(-д-)本当にあったずうずうしい話　第35話

先日、高校時代のクラスメイトから家に電話が来ました。
運悪く私が出てしまったのですが、「久しぶり」の挨拶の後、
「お願いがあるんだけど、テニスラケットとバッグ、12本借りたいの〜」
卒業以来交流も無かったのに、何なんだ急に…と思いつつ、
「いや、そんなに持ってないし…」
「え、だって○ちゃんテニス部だったじゃん？しかも部長だったじゃん、みんなに声かけて集めてよ〜」
「今連絡取れるのなんて3人ぐらいだし…」
「1人3本以上はラケットあるでしょ？最悪バッグは5個ぐらいでもいいから、用意して」
「そんなあるわけ無いじゃん…何に使うの？」
「最近なかいい人と、テニ○リのコスやることになって〜みんな服はどうにかなるけど、ラケットって高いじゃん？
　2回や3回のために買うのはあれだから、借りてあげようと思って。どうせ使ってないんでしょ〜ブランドはね
　Fが何本、Wが何本、Mが何本…」
「いや、メーカー指定されてもムリなものはムリだし」
「とにかく必要なんだってば！そんくらい持ってるって本で見て知ってるんだからね！」
「…少なくとも私は2本しかないし、まだ使うし、見知らぬ人に愛着あるものを貸せないよ」
「ちょっと困るし！借りてきてあげるって言っちゃったし！18日（一週間無い）までに必要なんだけど！！」
「そんなこと言われてもこっちも困る。とにかく貸せない、無理。買うか諦めるかどっちかにして」
と、即電話切りました。
相手とは学校で会えば挨拶、世間話はする。私も漫画は読むので、その話をちょっとするくらいの間柄。
公立高校地区大会止まりな部員１ケタ前後の部で、ラケット3本も持ってる人いないし、
なんかテンションっていうか話し口調が危ない感じだったので、今連絡が取れる友人3人にすぐにメール。
その日の夜、そのうちの2人から自宅に電話が来たと連絡が来ました。
幸い居留守で話すことは無かったようです。

続

続き

二日後、またうちに電話（ND機能は無く、祖母は保留にしないで呼ぶので、返事丸聞こえのため居留守できずorz）
今度はしおらしい感じ。
「みんなに借りてくるって言っちゃったから、今更ムリだっていえない」
「本当に頼りにされてて断れないから、貸してくれないと私の人格に関わる（ホントにこう言いました）」
「私の顔を立てて貸して。貸してくれないと信用が無くなってハブにされる。私がそうされてもいいの？」
切々と語ってくるけど、そんなに頼りにされるタイプでもなかったし、本当か？と思い
本当に信用されてるの？ある程度高いものをそんなに1人に借りてこいなんて普通言わない
みんなのちゃんとした連絡先はわかってるの？等問い詰めた。
そうして聞いてみると、どうやら一部の人意外はネットで連絡を取る人ばかり、
なんだか有名なコスプレのグループ？らしい（綺麗とか、かっこいいとか）
そのメンバーとネットで知り合い、ラケットを調達してくるから当日は仲間に入れて欲しいと言ったらしい。
「その人たちと一緒にいるってすごいの！私のチャンスなの！」
「私ががんばって作ったチャンスをつぶすつもり!?友達でしょ、信じられない！」
最後にはここまで逆切れっぽく言われたので
「自業自得、無理な物はムリだから。また掛けてきたら警察に連絡するよ」
と言って切り、他の3人にまた連絡。

期日後二日後くらいにその3人のうち2人の家にまた電話が来たらしく、不運にも電話に出てしまった友人は
私の悪口を言われたらしい。
「○ちゃんは本当にケチ、友達がすっごい困ってお願いしてるのに助けてくれない。
　あんな子と友達やっててもなんにもいいこと無いよ。自分が損するばかり、友達やめな。
　私はもう一切連絡しないことにしたから、他の人にも教えてあげて」といって切れたらしいです…

正直一切連絡しないといわれてほっとした。
家まで来られたりしたらどうしようかとちょっとビクビクしてたよ