(-д-)本当にあったずうずうしい話 第38話

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197おさかなくわえた名無しさん
小学校の時の丁度今の時期

ちょっと話した事ある程度の農家の同級生から「今度遊びに来ないか」という誘いを受けた
友達も何人か誘われていて、遊ぶという言葉になんの疑いも持たず、みんなで遊びにいった

当日、家につくなり、イキナリご両親が挨拶もそこそこに「はい、コレに着替えて〜」
とジャージや短パン、Tシャツを渡された。なんじゃなんじゃ?とみんなポカーンと
していると、「これからみんなに田植えをしてもらいます」

「はぁ???」
なんで遊びに来いといわれてきたら、農作業を手伝わされる事になってるんだ?
一緒に遊びに来た子の中には、同じく家で農家をやってる子もいる。
ひょっとして、親同士が話し合って、田植え体験でもさせようとしてるのか?
と思いつつ
結局、反論する機会(できなかっただけだけど)も与えられず、その日一日
田植えやら肥料の持ち運びやら延々手伝わされて、クタクタになった。
その間、お茶もお菓子もでないどころか、昼飯すら抜き。
帰るときも、お礼の一言どころか「あんまり作業すすまなかったな」と愚痴られた

家に帰って、そのことを親に話すと、親父は「いい体験させてもらったじゃあないか」と笑ってたけど
オカンは怒りまくってた。他の家では怒鳴り込む寸前まで行ったらしい
198おさかなくわえた名無しさん:2006/05/01(月) 16:17:27 ID:0tjLeVy0
>>197
別の意味で「いい体験」だな。

自然とのふれあいも、ずうずうしいヤツとの遭遇も、
自分で体験してみなきゃ分からない事が多いところが似ている。
199197:2006/05/01(月) 16:17:53 ID:ntDINN5x
親父の言うように、「いい体験をさせてもらった・・・」と思うようにはしていたけど、
なんの相談も断りもなく、騙して家まで呼んで、ていよく利用されて
なんのお礼もなかったのには、どうしても納得できなかった

親から、「件の同級生の事は責めないように。仲間はずれとかもしちゃ駄目」と
きつく言われたので、その後学校では特に問題はなかったけど、彼から
「遊びにおいで」といわれても、遊びに行く奴はもう誰もいなかった。
稲刈りの時期になると、しつこく誘っていたけど、誰も行く奴はいなかった