1 :
六車 :
2006/07/07(金) 16:16:22 ID:HJacyi8c 読んだ本、観た映画、国語の教科書に載っていた 物語であなたが嫌だった、胸糞悪いと思った 物語を挙げてください。 フィクション、ノンフィクションは問いません。 ちなみに自分は「ハメルンの笛吹き」。 子供が笛吹き男に連れ去られて2度と帰ってこないという 恐ろしさもありましたが、何と言っても笛吹き男に報酬を 与えなかった市長とそれに味方した大人たちが嫌でした。
2 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:18:32 ID:czjo8xmL
お腹空いた
>>2 なに食べたい?味噌汁は昼の残りがあるけど。
4 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:21:28 ID:jaZDPGc8
ビーフスカトロガノフ
了解!ちょっと牛狩ってくるわ!
「フランダースの犬」 あんな結末あんまりだ。
7 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:43:02 ID:N1t+nnLE
3びきのくま
8 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:45:27 ID:+bC1DIRg
くそみそテクニック
9 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:49:37 ID:O+o06xQj
いかロスの唄に衝撃をうけたもんだ
10 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 16:52:10 ID:h3xoltGM
ベニスの商人。 クリスチャンて最低
旧約聖書
タイトルは覚えてないけど、昔持ってた童話集にあったも話 「貧しい母親と女の子がいて、何かのきっかけでお金持ちの家に引き取られる。 数年後、娘へと成長した女の子は、お金持ちの家の人の勧めで母親に会いに行くけど、 途中で見かけたみすぼらしい農民を軽蔑し(実はそれが母親)、 その後大きな水溜りに差し掛かったとき、靴が汚れるのがいやで持っていたパンを敷いてその上を歩こうとして、 そのまま水溜りの中に沈んでしまう。」 子供心に、そんなんじゃ甘い!と思った
パンを踏んだ娘〜 パンを踏んだ娘〜 パンを踏んだ罪で〜 地獄に落〜ち〜た〜
14 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 17:55:29 ID:BggCd6yM
ちっくとたっくの話し 当時は家も柱時計だったから怖くて
15 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 18:22:58 ID:4naNs5V+
イカロス
人魚姫 マッチ売りの少女
17 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 18:33:03 ID:fcn3kUgh
3匹のやぎとがらがらどん
18 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 19:02:14 ID:7fYT23lc
母親や兄弟達からイジメられて育つ、「にんじん」というあだ名の男の子の話
19 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 19:04:29 ID:HyTw5aaq
>>13 自分は
パンを踏んだ〜娘
パンを踏んだ〜娘
どこまで〜お〜ち〜る〜
で覚えてるな。
それコワイー('A`) 自分は山椒太夫かな…
21 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 19:21:53 ID:27Ds0sU8
雉も鳴かずば 一から十まで救い様のない話・・・(´Д⊂)
ごんぎつね ごんが可哀想で可哀想で。 猟師も後悔していて可哀想だったけど、子供心にやりきれない思いがした。
>>22 同じく。何の教訓する話なんだろうと子供心に疑問だった。
泣いた赤鬼 しあわせの王子
>>12 それ萩尾モトさんの漫画で読んだわ
漫画には続きがあって、みすぼらしい鳥に再生した娘が
パンの欠片を仲間に与えて、そのパンの欠片が踏みつけた一斤のパン分になった時
娘は綺麗な鳥になれるっていうの。
3匹の熊 子熊のベッドが不法侵入の娘に壊されるのが理不尽 そして張本人は父熊のベッドで爆睡
シンデレラ
破戒 不快だった。
29 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/07(金) 23:23:04 ID:BggCd6yM
あか太郎 あかって 何でも太郎つければいいのかww
「走れメロス」 本人に何の断わりもなく勝手に友人を身替わりに指定。 必ず時間までに帰って来るから、とかいいつつ アクシデントで時間に間に合いそうもなくなると ヤケを起こして途中でフテ寝。 どこが友情と信頼の物語なのかと思った…
「銀色ギツネのギンタちゃん」 人間に母親を殺された子キツネがその後自分も人間に捕まり 意地悪な子供達のペットにされる しばらくしてパーティ会場でオバハンの襟巻き となっていた 母キツネの毛皮と再会。 毛皮を奪って逃げ山奥で母の毛皮にくるまって眠る。 子供心にやりきれなかった上に 当時母がフォックスの襟巻きを持っていて ものすごい罪悪感に苛まれた。
>>31 あらすじだけで泣きそうだ。
カチカチ山もそうとう。
ばばあ汁…とおえっときた。
33 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 01:29:15 ID:A69kuP0S
>>32 ばばあを殺した狸は確かにワルいやつだが、たぬき汁を作ろうとしたばばあもなかなかのヤツだ、
わが妻を亡くし悲しむじいさんの気持ちも分からなくはない。
ただ、殺された肉親でもない「ウサギ」が全身にやけどを負わせたり、
その傷に塩をすり込んだりして狸を痛めつけるのはアリなのか?と、
挙句の果てに溺死させてしまう話ってやっぱ、いやだな
お人よしの狸がかわいそうだ。
注文の多い料理店。 なんか子供ながらに怖くて仕方なかった。
>>33 そうそう、うさぎが一番ひどくね?と思ったよ。
後味悪すぎ、あれ教訓てあんのか?狸だって食わなきゃ
生きていけないし。
親指姫 話じゃなくて、挿絵のモグラのおっさんの顔が怖すぎた
走れメロス
身勝手すぎ。
>>30 の他にも
おとなしく暮らしてる町の住人の気持ち丸無視で騒ぎ起こすわ
妹の結婚式勝手に早めさせるわ
出発日ぎりぎりまで家出ないわ
投げ出しといて自画自賛するわ
挙句の果て一瞬でも疑った俺を殴ってくれ、
とか言われて何も悪くないのにずっと捕まってた友人ほんとに殴るし。
おまえはジエンたんか。
39 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 04:16:34 ID:meGJHZKd
題名もストーリーもよく覚えていないんだけど、十二年前の東京書籍「新しい国語 4年下」に載っていた話 昔の中国が舞台で、主人公は機織りをしてるおばあさん。 そのおばあさんが、夢を自分の息子に語ったら、 「お母さん、あの世にいってからの話ですよ」 って言われるの。そこだけみんな面白がって読んでたなw
40 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 04:58:20 ID:yWdPOVKG
舌切り雀。タイトルからして 子供の頃怖かった ちびくろサンボ トラがバター…怖い
41 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 05:11:24 ID:JqJctTa+
ぼくはおこった キレすぎてて怖い
42 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 05:23:36 ID:wVyKFWZw
小さい白いにわとり 結局何がいいたいんだろう。いまだによくわからない。 苦労は人に押し付けて成果だけ手に入れるようにうまく立ち回れ。 ・・・ちがうよなあ。
かわいそうな象 上野動物園の象が死んだからといって、つがいで二頭なんとか生き残った 東山動物園の象を一頭くれと騒いだ、東京の子供議会の運動に なんてずうずうしいんだ!と読んでてムカついた。 最後はインドから象をもらってめでたしめでたしってなんだそりゃ。 死んだ象を偲んで、上野動物園には象はいませんくらい言ってみろ。 後に東山動物園が当時ものすごい努力をして象を生き永らえさせたかを 知って、ますます腹が立った。
44 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 05:53:02 ID:sb1eGszM
>>6 アニメ版ではラストで、
ネロを死なせるか否かで相当もめたらしいが、
もしあのラストでなければ、大して記憶に残る物語ではなかっただろうな。
後悔先に立たず、ってのがテーマかな??
>>18 「にんじん」かなりえげつない話だった。寝小便入りスープを飲ませたり。
アレでフランス人にかなり偏見を持った気がする。
45 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 06:18:30 ID:gEviX17s
おつきとおほし(日本昔話) 貧乏な4人家族でおとうが町へ出稼ぎに行く。 母は口減らしにおつきをいじめ始める。おつきとおほしはかばいあうが わらを渡した湯だった釜の中に落ちて死んだり、して二人ともいなくなる。 おとうが帰ってくる かんざしとくしを持って。 すずめが「おほしがいなけりゃくしもいらんぞチュンチュン」 「おつきがいなけりゃかんざし要らんぞチュンチュン」と鳴く あわてておとうが家に帰ると みそも米もなにもないからっからの台所で 母親が祈るように干からびている なんだ?この救いのなさは?ということで嫌い。
46 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 06:28:03 ID:CfH8U9S3
人魚姫…人魚は悪いことしてないのに最後は泡になるから後味悪い。 シンデレラ…王子は普段の彼女にはたぶん惚れないし靴なんてサイズ一緒の人いるじゃんって思った。
浦島太郎 まさしく【恩を仇で返す】じゃないか… 私が読んだ絵本では太郎は竜宮城で過ごす最中 何か外の世界を覗ける部屋みたいなとこで自分を捜し回る両親の姿を見つけ もう帰りたいと訴えるのだが乙姫は「気にスンナw」 訴え続けてやっと(もちろん玉手箱付き)帰してくれた頃にはもう… 『弱い者いじめを仲裁するととばっちり食うよー』という教訓なんだろうか
48 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 08:05:39 ID:kAKrEDVH
「赤い小馬」。 牧場の一人息子がはじめて小馬をもらったら、雨に濡れさせてすぐ死なせてしまった という話。 後にスタインベックの原作を丸々一冊読んで、やっと話のオチがわかった。 結構エグい愛のお話。
「耳無しほういち」 小学生以下に聞かせる意図が全くわからない。
なるほど、DQNが増えてるわけだなぁ とこのスレみて思った。
小公女セーラ 未だに、あらすじ読んだだけでも吐き気がする
>49 テストはしっかり見直せという教訓。
最後まで気を抜くな、ということだな。
54 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 21:22:21 ID:Pmp4rHpp
ドラえもんの「植物人間の夢」説。
55 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 21:26:11 ID:Pmp4rHpp
シートン動物記の狐の話。
漫画日本昔話の「きじもなかずば」 なんかの病気になった孫娘にうまいもん食わせてやるために じいさんが偉い人の倉からあずきを盗んであずきまんまを作ってやる。 回復した孫娘が手鞠をつきながらあずきまんま食べたーというような 歌を歌ったせいでじいさんが盗みを働いたことがバレて、人柱にされる。 その後、成長した孫娘が、猟師に撃たれたキジを見て「キジも鳴かずば撃たれまいに」 というようなことを言っておしまい。切ないわ不愉快だわで1回読んだだけでトラウマ。
ほとぼりがさめるまで尻尾は出しちゃダメっていう教訓
走れメロスは太宰自身の経験が含まれてるんだっけ。 借金返すために友人人質にして金作ったってエピソード。 あれ金は返したんだったか…? 私が嫌いなのは「狼と七匹の子やぎ」。 母やぎの留守を狙って侵入した狼に七匹中六匹が食われてしまい、一匹は隠れてたから無事。 その一匹が帰ってきた母やぎに事情を説明して寝こけてた狼の腹を かっさばいて子やぎを助け、空になった腹に石を詰めて縫い合わせる。 目覚めた狼が水を飲もうと井戸に行ったら腹が重くて井戸に真っ逆さま。 いや、侵入されたのは子やぎの責任じゃん… 小麦粉で毛色をごまかし何かで声色をごまかしても分かるだろうよ。 しかも狼が井戸に落ちた後子やぎ達が「狼死んだ」って喜ぶのがまたエグい。
相当な遅レスだけど、「パンを踏んだ少女インゲル」っていうタイトルじゃなかった?
>>13 >>19 私、それ「赤い靴」とごっちゃになってて、ラストが2ヴァージョンあるw
このスレみて気付いたw
60 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 22:18:49 ID:bK8rpKyK
赤毛のアン 理由は分からないけど何故か嫌いだった。
62 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 22:43:30 ID:mHWD+HmY
「走れセリヌンティウス」の方が元ネタより、ある意味教訓になったような…
「スーホの白い馬」 馬殺されてるじゃないか。王様許せないだろ。 馬頭琴になったからって悲しみは癒えないだろ。幸福じゃないだろ。 って率直に感想を述べたら狂死に、「お前は頭がおかしい」って言われた。
64 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 23:00:49 ID:7yaC4jLe
長井けんのマンガかw
65 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/08(土) 23:20:23 ID:Q4u6Dv0G
Hikoichi's Living Umbrella 英語の教科書に出てきた。頓智話じゃなくて詐欺だろ!って抗議したら笑われた
66 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/09(日) 00:10:08 ID:SSliIGFw
小学の頃先生が「昔、兎と亀の兎はなぜ亀を起こさなかったのか、と言った子がいました。その子は今は大学生ぐらいでしょうか…先生はそれを聞いて確かにそうだ!この子はなんて豊かな発想云々…」 誰でも思うっつーの!と思った。んで兎と亀と先生の頭が嫌い。
>>56 自分もその話嫌。
なんか後味悪くなる話だった。
心が荒む。
妹が誕生日に買ってもらった絵本 「あかいくつ」 靴履いたぐらいでイバラで怪我したり 挙げ句の果てには、足を斧でぶった切って終了。 足切られて、包帯して松葉杖を突いてるのに 笑顔の少女に凄く違和感を覚えた。
>>60 トリビアで放送されてた+大学の講義での知識だが。
太宰、熱海の旅館で豪遊
↓
金が足りない
↓
壇一雄に届けてもらうもまた豪遊
↓
借金いつの間にか10倍
↓
太宰、「金を借りてくる」と壇を人質に失踪
↓
いつまで経っても戻ってこない太宰にしびれを切らした檀が太宰を探す
↓
太宰、友人と将棋指してた(アチャー)
ここから走れメロスが生まれたと思うと何だかなあ…
狼王ロボ 生け捕って無駄に苦しませたりせず、負けた時 殺してやるのが野生への礼儀だろうと思った。 結局、餌拒否して餓死するんだもんな。
>>71 シートン動物記は基本的にノンフィクションだから…
それに野生動物の誇り高さを作者は伝えたかったんだと思うけど
>餌を拒否して餓死
>>72 基本的にノンフィクションだってことくらい知ってるよ。
野生動物の誇り高いことにも異論はないよ。この人間の対応が
嫌だったって事までいちいち書かないといけなかったのか?
子供の頃嫌だと思った物語を書くスレだろ?いちいちうぜえ。
ゆとり教育世代ってことか…
加えてゲーム脳か…
>58 その理屈だと、全ての犯罪は被害者が弱かったり不注意だったことが悪いことになるんだけど……。
>58 中世では、子供に対する性犯罪者への刑罰として、 まさに腹を割いて石を詰め込んで水に沈める(まあ、死刑だがどの段階で死ぬかは被刑者の体力次第) というのがあったらしい。 実際の事件の比喩表現なんじゃないか、この話。
>>77 そこまで言うつもりは無かったんだ、ごめん。
気分を害したら申し訳ない。
一番嫌なのは子やぎ達が「狼死んだ」って喜ぶシーンだ。
>>78 そうだったのか…じゃあ赤ずきんも同じようなものなのかな。
腹割いて石詰めるなんて良く思いつくなと今になって思ったが実際刑罰としてあったんなら納得。
お母さんやぎ殺す気満々だったわけかw
>>58 私もあの物語いやだと書こうと思ってたよ。
あとは十二支にネコが入れなかった物語。ネコがすきだから。
マッチ売りの少女は、小さい頃ハッピーエンドだと思ってた。
自分がおじいちゃん・おばあちゃんっ子だったから
「おばーちゃんがお迎えに来てくれてほんとによかったな」
と思ってた。
81 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 01:21:17 ID:nFB26j1d
幼稚園児に読んだ記憶がある本でタイトルは忘れたが 主人公が赤の絵の具のチューブで悪の大王に家族が捕まり助けに行くんだが 途中で人間に踏まれてしまい中身が出て終了ーーー 当時は愕然とした思い出w
82 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 01:30:05 ID:9Wp10Sry
ネコはだまされたが13番目についたカエルはその悲しみのせいでなきつづけている まぁネコはネズミの歯を2本にする話もあるしどっちもどっちだよ
83 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 01:40:25 ID:9Wp10Sry
ごんぎつねだが原文と教科書版はちがう、 原文をよむと一番可哀想なのは貢がれていた男 シンデレラは当時の足が小さいイコール名器の名残、テンソクと同じだよ 人形姫はそのあとよいことを100回すると人間になれるだか天にいけるだかというオチあり
84 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 01:44:53 ID:9Wp10Sry
スマソ人形姫→人魚姫
85 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 01:51:11 ID:U4BnAPxU
ベロ出しちょんま
死刑になるんだよな。確か。
88 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 02:02:37 ID:D8Cup/HH
テンソクはmeiki?足が小さいとmeikiはなぜ
>>88 大丈夫、落ち着いて^^;
日本語でぉkだから、もう一度ゆっくり話してみようか^^
91 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 02:10:41 ID:U4BnAPxU
>>86 あんまり覚えてないけど
理不尽な理由で「ちょんま」と言う男の子が火あぶりにされる話。
火あぶりにされる時、ちょんまの妹が怖がらないよう
ベロを出しておどけた表情をしながら死んで行った。
郷土玩具にもなっているらしい
92 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 02:13:27 ID:D8Cup/HH
ほ!解りました。meiki名器意味。
もうこのスレ読むだけで怖さと悲しさで泣きそう 自分は月のうさぎが嫌だった
>>91 ワロス
いま思い出したよ。それ伊集院光のラジオでやってたわ。妹じゃなかった気がするけど…
包帯を替える時とかもベロを出してたんじゃ?
95 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 02:20:00 ID:U4BnAPxU
うさぎだけが神様にあげるものが無くて 「わたしの肉を食べてください」って言いながら火へ飛び込む話?
96 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 02:22:43 ID:U4BnAPxU
>>94 えぇぇええ
ワロスですか?
包帯とかある時代じゃないと思います。
農民だらけの時代っぽかったような
>>96 あれ?なんでワロスwww
ごめん、ミス^^;
そっか。
じゃあ違うやつなのかな。
てかsageないやつuzeeeee
初心者は2年間ROMれ^^
>>94 なんでワロス??大丈夫か。
確か領主からの搾取がひどかった為に
父親が首謀者となって直訴状を・・・という話だったと思う。
あーもう思い出しても悲しくなっていやだ。
あ、ミスだったのね。ホッとした。<94のワロス
幸福な王子だっけ なんか自分の体についてる宝石とかを どんどんあげちゃう話 あれはだめだな
日本神話の、イワナガヒメが「醜い」と言うただそれだけの理由で 送り返されるくだり。今ならあくまでも惚れたのは妹の サクヤヒメだからだと少しは納得行くが、当時の私は散々顔のことで いじめられていて、しかも妹がいるから相当凹んだ記憶がある。
102 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/10(月) 08:27:38 ID:vRFoSlcJ
>>100 ツバメを巻き込むのが理解できんかった。
>>101 2人も女くれるのに断るなんて馬鹿じゃんと言って教授を唖然とさせて
レポートで怒られたよ、その代わり長生きする資格をなくしたのだから
人間は馬鹿なんだよという教訓でしょ、私は女だが2人ともくれるなら貰うぞ
おやゆび王子 「小さいけど機転の効く」童話に典型の主人公なんだが 兄弟を助けるためとはいえ 殺しに来る敵をかわすために寝ている敵の娘姉妹に自分の兄弟の格好をさせて 身代わりにするのはあんまりだと思った。 敵は娘と気付かずに惨殺しちゃうし…
ニニギさんの話だっけ? よくそんなの読む機会があったなぁ。 俺は白ウサギと岩戸と海山幸彦と草を切った話くらいしか知らなかったよ。
>>56 最近の再放送でそれやって、うちのおかん超泣いてました
ていうか泣くしかないだろあれは…
かわいそうなぞう あの最後の必死に芸やる所とかもう駄目。流行の純愛モノより泣ける自信がある
>>95 「月のうさぎ」
インドの昔話なんだよね
何も獲ってこられなかったからって
焼身自殺とは、いたたまれない気持ちになるな〜
マッチ売りの少女。かわいそう過ぎる。 途中で少女の靴を奪った少年が死ねばよかったのに、と思った。
夕鶴 鶴を助けた与ひょうがだんだん金に汚くなるところが嫌だった。 人間、金が絡むと人が変わることがあるんだと子供心に思った。
113 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 06:14:43 ID:M12c2Ej5
「吉作落とし」 「山から響いてくる奇妙な声と、行方のわからなくなった吉作を結び付けて考える村人は誰も居なかった」 という個所で、おいおい大分県民アフォじゃねぇかと思った。 そういう自分は大分県民・・・・_| ̄|○
114 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 06:45:03 ID:Dzys+qSd
どっかの国の民話。 三つのお願いをきいてもらえることになった農夫婦。 夫「ソーセージ食いたい」願い@、目の前にソーセージがあらわれた! 妻「おまえさん、そんなつまらないものに願いを使ったのかい!このろくでなし!」 夫「うるさい!お前なんか顔にソーセージでもぶら下げてろ!」願いA、妻の鼻にソーセージがぶら下がった! 妻「うわあん!」 夫「うわあん!ソーセージ取れろ!」願いB、ソーセージがとれた! 妻に対して夫はひどすぎると思う。 妻悪くなくない?
115 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 07:06:50 ID:n1DlmBds
さるかに合戦 青い柿の実をぶつけられて、母ガニを殺されたのに、サルに与えられたペナルティは「こらしめられた」だけ。 極刑をもって罰せられるべきだ。
116 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 08:24:34 ID:PiNQg8Ce
>>95 私が見たのは日本昔話なんだけど、それだと、
他の動物が神様にご馳走を渡すなか、うさぎだけ出せない。困っているウサギに神様は
「おまえはないのか?」と追い打ちをかけている。
その言葉をうけて、ウサギは
「ならば、私を食べてください」と
炎の中に……。
それでも神様か!
私が見たのはおしゃか様だったな。 他の動物(確かタヌキ)に「何も差し上げるものがないなんて!」と叱られて、 116の言うとおりの行動を…。 最後には、おしゃか様がウサギの貴い行動に心打たれて月に上げてあげて、 だから今でも月にはウサギがいるんです、というお話だった。 聖書の、貧乏な人が財布からなけなしの献金をするのは、金額が少なくても 金持ちの寄付より貴いのだという話にちょっと似てるとオモタ。 >115 子供の頃聞いた話では、猿は最後に臼に潰されて死んでたよ。
118 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 08:34:05 ID:PiNQg8Ce
『赤いまんま』 あるところに貧乏な父と娘がいた。 あるとき、娘が病気になる。でも食べ物はない。 なのに、その日のご飯は、赤いご飯が出た。 丁度その頃、業突張りの金持ちの家から小豆がなくなる。 金持ちが泥棒を探し、外をうろついていると、 「赤いまんま食べた」 という歌が聞こえる。 その女の子と父親が貧乏なのを知っている金持ちは父親が犯人に違いないと責め立てる。 頑として認めない父。ふたりは掴みかからんばかりの雰囲気に。 そしてついに父は、狂ってしまった。 「違う、わしじゃない」といいながら、女の子の腹を鎌で切り裂いたのだ。 そこからは赤蛙が出てきた。 食べるものがなく蛙を仕方なく食べさせたのだった。
>>108 ああ、そのタイトルを聞くだけで涙腺が刺激される。
実話だしね。
戦争と動物と言えば、犬の話もあったよなぁ。
食料節約の為だか何かで飼い犬を処分する事を国から言い渡される。
家族は抵抗するが最終的に犬は連れていかれてしまう。
連れていかれた場所で棒で叩かれ瀕死の状態になりながらも
必死で家へ帰りつき、一番大好きだった男の子の下駄にアゴを乗せ
静かに息を引き取った犬の話。
犬の名はマヤ。
「マヤの一生」というタイトルだった。
読んで大泣きした記憶がある。こんな惨い話…と幼心に思った。
この本は有名なのかな。
120 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 09:16:27 ID:ksg78kKs
>>118 「雉も鳴かずば」の亜種といったところか??
>>95 >>116 その神様はひょっとして、空中浮遊してみたり妙に肥え太ってたりしてないだろうなw
>>115 実際にはそういう話なんだけど
「殺される」のは余りにも残酷なので
今ではサルにやられたカニ本人とその仲間たちが復讐を
するという話に置き換えられた、と聞いたぞ。
カニは最後にサルの尻尾をちょん切った。
3匹のコブタ 3兄弟で一番怠け者でバカなのは一番上だと 言われ嫌な気分になった物語。
123 :
118 :2006/07/14(金) 16:06:13 ID:PiNQg8Ce
>>120 似てますよね。これは『世界の悲しい物語』だか『世界残酷物語』で読みました。
のちに盗みをして村八分になると、どんなに大変かを本でしり、女の子の腹を切り裂いた時の父親の気持ちを更に、知った気がします。
自分が村八分にされないために娘を殺したってことか。 嫌な話だな。
「百万回泣いた猫」 自分に都合がわるかったからといって 何度も人生やりなおして 納得の言った所で死ぬとか調子良すぎだと思ったw
>>119 自分もそれ読んだよ。当時犬を飼っていたので、つい重ねてしまいとても悲しかった。
なんかざっとここを読んだだけで嫌になってきた ログを削除するよ
「にげだしたパンケーキ」。 逃げて逃げて逃げ回った挙句に結局あっさり食われるなんてひどい。 そういえば「およげ!たいやきくん」もダメだったな幼少の私。
月のうさぎはあまりにもひどくて大泣きしたなぁ… 厨房時代でもいいのかな? 当時、赤川次郎にめちゃくちゃハマって読みまくってた。 そん中のある短編。かなりうろ覚えだけど… とあるおじいさんが「わしは毎日ばあさんに美味しい茶を淹れて もらったりして本当に幸せぢゃ!これからは人に喜ばれることを するんぢゃ!」と思いつき、町で親切にしてくれたエリートリーマン 風の男に恩返ししようと彼のことを調べる。 その結果「両親と一緒に暮らしている」「凄くDQNな弟がいる」 「両親は息子に暴力を振るわれている」ということがわかり、 DQN弟の殺害を計画。踏切の上で石で頭を殴りつけて 電車にひき頃させる。 ところが葬式に行ってみると両親はひどく悲しんでいる。 おかしい、これで暴力振るわれることも無くなったはずなのに… と思っていると両親は程なく心中してしまう。 後から「暴力振るっていたのは実はリーマン兄」「DQN弟はむしろ 両親をかばっていた」ことが判明。 そんでじいさんも失意のままあぼーんしてしまうのだが 実はおばあさんはとっくの昔に亡くなってるし、幸せでも なんでもないただのボケ老人の凶行でしたーチャンチャン♪ あれ以来赤川次郎は一冊も読んでません
エミリーの赤い手袋がトラウマ 「一段登ったよエミリー、さあ二段目だよ、もう三段目だよ」 一段ごとに怖がらせる魔法使いのじじいのやり口が陰険過ぎる
>>128 それはひょっとして…
雨の日に留守番していた幼い兄弟のもとに
パンケーキで構成された身体を持つ子犬が現れる、という話では?
たしか、遊んでいるうちに手を足を引き千切られ、最期には
跡形もなく幼い兄弟に喰い殺されてしまうという落ちだった様な…
全然違う( ゚Д゚)?
133 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/14(金) 19:40:09 ID:Zbw+3Ggo
名前忘れたけど、ピエロがでてくる怖い映画。 保育所〜小学校中学年まで、何百回と夢でうなされ続けた。 怖くて寝られない日も…
>>133 スティーブン・キングのITかな?
あれだったら子供だと絶対怖い。
私は実際には読んでないけど、
あらすじ聞いただけで寝れなくなったのが「熊嵐」。
妊婦さんのくだりなんて今でもガクブル。
途中で聞くのやめたので、結末は分からない……
>>134 それ、実話なんだよね>熊嵐
ネットで記録読んだけど激しく鬱になったよorz
136 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/15(土) 06:49:18 ID:FsMFOHEn
それ誰か教えて。
>>125 百万回生きたねこ
じゃないっけ?
というか >何度も人生やりなおして納得の言った所で死ぬ こんな話ではなかったような気がする。
自分勝手なかぐや姫死ねと思ってたし今も思ってる
139 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/15(土) 07:01:08 ID:QDcqJ0QQ
「片足だちょうのエルフ」 仲間の動物の身勝手さに胸糞悪くなった。
141 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/15(土) 07:24:37 ID:Hospghcz
「魔女がいっぱい」っていう物語。 魔女にネズミにされた7歳の少年がおばあちゃんと協力してその魔女を倒す。 その時点で、呪い的なものが解けて少年も元の姿に戻ると思ってたのに、少年はずっとネズミのままで物語終了。 後味ワロス。 ちなみに作者はチャーリーとチョコレート工場の原作者。
「セメント樽の中の手紙」 セメント工場で仕事中過って粉砕器の中に落ちた男の奥さんが 「私の夫はブロック塀になるのでしょうか、それとも電柱でしょうか?」みたいな長い手紙を セメント樽の中に入れてて後に発見して読んだ塗装工?さんが呆然とする話。 やるせないわ手紙の文章があくまで淡々として恐怖だわで。
>>119 マヤの一生って、ほぼ実話なんでしょ?
作者の家の…。この人の話には動物が沢山出てくるね。
私の納得いかない話は、カエルの話。
タイトル失念。外国の話?
貧乏で、不自由な暮らしをしてる少女が
ある日、池で人語を話すカエルと出会う。
少女に困ったことがおこると「それはこうするといい」と
的確なアドバイスをして、少女は何度も窮地を救われる。
そして「私は何度もあなたのピンチを助けてきました。
なので、私のお嫁さんになってください」
少女は「何故私が汚いカエルなんかの
嫁にならなくちゃいけないのーーー!?」とブチキレ、
カエルを岩に投げつける。(←この時点で…もう…)
するとあら不思議、醜いカエルの姿は消え、
そこには美しい王子さまがっ…!
「わたしは某国の王子だったのですが、悪い魔女に
呪いをかけられ、思い切り岩にぶつけられるまでは
元の姿に戻れなかったのです。
でもあなたのおかげで、元の姿に戻れました。
さあ、お城へ行って結婚式をしましょう。」
めでたしめでたし。
…ってコラーーーーー!!!
恩を仇で返す女に、女なら誰でもいいのか?の王子…。
一応児童文学集みたいなのに収録されてた。
この話から何を読み取れと…??
割れ鍋に綴じ蓋のDQカップルってこと?
俺の人生の最大の疑問なんだが・・・ 「かぐや姫」って、結局何が言いたかったのかさっぱりわからん。 古典だと帝とかぐや姫が相思相愛でも結ばれないんだっけ?
自分は月の国の使者で高貴な女だから 自分に釣り合う男じゃなきゃケコーン出来ない、ということだろうか >かぐや姫 古典で習った時は 求婚者に散々なことをさせて、本当に嫌な女だと思った。
>>143 カエルの話、たぶん幼児期に読み聞かされた記憶が
あるけどラストが違う。少女は最初は躊躇するが、
恩もあるしカエルの性格も良いことはわかっている
ので、結婚を承諾する。それではキスを…とカエル
にせがまれ、ちゅっとしたら王子様というオチ。
親が適当に捏造してくれてたのか?こっちは納得し
てたが、それが本来の話なら確かに納得いかない。
シュレック2にパロがあるよね<カエルの王子様
149 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/15(土) 18:52:46 ID:DG75Xhra
やっぱり人魚姫。 理不尽すぎる・・って思った。 王子と結婚した姫が憎かった。
151 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/15(土) 22:03:25 ID:FsMFOHEn
>>149 だいじょうぶ
それアースラが化けただけでちゃんとアリエルに声が戻るから☆
ポリアンナ ストーリーは忘れたけど、「良いこと探し」を親が気に入ってしまい 「あんたも嫌なことがあった時は良いこと探ししなさい!」 と、万能薬でも発見したかのように興奮していた。 学校での愚痴とか、話せる雰囲気じゃなかった。
椋鳩十はやりきれない結末の話が多くて鬱だが 最高にやばかったのは 「あ あ 公」 カラスの子を育ててさんざんなつかせておいて 自然に帰ったほうがしあわせとか何とかいって放す。 で、飼ってた主人公は引越し。 ずいぶんたってから建て替え(改装?)するため当時の家に戻ったら 大工さんが屋根裏からミイラ化したカラスの死骸を見つける。 主人公は「自分でえさがとれず、寒さに震えながらこの家の屋根裏に潜り込んだんだろう かわいそうなことをしたもんだ」と思う 理不尽なー!
>>153 自分も似た理由で「野性のエルザ」が嫌だった。
要するに拾った子ライオンが成長に伴って手に負えなくなり捨てる話じゃねえか。
「自然に帰す」=「ぶっちゃけ捨てる」という図式が出来上がった当時消防。
>>153 椋の「かわいがっていた動物」という本にあったな。
小学生の時読んだんだけど
あと小雀を飼っていて、成長して飛ぶようになったら
襖の戸に挟んであぼーん・・
それを避けるために羽をちょっと切ったら今度は火鉢に
飛び込みあぼーん・・
描写が残酷なものが多かった。
156 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 06:27:33 ID:kZX7wXHU
>>152 アニメ版ポリアンナの声からして嫌いだった上、あれほど粘着質に「良かった良かった」
を繰り返されてキレる香具師は居なかったのだろうか。自分ならムカつくよあんなガキ。
>熊嵐
子供でなくてもとにかくガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
つーか
>>139 の音楽が気に入ってDLしたが。
157 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 09:05:45 ID:Z0s3c8PU
>>56 をよんで、
「あーかいまま食べた。あーずきまま食べた」
というまりつきの歌が、くらい気持と共に思いだされた。
しかもたしかあれ、お父さんがぬすんだのは小豆一つかみなのに
庄屋さんは小豆俵一つとられたっていうんだよね。
で、村人は、お父さんが一人で一俵なんてはこべるはずない
とわかっていて、でも誰も反論せずにお父さんを殺しちゃうんだよね。
そんな日本の村社会に絶望した。
>>152 ポリアンナって、最後のほうで歩けなくなりそうになる女の子だっけ?
あれ、子供の頃は素敵なヒロインだなぁと思ってたけど、今考えると
>>156 同様ムカつく。ああいうプラス思考ってある意味危険なんだよ、
改善・弾劾すべき事柄から目を逸らさせる手段に使われがちで。
たとえば殺人事件で母親が殺された遺族に対して「お母さんが君の
身代わりになってくれたんだ、感謝すべきことだよ」って言ったり。
肝心なのは殺人犯をいかに厳しく裁くかってことなのにね。
ちょっとカッ飛んでしまってごめん。
まんが世界昔話でみたオスカー・ワイルドの「ナイチンゲールとばらの花」。 青年が憧れている女性に「赤いバラが欲しい」と言われて 探し回ったんだけど見つからなくて、それを知ったナイチンゲールが 赤いバラを用意するわけなんだけど…。 白バラのトゲに自らを刺して、心臓の血でバラを赤く染めるんだよね。 結局赤バラは出来上がったけど、ナイチンゲールは死んじゃうし、 青年がバラを女性の所に持っていっても「宝石の方がいいに決まってるわよ(プっ」 ってな感じで追い払われてしまう。 ナイチンゲール無駄死にかよ!と子供心に思いますた。 あと、トゲに刺される場面はエロかったように思うw
>160 隠喩なんだろうが……何も血で赤くするこたぁないよな。しかも死ぬし。
ポリアンナは、英和辞書に「蔑称:あきれるくらいの楽天家」とか載ってた 気がするぞ。発音はパレアナに近い。
163 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 10:30:47 ID:oZGiodrR
ナイチンゲール(夜鳴鶯?)で天子様に気に入られたけど、ぜんまい仕掛けの鳥をゲトした天子様にプイされた話があったような。
164 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 10:41:05 ID:SgTc4+zx
>>163 それでローザミスティカになってカナリーになったわけか。
165 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 10:47:35 ID:kZX7wXHU
物語というか歌詞から。 「勇気ひとつを友にして」のイカロス、太陽めがけて飛んでったのはいいが、蝋で固めた羽が溶けて落っこってあぼーん、 勇気がどうのこうの以前に、ただのアホじゃねぇかと思った。 しかも、アソパソマソより友達少ねぇじゃねえかw
昔ギリシャのイカロスは 蝋でかためた鳥の羽根 両手に持って飛び立った 雲より高くまだ遠く 勇気一つをともにして 赤く燃え立つ太陽に 蝋でかためた鳥の羽根 みるみる溶けて舞散った 翼奪われイカロスは 落ちて命を失った だけど僕らはイカロスの 鉄の勇気を受け継いだ 明日に向かい飛び立とう 僕らは強く生きていく 勇気一つをともにして だっけ?
>>163 あった。自然の鳥にあきた天子が作らせる。
最初は、ゼンマイまいたらいつまでも休み無く泣き続ける機械鳥に大満足して
「ふつーの鳥なんて全然目じゃないね」
と大絶賛してたけど、毎日毎日同じ鳴き方しかしない機械にすぐ飽きて
気がついたときには、自然の鳥はいなくなってた(自分で追放した?)
とかいう話だったような。
過去に出てた人魚姫もいやな感じだったな。
ドラえもんで、物語の中に入れる秘密道具の回があって、
人魚姫の話に入ったドラが、足と引き換えに声をくれという魔女に
「声ぐらい只でくれてやれ! くれてやれ!」
と横から怒りながらチャチャいれて、ハッピーエンドにもってくってのがあった。
子供心に
「口がきけなくても、意思の伝え方ぐらいあるだろうと。」
人魚姫の自己アピールの下手さ加減にイライラしてたので多少救われた気持ちになった。
168 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 11:14:20 ID:oZGiodrR
人魚姫に関してはなぜ字を書いたり、鉄拳のように絵を描かないのか腹立たしかった。 幸福の王子は金箔剥がれたらみすぼらしいと溶かされてしまい、可哀相だと。 親指姫は小さいがゆえに蛙やカナブンに誘拐されたり、あのキモイ鼠と共生したり、モグラと交尾する危険性にやるせない恐怖を感じましたよ
>166 嫌だな。こういう詩を書く人が消防や警察組織の上層部にいたりすると、 「殉職ほど素晴らしいことはない!」とか言いそう。 >167 ドラえもんのあの横槍は面白かったけど、強引すぎるよな。アニメ版では 引き換えに魔女に対して「美声を作る装置」みたいなやつをあげてた。 あの話に出てきたすぐ泣くガキがウザくて後味悪い。 ろくに状況判断もせず「泣かすんじゃないの!」って状況判断せず頭ごなしに 怒鳴る野比玉子も情緒障害っぽくて後味悪い。
高いとこ行ったのに温度が上がったって事をスルーして、 イカロス君を馬鹿にする、ってのはどうなんだろうか?
>>160 それ、保育園の授業?で見た。あまりの救いのなさに
どういうチョイスだよ保母さんよう。と思ってたよ。
ナイチンゲールの血の滴るシーンがトラウマだった。
原作に比べてかなりショートカットされてたけど余計力はいってる感じだった。
ナイチンゲールが覚悟を決めてバラのところに来ると、「それじゃ」って感じでとげを当てる。
そしたら画面からすべてが消えて、落ちる血だけがクロースアップされて
「…ぽたっ」って。次のシーンではもうナイチンゲール死んでるし。
しかもバラは青年に投げ捨てられるしさ。。。
高校生になってこの原作を読んだときはオスカー・ワイルドに向かって
「お前のせいかーーーーー!!!」っていいたくなった。
172 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 11:41:15 ID:kZX7wXHU
>>170 一応、
「ロウが溶けて落っこちる前に窒息死する罠」
などに代表される、気温・気圧関係のツッコミは、
お約束として既に存在するのであるw
かぐや姫は古典の「竹取物語」を改悪したようにしか思えないんだが。 絵本とかでは男らに散々貢がせといてさっさと帰るみたいな感じだが 古典では序盤人間の温かい心がないので無理難題を押しつけ、 それでも自分のために死んでしまった男に段々と可哀想だと思うようになる。 さらに権力に物を言わせて入内させようとした帝を突っぱね、 帝も文や贈り物をする事でちゃんとアプローチをするように。 しかし月の迎えがやってきて、姫が迎えに心を無くす衣を掛けられ、そのため月に帰ってしまう。 姫が自分を育ててくれた竹取翁夫妻に手紙を書く際、趣の分からない月の迎えに急かされて 逆に叱るシーンは印象的だったな。かぐや姫が人間になったと思わせるようで。 絵本のかぐや姫は昔から「?」と首を傾げてたが、ちゃんと話を知ればいい物語なんだな。
174 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 12:13:32 ID:9qlk+pBv
>>163 、
>>167 その話には続きがあって、一応ハッピーエンド。
その後天子は病に倒れ、小夜鳴鶯の声を聞きたがるが、
ゼンマイ仕掛けの鳥は壊れて(飽きたのではなく壊れた)
本物の小夜鳴鶯は飽きられた悲しみのあまり宮殿を去ったまま。
病はますます重くなり、侍医も手の施しようがない状態だったが
ある時、天子の病を聞きつけた小夜鳴鶯が戻ってきて
天子のために歌を歌い、病は全快。
その後小夜鳴鶯は、天子に可愛がられて宮殿で歌い続けましたとさ。
175 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 12:34:26 ID:M7dgnjQT
『夜鷹の星』だったかな? あるところに、醜い夜鷹が居た。 夜鷹は醜いがばかりに、他の鳥たちに虐められる。 あるとき、たまらず夜鷹は夜空を闇雲に上へ上へ飛んでいた。 「なぜ?私ばかり虐められるんだろう。何もしていないのに」 そんな自問自答しながら飛んでいると、「はっ!私は罪もない虫たちを食べている、だからか!?」と気づく。 その時、夜鷹は空に輝く星になった。 他の鳥たちも、生き物は全て、他の命を食べて生きているのに、夜鷹の理由は納得できなかった。
>>175 宮沢賢治だったか。
鷹に「あんたと似たような名前は嫌だから明日までに改名して。体中に味噌や泥付けたみたいな体だから○○○(詳しい名前は忘れた)なんていいんじゃない」て言われて悲しむシーンとか、その時多分幼稚園児だったけどほんと後味悪かった。
同じ宮沢賢治でどういうタイトルだか忘れたが、なんやかんやの理由で同僚に嘘つかれて仕事休んでる間に上司や他の同僚にシカトこかれて机だの片付けられるという話があってこれも嫌〜な気分になった。結局どういう話だったのかは忘れたけど。
アニメ映画で見たんだけど宮沢賢治の話は小さい子供には怖い。
178 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 16:23:59 ID:oZGiodrR
金色のケースに入っていた世界の童話シリーズ絵本の「ハーメルンの笛吹き」 絵がきれいすぎるあまり、鼠がリアルすぎて本が触れなくなった。
夜鷹は「市蔵」に改名しろって言われてたとおもう …首から看板をさげて以来市蔵と申しますと… みたいな一文があったような。 何がアレかって、弟のミソサザイに別れの挨拶に行くんだが めちゃくちゃ思わせぶりなんだよね。 悲劇の主人公にどっぷりつかって しかも引き止めて欲しいといわんばかり。 子供心にイラッときた。
あんまりよく知らないんだけど、童話の人魚姫。 人魚姫の服装(おっぱいに貝殻)から子供心に見てはいけないものだと思ってた。 なんかメロドラマとか昼ドラみたいな展開だし、最後は自殺するんだっけ? 結構えぐいよね。 白雪姫もキスシーンとかあって恥ずかしくて嫌いだったな。 日本の昔話のほうがカラッとしてて好き。
>>177 そうそう、それだ。
今読んでもなんか嫌〜な気分で終わったな…。
>180 あれを「自殺」と言ってしまうとアンデルセンの意図とものすごくかけ離れてしまうんだろうな 日本人からしたら自殺に違いないのだが
183 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 18:47:19 ID:ngdBAWt7
人魚姫か・・・昔「徹子の部屋」で劇団系の女優さんが言ってたエピソードを思い出した。 最前列に幼稚園の団体がいる公演で「人魚姫」をやったんだけど、女優さんの演技が 巧くて心をとらえられたのか、クライマックスの王子に短剣突きつけるシーンで、 園児の団体が「殺せ!殺せ!」の大合唱をはじめたんだと。 女優さんは恐ろしくなって固まっちゃったんだけど、その中で一人の男児が「殺すなんて そんなことされへーん!」「好きなのにそんなことされへーん!」て言ったんだと。 それでその女優さんはやっと最後まで芝居することが出来たんだと。
185 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/16(日) 19:07:49 ID:32lwvYny
タイトルは忘れたけど、 ウサギの親子がキツネに襲われて離れ離れになってしまった。 子ウサギは母ウサギから教えてもらった足をトントンと叩く合図を送った。 でも、何度合図を送っても母からの合図は帰ってこない。 何度何度もトントンして地面に耳を当てる子ウサギが切なくてかわいそうで嫌だった。 最後はどうなったかは覚えてません。 この話はNHKの人形劇で何度もやってて、いい加減にしてくれと思ってた。 >134 熊嵐がどうしても気になってぐぐったら熊の事件の話が大量に出てきた。 読むんじゃなかった。
長靴下のピッピ。あのいかにも子供向けですよみたいな ピッピのあざとさ。一人ではしゃいでる感じが 子供心にイタくて見てらんなかった。
188 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 12:55:01 ID:ea19cdsx
>>187 「ヨーロッパからやってきた夢のある児童文学」のように喧伝されているが、
ピッピの魅力は万事、「パパからもらった金貨の袋」の威力であるといっても
過言ではない。
小言をいう親はいなくて好きなもの買い放題、友達にもおごり放題、学校には行かない、
町の商店の大人たちも恐れ入って見てみぬ振り、将来のことを考えなくていいお話
の世界だからこその夢物語。
お金をもってないただの孤児だったら、あのキャラじゃすぐ矯正施設行きだ。
かぐや姫 帰っちゃうの?何しに来たの?と疑問だった。
>>189 かぐや姫は元々罪人で、罪を償うために地球に落とされたみたいな話が
確か何かであったな。
要するに懲役?っつか服務期間中に何してるんだよかぐや姫。
小学生の頃読んだ話が胸糞悪かった。
タイトル及び作者は失念。
子供が出来ないので、代わりにガラスの女の子の人形を可愛がっている夫婦。
その人形に、ある日神様が命を吹き込んで人間の女の子にしてくれる。
ようやく娘が出来た夫婦は大喜び。
女の子もまた、大好きなお父さんとお母さんの本物の子供になれて大喜び。
でもある日、女の子は些細な事で親に嘘をついてしまう。
良心が痛むあまり、元のガラス人形に戻って砕け散ってしまう女の子。
両親が欠片を集めて必死で復元するも、ガラス人形のまま元に戻らない。
嘆き悲しみ、神様に祈る夫婦に心打たれた神様は年に一度、
一日だけガラス人形を女の子に戻してあげる事にした。
それはガラス人形が初めて人間になった日だった・・・ってな内容。
嘘ついたのは女の子の罪じゃねーか。
お父さんとお母さんは何も悪い事してないのに、
なんでここまで悲しい思いをしなきゃならんのだ!と子供心に思った。
>>187 それシノラーって今はテレビにあまり出てないタレントの
舞台劇で見たけど、ピッピの本来の痛さがその芸能人の痛さと
思いっきりマッチしていたたまれなかったよ。
発狂した舞台だった。
>>166 その歌の三番は子供ながらにとってつけたようで強引だなー
と思いながら歌ってた。なんでいきなり、そこで現代の僕らがでてくるんだと。
あと、タイトル忘れたんだが、
「ぼうや強く生きるんだ〜」というサビの曲。
「グリーングリーン」みたいな父親が息子と語り合うという歌詞なんだが、
めちゃくちゃメロディーが暗くて、「これ絶対父親死ぬよな」とか思いながら歌うたびに欝になった。
193 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 15:09:07 ID:WqnkIGH3
小さなー 掌に一つー 古ぼけた木の実ぃーにぎりしめー 小さな足跡が一つー 草原のなかを駈けてゆくー パパと二人で拾ったー大切な木の実ー握りぃしめー ことしーまた秋の丘をー少年はひとりぃ駈けてゆーくー 私と同年代かしら イカロスも知ってるし、ひょっとして「未知という名の船に乗り」とか知ってる?
ちょっと不思議も(サバダバ)ちょっと疑問も(サバダバ) ちょっと悩みも 訪れる(訪れる) みにくいアヒルの子が嫌い。 白鳥なら良いのか。アヒルだって良いじゃん。
196 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 17:29:09 ID:WqnkIGH3
銀河系のオージー
197 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 17:47:24 ID:3YMJeH/O
>>194 自分はアヒルの方が可愛いと思うぞ。
白鳥なんか陸に上がった時の無様さが悲惨w
もち米を両手に握って、走って山を越えて恋人に会いに行く娘。 走っているうちに、体温でもち米が蒸されてモチになる。 「なぜいつもホカホカのモチを持って来るのか?バケモノなのでは?」 と、男は娘を山から突き落として殺してしまう。 コワイ。
>>198 でも、そこまで執着されたら普通の化け物並みに怖かったろうとも思う。
>走って山を越えて恋人に会いに行く娘。
たしか毎晩会いに行くんだったよね?色んな意味でコワーなお話。
名前は忘れたけど、扉絵が老夫婦の上を飛ぶ爆撃機の絵本 平和に暮らしていた老夫婦は国からに指示でシェルターを作る。 けど、何か知らないがいつの間にかに被爆していて、肌が崩れていく? っていう物語。 なんだか見てられなかった。
風が吹くとき かな
日本の昔話で「あまのじゃく」が登場する話はみんな嫌だった。 あまのじゃくが村人に色々いたずらしたりする話でバリエーションは色々あって、 どの話もわりとほのぼのしたオチが付いてたと思うんだけど、 村人のあまのじゃくへの怖がり方が半端じゃなくて、 ほのぼのしたオチの裏に物凄いおぞましいエピソードが隠されてるのではないか… と、想像して怖かった。
>>200 原爆のやつだな。
スノーマンと同じ作者だったような。
子供の頃絵本で読んだけど怖かった。
204 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 22:21:39 ID:ugDaaah5
>>198 自分が「まんが日本むかしばなし」で見たのでは、
男、湖の守りに選ばれ一年間村を湖はさんだ反対側の番小屋に住むことに
→女、夏の間は湖を泳いでわたって会いにいく
→冬、女は湖の淵を歩いてやってくるようになったが、毎晩餅をもってくるように
→男、ある日村にこっそり帰って女の様子を観察、女は手に生米を掴んで家を出発
→男は湖の淵で隠れて女がこんな遠くまでどうやって毎晩歩いてくるのか見届けようとした
→女、米を固く握り締めて鬼の形相で人間離れしたスピードで疾走、男は怯える
→男、小屋の傍で震えながら身を隠す。女は狂乱しながら男を捜すうち、湖に落ちて死ぬ
という内容だった。度を越した求愛は相手に引かれるよ、という教訓。
レイモンド・ブリッグスだな。風が吹くとき
広島県民だが、小学生の時夏休みの宿題で必ず出る「なつやすみ帳」に 毎回毎回原爆の話が載っててうんざりした。 1年生の時はトビウオが主人公の話だった。友達と遠くに遊びに行ったトビウオが、 水爆の実験に巻き込まれて命からがら母親のところに辿り着いて、 何日も苦しみぬいて死んでしまう話。今だに覚えてる。 母親の不在中に熱線で骨すら残らず影だけ残った女の子とか、 死にそうな子供のためにトマトを探し続ける母親の話とかトラウマもの。 更に8月には全校集会と称してグロ映像レベルのアニメ上映会。 小学生の時に遠足で資料館にも行ったけど、もう二度と行きたくない。 原爆系の話はどれもダメ。
207 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/17(月) 23:35:54 ID:FjpBon2O
それは確かにすごい… 長崎育ちだけど、そんな教えは受けたことない。 私はアンデルセンの「影法師」がトラウマ。 主人公が自分の影法師の罠にはまり処刑され、 かわりに影法師が人間として生きていくの。
色んな御伽噺や童話でよくあるパターンだが、 兄弟がいて、上の兄や姉はワガママでブサイク、末っ子をいつも苛めてて でも、最後はその末っ子だけが幸せになるっていう類の話。 長子の自分には納得しかねる話ばかりだった。 たまには兄ちゃんや姉ちゃんが幸せになる話が読みたかった。
209 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/18(火) 00:18:13 ID:ypDVKUpS
子供、というにはちと大きいかも知れんが、厨房の時に読んだ立原正秋の「冬の旅」 初めて読んだ小説らしきものがそれだったのだが、ストーリーのあまりの理不尽さに小説全般が嫌いになった。 今でも小説はあまり読まないな。
210 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/18(火) 00:21:09 ID:b5QMQLtI
スーホーの白い馬 馬かわいそうだったから
>202 あまのじゃく、ダーク版だと人を殺してその皮をかぶったり、いろいろしてたような。 >206 そのトビウオの話、 「雪がふってきたー!」って水面をよろこんでジャンプしたら それが死の灰で、それをかぶったが為に病気になって……という話? こっちは原爆だったかも。
>>206 広島は小学校からガチの左翼洗脳受けるって本当?
物語ではないけど、卒業式で歌わされた「ゴールめざして」という歌が嫌だった。 楽譜を渡された直後に先生に「2番は歌わないから鉛筆で消しなさい」と言われ塗りつぶしたんだけど、 どうしても気になって消して見たら、この歌に登場する「キミ」が溺れて死んでしまったような描写だった。 それを知って以来怖い歌だなーと思いながら歌ってたけど、 さっきぐぐって聴いてみたら、やっぱりいい曲だったんだと思った。
214 :
206 :2006/07/18(火) 22:16:23 ID:uD1FsC+l
>>211 多分同じ話だと思う。そのセリフに覚えがある。
>>212 ごめん左翼って言葉は知ってるんだけど、
左翼の人間がどんなのかっていうのは知らないorz
>>206 トマトの話は絵本で読んだ事ある。
母親がなんとかトマトを見つけて(普通見つからないw)瀕死の娘の所に帰って来たものの、
娘は鳥になって空へ飛んでったとかそんな話だったよね。
鳥になる=死んで天に召されるって事なんだろうけど、挿絵では文字通り娘の体中から白い羽根がわっさーって生えてて、
「人間が鳥になる事なんてあるんだろうか」と子供心に真剣に悩んだ事があった。
絵も気持ち悪くて嫌だったな。原爆を題材にした絵本はどれも赤い絵の具で描き殴ったワイルドなタッチで怖かった。
やなせたかしやブルーナみたいな穏やかな絵柄で描いてほしい。
やなせたかし、穏やかかな? アンパンマンの原作の本、割と怖かった憶えがある
>>216 怖いっつーか、人間にはダークな部分があるんだなって感じた。
218 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 10:06:09 ID:qy7eOURt
我慢だ我慢だ うんちっち
219 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 11:37:21 ID:N5/KdpKf
『まっくろネリノ』が怖かった
220 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 11:39:29 ID:SgiqEbWd
>>218 うお、懐かしいw
野グソしちゃうやつだよね。
赤い靴。 靴が脱げないからって足首から切断するなんて・・・。 オソロシヤ。
題名忘れたけど 「君と僕とは友達だから歩いていこう口笛吹いて」 って歌い出しの歌 明るい歌詞のくせになんか不気味なメロディーで、今でもちょっと怖い
223 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 17:03:50 ID:qy7eOURt
口笛吹いてーー空き地へ行こうー 知らない子はもう居ない みんな仲間だ仲良しなんだーー モデルとなったマコちゃん いまでも各家庭の消したテレビ画面に薄く映ります ↑の人ありがとう マコちゃんも喜んでいますよ
224 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 18:27:57 ID:IopQzIM9
蛍の墓 何の救いも無い、感動もしないし後味悪いだけで非常に気分の悪くなる映画だ 「蛍の墓は泣けるよね〜」というやつとはお友達になれません!
225 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 18:30:22 ID:T5eIbvPM
人魚姫 嘘を吐いて王子と結婚する他国の姫も嫌だったし 何不自由なく育ってきた癖に親兄弟故郷を捨てて 見た目だけで王子に惚れて人間になる馬鹿な人魚姫も嫌いでした。
赤頭巾 狼の腹掻っ捌いて中から出てくる赤頭巾と婆さんは溶けてんじゃないかと心配になり その後腹(胃?)に石を詰められ井戸に落ちて溺死する狼に同情した 心配性だった幼少時代を思い出す
>>224 蛍の墓は昔読んだ記事によると、
作者の野坂昭如が〆切ギリギRで書けなくて
喫茶店にカンズメになって2時間でバーッと書き上げた作品だそうだ。
野坂本人も酷なストーリーだと理解していて、二度と読み返せないまま放置。
ところが後年ジブリがアニメにしたいと言い出し、「所詮まんがだろ」と深く考えずに承諾。
ところが、舐めてかかった試写会で不覚にも泣いてしまい
「ヤバイ」と中座してロビーに出て、それっきり最後まで見ていないらしい。
作者ですら読めない見られない
>225 難破して海に落ちた王子様を岸まで運んだのが人魚姫 岸に倒れている王子様をたすけて介抱したが他国の姫様 なので姫様は別に嘘はついてないんですよ。 声を奪った海の魔女も、人間になれる薬との正当な交換をしただけだし 基本的に誰も悪くないんです、あの話は。 それだけによけい救われないですが。
7匹の子ヤギ・・狼のお腹を裂くとこグロイ
既出かな。 熊とおじいさん みたいな物語。題名・内容がおぼろげだが、トラウマだ。 きこりのおじいさんと熊が山で会って仲良くなり、一緒に住むことにする。 お互いを思いやって仲良く住んでいたある日、おじいさんが部屋で昼寝をしていた。 すると一匹の虻がおじいさんの顔に止まった。 さされたら大変だと思った熊は、石を持ってきて、虻を殺そうとおじいさんの頭に振り下ろした。 おじいさんは死んでしまった。 いったいどういう教訓を読み取れと・・・? 小さい頃かなりショックを受けたよ(´・ω・)
>230 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まんが日本昔話で見た話。題名は分からない。 昔々あるところに、タマキという美しい娘がいた。 その美しさゆえに大蛇の化け物に気に入られてしまい、いけにえに差し出せと要求される。 家族は必死で守ろうとして、家の中にかくまって大蛇に渡すまいとする。 でもある夜、大蛇はタマキの家にやってきて強奪していく。 朝になり、家の周りにあった花が赤く咲いていた。 飛び散ったタマキの血が、花を赤く染めたのであろう。 こんな感じのお話。最後の一行、市原悦子の声が今でもありありと思い出せる。 昔話は、化け物に魅入られる美しい娘の話って案外多い。 成長したら美しい娘になると疑わなかった自分には恐怖だった。
233 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/19(水) 21:37:43 ID:XiCuCIlL
>>232 >成長したら美しい娘になると疑わなかった自分には恐怖だった。
ツッこんでもよかですか?
>232 ガクブルしながら読んでたけど最後の一行で和みました。 ありがとう。
236 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/20(木) 00:53:57 ID:M9P/QlkL
本じゃないけど【6番目のサヨコ】 結局ストーリーはわからないけど、貞子みたいな栗山ちあきという恐い系美少女の存在と、た〜らりらりら♪っていう恐い曲がトラウマ 山田孝之も出ていたんだよね あの時は美少年みたいで、今みたいな性の鬼畜になることだけは予想できなかった。
性の鬼畜とは? ウォーターボーイズとちゅらさんのイメージしかない
238 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/20(木) 01:15:36 ID:TSw6xnLJ
>>236 原作は小説。
ストーリー分からないのに書き込むかい?
六小夜は名作だし、その「怖い曲」もクラシックの超有名曲ですよ。
239 :
238 :2006/07/20(木) 01:17:55 ID:TSw6xnLJ
ごめん、曲って、劇のシーンの曲かと早合点しました。 ジムノペティじゃなかったらごめん。
240 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/20(木) 01:30:29 ID:M5CcmxPV
>>190 だいぶ亀だが、古典の「竹取物語」ではかぐや姫は
月(天界?)で罪を犯したので地球に落とされた、って描写があるよ。
その罪が償われたから月に戻るっていうのがかぐや姫が帰る理由なんだが、
子供向けのかぐや姫ではそういうのがないのである日いきなり
かぐや姫が「おじいさん、私は帰らなければなりません」とか言い出すんではないかと。
月の人間にとって地球人は煩悩だらけの浅ましい生き物、って感じの扱いだから
罪人を送り込んだのでは?
>>208 上の子が幸せになる話も結構あるよ。
ただ、弱い存在が強い存在に勝つ強弱逆転の構図にカタルシスを覚えるのは
世界のどこでも同じみたいだから
下の子主人公パターンの方が好まれやすいようだね。
それに上の子ハッピーエンド話だと
弟妹の為に自ら貧乏クジを引くような自己犠牲を経て幸せになる展開が多くて
小さい子どもには分かりにくい上に退屈のようで。
物語の舞台の国々(日本含む)で長子相続が多かったから、下の子供は成長すると 無駄に食うだけの厄介者扱い。だから末子が運や知恵で人生を好転させる物語が好まれるんだろうね。
外国だとシンデレラ、3匹の子豚 日本では海彦山彦が有名どころかな。 自分も長子なのでそういう話が嫌だった一人 弟妹の方が体格よくてしかも要領がいいから自分より強かったから 尚更。
物語自体は嫌な話ではなかったんだけど。 物語りって、主人公が意地悪な金持ちにいじめられて、でも最終的には 「貧乏だけど心がけが良かったので幸せをつかみました」って形になることが 多いよね。 だけど、子供の頃読んだ本(タイトル、粗筋は忘れた)で、貧乏な主人公姉弟 の近くに住む金持ちのお嬢さんがすごく優しかったので、それが衝撃的だった。 その数年後には、「実際、金持ちで子供の頃から苦労してない方が、スレて なくて性格良かったりするもんなぁ。貧乏で苦労した挙げ句性格がヒネてしまう なんて、なんだか不公平」と感じることがあり、なんとなくヤな本の思い出になってしまった。
醜いヤツが醜いまま幸せになる話も少ないな。 醜いのは実は魔法かけられてたからで、魔法が解けたら だれもがうっとりするような美男美女に。 美男美女であること、もしくは美男美女になることが幸せって 子供に植え付けるのってどうよ、と思ってた。 でもディズニーの美女と野獣は、野獣のままの方がかっこよかったと思う。
>>247 しかしシュ○ックでは、美しいが夜の間だけ醜い化け物になってしまうお姫様が、ラストシーンでは呪いが溶けて元の姿に戻るかと思いきやその醜い化け物の姿になってハッピーエンドだったからな…
>>230 例えいい人そうであっても馬鹿に気を許すな。
悪気なしで致命的なことをされるおそれがある。
つーことでは?
宮沢賢治の「ツェねずみ」 あまりのずうずうしさにイライラしながら読んてたけど 大人になって読み直したらあまりにもお隣の国の行動と似通っててさらにむかついた
>>250 ググらずに尋ねるが、それは
「マドウテ(償て)下さい、マドウテ下さい!」って話かな?
>>247 最後一行超同意。
「野獣でも美しい心にひかれました」でいいじゃん!
と思ってしまった小学生の夏。
253 :
名無し募集中。。。 :2006/07/21(金) 22:31:16 ID:x5u96DvR
いわざらこざら
254 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/21(金) 22:37:25 ID:kMRkuWL1
ツエねずみは最後ネズミ捕りに引っかかるんだっけ? まあ最後に死んだからよしとしよう
255 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/21(金) 22:40:42 ID:hJZAOLot
宮崎作品全て 話しが似ていてつまらん
銀河鉄道999 なんかやりきれない話が多い 男が哲郎からパスを奪って年老いた親と彼女を星に置いていこうとする話とか
>248 シュレックは昔話のありがちパターンをパロってギャグにしてるから。
>>257 いや、それは分かってるがシリアスなシーンが続いてそのまま感動のラストに繋がるそのオチがアレだったんで驚いたんだよ。
ピッピ嫌な人が他にもいたんだね。私もあの物語は、ピッピに振り回される 街の人が気の毒で仕方なかったが、ピッピ自体にも変な違和感を感じていた。 当時はそれが何か分からなかったけど、あれは「イタさ」だったのか。 小1の頃学級文庫にあった、『いやいやえん』が大嫌いだった。 断片的にしか覚えていないが、不条理で専制的な園長のいる保育園とか、 人間の子供と同じくらいの背丈のこぐまとか、同じ果物しかなってない山とか、 自分の頭の中では不気味で気持ち悪い世界にしか思えなかった。 好きな人から見ればそこがファンタジーなんだろうけどね。
赤毛のアンと長靴下のピッピは私の中では二大DQNヒロイン。 脳内で何か分泌されているような人間の暴走に、常に周囲の人が振り回されるような話は 勘弁するのです。
261 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 08:10:24 ID:7ixtBpvP
アンは、馬鹿にされたとはいえ同級生を石版で殴るわ、いちご水と間違えてぶどう酒 を飲ませて親友を前後不覚にするわ、バニラエッセンスの瓶に入ったチンキをケーキに 入れてお客に出すわ、近所に住んでたら真須美なみの恐怖だと思うのです。 そういえばこないだ東スポに載ってた真須美直筆の元ヤクザ作家へのファンレター、 200%美化したへたくそな自画像が添えてあったりして、お花畑状態だったわ。
あーかげーのアン(アンアンアン) 丸石自転車で(アンアンアン) 赤毛のアンと遊ぼう 丸石自転車でアンアンアン
263 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 08:37:52 ID:x5ool44B
>>260 ダイアナを酔っ払わせて、母ダイアナを超激怒させた個所があったと思うが、
母ダイアナに謝る時のセリフがとにかくイタかった。
内容は忘れたのだが、こんな局面でこんな事言われたら普通に脳を疑われるよな、
というような自己陶酔しまくりのセリフ・・・・
264 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 09:22:44 ID:7ixtBpvP
まあ、当時カナダの田舎は農業一本槍で、養子をもらうといったらうんと小さい子か すぐ労働力になる男の子、大きい女の子だったら見栄えのいい金髪の子がどんどん もらわれていく中で、アンが施設でどんどん妄想して現実逃避しなきゃやっていけなかった のはいたしかたないこと。 しかしなんで欧米では赤毛の子って忌み嫌われるのかね?「にんじん」も家族の中で 一人だけ赤毛だったね。
265 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 10:47:00 ID:dwe7lXZj
そういえば赤毛のアンの中の人はラビニアの人だよね? 元のびたの人だったっけ
♪よーわむしーは庭に咲く ひーまわりーに笑われる どんなときーも ほほえみを わーすーれーなーいー
国語の教科書に乗ってたたぶんモンゴルの話なんだけど 白い馬が楽器にされちゃう話
「スーホの白い馬」だな、何度か出ている
>>264 アイルランド人に多いのが、赤毛にソバカスだったから。
アイルランドっちゃあ、ヨーロッパの中で、韓国のようなものだからな。
>>268 それ内容はまったく覚えてないけど名前聞いて、嫌悪感を感じていたことだけ思い出した
271 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 15:39:04 ID:4coig7c2
>>256 哲郎とメーテルと車掌の3人で暇疲れしそうだよね。
喧嘩しないのかな?
272 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/22(土) 15:48:05 ID:ozC6Pbjl
>>33 亀でごめん。
太宰治のお伽草子にカチカチ山があって、狸目線で
かかれてて面白いよ。
狸が中年のダサい男、ウサギが17歳の美人で勝気な処女って設定。
もともと狸汁にされそうな目にあわなかったらばばあも殺さなかったのにね。。
273 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/23(日) 17:39:43 ID:lvmaHyKK
虫、特にカマキリ。
274 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/23(日) 17:52:33 ID:UaHU3RiR
イソップ物語 動物好きだったからなんらかの動物が悪者になるのが嫌いだった。 幼心ながら教訓?くささかが鼻に付いた。
>>274 だってあれ寓話だもの
説教くさいのは仕方ない
今でも嫌い、赤穂浪士
きじも泣かずば 小学生の時学芸会で劇やったってば 子供心に人柱ってどんなんだ?と思った 妹が小学生の時はベニスの商人だった
>264 『にんじん』の主人公は、どうやら母親が戦争中に敵の兵士にレイープされて出来た子という事らしい。 家族の中で一人だけのにんじんの赤毛は恐らくその犯人に似たんだろうが、 何か赤毛の男そのものにそういう悪漢というイメージがあるのかも知れん。
イエスを裏切ったイスカリオテのユダは赤毛だった、という言い伝えがある。 どっちが先かはニワトリとタマゴみたいなもんだけど、西洋の赤毛=悪というのは そういうのもあるかもしれんね。 あとマンガに出てくる囚人が白地に赤いシマシマの服を着てるのも、 これに由来するとか聞いたことがある。(こっちはガセ率高そうだけど)
280 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 09:27:16 ID:O4mS+vNF
思い出した もちもちの木 という本が恐くてキライだった
白いウサギがクリスマスにサンタさんからプレゼントを多くもおうと企む話。 子供心に「ずうずうしい」と思った。
オオカミ少年が嫌い。確かに嘘ついたのは悪いことだが、 最後に襲われて死んだとき、その後村人たちは何て思ったんだろうか。 もし「しょうがないだろwwww」だったら村人たちの精神を疑う。
>>247 ギャグ漫画で、美女と野獣をパロって、美形に戻った王子がベルに
「デカイ図体の割にちょっと気弱で不器用なあなたが好きだったのに
これじゃ興ざめだわー」
…と言われて振られるネタがあったのを思い出したw
284 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 13:12:54 ID:0aPe/WLh
sage
287 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 15:57:46 ID:TJQp8RZN
道徳の教科書に、主人公が母親に「請求書 肩たたき賃10円、お使い賃10円・・」ってメモを渡してお小遣いをねだったら、 母親がお小遣いと一緒に「請求書 お掃除0円、お洗濯0円、食事の支度0円」ってメモを渡してきて、主人公は目にいっぱい 涙をためて「お母さん、僕お金いらない」っていう話があって、イヤミな母親にムカついた。マクドで「スマイル0円」を見る たびに思い出して腹が煮える。
288 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 16:11:55 ID:2Aa5wYKf
>>287 あったあった。
そういうやつ、かなり後になってから引っ張り出して読むと面白いんだよなw
>>287 なんかそれイヤ〜な気持ちになるな…
道徳の教科書って今読むと結構重いよね。
井上靖の赤い実 子供たちがひよどりを罠を仕掛けて取る物語 主人公のへタレな少年よりも、罠を作らせた上にヒヨドリの死体を 投げ捨てた仲間のガキが嫌だった。
>>283 ラノベでもそういう話あるよ。「ちょー美女と野獣」
姫は、ふさふさもこもこフェチだったので自ら志願して野獣の元へ行くんだけど、
王子に戻られてしまって「えーっ!ちょーガッカリー!ってゆーか、タイプじゃないんだけどー」
きっと、ディズニー版の「美女と野獣」の王子が気に入らなかったひとは結構多いんだろう。
私も野獣のままが良かったと思う。
昔の実写映画の「美女と野獣」の野獣はライオン系で、もっとカッコ良かったv
292 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 19:10:06 ID:xgQIVEnl
浦島太郎 なんで助けたカメにお礼に接待されたのに、タイムスリップさせられるんだ 玉手箱渡す必要あったのか? あと風の又三郎 まわりの子供勘違いしすぎwww
293 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 19:27:54 ID:OXeYN4/4
ヘンゼルとグレーテル??だっけ??ぜんぜん違ったらゴメン 道に迷わないようにクッキーかパンをちぎって捨てながら森の中をさまようんだけど 動物に食われるかなんかで結局意味なくなって そんでさまよってるとお菓子でできた家があって みとれているところを中に居たババアに捕獲される。 女の子にひたすら食べ物を作らせ、 男の子はひたすらそれを食わされる そんで途中忘れたけど、最後そのババアを火の中にぶちこむんだよね そこがなんかいくら悪人とはいってもショックだった
>>287 それ覚えてるよ。
懐かしいな。このスレで記憶の引き出しが次々開いて鬱w
あと美女と野獣も同意。
ディズニー版だと王子がニヤけた羽賀研二タイプになるのが、
すこぶる好みじゃなかった。
この王子だけじゃなく、マーメイドんとこも、スリーピングんとこも、
アラジン(これの声はまさに羽賀だったっけ)もだけど。
ディズニーの王子ってケツアゴだしな 外人の感覚なんだろうけど、日本人の好みではない罠。
296 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/24(月) 20:01:17 ID:suOi3xmL
エーミールはイヤな奴。
あ〜…なんだったっけ?エーミール。 なんか蝶の標本の話だった気がするんだが…
>287 あったあった。 イヤミな母親だと思ったけど、クラスでは主人公を非難する流れで腑に落ちなかったのを思い出した。 道徳の教科書で私がいやだったのは、 おばあちゃんにお弁当を作ってもらった女の子が、 おばあちゃんの弁当は煮付けとかばかりで黒っぽくて友達に見られるの恥ずかしいからと、 全く箸をつけないで、捨ててしまってた。 それが何日か続いたある日、何かのきっかけで弁当を捨ててた事がおばあちゃんいバレてる事に気が付いた。 話は主人公が( ゚д゚)ハッ!と気が付いて終わり。おばあちゃんに謝るところまで書いて欲しかった。 おばあちゃんカワイソス(´・ω・`)
>>296 >>297 題名は忘れたが知ってる!!中2か3の時の国語の教科書に載ってた!!
主人公の僕がエーミールの部屋に忍び込んで、珍しい蝶々の標本を盗ってしまうってやつ。
後で僕がエーミールに正直に謝るんだけど許してくれなかくて、それで自分がしてしまった事を恥じて、
最終的に自分の集めていた蝶々の標本を指で全部粉々にするって話だよね?
その最後の指で粉々って表現が恐かったなー。
その後、クラスで「僕」と「エーミール」どっちが悪いか?って討論する事になったんだけど、
「僕」が悪い派が半分以上だったw
エーミールは嫌な奴だろうけど、悪いのは僕なんかじゃないかと今でも思う。
>299 思い出したー! クジャクヤママユだっけ?教科書の隅にグロな蛾の絵があってそのページを開くのが恐ろしかったよ。
>295 ああ…なんで白人の成人男性は、ああも顎割れ率が高いんだろうね。 この間、オスメント君(シックスセンスとかAIに出てた子役)が 交通事故にあったとかでニュースになってたけど、 それはもう立派な顎割れになってたよorz そりゃ、シックスセンスの時から既に割れつつあったけどさあ…
>>299 お、お、思い出した!!
エーミールだけじゃ分からなかったけど、
指で蝶を粉々で鮮やかに思い出したよ。
303 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 00:51:57 ID:T3kK1CWX
上のほうに出てきた「月のうさぎ」の話。 幼稚園のころにその話を題材にした NHKの人形劇を見せられて、最後に うさぎが火に飛び込むところで泣き出し てしまった。大人の目線で見ればうさぎを 哀れんだ優しい子に見えたかもしれないが、 実際にはお供えがないからと火に飛び込んだ マゾヒスティックなうさぎが怖くて仕方なかった だけだ。
にんじん 今でもなんでにんじんだけ兄弟の中で虐待 されてたのか全く分からない。 誰か分かる人がいたら教えてほしい
>304 >278の事情らしい。
306 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 01:26:27 ID:qe4FdAf2
そんな感じの手塚治虫の漫画が嫌い。 神様の話だったかな? 食材をもってこられなかったウサギが自ら火に飛び込む話。
307 :
306 :2006/07/25(火) 01:27:23 ID:qe4FdAf2
308 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 08:26:22 ID:csTikrec
赤毛は魔女と同じだから嫌われるんじゃなかったっけ。 魔女は赤毛で、目が緑色だという。
>306 ブッダだね@火に飛び込むウサギ
310 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 11:26:19 ID:F8mIGUzf
エーミールのヤママユガを潰してしまった主人公が詫びに行き、 代わりに自分のコレクションを全てあげると言った事に対して 「結構だよ。キミの持っている蝶は全て持っているしね。それに 今度の件で、キミが蝶をどのように扱うか知る事ができたさ」 確かこんな感じ。
エーミールナツカシスww感想文書かされたよ。 「少年の日の思い出」へルマン・ヘッセだね。 最後のオチも胸糞悪かったなあ。
なんにせよ、あやまったんだから許してやれよ、という風潮には勘弁。 取り返しの付かないこともある。 泥棒のエーミール(ヘッセ自身がモデル)がいい子で 盗まれた奴が元々気障で嫌なやつってヘッセの書き方が気になった。
313 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 15:58:27 ID:+PREjYOu
泥棒して壊した挙げ句、一度謝ったくらいで許してもらえないことを根に持ち、それを小説化する作者が陰険。 何げに、俺の出来心を許さない心狭い知人をみんな理解できるか?みたいな内容でむかつく。 しかも蝶を彼女に置き換えて読んでみるともっとむかつく。
>>312-313 ハゲハゲ同意。
>しかも蝶を彼女に置き換えて読んでみるともっとむかつく。
うわーこの発想はなかったわ、ってかそんなエピソードもヘッセ自身にあるの?
最近のユルい学校現場では、赤ずきんのお芝居のラストは
改心したオオカミと赤ずきんがいっしょにダンスしてめでたし、なんてのが
あるらしいが、罪人はきっちり罰をうける、って教えるの大事だよなぁ。
>>314 そのユルさから察するに、オオカミもギリギリ罪は犯してないように変えてあるに違いない。
元の話を子供向けにマイルドな内容に改変してる話が嫌だったな。 昔話なんかはけっこう残酷な話が多いが、それはそれで教訓が含まれてるんだから 無理やりハッピーエンドにされてるのはかえっていやらしい。 あと、子供に親しみを持たせようとしたのか知らんが、 名探偵ホームズで、ワトソンが少年という設定の本を読んでムカついた。 あれはワトソンが医者でおっさんだからこその話じゃないのかー。
ワシントンの子供のころのエピソード。 新しい斧の切れ味を試したくて、父親が大切にしていた 桜の木を切り倒しちゃうやつ。 正直に謝る以前の問題として、人が大切にしているものに そんなことしてはいかんでしょう。 アメリカ大統領の人柄なんてそんなもん、そういう教訓なら納得。
318 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 17:27:26 ID:MqKcbQC7
小咄 Q:なぜワシントンのお父さんはワシントンを許してあげたのでしょう? A:ワシントンが斧を持っていたから。
グロ注意 「広島のピカ」 広島原爆の惨状を描いたアニメ。 北九州市にいたころ小学校か子供会で強制的に見せられた。 人の目玉がドロッと溶け落ちていったり犬が崩れていく 描写に、見たあと暫らく夜うなされた。
320 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 18:04:12 ID:lKW68rrX
>>312 エーミールは主人公じゃなく、蝶を盗まれた子のほうの名前。
>319 キツいよね、ひろしまのピカ。 小学3年のとき、コレと「野良猫ムチャラ?の黒い夢」とか「風の吹くとき」を 偶然立て続けに読んでしまい、マジトラウマになった。 風の吹くとき、グロくはないけどジワジワくる…。
>>319 同じく北九州市の中学校で見せられたけれど、先生らの反戦反核洗脳の思惑とは逆に、
核武装派になってしまったよ。
「あんなに強い武器を持つ国が相手なら、こっちも同じ物を持ってないと対等に話がして
もらえるはず無い」
「経済規模で二番の日本が原爆の被害を恐れて弱腰だから、余計に原爆を持つことが有利
になっている」
みたいなことを、観た後に書かされた作文に書いて、えれえ怒られたよ。
>>312 エーミールが主人公なのはエーリヒ・ケストナーの著書。
>>314 赤ずきんに罪人は出てこないでしょう。
と思ったけど、オオカミが「改心」するということは最近の
赤ずきんのオオカミは罪人なのかな。
「猫は生きていた」 東京大空襲の物語で、飼い主である家族全員が空襲で死んだけど 飼い猫とその子供たちが生き残ったというやつ。 絵本で読んだけど、グロくて嫌だった。
>>325 うーん、グロいかな?画のタッチが殴り描き系だからそう感じたのでは?
327 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/25(火) 22:42:36 ID:+PREjYOu
よぶこどり りすが卵を温めてひなを孵す。 りすを親だと思っていたひなは、もぐらに事実を聞きやがて一人本能のまま空に飛び立つ。 残されたりすは痩せ衰え、かっこうになる話。 モグラが余計なことを言いさえしなければとモグラがにくかったが、あんなに世話になったりすに礼も別れも言わず飛び立ったひなが恩知らずでむかついた。 りすがひなを待つシーンは泣けて苦しかった。
森の穴ぐらにウサギの一家(父親不在)が暮らしていて ある時末っ子の坊やが行方不明になってしまった。 母ウサギは赤い目をさらに真っ赤に泣き腫らしながらも 誰かに教わった魔法で長男ウサギを人間の男の子に変えて 森の外へ坊やを探しに行かせる。 狩人の家に辿り着いた長男ウサギはその家の娘から残酷な事実を知らされる。 坊やは既に殺され、毛皮の襟巻きにされて町へ売りに出されたと… 涙ながらに母ウサギの元へ帰り、事情を話す長男。 悲しみにくれる母ウサギ。 悲劇はそれだけで終わらなかった。 息子を元の姿に戻そうと魔法をかけるが、何故かどうやっても戻らない。 人間の姿のまま一生を送るしか道のなくなった長男は 弟の命を奪った狩人の家の養子になることに…… 小学生の頃、病院の待合室に置いてあった本。 誰も救われなさすぎ。
>>328 鬱になる。
嫌になったどころじゃないよ…
>>828 え?え?それで終わり?
そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
331 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 07:41:00 ID:AB6eNAay
いいボールが放たれましたね
332 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 08:15:38 ID:AB6eNAay
333 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 09:06:33 ID:+oVnqWiL
>>39 それなんか怖いやつじゃね?お婆さんが目から血出しながらハタ織ったり、息子が自分の歯や眼球を木馬に刺したり。
私はむしろガクブルだった
334 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 10:38:11 ID:/0bAe8+U
>>333 ひいいいいいい!!そんなスプラッタが小学校の教科書で?!
幼稚園にあった絵本で、ウサギだかクマだかが誕生日会を開いたが、
その招待客が全員、道中プレゼントを自分で食べてしまって
残りかすだけ持って現れたという話。
とても嫌な気分になった。
精神的に良くない話多いね・・ 自分のも。たしか国語。 小さな男の子と彼の「おじいちゃん」の話。 「おじいちゃん」は戦争を経験していてトラウマを抱えている。 だから銃音とかを連想させる、大きな音が大嫌い。 一度それが原因で孫をぶってしまった事で「おじいちゃん」は酷く 反省し悩む。 調子に乗ったガキが両親の留守中に、フライパンや鍋を紐で繋いで 部屋中に張り巡らし、ガンガンガラガラ音を立て続ける。 叱る事も無く頭を抱えてうずくまる「おじいちゃん」。 これは最後に救われる部類の話だけど、自分のじいちゃんにそこまで するガキが子供心に憎かった。外人コエーと思った。
花咲き山 長女の私にとってはあまりにも理不尽な話だった
337 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 19:00:53 ID:d5Dn8otH
まぁ一種のトラウマだな。自分のトラウマを暴露すれば少しは解消すると思う。
338 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/26(水) 19:36:47 ID:krqJo9CI
むねつまり梨の話も苦手だ。 母親に死亡フラグ立ちまくり。
>335 うわー。おじいちゃんカワイソス。 既出だけど親指姫が嫌でした。 王子様と結婚ですか。心配してるおじいちゃんとおばあちゃんは、いいのかよ? あとジャックと豆の木。 どう考えてもジャックが悪者で盗人なのに、でかいって事だけで悪者になってる巨人が気の毒。 腑に落ちない。
親指姫は確かに。 子供ができなくて、やっとの思いで授かった子(親指姫)を大切に育てていたのに 急にいなくなってしまって…お母さんはさぞかし悲しんでいるだろう、と思うとやり切れない。
「窓ぎわのトットちゃん」。 なんてはた迷惑な子だろう、もし自分のクラスにこんな子がいたら 授業すすまないじゃん、と思った。
>>335 ああ、その話私も書き込もうと思ってたやつだ。
たしか作者はヘルマン・ヘッセじゃなかったかな?
上に出てた、エーミールと蝶の標本の話と同じ人。
元々主人公の子供は元軍人で厳しくて、顔も怖いじいちゃんが嫌いだったんだよね。
日本的な祖父と孫の関係ではないかも。
>>325 僕はその話学校で上映した映画で見せられた。
サンダーバードみたいな人形劇形式で作った映画だったので、
人間が演じているよりかえって不気味。
後半、主人公の母親が生んだばかりの子供を地面に埋める
(炎に焼かれないようにするため)シーンと、
主人公の焼け焦げた死体を、ただ1匹、生き残ることが出来た
猫が見つめているラストシーンがどうにもトラウマ。
タイトルにもなっている「猫」が生んだ子猫たちも、空襲のドサクサで
行方不明になるし...(´・ω・`)
マッチ売りの少女。 マッチぐらい誰か買ってやれ、と思った。
あのマッチっていくらくらいの値段だったんだろう?
>>345 高くはないでしょう、
ドマイナーだけど、「星の銀貨」。貧乏な少女からなんで靴やら下着やらを貰いたいと思うのだろうか?と思った。
>>336 大人の都合では「美しく素晴らしい話」
で済むけど、子供に取っちゃ理不尽だよなあ。
マッチを売るって隠語で売春だっけ? あれ、それ花だったっけ。 結局あの話もどうしようもないオチだったなw あれを読んで何を糧にしろというのだ。
>>348 マッチをすって、燃えてる間だけ陰部を見せるという街頭風俗(?)があった。
無論、そのマッチは1本5000円とかけっこう高価。
お花代ってのは芸者や遊女を呼んだ時の代金のこと。
一本とかって数え方をするけど、こっちは線香に火をつけて
燃え尽きるまでの時間をひとつの単位にしてたのでこう呼んだ。
なんという題名だったかも忘れたが、消防の頃図書室で借りた本の中に入っていた話の中のひとつ。 主人公の小学生の男の子は、とにかく元気でお調子者。 ある日主人公は、大好きな担任の若くて優しい男の先生に、「お前は根っからのお調子者だなあ」(ここらへんうろ覚え、あわてんぼうとかだったかもしれない)と言われ、頭をなでられたことを褒め言葉と受け取りとても嬉しがった。 ウキウキ気分で家に帰って、お母さんに「僕って根っからのお調子者なんだよ!先生が言ってた!」と笑顔で報告。 するとお母さんは急に深刻な顔になり、「先生があなたにそう言ったの?」と真剣に聞いてくる。 主人公はお母さんも喜んでくれているんだと思い、そうだと頷く。 すると数日後、なぜか担任の先生は突然転勤してしまう。 学校を出て行く先生を主人公が追いかけると、先生は「お前はお前らしく生きていいんだ」と、あの時と同じように笑顔で頭をなでて去っていった。 ここで終わりなんだけど、当時はサッパリ意味が分からない上になんだか後味悪い…ともにょもにょしていた。 …今思うとこの先生、子供を悪口で傷つけたと主人公の母親に乗り込まれてやめさせられたようにしか思えない……。 この話は一体何を教訓としたかったんだろうか…。
>350 なんじゃそりゃ。最近のDQN親を彷彿とさせるような感じですね。 後味悪い。
352 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/27(木) 23:24:09 ID:lKr6VsZ4
>>348 それ、春を売る じゃなかった?
でもそれだと隠語でもなんでもないか
赤毛のアンはマシューとマリラに貰われる前にいた 子沢山の家で性的虐待を受けていた事を 暗示する一文があったような。 「ひとつだけちょうだい」って口癖の娘の話。 戦争中で食料が乏しく「この子はいっぱいちょうだいと いう言葉を知らない」と両親が嘆いていたまではともかく、 この子が赤紙の来た父の為のおにぎりを 「ひとつだけちょうだい」と言いつつ全部平らげるのにむかついた。 母は叱るが、父は泣く娘を見たくないのか全部食べさせ出征。 数年後、大きくなった娘は楽しげに遊んでいるが、 父がいた事などまるで覚えてないって記述がもうダメ。 自分が近所のおばさんなら、「あんたほんとに図々しかったわねw」 と暴露してやりたい。
>>353 >父がいた事などまるで覚えてないって記述
なんて無かったよ。今読んでみたけれど。
ただ、父親の描写が無いというだけで。
>>354 ほんと?腹が立ってたので
歪んだ受け取り方をしてたのかも。
ごめんよー。でも父がほんとに気の毒。
>>354 なつかしいと思って自分も読んでみたけど、
「ゆみ子はお父さんの顔を覚えていません。自分にお父さんがあったことも、あるいは知らないのかもしれません。」という文があるよ(うろ覚えだけど)。
父をまるで覚えていないともとれるかも。
悲しい話だけど、自分もなんか主人公がそんなことも知らずに能天気にスキップして肉か魚を買いに行く描写をなんだか皮肉に思った覚えがある。
>「一つの花」 戦後日本のアカルイミライと取るか、皮肉と取るかでラストの解釈が分かれるよね。 小学校の教科書に載せるくらいだから前者の内容に取らせたいんだろうけど、 子供の自分から見ても何かモヤモヤしたものが残るラストだったな。 …うん、確かにちょっと子供の躾ができてないんじゃないだろうかこの若夫婦、と今は思っちゃうかも。
父から貰った一輪の花を「こんなもんいらない!おじぎり!!」と投げ捨てて泣いたりしたら(ていうか、当時自分もそうするのかと思ってハラハラした)、ただの卑しいDQNの子供の話として終わっただろうな。 戦争の哀しみという描き方も出来るけど。
衣食足りて礼節を知るってのもあるんですよ。 ましてや父親の顔も覚えていられないような幼い子供が毎日飢えてたら。 躾がなってないとか言うのは腹が満たされてる人の感覚だと思う。 自分だって飢えてる感覚はとても理解に及ばないけれども。
うーん、でもこれを読む子供の大半は腹が満たされてる世代だからな…。 その辺もふまえて『子供の頃嫌だと思った』なんだろう。 この話も、幼い子供が飢えて「ひとつだけ」と出征する父親の食べ物も全て食べてしまって、花をもらってあやしてもらったのにも関わらずラストは「父がいたことを知らない」であっけなく終わってしまったから、話の意図を子供が汲みきれないのは仕方ないと思う。 それこそ上にもある、戦争の悲しい話と取るか、戦後の平和と取るか、皮肉と取るかも人によって違うだろうし。
>360 ごめん、それはわかってるんだけど躾ができてないDQNまで言うのはどうかと思ったんで
スレチ覚悟で書くけど 自分は小学生で親が離婚して、本気で食料が無い状態を経験したことが有る。 お米が底尽きて、お金も無い、しかも未就学の妹二人も居る。 一週間近く、家族四人ほぼ水だけですごしたことも有った。 結局、幼い妹が「おなかすいた」って言うのを隣のおばさんが聞いて助けてくれたけど。 母親はおばさんに凄い頭さげてたし、妹にも「空腹なのをよその人に話すのはみっともない」と教えていた。 その後少し家計が持ち直した後も「食べ物のことで喧嘩したり、取り合ったりするのは一番みっともないこと」だとか、 「よそで物をすすめられても、必ず一度は断りなさい」「人のものほしがったらダメ」って教えられた。 戦時中と比べるのはどうかと思ったけど、やっぱり躾はどんな状況でも大事だと思う。
欲しがるからって戦地に出征していく父親のおにぎり 全部食っちゃうあさましさだよ。 我慢を教えろよ、今後も一生腹減ったり金なかったりしたら 誰かに「ひとつくれもひとつくれ」と 乞食のようにたかるようになる。 ひもじくても思いやりとプライドもって生きて池と教えるべきなんじゃないのか。 とにかく思いやりとか教えろよ、と当時の小学生の自分ははもやもやしたもんだ
仕方ないんだ、戦争中だ、と自分を納得させつつ、やっぱりモヤモヤした話。 主人公の子供が母親だかおばあちゃんだかに、おにぎりを作ってもらう。 戦時中で食べ物が乏しくて、白米なんて久しぶりで さらに中には味噌が入っていて、そりゃーもう主人公は大喜び。 もったいないので大事に大事に手にもって(すぐには食べずに)、 道を歩いていたら、いつからか後ろをついてくる子供がいる。 振り返って見るとドロまみれの悲惨な格好で、明らかに家無しの様子。 じーっと手にもったおにぎりに視線をあててる。 主人公が歩くとその子も歩く、主人公が止まるとその子も止まる。 そうやってしばらく一緒に歩いていたが、あるところで主人公が振り返り、 手に持ったおにぎりを半分にわって、その子にあげたという話。 今ならそこまでひもじかったのか、と思えるけど、当時は 「人のものをそこまで欲しがるなんて、なんて卑しいんだ。この子もあげずにほっとけばいいのに」 とカルチャーショック。 それと戦争をつなげて考えられなかった。
「ひとつだけちょうだい」なんて言いながら、 全部食べてしまうなんて嫌な子どもだ、母ちゃんもうちょっと躾しろよと感想文に書いたら狂死に、 「あなたは戦争を知らないからこんなこと考えるんです。」みたいなことを描かれてノートに大きなペケされた。 お前も戦争をリアルタイムで経験してないくせになにを偉そうに。
でもおにぎりって大人でも2〜3個食えば普通に腹一杯じゃないか? 余程小さいサイズでもないかぎり、父親の分まで平らげるのは無理かと… コニシキみたいな巨デブなのかなゆみ子。
小てまり寿司サイズだったのかな、 戦時中なのに巨なゆみ子を想像するとワロス。 美味しいものは見つかってねだられる前に 素早く食べた方がいいね。
馬鹿だなあおまえら とうちゃんはおにぎりをあげたかったんだよ。 もうこの先なにもしてやれないかもしれない我が子に あげられるものならなんでもあげたかったんだよ
今考えれば母親の 「かわいそうに、ひとつだけちょうだいと言えば何でも手に入ると思っているのね」 って言葉もなんとなく嫌〜な感じに思えるな。 例えばなんでも「ひとつだけちょうだい」と言ってひとつだけもらうと、後はどんなに勧められてもひとつだけで我慢する子になってしまった…とかなら悲しい話だなあで済むんだけど、 この場合ひとつだけと言っておきながら次々催促する子だから、戦時中でも我慢を覚えない浅ましい子に見えちゃうんだよね。 しかも毎度毎度「ひとつだけ」だからたちが悪い。 お父さんの心配は杞憂に終わったな。
読んだ事ないがここで話を聞いてるだけだと、
別に責められるような事でもないように思えるな、それ。
父も
>>368 みたいな心境だろうし。
父の存在も憶えられないくらい小さい子に対して厳しすぎない?
まあ子供の頃の感想にそこまで冷静な反応を求めなくても。
>>349 前近代の方が明朗会計なんだな。
おねえさんにお酌をしてもらったり一緒にお喋りをしてもらったりしながらお酒を飲むところで
お気に入りのおねえさんをテーブルに呼ぶと「指名料」というのがかかるんだけれども、指名料
を払って来てもらっても、いつまで居てくれるかは決まっていない。一瞬で去っても指名料は
一回分かかる。
ついているときに注文した酒とかアテの売上はおねえさんに歩合が入るから、ずっといて貰おうと
沢山注文したりするけれども、その酒が尽きるまでとか、注文したものが出来上がるまでとかいう
拘束も無く去るときは去る。また呼ぶともう一度指名料がかかる。
売上でも効果が無いなら、面白い話をしてやろうと頑張るオッチャン(お客)もいるけれども、ここ
まできたらどっちが客やら接待形らわからなくなるよね。
373 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/28(金) 21:41:11 ID:CMWq3Gp+
374 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/28(金) 22:09:28 ID:ptyvqe/g
浦島太郎 結局何が言いたいんだ?
今日の金/曜/ロ/ー/ド/シ/ョ/ーより。 とにかく昔からとなりのトトロが嫌だった。 初めて見たのが幼稚園〜小学校低学年くらいだったが、周りの子がみんな口をそろえて「好きなジブリ映画はトトロ!」と言っていた世代だったが、メイのぐずる声や叫ぶ声や我侭に子供心にかなり腹が立っていた。 お母さんの入院でサツキひとりが頑張って大人ぶったふりをして、いざとなると子供らしく戻るのもなんとなくいやだった。 そして何よりトトロ(大)が歯むき出しにしているのがすごい怖かった。小さいのはかわいいのに。 とても友達にはなれねーよと思っていた。 そしてなぜジブリ映画はお父さんはみんな同じ顔なの?とも思っていた。
>>375 素朴な疑問なんだが、その/って何の為に入れてあるの?
>353 その話、覚えてるよ。 最後の場面のコスモスと母の踏むミシンの音が印象的だった。 教科書に載ってた戦争の話で嫌だったのは 「大人になれなかった弟たちへ」かな。 主人公の親戚が蛍の墓のおばさんみたいな嫌な人だった。 この話の挿絵には必ず黒い鳩の絵が描いてあって、 それは「白いはずの鳩が黒かった時代だった」という作者の反戦のメッセージだ、 というエピソードをマイコーチ(学研の)で知ってから、なんだか教科書開くの怖くなった。 怖がる事じゃないんだけどね・・・
378 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/28(金) 23:33:04 ID:ZOuh4TYR
あしたのジョーの舞舞の使い手、キン・リュウヒの話を思い出したよ。空腹に耐えきれず、帰還してきた軍人の頭をカチ割って 食糧を奪ったら、その軍人は戦争で変わり果てた自分の父親だった、っていう韓国人の話。再放送できるのかなコレ。
浦島太郎とかかぐや姫とか理不尽だって意見結構あるね。 でも浦島太郎はもともと動物報恩譚じゃなくて人間島子と仙女亀姫の異類婚姻譚。 言いたい事なんてない。 戻ったのが数百年後だったのは、亀姫は仙女だったから、夫となった島子に仙術を施してずっと若さを保たせていただけ。 仙界を出る島子に玉手箱を渡したのは、その中に不老不死の仙術が込めてあったから。 もし玉手箱を持たずに人間界に戻ってたらその瞬間に術が及ばなくなって老人になっていた。 ・・・という解釈が一番自然だと思うんだけどどう?
380 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 00:33:56 ID:MqzGkSPp
>>379 かぐや姫に至っては貴種流離譚だとか抜かす学者もいるけどどうなんだろう?
スサノオや倭建、伊勢物語はまだしもかぐや姫はちょっと…厳しくないか。
どちらにせよそういう話型に当てはめて考えると、教訓なんて後付けでしかなくなっちゃうね。
381 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 00:43:25 ID:VG0TBW59
週刊ストーリーランド
382 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 01:05:01 ID:RkEJAR8X
2メートルのハサミ持つ美香ねーちゃん物語
戦争の話の中では「火垂るの墓」の文庫本に収録されている「ラ・クンパルシータ」という話がかなりトラウマだなぁ
戦争中だったか戦後だったかに育った姉妹の話で、
食糧難で食べるものがないから姉がまだ赤ん坊の妹の粉ミルクを食べてしまって
妹を餓死させる話。
小さい頃読んで「怖い」と思ったのはギリシャ神話。
何の話か良くおぼえてないんだけど「メディア」という魔女が出てくる話。
惚れた男と、父親の元から逃げるために実弟を殺してばらばらにして捨て、
遺体を父親が拾い集めている間に逃げ切ったり、
惚れた男(その物語の主人公)の父親を不老不死にしてあげたら、
叔父さんも「自分も不老不死になりたい」と言い出したけど、
そのおじさんが気に入らないからわざと薬の調合を間違えて殺してしまうとか、
惚れた男に愛想をつかされたら、その男と自分の子供たちを殺して出て行ってしまうとか…
アレを読んでから暫くギリシャ神話読めなくなった。
>>376 たぶん検索に引っかからないように、ということだと思います。
てか、『一つの花』は>368の様に父視点で読む代物だと思ってた。 そもそも父はゆみ子(娘)が一生『いっぱいちょうだい、全部ちょうだい』と言って、 両手を差し出す事を知らずに過ごすのではないかと悲しんでいた訳だし。 可愛い盛りのわが子が片手を出して「一つだけ、一つだけ」とかいういじましいねだり方を覚えてしまっているのも 悲しかったろうし、その子に欲しがるだけ両手に食べ物を与えてやれない自分の腑甲斐無さも悲しかったろう。 ラストで娘が父親の存在を忘れてたとしても、父親は喜んでると思う。 娘は今やお使いに行くのに『お母さん、魚とお肉とどっちを買って来るの?』とか母親に尋ねる程 きちんと食事を取れているんだし、しかも父親は最後にたった一つの花しか娘に渡してやれなかったのに 今は家がいっぱいの花に囲まれている。 父親の望み(娘がいっぱいのものを手に入れる)は果たされているんだから、これはこれでいいんだろう。
『一つの花』なんて、まだ甘い。 自分が最強に「この我侭ガキの存在を許すまじ!」と思ったのは、壷井栄短編集に載っていた『明日の風』の次男。 以下、次男の悪行シリーズ。 (1)配給で貰ったゴム長靴(大人用で一家に一つしかない)を黙って履いていって川遊びで流す。 仕方なく母の着物か何かと物々交換で手に入れた新しいゴム長靴を又履いていってどっかで無くして来る。 (2)正月を前にやっと手に入れて来た餅米で、戦後初の餅搗き。一家は量は少ないながらも工面して鏡餅も作る。 が、その大きさに『これ、僕のだろ!』と勝手に自分のものにしようとする。 (3)更に、実は母親の実家の方には、嫁に行った娘が正月に鏡餅を送るという風習があり、 しかし結婚当初から貧しかった一家はまだその風習を一度もやっていない。 この機会にこの鏡餅を送ろうか…と他の一家の面々がうきうきと相談していると、 『嫌だ、僕のだ!』と鏡餅を奪って逃走。長女が弟の身柄を確保した時には、既に餅にはでかい歯形が… (4)三輪車が欲しいとだだをこね、家計の苦しさを知る長女にダメ出しされると切れて瀬戸物屋の店先に突っ込む。 当然多量の瀬戸物が大破。弁償しろと次男と長女にせまる店主。 そこに丁度出くわした一家の長男が、偶々直前に拾った金(交番に届ける途中だった)を弁償に差し出してしまい、 その後横領の罪悪感で長男は好物の汁掛け飯すら咽を通らない程悩み苦しむ…が、三男がそれを見て反省した様子無し。 長男と長女がすごく良い子なだけに、何故この次男だけここまで場が読めないのか、当時から思い出す度むかついていた。
>>385 「一つの花」が嫌だったと言ってる人たちは、
娘のわがままそのものが嫌だというより、作品中でそれがとがめられない、
「かわいそうなゆみ子」という視点でしか描かれないことが嫌なんだろうから、
その話のあからさまにDQNとして描かれてる次男との引き合いに出すのはおかしい。
387 :
385 :2006/07/29(土) 09:06:43 ID:PQf+bg/p
>386 この次男も親から特に咎められていないのも自分がむかつく要因の一つ。 こんだけDQNな行動を繰り返しているのに、母親も父親も『もー、仕方のない子だねえ』的に 許している。 作者的には、菩薩の様に優しい母親と貧しい中でも大らかさを失わない器の大きい父親を 描いたつもりなのかもしれんが、実際は次男がDQNな分、まじめな長男長女が割りを食いまくってる。 身内に似た様なのがいる所為(次男の40年後の様な、父の実弟)かもしれないが、 「家の梁から逆さ吊りにしてでも、この次男を躾直せ!」と当時から思っている。
ノリオは長靴流してお尻ひっぱたかれたのにな
>>387 いや、「作中でとがめられない」ってのは、登場人物にってことじゃなく、
作者の視点の話ね。
自分もその話読んでるけど、作者は次男をはっきりDQNとして描いてるでしょ。
「一つの花」の娘は恐らく戦時下産まれで、(二言文か三言文がようやく言える位だから、1〜2歳?) 産まれてこの方お腹すきっぱなし。 『一つだけ』も、娘の餓えを見兼ねた母が自分の乏しい食事から『ほら、一つだけね』と 芋やらを分けてやった事で覚えた、娘にとっては言えば何か食べ物が貰える魔法の言葉。 躾とかそんな次元の問題じゃ無いよ、これ… 自分が親でも、おにぎり全部くれてやるよ、どんだけ自分が腹へってたって…
391 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 11:20:21 ID:Mh79HAqB
>390オマエ、本っ当に腹が減った事ある? 俺はない。
392 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 12:33:48 ID:2RkzHKu7
ポケモン(初代赤・緑)のカスミのスターミーの「バブルこうせん」の音が超怖かった。 ゲームソフトのことな。アニメじゃなくて。
>391 本当に飢餓状態で390の様な行動が出来るかはともかくとして、 ある程度衣食が足りてる状況で390位の気持ちが沸き上がらない奴は それはそれで何か問題ある気がするが。 てか、昭和50年代位の小学校ではやたらと『戦時中の子供の手記』とかの類いを 読まされていた気がする。その手記ではどの子も餓えまくっていた。 例: 学童疎開先では親元から送って来た食べ物はどんなに少量だろうが児童あてだろうが 全員で分けるから、一人頭にはほんの少ししかあたらない。ので、 『薬なら分配されないので、エビオス(ビール酵母からつくる滋養強壮剤)を親に送ってもらい その夜いっぺんに食べ過ぎで腹がガスで膨れ上がった』とか、 『何とか子供らに多く食わす為に、親が苦肉の策として大きなお手玉に炒った大豆を詰めて送った。 受け取った子供は下の学年の弟と共に、アンモニア臭のたちこめる便所にこもってお手玉をほどき、 ひと粒ひと粒噛み締める様に食った』とか… このお陰か未だに人が餓える事に関して凄い抵抗がある。募金活動の格好のカモだよ…
394 :
392 :2006/07/29(土) 12:46:41 ID:2RkzHKu7
スレ違いでした。忘れて下さい…スマソ。
>>393 確かにその手の戦時中の子供話いっぱい読まされた。
祖父母がもろに戦争行ってた世代だし。
私が読んだのではお手玉の大豆は布団の中で食べてたな。
他にも食べ物の絵を描いて紛らわせる話とか、
栄養失調で病気になって死んじゃった男の子が、
そんな状態でも好きな子にあげようとおにぎりひとつ残しておいたとか。
心がキリキリするようなのが多かった。
そういう話とセットで
「戦時中や戦後は食べ物もろくになく生きる事で精一杯、今の子は幸せもので贅沢。」
みたいなことを折りに触れ言われたので
今格差社会とか言われても何かピンと来ない。
親だったら自分が飢えてても、子どもに食べさせるってなるよ。 でも現代の親がそれができるかどうか…。 子どもの命よりパチンコ優先させるくらいだから…。
397 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 13:32:57 ID:MP5HfH/i
私も、小中の国語の時間は「戦争(食糧難)の話はもう沢山」と 思っていた。何しろ親(バリバリ戦後生まれです)が、毎週一日は 北朝鮮の惨状のニュースを見ながら朝食をとることを強制していた からなあ。
どんな視点で作品を見ようと人の自由じゃね? 父親の食べ物を取ってもさらにねだるのを浅ましいなあという目で見るのも、父の存在を覚えていられないほど小さい子どもが飢えてるんだと悲しい目で見るのもどっちも正しいことだと思う。 それを「小さい子供をDQNと罵るなんて人でなし、親だったら子供に与えるのが普通」「みんながみんな大変な時代だからこそ躾が必要、こいつはただのDQNガキだ」と押し付けあって対立しあうのはどうかなあ。 ましてや子供のときに見た印象だろ? 大人になってまたどういう視点で話を見つめなおすかも個人の自由。 物語は一つの結論だけを生み出すものじゃないよ。
上の方で出ていた浦島太郎とかの古い民話だけど 民話ってのは生き物で、時代を経るたびに その時代に合った教訓や解釈が付加されたり、 逆に不都合な部分が削除されたりするものだから 言いたいことってのの大概はみんな後付なんだよ。 イヤだと思った物語もその解釈になった時代にはそういう考えを教えることが重要だったんだろう。 ディズニーの「名作ハッピーエンド改竄」も長い目で見れば自然。
ディズニーで思い出した。 魔法使いと弟子の話?がイヤだったよ。 魔法使いの弟子が、水汲みを命じられたんだけど、ズルして魔法をつかった。 でもうっかり寝てしまったら、城中水浸し。 プールが嫌いな自分にとっては、水浸しで溺れそうな城の描写はとんでもない恐怖だった。 うっかり寝てしまう弟子もアフォだと思った。
『父ちゃんはどうせ軍の配属先で食事は出るだろうから ゆみ子におにぎりやってもまあいいと思ったんじゃね?』 ↑既に大人になっている我が夫が『一つの花』のストーリーを聞いた感想…orz
>>402 え、俺もそう思ったんだけど…
そんなにorz?
404 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 16:40:56 ID:EBDaHrOd
子供の頃に読んだ笑うセールスマン…。 めちゃめちゃ怖かった。
教科書に載ってた話で、たしか小学校3年生のときに読んだ「おみやげ」とかいう話。 都会に出稼ぎに出てるお父さんから「○日に帰ります。おみやげはエビフライです」みたいな 電報が届いて、主人公も家族も「エビフライ」がなんだか知らなくて心待ちにしてんの。 で、買ってきたエビフライ食べるんだけど、食べ方わかんなくて歯の無いお婆ちゃんが 尻尾まで食べちゃってゲホゲホしちゃう。 読んだ時、何故かこれが昔を舞台にした物語だって理解できてなくて 「田舎ってそうなんだ・・・」と愕然とした思い出がある
406 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 17:09:05 ID:c+IvcItq
>>405 作者は三浦哲郎だ。劇団四季の「ユタとふしぎな仲間たち」の原作者な。
昔といってもせいぜい昭和40年代ぐらいの話だと思う。
昔は今みたいに流通とか大きい自動車が通れる道路とか保冷技術とか発達してなくて、
田舎だと本当にあんな感じだったのよ。
「盆土産」だね。 田舎、しかも海から離れた山間部の農村じゃそんなもんさ。 しゃおっ。くるみ味。えんびフライ・・・なつかしいなぁ。
408 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 17:13:31 ID:1+QFChyh
あのエビフライの話おもしろかったなあ。 食ってるところがめちゃくちゃうまそうなんだ。 時々あの話思い出しながらえヴぃふらい食ってる。
ビミョーな題材なんだけど、道徳という教科の教科書に こういう話があった。 *************************** 私の前を女の子とその母親が歩いていました。しばらくすると 女の子は躓いて転んでしまいました。女の子の母親は構わず スタスタ歩いていきます。私は女の子がかわいそうで手を 貸そうとしました。すると、女の子の母親は私をにらみつけ、 「転んでも一人で立ち上がるように訓練してるんだから余計な ことするな」と言ってきました。 *************************** 教師に感想を聞かれた俺(Y)は「確かに一人で立ち上がる強さをもつ ことは重要だが、助けようとした他人につっかかるのはお門違いだ。 それに、困っている人が居たら助けるのは当然だ」と言った。 教師はもう一人の女子児童(A)に意見を求めた。Aの意見は 俺の意見とは正反対だった。教師は俺の意見とAの意見のどちらが 正しいと思うか、クラス全員に問うた。児童など自分の考えもなく 人気者の意見に賛同するのが常なので、最初から結果はわかっていたが、 37:1で俺の負けだった。俺は教師にこっぴどく怒鳴りつけられ、 裸で廊下に1日立たされた。その日から俺に対するイジメはさらに エスカレートした。千葉県佐原市の津宮小学校で起きた実話。 クソ教師平塚氏ね。 千葉県の教育機関が作った道徳の教科書にはこんな話ばかりだった。
「なんむ、えんびふらい」だっけ。 アニメとか童話とか子供向けの話で出て来る食べ物って、大概旨そう。 たとえ『大根の輪切りをただ茹でただけ』とかのものでも。 (<『日本昔話』のアニメ)
>409 あったあった! 主人公は親切にしてあげたのに、にらむなんて失礼じゃん?と思ってたよ。 その癖、その道徳の教科書には「人の親切には感謝しましょう」とか「困っている人は助けましょう」 という内容の話しが載ってて、非常に納得いかなかった記憶が。 試しに、幼稚園の弟が転んでも手を貸さずに立ち上がるまで待ってたら、 「お姉ちゃんは血も涙も無いんだから!」とめちゃめちゃ怒られたよ。 しかし、酷い教師だな…。
うわー。このスレ見たら、すっかり忘れていた記憶がよみがえってきたよ。
てか、意外と呼んだ記憶のある話って多いな。
エーミールと蝶の話はは、冒頭で、大人になった主人公が蝶を見て
いやな記憶を蘇らせるところから始まるんだよね。
>>206 >>211 「トビウオのぼうやはびょうきです」だね。
最後に病気から立ち直って終わるのかと思えば、みんな苦しんだまま終わるという
子供心に衝撃的な話だった・・・。筆者はそれを狙っていたんだろうけど。
413 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/29(土) 22:53:08 ID:uDBUb0XX
「盆土産」、ぐぐってみたら中学生の教科書に載ってたって人が多いみたいだね
自分は
>>405 と同じで小学校中学年のときに読んだ記憶があるのだけど……。
>>409 その話、そのあとに電車でその親子にあって席を譲ったら喜ばれた
って話のアレ?
野坂昭如だったか?戦時中、お母さんが風に吹かれて飛んでいってしまう話 あまりにトラウマで、詳細まで思い出す前に脳がシャットダウンしてしまう
>415 「凧になったお母さん」? 炎に包まれた子供を守るため、全身の水分を子供に与えて 干からびてしまったお母さんの話だよね。
もう20年近く前になると思うんだけど、多分教育テレビでやってた人形劇が怖かった。 こまかい話の筋は忘れたが、男が綺麗な娘と知り合って楽しげに歌を歌っていたのにいきなり娘が豹変。 娘「♪わーたしはーのーぎくのー花が好きーぃぃ〜」 農夫「♪おーいらはー桜の花が好き〜」 娘「でも…… 人間も…… 好きイイイイイイイ!!!!」(顔が鬼の形相に)
>>409 道徳に使われる教材はろくなもんがなかった、読後感が悪いのばかりだった
一冊の本からさわりの部分だけ抜粋してたからか、これからってとこで終わる、喧嘩別れが多いこと多いこと
>>415 確かそれってアニメでやってなかったっけ、テレ朝だったかな?
トラウマ受けそうで途中で視聴を止めた覚えがある
道徳の教科書といえば、ピアノ教室に一緒に行こうとした女の子二人の行き違いの話が嫌だったな。 『○○の日記』という冒頭から始まり、それぞれ二人の女の子の日記から行き違いの理由やそれぞれの感情や言い分が書かれてる。 お母さんに買い物を頼まれて、すぐ帰るつもりが予想外に時間がかかってしまい、そのうちに友達の女の子が家に迎えに来てしまい、お母さんはしばらく待ってと家でその子を待たせる。 しばらく待っていたが結局時間ギリギリになっても帰ってこず、先に行ってしまう。 行き違いに女の子が帰ってきて急いでピアノ教室に行くが、友達は怒っててシカト。女の子は憤慨。 その次からは友達の視点の日記が書かれてる。 つまるところ何が言いたいの?とわけが分からなかったし、女の子二人どちらが悪いわけでもないのに仲が険悪になって終わったからこっちまで嫌な気持ちになった。 「ピアノ教室があるのにお母さんが買い物を頼んだのが悪い」という感想しか浮かばなかった。
>>419 あー、覚えてるわ、ソレ。
自分もピアノ習っててかなり真剣にやってたんで、
「レッスンの場は友達と仲良しこよしでチャラチャラ来るところじゃねぇ!
一人で通うのが当たり前だ!
レッスンに遅れないなんてのは最低限のルールだ!
友達とケンカしたぐらいで揺らぐな!生半可な気持ちならやめちまえ!」
と思ってました。
かなり上の方にグリーングリーンの歌詞のこといってる人いたけどあれ私も怖かったです。緑が○○〜をマッチョが○○〜と替え歌にして怖さを誤魔化したのを覚えてる。 でも学校では三番までしか歌わせてもらえなかった。なんかで歌詞を全部見たらやっぱりパパ死んでた
>>421 私もあの歌いやだ。私の通ってた小学校では月曜日の朝に全校集会があって、
そこでみんなで月ごとに定められてる歌をうたうの。あれ、マジで悲しくなって泣けた。
当時酷くいじめられてたし、父親は単身赴任で週末だけ帰宅する感じだったから
よけい悲しかった。
423 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/30(日) 15:16:25 ID:3FH2Y6xw
【前頭前野の異常】インターネットをやり過ぎると以下のことが起こります。 ・キレやすい性格になる。 ・協調性の低下。 ・人をいじめたり、日常会話で暴力的な発言をする。 ・羞恥心の欠如 ・集中力の低下ぼーとしてる時が多い ・すぐに理屈をこねる。 ・常に2chのことを考えたり、ネットがやめられない。 ・学校や会社をサボり易くなる。 ・世の中に対して悲観的になる。欝 ↑貴方はどれに当てはまりますか?ネットはやめましょう。
グリーングリーンってベトナム戦争中に日本語の歌詞がつけられて 反戦の意味をこめたってきいたことあるよ。
>>425 目を閉じて噛み締めてるってことじゃないかな。
歌だと自分は『主人は冷たい土の中で』って曲が嫌だった。
もうタイトルからして暗い。
曲調と原題なら何とも思わなかったのに…。
歌だったら「マルセリーノの歌」が嫌いだったな。 死んでる子に「おはようマルセリーノ、お目目をさませ」って呼びかける歌
草競馬って歌が嫌だった。 最初は明るく始まるのに 最後馬は足折って、使い物にならなくなったので食べちゃったとか そんなもん歌詞にするなって感じ。 アメリカの田舎ものはそんなんが娯楽か!と思った。
あか太郎 小3ぐらいの教科書に載っていた。 子供が居ない貧乏な老夫婦が、自分の垢をこねて作った子供。 韓国のあかすりを見るまで、垢が粘土のようにこねられるのが理解で出来なかった。
>429 間違えた 誤:理解で出来なかった 正:理解出来なかった
>>426 あ!そうか〜。その解釈なら冴えた表現になる。
432 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/30(日) 23:13:46 ID:joMW2v+2
>>427 歌詞はともかく高音オンパレード曲なので、
歌いにくくて嫌だった。
って、マルセリーノって死んでたのか。知らんかった。
>>432 ごめん、自分はそういう風に教わって信じてたんだけど、今調べてたら
映画のテーマ曲みたい。
最後に死ぬのは確かのようだけど死んだ子に「目を覚ませ」って
呼びかけてる歌かどうかはよくわからなかった。
ハンパな書きこみしちゃった…。
434 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/30(日) 23:24:54 ID:Md5bUUzM
「黒パン俘虜記」 シベリア抑留の話で、やくざあがりの兵隊が上官の軍服を暴力て奪い取って君臨し、 他の兵たちを酷使して、自分は捕虜のくせに大金を得ていく。ノルマを果たせない 人は「暁に祈る」という制裁をやられて死んで行く。 描写が実にむごたらしく、やくざものというのは最低の人種だなと思った。
それ子供の時に読んだのか? どこで?
「はまひるがおの小さな海」 小2か小3の国語の教科書に載っていたと思う。 潮が引いた後に小さな水溜り(海水だまり?)に 取り残された魚が、そばに咲いているはまひるがおに 「ぼくはこのままだと干からびて死んでしまいます」 となきつく。 はまひるがおは「わたしをつむと雨が降るという言い伝え があるから、誰かが通ったら私を摘んでもらいましょう」 という。 最後はどうなったか忘れてしまったけれど、はまひるがおの やさしさ云々より、自分のことしか考えられない魚にむかついた。
>>94 96
妹のウメはまだ三つ。霜焼け崩れで手に巻いた布は膿でべっとりくっついてるから
交換するときにいつも泣く。あるとき長松はうまいことを見つけた。
ウメが泣きそうになったら、「ウメ、見ろ、アンちゃんのツラ」眉をハの字に下げて
ベロを出しすと、ウメは笑い出してしまう。
ある年、年貢を納められずに困った村人を代表して、長松の父ちゃんが将軍に
直訴しようとし、捕らえられてしまう。
長松一家は張り付け。
刑場でウメに槍が向けられる。「ヒーッ、おっかねえ」ウメが泣き叫ぶ。
と、長松が「ウメー、おっかなくねーぞう、見ろ、アンちゃんのツラ」
村人達は泣きながら笑った。笑いながら泣いた。
長松はベロを出したまま槍で突かれて死んだ。
、
438 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/31(月) 00:34:41 ID:TM9pf0UG
>>429 それ、力太郎じゃないのか?
物語自体が嫌だったかどうかまでは覚えてないけど、『ちいちゃんの影送り』
習った後校庭に出ると、誰もが延々と上向いたり下向いたり
ししおどしみたいな動きを無言で繰り返してるのを窓から見た時
何だか無性に気持ち悪いと感じた。
物語じゃなくてスマソ 小学4年のときならった『とんび』の曲 とべとーべぇ とーんびー♪たのしぃげーにーわをかーいーてー♪って歌詞で、タイトルは忘れた。 担任がこの曲にはまり、毎日毎日漏れらを校庭に集合させる。 とりのように手をばたばたさせて、集団で校庭のグラウンドを旋回しながら合唱。 他のクラスや学年のヤシが変なものでもみるように窓からニヤニヤしながら眺めているのが屈辱だった。 奇行は春も夏もつづいた。 夏休みがおわった九月。 担任がいやらしいことをしてくびになったとクラスメイトたちが騒いでいて、実際二度と担任にあうことはなかった。 影の話でフラッシュバックした。
タイトルは忘れたけど、小学校の頃の教科書で読んだ話。 二人の男が釣りに来て、理由はわからなかったけれど、 兵隊に捕まって銃殺されてしまう話。 銃殺を命じた男が彼らの釣った魚をフライにしろと良いながら、 彼らの銃殺を眺めつつ食べるのが楽しみだとか言っているのが、 寒気がするほど怖かった。 ただ釣りに来ただけなのに無知から (たぶん釣りはしてはいけない場所だったんだろう) 銃殺されてしまう理不尽さ、取り返しのつかな過ぎる話に、 子供ながらに憤りを感じた。
まあ…今でも嫌なんだけど、子供の頃とにかく嫌で嫌で たまらなかったのが、友達の家で読んだ恐怖漫画。 誰の何ていうマンガだったか忘れたけど、母子家庭の男の子が 事故で両手両足を無くして顔も化け物みたいになり、 優しかった母親が日に日に虐待するようになって…。 最後は母親が部屋に連れ込んだ客(母親は途中から水商売)に 殺されてしまい、死体の傍らで男の子が泣いているという話。 怖いというより不安で嫌な気分がしばらく続いた。
>>438 同じだよ>力太郎
おじいさんとおばあさんは最初『あか太郎』と名付けたんだけど、
そのうちもの凄い力持ちになって、
「これはもう『あか太郎』じゃなくて『力太郎』じゃ」つって改名した。
443 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/31(月) 17:36:55 ID:w6aWpcWe
「たにし長者」親の命令でたにしに嫁入りさせられる娘、悲惨すぎる。最後人間になるってのはご都合主義。 「猫岳」私はむしろ行ってみたいぐらいだが、普通の人にとっては嫌な話であろう。 「蕎麦の羽織」蕎麦の大食い横綱になりたくてたまらなかった男が、うわばみが人を 飲み込んで腹が苦しくなったときある草を飲み込んで一気に腹をへこますのを見て、 強力消化薬草だと思って蕎麦食い大会に持参する話。結末は・・・
思い出しました。 漫画で死んだお母さんから横笛をもらった女の子が、地獄に引きずり込まれ、笛をくれくれと魑魅魍魎どもに凄まれ、笛を死守しながら生還する話。 目玉の池みたいなのに突き落とされ、からだじゅう目玉だらけになった絵は吐きそうになって、思い出すたびに恐かった。
小学校低学年くらいに教科書に載ってた「おにたのぼうし」。 鬼の子のおにたは見知らぬ家の洗濯ものをこっそり雨の日に取り込んであげたり、男の子の失くしものを見つけてあげたりする優しい鬼。 節分の日、どこもかしこも豆をまいてるので行くところが無いおにたは、豆のにおいのしない家の天井に忍び込む。 お母さんが病気で、女の子がその看病をしていた。 女の子を喜ばせたいと思ったおにたは、帽子をかぶって角を隠して、ごちそうを持ってきてあげる。 女の子は感謝するが、お母さんが病気なのは鬼のせいだと言う。 おにたはショックで泣き震え、家を飛び出してしまう。 女の子が追いかけると、戸口には帽子と豆だけが残されていた。 女の子「あの子はきっと神様だったんだわ」と言い、残された豆で「おにはあそと、ふくはあうち…」と豆をまく。 最後までおにたがむくわれない上に、女の子はわけ分からん勘違いして終了。極めつけに鬼は外連呼。 やりきれなくて嫌な気分になった。
446 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/31(月) 20:55:22 ID:lmc8W0Gb
>>445 「おにだって、いろいろあるのに・・・おにだって・・・」
ってやつだね。
音楽の教科書に乗ってた「魔王」の歌詞 魔王が自分を狙うと何度も怯えて訴える息子に全く取り合わない父親、 気付いたら息子は死んでました、みたいな。 皆おもしろがって歌ってたがつらくて仕方なかった。
448 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/31(月) 22:08:21 ID:4u5P0tUg
>>433 亀レスだけど
その映画は、マルセリーノっていう信心深い女の子が教会のキリスト像にいつもパンを供えてて、
そのうちキリスト像と話ができるようになって「いつか天国につれていって」みたいなことを
話してたら、本当に死んじゃったっていう話。
自分は歌わずにリコーダーで合奏してたけど、親にその話聞いてショックだったなあ。
449 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/07/31(月) 22:15:44 ID:fGI1neLE
>>447 自分はそれより何より、日本語訳歌詞の坊やのセリフ、
「お父さん、お父さん、魔王が今 坊やをつかんで連れて行く」
というのが解せなかったのだがw
>>443 オチ書いてくんないから気になってぐぐっちゃったよ。
見てもちょっと考えないとわからなかった。
>>448 男の子だよ。
>>439 なんかわかる。
子供を実際以上に子供子供させようと、
言動を管理したがる教師って、ヤバい可能性大。
うちの担任は事件こそ起こさなかったが、
「こどもなんだからこれぐらい恥ずかしくない」的スタンスで
女子の着替えをのぞき、二次性徴の講習に入り込んで、
水泳授業の時、黒いビキパンの前が湿ってた…orz
>>448 「穢れ無き悪戯」ていう映画だとしたら、
450氏の言うとおり男の子だったと思う。
>>445 泣ける…
鬼を男性と読み替えてみよう 時代の気分だ
>>443 パタリロの作者が、この話のパロディを描いてたね。
そっちは蕎麦じゃなくてパスタだったけど、内容はほとんど一緒。
ラストシーンで人間の形になったパスタのかたまりが椅子に座っている
シーンは怖かった(一応、ギャグマンガらしいのだが…)。
小学生の時に読んだ「走れ」って話がいやだったな。お姉ちゃんと弟とお母さんが出てきて お母さんはお弁当屋さんで働いてて運動会の時にお弁当屋さんのお弁当もってきて 「唐揚げはいつもより大きいのよ。出し巻き玉子だって…」とか言ったら、 弟が「こんな弁当嫌だ!」とか言っちゃって… もちろんお姉ちゃんと弟もかわいそうだったけどお母さんが一番かわいそうで泣いてた覚えがある。
グリーングリーンの歌詞全部知りたい‥
457 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/01(火) 04:03:25 ID:jgdzrpCr
>>426 あ〜おく晴れたそ〜ら〜白い〜雲〜
そ〜よ風優し〜く〜昔をか〜た〜る〜
お〜も〜い〜だ〜〜すぅ〜〜あ〜の〜え〜〜がお〜〜〜
ね〜むれよ静か〜に〜
静かにね〜む〜れ〜♪
だよね?
この歌、なんとなくビクター犬がハチ公的に主人を待ってるイメージ。
主人ってまさか奴隷のマスターじゃないよね?
アメリカ民謡は怖いからなぁ
458 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/01(火) 04:08:04 ID:Tu/wwtLw
ゴンギツネを撃ったジジイが死ねと思った
ウサギとカメのウサギが、わざわざゴール手前で寝るのが納得いかなかった。 教訓としては分かるんだけど、 徒競走で途中で寝るって有り得ないだろ!と。
24時間マラソンくらいな感じだと思えば納得いかん? ゴール手前とは言ってもまだ1qくらい残していたかもしれない
461 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/01(火) 11:35:01 ID:cZuNx5a3
>>341 マジレスしてもしょーがないかも知れないけど
トットちゃんは今で言うADHDみたいな子だったので
あの学校じゃなきゃ駄目だっただろうと黒柳本人も言っている。
あの本自体ADHDがメジャーじゃなかった頃に
自伝であると同時に問題児を抱えてる人にも向けられて書かれたものかと。
「穢れなき悪戯」は教会の前に捨てられた男の子が牧師さんたちに育てられていたんだけど ある日屋根裏のキリスト像を見つけてパンを持っていってたんだよね。 そんで「ママに会いたい」って望んだら…って話。 いくら男の子の望みとはいえ殺すことないだろ神様?って子供心に思った。
マルセリーノ・パーネ・ヴィーノってタイトルでリメイクされてたよね。 私はそっちの新しいのしか観たことないんだけど、筋とは関係のない狐狩りの 場面が嫌だったな。
チリンの鈴 今見ても、救いのない鬱展回にヘコむ…
妖怪人間ベムの最終回。 人間酷すぎる
466 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/01(火) 20:57:23 ID:5/Lx8JHj
ドナドナ嫌だった 小牛になにもしてあげられないのに歌う資格なんてないと思った。
468 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/01(火) 21:38:41 ID:/ewb7lI+
>>459 そういえばうさぎと亀の教訓は
・出来るからって鼻にかけて怠けてはいけない。
・亀みたいに頑張れば何事も出来る。
のどっちが主流だった?私は後者が主流で亀が勝つ訳無いって思ってたけど、
母の時代(50代)は前者が主流だったって聞いて納得出来たよ。
うさぎが寝たから亀が勝ちました。なんてまぐれを人生に期待出来ないってのは子供でもわかるよ。
因幡の白兎。 全部自業自得だろ!食われなかっただけありがたく思え! かわいこぶって大国主命に泣きつきやがって! と、むかついた。
>>468 「勝負は最後まで分からないので途中で油断してはいけない」だったな、自分は。
日本むかしばなしでやってたうさぎと亀は、うさぎと亀と亀に協力したフクロウ、みんな痛い目にあっていたのでなんとなく鬱気分になった。
その昔「ぶんぶくちゃがま」があんまり好きじゃなかったな。
ほんの些細な悪戯心で茶釜に化けただけだったのに、最後まで戻れず病気であぼん。
当時幼稚園児だったが、今まで生きてきてなんかの作品を見て泣いたのはこれだけ。
しばらくしたら日本むかしばなしでは絵も話も子供向けに作りが変わってた。
471 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/02(水) 00:12:37 ID:xhWfNxN5
天才バカボン 馬鹿すぎてやだった
>>469 まぁ兎も悪いが、受けた罰が過酷過ぎるのも確かだし。
というかアイツ、ちゃんと恩返ししたんだっけ?
アニメの「オバケのQ太郎」で、何の話か詳細は忘れたがQ太郎が馬鹿すぎる話があった。 本気で殺意を感じた。 でもあいつ、殺しても死なないんだよね・・・
死ねって誰に向かって言ってんだとか言い返されそう
>>455 うわーそれ覚えてる@21歳
お母さんの気持ちを考えるといたたまれなくて駄目だった
小学校の国語の教科書読み返したくなるな
恐怖漫画だから嫌だと思って当たり前なんだけど… 「蔵六の奇病」
「チョンドリーノ」 悪さをして蟻に変えられた子供なんだけど この手の、姿を変えられる話のパターンとして 「最後には人間に戻る」ってのが お約束だと思ってたんだけど…。 (ニルスの不思議な旅とか) スト…蟻のまま…il||li _| ̄|○ il||li 怖いよー。 挿絵も不気味で怖かったなーと 思って全集をひっぱりだしてみたら 昭和37年発行とあった…そりゃ絵も古いわ。
>>473 原作のほうの「ロボコン」がそんなかんじ。
テレビだと「勉強は0点ばかりだけど、健気に頑張るいい子」
ってかんじだけど、漫画のほうは
はた迷惑な、ただのDOQ。家族も本気で迷惑してる。
480 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/02(水) 20:57:31 ID:M8SdZEIj
>>468 勤勉なウサギには亀は勝てないけど、世の中自分の能力を過信したウサギばかりだから、あなたは不器用でもこつこつ頑張りなさい。
とわが子には教えています。
>480 イイ(・∀・)! 12星座の由来の話がどれもこれも嫌でした。 特におひつじ座。 継母に殺されそうになった双子が金色の羊に乗って逃げるが、 海を渡る途中で、妹が海に落ちて死んでしまう。 その妹を気にして振り返る羊の姿が星座になりましたとさ。 なんで羊なの!?妹はどうなった!?つか、妹助けろよ!
>12星座の由来の話がどれもこれも嫌でした。
一応全部書いてみる。
おひつじ座:
>>481 おうし座:ゼウスの不倫で美女が牛に変身
ふたご座:双子の英雄の昇天記念
かに座:ヘラクレスに踏み潰される
しし座:ヘラクレスに絞め殺される
おとめ座:大地の女神
てんびん座:厭世観を覚えた女神
さそり座:ヘラクレスを瞬殺
いて座:故意ではないがヘラクレスに殺害される
やぎ座:怪物から逃げようとしてみっともない格好に
みずがめ座:お稚児としてさらわれる
うお座:怪物から逃げるために魚に変身
まともなのは、ふたごとおとめ位か・・・
ヘラクレスこわっ
さそり座最強ということだな
みんなの仇を倒してくれたし<さそり座
背負っている業も考えてみた。 おひつじ座:虐待 おうし座:不倫 ふたご座:双子で甲子園出場 かに座:圧殺 しし座:絞殺 おとめ座:子供を誘拐される てんびん座:引きこもり さそり座:無差別通り魔殺人 いて座:とばっちり死 やぎ座:パンツが半分ずれた状態で避難 みずがめ座:ウホッ うお座だけ思いつかん・・・
お前が考えたものかよ
サソリが倒したのはオリオンじゃなかったっけ? お互いが星座になった後も仲が悪いから、 サソリ座は夏の、オリオンは冬の星座に分かれたとかなんとか…
結論としてヘラクレス無敵 不倫を察した奥さんに毒殺(故意ではないが)されるまでは
491 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/03(木) 06:38:06 ID:uiopnIZR
アニメのヘラクレスでは獅子がライオンキングのスカーだったわ 私はかちかち山がだいっ嫌い おばあちゃんを殺すなんて人間じゃない!! この汁椀ひとつ分の値打ちもないタヌキが! 死ね!死んで詫びろ!
492 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/03(木) 07:14:45 ID:4K64XIH2
愛少女ポリアンナ物語 声からしてとにかくうざくて嫌だった。 わたしのアンネット 2chでは大人気だが(笑)登場人物全員嫌いだった。
>>482 牛になったのは美女じゃなくてゼウスの方じゃなかったっけ?<おうし座
牛に化けて美女をさらっていくの。
んで、彼女の名前がエウロパで、ヨーロッパの名前の由来になりましたとさ、という。
ギリシャ神話といえば登場する神々のあまりのDQNぶりに閉口した子供時代
ゼウスのエロオヤジっぷりには驚いた 妻のヘラも嫉妬深すぎて嫌だった。 カシオペア座のカシオペアは自分の美貌に陶酔してしまい 海の女神を怒らせて、自分の娘を鯨に生贄に出す破目に なったんだよな_| ̄|○
狂言の 「 附子 ( ぶす ) 」。 水あめを全部食べちゃったのなら、素直に謝れば いいじゃんと思った。 大人になった現在、周囲からは「空気を読まない奴」と 言われている。
甘いものの貴重さが違うからね。
498 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/03(木) 20:40:14 ID:x3AhtwBN
まぁあれだ。太陽に浴びろ
>>491 重度の火傷を被ったあげく、溺死させられてますがな。
昔話って、けっこう「復讐」がテーマの作品が意外に
多かったりする。
500 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/04(金) 01:52:22 ID:mx7h0qx/
何か不愉快になるスレだな
501 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/04(金) 16:17:27 ID:1fwWE0eL
>>491 おまいは雄山か。
>499に加えて、火傷にカラシ塗られてるし。
ウサギ、すげぇ粘着サディスト。
猿蟹合戦といい勝負。
合唱曲だけど、「チコタン」 途中までギャグ展開な癖にラストでいきなりチコタンが死ぬ。
>>502 チコタ〜ン、笑ろてる〜
写真の中からぁ・・・・
音楽の授業中、涙をこらえるのに必死だったよ。
消防時代は音楽授業の歌唱で泣くっつーのは
学校でウンコくらい恥ずかしかったもんなー。
>>502 同じ作詞者の「日曜日〜一人ぼっちの祈り〜」もかなりキツイ…
ってか破壊力は上かも。
平たく言うと「飲酒運転はやめましょう」な内容なんだけど
人殺しの子!人殺しの子!人殺しの子!とか、もうね(ノД`)
505 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/04(金) 23:13:54 ID:jhIQ3jCv
幼稚園にあった「半日村」 あと・・・ど根性ガエルでエレベーターに閉じ込められて ぴょん吉とビスケットを半分にして→半分・・・粉になって くしゃみしてなくなる。って話。これ見て中学までエレベーターに乗れなかった。 エスカレーターでいいやん派 今はシンドラーで乗れない
>504 なまじ前半がごく普通の平和な家庭を装っているだけに 後半の強烈なことと言ったらないよね。 詩を読んだだけでげんなりした。あれは子供に歌わせちゃあいけない。 交通刑務所の受刑者にでも歌わせておくのがいいと思う
507 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/04(金) 23:45:57 ID:QdFBCGX3
鏡のなかの迷宮。 児童書なのに、最後に主人公クラスの男の子が一人死んでしまう。 そのときに女神が「生き返るなんて、甘い。だって、これはお話じゃないんだから」みたいな ことを言うんだけど、お話じゃん!! 大体、女神を生き返らせるために、その男の子は命を使ったわけだから、おまえが 命を返してやればいいんじゃ!! おとなしく墓に戻れバカ! すっごい後味悪い結末。
508 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 00:06:16 ID:Z1EeiApI
ドクタースランプあられちゃん 汚い 何が面白いのか笑いのつぼが最後までわからなかった
宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』が大嫌いだった。 話の中盤に、鳥のかたちのチョコレートっぽいお菓子(架空の商品)を 売ってる男が出て来るんだが、こいつがめちゃめちゃうざい。 卑屈で子供相手にヘイコラして、おまけに浮浪者みたいに汚い服と顔で、 主人公のジョバンニも「何コイツ…」みたいな顔で見るキャラだった。 この男のキャラがイタくてイタくて、それ以降の話にも集中できなかった。 他の銀河鉄道の乗客がほとんどキャラ薄いので、この男の汚さといじましさしか心に残らない、不快な作品だった。 そのくせ世間的には「少年の友情と星屑がキラキラ」みたいな方向性で 本屋で売られてるのがムカついた。(絵本や漫画の表紙など) 大人になって宮澤賢治そのものに詳しくなると、キラキラ童話どころか 結構日本的な汚いドロドロ情緒の世界を描いてる人だと分かったんだけどね。 でも銀河鉄道以外にも『風の又三郎』とか『セロ弾きのゴーシュ』なんかで 自然や動物たくさんのほのぼの童話を書く人、というイメージで まだ見られてるんじゃないだろうか。そして未だに銀河鉄道を誉める気にはなれない。
次郎物語 家庭内いじめられっ子もの。 とにかく不快な思い出しかない。
よく覚えていないが、「二人の王女」みたいなタイトルの話。 どっかの国に王女様が二人いた。 姉はすっっっげえ美人なんだけどすげえバカ。 妹は逆にどうしようもない不細工なんだが頭は良い。 で、パーティーなんかすると、最初のうち客は美人の姉のほうに群がるんだけど、 あまりのバカさに呆れられて、次第に話の面白い妹のまわりに輪ができるようになる。 姉は妹から「若いうちはいいけど年取ったらアレだから姉ちゃんも勉強しとけ」とか言われるが バカな上に今まで何もしないでいた奴が急にやろうと思ってできるもんじゃない。 そのうち何を思い立ったか無謀にも勝手に一人旅を敢行!! …が、もちろん即効で行き詰まって困り果てる。 そんなところで王子様登場☆ おとぎ話の例に漏れず、花嫁探し中。 だがこの王子様、賢くて勇敢なんだがどうにも見た目が貧相。 助けてもらった王女は「そうだ、私の美貌とあなたの賢さを半分こしましょ!」 とか言ってなんか魔法でうまいぐあいになんか分け合って、 互いにそこそこ頭良くてそこそこ見た目もいい丁度いいカポー誕生! 王子様の国で結婚して国民も大歓迎! 末永く幸せに暮らしましたとさ、ちゃんちゃn …って、ブスでも頭が良い妹の王女はどうしたぁぁぁああ!! そんな行き当たりばったりで王子と幸せになるなんて許せNEEEEEEEE!!! と、当時からブスの私はとても納得がいかなかった ブスが幸せになったっていじゃないかー頭が良くて話が面白いんだぞー ちゃんと自分で勉強するしユーモアのセンスもあるしやさしいこころを持ってるんだぞー…
妹は国民に慕われる立派な女王様になったんじゃね?
514 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 00:44:06 ID:VZJX4sa2
フランスのアニメ映画のファンタスティックプラネット。動きとか宇宙人とかまじ気持ち悪い。今も見たくない。
>>511 の物語なんて正に意味の無い子供だまし物語の典型だよなww
その物語は何を言いたいんだよww
516 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 00:56:55 ID:VZJX4sa2
小学生の時に学校にコピー室みたいな所があって、そこにあるガラスケースの中に何故か白鳥の剥製が置いてあった。色がちょっと灰色の若い白鳥で、見る度に胸が痛かった。
>>511 ブス王女と半分こすればよかったのにww
518 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 01:32:14 ID:bKp9ZJ9t
>>514 充血した目の異星の魂が交尾しに別の星に飛んで行くやつ?
月曜日は遊びの日と言う文庫に出て来る
わがままな妹の話がなんか嫌だった
>511 私が読んだバージョンだと、もっと酷かったよ。 その旅先で合った王子は、醜いかわりに賢く しかも、「自分を世界一愛してくれる人に 自分と同じくらいの賢さを与える力」を持ってる。 王女の悩み(頭が弱い事)を知った王子は 「賢さをあげるから結婚しよう。一年間 時間をあげるから、 それまでに 心の準備をしといてね」 みたいな事を言って、王女に賢さを与えて行く。 城に帰った王女は 美しい上に賢くてモテモテ、 妹姫は「賢さ」という取り柄が意味を持たなくなって 今や単なる雌猿も同然(←この表現が酷い)誰も相手にしなくなる。 一年経って、王子がやってくると 賢くなった王女は 「あの時は愚かだったから簡単に約束しちゃったけど、 賢くなってみると 結婚とか悩む」 みたいな事を言い出して(何言ってるんだか。ムカツク) それに対して王子は 「賢くなったんだから、正しい判断をする条件は 前よりアップしてる筈でしょ」 と返して、納得した王女と結婚、 いざ約束を守ってみると、愛の力で 王女の目には 王子の姿が美しく見えましたとさ。 という話だった。 妹姫 可哀想すぎる。
子供の頃に読んだ絵本(タイトル不明) 満月が出ていて、その下の池に魚がいる。 その魚を取ろうと、サギたちが舞い降りてくるんだけど その時に月が「このお魚さんたち、食べられてしまうのかしら かわいそう・・」 と呟いて冷たくなる。すると池の水の表面が凍ってしまった。 サギは魚が取れなくなってしまい、寂しそうな鳴き声をあげながら 空へ戻ってしまう。月はそこでほっとしてめでたしめでたし。 という話。サギは魚を食べられなきゃ生きていけないだろうに・・ 子供心に理不尽だと思った。
521 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 04:48:11 ID:VZJX4sa2
>>519 作者の人間ができてないね。かなり子供に悪影響。姉の姫は結局頭良くないし。
>>519 それ・・・どこの国の童話?グリムとかの有名どころ?
胸糞わりぃにも程がある
523 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 05:50:18 ID:osNS9uSk
>>519 だいたい何の努力もせず知性や才能が降ってわいてくるなんてありえないし。
それは美貌もまた同じ。
内面も外面も磨く努力しなさいと教えてくれる童話ならともかく、なんじゃそらー
>>519 上の方でちょっと言われていた「上の子救済モノ」ってやつか?
作者も上の子で、下の子のような幸せを上の子にもとか考えて作ったのかもしれんが
それで出来上がったんがこんなんじゃ余計上の子のイメージが悪くなるだけだわなあ。
まあ、かといって姉妹逆転したら、姉はブスの上に唯一の取り柄も妹にお株を奪われるという
まったくもって姉としての立場のないラストになってしまうわけだが。
526 :
511 :2006/08/05(土) 12:05:48 ID:YC+RcGSd
>>519 ソレダ!
と思って調べてみたら、「冠毛(とさか毛)のリケ王子」という話だった。フランス童話。
私もたぶん同じのを読んだんだけど、別の話とごっちゃになったようだ。
キリスト教圏では予定説の延長で
見た目がいい=神からの恩恵がある人=幸福になるべき人
という見方があると聞いたことがあるようなないような。そういう話か?
とりあえず、
頭イイ美女>>>>>>>>>>>>>>>賢いブス>バカ美人
の構図が世間にあると幼いうちに知れて良かったよ('A`)
実際には バカ美人>賢いブス なわけだが('A`)
>>512 美人への嫉妬のあまりそういう見方ができなかった。
王子様探しの旅路で吊ってくる('A`)
527 :
519 :2006/08/05(土) 13:12:35 ID:5tzpMGxC
今、私ももう一度その本読み返したんだけど この結婚って「姉姫が王子を婿に迎える」んだよ。 ホントに妹の立場が無い・・・ というか、妹を出す必要があったんだろうか。 単に「キレイだけど頭の悪いお姫様が居ました」で良いじゃん。 だったら、こうも悪印象を持たなかったと思う
フランスか・・・なるほどね・・・
529 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 15:00:55 ID:TkpH0s1Z
>>529 子供にそこまでもとめるなよ
たしかに今改めて読むと、祖母に密着されてる恭一とか気の毒だわな
531 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 19:03:04 ID:9wkjbc7g
3枚のお札
>531 話の内容は覚えてないが、すごく嫌な話だった事は思い出した。
和尚さんがカニってるのがいやや
道徳の教科書には結構理不尽な話が多かったな。 「万年筆の話(タイトル失念)」 主人公のおっさんが、海外(南米っぽい記述)に行った際、その時代でその土地では外国人が珍しかった。 行く先々でサインを求められるんだが、あるときバスを待っていたら少年にサインをねだられた。 運悪くサインをしている最中にバスが来てしまい、少年にサインと万年筆を渡してしまった。(ここあやふや) おっさんは「大事な万年筆だったのにな。やっぱ外人は信用ならねーな」と思う。 日本に帰国し、たまに万年筆のことを思い出して悔しがるもどうにもならない。 しばらくたったある日、心当たりのない人からくしゃくしゃの包みに包まれた万年筆が届く。 だが、万年筆はペン先が曲がりどうにもならない。 いぶかしむおっさんが同胞されている手紙を読むとそこにはこう書かれていた。 「あの時サインをいただいた少年の母です。あの時ペンをお返しできなくてわが子は悩んでおりました。 あなた様の住所を調べたところやっと分かったときには大変な喜びようで『早く僕返してくるね』といっていたのです。 万年筆を返そうと包みを持って家を出たとたん、わが子は車に轢かれなくなりました。 ペンを盗ろうと思ったのではなくお返ししようと探していたため時間がかかりました。 ペンが壊れたことと合わせてお詫びいたします」 おっさんは「なーんだ。そーだったんかー。ちと疑って悪かったかな?」といった感想。 それで話は終わるんだが、胸糞悪くなっただけだった。子供心にも得たものは何もなかった。
536 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/05(土) 22:43:09 ID:j7sIhvZG
タイムボカンシリーズの悪役の女の人のおっぱいポロリシーン
「冠毛のリケ王子」ぐぐったらあらすじ読めたよ。 せめて妹にも賢さ分配能力があればよかったのに。
>>536 あれがあってこそのタイム母艦シリーズ(;´Д`) ハァハァ
でもよく考えてみるとモロ乳出しだったな
特にドロンジョ。
その系列で一番嫌だったのは
ヤッターワンが壊されてしまったとき。
後にヤッターキングが出てきたけどなんか悲しかった。
どの作品でも3悪の名前は、ドロンジョとボヤッキーが浮かんでしまう。 いかつい奴の名前(トンズラ)は一発で思い出せない。
>>534 道徳の教科書ほどもやもやするものはないよな。
そしてどうせ「答え」通りに発言すりゃいいんだろと思っていた俺は大人。
・・・と勘違いしていたあの頃の俺を殴りたい。
>>540 それはお前は悪くないだろとマジレス。道徳の授業は算数と違うと
気づけないカリキュラム制作者が悪い。
銀貨と少女 だったかな、家を追い出された(?このへん曖昧)プチブル家庭の 心優しい少女が、寒い冬の街で 「あなたのコートは暖かそうですね」 「あなたの靴は(ry」 「あなたのスカート(ry」 「上着(ry」 と言われ、何人かの乞食に服を全部あげてしまい、とうとう真っ裸に (とか言いつつ、挿絵ではキャミソール姿)。 寒くて凍える少女をかわいそうに思った神様が少女の上に銀貨を降らせる… という美しい話だったんだけど、子供心にも少女のストリップとか 浮浪者が服だけで満足してよかったな、とかもやもやして どうも楽しめなかった。
すっぽんぽんで銀貨持って店に入ったら通報されるよ
>>542 その挿絵、うpキボン!うpキボンヌ!おながいしまつ!!
もやもやする、とはまた別なんだけどさ 女が墓場から骨拾ってきて、それでスープを作ろうとする絵本なんだけど。 なんの骨かもわからん上に墓場にあるなら多分人骨だろって言う骨でスープを作ろうとする女も気持ち悪かったし 最終的に自分の骨を回収にくる「何か」も気持ち悪かった。 絵も全体的にトーンが暗めで、とにかく怖かったなあ
不思議の国のアリスが嫌いだったな。 あの話に出てくる、自分のことばかりで人の話をきかない わがままな生物たちが嫌いだった。ルックスも悪い奴らばかりだし。 あれをどうファンタジーとして楽しめというんだ?と思っていた。 (ディズニー版は見たことなかったので余計に) 大人になると、あれはそのまま小さい子の悪夢の世界を描き出したところに 味があるんだと分かるようになってから好きになったけどね。 外国のとある監督が、アリスの完全(?)実写版みたいなのを作って、 それに出てくる動物たちは本物をCGで合成したものだった。 ブタの赤ん坊とかフラミンゴとハリネズミのクロケットもみんな本物の動物使ってて、 いかにあの世界が不気味でおぞましいものであるか再確認したw
>>546 いや、ディズニー版はディズニー版で結構イラつくよ
チェシャ猫とか帽子屋と三月ウサギとか花たちとか…
アリスが「あたしいかれた人たちには会いたくないわ」とか言うんだがそりゃそうだと思った
>>542 「星の銀貨」だよね。
ちなみにドラえもんに、舞台劇を自動的に演じさせてくれる道具の話があって、
この話は当然ヒロインがしず以下略。
モーパッサンの「首飾り」という話が嫌だった。
主人公が知人に高価な首飾りを借りてパーティに行くんだが、その首飾りを失くしてしまい、
よく似た首飾りを買って返すことにして莫大な借金を背負い、身を落として働いて
何年もかけてやっと借金を返す話。オチもあるんだがさらに救いようがない。
子供の頃に限らず今読んでも嫌な話だと思うが、この作者の話は基本的に全部嫌だ。
O・ヘンリーの「賢者の贈り物」も なかなかイヤだな。
550 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/07(月) 22:50:51 ID:pxLxY32s
星の銀貨ってこんな話じゃなかったっけ(私が見たのはパロ漫画だけど) 貧乏家庭の親が死ぬ。遺された姉妹はパンをもっていった。 姉がまた物凄いいい人で、自分も貧乏なのにそこらの乞食に服をあげてしまう。嫌がる妹(主人公)の服も乞食にあげてしまう。そして青年の乞食にもっていたパンまであげてしまう。 姉「いいことをすればきっと神様が助けてくださるわ」 冬に裸でいた姉妹は風邪をひいて、姉は死んでしまう。 姉「いいことをして生きなさいそうしたらあなたは幸せになれるわ」 町に稼ぎに出た時、あの時パンをあげた青年に会う。どうやらあの時のパンでどうにか生き延びてその後仕事に成功して今は裕福な暮らしをしている。その青年の家に貰われて幸せに暮しましたとさ♪ってかんじだった。 多分本物だと姉が死んだ時に涙で星がぼやけて銀貨に見える。最期に金持ち気分で自分も死ぬ〜て感じかな。
にんじん。あれは怖かった。 ストーリーなんかふっ飛んでるが、妙に性的な印象を抱いた気がする。 怖すぎて読み返す気にもなれない。なにが怖いのか分からないけど怖い。トラウマ。
にんじんは多いね。 にんじんが周りからの愛を得られず鬱々と繰り返す日々。 寄宿舎で誰にも愛されるバラ色のほほを持つ少年をねたみ、 人気者で誰にも優しいがにんじんにだけは冷たい教師のあたりも暗い。 一番ショックだったのは去っていく誰かに対して、にんじんが自分で傷着けその血でほほを赤く染めるシーンだ。 「これで僕も愛してもらえるんですか?」みたいなことを言い放つ。 ルナール自身も親との関係に悩んでいたらしいが…
553 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/08(火) 00:37:22 ID:hljz2bO7
>>552 あ、それ、教師だか寮長だかが美少年の頬をつついてるのを見て嫉妬したにんじんが、
校長に「生徒にいかがわしいことをしてる職員がいる」と言いつけて、首にしたの。
そんで私が読んだ訳では、去っていく教師(寮長?)を見送る美少年&他の生徒たちの
姿を尻目に、「俺だって頬ぐらい赤く染められるんだからな」と言ってた。
もうとことん芯まで根性捻じ曲がってる感じ。
510>529 内容覚えてないんだけどそうかもしれない たしか小学生(か中1)くらいだったと思うんだけど、 自分も虐められてる気になって 心身にジクジク来る苦痛を耐えたことしか記憶に残ってない。 まー自分は学校でも友達いな(ry で耐性がなかったのかも。 これに懲りてにんじんは途中で放棄。
神話や昔話で 「あれ?この人物は何のために出てきたの?」とか 「オチは?」とかおもうのは、 そういう昔の話は印刷技術がない時代に、 それこそ人から人へ伝言ゲームで伝えていったために だんだん話がおかしくなっていった可能性があるらしい。 オチの違う似たような話があるのもそう。 不思議の国のアリスなんかは、その場のアドリブで子供に聞かせた話らしいし。 教訓とか、起承転結を最初からもとめてないものも多そう。
まんが日本昔話で放送された「十六人谷」が怖かったなあ。 老人がなぜかわからんが若い女性に自分の昔話をしているところから始まる。 老人は昔きこりで、若いころ、ある女の人がが山の柳の木を伐らないように 頼みに来るんだが、なにぶん下っ端なのでみんなを止めることが結局出来ず 木は切り倒されてしまう。その夜その女が再び木こりの寝所に現れて 仲間15人の舌を抜いて殺してしまったのを見て、命からがら逃げ出した、 という顛末を老人が語るんだが・・・ いやー、怖い。
まんが日本昔ばなしなら、タイトル忘れたけど白鹿の話がこわかった。 猟師が山に入って、間違ったか調子に乗ってたかで、 本来は殺してはいけない筈の、神様のお使いといわれる白い鹿を殺してしまう話。
竜になったお母さん 貧しい村で、食料がないときに母一人子一人で生活している家族がいた。 母は新しい子を身ごもっているんだけど、生活が苦しくてろくに食料もない。 そこで谷にイワナを捕りに行ったときに「三匹以上食べてはいけない」という掟を 破って食べてしまう。すると母はその場で竜に姿を変えてしまい、残された子は その後いろいろな苦労に巻き込まれる…(後半うろ覚え) 子供も可哀想だけど、お腹の子のためにすこしでも栄養つけようとした母の心情が 哀しくて、なんかやり切れなかった。 ていうか「お一人様三匹かぎり」ってスーパーの特売かよ! オバチャンならオバチャンらしく「妊婦なんだから二人分いいわよね?」って言い張れ!
>>558 東映マンガ祭で見た「龍の子太郎」に似てる。
龍の子太郎の方は、妊娠中に食べてはいけない岩魚を食べて、
お母さんは龍になってしまってから赤ちゃんを産む。
おばあちゃんが代わりに育てるんだけど、お乳が出ないから、
龍になったお母さんは赤ちゃんと一緒に玉を渡してこれを舐めさせてくれと・・・
その玉を舐めて赤ちゃんは育つんだけど、途中で玉は嘗め尽くしてしまって、
おばあちゃんが赤ちゃんを抱いて龍のところへ新しいのもらいに行く。
実はその玉はお母さんの目玉で、残りのもう片方も赤ちゃんにあげて、盲目になる。
目玉を取り出して赤ちゃんに舐めさせる…っていうのが、想像したら怖かった。
DHC
561 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 05:44:15 ID:d0GJ8RHS
亀チラだが 「一本の花」を理解出来なかった奴は、DQN親になるのが分かった・・・ 三つ子の魂だっけか・・・
562 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 06:14:37 ID:Nd9aGTSk
「ひとつの花」かな? ひとつだけちょうだいっておにぎり食べまくるゆみ子の話
563 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 08:04:39 ID:7QmdccxD
ほたるの墓。もうやだあれ・・。
564 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 08:37:52 ID:3LwWht3U
一杯のかけそば 感動するか?ただの貧困(ry クリーミーマミ 悪役?ライバルに同情してしまった。
鶴の恩返し、白雪姫、マリアの子供など、「開けてはいけない」ものを開ける話。 私は子供の頃、大人に「触っちゃダメ」と言われたら触らない子だったので (良い子だった訳じゃなく、「ダメ」と言われてまで触りたい欲がなかっただけ)、 いい大人が見てはいけない・開けてはいけないと言われているのに、なぜ開けて しまうのかと、いつもイライラしてた。特に2度も痛い目にあっておきながら、 しかも小人達に散々念を押されておきながら、結局3回目も魔法使いのババアに ドアを開けてしまった白雪姫には「もう!大きいお姉さんなのに何やってるの!」 と思った(当時持ってた絵本では、胸も大きい年頃の女の子として描かれていた)。 ドアを開けなかったらお話が始まらないことに気付いたのは、もう少し大きく なってからのことだった。もし自分が「よひょう」だったら、鶴が衰弱死するわ。
566 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 08:50:28 ID:NcZPq4D2
フランダ−スの犬 正直者は馬鹿を見る? 人魚姫 王子を助けたんじゃないのに黙ってる王女が許せない 三匹のクマ 糞図々しい侵入泥棒餓鬼はクマに頭から食われろと思った。 幸福の王子 ツバメ殺すな。おまえだけ幸せだろ。一時しのぎの施ししかしてないし。
ツバメはM属性なので大丈夫。最後に王子とキスできて幸せにお陀仏。
>566 人魚姫の王女は一応ちゃんと助けたんだよ、海岸に倒れてる王子様をね
>>566 一時しのぎの施しワロス
大人になってからの話だけど
「幸福の王子」を読んだことなくて知らない、という人がいたので
ストーリーを説明してあげたら
真剣な顔で「貧乏人に突然、エメラルドとかあげるのは
危険ていうか、良くないんじゃないの…?」と言っていたのが
おかしかった。566さんと同じこと思ってたんだろうな。
>>569 >幸福の王子
あー確かに、同じ貧乏人でも小さい女の子に宝石をあげたときは、
「何てキレイなガラス玉なの!」というセリフがあったと思う。
それを読んだときは、(この子は贈り物の価値を分かってるのか?
すぐにそのへんの大人に巻き上げられちゃいそうだな…)とモヤモヤした気分になった。
いい大人なら換金の手順も分かるんだろうが。
幸福の王子は、ツバメに 「今までありがとう。もう寒くなってきたから、南の国へ行ってください」 って言うんだよ。 でも、ツバメは王子のことをすっかり好きになっていたので、 どこにも行かずに王子のそばで亡くなるのさ。 お人よしで馬鹿な男と、その男に尽くす女の話。 ・・・って、大人になって原作読んで気づいたんだけど。
>>571 ツバメは最初、「私はそろそろ南の国へ行くので…」と二度目以降は渋るんだよ。
でも王子にどうしてもと頼まれ、断りきれずに何度も運んでるうちに完全に王子や街の人の事を想うようになる。
そのうち王子が「もういいよ」と言ったけど、「もう南の国へ行ける体力は無いから」とずっと王子に寄り添う。
…ので子供の頃は、王子ずうずうしいなあと思って読んでた。
ツバメの親切につけこんで、急いでる奴引き止めるなと。
一回一回違う動物に運んでもらえればそうは思わなかったかもしれない。
王子だけが最後処分されても十分悲しい話だったと思うし。
幸福の王子って最後に、 ---引用--- 神様が天使たちの一人に「町の中で最も貴いものを二つ持ってきなさい」とおっしゃいました。 その天使は、神様のところに鉛の心臓と死んだ鳥を持ってきました。 神さまは「よく選んできた」とおっしゃいました。 「天国の庭園でこの小さな鳥は永遠に歌い、黄金の都でこの幸福の王子は私を賛美するだろう」 ---引用終わり--- っていう描写があって終わりなんだよね。 私も幸福の王子は子供のとき嫌いな話だったけど、今このスレ読んで 改めて考えると「天国に召される」ことがほんとうに幸せなことだとしっかり信仰している 人達にとってはハッピーエンドなのかも知れないね。
574 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/09(水) 22:14:35 ID:fAmZNK67
>>566 隣国の姫はたまたま打ち上げられ瀕死の王子を見付け、介抱した。
ゆえにこれも助けたわけであり、人魚姫に王子を託されたわけではないので隣国の姫は図々しくない。
むしろ口がきけないなら、なぜ絵を描いたり字を書いて、王子に「溺れてるあなたを助けたのはこの私」と伝えなかったのか
人魚姫の知能の低さにイライラした一年の夏休み。
>574 >なぜ絵を描いたり字を書いて、王子に「溺れてるあなたを助けたのはこの私」と伝えなかったのか 30過ぎた今でも思いつかなかったよ…orz あんたカシコス!
人魚姫は「漁夫の利」が教訓の話だと思ってたな、ずっと。
>>571 実はツバメは雄。作者がゲイなので、この話もゲイの話だと、ミョーに熱の入った解説をしてる本があった。
問題は、その本が「中学国語教師用の指導ガイド」だったことだ。
オスカー・ワイルドが同性愛者だったことぐらい、知ってて構わん知識だと思うが。 しかも国語教師なら。わざわざ生徒に教えることはなくてもさ。 指導ガイド読むくらいならいい年した大学生なんだろ? 何にせよそんなワイルドの童話は、小動物や少年の自己犠牲の美しさを称えると同時に、 女のイヤな面を描いたのも多いな。 「ナイチンゲールと薔薇」の、健気なナイチンゲールと対比するように イヤミで傲慢に書かれてる令嬢なんか特に。
ああそうだ、オマケにツバメは物語の冒頭で、 つれない葦の妖精の女の子に恋をしてフラれてるんだよね。
580 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 01:30:54 ID:F6zoDNCM
実はオスっていうか、昔からオスとしか思えなかった…。 メスのツバメが一人で南の国行くという図が思い浮かばず。 あと単に喋り方がどう見ても男だった(私という一人称も紳士的だったし) ただ、ゲイの話だったのかー。
581 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 01:35:22 ID:YKPviBLD
雉も泣かずば…っていう話が嫌だった。 曖昧だけど最後に女の子が雉になって飛んでいくような話。
582 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 02:42:39 ID:AR2/ZLQ/
>>519 私が読んだのはもっとひどかった
タイトル巻き毛のリケ
前半は同じ。
リケ王子との約束なんてすっかり忘れていた姉姫だが、偶然にも約束の場所(森)に現れる
そこでは小人達がせっせと結婚パーチィの準備をしていて、姉姫は自分とリケの事だと気付くが自分にはとっくに婚約者(隣国の濃い顔王子)がいて、もうすぐ結婚パーチィも迫っている
急いで城に戻ろうとするが、森でリケに会ってしまう
リケ『あぁお姫様、来てくれると思っていました』
姉姫はこんなブチャイクとは結婚したくないから断ろうとするが、リケも負けじと得意の理論で勝負
しかーし姉姫も賢くなっているのでそう簡単には説き伏せられない
が、そこで姉姫はとりあえずOK出して後で結婚解消すればイイわ、と思い
姉『わかりました。あなたと結婚しましょう』
と言った瞬間リケがかっこよく見え、永遠にリケを愛する
実は姉姫にも愛する人を美しくする力があった、というオチ
あぁ胸糞悪い
昔風の子ども向け世界なんたら全集にあった話で、外国のすごいやんちゃな
いたずらっ子のいたずらエピソード満載の話。
主人公の男の子が列車に乗って停車中、対向列車もとまってる。
双方窓が開いてる。発車した瞬間、小さなポンプ?に詰めた
万年筆のインクを、窓越しに対向車に正装して乗ってる客に思い切り
ひっかける、とか。
姉の結婚式かなんかで、新郎に爆竹しかける、とか。うろ覚えだけど。
別に天真爛漫元気な子イイ!ってトーンなわけじゃなくて、いたずら後は
親きょうだい周囲に当然のように叱られまくるし、これはやりすぎだよねって
感じで笑う話だったのだろうけど、それでも自分にとっては被害者の状況に
思い入れてしまって笑えなかった。
あと、亀だが
>>246 「銀のスケート」かな?
我が家はびんぼーだったけど、それでも金持ちの家の子=意地悪という
パターンを理不尽に思ってたから逆に気持ちよかったなあ。
584 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 02:54:57 ID:Dpj+Qxd0
嫌っていうか、悲しくて泣いたのが 「ごんぎつね」
585 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 06:33:47 ID:kNPH9uCw
昨日、日本昔話でやってたね。>ごんぎつね 後味悪い。死んで終わり、救いが無い。
昔、「世にも奇妙な物語」で 呪いの人形(ピンクの着物を着た不気味な市松人形)を見た人が 次々と死んでいく話あったんだけど、これが怖くて未だにトラウマ。 その人形は、家具の物陰や夜の窓ガラス、テレビの画面、登場人物の背後など 日常の何気ない所に突然姿を現すのだが、誰もその存在に気付かない。 もし、人形の存在に気付いてしまったら最後、助かる方法はなく100%死ぬ。 その人形を見てしまった男性が、 口から白くてドロドロした液体を嘔吐しながら死んでいくシーンが 未だに忘れられない。 その話を見てから2〜3年は、寝るときに必ず頭まで布団に潜って寝てた。 「布団から頭を出すと枕元に人形がいるかもしれない・・」なんてことを勝手に想像しながら怯えた。 それから10年以上たったけど、今でも一人でいるときに時々 「うしろに人形がいたりして?」なんてことを想像して、ゾクッとする事がある。 あと、夜の窓ガラスや鏡を見るのも少し抵抗を感じる。
587 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 08:35:30 ID:R34aV1Xx
588 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/10(木) 09:02:44 ID:W24nepES
子供の頃じゃないからちょっとスレ違いだけど不幸の子供っていう絵本。 ある所にお金持ちの女の子がいた。(童話の金持ち特有のわがままさは一切なし) ホーキンスという人形をいつも大切に可愛がっていた。 しかしお父さんが戦争に行き、行方不明に。お母さんはそれを気に病み、病気で死ぬ。 みなしご状態になった女の子は弁護士の叔父さんに引き取られるが、叔父さんも事故で死ぬ。 仕方なく孤児院に入るが、まわりの子供からいじめられる。 唯一の友達のホーキンス人形を引き千切られたりする(この時の絵が…) 先生は女の子にだけ厳しくして、しょっちゅう頭の上に 分厚い本を乗せてバケツ持たせて廊下に立たせる。 ついに女の子は孤児院を脱走するが、逃げている途中にゴロツキに捕まってしまう。 朝から晩まで暗闇で働かされ、女の子は目が見えなくなる。 ある日、ゴロツキが発狂したので女の子は必死で逃げ出したんだけど 目が見えなくてほとんど何も食べていなかった女の子は倒れてしまう。 そして戦争から帰ってきた馬車で女の子を探しているお父さんが 女の子をひいてしまって女の子は死ぬ。お父さんが慌てて抱き上げて 「大丈夫か?かわいそうに」といって終わり。 (ガリガリであまりに変わり果てていたので娘だと気付かなかった) ここまで救われない話も珍しい。最近たまたま読んだけどすごく鬱になったよw
昨日の「ごんぎつね」は悲劇度が増してて更に後味が悪かった。 あそこまで話をふくらませたら悲しくて立ち直れない。
>>588 を読んだだけで鬱になった('A`)
凄く嫌だというわけじゃないんだけど、小学生の頃読んで怖かったのは
「ふたりのイーダ」。
主を亡くして、空っぽになった家の中をさまよう歩く椅子の描写が
怖かった。主人公の幼い妹が椅子に惹かれて家に入ってっちゃうんだけど、
普通そんなん見たら泣いて逃げるだろ!アリエナス!!と思ってた。
原爆関連の話なんだけど、何で被爆者の人が(元気そうなのに)
仕事も結婚もせず、家にいるのかがよくわからなかった。
確か映画化もされて、学校でみんなで見た記憶もある。
やっぱり椅子が怖かった。
>>588 エドワード・ゴーリーだよね。
不幸な子供もだけどゴーリーで一番嫌な気持ちになる絵本はギャシュリークラムだった。
AからZまでの頭文字の子供たちがいろんな死に方をするだけの絵本だけど、すごく嫌だった。
でも、久しぶりに見たら絵とか綺麗で好きになってしまったw
「ゆびっこ」 ゆびっこは仲良し五人兄弟の指。いつも5人(本)一緒なので、たまには 別行動をしようとそれぞれお出かけする。 しかし、ゆびっこ一人(指一本)ではどうにもならず、すごすご帰りいつも どおり一緒がいいねというお話。 読んでいるうちはwktkしていたが、最後に子供の手に指が戻り寝ている 絵を見たとき、ゆびっこが留守中の子供のことを考えたら、怖くなった。
>>592 >ゆびっこが留守中の子供
星新一の「となりの住人」って作品がそんな感じの話だ。
指が帰ってこなかったら、指の主の人間はホコリになって消えてしまった…
厨房の頃に読んだがすごい怖かった。
物語じゃなくて童謡だけど、「山寺の和尚さん」酷いと思ってた 猫を紙袋に押し込んで蹴るって どれだけ残虐なんだ
なんとかゴーリーって人の「不幸な子供」 挿絵も不気味だし、実際ありえる話で怖い
10歳ぐらいまでは、ドラえもんの映画が怖くて嫌だった。 倒したと思ったのに実は生きている敵。 肝心な時に壊れるドラえもん。 いつの間にか拉致される仲間達。 もうね、「あの時こうしておけば・・・」的な展開のオンパレード。 でも、数年前にレンタルで見たら結構面白かった。 雲の王国と日本誕生は相変わらず怖いと思った・・・。
小公女が嫌いだった。 小公子の方はおじいさんがちょっとわからずやなだけで、明るい話なのに 小公女の方は一応ハッピーエンドだけど陰湿。 似たようなタイトルだっただけに、読み比べてイヤになった。
>>597 おお同意。私も小公子の方が好きだった。
しかし大人になって読み返したら(※)、逆にセーラの自己陶酔的完璧さ・
セーラ父の親バカ・ロなんとか(セーラに懐いた小さい子)のムカつく態度・
アなんとか(セーラと親しいのんびり屋の子)の鈍さ、それに対するラヴィニア
(だっけ?セーラにクラス1目立つ生徒の座うばわれた子)だのミンチン
先生だの「悪役キャラ」の感情も理解できて、英国の階級社会という背景とも
あわせると、子どもの頃にはただ不快だった陰湿っぷりが興味深くも読めたり。
※青空文庫で読んだんだが最後にアメリアがキレる場面が
ないんだよなあ。あそこ好きだったんだけど。
版によって結構ちがうのかな。
似たようなタイトルつながりでついでに。 「平家物語」(もちろん子ども向け現代語訳)を面白いと思ったから 「源氏物語」にも手を出した。 …戦が起こらん!恋愛模様なんて興味ない!
>599 あるあるw
名作文学を子供向けに改変するってのもどうかとおもうね。 「狭き門」の改変版を子供の頃読んだんだけど、 自分が不治の病にかかっていることを知った主人公の女性が、 恋人を悲しませないように自ら身を引いたって話になっていて、 そんなことするから余計に恋人悲しんでるじゃん、馬鹿みたいって 当時は思ったんだけど、大人になって読んだら全然違う話で驚いた。
602 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/11(金) 07:37:49 ID:IO2jRqI+
アーメンガード
603 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/11(金) 07:50:40 ID:MV0ICwMH
不思議の国のアリス恐くて泣いた…
>>601 同意・・・
しかし改変で影響力の大きいのはディズニーだよな。
ピノキオでさめかシャチを鯨にするくらいはいいけど、人魚姫も
ハッピーエンドにしちまうしな。
赤い靴。 子供用の薄い絵本を読んだけど読んだ後めちゃくちゃ嫌な気分になった。あの話はもう読みたくない
嫌な物語じゃないが、ここの住人は詳しそうなのでひとつ教えてほしい。 英語の教科書に載ってた物語で、ウサギみたいな男が「オー!アイムレイト!アイムレイト!」とか言ったり 妙に渋い顔をした人面卵が出てきたりするのって知らない? ストーリーはどんなんだったか知らないし(授業中は半分以上寝てた) 他も記憶が飛んでしまって分からんが、俺はあの卵が好きだった。 どっかの俳優みたいな顔つきは好みのタイプだったし、ノートにイラストをよく描いたことを覚えてる。 あいつにもう一度会いたい。教えてください、お願いします。
あぁー、これこれ。 俺が見た奴はもっとかっこよかったけどな。 ありがとう。ちょっと調べてみる
>>607 これ見るとディズニーのって、鏡〜と不思議〜のが混ざったような話だったんだな…。
ヘッセの「少年の日の思い出」は親の代から国語で習ってるが 親も自分も大嫌いだった。正直になった所で許してもらえるでもなく ただ主人公のスネに傷が残っただけってリアルではあるんだが許せない。 あと、「海のおばけオーリー」ていうのが絵が恐かったので印象残ってる。 金儲けのためにオーリーを母から拉致して売り飛ばしたバカは何の咎めも無しかよ。
>>604 ディズニーの「ヘラクレス」、ギリシャ神話を冒涜してるよね。
本当の話を子供が読んだら泣き出すぞ。
っつうか、あの作画はいったい・・・
ギリシャ神話だとどーしてもメデューサ退治の話が納得行かない メデューサ以上にアテナが最低女に見える
613 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/11(金) 15:04:59 ID:/c30DW2q
>604 それどころかディズニーは「リトルマーメイド2」なんて作ってるよ 主人公が無事に王子と結ばれて娘が生まれいたりする。 (ただこの「2」は原作の設定云々を抜かしても普通につまらないんでアレだけど)
>>608 ジョン・テニエル画のやつじゃない?
ハンプティ・ダンプティにテニエルも加えて検索してみて。
泣いた赤鬼 その後が気になるなあ あの後赤鬼は村人達と普通に暮らして行けたんだろうか? あと青鬼はどこへ行ったんだ(´;ω;`)ぶわっ
>>604 デズニーの人魚姫、アンデルセンの故郷の人(人魚姫の銅像がある)が嘆いていたよ。
「デズニーの影響で、人魚姫がハッピーエンドのハーレクインもどきの作品だと、勘違い
している観光客が多くて困る」
オリジナルでは、泡となった人魚姫は風の妖精(物の怪なので、スンナリと天国には
行けない。が、風の妖精となり数百年間善行を積むと天国に行ける)となり、仲間達と共に
世界中を旅して回る……ってラストが好きだなー。(宗教色が強いでの、現在の版ではカット
されているらしい)
蟹満寺というお寺にまつわる伝説 信心深い村娘が、食料として売られた蟹を買い取って逃がしてあげた。 ちょうどその日、蛇が蛙を食べようとしているのを見た娘の父が蛙を哀れみ 「娘を嫁にやるからその蛙を見逃せ」と言うと蛇は蛙を放した。 そんな事はすぐ忘れてしまった父と娘の元へ1人の男が訪ねて来る。 その男が娘を向かえに来た例の蛇の化身だった。 父は三日の猶予を貰い、その間に厳重な小屋を作って娘を中に入れてしまう。 約束通り再び訪ねて来た男は怒って大蛇となり、娘のいる小屋を壊そうと暴れた。 その時、中で怯える目の前に観音様が現れて安心するように娘に言う。 やがて外が静かになったので娘が出てみると、蛇は全身を刻まれて死んでおり その周りにはその蛇と戦ったらしき無数の蟹の死体があった。 観音様の御加護に感謝した父と娘は蟹達を埋葬した後に寺を建てた。 よくある恩返しだけど、嘘に振り回されて餌取られた挙げ句殺された蛇と 巻き添えで死んだ蟹が可哀想すぎ。 宗教なんて所詮人間に都合いいようにしか出来てないんだなと思った。
>618 こないだたまたまつけてたまんが日本昔話でやってた、それ
蟹を助けなければ2つの命だけですんでいたのにな。
リトルマーメイドってハッピーエンドだったんだ、知らなかった。 逆に見てみようかな…
>619 なんか見た、それ。 なぜそうも簡単に娘をやるとか言えるの?くそ親父。
安請け合いの父親が何も罰せられてないのがイヤだ。 ドラえもんの「ドロン葉」という話が苦手。 犬に暴力を振るうヤツもイヤだし、犬と入れ替わったそいつが 子供:子犬時代を懐かしんでいるシーンを見ると いじめられてる犬が毎日そんな風に悲しがってるんだろうな…って 胸が締め付けられる。
セーラに懐いた屋根裏部屋の子ってベッキーだよね?
人魚姫、何で自分が助けたと言わなかったんだって 何回が出てるけど、もしかしたら言えなかったんじゃない? 嵐の海で溺れたのを助けたなんて言っても人間の姿じゃ信用ならんし 人魚だと信じた所で( ゚д゚ )な話だしな 話を詳しく覚えてないけど言ってみる
ていうか、人魚姫は口がきけないの。 だから文字にして表せよってみんな言ってるんだと思うが。 ま、単に文字が書けなかったのかもね。
いや、そうじゃなくて。 文字にしろ身振り手振りにしろ自分が人魚だと言い出せなかったんじゃね? と勝手に思ったんですごめんなさい(´・ω・`)
>>624 ベッキーもセーラと仲良くなった子だけど、寄宿学校の下働きとして
こき使われてる子だよ。
アーメンガードはセーラの同級生。学校の生徒。
トロくてみんなに馬鹿にされてるような子で、最初はセーラを
遠くから仰ぎ見るような感じだったけど、セーラに「お友達に
なりましょう」と言われ、勉強を教えてもらったりする。
セーラが生徒としての立場を失って下働き兼教師見習いみたいなことに
なっても、セーラの友達として接し続ける。
あ、
>>602 さんサンキュ。自分もア何とか(
>>598 )って名前忘れてたよ。
話かわって、
ケストナーが苦手だった。最初の長々とした「前書き」が嫌だった。
ケストナー自身も、「これうざいと思ってる人いるよね」と自覚して
るようだが、彼のユーモアとやらが自分にはツボじゃなかったらしい。
人魚姫の話は、「声が出ない」以外に言い出せない理由があれば納得したんだけどね。 人魚とバレるとヤバかったのかね。 東洋系の伝説だけど、バレたら不老不死の肉として命を狙われるとか。
>>630 水族館で魚とかを見て日本人が「おいしそう」って言うのはふつうだけど
人魚姫見て「おいしそう」とは言わんだろうが、それでも下半身魚だしね…
人魚の刺身…いや気持ち悪い妄想はよそう。
ちょっと思ったのが、キリスト教世界では人間と非人間を峻烈に区別するから、とか?
ローレライとかは歌声で船を難破させたり、 船員を誘惑したりするっていう怪物伝説があるから 言い出せなかったのかと思ってたなー。 本人は優しい人魚でも、人魚って言ったら怖がられちゃうことを恐れたとか。
633 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/12(土) 20:30:55 ID:2wfm8Qmk
幼稚園の頃に教育テレビで見た人形劇で 女の子が赤ちゃんを渡されて抱いていたら、いつの間にか 赤ちゃんが豚に変身していて逃げていくっていう場面を見た。 子供心にかなり衝撃的でガクブルだった。 てかありえない話なのでその後何年も忘れられずに あの話は一体…???って思っていた。 小6の時に「不思議の国のアリス」を読んでいたら 赤ちゃんが豚に変身したっていう場面があって 「ああ!あの話はこれだったのか!」と妙に感動した。
不思議の国のアリスといえば、豚の赤ん坊を手渡される家の前にいる 上半身魚、下半身人間の挿し絵が怖くてしょうがない。テニエルだったかな? 小さい頃嫌だったのは落語の「犬の眼」。 病気だか怪我だかで悪くなった眼を竹筒でくり抜いて、犬の眼を代わりに 入れてしまう話。御丁寧にもクルクルポン!という擬音まで付いてた。
ウルトラマン大好きっ子だった自分だが、唯一生理的に無理だったのはジャミラの話。 怪獣化したとはいえ故郷に見捨てられた地球人の成れの果てのジャミラを スペシウム光線で殺すのは人道的に反するとか言う事になって 代わりに一見ショボそうなウルトラ水流だかで水ぶっかけて倒す…んだが ジャミラがそれでねちねちと悶死していく様は未だに見てて寒気がする。 人道とやらを守った結果が本来守るべき元地球人相手にこの仕打ちって いっそ一思いにスペシウム光線でさくっと死なせてやった方がどれだけ人道的か。 この時ばかりはあの正義のウルトラマンが怖くて いつものようにジュワッと飛んで行くあの後ろ姿を撃ち落としたくなった。
>635 >スペシウム光線で殺すのは人道的に反するとか言う事になって そうだったのか。 ジャミラは水に弱いから単純に水流で攻撃したのかと思ってたけど、 それはそれで辛いな・・・
ウルトラマンは、時々重い話をやるよね・・・。 ジャミラは有名だけど、やりきれんよなぁ、あの話は。 バルタン星人の話も何気にひどいけど、子供のときは嫌じゃなかったのでスレ違いだな。
「怪獣使いと少年」とか。
そんな制作裏話が・・・。 なんかスペシウム光線は高熱に強いジャミラには効かないから水、と いう流れだったと思っていた。 住んでる星を破壊されて地球に助けを求めにやってきたけど 結局戦いに・・・みたいな話も時々あったよね。
ウルトラマンといえば、ウルトラ兄弟全員がゴルゴダの丘に全員磔にされていたのがトラウマだった。
人魚姫。納得がいかなかった。
ジェットマンの最終回は当時中一だった自分でもかなりのショックだった もっと小さい時に見てたら凄まじいトラウマになってただろうな
最後は確か敵を全滅させてから、普通の人間に戻った赤とピンクが結婚する。 そして黒(スネ者で昔ピンクに横恋慕していた)がその結婚式に向かうが その途中で運悪く通り魔に刺されてしまう。 で、式場にやっと辿り着き、親友の赤とピンクに精一杯の祝福を残した後 黒は仲間達に看取られながら、1人永遠に眠る…んじゃなかったか (色とかうろ覚えだけど)
大体そんな感じだったと思う。 ピンクじゃなくて白だよ。
646 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/14(月) 11:14:45 ID:9KM+vG0z
ドーベルマン刑事みたいだな。
レインボーマンの敵も可哀想だが(私はチョンじゃないけど子供心にトラウマ) ウルトラマンシリーズの中のはとレースのはとが怪獣になる話と牛が怪獣に なる話が駄目だった、あれきつい 何かの戦隊ものに電車の線路に引っかかって次に会ったときに敵になっている 戦隊ものがあったけどあれは何だったんだろう
649 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 08:55:12 ID:yKeUs1AP
ウルトラマンで公園に書かれたいたずら書きのなめくじみたいなのが怪獣になるのが恐かった。
650 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 08:56:35 ID:cI7yvgwD
特撮で申し訳ないが、機動刑事ジバンという作品。 主人公が一回死ぬんだが、片腕吹っ飛ばされて体から火花吹き上げて・・・
育児板【独りで】虐待をやめたいと思う人 5【悩むな】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/baby/1151998845/ 21 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 17:15:49 ID:C9eIZrXF
さっき、オムツ替えてる時に吐いたりしたからイライラが一気に爆発してかなり強くお尻と太ももの後ろ側を叩きました
ベビは物凄く泣いて真っ赤になって声が擦れて出にくいのに、泣きまくっています。
それに、またイライラして頬を力任せにつねりました。ベビは泣きまずにずっといます。
28 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2006/07/06(木) 19:26:34 ID:ZMKP+FEy
毎日一緒にいると疲れてイライラしてひどい罵声とともに叩いてしまう。
外では優しいいいお母さんのところに生まれて幸せだね、何て息子に声をかけてくれる人がたくさんいる。
でもそれは外だけ、私は鬼母です。最近は息子はおびえています。さっきも頬が真っ赤になるまで叩いてしまった。
32 すぐカンシャクを起こし、ごはんを食べない一歳二ヶ月の赤を怒鳴りながらビンタしてしまいました。
61 赤のほっぺをつねってバタバタもがきながら泣いてる姿を見たら楽しくてスカッとした。
お尻もつねって青く腫れた。腫れた赤のお尻をまた指で弾く。
ギャン泣き通り越してひきつけ起こすかってくらい絶叫泣き。このまま、ひきつけ起こしてほしいよ。
78 赤は、叩いたりつねったりしたり眠らせなかったのでひきつけ?みたいな(過呼吸みたいなの)を起こし、
唇が紫っぽくなり顔が青白くなったので一時預かってもらえました。今は赤と離れてホッとしています。
149 夜旦那が仕事でいない間気持ちのコントロール出来ないで子供を蹴ったり殴ったりしてしまいます。
276 まだ産まれて12日目なのにイライラして叩いてスッキリしてしまった。あたしは心の病気?それとも育児疲れ?
既婚女性板【心の】旦那には絶対言えない過去【奥に】
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1154259322/ ・援、風呂、整形、堕胎。言ってない ・経験人数40人以上
・中学の頃円光・整形・家出・乱交やりまくり・風俗・家庭内暴力 他多数
>>651 で、オマイは今子供なのか?そうでないならスレ違い。
子供なら、自分のママンがこんな鬼畜じゃなくて良かったことに感謝しつつ
宿題やっとけ。
特撮の思い出が続いてるので俺も便乗しよう どの戦隊か忘れたけど、怪人の砂の呪いで、触った飲食物が全て砂になる話。 その後、飢えと渇きで衰弱した人たちが 次々に病院に運ばれてパニックになるシーンが凄く怖かった。
消防の頃に親が持ってた「火の鳥」を読んだ。 未来編が一番怖かった。 主人公が火の鳥に「新しい人類を作れ」的なことを言われて不死になっちゃって 恋人をライバルに殺されて、その後人類は主人公以外全部死んじゃう。 自分以外の人を作ろうとするんだけど全部失敗して ひとりぼっちで何万年も生き続けるのが怖かった。 仲間を探してるときに棺桶の中に人が入ってるのを見つけたけど 「五千年経ったら蓋をあけてください」と言われ 五千年待って蓋をあけたけど、その人は粉々になってしまってたのも鬱だった。 主人公が死んだあと新しく栄えた生物がなめくじみたいだったのも 激しく気持ち悪かった。 消防のときに読むもんじゃないね
世界名作劇場「わたしのアンネット」 なんかやたら崖に突き落としたり物を壊したり。 途中で見るの嫌になってあんま覚えてないけど。
>>655 世界名作劇場とは思えぬ暗い話だったな〜。
最後は一応ハッピーエンドだったような気がするんだけど、
途中の暗い展開の印象が強すぎてよく覚えてない。
657 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 14:50:11 ID:K2MJ5w99
658 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 14:57:08 ID:CKPYWxuR
小学校のときにテレビでやっていた実写映画。 題名わからないけど私は「禁じられた遊び」だと思い込んでいた。 幼稚園くらいのかわいらしい女の子が人混みですっころんで大人たちの足に踏まれまくる。 とにかくギューギュー踏まれまくる。 それ以外のエピは忘れた。
>>657 652じゃないけど「子供の頃に嫌だと思った」スレにそのコピペを貼るのが
スレ違いだって言ってるんじゃないの?
物語とちょっと違うが、小学生くらいの時に見たドラマ。 あるマンションだかアパートで小学生の女の子が転落死した事故を暴く話。 その時マンションではある事件が起こっていて、マンションの中にまでマスコミがごった返していた。 エレベーター前を大勢の人間にふさがれていたため、女の子は階段を使って上の会に登ったが、一気に上の階から降りてきたマスコミ達に押され、 冬で階段が凍っていたこともあって女の子は階段から転落。マスコミは気づかずに死んだ女の子を放置してマンションの外へ。 何気なく見るには鬱すぎた。
661 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 18:07:15 ID:K2MJ5w99
転落死した事故=ある事件なの? ストーリーがよくワカンネ・・・
662 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/15(火) 18:08:09 ID:/Z/8chZe
てのひら文庫だかに、「黄色いタクシーの松井さん」とかと一緒に載ってた話。 井戸のなかに1匹のなまずが住んでいる。話し相手もいなくてさみしいなまずだったが、 時々井戸を覗き込んでは食べ物をくれる赤いリボンの女の子の友達ができ、さみしくなくなる。 ある日、水中に伝わる轟音と地響きに飛び起きたなまず。 井戸の外の川に出ると人の姿は見当たらず、町中きのこだらけになっていた。 汚いどぶねずみたちが喜びながらきのこをむさぼり喰っている。 「空からなにかが降ってきて弾けたたと思ったら、人間どもがいなくなってたんだ」 ねずみに聞かされたなまずは、あの赤いリボンの子はどこにいるのだろうかと 捜し回るが見つからず、とぼとぼと井戸に戻ると 見上げた井戸のふちには、小さな赤いきのこが生えておりました。 どうやら水爆の影響で人がきのこになっちゃったらしいという意味不明な話なんだけど、 最後の描写が悲しかった。
ぐぐったら、いぬいとみこ作「キノコの町」だった。 ところどころ記憶違いスマン
映画「魔女の宅急便」 出てくる人に意地悪な人が多くてしかもそれが街の普通の人々 ってところがこわかった。 メガネも魔女のこと馬鹿にする友達を止めないし、理解できなかった。
>>661 えーと、そのマンションにある事件をやらかした芸能人だか政治家だかが住んでて、そこにマスコミがごったがえしてたとかそんな感じだったと思う
その芸能人の事件の方が大騒ぎだったため、同じマンションで小学生が転落死した事件は(寒さで死亡推定時刻がずれて、その時間マンションには大勢のマスコミがいたということに気づかれず、事故で片付けられたということもあって)報道されず。
なぜ寒い日に小学生はエレベーターを使わず凍った階段を使ったのか?ということに疑問を持った主人公(刑事だったか一般人だったかは忘れた)が真相を調べる。
660はその真相の話。
分かりづらくてスマソ…
なんせ十年以上前に見たものなのでうろ覚えなんだ
あまりにいたたまれなくて後味悪い話だったことは覚えてるんだが
>>665 それは「タブロイド」というドラマでは?
>>665 やたら自殺未遂を起こす芸能人が殺害されて、容疑者が真田ひろゆきで
実は転落死した子の父親だったとかいうやつでは?
ドラマのタイトルは思い出せない。
あ、それだ。りろってなかった。
>>649 ガバドンかな。あれは俺も怖かった。
怪獣にしてはものすごいのっぺりとしたシンプルなデザインで、
それが不気味に見えた。(パワーアップしたら怖くなくなったけど)
落書きが怪獣になるという設定も、オカルトっぽくて怖かったなぁ。
>>654 火の鳥はウツになる展開多すぎだよな。
俺が一番ショックだったのは宇宙編編かな。
異星人の恋人を・・・するのが強烈だった。
それでも俺の中では名作扱いにしてるけど。
>>649 カバドンの事を言ってるなら
あれはウルトラマン怪獣の中じゃ可愛かったと思うw
あ、俺もりろってなかった
672 :
649 :2006/08/16(水) 23:18:11 ID:qwFWLyGf
怪獣自体はトラウマになる容姿ではないんだけど、夕焼けかなんかが妙にノスタルジックというか淋しさを醸し出していた。 町を破壊したとか、人を殺したとか悪事は覚えていないけど、夕焼けにのっぺりした怪獣の記憶が妙にトラウマです。
673 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/18(金) 20:34:01 ID:8O4Omrox
ウルトラマンといえばレオは嫌な話が多くて鬱だった。 海亀怪獣の卵を隊員たちが食べちゃって体じゅうブツブツだらけになって一回死んで 埋められる話とか。これ一話完結じゃなくて3回連続とかだったので毎週鬱だった。
レオ、普通に弱いのが嫌だった。 毎回セブンに怒鳴られて特訓して。 努力は大事、もいいけど、ウルトラマンはヒーローなんだから強くなくちゃダメだろうと 子供心にダメだししてしまった。
レオね・・・ 夏休みにセブンを見て、モロボシダンが出てるというレオが気になってレンタルしたら、 なんかウルトラアイ壊れてるし、それだけで、もう鬱。
レオは確か他のウルトラ兄弟のような生まれじゃなく キングが橋の下で拾った戦災孤児みたいな物悲しい設定だったよな 外見も正義ぽくなくてチンクシャだったし…ちょっとその辺も嫌だった
レオはもともと生え抜きの戦士じゃなくてド素人だったらしい。 外見はウルトラ戦士に似ているけど、戦いの訓練も受けていない一般人みたいなもの。 だから、始めは怪獣に負けたりしてたんだよね。
光線も出せなかったド素人の話の割には驚くほどの残酷描写の連続だったね… 賑やかな宴の席にいた準レギュラー含む大人数の友人、同僚達が老若男女問わず 一瞬で全員あぼーんってよく当時の倫理に引っ掛からなかった物だよ 正義の為とは言ったって本人にすりゃ犠牲が大きすぎやしないか
>>673 >体じゅうブツブツだらけになって一回死んで埋められる
ハゲワロタ
しかし、海亀の卵食べるって・・・ものすごいDQN。
ウルトラ隊員って、警察官より十数段上のエリートって設定だと思ってた・・・
レオの中の人が諸星段の特訓を受けるところが嫌だった とにかくレオの人は「うおー!!」と叫んで何度も諸星に突っかかってくるが 杖をついた諸星に突き飛ばされてしまう。
681 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/20(日) 04:25:06 ID:aE+j6nbc
奴の方がつえぇからなw
682 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/20(日) 04:41:46 ID:oC1DLEyk
レオ、ずっとウルトラ兄妹の従兄弟だと思ってた。 戦災孤児だったのか・・・。 拾われた先が怪獣退治屋だった為に戦わされてカワイソス。
683 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/20(日) 13:59:35 ID:lx+5X8k3
誰も気付かないみたいなんで一応補足しとくけど 海亀怪獣の卵の味噌汁飲んで体中斑点だらけになって死んでいくお話は ウルトラマンタロウのキングトータス、クイントータスのお話だよ、確か。 特撮でいうなら 目が見えなくなるお話全般が怖くてダメだったな スペクトルマンで主人公が目をバーナーで焼かれて変身した後も、 目がケロイドになってた話から始まって 仮面ライダーでオーロラ見た人たちが盲目になる話 タロウでスイカから出て来た毛虫に糸吐きかけられて盲目になる話 ラストはレオの円盤生物シリーズで 「わァ〜、綺麗な桜貝!」取ってあげようと手を伸ばすお兄さん 両目にへばりつく桜貝みたいな物、 目から血を流してのたうち回るお兄さん・・・ これなんか未だに脳裏に残ってる 桜貝みたいな物は円盤生物の体の一部なのだが へばりついた桜貝(みたいな物)の向こうで、お兄さんの眼球が どんな目にあっているのかいろいろ想像してしまって 思いっきり怖い想像に至ってしまった・・・
「わたしのいもうと」という絵本。松谷みよ子作だったと思う。 いじめられて登校拒否になった子の話だけど、暗い話に加えて登場人物全て顔が見えない (後ろ向きになってる絵がほとんど)というのもあって凄く怖い。 あんなに読んで鬱になる話をよく絵本にしたなと思う。
685 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/20(日) 15:19:41 ID:5cxhCvbZ
「変身スグナクマン」とかいうタイトルだったような。夏休みの課題図書。 いじめられっ子で、すぐ泣くからスグナクマンなんだけど 結局いじめられるのは解決しなくて、単に主人公のスグナクマンの 心の持ちようが変わっただけのお話。 挿絵の主人公が弟に似てるのも鬱だった。
>>56 亀だけど、最後のくだりがそれに似た話がある。
本当は怖い童話かなんかで読んだから、もっとえげつない話だったけど。
「キジも鳴かずば撃たれまいに」というセリフも、それを言うあたりのくだりもそっくりそのまま使われてるし。
原作はこっちの方で、それは読みやすく改良した話なのかな?
ちなみにこっちの話は、レイープや人柱として死ぬ様子が結構リアルに描かれている。
うわあ、変身スグナクマンなんて、 ここ見なければ一生思い出すことのなかったタイトルだ。 内容はほとんど覚えていないが、いじめっ子のいじめが 子供向けの割にはえげつなかったような記憶がある。 俺もいじめられた経験があるので鬱。
>>694 松谷みよ子といえば、「ちいさいモモちゃん」シリーズ。
最初はモモちゃんとプーのほのぼのだったのが、妹のアカネちゃん登場あたりから暗くなってくる。
しまいには両親離婚、アカネちゃんはそのせいでいじめられたりして、
最後はパパが亡くなって終わり。
パパは歩く木、ママはとどまる木あたりの表現が凄く怖かった。
モモちゃんシリーズはモモちゃん目線やママ目線だと読み応えあるけど アカネちゃん目線だとイヤは話多いね
>>685 しかもその主人公のいじめられっ子が物語の最後にイジメに対抗するために
決意した事が「やめてよ!もういじめないでよ!」(←うろ覚え)と言う事とだ、という
著者のイジメに対するあまりの認識の甘さに憤りを覚えた
当時いじめられっ子の俺。
>>686 「本当は怖い○○」系、流行ったね。 えげつない方が受けるからね。
むしろ「本当は怖い○○」系の話の方が、普通の民話をえげつなく改良した話だと思う。
>>691 そんなセリフ言ったって「はあーん?馬鹿じゃねこいつ」
とか言われて更にからかいの種になるだけなのにな。
出来上がって一方的に押し付けられる関係性はそんなんじゃ崩せない。
私もただ単に誰にも言わずグッと耐えるのみしかできないタイプだった。
>>692 あれ、民間伝承は元々大人の夜伽話だから
なんでもありカオス状態なんじゃなかったっけ?
それを編纂する時に話自体を子供向けにしたから意味不明なのが出てきたり
ぬるくなったりしたという漢文の先生の話となんかの本で読んだのが混ざった話。
695 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/21(月) 22:04:11 ID:v2mb3wSE
躾
泣ける話が集まった短編集に載っていた話 母と娘一人の母子家庭で、母親がややアル中気味。 酔って帰ってくる母親を、娘は布団に運んでやったりしていた。 ある夜、いつものように酔って帰ってきた母親が絡んできた。 娘は「やめて!」といい、母親の体を押すと、酔って足下がふらついた母親は、 台所の冷蔵庫にぶつかって、そのままもたれこんで寝てしまった。 娘は仕方なく、母親の体に布団をかけてやって、自分も床についた。 翌朝、娘が起きると、母親は昨夜のままの姿で眠っていた。 そっと触ると冷たくなっていて、チョコレート色の液体が鼻から出ていた。 娘はそのまま布団を顔までかぶせ、自分の身繕いをし、 近所の顔見知りの人(たぶん酒屋かなんかの親切な人)のところへ行くために 家を出て行った・・・ こんな内容の物語が淡々と書いてあった。 チョコレート色っていう部分が、やけにリアルで怖かった。 お酒が好きな(アル中ではない)の母を持っていた自分は、 子供心に「酔った母親に触れてはいけない」と思った。
>696 チョコレート色・・・(((( ;゜Д゜)))
歌詞だけど、 「百万本のバラ」がどーにも遣る瀬なくてかなしかったな。 そのかなしみを母に訴えたら、 「じゃあ聞かなきゃいいじゃない」 とさらりと言われた…ママン…。
おやゆび姫 いろんな目にあったけど、最終的に王子様と結婚したおやゆび姫はいいとして やっと授かった子供をとられたままのお母さんがかわいそう。 読みたくなくても妹が寝る前に母に読ませるので欝だった。
「およげたいやき君」が嫌でした 曲調のせいか自由な海中の生活も楽しそうには思えず あげくにおっさんに食べられちゃって気の毒でした。
>>698 なぜか幼稚園時代その歌がものすごいフェイバリットソングだったことを思い出した
もちろん歌詞はサビしか覚えていない
>>700 自分もあの曲調嫌だった
あと「たいやきが海に入ったらふにゃふにゃになっちゃうよー」というのもあって嫌だった
毎日「泳げたいやき君」が 流れててこっちがいやんなっちゃいました
サラリーマンの悲哀とか言われてたな、たいやきくん >701 なんでたまにエビを食えばそれが回避されるんだろうとずっと疑問だった そしてそのふやけたたいやきを躊躇なくたべてしまうおじさんも
704 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/23(水) 05:19:12 ID:jfYbCdle
>>698 自分は「バラが一本一円だったとしても100万円。どこが『貧しい絵描き』だ」
と冷めた感じで聴いてたw
>>698 母親が加藤登紀子スキーで小さい頃の車のBGMは長い間それだったよ
だんだん歌詞の意味が分かるようになって、女優ひでぇと怒りが沸いた記憶がある
>>703 たいやきくん=サラリーマン
鉄板=会社
店のおじさん=上司
海=危ない業界
おなかのアンコ=借金
エビ=女
桃色サンゴ=キャバクラ嬢
難破船=ボロアパート
サメ=ヤクザ
見知らぬおじさん=刑事
って感じ?
いや、 海=脱サラ な解釈だったような気がする
>>698 その歌を親戚の結婚式で歌った人を知っている。
失恋ソングじゃん…
熊嵐がきになるけど、調べるのも怖い・・・。 だれかオブラートにつつんで軽くどんなのか教えてください。
気になって、「百万本のバラ」の歌詞をぐぐってみたのだが、 これは絵描きが悪いと思う。 知らない人から、いきなりそんなもの贈られたら、普通引く。 せめて名乗り出ろと言いたい。
>>712 すごいw
「百万本のバラ」の歌詞読んでみたけど絵描きは幸せなんだろうな。
でも一世一代の事をするんだったら素直に絵を描けばいいのに。
女優もその光景を忘れないだろうが、平行線の人生だね。
>709 大正時代の北海道の開拓部落で実際に起きた事件のドキュメンタリー小説。 僅か2日の間に7人が羆に喰い殺されていく。 かなり凄惨な場面も淡々と詳細に書かれてて、それがまた怖い。 目の前で家族が殺されていく描写とか、妊婦さんとか…。かなり辛い。
熊嵐は
>>139 のリンクを読んでガクブルだったが、
リンク先のずっと下まで見ていくとその事件のあったところを
「ベアーロード」とかって観光化してる現地の考えが一番怖かった。
熊に対する人間の仕打ちの数々を考えたら 悲惨なんて思わない
718 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 02:07:25 ID:E4ptd2mI
クマった、クマった・・・
719 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 02:22:49 ID:HjzlnEhG
幼い頃は何も考えず、好きだった シンデレラや白雪姫、眠れる森の美女等の 童話の姫系のお話が、中学生ぐらいの年頃で嫌いになった 彼女達には地位も美貌もあるから 結局最後にはハッピーエンドなんだって思って
>彼女達には地位も美貌もあるから >結局最後にはハッピーエンドなんだって思って それを言っちゃーお終いよw でも私もそれと同じようなもんでお姫様がさらわれて助けにきた王子様と 結ばれる話はなんかムカついてた。 美人や王女なら王子様が助けにきてくれるわけね、ブスの農民なら王子様は 助けにきてくれるのかアアン?やっぱ世の中中身がといいつつ外見第一かと。 よく考えるとそもそもブスなら鬼も山賊もさらわない。
721 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 06:56:38 ID:Rj9ZblpL
物語って原作の悪は→鬼とか山賊とかカエルとか蛇とかに 原作の善は→美女とか姫とか勇者とか王子とかになってんだよね。クヤシス 百万本のバラ は絵描きがストーカーで(恋)、女優を襲ったら(プレゼント)逃げられて 「僕らは愛し合ってたじゃないか(勘違い)」→「よくも裏切ったな」→「殺してやる」→窓の前の庭は「バラ」=「血」の海 って感じに解釈してみた
722 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 07:11:45 ID:Rj9ZblpL
あと国が豊かになるように、と女が触れたものが金になる魔法?かなんかかけて女が何も食えなくて死ぬって話があったがなんだっけ… 序盤が全然思い出せないorz 小5の時読んだ「本当は怖い」にあった鬼子母神が怖かった 結局お母さんは火あぶり?娘はもう自分の子供殺しちゃってんのに孤児を守るとか…それでいいの?
パンを踏んだ娘。 あの歌が未だに耳から離れない(´□`)
724 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 07:30:00 ID:1xorFOSI
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル 最高峰の熊嵐だが、 クマにしてみれば、冬眠はし損ねるわ、腹は減るわで踏んだり蹴ったりのところ、 単にゴハンを食べに人里へ降りただけなのに、 発砲されるわ、やっと手に入れたゴハンも横取りされるわで、 挙句の果てには熊打ち名人の手であぼーん。 クマカワイソス
テレビ番組なんだけど、「ダメ親父」?だったかな、が 子供心に怖かった。 絵もなんか汚かったし、とにかく奥さんが鬼みたいで ものすごく怖かった。なんのためにあんなひどい漫画が 放映されてたか不思議だ。 昔ってそういう漫画多かった希ガス。マイッチングまちこ先生も 「いいのかな?」って思いながら見てた。
>>722 似たようなのでイソップのミダス王の話が有名かも。
海外小説の例え話みたいなのにもよく出てくる。
金が大好きで大好きで、触れたものを全部金にして欲しいという願いが叶ったはいいけど、
何も食べられないし、あげくに可愛がってた娘まで金になってしまって、
願いを取り消してもらうっていう話。
>>725 まいっちんぐマチコ先生は今見ると全く健康的で
カラッとしてる。
>>725 ダメおやじは、あまりに主人公が家族達から虐げられるので見ていて暗い気持ちになる。
OPもEDも救いようがなく暗い歌詞だし。原作の漫画は読んだ事ないけど、
さらに暗い気持ちになりそうなので、読む勇気がないw
あと、自分は「まことちゃん」がダメだった。内容以前に絵柄が気持ち悪すぎて、
とてもギャグ漫画とは思えなかった。
>>719 有名な挿し絵作家が画集のあとがきに
「童話のおひめさまが幸せになれたのは美人だったからでなく、
逆境の中でも腐らず自分を磨く努力を惜しまなかったから」
という旨の事を書いていた。
彼女らはその美貌を妬まれて理不尽にいじめられたり殺されたりした事を思えば
最後に幸せになるくらいいいんじゃないかと。
>>709 です。
>>714 さん、ありがとうございます。
なんか教えていただいた話は読んだおぼえがある・・・。
731 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/24(木) 18:50:36 ID:e3fpKMmU
>>728 楳図かずおの恐怖マンガだが、
どうしても絵がまことちゃんに見えてしまうんで全然恐怖を感じない・・・・_| ̄|○
>728 ダメおやじの原作はあれからあるお金持ちのおじいさんと 知り合い会社を一つ貰って、妻や子供たちの尊敬を取り戻すんだよ。 最終回まで見てないからそれからどうなったかは知らないけど、 最後に見たのは社長になったダメおやじがタイムマシンで過去に 行き、威厳を示したけれど過去の家族にぼこぼこにされる話だった。 あの後どうなったのかな? 久しぶりに読みたいから探してこよう。
不思議の国のアリスが嫌だった。 特に、トランプが間違って植えた白いバラに赤いペンキを塗る場面。 「バレたら女王様に首をはねられちゃうyo!」と言いながら必死で塗ってるが、 当時、首をはねるという=首にしっぺする、と思い込んでいたので、 そんな事で必死になってるトランプが情けなくて、イライラしてた。
まことちゃんで思い出したが まことちゃんがお使いを頼まれ知人の家に最中の詰め合わせを 届ける物語。 道の途中で最中の餡子を食べつくしてしまったまことちゃんは 迷った挙句「あんこもう●こもいっしょなのら!」と言って 自分のう●(ry そして知人の家にまことちゃんが着くと 待ち構えていたのはまことちゃんの家族一同。 母親が「まことがちゃんとおつかい出来るか試してみたのよ。 このもなかはみんなまことのごほうびよ!」 と言うと、家族は一斉にまことちゃんの口に中にその 最中を・・ 嫌だった。。
まことちゃんは全部そんなもんじゃないかい? 自分は>731とは逆で「洗礼」とかの恐怖漫画の方を先に読んでいたので まことちゃんは怖かった >734の様な場面も「う●」だから嫌と言うより家族の強引さが怖い
>>732 >>725 ですが、ダメ親父にそんな話しがあったとは・・。
たまに偶然見てただけだからなあ。
まだ漫画のほうがさらっとしてるかもね。テレビだとどうしても声とか
歌とかの影響もあるし。
どっちにしろ激しく鬱になる絵ではあった。
>>735 一斉に口に最中放り込むって、虐待でしかないもんね。
まことちゃんは、内容もかなりブラックだったな。
表紙でまことちゃんが逆さ磔にされてたり。
中学生の頃、電車で楳図かずおを見たことある。 ガリガリでテレビ出てる時と同じように赤白ストライプシャツと半ズボン、ハイソックスで、 ふらふら〜って感じの足取りで車両を次々と移っていった。 危ない人みたいで、かなり怖かった。
私は「天才バカボン」(アニメじゃなくて原作)が恐かった。 死にたがってる人を土管に閉じ込めて殺しちゃう話があって、 子供心に洒落になんないと思った。 他にも残酷なギャグが多かった気がする。
バカボンの原作何気に怖かったよな。 私は顔が自由に変えられる強盗をする奴の話が怖かった。 うろ覚えだったが、強盗の共犯の奴が捕まってしまい自分も寂しいので捕まえてもらおうとするが、強盗をした時の顔に戻せなくて…とかそういう話だったと思う。 子供ながらにぞっとした。
まことちゃんでスマソ まことちゃんが騙されて買わされたガマの油の話が怖かった。 家族全員がガマの油を体の一部に塗るんだけど 次の日、塗ったところが腫れてしまって、まことちゃんは大目玉 母親は顔に塗ったので、その時のお化けのような顔が怖かった。 (姉はオッパイにぬっていた。) なんといっても父親がアソコに塗っていて、腫れたアソコを 団扇で扇いでいたのがトラウマ。
バカボンもちょっと怖かったね。ふじこふじおの書く漫画もなにげに怖いの 多かった。思うんだけど、最近の漫画家のなかでそういう才能が減ってきてる 希ガス。子供向けに面白く書いてるんだけど、なんか異色とか、そういうの。 ホラーはホラー。恋愛物は恋愛物。ってジャンルがはっきりしすぎてる気がして。
味わいが単一になってるね。 しかも内容がハンバーガー屋の○○セットみたいに決まりきってる。 或いはテンプレ通りで意外性がないとか。 簡単に消費できるけど、それまでのものというか。 それが全部悪いって訳じゃないが、それだけが幅をきかせちゃうと 選択の楽しみがなくなるんだよなあ。
小学生の頃、図書室でみかけた絵本。 とある女の子がいじめにあい、登校拒否してしまって そこからずっと引きこもりになる。 感情もなくなり話すこともなくなる。 そしてクラスメイトは大きくなって楽しくやっていってるのに 女の子は外にでることにないまま死んでしまった。 絵本なのにこんな救いようのないストーリーでいいのか!? と小学生ながら思ってしまったよ。 今思い出しても胸糞悪い。 タイトルは忘れたなぁ。
×外にでることにないまま死んでしまった ○外にでることがないまま死んでしまった スマソ
746 :
744 :2006/08/26(土) 13:59:28 ID:KFBCuIs8
題名は既出だがそんなきっついストーリーなのか。
しかも実話なのかよ!
死の原因がいまいち不明だな。衰弱死ってかんじでもないし マジで実話なのか。
上に出てた怖いギャグマンガだけど、 あの頃のギャグやコメディといえばそういう 現実の常識では踏み込めない、まともな頭では描けないし 何も知らない子供じゃないと笑えないのが普通だったんだよね。 漫画家と読者の距離がとにかく非常に遠かった。 だからその後出てきたドクタースランプやうる星やつらのような 距離が一気に縮まる作品の登場はとても新鮮で衝撃で、 その影響を受けて漫画家になった人も多い。
太宰治「蜘蛛の糸」 この話を見たのは小学校三年生ぐらいだったからかもしれないけど お釈迦様が物凄い冷たく見えた。
芥川龍之介ですよ。
そのあと、小松左京の「蜘蛛の糸」を読んだらスッキリしますw
むかしのタツノコプロアニメ 樫の木モックとけろっこデメタンは うんざりしてた。
755 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 08:26:23 ID:HO7LhGzC
アニメーションが暗いし、殴られるシーンとか打ちのめされるシーンが手抜きなくリアル。
嫌だったアニメと言えば「ポールのミラクル大作戦」 怖かった 筒井康隆の「母子像」っていう怖い短編に通じる
757 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 11:08:26 ID:cwXWUDjg
子供のころ読んだわけじゃないけど 吉田戦車の「いじめてくん」の中の「鉄の村松」 スピルバーグのA.I.より泣かせる、切なく嫌な漫画
「こころにのこる1ねんせいのよみもの」という短編集にあった「いちねんせいとひよめ」という話。 〜ストーリー〜 ある学校の通学路の脇に池があって、そこにはひよめ(水鳥)がいました。 学校に通う一年生たちは、行き帰りにひよめに「だんごやるからくうぐれっ。」と 声をかけると水に潜るので、面白がって毎日声をかけていました。 ある日一年生たちは道徳の授業でうそをついてはいけないと教わりました。 「うそをついたら地獄に落されて閻魔様に舌を引っこ抜かれてしまいます。 だからうそをついてはいけません。いいですね。」 先生がそう言い、みんな素直にはーいと答えました。 さてその日の授業も終わって家路についた一年生たち、いつものように池の前で 「だんごやるから…」と言おうとして道徳の授業のことを思い出しました。 団子なんて持っていないのに「だんごやるから…」と言ったら嘘をついたことになってしまいます。 一年生たちは悩んだ末に「だんごやらないけどくうぐれっ。」とひよめに声をかけました。 するとひよめは一斉に水に潜りました。 ひよめは団子がほしいのではなく、一年生に声をかけられるのがうれしくて潜っていたんですね。 ・・・その解釈絶対違うだろ!と思った小学生の秋。
>754 樫の木モック同意。 詳しい話は覚えてないが、モックがもうちょっと謙虚にしてればこんなことにはならなかったのに! という展開ばっかりだったような気がする。
761 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 23:37:47 ID:LgonZKtb
>>353 >「ひとつだけちょうだい」って口癖の娘の話。
「家ちょうだい、ひとつだけ」
って言っても謙虚なのかと小学生の頃思ったよ
762 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 23:40:30 ID:HO7LhGzC
樫の木モックを買った親方が悪人面でトラウマ どんな展開かよりも、たとえいい人になっていたとしても、悪人顔しかおぼえていない。 おじいさんも老人+貧乏の最強タッグに加え、あのニートなモックに好き放題されまくり。 悲愴感漂っていて、毎週「今週こそ死んじゃうんじゃなかろうか」とはらはらした。
763 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 23:45:13 ID:A+Jnx/Yh
山岸涼子の”悪夢”初めて起承転結無いけどコレほどまでに悪夢を表現出来るマンガ家は他にいないと思った。
764 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/29(火) 23:46:47 ID:HO7LhGzC
赤い蝋燭と人魚 人魚が赤ん坊を人里に置き去りにする。 人魚よりも人間のほうが心があるから、捨てた子供を大切にしてくれると信じて。 拾ったのは蝋燭作りで生計を立てているじいさんばあさん。 育てた人魚の子供が作った赤い蝋燭が評判を呼び、裕福になったのに、目先の金欲しさで人魚を見せ物屋に売る。 買った見せ物屋の船が沖に出ると、海に嵐がきてじいさんばあさんは津波で村ごと呑まれ、船は難破した。 終始、くらい言い回しで読みおわると怨念めいた読感のみが残る。
765 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/30(水) 00:01:36 ID:q1sXfzwp
グルグルってマンガ。 原作で何度も繰り返す話があって幼心に怖かった
758 やらないか
767 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/30(水) 03:01:13 ID:8FMoJDwN
最初のほうに出てたけど「かわいそうなぞう」は辛い。実話だけに尚更。 子供時代はかわいそうだな〜って感じで何となく読んでたけど、 今はもう悲しすぎて読めない。 中学時代、国語の教科書に載っていた「夏の葬列」という物語も後味悪くて すごく怖くて嫌だった。国語の授業で習った方、結構多いのではないでしょうか。 あと、内容はほとんど覚えていないのですが「雷が落ちない村」と「ふえふきとうげ」と いう絵本がすごく怖くて悲しかった記憶があるのですが、読んだことのある方 いらっしゃいますか?
769 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/30(水) 13:59:46 ID:v8SPKzvR
火の鳥。 読むと今でも鬱になる
770 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/08/30(水) 14:21:51 ID:v8SPKzvR
タイトル当たってるか不明だけど「うみがくる」 海に沈んでるのにたんたんと物語が進んでるのが怖い
機動戦士Vガンダム 主人公のお母さんが主人公の目の前で死んで、吹き飛んだ首を持って帰る回を偶然見てしまった。
断片的にしか思い出せないんだけど、子供がたくさん大きな船に乗っていて、リーダー的存在の男の子と仲間の男の子が言い争いを始めてしまう。 白熱してきたときに船が大きく揺れ、仲間の男の子がバランスを崩し頭を強く討って死んでしまう。 リーダー的存在の男の子は呆然と仲間の男の子の死体を見てるんだけど、海が荒れだし船が激しく揺れそれどころじゃなくなるっていうやつ。 しっかりとしたストーリーは思い出せないんだけどすごく鬱になったのは覚えてる。 他に筏に乗った女の子がトイレをしたくなって仕方なく海にお尻を向けて大きい方をするんだけど、その女の子のうんこをトビウオが群がるっていうシーンもあった。 知ってる人いる?
物語というかDQ4はシナリオがかなり嫌だった 自分の為に家族恋人全員死亡から始まり 長い事物寂しい音楽をバックに旅を続け 後の方になってやっと悪のラスボスの正体を掴んでみれば 自分に負けない不幸を背負う憎みたくても憎み切れない所のある輩で …でも結局殺さなきゃならず という流れが子供心にプレイしながら軽く鬱で クリアしても今一つスッキリしなかった
>>772 後者の話は似たようなやつを戦時体験話で読んだ事ある。
イカダっつうか板きれに数人でしがみついて漂流して、
その時トビウオを捕まえたんだけど、トイレの時に手が放せなくなって
一緒にしがみついてた隣の親子に預けたら
用を足してる間に残らず食われてしまってた。
>774 全然違う、それトビウオが食われる方じゃん
>>775 お前は「似てる」と「同じ」の言葉の意味の違いもわからんのか?
それにキーワードは大体一緒だろ
対馬丸のアニメだ多分。
戦時中の実話がもとになってる。
学童疎開船の対馬丸は沖縄から本土へ向かうが
あと一晩で到着ってとこで魚雷が命中して沈没、乗客ほとんど死亡。
>>772 も
>>774 も見た記憶がある。
小さい頃の記憶なんで間違いあるかもだけど。 なんかすごい主人公がいじめられっぱなしで、本人も悩みっぱなし。 こんな私でもちょっとは光り輝くだろう…とかいって太陽に飛び込んでいく。(焼身自殺?) オチを覚えてなくて気にはなるんだけど、見つけても読んだら鬱になるんだろうな。
>778 よだかの星by宮沢賢治 オチはタイトルの通りで星になって光り輝いています、って感じだ
>>777 それかもしれない!
戦時中の話だったし!!
また観たいと思ってたから対馬丸でググってみます。
サンクス。
>>778 「よだかの星」なら青空文庫にあったよ。
再読されるなら。
あああああ今更だけどゆみ子うぜえええええええ
いがらしゆみこ?
おじぎりのゆみ子
「一つの花」大人気だなw あの話にネガティブ感情を持っていた人が私以外にもこんなにいるなんてワロス
786 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/01(金) 22:48:56 ID:gT9K5Tnm
精神年齢によるよな。
787 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/01(金) 23:03:18 ID:nNaZ6/qa
いじめてくんの鉄の村松知ってる! オカ…アサン…って言いながら破壊されんだよね
恐らく虐待親達の中にすごいパーセンテージ居そうだな>一つの花をネガティブに受け取る奴
789 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/01(金) 23:43:45 ID:ppg/AuQ4
今昔物語で、男が橋のたもとで見知らぬ女から箱をある人に渡してくれと頼まれる。橋を渡りすっかり箱を渡すのを忘れて家に帰ると妻が箱を開けてしまう。 なんと箱の中身は毛がまばらについた陰茎数本… 子供ではなかったけど怖かった。
やべえ。 今年の教科書に「よだかの星」載ってたけどかなり鬱話だ 途中で教科書投げたくなった
名前は忘れたけどかげおくりだったかな? 小房の時結構鬱になった…
モチモチの木 内容よりもあの切り絵が怖かった…
>791 「ちいちゃんのかげおくり」だよね、やっぱり戦時中もので救いようがないラスト 教科書には戦時中ものを入れないといけない決まりでもあるんだろうか
「鉢かぶり姫」 最後はハッピーエンドなんだけど、年頃の若い娘さんが 鉢をかぶらされて生活させられるなんて、気の毒で仕方なかった。 「おっとあぶない」 いつかこの主人公死ぬんじゃないかと思ったから。
795 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/02(土) 13:19:23 ID:Xltco1r5
「すずの兵隊」 おもちゃの兵隊(錫製12体セット)のうちの一体がバレリーナの人形に恋をする話 兵隊は必死になってバレリーナに会いに行くんだけど、そこで現れるのが悪魔。 コイツに邪魔されながら二体は相子相愛になるんだけど最後は暖炉に放りこまれるのが可哀想で仕方なかった
「エミリーと赤い手袋」 迫り来る爺さんのセリフがマジで怖い。 「エミリー、ほうら一段上ったぞ」〜「エミリー、ほうらお前を捕まえた!!」
>>796 それ少女強姦モノだよね
童話の名にかくれたそういう話の多いこと
NHK少年ドラマシリーズの「赤外音楽」 ストーリー 一ヶ月後に地球最後の日が来ることを誰も知らなかった。地球にやってきた 宇宙人は身分を隠しラジオで赤外音楽を流して曲名あてクイズをし、赤外音楽が聞こえる能力 のある人々を集めた。主人公も行ってみると、宇宙人は地球人を地球からたすけ出し に来たのだが、一緒に宇宙に行くには赤外音楽が聞こえるのが条件だという。 人々をパニックに陥らせないよう、ことは内緒で行われている。 何度も聞かせると聞こえるようになる場合もあるとかで、主人公は必死で家族に 音楽を聞かせる。が、家族のうち一人が期限を過ぎても聞こえるようにならなかった ので、最終的には宇宙行きをあきらめる。 というストーリーなんだけど、自分の家族にあてはめて想像してしまい、はなればなれ になることを想像して鬱になっていた。地球最期の日になってみんなで死ぬことも 考えて鬱になった。 又、宇宙人に連れられて旅立った人たちが、実は宇宙人にだまされていて、 普通の生活ではなく、ひどい目にあっているところを想像して鬱になった。
同じ世代の人じゃないとわけわかめだと思うけど 「十三湖のばば」 小学生の時、課題図書になってた。 もう何も話を覚えてないのに、なーんかいやな本だったと記憶している。 誰か覚えてる人いますか? あと、田中角栄の「わたくしの少年時代」って本も課題図書扱いだったが その後すぐロッキード事件になったので・・・ 子供心にだまされた!とウツになりました。
>>799 十三湖のばば、私も衝撃だった!
なんか、ばばはすごい子だくさんなんだけど、
その子たちが一人また一人と死んでいくエピソードの連続の物語。
最期にはばばを残して全員死んだと思う。
貧乏の悲劇に読んでてつらくなったな。
801 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/03(日) 11:15:23 ID:OMHXi//X
「三年峠」 所詮屁理屈
既出だけど対馬丸はトラウマだ。 対馬丸が沈没したことは緘口令がしかれてて。 生き残った主人公の男の子に周りの大人たちが 「うちの息子はいつ帰ってくるの?」とか 聞いて来たりするけど誰にも言えない。 押入れの中で柱に涙で「みんなしんだ」って書いてたのが印象的だった。 そして鬱。
昔見たドラマ。 継母と娘の話だったと思うが、娘が虐められて夕飯に出されたのが皿いっぱいの 魚の目玉。 母が「食べな」とか言って、テーブルにドンと置くと目玉が1個コロコロこぼれた。 同じ話か記憶が曖昧だけど、母親が外出前にドレスに着替えたところ、 そばにいた病弱な息子がもどしてしまって、ドレスを粗相で汚してしまう。 母親が怒り息子を殴って、息子は柱の角に頭をぶつけて怪我をする… 昔のドラマって、映像も暗い感じで、見た時間が再放送だったのか土日の午後で 気味が悪かった。何であんな内容だったんだろうか。
でも今は今で脳天気すぎる気が……。
805 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/05(火) 16:38:14 ID:bp5u4kK+
一番嫌だったのは「かちかち山」
ハーメルンの笛吹き ねずみで溢れ返った町 あっちにも鼠 こっちにもネズミ 靴を履こうとすれば中からでてくるし 棚を開ければネズミが威嚇する 赤ん坊はかじられるだろうし 寝ている間も部屋のあちこちでガサガサチューチュー 考えるだけでおぞましい 不潔だし、怖い病気持ってそうだし、弱い人間はかじられそう ただでさえその場面でショックだったのに、笛吹きが笛を吹くと何万匹のネズミが波のように押し寄せ、笛吹きのあとにつづき大行進。 ああキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイ 自分が笛吹きだとしたら、足にネズミがたくさんからみつくと思うとサブイボ。 そんな感じで鳥肌たてながら読んだハーメルンは今もすごく苦手。
外国の絵本だけど「ぼうぼうあたま」っていうやつ。 男の子が指切られたり全身が燃えちゃう女の子の話とかすごい怖かった。しかも挿し絵に切られて血の滴る指とか描いてあって本当に怖かった。
何度か火の鳥挙がってるけど、ブラックジャックとかブッダも、死のイメージが付きまとっていて すごく怖かったなあ……。 石ノ森正太郎の仮面ライダーBLACK も結局未来を救えない憂鬱なラストだったし、あの世代の って暗い話描く漫画家が多いと思う。
そういえば漫画のデビルマンもそうだな。 アニメを見てから漫画を読んで、落ち込んだ。
811 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 04:02:08 ID:vcdguVgg
今ふと思ったけど、ハーメルンの笛吹きってペストの話なんじゃない?
812 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 05:03:13 ID:c0TT4e1m
↑あんたはMASTERキートンか ベルばら。 美少女の腐乱死体、国王が生きながら腐る描写、 薔薇の花びらを食うオスカル、もみあげのすごい体臭きつそうなアラン、 ギロチンで斬られた国王の首、槍にさされ掲げられた貴族の首
>>812 >国王が生きながら腐る描写
これって天然痘だったっけ?読んでてあまりの気持ち悪さに
ページを触れなくなった記憶がある。
814 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 05:38:02 ID:c0TT4e1m
うん天然痘 ルイ15世だっけ? 太陽王の次くらいの人
子供の頃、叔母さんに読んでもらった外国の絵本。 裕福で幸せな家庭で育った女の子が主人公。 父親は軍隊の偉い人で戦地に赴き、クーデターが起こり殺される。 母親はショックのあまり臥せりがちになり病死。 女の子は唯一の親族である伯父に引き取られるが、その伯父も事故死する。 女の子は遺された財産を管理する弁護士に寄宿舎に入れられる。 身寄りのない女の子は先生からもクラスメイトからも馬鹿にされ虐められる。 耐えられなくなり、発作的に寄宿舎から逃亡する。 街でアル中でヤク中な最低男に拾われる。 その男の酒代を稼ぐために一日の殆どを内職して過ごす。 耐えられなくなり発作的に逃亡するが、劣悪な環境のせいで目が見えなくなっていた。 道に飛び出した途端、馬車に轢かれてしまう。 殺されたはずの父親は実は生きていて帰国後、行方不明の娘を街中で探していた。 毛皮を羽織った男が馬車から降りて女の子を一瞥するが、あまりにも変わり果てた姿だった のでそれが自分の娘だとはとうとう分からなかった。 こんな救いようのない絵本をチョイスした叔母が不思議。 絵がとにかく恐かった。こないだ久しぶりに見たら、1ページずつにパッと見では 分からないくらい小さな悪魔が描かれてるのに気付いた。 ほんと何を思って読みきかせてくれたんだろう。
ゴーリーの「不幸な子供」、日本語版の初版が2001年なんだね。 海外版しかない時点で入手して読み聞かせる叔母さん、謎ですね。
818 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 10:33:50 ID:/ngFSR7y
まあ5年もあれば子供も2ちゃんねらーになるわな
819 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 10:51:25 ID:tdWpDcMj
タイトル忘れたけど、子供のお腹の中にいろんなものがたまっていく絵本。 なんでも食べちゃったって話だったかな…詳しくは覚えてないけど。 挿絵はそうでもなかったけど、妄想力たくましい子供だったので いろいろ考えちゃって無性に気持ち悪かった。
>>819 子供の話じゃなくてすまんが、「のみこみとっつぁ」という話を思い出した。
昔ある若夫婦がいたが、その旦那の方がある日腹痛を訴え、
和尚さんの所に相談に行ったら、「腹の中に虫がいるから蛙を飲み込め」という
トンデモなアドバイスを貰い、実行に移すが、その後蛙→蛇→雉→狩人→鬼と
飲み込むものがどんどんグレードアップしていくという、意味不明な話。
しかも、こんなのが学校で課題図書にされていた。ワケワカラン。
821 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/06(水) 12:26:02 ID:tdWpDcMj
タイトル思い出した!
「ママおなかがいたいよ」だ…たぶん。間違えてるかもしれないけど
>>820 それも読んだことある…wやっぱり苦手だった。
あり得ないものが体に入るって話がダメみたいだ、私。
話じゃなくて歌だけど。 おかあさんといっしょとかみんなのうたでよくやってた『パフ』。 パフという魔法の竜が少年と仲良くなるけど、男の子はやがて大人になって遊びに来なくなり、パフはひとり洞窟の中で泣く…ってやつ。 あ、後味悪ーーー! 救いのないラストの歌というものはこれが初めてで、衝撃だった。 曲調はさわやかなのに…。
都市伝説によるとパフのその歌には続きがあって 寂しさのあまりパフは子供をさらって永遠にその子供が大人にならないよう 食べてしまって、その父親に殺されてしまうらしい。 で、パフを殺したその子の父親が昔の友達だった少年とかいうオチなんだと。
えー・・。い、嫌すぎる。
嫌過ぎる…! せめて生まれた子供を連れてかつての少年が訪ねてきてくれて、 その後代々に渡って交流したのでした。 くらい美しくできないのかよ。
826 :
823 :2006/09/06(水) 21:15:00 ID:7Ku2cyf1
いや、ちょっと聞いただけで真偽のわからない噂だから… でも聞いた時はかなり嫌だなあ。と思いました
パフ、今でも最後の方聞くと泣きたくなるよ。 最初の方がすごく可愛くて明るい曲なだけに。 アリーマイラブってアメリカのドラマでも、小さな子が 「その歌好きじゃない。『(子供がもう来なくなったのでパフは)ほえるのやめた♪』 ってとこが悲しくて嫌い」 と言ってたの聞いて、どこの国でも同じだなーと思ったw 個人的なことだけど、自分は昔すごくおじいちゃん子で、 いつも一緒に遊んでもらってたんだけど、やっぱり中学くらいになると学校も忙しくて あまり遊びに行かなくなった。おじいちゃんはときどき「今度はいつ来るんだ?」 って電話してきたけど、そのうちそれもなくなった。 私は気づかないふりしてたけど、おじいちゃん、寂しそうにしてた。 パフの歌は、それにかぶって涙出て来る…。自分語りスマソ
ごめん、今
>>828 読み返したら後半ほとんどつながりないや。無視してください
国語の教科書に載ってた詩。 電車に乗ってた女の子が老人に席を譲る。 老人はすぐ次の駅で降りる→また別の老人に席を譲る の繰り返し。 気恥ずかしくなった女の子は老人がいても譲るのをやめるが その老人にかぎっていつまでも大変そうに立っていて 女の子はうつむいている。 別に良い話なんだけど、女の子の葛藤を舐めるように想像している「わたし」の語り口調が 子供心にきんもー だった。 「やさしい心を持ちながら少女はどこまでいけるだろう」とか。 なんか教科書って「少女」というものに自己犠牲的な優しさを求める世の中の圧力を強烈に感じさせて 鬱な気分になった。星の銀貨に通じるものがあるかな。 いや、席は譲るべきなんだけど… うまく言えないな。
>>830 なんか分かる。
私は「気恥ずかしくなった女の子」を美化してるところが嫌だったんだけど
(恥じらうほどじゃないじゃん、もういっそ立って他の場所に移動すれば?)
自己犠牲を求めるところもひっかかってたのかも。
教科書に載ってる現代詩って、男の子は
「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」(道程)
みたいな一歩間違えば単なる俺様みたいなものが多いのに、
なんで女の子は人のことを考えて考えて結局自分が辛くなることが賞賛されてるのか
とときどき疑問に思ったよ。
832 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/07(木) 04:37:51 ID:5WrSaLtO
血で汚れるから
小六ぐらいの頃に読んだ、渡辺温(間違ってるかも)の 「可哀想な姉」っていう話がきつかった。 当時はなんか作品内の姉が奇妙で怖くて、オチにすっきりした。 今、青空文庫で読み返してみたら弟の方が最悪という事に気付きました。 後味が悪い話が好きな人に読んでほしい。
幼稚園の頃嫌いだった絵本。 小さな男の子と、大きなリンゴの木。 男の子はいつもリンゴの木に登って遊んでいたが、 やがて成長するにつれ遊びに来なくなる。 久しぶりに来た男の子(といってもすっかり大きくなってる)に リンゴの木は大喜び。「また昔のように遊ぼう」と誘うものの 男の子は「もう子供じゃない」とにべもなく断り、何とお金をせびる。 リンゴの木は「このリンゴを売ればお金になる」と自分の実を全部取らせる。 そんな感じでリンゴの木は、 「家がほしい」と言われれば家の材料にすべく枝を切らせ、 「どこか遠くに行きたい」と言われれば船の材料にすべく自分を切り倒させる。 それから何十年の月日が経ち、切り株だけになってしまったりんごの木の元に すっかりおじいさんになった男の子がやって来る。 「来てくれて嬉しいけど、もうあげられる物は何もない」と言うりんごの木に 「もう欲しい物はない。ただ休める場所があればいい」というおじいさん。 「それなら私に座って休むといい」と言うりんごの木。 ぶらっとやって来ては物をせびる男の子に幼心にもムカつき さんざん貢がされるりんごの木が不憫に思えた。 まさか10年後に中学の英語の教科書で再会するとは思わなんだ。 改めて読むとヒモと都合のいい女の話のようで本当に胸糞悪い。
赤い実はじけた。なんかもう一つ一つの表現が甘酸っぱすぎて恥ずかしくて嫌だった。 道徳の教科書に載ってたんだけど、その後の課題欄みたいなところに、 「今まで異性を好きになったことはあるだろうか。その経験について話し合ってみよう」とか書いてあって、 死んでもやりたくないと思っていた。 あと物語じゃないけど低学年の教科書の、鳥のくちばしやら虫の生態について書かれた 味も素っ気も無い説明文とか嫌いだった。
>>833 読んだ。非道い。
弟はニートなのになんで女優と恋人になれるんだ。
この話褒めてる人がいるのが不思議だ。
>>833 読んだ。ほんとに弟最悪だ。
体張って育ててくれた姉を犯罪者にして、
自分はのうのうと幸せになろうってか。
今まで働いたことないのに、これからどうやって生きていくんだろう。
次は女優のヒモか?
作者は何を伝えたいんだろうね…
弟最悪ってのには同意だけど、 ミステリ作家の書いた、一種の犯罪小説というか その後味の悪さを狙って書かれたものなんだから、 こういうもんなんじゃないの? 「この話を褒める人が不思議」とか「作者は何を伝えたいのか」とかいうのは 何か違う気がする。
ダミアンが振り向いて笑うようなもんか
841 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/07(木) 20:15:17 ID:sfSuYcax
ハメルンの笛吹きは、残された一人の少年が不憫でならなかった。
>>795 うっあー知ってる知ってる
最後はバレリーナと奇跡の再会を果たすんだけど結局・・・ってところが
切なすぎだろう・・・おい・・・
特撮で申し訳ないんだが…私が4歳の時「バイオマン」でヒロインであろうイエローが死ぬシーンは今でもトラウマ
>>467 私もドナドナ嫌いでした。あの暗〜い感じが気持ち悪かった。
本で読んだら、ナチ時代の歌らしく
ドナドナ→ユダヤ教の呪文?
羊→ユダヤ人
荷馬車→ユダヤ人を乗せたトラックか汽車か
そして、その詩を書いた人も強制収容所で死んだとかなんとかでそりゃ暗い曲になりますわねと納得…。
英語の教科書にて… 一年生…ハワイからやって来たアメリカ人の男の子がサッカー部にスカウトされて半分乗り気で入ったのに、あっと言う間にレギュラーで活躍。(有り得ない…) 男の子の家に行ってバンドやる。(金持ちで嫌みなヤツ) 男の子の家族がイギリスへ引っ越す時に主人公の女の子一人で見送る…(恋愛ドラマか!) …つづく
>>843 ドナドナって子牛じゃなかったっけ?この歌、子牛は売られた後で肉にされ
るんだな…って感じがびんびんする。
二年生…女の子一人でイギリスにいる男の子に会いに出発。(中学生の小娘の分際でイギリスだぁ〜?このストーカー女) イギリスでオープンカーに乗って街を案内する男の子の家族(イギリス肌寒いの温暖気候出身者には辛いはずなのにオープンカー?絵は男の子がバンザイしながらはしゃぐシーン) 「イギリスだと海が冷たいからサーフィン出来ないんだ…orz」と女の子にグチる。(イギリスにも夏があるから出来るだろ。海の状態は知らないけど) 三年生のは残念ながら覚えてない。 金持ちでおおらかな家族を持った女の子が同じく金持ちでおまけに運動神経が抜群な男の子に恋して、イギリスまで飛んでってエンダ〜イヤ〜♪な 展開でかなり鬱だった当時の中学生の私でした。
金太郎 ただ熊と相撲とっただけじゃないか。 こんな内容のない話が、桃太郎や浦島太郎とならんで 昔話の代表になっているのが非常に嫌だった。 金太郎ごときが桃太郎や浦島太郎とならぶなんて図々しい。
>>847 金太郎は将来都を騒がす大江山の鬼を退治する侍の一人になるんだよね
849 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/08(金) 02:25:53 ID:maUBcBQF
>>834 ヒント 無償の愛
馬鹿だから、分からないの?
成長してないから、分からないの?
受けてないから、分からないのwww
850 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/08(金) 02:27:15 ID:maUBcBQF
>>844 半分乗り気で入ったのに
半分乗り気で入ったのに
半分乗り気で入ったのに
851 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/08(金) 02:37:51 ID:BAOHrPyH
「誰がこのパン食べますか」だったかな すごく短くてテンポのいい、詩みたいなお話なんだけど… にわとり、ねこ、犬、豚がいて にわとり「誰がこの麦蒔きますか」→ねこ、犬、豚は無視。にわとりのみ作業する。 にわとり「誰がこの麦刈りますか」→同上 にわとり「誰がこの生地(パンを捏ねてる)焼きますか」→同上 にわとり「誰がこのパン食べますか」→ねこ、犬、豚「食べる食べるー!」 みたいなお話… ここで終わりだから、にわとりは文句言ったのかとか パンは結局皆に分けたのかわからないんだけど… 挿絵のにわとりが幸薄そうで、なで肩で切なかった! 私事だけど職場にこのにわとりに(顔が)似てる人がいて その人見ると胸が苦しくなる…
>>851 私が小さい頃持ってた朗読テープ+絵本のセットにそのお話入ってた。
最後に焼いたお菓子のにおいをかぎつけて3匹が「食べるの手伝う手伝う」
と押しかけてくるんだけど、にわとりは
「わたし一人で種をまいて世話をした麦で作ったんだからお手伝いは結構よ」
と3匹の前でバクバク食ったって話だった。
子供向けにそういうラストに変えた可能性もあるけど、知ってる限りではスカッとするよ。
でも数に頼んでにわとりからお菓子を奪うほど3匹が鬼畜じゃなくて
よかったなあ、と子供の頃思っていた。
マッチ売りの少女 何の前置きもなく、初期設定いきなり貧乏で、しかも死ぬとか 不毛以外の何物でもない。
金太郎の場合、「あの坂田金時の幼少時の話」って意味が大きいから。 桃太郎や浦島太郎よりむしろ、ワシントンと桜の樹の話や 雪舟とねずみの絵の話や、長嶋監督が一茂を置き忘れた話と同列に見るべきだ。
マザーグースでちょっとだけトラウマ。 もちろん子供の時は訳文で読んだんだけど、原文だと My mother has killed me, My father is eating me, My brothers and sisters sit under the table, Picking up bury them under the cold marble stones. という詩。なんでこんな恐ろしい歌が子供の本に載ってるんだろうか、 と長い間思っていた。最近になってこんな内容の外国の民話があると知った。
ぼんやりと読んでて、>851はニワトリに似てる職場の人に恋してるのかとオモタ
今から20年以上前の児童推薦書 タイトルは忘れたが内容はこんなの↓ 主人公は犬。あるとき飼い主一家のガキの友達(女の子)にかまって欲しくて飛びついてしまった。 ガキに「やめろよー!エッチー!」と怒られ散々こき下ろされる。 しかもその上「そうだ、お前はエッチだから名前もエッチにしよう」と命名された上に笑いものに。 ガキに冷たくされ続けたが、そのガキが窮地に陥ったときに救ってあげる。 ガキが「ごめん、エッチ」と心を入れ替え終わり。 バカ飼い主の上に結局名前はそのまま。 「なんだこりゃ?」といった後味のよくない感想しかなかった。
山椒大夫 子供向けに改変されたものだったと思うけど、大筋は原作のまま。 厨子王だけ(比較的)幸せでずるいと思った。 ラストで盲目になった母と厨子王は一応再会するけど、 安寿にはなんのフォローもなし。 でも、安寿と厨子王という名前は結構かっこいい!と思ってた。 まさか今みたいに↑こういう名前が普通に名づけられるようになるとは 思いもしなかったよ。
>859 同意。 自分が弟持ちの姉で、単純に兄弟構成だけ見れば安寿と同じ立場。 弟の幸せのために姉は自分を犠牲にするのが美徳ってことかい! と激しく納得いかなかった。
>>822 >>823 >>828 遅レスな上にすっげーマイナーな漫画の話なんだけど
泣いてるパフの所に女の子がやってきて
『年を取るとあなたの存在を忘れてしまう人は多いけど
貴方のことを歌っている人もたくさんいるのよ
いつまでも泣いてないでしゃきっとしなさい!』
みたいな感じでゲキを飛ばして
パフが耳を澄ますとパフの歌を歌っている声が聞こえる。
元気を出したパフは自分から皆の夢の中に会いに行く…
てのがあった。
自分もパフの歌は寂しくて哀しくて苦手だったけど、
この話読んでからは好きになった
先日、中学時代の同窓会があった。10年ぶりに会ったそいつらは小学校も一緒だった。 3次会になり、思い出話もどんどん昔にさかのぼっていき、小学校時代の委員会の話になった。 俺は放送委員会で、給食時間に昼の放送といって、週によってはテープの物語集から流したりしていた。 そこで一つだけ強烈に印象に残っている話を紹介しよう。 カランカラン、「こんばんはマーサ。」マーサが営んでいるパン屋には、 毎日夜になると貧乏そうな青年がやってくる。 「黒パンを二つ下さい。」その青年は今日もいつもと同じ物を頼んだ。 「大丈夫?ちゃんとご飯食べてるの?」マーサはいつもこの青年が 粗末な黒パンしか食べていないのではないかと心配していた。 「いいえ、大丈夫ですよ。心配しないで下さい。ありがとう。」 青年はそういい残して黒パンを二つ持って帰っていった。 次の日、マーサは青年のために、あらかじめ黒パンの中にバターをたっぷり塗っておいた。 貧乏そうな青年に、少しでもおいしいものを食べてほしいと思ったのだ。 カランカラン、「こんばんはマーサ。」そして今日も青年はやってきた。 「黒パンを二つ下さい。」いつもと同じ注文をするとマーサは嬉しそうにパンを渡す。 会計を済ませると、青年はいつもどおり黒パンを二つ持って帰っていった。
「マーサ!お前はなんてことをしてくれたんだ!」 突然マーサの店に青年が怒鳴り込んできた。 マーサは何が起きたのか理解できずにオロオロするばかり。 「もうめちゃくちゃだ!取り返しがつかない!」青年はひたすら喚きちらす。 動転していたマーサも、ようやくどうしたのかと尋ねてみる。 「今まで黒パンを使って、図面に鉛筆で書いた線を消していたんだ!」 「おまえがパンに塗ったバターのおかげで図面は二度と使い物にならなくなった!」 「もう締め切りには間に合わない!お終いだ!」 マーサは涙を流しながら謝罪を繰り返すのでした。 と、こんな話を流してしまったことがあったんだが、と言ったらなんとその場にいた3人ともこの話を覚えていた。 小学生が聞くにはあまりにショッキングな話である。トラウマに近い形で記憶に刻まれたのだろう。 今でも、カランカランというドアベルの音を聞くと、マーサと青年の話が思い出される。
>>862 O・ヘンリーだよね。ストーリー書くのが上手い人は
こういう切ないのに滑稽な(マーサは青年のために怪しげな化粧クリーム
塗ったりしてうきうきしてる)話まで上手く書くから困るよ、とか思ってた。
>>861 なんか、よかった。d
865 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/09(土) 08:23:27 ID:5/BIMOKL
>>863 中学の時、そういえば私もパンを消しゴム状に丸めてデッサンを消していたが、
駄目にする前に気が付けよ青年。と思った。
たしかに、普通は気付くよな(w
>>866 たしか原作ではそこらへんの事詳しく書いてあって、店でパン代支払う時に
近くで事故かなんかあって、青年がそれに気をとられている隙にマーサはパ
ンにバターを素早く仕込んで袋詰めとか。
買ったときはともかく、使うときに気付くと思うのだが…。
>>868 そうそう。
手がバターだらけになったぞヽ(`Д´)ノ ウワァァンてクレームならわかるがw
870 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/09(土) 11:33:01 ID:ukBTy/1Y
>>591 、その他
亀レスですが…
ゴーリーにはもっと嫌な話がありますよ。
「Blue Aspic」とか…
後翻訳された中では「おぞましい夫婦」とか…
誰かも言っていたが、「蕎麦の羽織」が嫌だった…
笑い話の入った本に入っていたのですが…笑い話じゃないだろあれ…。
871 :
870 :2006/09/09(土) 11:34:34 ID:ukBTy/1Y
sage忘れた…氏にたい
872 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/09(土) 11:58:48 ID:paijy7Vv
シンデレラ 露骨に王子は女の外見だけに惹かれて 女は王子という地位だけに惹かれて 性格を知ることなく恋に落ちるから
道徳の教科書に載ってた話 男の子がおこづかい欲しくて、母親の茶碗の上に今日したお手伝いと報酬50円を書いた紙を置く。 それを見た母親は次の日男の子の茶碗の上に、今まで育てた報酬、0円みたいな事を書いた紙を置く。 男の子はそれを見て、涙を浮かべて「50円いらない」 …50円ぐらいいいじゃないか。 個人的だが、今まで育ててやったんだから、とお年玉全て取られた事を思い出した。
はだしのゲン なぜか給食の時に見せられてごはん食べれなかった
>874 飯時に見るもんじゃないよな
O・ヘンリーといえば「賢者の贈り物」 せつないほど愛のあふれるお話しで、長年お気に入りだったが 「銀時計は返っててこないけど、髪は伸びるじゃん」 と気づいてから、なんとなく心の嫌箱入りになってしまった
>>873 育てた報酬って…なんか嫌だ。親が子供に言っていい事じゃない気がする。
>>876 同じコト考えてたなw
櫛を売って銀時計を買い戻し、
1年間一所懸命に働いて、翌年改めて櫛を買いなおす、でどうよ?
その頃には髪も伸びてるだろうし
>>877 しかもそれがいい話扱いされてるってのがなんか納得イカナス…
私が道徳の話で覚えてるのが、とある貧乏手品師の話。
腕はいいが仕事に恵まれず毎日ギリギリの生活を送っていた手品師の青年が、
ある日仕事の帰りに一人で寂しそうにたたずむ少年に会う。
少年を元気付けるべく手品をして見せてあげたところ少年は大喜び。
「また明日も手品をして見せてね」と約束をして2人は別れる。
その晩手品師の元へ友人から連絡が入る。
「有名手品師が倒れて明日の舞台に出れなくなった。それで今穴を埋められる人材を探している。
お前の腕なら代役も十分務まるだろう。明日の舞台に出れば今後もたくさん仕事が舞い込むはず。
もう生活に困る事もなくなる。もちろん出てくれるよな?」
願ってもないチャンスだと一瞬喜ぶ手品師。
でもよく考えたら明日は少年との約束があるんだった。
しばし悩んだのち「悪いけど明日は行けない。とても大切な約束があるんだ。」
と手品師はあっさりオファーを蹴ってしまった。
次の日、たった一人の客の前で手品を披露する青年の姿がありました。おしまい。
「約束を破らなかった手品師カコイイ!」と言いたいのは分かる。
でもこんな大チャンスを自分の手でつぶしてしまった手品師アホだろ…と思えて仕方なかった。
ただでさえも生活に困ってるんだから綺麗事言ってる場合じゃないだろーに。
>>873 をみて
物語じゃないがテレビで放映されてた投稿ビデオを思い出した。
節分で子供が豆を食べてたんだけど
母親が子供の年齢分しか渡してなく(6個か7個だったと思う)
まだまだ豆はあるから当然子供は欲しがるんだけど
母親は頑なに「年齢分しか食べちゃだめ」と拒否しつづけた。
だが子供はそれでも欲しい欲しい!お願い!といいつづけ、母親もなんとか折れて
食べさせてくれたんだが
「年齢の分しか食べちゃだめだからね」とここでも制限。
ここぐらいまでならよかったけど
子供が一粒一粒食べてる時に
「ひと〜つ・・・ふた〜つ・・・み〜っつ・・・」って母親数えてたのよ。ひくーい声で。
子供もびびりながら食ってて、その様子がおかしかったのかスタジオで笑い声がしてたんだが
その番組を一緒に見ていた私の母が「性格悪・・・豆ぐらい普通に食べさせたらいいじゃない・・・」
と呟いていた。
「育てた報酬0円」のかーちゃんとなんとなくカブってみえたな・・・。
ものすごいアホだ 少年には伝言でも頼んで別の日にしてもらえばいいだけなのに 知恵遅れか?
いや、ここは少年に舞台にチケットをプレゼントするところだろう
>>873 あれ、スカッとした自分は少数派なのか。
>>883 自分は、「まあ子供にカーチャンのありがたみをわからせるために
こういう話になったんだろーな」と思った。ヒネた嫌な子供だw
道徳の教科書はまずお題ありきで作られる話が多いから、
どうしても無理が出てくるんだよね。
「約束は守りましょう」「お父さんとお母さんを大切にしましょう」 みたいなコンセプトの話が多いからね>道徳 しかし、手品師モッタイネー(´Д`)
886 :
883 :2006/09/09(土) 18:46:45 ID:bL7nXbXa
そうだね、確かにお題ありきって感じだね。 「今まで育てた報酬」って母親の書き方が感じ悪いとは思う。 自分の家は「お手伝い」は家族みんながやるもので 報酬が発生するなんて思いもしなかったからスカッとしたのかも。
887 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/09(土) 22:16:00 ID:b9bBQCT9
>>876 初めて読んだときから生活に困ってるんならプレゼント交換なんかするなよ
って思ってた。そうやって身分不相応な事やってるからいつまでたってもお
前達は貧乏なんだ…と。
>>888 思った思ったwww
貧乏なのに欲しいものも高価すぎだしw
>876 姪の読んでる漫画に、ちょうどそれの話題がでてたよ。 登場人物に「あの間の悪い夫婦の話か」と一蹴されてて、なんか笑えた。
891 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/10(日) 01:24:18 ID:aDzLgvu5
>>859 安寿が自殺するバージョン(鴎外)は
「よくできた姉は弟のために死ぬ」ってメッセージに思えた
安寿が死んだの知っても弟は仕返しとかしてくれないし
それどころか、偉くなった(県知事くらい)厨子王が山椒太夫を許し、金持ちにさせるしさ〜
安寿がリンチで死ぬバージョンはその点まだ救われた
姉が助かって弟が犠牲になるほうがまだジェントルなやり方だと思う
赤い靴 足を首切り役人に切ってもらって、足が踊りながら森に消えたとか怖すぎる 助けてもらったばあさんが死にそうなのにパーティに行くのもひどすぎる
人魚姫かな。 タイミングや要領がいい人間は得をして、カンの悪い男に 惚れて一方的に尽くしても不幸になるということを学んだ。 そして男の人魚がいたらきもくてイヤだなと思った。
>>891 リンチってうまく濁してるけどあれ輪姦だよね。
平将門の初恋の人、貴子姫もおつきの女と共に山賊に一昼夜輪姦されてそれゆえ死んでしまう。
nnkの大河ドラマで見た子供の頃はわからなくて普通になぐったり蹴られたりして死んだんだ、怖いよ、と泣いたけど
大人向けの本で気付いたときは「ぎゃあああっ」と思って残酷さにもっと怖くなった。
>>877 >>880 >>886 「育てた報酬」ってのは
>>873 がそうまとめただけであって、
確か元ネタは「洗濯代0円 朝ごはん代0円 掃除代0円」とか
その日の家事を書き並べてあったような気がするんだが
たにむらくん 見るからに冴えない主人公・たにむらくんが、同じクラスのマドンナ・橘さんに告白するところから始まる。 でも橘さんに「私って理想が高いのよね。私好みの男になれたら付き合ってあげる」と沢山の条件を出される。 男の子は勉強が出来ないと、と言われれば、猛勉強をして苦手な算数のテストで80点をとる。 背が高くなきゃダメよ、と言われたら毎日2リットルの牛乳を飲む(日に日にやつれていってるw)。 学級会で発言できない人は嫌、と言われて、顔を真っ赤にしながら手を挙げる谷村君…。 そんなこんなでいくつもの課題をクリアしてもう一度橘さんに告白をするも、 笑顔で「私こんど引っ越すのよ。さようなら」と一蹴される。 ラストは「ボクは橘さんと結婚するんや」って文字が見開きでどーんと出てきて終わり。 あまりの報われなさに読後はポカーンとしてしまった。 絵柄も普通の絵本と違って無機質な感じがして怖かったのを覚えてる。 これを読んだ小学生の自分は橘さんを「とんでもない悪女だ」と軽蔑したけど、今思えば現代の痴人の愛だね。
897 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/10(日) 15:50:41 ID:uLciSrA3
>>897 母さんがぼくを殺した
父さんがぼくを食べてる
きょうだいたちはテーブルの下に座って
ぼくの骨を拾ってる
そして冷たい大理石の下に埋めた
グリム童話に「ねずの木」という題の同じ話があって、
ビョークの出てる映画「ねずの木」はこれが元ネタ。
900 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/10(日) 18:53:23 ID:p/TbkH3g
ねんねんベビーちゃん きのうえこずえ 風が吹いたらゆりかご揺れる 枝が折れたらゆりかご落ちる かごもお前も皆落ちる 小さいとき、怖かったマザーグース。
いまさらながらマザーグースは怖いよね。 一番嫌だったのは リジーボーデン斧を片手に父を40回めった刺し 我に返ってこんどは母親 40と一回めった刺し 誰がこんな詩残したんだ!
いや、実話だしそれ。
>>900 その歌、映画「グーニーズ」で
フラッテリー一家のママが顔の崩れた自分の息子(怖い!)
に歌ってたような希ガス。
散々外出だが、自分は結構鬱要素がある絵本(『ごんぎつね』『人魚姫』『赤い蝋燭と人魚』など)が好きなんだけど、『不幸の子供』だけはどうしても好きになれない。 最後の女の子の目(見えなくなって真っ黒になってる)がめちゃくちゃ怖い((゚Д゚ll))
905 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 05:00:01 ID:g8j8OD0b
不幸の子供くあしく
>>904 自分も鬱話好きだ・・・。
『ごんぎつね』も『幸福の王子』も『パンを踏んだ娘』も『赤い靴』も大好き。
そんな私ですら、このスレ読んでドン引き。
特に
>>31 と『雉も鳴かずば』と『不幸の子供』は激鬱。
>>905 >>815 にあらすじあるよ
907 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 09:24:56 ID:w2XNhsoD
「不幸な子供」 優しい両親がいて、お気に入りのお人形を持っている、幸せな少女がいました。 ある日、軍人だった父親はクーデターの制圧に行きました。 父親が戦死したとの報が届く。 お母さんは心労で病気になって死んでしまいました。 たった1人の親類だった叔父は事故で死んでしまいました。 孤児になった女の子は寄宿学校へ入れられました。 先生にはいびられ、大好きなお人形を級友達に引き裂かれる。 学校を脱走するが、悪い奴に捕まり、薬中に売られる。 暗い部屋で内職をさせられ続け、失明。薬中がとうとう発狂する。 薬中のところを脱走したところを、 実は生きて帰って娘を捜していた父親の運転する車にはねられ死亡。 父親は、少女のあまりに変わり果てた姿に、それが自分の娘とは気が付きませんでした。 だいたいこんな感じ。 手元に本無く、記憶だけで書いてみた。 細部違うかも
908 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 09:26:25 ID:w2XNhsoD
リロードしてなかった……(-_-;)
>>660 亀だけど
それ確か常磐貴子主演の「タブロイド」ってドラマのエピだった気がする。
(いや、違うな。火サスだったかな?)
確かその子の親が後に復讐したはず。
(いや、違うな。事件を暴いただけだったかな?)
とにかく、私もそれを見た事がある。
「不幸な子供 ゴーリー」でぐぐってみたら、本屋で見かけてなんか怖そうと思ってたやつだ。
そこの本屋ではゴーリーの本まとめて話題の人気シリーズみたいな扱いだった。
独特のインパクトあるから好きな人は好きなんだろうな…
>>909 >>666 で既出かと
912 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 14:03:31 ID:OoNOlMJI
そういえば子供の頃は「とおりゃんせ」の歌が怖かった
ところで不幸な子供の教訓みたいなものってなんだろうね? 辛くても安易に逃げないでその場所で耐えて頑張れって ことかな? その女の子も寄宿舎でいじめられても小公女みたいに 気持ちを強く持って暮らしてたら、お父さんが戻ってきたら 速迎えにきてもらえたんだもんね。 寄宿学校に入ってるってことはお父さんにはすぐ分かるから。 寄宿舎→やくちゅう男の下で内職・失明→飛び出して車に 轢かれて死亡、と逃げるたびに不幸になってる。
>>912 つーか、「かごめかごめ」とか「あんただかどこさ」もけっこう怖い。
>>907 教訓など織り込む気もなく
ただ単に読者を劇鬱にさせることが目的で書いたに違いない。
>>913 とか
>>838 とか、
全ての話に「作者の訴えたいこと」やら「教訓」やらがあると思ってる人って
結構多いんだろうか。
917 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 15:22:36 ID:DlmSr6Uw
>916 >全ての話に「作者の訴えたいこと」やら「教訓」やらがあると思ってる 教訓があると思ってるというか、自分が理解できない、納得いかない作品について、 すっきりしない気持ちをなんとかしたいと思うことはある。 もやもやを落ち着かせたいというか。 別の見方や裏の意味を知ったり、作者の意図が分かれば 自分の中で多少でもすっきりできるから。
>>916 国語の授業で、必ず「この話で作者が言いたいことはなんでしょう」と
まとめさせられてきたから
とりあえず本を読むと「教訓」とか「作者の伝えたいこと」を探してしまう。
『ファウストの家』 「世界のおそろしい話」とかいう本に収録されてた。 ある所に、「ファウストの家」と呼ばれる廃屋があった。 そこに住んでいたファウスト博士は、悪魔を呼び出そうとして失敗し、魔界に飲み込まれた。 彼の書斎だった部屋の天井には大きな穴があき、穴の周りには血がべったりとついていた。 ある時、一人の貧乏学生がやってきて、その家に住み着いた。 一晩経っても何事もなかったが、テーブルの上に金貨が一枚置いてあるのに気づいた。 学生はその金貨を取ったが、次の日にはまた一枚、同じところに置いてあるのだ。 学生は金貨のおかげで裕福な暮らしができるようになったが、 そのうちにもっとたくさんの金貨が欲しいと思うようになり、悪魔を呼び出そうとした。 次の日から、学生は学校に来なくなった。 心配した友人たちがファウストの家に行って見ると、学生の姿はなく、 書斎の天井には、新しい血がべったりとついていた。
「赤い実はじけた」 話自体は甘酸っぱい初恋の話で佳作だとは思うけど、 そういうこっぱずかしい話を小6という微妙な時期の とば口あたりに持って来られると困る。 高校生くらいだったら、クラス皆で「ちょwwウラヤマシスwwww」 って雰囲気になれるけど、小6では、何か気まずかった。 音読にあたりませんようにと祈っていたw
922 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 19:40:52 ID:uuk/qOrY
マザーグースは何の為の話なのか、ワケワカランwww うちんちに全集(?)っぽいのがあるけど、ついこないだ読んでみた。 ちまちまおばさんっていう話が載ってた。 あるおばさんが散歩に行った教会で骨を拾い、戸棚にしまうのだが、得体の知れない 何かがその骨を取りに行くという、かなり恐ろしい話。 一人ぼっちの女の子の話も載ってたな。 文章は明るいんだけど、最後に「だって私、一人ぼっちなんだもの」だか、何だか 続いてて、暗くはないが、明るくもないお話。
>>921 「赤い実はじけた」って俺も、小学生の頃従業で読んで音読もしたけど、
特に何とも思わなかった。
924 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/11(月) 23:41:22 ID:KChMnq7X
赤い実がはじけた経験なんて、高校生になってからですよ、まったく。 次郎物語。家に子ども向けの分厚い童話があった。 兄や弟に比べて次郎があまりにも不憫すぎて、読んでて悲しかった。 母親に激しくムカついていたなぁ… あと、我輩は猫である。子供向けの童話は大抵途中までとか抜粋とからしいんだけど 私が読んだやつは最後までしっかり書かれていた。 酔っ払って溺れ氏ぬって……子供心に物凄くショックで大泣きした記憶が。
925 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 01:50:43 ID:gL/PuysS
>>915 うん、不幸な子供然り、エドワード・ゴーリーの作品はそれが目的
タイトル忘れてしまったんだけど、胸糞悪い話を一つ。 ある少年は金持ち(だったと思う)の少女の事が好きで、ある日金持ちの少女が『私、血のように真っ赤なドレスが欲しいわ』と言った。 それを知った少年を好いている貧乏な少女は、少年を喜ばす為自分の血でドレスを作ろうと思い、女神に頼んだ。 女神は承諾し、少女の心臓に糸を通し、少女の血で糸を真っ赤に染め、ドレスを作った。 全身の血を使ってドレスを作った貧乏な少女は、少年にドレスをあげた。少年はとても喜んだ(この後貧乏な少女は死んだ)。 少年は金持ちの少女にドレスを渡したが金持ちの少女は『こんなドレス、本当に血で染めたみたいじゃない!不気味だわ!』と少年に返した。 少年はドレスに八つ当たり、ドレスを道に捨てた。ドレスは馬車に轢かれてボロボロになった。 うろ覚えスマソ
928 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 03:36:21 ID:CgjjIQXl
実話を元にして本やアニメにもなってたと思うんだけど 「パパママ、バイバイ!」っていう物語。 米軍機が民家に墜落して幼い兄弟2人と母親が大ヤケドで重体 兄弟のどちらかは忘れたけど1人が最初にハトポッポの歌を 歌いながら死んでしまって、次に別の病院に運ばれて 兄弟の死を知らされていないもう1人が「パパ、ママ、バイバイ」 と言って死んでしまったという内容。 母親は奇跡的に助かったんだけど大ヤケドで、治療のために 硝酸銀入りの薬浴をしなくてはならなくて、ドラマで 母親役を演じた女優が「やめてぇ〜!もう殺して〜!」と 迫真の演技だったのが怖かった。 高校の時、偶然その話を社会科で習ったんだけど、 男の子がヤケドで喉が乾いて「ジュースが飲みたい」って 死ぬまでずっと言っていたけど水分を飲ませると命に関わるから、 心を鬼にして「水はダメだ」と言い続けたおじいちゃんが 手記か何かで「あの後死んでしまって・・・だったら水を飲ませてあげたらよかった」 と言っていたのと、唯一生き残ったお母さんが後にガンで 亡くなったことを知り悲しくなった。
929 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 03:57:09 ID:IyWV565V
日本昔話でお婆さんだかお爺さんがハナクソになってしまう話あったよね あれ見た時は 怖ぉ〜えぇ〜 って思ったのを覚えてる
何度か出てる「火の鳥」の中の一編。 上で書いてる人もいたけど、鳥の姿の異星人が住む星に不時着した男の話がトラウマ。 小学生くらいに読んだんだけど、しばらく鳥は食べられなくなった…
931 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 04:22:34 ID:J013351J
私も鶏肉食べられなくなった… でも小さいときは鶏肉と豚肉と牛肉の区別がついてなかったから 結果的にガンガン鶏肉食べてたと思う
932 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 04:37:05 ID:ruaNTkn2
>>928 知ってる!小さい頃にアニメで放映したのを、ビデオに録画してあったのを見た。
薄々思ったが実話だったのか…。
あれは可哀想過ぎて見れないよ…orz
お母さんは最終的には死んじゃったんだね…。
アニメでは子供達が死ぬとこで終わっちゃってたかな。
(´;ω;`)ウッ…
933 :
おさかなくわえた名無しさん :2006/09/12(火) 08:26:12 ID:pplZKcDA
>>928 嫌だと思った、というより、鬱になった話だよ・・・・
>>928 ドラマをリアルタイムで見てました(´・ω・`)ノシ
主役の女優さんが硝酸銀の薬湯に入れられてた時のシーンは
今も忘れられない…。子供心に激しく鬱になった。
936 :
913 :2006/09/12(火) 11:06:51 ID:FDYYfASK
>>916 918さんの書いてることとほぼ同じです。
それに大人向けなら不条理な結末でもいいけど、子供向けの
ものには一応は教訓というかそういうものが欲しいなあ。
でもまあ、子供時代から理不尽な目にあうことはあるから
免疫つける意味ではありなのかも。
あれって操縦士はさっさと脱出して無事だったっけ? なら更に後味悪いな。
>>935 この話知ってるけど本当に救いようがなくて欝になる話だったね。
聞いたのはかれこれ10年以上も前だけどね。
>>937 米軍から救助が来たけど、自分達の隊員だけをさっさと救助して、
この一家の事はほったらかしにして帰ったんだよね、確か。
それでますます胸糞悪いと思ったよ。
>>926 オスカー・ワイルドの「ナイチンゲールとばらの花」にそっくりだけど、
死ぬのは小鳥だし染めるのは薔薇の花だったなぁ。
既出だけど対馬丸のアニメは見ていて鬱になった。 対馬丸から脱出してイカダで救助を待っている時に、 力尽きてイカダから落ちたお婆さんにサメが群がってきたシーンがやたら印象に残っている。 さすがにお婆さんが食べられる直接的な描写はなかったが サメが群がった後水面にぶわっと赤いものが拡がって お婆さんの孫が「おばぁちゃん!!」と叫ぶ所は子供心にうわあぁぁとなった…
むかし(今もあるか)小学生にやたらと人気だった怖い話を集めたハードカバーの本にのってた話。 ある日主人公(小学生)の家の近くに住むじいさんが自宅の縁側で死ぬ。死因は窒息死だったという。 主人公は葬式に出たが、大人たちに「棺を開けてはいけない」と釘を刺される。 黙って従っていた主人公だが、近所の人達が棺を開けて死に顔を見るたび「ウッ」と顔をしかめて口を押さえていたのが気になっていた。 やがて主人公は近所の人の噂話から、じいさんはまぐろの刺身が大好きだったこと、近所のたくさんの野良猫に家で餌をやっていたことを知り、じいさんの死に様を悟る。 縁側でまぐろの刺身のかたまりを食っていたじいさんはそれを喉に詰まらせて死亡。 そのうちに野良猫たちが餌をもらいにやってきたがじいさんは死んでる。すると猫達はまぐろの刺身の匂いをかぎつけ、じいさんの喉に詰まっているまぐろの刺身をじいさんの喉ごと……。 こういう本に載ってる話は大抵非科学的なホラーばっかりだったから面白かったのに、これだけ何気ない日常に潜む恐ろしい事故を描いててぞっとした。 つーかこれ、子供向けじゃないだろう…。リアルで吐き気をもよおしたよ。
>>928 あの事故、お母さんがものすごくかわいそうだったのに
夫は3年で離婚したよね、たしか。
病気の妻に耐えられなくなったとかで。そしてさっさと再婚。
お母さんは「こどもたちと一緒のお墓に入りたい」と遺言残して病死。
元夫が寛大なふりしてその遺言聞いてやってたっけ。
うげー 猫に足の指食われた婆さんの話思い出しちゃったよ。
>>772 前半のはゴールディングの『蝿の王』じゃないかな?
ただ船の上じゃなくて、無人島での少年たちの話なんで、全然違うかもしれないけど…。
あと
>>896 これ痴人の愛と似てるかな?
自分は896だけ読んだら、
橘さんは、冴えない谷村くんを成長させてくれた
本当のマドンナって感じを受けた。
苦手な算数も猛勉強でそれなりの点取れるようになったし、
(多分引っ込み思案で人前で意見も言えなかったのであろう)
谷村くんが学級会で発言するきっかけもくれた。
まあ、牛乳のみすぎでやつれるのは…背も伸びるかわかんないし微妙だけど。
今まで冴えないままで変われなかった谷村くんが、
恋の爆走パワーでいろいろ克服できた。
それで恩に着せるでもなく「引っ越すのよ、さよなら」って言うのも、
どうせ離れちゃうんだし、突き放した言い方して
「さっさと自分のことは忘れて他にいい女の子探してね」ってことなのかと思った。
で、谷村くんは橘さんの真意に気づいて、最後の
「ぼくは(僕の事を成長させてくれた)橘さんと結婚するんや」
になるんではないかと…。
亀な上長文スマソ
何か勝手に自分の中で橘さん像が出来てしまって、
「何かコレすげえいい話なんじゃね?」って思って…。
>>942 最近読んだ元監察医が書いた本に似たような話が載ってた
………けど、続きがあって………
………喉だけじゃなくて………その………
はっきり言って!
ティンコでしょ? 猫缶の汁を塗って舐めさせてたオッサンがあぼーん。 そして猫は缶の汁が塗ってあるティンコを・・・・というお話。
そうそう アベサダ事件発生かって騒然となったけど実はネコがってヤツ …つか、顔とか舐められただけでも痛いのに よくんなトコをと思ってたんだが…
>>926 >>940 それは倉橋由美子の『大人のための残酷童話』の中の一編だと思う。
元ネタは言われてるとおり、ワイルドの「ナイチンゲールと薔薇」。
>>945 896です。
ナオミは自分の魅力にとりつかれた主人公の弱みにつけこんで、私利私欲の為に彼をこき使いましたが
なるほど、同じ状況下でも橘さんが出した条件はどれも谷村君本人の為になる事ばかりですね。
あなたのレスを読んだら不愉快だった筈の作品が途端に素晴らしい作品に思えてきましたw
素敵な解釈を教えてくれてありがとうございます。痴人の愛や蝿の王と読んでる本も一緒でなんか嬉しい(´∀`)
>>936 もともとゴーリーは大人向け絵本作家だからね。
「不条理さ」や「シュールさ」に面白みを感じるっていうのは
子供には難しいと思うし、子供が読むもんじゃないよあれは。
(上の方に、叔母さんに読み聞かせしてもらった方がいたみたいだけど、
叔母さんの意図が不明すぎる……)
あと自分も上の方に出てた、ヘッセの、戦争後遺症(PTSD?)
に悩まされる爺さんにちょっかいをかける孫の話が嫌いでした。
年寄りを労われよ!と思った。
このスレに上がる物語を読み返したくなったんだが、教科書は 学年が上がるごとに捨ててしまったせいでタイトルが思い出せない。 ヘッセの戦争後遺症に悩まされる爺さんの話のタイトルってなんだっけ?