腹筋が痛くなるほど笑ったとき Part52

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83おさかなくわえた名無しさん
55 名前:2/2[sage] 投稿日:2006/03/29(水) 23:28:21 ID:IIwd2FdS0
 だんだん夜が明けてきたので、僕は一緒に帰ろうっていったけど
 その子は、私といても幸せにはなれないから、ここでさよなら、っていいだした。 
 次の瞬間、その子の体がフワーって感じでだんだん消えていった。
 あっという間に姿が無くなって、浜辺には僕だけ一人取り残された。
 しばらく呆然としていたら、どこからともなく声がして、
 「最後に楽しい思い出ができた。ありがとう。」って。。。
 ふと、あたりを見ると、かたわらの防波堤の隅に、花束とお供え物があったので
 それで不思議な現象を理解できた。

 今思えばすごくガグブルな話だったんだけど、いまだにリアルに
 彼と手をつないだりキスをした感触と、口に残るほろ苦い精子の味を覚えています。
 思い出すたびに涙がでてきます。

 しかしもっと泣けてくるのは、家に帰っても、家族が誰も僕の存在に
 気づいてくれない、っていうか、母や父に触れようとしても体が
 すりぬけるってことかな。