話だったんだな…。
ヘッセの「少年の日の思い出」は親の代から国語で習ってるが
親も自分も大嫌いだった。正直になった所で許してもらえるでもなく
ただ主人公のスネに傷が残っただけってリアルではあるんだが許せない。
あと、「海のおばけオーリー」ていうのが絵が恐かったので印象残ってる。
金儲けのためにオーリーを母から拉致して売り飛ばしたバカは何の咎めも無しかよ。
>>604 ディズニーの「ヘラクレス」、ギリシャ神話を冒涜してるよね。
本当の話を子供が読んだら泣き出すぞ。
っつうか、あの作画はいったい・・・
ギリシャ神話だとどーしてもメデューサ退治の話が納得行かない
メデューサ以上にアテナが最低女に見える
613 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/11(金) 15:04:59 ID:/c30DW2q
>604
それどころかディズニーは「リトルマーメイド2」なんて作ってるよ
主人公が無事に王子と結ばれて娘が生まれいたりする。
(ただこの「2」は原作の設定云々を抜かしても普通につまらないんでアレだけど)
>>608 ジョン・テニエル画のやつじゃない?
ハンプティ・ダンプティにテニエルも加えて検索してみて。
泣いた赤鬼
その後が気になるなあ
あの後赤鬼は村人達と普通に暮らして行けたんだろうか?
あと青鬼はどこへ行ったんだ(´;ω;`)ぶわっ
>>604 デズニーの人魚姫、アンデルセンの故郷の人(人魚姫の銅像がある)が嘆いていたよ。
「デズニーの影響で、人魚姫がハッピーエンドのハーレクインもどきの作品だと、勘違い
している観光客が多くて困る」
オリジナルでは、泡となった人魚姫は風の妖精(物の怪なので、スンナリと天国には
行けない。が、風の妖精となり数百年間善行を積むと天国に行ける)となり、仲間達と共に
世界中を旅して回る……ってラストが好きだなー。(宗教色が強いでの、現在の版ではカット
されているらしい)
蟹満寺というお寺にまつわる伝説
信心深い村娘が、食料として売られた蟹を買い取って逃がしてあげた。
ちょうどその日、蛇が蛙を食べようとしているのを見た娘の父が蛙を哀れみ
「娘を嫁にやるからその蛙を見逃せ」と言うと蛇は蛙を放した。
そんな事はすぐ忘れてしまった父と娘の元へ1人の男が訪ねて来る。
その男が娘を向かえに来た例の蛇の化身だった。
父は三日の猶予を貰い、その間に厳重な小屋を作って娘を中に入れてしまう。
約束通り再び訪ねて来た男は怒って大蛇となり、娘のいる小屋を壊そうと暴れた。
その時、中で怯える目の前に観音様が現れて安心するように娘に言う。
やがて外が静かになったので娘が出てみると、蛇は全身を刻まれて死んでおり
その周りにはその蛇と戦ったらしき無数の蟹の死体があった。
観音様の御加護に感謝した父と娘は蟹達を埋葬した後に寺を建てた。
よくある恩返しだけど、嘘に振り回されて餌取られた挙げ句殺された蛇と
巻き添えで死んだ蟹が可哀想すぎ。
宗教なんて所詮人間に都合いいようにしか出来てないんだなと思った。
>618
こないだたまたまつけてたまんが日本昔話でやってた、それ
蟹を助けなければ2つの命だけですんでいたのにな。
リトルマーメイドってハッピーエンドだったんだ、知らなかった。
逆に見てみようかな…
>619
なんか見た、それ。
なぜそうも簡単に娘をやるとか言えるの?くそ親父。
安請け合いの父親が何も罰せられてないのがイヤだ。
ドラえもんの「ドロン葉」という話が苦手。
犬に暴力を振るうヤツもイヤだし、犬と入れ替わったそいつが
子供:子犬時代を懐かしんでいるシーンを見ると
いじめられてる犬が毎日そんな風に悲しがってるんだろうな…って
胸が締め付けられる。
セーラに懐いた屋根裏部屋の子ってベッキーだよね?
人魚姫、何で自分が助けたと言わなかったんだって
何回が出てるけど、もしかしたら言えなかったんじゃない?
嵐の海で溺れたのを助けたなんて言っても人間の姿じゃ信用ならんし
人魚だと信じた所で( ゚д゚ )な話だしな
話を詳しく覚えてないけど言ってみる
ていうか、人魚姫は口がきけないの。
だから文字にして表せよってみんな言ってるんだと思うが。
ま、単に文字が書けなかったのかもね。
いや、そうじゃなくて。
文字にしろ身振り手振りにしろ自分が人魚だと言い出せなかったんじゃね?
と勝手に思ったんですごめんなさい(´・ω・`)
>>624 ベッキーもセーラと仲良くなった子だけど、寄宿学校の下働きとして
こき使われてる子だよ。
アーメンガードはセーラの同級生。学校の生徒。
トロくてみんなに馬鹿にされてるような子で、最初はセーラを
遠くから仰ぎ見るような感じだったけど、セーラに「お友達に
なりましょう」と言われ、勉強を教えてもらったりする。
セーラが生徒としての立場を失って下働き兼教師見習いみたいなことに
なっても、セーラの友達として接し続ける。
あ、
>>602さんサンキュ。自分もア何とか(
>>598)って名前忘れてたよ。
話かわって、
ケストナーが苦手だった。最初の長々とした「前書き」が嫌だった。
ケストナー自身も、「これうざいと思ってる人いるよね」と自覚して
るようだが、彼のユーモアとやらが自分にはツボじゃなかったらしい。
人魚姫の話は、「声が出ない」以外に言い出せない理由があれば納得したんだけどね。
人魚とバレるとヤバかったのかね。
東洋系の伝説だけど、バレたら不老不死の肉として命を狙われるとか。
>>630 水族館で魚とかを見て日本人が「おいしそう」って言うのはふつうだけど
人魚姫見て「おいしそう」とは言わんだろうが、それでも下半身魚だしね…
人魚の刺身…いや気持ち悪い妄想はよそう。
ちょっと思ったのが、キリスト教世界では人間と非人間を峻烈に区別するから、とか?
ローレライとかは歌声で船を難破させたり、
船員を誘惑したりするっていう怪物伝説があるから
言い出せなかったのかと思ってたなー。
本人は優しい人魚でも、人魚って言ったら怖がられちゃうことを恐れたとか。
633 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/12(土) 20:30:55 ID:2wfm8Qmk
幼稚園の頃に教育テレビで見た人形劇で
女の子が赤ちゃんを渡されて抱いていたら、いつの間にか
赤ちゃんが豚に変身していて逃げていくっていう場面を見た。
子供心にかなり衝撃的でガクブルだった。
てかありえない話なのでその後何年も忘れられずに
あの話は一体…???って思っていた。
小6の時に「不思議の国のアリス」を読んでいたら
赤ちゃんが豚に変身したっていう場面があって
「ああ!あの話はこれだったのか!」と妙に感動した。
不思議の国のアリスといえば、豚の赤ん坊を手渡される家の前にいる
上半身魚、下半身人間の挿し絵が怖くてしょうがない。テニエルだったかな?
小さい頃嫌だったのは落語の「犬の眼」。
病気だか怪我だかで悪くなった眼を竹筒でくり抜いて、犬の眼を代わりに
入れてしまう話。御丁寧にもクルクルポン!という擬音まで付いてた。
ウルトラマン大好きっ子だった自分だが、唯一生理的に無理だったのはジャミラの話。
怪獣化したとはいえ故郷に見捨てられた地球人の成れの果てのジャミラを
スペシウム光線で殺すのは人道的に反するとか言う事になって
代わりに一見ショボそうなウルトラ水流だかで水ぶっかけて倒す…んだが
ジャミラがそれでねちねちと悶死していく様は未だに見てて寒気がする。
人道とやらを守った結果が本来守るべき元地球人相手にこの仕打ちって
いっそ一思いにスペシウム光線でさくっと死なせてやった方がどれだけ人道的か。
この時ばかりはあの正義のウルトラマンが怖くて
いつものようにジュワッと飛んで行くあの後ろ姿を撃ち落としたくなった。
>635
>スペシウム光線で殺すのは人道的に反するとか言う事になって
そうだったのか。
ジャミラは水に弱いから単純に水流で攻撃したのかと思ってたけど、
それはそれで辛いな・・・
ウルトラマンは、時々重い話をやるよね・・・。
ジャミラは有名だけど、やりきれんよなぁ、あの話は。
バルタン星人の話も何気にひどいけど、子供のときは嫌じゃなかったのでスレ違いだな。
「怪獣使いと少年」とか。
そんな制作裏話が・・・。
なんかスペシウム光線は高熱に強いジャミラには効かないから水、と
いう流れだったと思っていた。
住んでる星を破壊されて地球に助けを求めにやってきたけど
結局戦いに・・・みたいな話も時々あったよね。
ウルトラマンといえば、ウルトラ兄弟全員がゴルゴダの丘に全員磔にされていたのがトラウマだった。
人魚姫。納得がいかなかった。
ジェットマンの最終回は当時中一だった自分でもかなりのショックだった
もっと小さい時に見てたら凄まじいトラウマになってただろうな
最後は確か敵を全滅させてから、普通の人間に戻った赤とピンクが結婚する。
そして黒(スネ者で昔ピンクに横恋慕していた)がその結婚式に向かうが
その途中で運悪く通り魔に刺されてしまう。
で、式場にやっと辿り着き、親友の赤とピンクに精一杯の祝福を残した後
黒は仲間達に看取られながら、1人永遠に眠る…んじゃなかったか
(色とかうろ覚えだけど)
大体そんな感じだったと思う。
ピンクじゃなくて白だよ。
646 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/14(月) 11:14:45 ID:9KM+vG0z
ドーベルマン刑事みたいだな。
レインボーマンの敵も可哀想だが(私はチョンじゃないけど子供心にトラウマ)
ウルトラマンシリーズの中のはとレースのはとが怪獣になる話と牛が怪獣に
なる話が駄目だった、あれきつい
何かの戦隊ものに電車の線路に引っかかって次に会ったときに敵になっている
戦隊ものがあったけどあれは何だったんだろう
649 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 08:55:12 ID:yKeUs1AP
ウルトラマンで公園に書かれたいたずら書きのなめくじみたいなのが怪獣になるのが恐かった。
650 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 08:56:35 ID:cI7yvgwD
特撮で申し訳ないが、機動刑事ジバンという作品。
主人公が一回死ぬんだが、片腕吹っ飛ばされて体から火花吹き上げて・・・
育児板【独りで】虐待をやめたいと思う人 5【悩むな】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/baby/1151998845/ 21 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 17:15:49 ID:C9eIZrXF
さっき、オムツ替えてる時に吐いたりしたからイライラが一気に爆発してかなり強くお尻と太ももの後ろ側を叩きました
ベビは物凄く泣いて真っ赤になって声が擦れて出にくいのに、泣きまくっています。
それに、またイライラして頬を力任せにつねりました。ベビは泣きまずにずっといます。
28 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 19:26:34 ID:ZMKP+FEy
毎日一緒にいると疲れてイライラしてひどい罵声とともに叩いてしまう。
外では優しいいいお母さんのところに生まれて幸せだね、何て息子に声をかけてくれる人がたくさんいる。
でもそれは外だけ、私は鬼母です。最近は息子はおびえています。さっきも頬が真っ赤になるまで叩いてしまった。
32 すぐカンシャクを起こし、ごはんを食べない一歳二ヶ月の赤を怒鳴りながらビンタしてしまいました。
61 赤のほっぺをつねってバタバタもがきながら泣いてる姿を見たら楽しくてスカッとした。
お尻もつねって青く腫れた。腫れた赤のお尻をまた指で弾く。
ギャン泣き通り越してひきつけ起こすかってくらい絶叫泣き。このまま、ひきつけ起こしてほしいよ。
78 赤は、叩いたりつねったりしたり眠らせなかったのでひきつけ?みたいな(過呼吸みたいなの)を起こし、
唇が紫っぽくなり顔が青白くなったので一時預かってもらえました。今は赤と離れてホッとしています。
149 夜旦那が仕事でいない間気持ちのコントロール出来ないで子供を蹴ったり殴ったりしてしまいます。
276 まだ産まれて12日目なのにイライラして叩いてスッキリしてしまった。あたしは心の病気?それとも育児疲れ?
既婚女性板【心の】旦那には絶対言えない過去【奥に】
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1154259322/ ・援、風呂、整形、堕胎。言ってない ・経験人数40人以上
・中学の頃円光・整形・家出・乱交やりまくり・風俗・家庭内暴力 他多数
>>651 で、オマイは今子供なのか?そうでないならスレ違い。
子供なら、自分のママンがこんな鬼畜じゃなくて良かったことに感謝しつつ
宿題やっとけ。
特撮の思い出が続いてるので俺も便乗しよう
どの戦隊か忘れたけど、怪人の砂の呪いで、触った飲食物が全て砂になる話。
その後、飢えと渇きで衰弱した人たちが
次々に病院に運ばれてパニックになるシーンが凄く怖かった。
消防の頃に親が持ってた「火の鳥」を読んだ。
未来編が一番怖かった。
主人公が火の鳥に「新しい人類を作れ」的なことを言われて不死になっちゃって
恋人をライバルに殺されて、その後人類は主人公以外全部死んじゃう。
自分以外の人を作ろうとするんだけど全部失敗して
ひとりぼっちで何万年も生き続けるのが怖かった。
仲間を探してるときに棺桶の中に人が入ってるのを見つけたけど
「五千年経ったら蓋をあけてください」と言われ
五千年待って蓋をあけたけど、その人は粉々になってしまってたのも鬱だった。
主人公が死んだあと新しく栄えた生物がなめくじみたいだったのも
激しく気持ち悪かった。
消防のときに読むもんじゃないね
世界名作劇場「わたしのアンネット」
なんかやたら崖に突き落としたり物を壊したり。
途中で見るの嫌になってあんま覚えてないけど。
>>655 世界名作劇場とは思えぬ暗い話だったな〜。
最後は一応ハッピーエンドだったような気がするんだけど、
途中の暗い展開の印象が強すぎてよく覚えてない。
657 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 14:50:11 ID:K2MJ5w99
658 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 14:57:08 ID:CKPYWxuR
小学校のときにテレビでやっていた実写映画。
題名わからないけど私は「禁じられた遊び」だと思い込んでいた。
幼稚園くらいのかわいらしい女の子が人混みですっころんで大人たちの足に踏まれまくる。
とにかくギューギュー踏まれまくる。
それ以外のエピは忘れた。
>>657 652じゃないけど「子供の頃に嫌だと思った」スレにそのコピペを貼るのが
スレ違いだって言ってるんじゃないの?
物語とちょっと違うが、小学生くらいの時に見たドラマ。
あるマンションだかアパートで小学生の女の子が転落死した事故を暴く話。
その時マンションではある事件が起こっていて、マンションの中にまでマスコミがごった返していた。
エレベーター前を大勢の人間にふさがれていたため、女の子は階段を使って上の会に登ったが、一気に上の階から降りてきたマスコミ達に押され、
冬で階段が凍っていたこともあって女の子は階段から転落。マスコミは気づかずに死んだ女の子を放置してマンションの外へ。
何気なく見るには鬱すぎた。
661 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 18:07:15 ID:K2MJ5w99
転落死した事故=ある事件なの?
ストーリーがよくワカンネ・・・
662 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/15(火) 18:08:09 ID:/Z/8chZe
てのひら文庫だかに、「黄色いタクシーの松井さん」とかと一緒に載ってた話。
井戸のなかに1匹のなまずが住んでいる。話し相手もいなくてさみしいなまずだったが、
時々井戸を覗き込んでは食べ物をくれる赤いリボンの女の子の友達ができ、さみしくなくなる。
ある日、水中に伝わる轟音と地響きに飛び起きたなまず。
井戸の外の川に出ると人の姿は見当たらず、町中きのこだらけになっていた。
汚いどぶねずみたちが喜びながらきのこをむさぼり喰っている。
「空からなにかが降ってきて弾けたたと思ったら、人間どもがいなくなってたんだ」
ねずみに聞かされたなまずは、あの赤いリボンの子はどこにいるのだろうかと
捜し回るが見つからず、とぼとぼと井戸に戻ると
見上げた井戸のふちには、小さな赤いきのこが生えておりました。
どうやら水爆の影響で人がきのこになっちゃったらしいという意味不明な話なんだけど、
最後の描写が悲しかった。
ぐぐったら、いぬいとみこ作「キノコの町」だった。
ところどころ記憶違いスマン
映画「魔女の宅急便」
出てくる人に意地悪な人が多くてしかもそれが街の普通の人々
ってところがこわかった。
メガネも魔女のこと馬鹿にする友達を止めないし、理解できなかった。
>>661 えーと、そのマンションにある事件をやらかした芸能人だか政治家だかが住んでて、そこにマスコミがごったがえしてたとかそんな感じだったと思う
その芸能人の事件の方が大騒ぎだったため、同じマンションで小学生が転落死した事件は(寒さで死亡推定時刻がずれて、その時間マンションには大勢のマスコミがいたということに気づかれず、事故で片付けられたということもあって)報道されず。
なぜ寒い日に小学生はエレベーターを使わず凍った階段を使ったのか?ということに疑問を持った主人公(刑事だったか一般人だったかは忘れた)が真相を調べる。
660はその真相の話。
分かりづらくてスマソ…
なんせ十年以上前に見たものなのでうろ覚えなんだ
あまりにいたたまれなくて後味悪い話だったことは覚えてるんだが
>>665 それは「タブロイド」というドラマでは?
>>665 やたら自殺未遂を起こす芸能人が殺害されて、容疑者が真田ひろゆきで
実は転落死した子の父親だったとかいうやつでは?
ドラマのタイトルは思い出せない。
あ、それだ。りろってなかった。
>>649 ガバドンかな。あれは俺も怖かった。
怪獣にしてはものすごいのっぺりとしたシンプルなデザインで、
それが不気味に見えた。(パワーアップしたら怖くなくなったけど)
落書きが怪獣になるという設定も、オカルトっぽくて怖かったなぁ。
>>654 火の鳥はウツになる展開多すぎだよな。
俺が一番ショックだったのは宇宙編編かな。
異星人の恋人を・・・するのが強烈だった。
それでも俺の中では名作扱いにしてるけど。
>>649 カバドンの事を言ってるなら
あれはウルトラマン怪獣の中じゃ可愛かったと思うw
あ、俺もりろってなかった
672 :
649:2006/08/16(水) 23:18:11 ID:qwFWLyGf
怪獣自体はトラウマになる容姿ではないんだけど、夕焼けかなんかが妙にノスタルジックというか淋しさを醸し出していた。
町を破壊したとか、人を殺したとか悪事は覚えていないけど、夕焼けにのっぺりした怪獣の記憶が妙にトラウマです。
673 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/18(金) 20:34:01 ID:8O4Omrox
ウルトラマンといえばレオは嫌な話が多くて鬱だった。
海亀怪獣の卵を隊員たちが食べちゃって体じゅうブツブツだらけになって一回死んで
埋められる話とか。これ一話完結じゃなくて3回連続とかだったので毎週鬱だった。
レオ、普通に弱いのが嫌だった。
毎回セブンに怒鳴られて特訓して。
努力は大事、もいいけど、ウルトラマンはヒーローなんだから強くなくちゃダメだろうと
子供心にダメだししてしまった。
レオね・・・
夏休みにセブンを見て、モロボシダンが出てるというレオが気になってレンタルしたら、
なんかウルトラアイ壊れてるし、それだけで、もう鬱。
レオは確か他のウルトラ兄弟のような生まれじゃなく
キングが橋の下で拾った戦災孤児みたいな物悲しい設定だったよな
外見も正義ぽくなくてチンクシャだったし…ちょっとその辺も嫌だった
レオはもともと生え抜きの戦士じゃなくてド素人だったらしい。
外見はウルトラ戦士に似ているけど、戦いの訓練も受けていない一般人みたいなもの。
だから、始めは怪獣に負けたりしてたんだよね。
光線も出せなかったド素人の話の割には驚くほどの残酷描写の連続だったね…
賑やかな宴の席にいた準レギュラー含む大人数の友人、同僚達が老若男女問わず
一瞬で全員あぼーんってよく当時の倫理に引っ掛からなかった物だよ
正義の為とは言ったって本人にすりゃ犠牲が大きすぎやしないか
>>673 >体じゅうブツブツだらけになって一回死んで埋められる
ハゲワロタ
しかし、海亀の卵食べるって・・・ものすごいDQN。
ウルトラ隊員って、警察官より十数段上のエリートって設定だと思ってた・・・
レオの中の人が諸星段の特訓を受けるところが嫌だった
とにかくレオの人は「うおー!!」と叫んで何度も諸星に突っかかってくるが
杖をついた諸星に突き飛ばされてしまう。
681 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/20(日) 04:25:06 ID:aE+j6nbc
奴の方がつえぇからなw
682 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/20(日) 04:41:46 ID:oC1DLEyk
レオ、ずっとウルトラ兄妹の従兄弟だと思ってた。
戦災孤児だったのか・・・。
拾われた先が怪獣退治屋だった為に戦わされてカワイソス。
683 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/20(日) 13:59:35 ID:lx+5X8k3
誰も気付かないみたいなんで一応補足しとくけど
海亀怪獣の卵の味噌汁飲んで体中斑点だらけになって死んでいくお話は
ウルトラマンタロウのキングトータス、クイントータスのお話だよ、確か。
特撮でいうなら
目が見えなくなるお話全般が怖くてダメだったな
スペクトルマンで主人公が目をバーナーで焼かれて変身した後も、
目がケロイドになってた話から始まって
仮面ライダーでオーロラ見た人たちが盲目になる話
タロウでスイカから出て来た毛虫に糸吐きかけられて盲目になる話
ラストはレオの円盤生物シリーズで
「わァ〜、綺麗な桜貝!」取ってあげようと手を伸ばすお兄さん
両目にへばりつく桜貝みたいな物、
目から血を流してのたうち回るお兄さん・・・
これなんか未だに脳裏に残ってる
桜貝みたいな物は円盤生物の体の一部なのだが
へばりついた桜貝(みたいな物)の向こうで、お兄さんの眼球が
どんな目にあっているのかいろいろ想像してしまって
思いっきり怖い想像に至ってしまった・・・
「わたしのいもうと」という絵本。松谷みよ子作だったと思う。
いじめられて登校拒否になった子の話だけど、暗い話に加えて登場人物全て顔が見えない
(後ろ向きになってる絵がほとんど)というのもあって凄く怖い。
あんなに読んで鬱になる話をよく絵本にしたなと思う。
685 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/20(日) 15:19:41 ID:5cxhCvbZ
「変身スグナクマン」とかいうタイトルだったような。夏休みの課題図書。
いじめられっ子で、すぐ泣くからスグナクマンなんだけど
結局いじめられるのは解決しなくて、単に主人公のスグナクマンの
心の持ちようが変わっただけのお話。
挿絵の主人公が弟に似てるのも鬱だった。
>>56 亀だけど、最後のくだりがそれに似た話がある。
本当は怖い童話かなんかで読んだから、もっとえげつない話だったけど。
「キジも鳴かずば撃たれまいに」というセリフも、それを言うあたりのくだりもそっくりそのまま使われてるし。
原作はこっちの方で、それは読みやすく改良した話なのかな?
ちなみにこっちの話は、レイープや人柱として死ぬ様子が結構リアルに描かれている。
うわあ、変身スグナクマンなんて、
ここ見なければ一生思い出すことのなかったタイトルだ。
内容はほとんど覚えていないが、いじめっ子のいじめが
子供向けの割にはえげつなかったような記憶がある。
俺もいじめられた経験があるので鬱。
>>694 松谷みよ子といえば、「ちいさいモモちゃん」シリーズ。
最初はモモちゃんとプーのほのぼのだったのが、妹のアカネちゃん登場あたりから暗くなってくる。
しまいには両親離婚、アカネちゃんはそのせいでいじめられたりして、
最後はパパが亡くなって終わり。
パパは歩く木、ママはとどまる木あたりの表現が凄く怖かった。
モモちゃんシリーズはモモちゃん目線やママ目線だと読み応えあるけど
アカネちゃん目線だとイヤは話多いね
>>685 しかもその主人公のいじめられっ子が物語の最後にイジメに対抗するために
決意した事が「やめてよ!もういじめないでよ!」(←うろ覚え)と言う事とだ、という
著者のイジメに対するあまりの認識の甘さに憤りを覚えた
当時いじめられっ子の俺。
>>686 「本当は怖い○○」系、流行ったね。 えげつない方が受けるからね。
むしろ「本当は怖い○○」系の話の方が、普通の民話をえげつなく改良した話だと思う。
>>691 そんなセリフ言ったって「はあーん?馬鹿じゃねこいつ」
とか言われて更にからかいの種になるだけなのにな。
出来上がって一方的に押し付けられる関係性はそんなんじゃ崩せない。
私もただ単に誰にも言わずグッと耐えるのみしかできないタイプだった。
>>692 あれ、民間伝承は元々大人の夜伽話だから
なんでもありカオス状態なんじゃなかったっけ?
それを編纂する時に話自体を子供向けにしたから意味不明なのが出てきたり
ぬるくなったりしたという漢文の先生の話となんかの本で読んだのが混ざった話。
695 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/21(月) 22:04:11 ID:v2mb3wSE
躾
泣ける話が集まった短編集に載っていた話
母と娘一人の母子家庭で、母親がややアル中気味。
酔って帰ってくる母親を、娘は布団に運んでやったりしていた。
ある夜、いつものように酔って帰ってきた母親が絡んできた。
娘は「やめて!」といい、母親の体を押すと、酔って足下がふらついた母親は、
台所の冷蔵庫にぶつかって、そのままもたれこんで寝てしまった。
娘は仕方なく、母親の体に布団をかけてやって、自分も床についた。
翌朝、娘が起きると、母親は昨夜のままの姿で眠っていた。
そっと触ると冷たくなっていて、チョコレート色の液体が鼻から出ていた。
娘はそのまま布団を顔までかぶせ、自分の身繕いをし、
近所の顔見知りの人(たぶん酒屋かなんかの親切な人)のところへ行くために
家を出て行った・・・
こんな内容の物語が淡々と書いてあった。
チョコレート色っていう部分が、やけにリアルで怖かった。
お酒が好きな(アル中ではない)の母を持っていた自分は、
子供心に「酔った母親に触れてはいけない」と思った。
>696
チョコレート色・・・(((( ;゜Д゜)))
歌詞だけど、
「百万本のバラ」がどーにも遣る瀬なくてかなしかったな。
そのかなしみを母に訴えたら、
「じゃあ聞かなきゃいいじゃない」
とさらりと言われた…ママン…。
おやゆび姫
いろんな目にあったけど、最終的に王子様と結婚したおやゆび姫はいいとして
やっと授かった子供をとられたままのお母さんがかわいそう。
読みたくなくても妹が寝る前に母に読ませるので欝だった。
「およげたいやき君」が嫌でした
曲調のせいか自由な海中の生活も楽しそうには思えず
あげくにおっさんに食べられちゃって気の毒でした。
>>698 なぜか幼稚園時代その歌がものすごいフェイバリットソングだったことを思い出した
もちろん歌詞はサビしか覚えていない
>>700 自分もあの曲調嫌だった
あと「たいやきが海に入ったらふにゃふにゃになっちゃうよー」というのもあって嫌だった
毎日「泳げたいやき君」が
流れててこっちがいやんなっちゃいました
サラリーマンの悲哀とか言われてたな、たいやきくん
>701
なんでたまにエビを食えばそれが回避されるんだろうとずっと疑問だった
そしてそのふやけたたいやきを躊躇なくたべてしまうおじさんも
704 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/23(水) 05:19:12 ID:jfYbCdle
>>698 自分は「バラが一本一円だったとしても100万円。どこが『貧しい絵描き』だ」
と冷めた感じで聴いてたw
>>698 母親が加藤登紀子スキーで小さい頃の車のBGMは長い間それだったよ
だんだん歌詞の意味が分かるようになって、女優ひでぇと怒りが沸いた記憶がある
>>703 たいやきくん=サラリーマン
鉄板=会社
店のおじさん=上司
海=危ない業界
おなかのアンコ=借金
エビ=女
桃色サンゴ=キャバクラ嬢
難破船=ボロアパート
サメ=ヤクザ
見知らぬおじさん=刑事
って感じ?
いや、
海=脱サラ
な解釈だったような気がする
>>698 その歌を親戚の結婚式で歌った人を知っている。
失恋ソングじゃん…
熊嵐がきになるけど、調べるのも怖い・・・。
だれかオブラートにつつんで軽くどんなのか教えてください。
気になって、「百万本のバラ」の歌詞をぐぐってみたのだが、
これは絵描きが悪いと思う。
知らない人から、いきなりそんなもの贈られたら、普通引く。
せめて名乗り出ろと言いたい。
>>712 すごいw
「百万本のバラ」の歌詞読んでみたけど絵描きは幸せなんだろうな。
でも一世一代の事をするんだったら素直に絵を描けばいいのに。
女優もその光景を忘れないだろうが、平行線の人生だね。
>709
大正時代の北海道の開拓部落で実際に起きた事件のドキュメンタリー小説。
僅か2日の間に7人が羆に喰い殺されていく。
かなり凄惨な場面も淡々と詳細に書かれてて、それがまた怖い。
目の前で家族が殺されていく描写とか、妊婦さんとか…。かなり辛い。
熊嵐は
>>139のリンクを読んでガクブルだったが、
リンク先のずっと下まで見ていくとその事件のあったところを
「ベアーロード」とかって観光化してる現地の考えが一番怖かった。
熊に対する人間の仕打ちの数々を考えたら
悲惨なんて思わない
718 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 02:07:25 ID:E4ptd2mI
クマった、クマった・・・
719 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 02:22:49 ID:HjzlnEhG
幼い頃は何も考えず、好きだった
シンデレラや白雪姫、眠れる森の美女等の
童話の姫系のお話が、中学生ぐらいの年頃で嫌いになった
彼女達には地位も美貌もあるから
結局最後にはハッピーエンドなんだって思って
>彼女達には地位も美貌もあるから
>結局最後にはハッピーエンドなんだって思って
それを言っちゃーお終いよw
でも私もそれと同じようなもんでお姫様がさらわれて助けにきた王子様と
結ばれる話はなんかムカついてた。
美人や王女なら王子様が助けにきてくれるわけね、ブスの農民なら王子様は
助けにきてくれるのかアアン?やっぱ世の中中身がといいつつ外見第一かと。
よく考えるとそもそもブスなら鬼も山賊もさらわない。
721 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 06:56:38 ID:Rj9ZblpL
物語って原作の悪は→鬼とか山賊とかカエルとか蛇とかに
原作の善は→美女とか姫とか勇者とか王子とかになってんだよね。クヤシス
百万本のバラ は絵描きがストーカーで(恋)、女優を襲ったら(プレゼント)逃げられて
「僕らは愛し合ってたじゃないか(勘違い)」→「よくも裏切ったな」→「殺してやる」→窓の前の庭は「バラ」=「血」の海
って感じに解釈してみた
722 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 07:11:45 ID:Rj9ZblpL
あと国が豊かになるように、と女が触れたものが金になる魔法?かなんかかけて女が何も食えなくて死ぬって話があったがなんだっけ…
序盤が全然思い出せないorz
小5の時読んだ「本当は怖い」にあった鬼子母神が怖かった
結局お母さんは火あぶり?娘はもう自分の子供殺しちゃってんのに孤児を守るとか…それでいいの?
パンを踏んだ娘。
あの歌が未だに耳から離れない(´□`)
724 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 07:30:00 ID:1xorFOSI
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル 最高峰の熊嵐だが、
クマにしてみれば、冬眠はし損ねるわ、腹は減るわで踏んだり蹴ったりのところ、
単にゴハンを食べに人里へ降りただけなのに、
発砲されるわ、やっと手に入れたゴハンも横取りされるわで、
挙句の果てには熊打ち名人の手であぼーん。
クマカワイソス
テレビ番組なんだけど、「ダメ親父」?だったかな、が
子供心に怖かった。
絵もなんか汚かったし、とにかく奥さんが鬼みたいで
ものすごく怖かった。なんのためにあんなひどい漫画が
放映されてたか不思議だ。
昔ってそういう漫画多かった希ガス。マイッチングまちこ先生も
「いいのかな?」って思いながら見てた。
>>722 似たようなのでイソップのミダス王の話が有名かも。
海外小説の例え話みたいなのにもよく出てくる。
金が大好きで大好きで、触れたものを全部金にして欲しいという願いが叶ったはいいけど、
何も食べられないし、あげくに可愛がってた娘まで金になってしまって、
願いを取り消してもらうっていう話。
>>725 まいっちんぐマチコ先生は今見ると全く健康的で
カラッとしてる。
>>725 ダメおやじは、あまりに主人公が家族達から虐げられるので見ていて暗い気持ちになる。
OPもEDも救いようがなく暗い歌詞だし。原作の漫画は読んだ事ないけど、
さらに暗い気持ちになりそうなので、読む勇気がないw
あと、自分は「まことちゃん」がダメだった。内容以前に絵柄が気持ち悪すぎて、
とてもギャグ漫画とは思えなかった。
>>719 有名な挿し絵作家が画集のあとがきに
「童話のおひめさまが幸せになれたのは美人だったからでなく、
逆境の中でも腐らず自分を磨く努力を惜しまなかったから」
という旨の事を書いていた。
彼女らはその美貌を妬まれて理不尽にいじめられたり殺されたりした事を思えば
最後に幸せになるくらいいいんじゃないかと。
>>709です。
>>714さん、ありがとうございます。
なんか教えていただいた話は読んだおぼえがある・・・。
731 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/24(木) 18:50:36 ID:e3fpKMmU
>>728 楳図かずおの恐怖マンガだが、
どうしても絵がまことちゃんに見えてしまうんで全然恐怖を感じない・・・・_| ̄|○
>728
ダメおやじの原作はあれからあるお金持ちのおじいさんと
知り合い会社を一つ貰って、妻や子供たちの尊敬を取り戻すんだよ。
最終回まで見てないからそれからどうなったかは知らないけど、
最後に見たのは社長になったダメおやじがタイムマシンで過去に
行き、威厳を示したけれど過去の家族にぼこぼこにされる話だった。
あの後どうなったのかな?
久しぶりに読みたいから探してこよう。
不思議の国のアリスが嫌だった。
特に、トランプが間違って植えた白いバラに赤いペンキを塗る場面。
「バレたら女王様に首をはねられちゃうyo!」と言いながら必死で塗ってるが、
当時、首をはねるという=首にしっぺする、と思い込んでいたので、
そんな事で必死になってるトランプが情けなくて、イライラしてた。
まことちゃんで思い出したが
まことちゃんがお使いを頼まれ知人の家に最中の詰め合わせを
届ける物語。
道の途中で最中の餡子を食べつくしてしまったまことちゃんは
迷った挙句「あんこもう●こもいっしょなのら!」と言って
自分のう●(ry
そして知人の家にまことちゃんが着くと
待ち構えていたのはまことちゃんの家族一同。
母親が「まことがちゃんとおつかい出来るか試してみたのよ。
このもなかはみんなまことのごほうびよ!」
と言うと、家族は一斉にまことちゃんの口に中にその
最中を・・
嫌だった。。
まことちゃんは全部そんなもんじゃないかい?
自分は>731とは逆で「洗礼」とかの恐怖漫画の方を先に読んでいたので
まことちゃんは怖かった
>734の様な場面も「う●」だから嫌と言うより家族の強引さが怖い
>>732 >>725ですが、ダメ親父にそんな話しがあったとは・・。
たまに偶然見てただけだからなあ。
まだ漫画のほうがさらっとしてるかもね。テレビだとどうしても声とか
歌とかの影響もあるし。
どっちにしろ激しく鬱になる絵ではあった。
>>735 一斉に口に最中放り込むって、虐待でしかないもんね。
まことちゃんは、内容もかなりブラックだったな。
表紙でまことちゃんが逆さ磔にされてたり。
中学生の頃、電車で楳図かずおを見たことある。
ガリガリでテレビ出てる時と同じように赤白ストライプシャツと半ズボン、ハイソックスで、
ふらふら〜って感じの足取りで車両を次々と移っていった。
危ない人みたいで、かなり怖かった。
私は「天才バカボン」(アニメじゃなくて原作)が恐かった。
死にたがってる人を土管に閉じ込めて殺しちゃう話があって、
子供心に洒落になんないと思った。
他にも残酷なギャグが多かった気がする。
バカボンの原作何気に怖かったよな。
私は顔が自由に変えられる強盗をする奴の話が怖かった。
うろ覚えだったが、強盗の共犯の奴が捕まってしまい自分も寂しいので捕まえてもらおうとするが、強盗をした時の顔に戻せなくて…とかそういう話だったと思う。
子供ながらにぞっとした。
まことちゃんでスマソ
まことちゃんが騙されて買わされたガマの油の話が怖かった。
家族全員がガマの油を体の一部に塗るんだけど
次の日、塗ったところが腫れてしまって、まことちゃんは大目玉
母親は顔に塗ったので、その時のお化けのような顔が怖かった。
(姉はオッパイにぬっていた。)
なんといっても父親がアソコに塗っていて、腫れたアソコを
団扇で扇いでいたのがトラウマ。
バカボンもちょっと怖かったね。ふじこふじおの書く漫画もなにげに怖いの
多かった。思うんだけど、最近の漫画家のなかでそういう才能が減ってきてる
希ガス。子供向けに面白く書いてるんだけど、なんか異色とか、そういうの。
ホラーはホラー。恋愛物は恋愛物。ってジャンルがはっきりしすぎてる気がして。
味わいが単一になってるね。
しかも内容がハンバーガー屋の○○セットみたいに決まりきってる。
或いはテンプレ通りで意外性がないとか。
簡単に消費できるけど、それまでのものというか。
それが全部悪いって訳じゃないが、それだけが幅をきかせちゃうと
選択の楽しみがなくなるんだよなあ。
小学生の頃、図書室でみかけた絵本。
とある女の子がいじめにあい、登校拒否してしまって
そこからずっと引きこもりになる。
感情もなくなり話すこともなくなる。
そしてクラスメイトは大きくなって楽しくやっていってるのに
女の子は外にでることにないまま死んでしまった。
絵本なのにこんな救いようのないストーリーでいいのか!?
と小学生ながら思ってしまったよ。
今思い出しても胸糞悪い。
タイトルは忘れたなぁ。
×外にでることにないまま死んでしまった
○外にでることがないまま死んでしまった
スマソ
746 :
744:2006/08/26(土) 13:59:28 ID:KFBCuIs8
題名は既出だがそんなきっついストーリーなのか。
しかも実話なのかよ!
死の原因がいまいち不明だな。衰弱死ってかんじでもないし
マジで実話なのか。
上に出てた怖いギャグマンガだけど、
あの頃のギャグやコメディといえばそういう
現実の常識では踏み込めない、まともな頭では描けないし
何も知らない子供じゃないと笑えないのが普通だったんだよね。
漫画家と読者の距離がとにかく非常に遠かった。
だからその後出てきたドクタースランプやうる星やつらのような
距離が一気に縮まる作品の登場はとても新鮮で衝撃で、
その影響を受けて漫画家になった人も多い。
太宰治「蜘蛛の糸」
この話を見たのは小学校三年生ぐらいだったからかもしれないけど
お釈迦様が物凄い冷たく見えた。
芥川龍之介ですよ。
そのあと、小松左京の「蜘蛛の糸」を読んだらスッキリしますw
むかしのタツノコプロアニメ
樫の木モックとけろっこデメタンは
うんざりしてた。
755 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 08:26:23 ID:HO7LhGzC
アニメーションが暗いし、殴られるシーンとか打ちのめされるシーンが手抜きなくリアル。
嫌だったアニメと言えば「ポールのミラクル大作戦」
怖かった
筒井康隆の「母子像」っていう怖い短編に通じる
757 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 11:08:26 ID:cwXWUDjg
子供のころ読んだわけじゃないけど
吉田戦車の「いじめてくん」の中の「鉄の村松」
スピルバーグのA.I.より泣かせる、切なく嫌な漫画
「こころにのこる1ねんせいのよみもの」という短編集にあった「いちねんせいとひよめ」という話。
〜ストーリー〜
ある学校の通学路の脇に池があって、そこにはひよめ(水鳥)がいました。
学校に通う一年生たちは、行き帰りにひよめに「だんごやるからくうぐれっ。」と
声をかけると水に潜るので、面白がって毎日声をかけていました。
ある日一年生たちは道徳の授業でうそをついてはいけないと教わりました。
「うそをついたら地獄に落されて閻魔様に舌を引っこ抜かれてしまいます。
だからうそをついてはいけません。いいですね。」
先生がそう言い、みんな素直にはーいと答えました。
さてその日の授業も終わって家路についた一年生たち、いつものように池の前で
「だんごやるから…」と言おうとして道徳の授業のことを思い出しました。
団子なんて持っていないのに「だんごやるから…」と言ったら嘘をついたことになってしまいます。
一年生たちは悩んだ末に「だんごやらないけどくうぐれっ。」とひよめに声をかけました。
するとひよめは一斉に水に潜りました。
ひよめは団子がほしいのではなく、一年生に声をかけられるのがうれしくて潜っていたんですね。
・・・その解釈絶対違うだろ!と思った小学生の秋。
>754
樫の木モック同意。
詳しい話は覚えてないが、モックがもうちょっと謙虚にしてればこんなことにはならなかったのに!
という展開ばっかりだったような気がする。
761 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 23:37:47 ID:LgonZKtb
>>353 >「ひとつだけちょうだい」って口癖の娘の話。
「家ちょうだい、ひとつだけ」
って言っても謙虚なのかと小学生の頃思ったよ
762 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 23:40:30 ID:HO7LhGzC
樫の木モックを買った親方が悪人面でトラウマ
どんな展開かよりも、たとえいい人になっていたとしても、悪人顔しかおぼえていない。
おじいさんも老人+貧乏の最強タッグに加え、あのニートなモックに好き放題されまくり。
悲愴感漂っていて、毎週「今週こそ死んじゃうんじゃなかろうか」とはらはらした。
763 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 23:45:13 ID:A+Jnx/Yh
山岸涼子の”悪夢”初めて起承転結無いけどコレほどまでに悪夢を表現出来るマンガ家は他にいないと思った。
764 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/29(火) 23:46:47 ID:HO7LhGzC
赤い蝋燭と人魚
人魚が赤ん坊を人里に置き去りにする。
人魚よりも人間のほうが心があるから、捨てた子供を大切にしてくれると信じて。
拾ったのは蝋燭作りで生計を立てているじいさんばあさん。
育てた人魚の子供が作った赤い蝋燭が評判を呼び、裕福になったのに、目先の金欲しさで人魚を見せ物屋に売る。
買った見せ物屋の船が沖に出ると、海に嵐がきてじいさんばあさんは津波で村ごと呑まれ、船は難破した。
終始、くらい言い回しで読みおわると怨念めいた読感のみが残る。
765 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/30(水) 00:01:36 ID:q1sXfzwp
グルグルってマンガ。
原作で何度も繰り返す話があって幼心に怖かった
758
やらないか
767 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/30(水) 03:01:13 ID:8FMoJDwN
最初のほうに出てたけど「かわいそうなぞう」は辛い。実話だけに尚更。
子供時代はかわいそうだな〜って感じで何となく読んでたけど、
今はもう悲しすぎて読めない。
中学時代、国語の教科書に載っていた「夏の葬列」という物語も後味悪くて
すごく怖くて嫌だった。国語の授業で習った方、結構多いのではないでしょうか。
あと、内容はほとんど覚えていないのですが「雷が落ちない村」と「ふえふきとうげ」と
いう絵本がすごく怖くて悲しかった記憶があるのですが、読んだことのある方
いらっしゃいますか?
769 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/30(水) 13:59:46 ID:v8SPKzvR
火の鳥。
読むと今でも鬱になる
770 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/08/30(水) 14:21:51 ID:v8SPKzvR
タイトル当たってるか不明だけど「うみがくる」
海に沈んでるのにたんたんと物語が進んでるのが怖い
機動戦士Vガンダム
主人公のお母さんが主人公の目の前で死んで、吹き飛んだ首を持って帰る回を偶然見てしまった。
断片的にしか思い出せないんだけど、子供がたくさん大きな船に乗っていて、リーダー的存在の男の子と仲間の男の子が言い争いを始めてしまう。
白熱してきたときに船が大きく揺れ、仲間の男の子がバランスを崩し頭を強く討って死んでしまう。
リーダー的存在の男の子は呆然と仲間の男の子の死体を見てるんだけど、海が荒れだし船が激しく揺れそれどころじゃなくなるっていうやつ。
しっかりとしたストーリーは思い出せないんだけどすごく鬱になったのは覚えてる。
他に筏に乗った女の子がトイレをしたくなって仕方なく海にお尻を向けて大きい方をするんだけど、その女の子のうんこをトビウオが群がるっていうシーンもあった。
知ってる人いる?
物語というかDQ4はシナリオがかなり嫌だった
自分の為に家族恋人全員死亡から始まり
長い事物寂しい音楽をバックに旅を続け
後の方になってやっと悪のラスボスの正体を掴んでみれば
自分に負けない不幸を背負う憎みたくても憎み切れない所のある輩で
…でも結局殺さなきゃならず
という流れが子供心にプレイしながら軽く鬱で
クリアしても今一つスッキリしなかった
>>772 後者の話は似たようなやつを戦時体験話で読んだ事ある。
イカダっつうか板きれに数人でしがみついて漂流して、
その時トビウオを捕まえたんだけど、トイレの時に手が放せなくなって
一緒にしがみついてた隣の親子に預けたら
用を足してる間に残らず食われてしまってた。
>774
全然違う、それトビウオが食われる方じゃん
>>775 お前は「似てる」と「同じ」の言葉の意味の違いもわからんのか?
それにキーワードは大体一緒だろ
対馬丸のアニメだ多分。
戦時中の実話がもとになってる。
学童疎開船の対馬丸は沖縄から本土へ向かうが
あと一晩で到着ってとこで魚雷が命中して沈没、乗客ほとんど死亡。
>>772も
>>774も見た記憶がある。
小さい頃の記憶なんで間違いあるかもだけど。
なんかすごい主人公がいじめられっぱなしで、本人も悩みっぱなし。
こんな私でもちょっとは光り輝くだろう…とかいって太陽に飛び込んでいく。(焼身自殺?)
オチを覚えてなくて気にはなるんだけど、見つけても読んだら鬱になるんだろうな。
>778
よだかの星by宮沢賢治
オチはタイトルの通りで星になって光り輝いています、って感じだ
>>777 それかもしれない!
戦時中の話だったし!!
また観たいと思ってたから対馬丸でググってみます。
サンクス。
>>778 「よだかの星」なら青空文庫にあったよ。
再読されるなら。
あああああ今更だけどゆみ子うぜえええええええ
いがらしゆみこ?
おじぎりのゆみ子
「一つの花」大人気だなw
あの話にネガティブ感情を持っていた人が私以外にもこんなにいるなんてワロス
786 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/01(金) 22:48:56 ID:gT9K5Tnm
精神年齢によるよな。
787 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/01(金) 23:03:18 ID:nNaZ6/qa
いじめてくんの鉄の村松知ってる! オカ…アサン…って言いながら破壊されんだよね
恐らく虐待親達の中にすごいパーセンテージ居そうだな>一つの花をネガティブに受け取る奴
789 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/01(金) 23:43:45 ID:ppg/AuQ4
今昔物語で、男が橋のたもとで見知らぬ女から箱をある人に渡してくれと頼まれる。橋を渡りすっかり箱を渡すのを忘れて家に帰ると妻が箱を開けてしまう。
なんと箱の中身は毛がまばらについた陰茎数本…
子供ではなかったけど怖かった。
やべえ。
今年の教科書に「よだかの星」載ってたけどかなり鬱話だ
途中で教科書投げたくなった
名前は忘れたけどかげおくりだったかな?
小房の時結構鬱になった…
モチモチの木
内容よりもあの切り絵が怖かった…
>791
「ちいちゃんのかげおくり」だよね、やっぱり戦時中もので救いようがないラスト
教科書には戦時中ものを入れないといけない決まりでもあるんだろうか
「鉢かぶり姫」
最後はハッピーエンドなんだけど、年頃の若い娘さんが
鉢をかぶらされて生活させられるなんて、気の毒で仕方なかった。
「おっとあぶない」
いつかこの主人公死ぬんじゃないかと思ったから。
795 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/02(土) 13:19:23 ID:Xltco1r5
「すずの兵隊」
おもちゃの兵隊(錫製12体セット)のうちの一体がバレリーナの人形に恋をする話
兵隊は必死になってバレリーナに会いに行くんだけど、そこで現れるのが悪魔。
コイツに邪魔されながら二体は相子相愛になるんだけど最後は暖炉に放りこまれるのが可哀想で仕方なかった
「エミリーと赤い手袋」
迫り来る爺さんのセリフがマジで怖い。
「エミリー、ほうら一段上ったぞ」〜「エミリー、ほうらお前を捕まえた!!」
>>796 それ少女強姦モノだよね
童話の名にかくれたそういう話の多いこと
NHK少年ドラマシリーズの「赤外音楽」
ストーリー
一ヶ月後に地球最後の日が来ることを誰も知らなかった。地球にやってきた
宇宙人は身分を隠しラジオで赤外音楽を流して曲名あてクイズをし、赤外音楽が聞こえる能力
のある人々を集めた。主人公も行ってみると、宇宙人は地球人を地球からたすけ出し
に来たのだが、一緒に宇宙に行くには赤外音楽が聞こえるのが条件だという。
人々をパニックに陥らせないよう、ことは内緒で行われている。
何度も聞かせると聞こえるようになる場合もあるとかで、主人公は必死で家族に
音楽を聞かせる。が、家族のうち一人が期限を過ぎても聞こえるようにならなかった
ので、最終的には宇宙行きをあきらめる。
というストーリーなんだけど、自分の家族にあてはめて想像してしまい、はなればなれ
になることを想像して鬱になっていた。地球最期の日になってみんなで死ぬことも
考えて鬱になった。
又、宇宙人に連れられて旅立った人たちが、実は宇宙人にだまされていて、
普通の生活ではなく、ひどい目にあっているところを想像して鬱になった。
同じ世代の人じゃないとわけわかめだと思うけど
「十三湖のばば」
小学生の時、課題図書になってた。
もう何も話を覚えてないのに、なーんかいやな本だったと記憶している。
誰か覚えてる人いますか?
あと、田中角栄の「わたくしの少年時代」って本も課題図書扱いだったが
その後すぐロッキード事件になったので・・・
子供心にだまされた!とウツになりました。
>>799 十三湖のばば、私も衝撃だった!
なんか、ばばはすごい子だくさんなんだけど、
その子たちが一人また一人と死んでいくエピソードの連続の物語。
最期にはばばを残して全員死んだと思う。
貧乏の悲劇に読んでてつらくなったな。
801 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/03(日) 11:15:23 ID:OMHXi//X
「三年峠」
所詮屁理屈
既出だけど対馬丸はトラウマだ。
対馬丸が沈没したことは緘口令がしかれてて。
生き残った主人公の男の子に周りの大人たちが
「うちの息子はいつ帰ってくるの?」とか
聞いて来たりするけど誰にも言えない。
押入れの中で柱に涙で「みんなしんだ」って書いてたのが印象的だった。
そして鬱。
昔見たドラマ。
継母と娘の話だったと思うが、娘が虐められて夕飯に出されたのが皿いっぱいの
魚の目玉。
母が「食べな」とか言って、テーブルにドンと置くと目玉が1個コロコロこぼれた。
同じ話か記憶が曖昧だけど、母親が外出前にドレスに着替えたところ、
そばにいた病弱な息子がもどしてしまって、ドレスを粗相で汚してしまう。
母親が怒り息子を殴って、息子は柱の角に頭をぶつけて怪我をする…
昔のドラマって、映像も暗い感じで、見た時間が再放送だったのか土日の午後で
気味が悪かった。何であんな内容だったんだろうか。
でも今は今で脳天気すぎる気が……。
805 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/05(火) 16:38:14 ID:bp5u4kK+
一番嫌だったのは「かちかち山」
ハーメルンの笛吹き
ねずみで溢れ返った町
あっちにも鼠
こっちにもネズミ
靴を履こうとすれば中からでてくるし
棚を開ければネズミが威嚇する
赤ん坊はかじられるだろうし
寝ている間も部屋のあちこちでガサガサチューチュー
考えるだけでおぞましい
不潔だし、怖い病気持ってそうだし、弱い人間はかじられそう
ただでさえその場面でショックだったのに、笛吹きが笛を吹くと何万匹のネズミが波のように押し寄せ、笛吹きのあとにつづき大行進。
ああキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイ
自分が笛吹きだとしたら、足にネズミがたくさんからみつくと思うとサブイボ。
そんな感じで鳥肌たてながら読んだハーメルンは今もすごく苦手。
外国の絵本だけど「ぼうぼうあたま」っていうやつ。
男の子が指切られたり全身が燃えちゃう女の子の話とかすごい怖かった。しかも挿し絵に切られて血の滴る指とか描いてあって本当に怖かった。
何度か火の鳥挙がってるけど、ブラックジャックとかブッダも、死のイメージが付きまとっていて
すごく怖かったなあ……。
石ノ森正太郎の仮面ライダーBLACK も結局未来を救えない憂鬱なラストだったし、あの世代の
って暗い話描く漫画家が多いと思う。
そういえば漫画のデビルマンもそうだな。
アニメを見てから漫画を読んで、落ち込んだ。
811 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 04:02:08 ID:vcdguVgg
今ふと思ったけど、ハーメルンの笛吹きってペストの話なんじゃない?
812 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 05:03:13 ID:c0TT4e1m
↑あんたはMASTERキートンか
ベルばら。
美少女の腐乱死体、国王が生きながら腐る描写、
薔薇の花びらを食うオスカル、もみあげのすごい体臭きつそうなアラン、
ギロチンで斬られた国王の首、槍にさされ掲げられた貴族の首
>>812 >国王が生きながら腐る描写
これって天然痘だったっけ?読んでてあまりの気持ち悪さに
ページを触れなくなった記憶がある。
814 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 05:38:02 ID:c0TT4e1m
うん天然痘
ルイ15世だっけ?
太陽王の次くらいの人
子供の頃、叔母さんに読んでもらった外国の絵本。
裕福で幸せな家庭で育った女の子が主人公。
父親は軍隊の偉い人で戦地に赴き、クーデターが起こり殺される。
母親はショックのあまり臥せりがちになり病死。
女の子は唯一の親族である伯父に引き取られるが、その伯父も事故死する。
女の子は遺された財産を管理する弁護士に寄宿舎に入れられる。
身寄りのない女の子は先生からもクラスメイトからも馬鹿にされ虐められる。
耐えられなくなり、発作的に寄宿舎から逃亡する。
街でアル中でヤク中な最低男に拾われる。
その男の酒代を稼ぐために一日の殆どを内職して過ごす。
耐えられなくなり発作的に逃亡するが、劣悪な環境のせいで目が見えなくなっていた。
道に飛び出した途端、馬車に轢かれてしまう。
殺されたはずの父親は実は生きていて帰国後、行方不明の娘を街中で探していた。
毛皮を羽織った男が馬車から降りて女の子を一瞥するが、あまりにも変わり果てた姿だった
のでそれが自分の娘だとはとうとう分からなかった。
こんな救いようのない絵本をチョイスした叔母が不思議。
絵がとにかく恐かった。こないだ久しぶりに見たら、1ページずつにパッと見では
分からないくらい小さな悪魔が描かれてるのに気付いた。
ほんと何を思って読みきかせてくれたんだろう。
ゴーリーの「不幸な子供」、日本語版の初版が2001年なんだね。
海外版しかない時点で入手して読み聞かせる叔母さん、謎ですね。
818 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 10:33:50 ID:/ngFSR7y
まあ5年もあれば子供も2ちゃんねらーになるわな
819 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 10:51:25 ID:tdWpDcMj
タイトル忘れたけど、子供のお腹の中にいろんなものがたまっていく絵本。
なんでも食べちゃったって話だったかな…詳しくは覚えてないけど。
挿絵はそうでもなかったけど、妄想力たくましい子供だったので
いろいろ考えちゃって無性に気持ち悪かった。
>>819 子供の話じゃなくてすまんが、「のみこみとっつぁ」という話を思い出した。
昔ある若夫婦がいたが、その旦那の方がある日腹痛を訴え、
和尚さんの所に相談に行ったら、「腹の中に虫がいるから蛙を飲み込め」という
トンデモなアドバイスを貰い、実行に移すが、その後蛙→蛇→雉→狩人→鬼と
飲み込むものがどんどんグレードアップしていくという、意味不明な話。
しかも、こんなのが学校で課題図書にされていた。ワケワカラン。
821 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/06(水) 12:26:02 ID:tdWpDcMj
タイトル思い出した!
「ママおなかがいたいよ」だ…たぶん。間違えてるかもしれないけど
>>820 それも読んだことある…wやっぱり苦手だった。
あり得ないものが体に入るって話がダメみたいだ、私。
話じゃなくて歌だけど。
おかあさんといっしょとかみんなのうたでよくやってた『パフ』。
パフという魔法の竜が少年と仲良くなるけど、男の子はやがて大人になって遊びに来なくなり、パフはひとり洞窟の中で泣く…ってやつ。
あ、後味悪ーーー!
救いのないラストの歌というものはこれが初めてで、衝撃だった。
曲調はさわやかなのに…。
都市伝説によるとパフのその歌には続きがあって
寂しさのあまりパフは子供をさらって永遠にその子供が大人にならないよう
食べてしまって、その父親に殺されてしまうらしい。
で、パフを殺したその子の父親が昔の友達だった少年とかいうオチなんだと。
えー・・。い、嫌すぎる。
嫌過ぎる…!
せめて生まれた子供を連れてかつての少年が訪ねてきてくれて、
その後代々に渡って交流したのでした。
くらい美しくできないのかよ。
826 :
823:2006/09/06(水) 21:15:00 ID:7Ku2cyf1
いや、ちょっと聞いただけで真偽のわからない噂だから…
でも聞いた時はかなり嫌だなあ。と思いました
パフ、今でも最後の方聞くと泣きたくなるよ。
最初の方がすごく可愛くて明るい曲なだけに。
アリーマイラブってアメリカのドラマでも、小さな子が
「その歌好きじゃない。『(子供がもう来なくなったのでパフは)ほえるのやめた♪』
ってとこが悲しくて嫌い」
と言ってたの聞いて、どこの国でも同じだなーと思ったw
個人的なことだけど、自分は昔すごくおじいちゃん子で、
いつも一緒に遊んでもらってたんだけど、やっぱり中学くらいになると学校も忙しくて
あまり遊びに行かなくなった。おじいちゃんはときどき「今度はいつ来るんだ?」
って電話してきたけど、そのうちそれもなくなった。
私は気づかないふりしてたけど、おじいちゃん、寂しそうにしてた。
パフの歌は、それにかぶって涙出て来る…。自分語りスマソ
ごめん、今
>>828読み返したら後半ほとんどつながりないや。無視してください
国語の教科書に載ってた詩。
電車に乗ってた女の子が老人に席を譲る。
老人はすぐ次の駅で降りる→また別の老人に席を譲る の繰り返し。
気恥ずかしくなった女の子は老人がいても譲るのをやめるが
その老人にかぎっていつまでも大変そうに立っていて
女の子はうつむいている。
別に良い話なんだけど、女の子の葛藤を舐めるように想像している「わたし」の語り口調が
子供心にきんもー だった。
「やさしい心を持ちながら少女はどこまでいけるだろう」とか。
なんか教科書って「少女」というものに自己犠牲的な優しさを求める世の中の圧力を強烈に感じさせて
鬱な気分になった。星の銀貨に通じるものがあるかな。
いや、席は譲るべきなんだけど… うまく言えないな。
>>830 なんか分かる。
私は「気恥ずかしくなった女の子」を美化してるところが嫌だったんだけど
(恥じらうほどじゃないじゃん、もういっそ立って他の場所に移動すれば?)
自己犠牲を求めるところもひっかかってたのかも。
教科書に載ってる現代詩って、男の子は
「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」(道程)
みたいな一歩間違えば単なる俺様みたいなものが多いのに、
なんで女の子は人のことを考えて考えて結局自分が辛くなることが賞賛されてるのか
とときどき疑問に思ったよ。
832 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/07(木) 04:37:51 ID:5WrSaLtO
血で汚れるから
小六ぐらいの頃に読んだ、渡辺温(間違ってるかも)の
「可哀想な姉」っていう話がきつかった。
当時はなんか作品内の姉が奇妙で怖くて、オチにすっきりした。
今、青空文庫で読み返してみたら弟の方が最悪という事に気付きました。
後味が悪い話が好きな人に読んでほしい。
幼稚園の頃嫌いだった絵本。
小さな男の子と、大きなリンゴの木。
男の子はいつもリンゴの木に登って遊んでいたが、
やがて成長するにつれ遊びに来なくなる。
久しぶりに来た男の子(といってもすっかり大きくなってる)に
リンゴの木は大喜び。「また昔のように遊ぼう」と誘うものの
男の子は「もう子供じゃない」とにべもなく断り、何とお金をせびる。
リンゴの木は「このリンゴを売ればお金になる」と自分の実を全部取らせる。
そんな感じでリンゴの木は、
「家がほしい」と言われれば家の材料にすべく枝を切らせ、
「どこか遠くに行きたい」と言われれば船の材料にすべく自分を切り倒させる。
それから何十年の月日が経ち、切り株だけになってしまったりんごの木の元に
すっかりおじいさんになった男の子がやって来る。
「来てくれて嬉しいけど、もうあげられる物は何もない」と言うりんごの木に
「もう欲しい物はない。ただ休める場所があればいい」というおじいさん。
「それなら私に座って休むといい」と言うりんごの木。
ぶらっとやって来ては物をせびる男の子に幼心にもムカつき
さんざん貢がされるりんごの木が不憫に思えた。
まさか10年後に中学の英語の教科書で再会するとは思わなんだ。
改めて読むとヒモと都合のいい女の話のようで本当に胸糞悪い。
赤い実はじけた。なんかもう一つ一つの表現が甘酸っぱすぎて恥ずかしくて嫌だった。
道徳の教科書に載ってたんだけど、その後の課題欄みたいなところに、
「今まで異性を好きになったことはあるだろうか。その経験について話し合ってみよう」とか書いてあって、
死んでもやりたくないと思っていた。
あと物語じゃないけど低学年の教科書の、鳥のくちばしやら虫の生態について書かれた
味も素っ気も無い説明文とか嫌いだった。
>>833 読んだ。非道い。
弟はニートなのになんで女優と恋人になれるんだ。
この話褒めてる人がいるのが不思議だ。
>>833 読んだ。ほんとに弟最悪だ。
体張って育ててくれた姉を犯罪者にして、
自分はのうのうと幸せになろうってか。
今まで働いたことないのに、これからどうやって生きていくんだろう。
次は女優のヒモか?
作者は何を伝えたいんだろうね…
弟最悪ってのには同意だけど、
ミステリ作家の書いた、一種の犯罪小説というか
その後味の悪さを狙って書かれたものなんだから、
こういうもんなんじゃないの?
「この話を褒める人が不思議」とか「作者は何を伝えたいのか」とかいうのは
何か違う気がする。
ダミアンが振り向いて笑うようなもんか
841 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/07(木) 20:15:17 ID:sfSuYcax
ハメルンの笛吹きは、残された一人の少年が不憫でならなかった。
>>795 うっあー知ってる知ってる
最後はバレリーナと奇跡の再会を果たすんだけど結局・・・ってところが
切なすぎだろう・・・おい・・・
特撮で申し訳ないんだが…私が4歳の時「バイオマン」でヒロインであろうイエローが死ぬシーンは今でもトラウマ
>>467 私もドナドナ嫌いでした。あの暗〜い感じが気持ち悪かった。
本で読んだら、ナチ時代の歌らしく
ドナドナ→ユダヤ教の呪文?
羊→ユダヤ人
荷馬車→ユダヤ人を乗せたトラックか汽車か
そして、その詩を書いた人も強制収容所で死んだとかなんとかでそりゃ暗い曲になりますわねと納得…。
英語の教科書にて…
一年生…ハワイからやって来たアメリカ人の男の子がサッカー部にスカウトされて半分乗り気で入ったのに、あっと言う間にレギュラーで活躍。(有り得ない…)
男の子の家に行ってバンドやる。(金持ちで嫌みなヤツ)
男の子の家族がイギリスへ引っ越す時に主人公の女の子一人で見送る…(恋愛ドラマか!)
…つづく
>>843 ドナドナって子牛じゃなかったっけ?この歌、子牛は売られた後で肉にされ
るんだな…って感じがびんびんする。
二年生…女の子一人でイギリスにいる男の子に会いに出発。(中学生の小娘の分際でイギリスだぁ〜?このストーカー女)
イギリスでオープンカーに乗って街を案内する男の子の家族(イギリス肌寒いの温暖気候出身者には辛いはずなのにオープンカー?絵は男の子がバンザイしながらはしゃぐシーン)
「イギリスだと海が冷たいからサーフィン出来ないんだ…orz」と女の子にグチる。(イギリスにも夏があるから出来るだろ。海の状態は知らないけど)
三年生のは残念ながら覚えてない。
金持ちでおおらかな家族を持った女の子が同じく金持ちでおまけに運動神経が抜群な男の子に恋して、イギリスまで飛んでってエンダ〜イヤ〜♪な
展開でかなり鬱だった当時の中学生の私でした。
金太郎
ただ熊と相撲とっただけじゃないか。
こんな内容のない話が、桃太郎や浦島太郎とならんで
昔話の代表になっているのが非常に嫌だった。
金太郎ごときが桃太郎や浦島太郎とならぶなんて図々しい。
>>847 金太郎は将来都を騒がす大江山の鬼を退治する侍の一人になるんだよね
849 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/08(金) 02:25:53 ID:maUBcBQF
>>834 ヒント 無償の愛
馬鹿だから、分からないの?
成長してないから、分からないの?
受けてないから、分からないのwww
850 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/08(金) 02:27:15 ID:maUBcBQF
>>844 半分乗り気で入ったのに
半分乗り気で入ったのに
半分乗り気で入ったのに
851 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/08(金) 02:37:51 ID:BAOHrPyH
「誰がこのパン食べますか」だったかな
すごく短くてテンポのいい、詩みたいなお話なんだけど…
にわとり、ねこ、犬、豚がいて
にわとり「誰がこの麦蒔きますか」→ねこ、犬、豚は無視。にわとりのみ作業する。
にわとり「誰がこの麦刈りますか」→同上
にわとり「誰がこの生地(パンを捏ねてる)焼きますか」→同上
にわとり「誰がこのパン食べますか」→ねこ、犬、豚「食べる食べるー!」
みたいなお話…
ここで終わりだから、にわとりは文句言ったのかとか
パンは結局皆に分けたのかわからないんだけど…
挿絵のにわとりが幸薄そうで、なで肩で切なかった!
私事だけど職場にこのにわとりに(顔が)似てる人がいて
その人見ると胸が苦しくなる…
>>851 私が小さい頃持ってた朗読テープ+絵本のセットにそのお話入ってた。
最後に焼いたお菓子のにおいをかぎつけて3匹が「食べるの手伝う手伝う」
と押しかけてくるんだけど、にわとりは
「わたし一人で種をまいて世話をした麦で作ったんだからお手伝いは結構よ」
と3匹の前でバクバク食ったって話だった。
子供向けにそういうラストに変えた可能性もあるけど、知ってる限りではスカッとするよ。
でも数に頼んでにわとりからお菓子を奪うほど3匹が鬼畜じゃなくて
よかったなあ、と子供の頃思っていた。
マッチ売りの少女
何の前置きもなく、初期設定いきなり貧乏で、しかも死ぬとか
不毛以外の何物でもない。
金太郎の場合、「あの坂田金時の幼少時の話」って意味が大きいから。
桃太郎や浦島太郎よりむしろ、ワシントンと桜の樹の話や
雪舟とねずみの絵の話や、長嶋監督が一茂を置き忘れた話と同列に見るべきだ。
マザーグースでちょっとだけトラウマ。
もちろん子供の時は訳文で読んだんだけど、原文だと
My mother has killed me,
My father is eating me,
My brothers and sisters sit under the table,
Picking up bury them under the cold marble stones.
という詩。なんでこんな恐ろしい歌が子供の本に載ってるんだろうか、
と長い間思っていた。最近になってこんな内容の外国の民話があると知った。
ぼんやりと読んでて、>851はニワトリに似てる職場の人に恋してるのかとオモタ
今から20年以上前の児童推薦書
タイトルは忘れたが内容はこんなの↓
主人公は犬。あるとき飼い主一家のガキの友達(女の子)にかまって欲しくて飛びついてしまった。
ガキに「やめろよー!エッチー!」と怒られ散々こき下ろされる。
しかもその上「そうだ、お前はエッチだから名前もエッチにしよう」と命名された上に笑いものに。
ガキに冷たくされ続けたが、そのガキが窮地に陥ったときに救ってあげる。
ガキが「ごめん、エッチ」と心を入れ替え終わり。
バカ飼い主の上に結局名前はそのまま。
「なんだこりゃ?」といった後味のよくない感想しかなかった。
山椒大夫
子供向けに改変されたものだったと思うけど、大筋は原作のまま。
厨子王だけ(比較的)幸せでずるいと思った。
ラストで盲目になった母と厨子王は一応再会するけど、
安寿にはなんのフォローもなし。
でも、安寿と厨子王という名前は結構かっこいい!と思ってた。
まさか今みたいに↑こういう名前が普通に名づけられるようになるとは
思いもしなかったよ。
>859
同意。
自分が弟持ちの姉で、単純に兄弟構成だけ見れば安寿と同じ立場。
弟の幸せのために姉は自分を犠牲にするのが美徳ってことかい!
と激しく納得いかなかった。
>>822 >>823 >>828 遅レスな上にすっげーマイナーな漫画の話なんだけど
泣いてるパフの所に女の子がやってきて
『年を取るとあなたの存在を忘れてしまう人は多いけど
貴方のことを歌っている人もたくさんいるのよ
いつまでも泣いてないでしゃきっとしなさい!』
みたいな感じでゲキを飛ばして
パフが耳を澄ますとパフの歌を歌っている声が聞こえる。
元気を出したパフは自分から皆の夢の中に会いに行く…
てのがあった。
自分もパフの歌は寂しくて哀しくて苦手だったけど、
この話読んでからは好きになった
先日、中学時代の同窓会があった。10年ぶりに会ったそいつらは小学校も一緒だった。
3次会になり、思い出話もどんどん昔にさかのぼっていき、小学校時代の委員会の話になった。
俺は放送委員会で、給食時間に昼の放送といって、週によってはテープの物語集から流したりしていた。
そこで一つだけ強烈に印象に残っている話を紹介しよう。
カランカラン、「こんばんはマーサ。」マーサが営んでいるパン屋には、
毎日夜になると貧乏そうな青年がやってくる。
「黒パンを二つ下さい。」その青年は今日もいつもと同じ物を頼んだ。
「大丈夫?ちゃんとご飯食べてるの?」マーサはいつもこの青年が
粗末な黒パンしか食べていないのではないかと心配していた。
「いいえ、大丈夫ですよ。心配しないで下さい。ありがとう。」
青年はそういい残して黒パンを二つ持って帰っていった。
次の日、マーサは青年のために、あらかじめ黒パンの中にバターをたっぷり塗っておいた。
貧乏そうな青年に、少しでもおいしいものを食べてほしいと思ったのだ。
カランカラン、「こんばんはマーサ。」そして今日も青年はやってきた。
「黒パンを二つ下さい。」いつもと同じ注文をするとマーサは嬉しそうにパンを渡す。
会計を済ませると、青年はいつもどおり黒パンを二つ持って帰っていった。
「マーサ!お前はなんてことをしてくれたんだ!」
突然マーサの店に青年が怒鳴り込んできた。
マーサは何が起きたのか理解できずにオロオロするばかり。
「もうめちゃくちゃだ!取り返しがつかない!」青年はひたすら喚きちらす。
動転していたマーサも、ようやくどうしたのかと尋ねてみる。
「今まで黒パンを使って、図面に鉛筆で書いた線を消していたんだ!」
「おまえがパンに塗ったバターのおかげで図面は二度と使い物にならなくなった!」
「もう締め切りには間に合わない!お終いだ!」
マーサは涙を流しながら謝罪を繰り返すのでした。
と、こんな話を流してしまったことがあったんだが、と言ったらなんとその場にいた3人ともこの話を覚えていた。
小学生が聞くにはあまりにショッキングな話である。トラウマに近い形で記憶に刻まれたのだろう。
今でも、カランカランというドアベルの音を聞くと、マーサと青年の話が思い出される。
>>862 O・ヘンリーだよね。ストーリー書くのが上手い人は
こういう切ないのに滑稽な(マーサは青年のために怪しげな化粧クリーム
塗ったりしてうきうきしてる)話まで上手く書くから困るよ、とか思ってた。
>>861 なんか、よかった。d
865 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/09(土) 08:23:27 ID:5/BIMOKL
>>863 中学の時、そういえば私もパンを消しゴム状に丸めてデッサンを消していたが、
駄目にする前に気が付けよ青年。と思った。
たしかに、普通は気付くよな(w
>>866 たしか原作ではそこらへんの事詳しく書いてあって、店でパン代支払う時に
近くで事故かなんかあって、青年がそれに気をとられている隙にマーサはパ
ンにバターを素早く仕込んで袋詰めとか。
買ったときはともかく、使うときに気付くと思うのだが…。
>>868 そうそう。
手がバターだらけになったぞヽ(`Д´)ノ ウワァァンてクレームならわかるがw
870 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/09(土) 11:33:01 ID:ukBTy/1Y
>>591、その他
亀レスですが…
ゴーリーにはもっと嫌な話がありますよ。
「Blue Aspic」とか…
後翻訳された中では「おぞましい夫婦」とか…
誰かも言っていたが、「蕎麦の羽織」が嫌だった…
笑い話の入った本に入っていたのですが…笑い話じゃないだろあれ…。
871 :
870:2006/09/09(土) 11:34:34 ID:ukBTy/1Y
sage忘れた…氏にたい
872 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/09(土) 11:58:48 ID:paijy7Vv
シンデレラ
露骨に王子は女の外見だけに惹かれて
女は王子という地位だけに惹かれて
性格を知ることなく恋に落ちるから
道徳の教科書に載ってた話
男の子がおこづかい欲しくて、母親の茶碗の上に今日したお手伝いと報酬50円を書いた紙を置く。
それを見た母親は次の日男の子の茶碗の上に、今まで育てた報酬、0円みたいな事を書いた紙を置く。
男の子はそれを見て、涙を浮かべて「50円いらない」
…50円ぐらいいいじゃないか。
個人的だが、今まで育ててやったんだから、とお年玉全て取られた事を思い出した。
はだしのゲン
なぜか給食の時に見せられてごはん食べれなかった
>874
飯時に見るもんじゃないよな
O・ヘンリーといえば「賢者の贈り物」
せつないほど愛のあふれるお話しで、長年お気に入りだったが
「銀時計は返っててこないけど、髪は伸びるじゃん」
と気づいてから、なんとなく心の嫌箱入りになってしまった
>>873 育てた報酬って…なんか嫌だ。親が子供に言っていい事じゃない気がする。
>>876 同じコト考えてたなw
櫛を売って銀時計を買い戻し、
1年間一所懸命に働いて、翌年改めて櫛を買いなおす、でどうよ?
その頃には髪も伸びてるだろうし
>>877 しかもそれがいい話扱いされてるってのがなんか納得イカナス…
私が道徳の話で覚えてるのが、とある貧乏手品師の話。
腕はいいが仕事に恵まれず毎日ギリギリの生活を送っていた手品師の青年が、
ある日仕事の帰りに一人で寂しそうにたたずむ少年に会う。
少年を元気付けるべく手品をして見せてあげたところ少年は大喜び。
「また明日も手品をして見せてね」と約束をして2人は別れる。
その晩手品師の元へ友人から連絡が入る。
「有名手品師が倒れて明日の舞台に出れなくなった。それで今穴を埋められる人材を探している。
お前の腕なら代役も十分務まるだろう。明日の舞台に出れば今後もたくさん仕事が舞い込むはず。
もう生活に困る事もなくなる。もちろん出てくれるよな?」
願ってもないチャンスだと一瞬喜ぶ手品師。
でもよく考えたら明日は少年との約束があるんだった。
しばし悩んだのち「悪いけど明日は行けない。とても大切な約束があるんだ。」
と手品師はあっさりオファーを蹴ってしまった。
次の日、たった一人の客の前で手品を披露する青年の姿がありました。おしまい。
「約束を破らなかった手品師カコイイ!」と言いたいのは分かる。
でもこんな大チャンスを自分の手でつぶしてしまった手品師アホだろ…と思えて仕方なかった。
ただでさえも生活に困ってるんだから綺麗事言ってる場合じゃないだろーに。
>>873をみて
物語じゃないがテレビで放映されてた投稿ビデオを思い出した。
節分で子供が豆を食べてたんだけど
母親が子供の年齢分しか渡してなく(6個か7個だったと思う)
まだまだ豆はあるから当然子供は欲しがるんだけど
母親は頑なに「年齢分しか食べちゃだめ」と拒否しつづけた。
だが子供はそれでも欲しい欲しい!お願い!といいつづけ、母親もなんとか折れて
食べさせてくれたんだが
「年齢の分しか食べちゃだめだからね」とここでも制限。
ここぐらいまでならよかったけど
子供が一粒一粒食べてる時に
「ひと〜つ・・・ふた〜つ・・・み〜っつ・・・」って母親数えてたのよ。ひくーい声で。
子供もびびりながら食ってて、その様子がおかしかったのかスタジオで笑い声がしてたんだが
その番組を一緒に見ていた私の母が「性格悪・・・豆ぐらい普通に食べさせたらいいじゃない・・・」
と呟いていた。
「育てた報酬0円」のかーちゃんとなんとなくカブってみえたな・・・。
ものすごいアホだ
少年には伝言でも頼んで別の日にしてもらえばいいだけなのに
知恵遅れか?
いや、ここは少年に舞台にチケットをプレゼントするところだろう
>>873 あれ、スカッとした自分は少数派なのか。
>>883 自分は、「まあ子供にカーチャンのありがたみをわからせるために
こういう話になったんだろーな」と思った。ヒネた嫌な子供だw
道徳の教科書はまずお題ありきで作られる話が多いから、
どうしても無理が出てくるんだよね。
「約束は守りましょう」「お父さんとお母さんを大切にしましょう」
みたいなコンセプトの話が多いからね>道徳
しかし、手品師モッタイネー(´Д`)
886 :
883:2006/09/09(土) 18:46:45 ID:bL7nXbXa
そうだね、確かにお題ありきって感じだね。
「今まで育てた報酬」って母親の書き方が感じ悪いとは思う。
自分の家は「お手伝い」は家族みんながやるもので
報酬が発生するなんて思いもしなかったからスカッとしたのかも。
887 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/09(土) 22:16:00 ID:b9bBQCT9
>>876 初めて読んだときから生活に困ってるんならプレゼント交換なんかするなよ
って思ってた。そうやって身分不相応な事やってるからいつまでたってもお
前達は貧乏なんだ…と。
>>888 思った思ったwww
貧乏なのに欲しいものも高価すぎだしw
>876
姪の読んでる漫画に、ちょうどそれの話題がでてたよ。
登場人物に「あの間の悪い夫婦の話か」と一蹴されてて、なんか笑えた。
891 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/10(日) 01:24:18 ID:aDzLgvu5
>>859 安寿が自殺するバージョン(鴎外)は
「よくできた姉は弟のために死ぬ」ってメッセージに思えた
安寿が死んだの知っても弟は仕返しとかしてくれないし
それどころか、偉くなった(県知事くらい)厨子王が山椒太夫を許し、金持ちにさせるしさ〜
安寿がリンチで死ぬバージョンはその点まだ救われた
姉が助かって弟が犠牲になるほうがまだジェントルなやり方だと思う
赤い靴
足を首切り役人に切ってもらって、足が踊りながら森に消えたとか怖すぎる
助けてもらったばあさんが死にそうなのにパーティに行くのもひどすぎる
人魚姫かな。
タイミングや要領がいい人間は得をして、カンの悪い男に
惚れて一方的に尽くしても不幸になるということを学んだ。
そして男の人魚がいたらきもくてイヤだなと思った。
>>891 リンチってうまく濁してるけどあれ輪姦だよね。
平将門の初恋の人、貴子姫もおつきの女と共に山賊に一昼夜輪姦されてそれゆえ死んでしまう。
nnkの大河ドラマで見た子供の頃はわからなくて普通になぐったり蹴られたりして死んだんだ、怖いよ、と泣いたけど
大人向けの本で気付いたときは「ぎゃあああっ」と思って残酷さにもっと怖くなった。
>>877>>880>>886 「育てた報酬」ってのは
>>873がそうまとめただけであって、
確か元ネタは「洗濯代0円 朝ごはん代0円 掃除代0円」とか
その日の家事を書き並べてあったような気がするんだが
たにむらくん
見るからに冴えない主人公・たにむらくんが、同じクラスのマドンナ・橘さんに告白するところから始まる。
でも橘さんに「私って理想が高いのよね。私好みの男になれたら付き合ってあげる」と沢山の条件を出される。
男の子は勉強が出来ないと、と言われれば、猛勉強をして苦手な算数のテストで80点をとる。
背が高くなきゃダメよ、と言われたら毎日2リットルの牛乳を飲む(日に日にやつれていってるw)。
学級会で発言できない人は嫌、と言われて、顔を真っ赤にしながら手を挙げる谷村君…。
そんなこんなでいくつもの課題をクリアしてもう一度橘さんに告白をするも、
笑顔で「私こんど引っ越すのよ。さようなら」と一蹴される。
ラストは「ボクは橘さんと結婚するんや」って文字が見開きでどーんと出てきて終わり。
あまりの報われなさに読後はポカーンとしてしまった。
絵柄も普通の絵本と違って無機質な感じがして怖かったのを覚えてる。
これを読んだ小学生の自分は橘さんを「とんでもない悪女だ」と軽蔑したけど、今思えば現代の痴人の愛だね。
897 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/10(日) 15:50:41 ID:uLciSrA3
>>897 母さんがぼくを殺した
父さんがぼくを食べてる
きょうだいたちはテーブルの下に座って
ぼくの骨を拾ってる
そして冷たい大理石の下に埋めた
グリム童話に「ねずの木」という題の同じ話があって、
ビョークの出てる映画「ねずの木」はこれが元ネタ。
900 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/10(日) 18:53:23 ID:p/TbkH3g
ねんねんベビーちゃん
きのうえこずえ
風が吹いたらゆりかご揺れる
枝が折れたらゆりかご落ちる
かごもお前も皆落ちる
小さいとき、怖かったマザーグース。
いまさらながらマザーグースは怖いよね。
一番嫌だったのは
リジーボーデン斧を片手に父を40回めった刺し
我に返ってこんどは母親 40と一回めった刺し
誰がこんな詩残したんだ!
いや、実話だしそれ。
>>900 その歌、映画「グーニーズ」で
フラッテリー一家のママが顔の崩れた自分の息子(怖い!)
に歌ってたような希ガス。
散々外出だが、自分は結構鬱要素がある絵本(『ごんぎつね』『人魚姫』『赤い蝋燭と人魚』など)が好きなんだけど、『不幸の子供』だけはどうしても好きになれない。
最後の女の子の目(見えなくなって真っ黒になってる)がめちゃくちゃ怖い((゚Д゚ll))
905 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 05:00:01 ID:g8j8OD0b
不幸の子供くあしく
>>904 自分も鬱話好きだ・・・。
『ごんぎつね』も『幸福の王子』も『パンを踏んだ娘』も『赤い靴』も大好き。
そんな私ですら、このスレ読んでドン引き。
特に
>>31と『雉も鳴かずば』と『不幸の子供』は激鬱。
>>905 >>815にあらすじあるよ
907 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 09:24:56 ID:w2XNhsoD
「不幸な子供」
優しい両親がいて、お気に入りのお人形を持っている、幸せな少女がいました。
ある日、軍人だった父親はクーデターの制圧に行きました。
父親が戦死したとの報が届く。
お母さんは心労で病気になって死んでしまいました。
たった1人の親類だった叔父は事故で死んでしまいました。
孤児になった女の子は寄宿学校へ入れられました。
先生にはいびられ、大好きなお人形を級友達に引き裂かれる。
学校を脱走するが、悪い奴に捕まり、薬中に売られる。
暗い部屋で内職をさせられ続け、失明。薬中がとうとう発狂する。
薬中のところを脱走したところを、 実は生きて帰って娘を捜していた父親の運転する車にはねられ死亡。
父親は、少女のあまりに変わり果てた姿に、それが自分の娘とは気が付きませんでした。
だいたいこんな感じ。
手元に本無く、記憶だけで書いてみた。
細部違うかも
908 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 09:26:25 ID:w2XNhsoD
リロードしてなかった……(-_-;)
>>660 亀だけど
それ確か常磐貴子主演の「タブロイド」ってドラマのエピだった気がする。
(いや、違うな。火サスだったかな?)
確かその子の親が後に復讐したはず。
(いや、違うな。事件を暴いただけだったかな?)
とにかく、私もそれを見た事がある。
「不幸な子供 ゴーリー」でぐぐってみたら、本屋で見かけてなんか怖そうと思ってたやつだ。
そこの本屋ではゴーリーの本まとめて話題の人気シリーズみたいな扱いだった。
独特のインパクトあるから好きな人は好きなんだろうな…
>>909 >>666で既出かと
912 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 14:03:31 ID:OoNOlMJI
そういえば子供の頃は「とおりゃんせ」の歌が怖かった
ところで不幸な子供の教訓みたいなものってなんだろうね?
辛くても安易に逃げないでその場所で耐えて頑張れって
ことかな?
その女の子も寄宿舎でいじめられても小公女みたいに
気持ちを強く持って暮らしてたら、お父さんが戻ってきたら
速迎えにきてもらえたんだもんね。
寄宿学校に入ってるってことはお父さんにはすぐ分かるから。
寄宿舎→やくちゅう男の下で内職・失明→飛び出して車に
轢かれて死亡、と逃げるたびに不幸になってる。
>>912 つーか、「かごめかごめ」とか「あんただかどこさ」もけっこう怖い。
>>907 教訓など織り込む気もなく
ただ単に読者を劇鬱にさせることが目的で書いたに違いない。
>>913とか
>>838とか、
全ての話に「作者の訴えたいこと」やら「教訓」やらがあると思ってる人って
結構多いんだろうか。
917 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 15:22:36 ID:DlmSr6Uw
>916
>全ての話に「作者の訴えたいこと」やら「教訓」やらがあると思ってる
教訓があると思ってるというか、自分が理解できない、納得いかない作品について、
すっきりしない気持ちをなんとかしたいと思うことはある。
もやもやを落ち着かせたいというか。
別の見方や裏の意味を知ったり、作者の意図が分かれば
自分の中で多少でもすっきりできるから。
>>916 国語の授業で、必ず「この話で作者が言いたいことはなんでしょう」と
まとめさせられてきたから
とりあえず本を読むと「教訓」とか「作者の伝えたいこと」を探してしまう。
『ファウストの家』 「世界のおそろしい話」とかいう本に収録されてた。
ある所に、「ファウストの家」と呼ばれる廃屋があった。
そこに住んでいたファウスト博士は、悪魔を呼び出そうとして失敗し、魔界に飲み込まれた。
彼の書斎だった部屋の天井には大きな穴があき、穴の周りには血がべったりとついていた。
ある時、一人の貧乏学生がやってきて、その家に住み着いた。
一晩経っても何事もなかったが、テーブルの上に金貨が一枚置いてあるのに気づいた。
学生はその金貨を取ったが、次の日にはまた一枚、同じところに置いてあるのだ。
学生は金貨のおかげで裕福な暮らしができるようになったが、
そのうちにもっとたくさんの金貨が欲しいと思うようになり、悪魔を呼び出そうとした。
次の日から、学生は学校に来なくなった。
心配した友人たちがファウストの家に行って見ると、学生の姿はなく、
書斎の天井には、新しい血がべったりとついていた。
「赤い実はじけた」
話自体は甘酸っぱい初恋の話で佳作だとは思うけど、
そういうこっぱずかしい話を小6という微妙な時期の
とば口あたりに持って来られると困る。
高校生くらいだったら、クラス皆で「ちょwwウラヤマシスwwww」
って雰囲気になれるけど、小6では、何か気まずかった。
音読にあたりませんようにと祈っていたw
922 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 19:40:52 ID:uuk/qOrY
マザーグースは何の為の話なのか、ワケワカランwww
うちんちに全集(?)っぽいのがあるけど、ついこないだ読んでみた。
ちまちまおばさんっていう話が載ってた。
あるおばさんが散歩に行った教会で骨を拾い、戸棚にしまうのだが、得体の知れない
何かがその骨を取りに行くという、かなり恐ろしい話。
一人ぼっちの女の子の話も載ってたな。
文章は明るいんだけど、最後に「だって私、一人ぼっちなんだもの」だか、何だか
続いてて、暗くはないが、明るくもないお話。
>>921 「赤い実はじけた」って俺も、小学生の頃従業で読んで音読もしたけど、
特に何とも思わなかった。
924 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/11(月) 23:41:22 ID:KChMnq7X
赤い実がはじけた経験なんて、高校生になってからですよ、まったく。
次郎物語。家に子ども向けの分厚い童話があった。
兄や弟に比べて次郎があまりにも不憫すぎて、読んでて悲しかった。
母親に激しくムカついていたなぁ…
あと、我輩は猫である。子供向けの童話は大抵途中までとか抜粋とからしいんだけど
私が読んだやつは最後までしっかり書かれていた。
酔っ払って溺れ氏ぬって……子供心に物凄くショックで大泣きした記憶が。
925 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 01:50:43 ID:gL/PuysS
>>915 うん、不幸な子供然り、エドワード・ゴーリーの作品はそれが目的
タイトル忘れてしまったんだけど、胸糞悪い話を一つ。
ある少年は金持ち(だったと思う)の少女の事が好きで、ある日金持ちの少女が『私、血のように真っ赤なドレスが欲しいわ』と言った。
それを知った少年を好いている貧乏な少女は、少年を喜ばす為自分の血でドレスを作ろうと思い、女神に頼んだ。
女神は承諾し、少女の心臓に糸を通し、少女の血で糸を真っ赤に染め、ドレスを作った。
全身の血を使ってドレスを作った貧乏な少女は、少年にドレスをあげた。少年はとても喜んだ(この後貧乏な少女は死んだ)。
少年は金持ちの少女にドレスを渡したが金持ちの少女は『こんなドレス、本当に血で染めたみたいじゃない!不気味だわ!』と少年に返した。
少年はドレスに八つ当たり、ドレスを道に捨てた。ドレスは馬車に轢かれてボロボロになった。
うろ覚えスマソ
928 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 03:36:21 ID:CgjjIQXl
実話を元にして本やアニメにもなってたと思うんだけど
「パパママ、バイバイ!」っていう物語。
米軍機が民家に墜落して幼い兄弟2人と母親が大ヤケドで重体
兄弟のどちらかは忘れたけど1人が最初にハトポッポの歌を
歌いながら死んでしまって、次に別の病院に運ばれて
兄弟の死を知らされていないもう1人が「パパ、ママ、バイバイ」
と言って死んでしまったという内容。
母親は奇跡的に助かったんだけど大ヤケドで、治療のために
硝酸銀入りの薬浴をしなくてはならなくて、ドラマで
母親役を演じた女優が「やめてぇ〜!もう殺して〜!」と
迫真の演技だったのが怖かった。
高校の時、偶然その話を社会科で習ったんだけど、
男の子がヤケドで喉が乾いて「ジュースが飲みたい」って
死ぬまでずっと言っていたけど水分を飲ませると命に関わるから、
心を鬼にして「水はダメだ」と言い続けたおじいちゃんが
手記か何かで「あの後死んでしまって・・・だったら水を飲ませてあげたらよかった」
と言っていたのと、唯一生き残ったお母さんが後にガンで
亡くなったことを知り悲しくなった。
929 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 03:57:09 ID:IyWV565V
日本昔話でお婆さんだかお爺さんがハナクソになってしまう話あったよね
あれ見た時は
怖ぉ〜えぇ〜
って思ったのを覚えてる
何度か出てる「火の鳥」の中の一編。
上で書いてる人もいたけど、鳥の姿の異星人が住む星に不時着した男の話がトラウマ。
小学生くらいに読んだんだけど、しばらく鳥は食べられなくなった…
931 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 04:22:34 ID:J013351J
私も鶏肉食べられなくなった…
でも小さいときは鶏肉と豚肉と牛肉の区別がついてなかったから
結果的にガンガン鶏肉食べてたと思う
932 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 04:37:05 ID:ruaNTkn2
>>928 知ってる!小さい頃にアニメで放映したのを、ビデオに録画してあったのを見た。
薄々思ったが実話だったのか…。
あれは可哀想過ぎて見れないよ…orz
お母さんは最終的には死んじゃったんだね…。
アニメでは子供達が死ぬとこで終わっちゃってたかな。
(´;ω;`)ウッ…
933 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/09/12(火) 08:26:12 ID:pplZKcDA
>>928 嫌だと思った、というより、鬱になった話だよ・・・・
>>928 ドラマをリアルタイムで見てました(´・ω・`)ノシ
主役の女優さんが硝酸銀の薬湯に入れられてた時のシーンは
今も忘れられない…。子供心に激しく鬱になった。
936 :
913:2006/09/12(火) 11:06:51 ID:FDYYfASK
>>916 918さんの書いてることとほぼ同じです。
それに大人向けなら不条理な結末でもいいけど、子供向けの
ものには一応は教訓というかそういうものが欲しいなあ。
でもまあ、子供時代から理不尽な目にあうことはあるから
免疫つける意味ではありなのかも。
あれって操縦士はさっさと脱出して無事だったっけ?
なら更に後味悪いな。
>>935 この話知ってるけど本当に救いようがなくて欝になる話だったね。
聞いたのはかれこれ10年以上も前だけどね。
>>937 米軍から救助が来たけど、自分達の隊員だけをさっさと救助して、
この一家の事はほったらかしにして帰ったんだよね、確か。
それでますます胸糞悪いと思ったよ。
>>926 オスカー・ワイルドの「ナイチンゲールとばらの花」にそっくりだけど、
死ぬのは小鳥だし染めるのは薔薇の花だったなぁ。
既出だけど対馬丸のアニメは見ていて鬱になった。
対馬丸から脱出してイカダで救助を待っている時に、
力尽きてイカダから落ちたお婆さんにサメが群がってきたシーンがやたら印象に残っている。
さすがにお婆さんが食べられる直接的な描写はなかったが
サメが群がった後水面にぶわっと赤いものが拡がって
お婆さんの孫が「おばぁちゃん!!」と叫ぶ所は子供心にうわあぁぁとなった…
むかし(今もあるか)小学生にやたらと人気だった怖い話を集めたハードカバーの本にのってた話。
ある日主人公(小学生)の家の近くに住むじいさんが自宅の縁側で死ぬ。死因は窒息死だったという。
主人公は葬式に出たが、大人たちに「棺を開けてはいけない」と釘を刺される。
黙って従っていた主人公だが、近所の人達が棺を開けて死に顔を見るたび「ウッ」と顔をしかめて口を押さえていたのが気になっていた。
やがて主人公は近所の人の噂話から、じいさんはまぐろの刺身が大好きだったこと、近所のたくさんの野良猫に家で餌をやっていたことを知り、じいさんの死に様を悟る。
縁側でまぐろの刺身のかたまりを食っていたじいさんはそれを喉に詰まらせて死亡。
そのうちに野良猫たちが餌をもらいにやってきたがじいさんは死んでる。すると猫達はまぐろの刺身の匂いをかぎつけ、じいさんの喉に詰まっているまぐろの刺身をじいさんの喉ごと……。
こういう本に載ってる話は大抵非科学的なホラーばっかりだったから面白かったのに、これだけ何気ない日常に潜む恐ろしい事故を描いててぞっとした。
つーかこれ、子供向けじゃないだろう…。リアルで吐き気をもよおしたよ。
>>928 あの事故、お母さんがものすごくかわいそうだったのに
夫は3年で離婚したよね、たしか。
病気の妻に耐えられなくなったとかで。そしてさっさと再婚。
お母さんは「こどもたちと一緒のお墓に入りたい」と遺言残して病死。
元夫が寛大なふりしてその遺言聞いてやってたっけ。
うげー
猫に足の指食われた婆さんの話思い出しちゃったよ。
>>772 前半のはゴールディングの『蝿の王』じゃないかな?
ただ船の上じゃなくて、無人島での少年たちの話なんで、全然違うかもしれないけど…。
あと
>>896 これ痴人の愛と似てるかな?
自分は896だけ読んだら、
橘さんは、冴えない谷村くんを成長させてくれた
本当のマドンナって感じを受けた。
苦手な算数も猛勉強でそれなりの点取れるようになったし、
(多分引っ込み思案で人前で意見も言えなかったのであろう)
谷村くんが学級会で発言するきっかけもくれた。
まあ、牛乳のみすぎでやつれるのは…背も伸びるかわかんないし微妙だけど。
今まで冴えないままで変われなかった谷村くんが、
恋の爆走パワーでいろいろ克服できた。
それで恩に着せるでもなく「引っ越すのよ、さよなら」って言うのも、
どうせ離れちゃうんだし、突き放した言い方して
「さっさと自分のことは忘れて他にいい女の子探してね」ってことなのかと思った。
で、谷村くんは橘さんの真意に気づいて、最後の
「ぼくは(僕の事を成長させてくれた)橘さんと結婚するんや」
になるんではないかと…。
亀な上長文スマソ
何か勝手に自分の中で橘さん像が出来てしまって、
「何かコレすげえいい話なんじゃね?」って思って…。
>>942 最近読んだ元監察医が書いた本に似たような話が載ってた
………けど、続きがあって………
………喉だけじゃなくて………その………
はっきり言って!
ティンコでしょ?
猫缶の汁を塗って舐めさせてたオッサンがあぼーん。
そして猫は缶の汁が塗ってあるティンコを・・・・というお話。
そうそう
アベサダ事件発生かって騒然となったけど実はネコがってヤツ
…つか、顔とか舐められただけでも痛いのに
よくんなトコをと思ってたんだが…
>>926>>940 それは倉橋由美子の『大人のための残酷童話』の中の一編だと思う。
元ネタは言われてるとおり、ワイルドの「ナイチンゲールと薔薇」。
>>945 896です。
ナオミは自分の魅力にとりつかれた主人公の弱みにつけこんで、私利私欲の為に彼をこき使いましたが
なるほど、同じ状況下でも橘さんが出した条件はどれも谷村君本人の為になる事ばかりですね。
あなたのレスを読んだら不愉快だった筈の作品が途端に素晴らしい作品に思えてきましたw
素敵な解釈を教えてくれてありがとうございます。痴人の愛や蝿の王と読んでる本も一緒でなんか嬉しい(´∀`)
>>936 もともとゴーリーは大人向け絵本作家だからね。
「不条理さ」や「シュールさ」に面白みを感じるっていうのは
子供には難しいと思うし、子供が読むもんじゃないよあれは。
(上の方に、叔母さんに読み聞かせしてもらった方がいたみたいだけど、
叔母さんの意図が不明すぎる……)
あと自分も上の方に出てた、ヘッセの、戦争後遺症(PTSD?)
に悩まされる爺さんにちょっかいをかける孫の話が嫌いでした。
年寄りを労われよ!と思った。
このスレに上がる物語を読み返したくなったんだが、教科書は
学年が上がるごとに捨ててしまったせいでタイトルが思い出せない。
ヘッセの戦争後遺症に悩まされる爺さんの話のタイトルってなんだっけ?