うっそ〜ん。387に乗って小説しりとり振ろうとして書いてたのに進んでるじゃん!!
でも書く。
竹細工職人として名をはせる人間国宝の趣味は
からくり人形を作ること。
その趣味からこんな事件に発展するとは・・・。
初めて人間国宝が彼にあったのは5年前の暑い夏のことだった。
393 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:00:20 ID:kWe95sEl
確か、彼は外が晴れていたのにびしょ濡れだった。
私は、おかしな男だなと思った。
394 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:02:20 ID:5bHt8B6P
たまたま寺院に来ていた彼に人間国宝の彼は言ったのだ。
「だっふんだ!」
誰の目にも異様な風景だった。
そして、長い回廊の向こうから吹いてくる涼やかな風…
397 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:27:55 ID:nU8WEBTB
その風に乗り、やがて強烈なウンコの臭いが寺院全体を覆った。
398 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:29:27 ID:nU8WEBTB
ごめん、ここしりとりだっけ。
スルーして。
「ぜっこ〜もん!」
尖り頭の彼が背後で叫ぶ!
人間国宝が風と感じたのは移動する彼そのものだった。
そして人間国宝の心に残るのは
出会った瞬間に絶交された虚しさと肛門の痛みだけ。
ケツ穴は実に痛かった。
401 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:44:44 ID:r4iQvzUZ
「たまらんな、なんか痛いよ」
私は肛門に指を入れてみた。
「きっ、切れてる・・・」
彼はカマイタチだったのか?
402 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:47:18 ID:P3dowcbn
たまらない痛みにたえつつ彼はこう叫んだ。
403 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 00:50:01 ID:7+teVnJ6
「誰か…助けておくれ!」
かなりの痛さに耐えきれず、彼は病院に行く決意をした。
留守番役には、ぜんまい仕掛けのダッチワイフを起用した。
タクシーは、なかなかつかまらなかった。
と、ようやく一台がウィンカーを点滅させながら数b先に止まりかける。
急ぎばやに歩きながら、人間国宝はふと腕時計を見た…。
「この時間では、病院も混んでおるかも知れぬ…
ゼンマイは15回巻きにしたが… 足りなかったも知れんのぅ…」
405 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 01:08:46 ID:5dpSsARe
上を向き、目を閉じて彼は考えた。
タクシーの運転手は早口で言った。
「お客さん、乗るなら早くして下さいよ。少し前の客も、かぶってるし…まぁ、それはもういいと思いますがね」
406 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 01:12:01 ID:P3dowcbn
うぅ・・そのとき彼は時計の針をみておもった。
念仏のように無表情で彼は言った。
「出してください。405のように上手くね」
この決断がまさかあのような結果になるとは。
408 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 01:28:06 ID:r4iQvzUZ
「はてな?」
タクシーがなかなか出ない。
ふと私は運転手を見た。
「お、おまえは留守番してるはずのぜんまいダッチ・・・」
409 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 01:50:24 ID:5dpSsARe
血の気が引いた。
人間国宝の額から、冷たい汗が滲んできた。
「…な、なんじゃこりゃあ!!!」
彼は慌てて車のドアに手を掛けた。
410 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 02:01:18 ID:r4iQvzUZ
「頼む、開いてくれ」
全然、ドアが開かない。
すると、ダッチが急に大きな眼になり言った
「私には、五年前におまえに犯されて殺された藍子の怨念が入ってるのよ」
「よせ!人違いだ!
五年前と言えば俺がインポテンツで苦しんでいた頃。
おまえを犯せるわけがない!!!」
412 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 02:05:51 ID:NmijKcky
(・∀・)イイ!!
「いいえ、インポだなんてウソよ。私にはわかっているの。私を殺した本当の理由を……」
予想通りのダッチの言葉に、人間国宝は身をこわばらせた。
「藍子……。すまなかった。許してくれ……」
そう言うのが精一杯だった。
「ひどい人……、いくら私があんなことしたからって、何も殺すことはなかったのに……」
そう、人間国宝は藍子のあの行動だけは許せなかったのだ。
その行動とは、
414 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 02:18:14 ID:r4iQvzUZ
腹の子は、藍子の腹の子は人間国宝が恨んでも恨みきれない義理の弟の子だったのだ。
人間国宝は知らん振りして藍子と親密な関係を作っていたが、実はすべての事を探偵を雇って知っていたのだ。
「藍子ぉ〜、あんなにワシは愛してたのに・・・」
ニヤリ…。
藍子が無気味に笑った。
「嘘よ。…分かってるわ。
あなたが許せないのはお腹の子の事ではない事くらい…。」
藍子は全て知っていたのだ。
「そう…。あなたが許せなかったのは…私の…
「のどについた、キスマーク……。
不思議ね、私があなたの義理の弟……、そう、私の、実の弟……。
弟との関係でできたお腹の子は許せても、このキスマークが許せなかったなんてね……」
ダッチはタクシーの運転手の制服をはだけた。
体はダッチのはずなのに、首筋にいくつもついた、赤い痕。
まるで生きているかのように生々しい。
「違うんだ、藍子……。私は、私は本当は……」
417 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 02:53:28 ID:r4iQvzUZ
果てしない過去の事を人間国宝は思い返していた。
あれは、五歳の時だ。
記憶がやっと定まり始めていた幼少の人間国宝は、この年齢からママハハに虐待されはじめたのだ。
それも、性虐待。
「まさる、私の言うことをお聞き!!」
いつも、まさる少年は小さな体で人間椅子になりながらママハハの秘部を舐めていたのだ。
そんな時、いつもと違う要求があった。
「まさる、首を愛撫しなさい」
「いや…、僕はしげるですが…。」
「ガタガタ言うんじゃないわよ! お撫でったらお撫で!」
420 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:07:03 ID:ll3FN2Cs
「でも…僕はしげる…」
「頑固なガキね!あんたの名はさとるよ!」
そう、ママハハは色情狂のうえ、痴呆症でもあったのだ。
まさるは泣きながら女の首を愛撫した。
執拗にキスマークをつけさせられた。
ある日、とうとうまさるは女の首を締めて殺し、死体を天井から吊った。
警察は首筋のアザを丹念に調べ、自殺と断定した。
421 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:10:11 ID:FiqaJcWr
確かな名前はまさる。
しげるじゃない。
本人も若くして痴呆だった。
他人はそう言うが実際、まさるは痴呆などではなかった。
万が一、殺人の容疑がかかっても心神喪失の判定が出るよう馬鹿のフリをしていたのだ。
ママハハ殺しは計画的だった。
竹細工を始めたのはこの頃からだった。
まもるは竹細工をしているときだけは不思議と心が落ち着き、ママハハを忘れることができた。
だが、あの首へのキスマークを作る行為だけはどうしても忘れることはできない。
424 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:22:54 ID:r4iQvzUZ
確かに痴呆ぽく演技はしていたが、実は脳のバランスがひどく悪い子だったのだ。
IQは高いのだが、一日の何時間はもの忘れがひどくなるのだった。
ママハハを殺したのが、小六の十二歳。七年間虐待され続けた彼の心にはトラウマとして残った。
実はその頃、陰毛が生えかけていた。
ママハハの首を絞めながら、初めて射精した。
425 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:24:09 ID:r4iQvzUZ
いかにも確かに痴呆ぽく演技はしていたが、実は脳のバランスがひどく悪い子だったのだ。
IQは高いのだが、一日の何時間はもの忘れがひどくなるのだった。
ママハハを殺したのが、小六の十二歳。七年間虐待され続けた彼の心にはトラウマとして残った。
実はその頃、陰毛が生えかけていた。
ママハハの首を絞めながら、初めて射精した。
「た…たまらんなぁ〜…」
人間国宝は不意に思い出したあの頃の光景をまぶたに浮かべていた。
トラウマとはまた別の感情として、まさる少年にもまんざらではない
思いがあったのだ。
人間国宝はさらに記憶をたどる。
「あのときはあそこをこう…ウヒョヒョヒョヒョ…。」
「…おい…。」
しびれを切らしたぜんまいダッチ、すなわち藍子がツッコミを入れた。
藍子は完全にその存在を忘れ去られていた…。しかし…
427 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:32:16 ID:r4iQvzUZ
独り言、スルーして
いやあ、ハードだな。しりとり他人で連載小説w
つ〜か漏れも独り言。
いつまで続けるんだ? これw。
次頼む「し」
429 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:38:01 ID:ynUTSP3/
死んだような、定まらない視線で人間国宝は過去へと思いを巡らせていた。
殺意、憎悪、愛慕、快楽…
思いの全てをママハハに、そして藍子にぶつけた。
二人の髪を編み込んで作った竹細工の篭は最高傑作だった。
それをダッチの頭に被せて毎晩、夜を共にしていた。
耐える毎日はママハハの死後も続いた。
まさるは親戚じゅうをたらい回しにされた揚げ句、余命幾許もない
じいさんに預けられたのだ。遠い遠い…他人と言っても差し支えない程
遠い親戚にあたるじいさんだった。
この頃のまさるの気がかりはまもるの事だった。一緒に竹細工を自慢し
あったまもる…。
>>423でたった一度現われただけだったが、まさるに
とってはまさに兄弟以上の絆で結ばれた親友であった。
431 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:46:46 ID:r4iQvzUZ
最後の独り言。スルーして
いつもと違って、急激にラベル上がりすぎだろww
ろれつ回ってないが、ちょっと一言。
>>431 いちおう独り言でもつなげて〜な。
スマソ。続きお願い。「た」
433 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:50:42 ID:r4iQvzUZ
確かに言える事は、まさるの脳は成長期にて壊れてしまった事だ。
実は、まもるとは記憶が無い時の別人格なのだった。
434 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 03:52:43 ID:ynUTSP3/
タイム!
俺も独り言…
>>430 笑わせんなよ〜
「まさる」と「まもる」
じゃ、続けてね、「た」
魂の抜け殻のように暮らした中学生時代…。
そんな暮らしの中でも生きていられたのは「まもるに会いたい…。」
その一心であったというのに。
無情にもそのまもるはまさる自身。その内に宿っているのだ。
436 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 04:13:52 ID:r4iQvzUZ
だが、まさるはまもるの事をホントに知らないのだろうか。
中学の同級生・紀子はこう発言した事がある。
「彼って、いつも『ジキル博士とハイド氏』を読んでるのよ」
読み物としては『ジキル博士とハイド氏』はそんなに面白い物ではなかった。
しかし、なぜか心惹かれるのである。
まさるは繰り返し繰り返しその本を読んだ。
<!--中断してここで独り言をお送りします-->
なんだよー、一応主人公の名前が「る」で終わる名前でコロコロ変わるボケを
引き継いだつもりだったのに……。わかりづらかったか、スマン。
それにしても、予想以上におもしろいな、しりとり小説。
楽しんでるのは一部の人間だけかもしれんが。
でもこれ、どうやって終わらせればいいんだろ。
あと文語調だからどうしても「た」「だ」が多くなっちゃうな。
<!--独り言終わり-->
そして、しばらくしてまた事件は起こった。
紀子は後にこう語る。
「私の一言が、あんなことになるなんて……」
438 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 04:26:13 ID:r4iQvzUZ
天気が晴れたある日、まさるは暇だった。
余命幾許も無いじいさんは七十五歳だった。
しかし、再婚相手は三十九歳の蒸れ蒸れ。
中三のまさるには、どうしようもなく淫乱に見えた。
ある日、まさるがダンボール箱の上で数学の勉強をしていると再婚母が近づいて来て、
無言でまさるの股間を触り始めた。
たま金をまさぐる再婚母の手…。
<!-- 真似ておいらも独り言 -->
>>437 漏れもその路線で行くのかと思ったんだが…。
しょうがないんで別のギャグを…。
どうだ?
>>430。ウケた?
もうしばらくしたら寝ま〜す。
<!-- ここまで -->
余命幾許もないとは言え、じいさんは体もまだ丈夫であった。
そしてまた心優しい人でもあった。
それゆえ、まさるを心底心配していた。
まさるはじいさんを困らせまいと独りで縁側に出ては「まもる…」と
呟いていたのだ。
そんなある日に起きた事件…。
あの7年間、性的虐待を受けていたまさるにとっては堪えがたいものであった。
440 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 04:46:16 ID:ynUTSP3/
(多分、俺もそろそろ寝る。皆、上手いな。
じゃ、続き)
魂を抜かれたような恍惚とした面持ちで再婚母は薄ら笑いを浮かべていた。
まさるは暫く硬直していたが、突然、女が彼の首筋に吸いついてきたのである。
「うわぁぁぁ!!!」
無我夢中で彼女を押し退け、まさるは家を飛び出した。
その頃であった、藍子と知り合ったのは。
藍子と出会って間もなく、彼女から一人の男を紹介された。
「弟のまもるよ」
それは当然、単なる偶然である。
しかし彼はその名を聞いた瞬間、激しく動揺した。
たんま。
漏れこれで寝るんで先に もやすみ言っとく。ノシ
それから、尻は禿しくコロコロと変えても問題ないか?
それなら心置きなく「た」や「だ」で終わらない文考えるぞ。
…で、本題。
スマソ。
>>423=
>>437 は気付いてなかった。
442 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 04:58:03 ID:r4iQvzUZ
たははっ、440に先越された。これは無しの話で。
楽しく笑ってる奴などいない、昭和十八年の夏である。
食料さえ、ままならないご時勢に何故か一人だけ太っている再婚母である。
まさるは空腹とトラウマに悩まされながらも股間を大きくしていた。
「ぶおおっ」
一瞬のうちにまもるになったまさるは、きつい表情でこう言った。
「俺はな、誰も発見してない必殺技を開発したんや」
「題して、七年殺しやっ!!」
再婚母の後ろに回ると、パンティを強引に引き吊り落とし、両手を合わせ人差し指だけ
長く伸ばし、肛門に一気に指を突き刺した。
母は「ウ−ン」と言いながら、倒れこんだ。
それでは、続けて「た」
たしかに藍子はこう言った。
「弟のまもるよ」、と……。
まもる……、まもる……、まもる?
その言葉が引き金となって、まさるはすべてを思い出した。
ママハハに受けた性的虐待。ママハハにかけた七年殺し、
そしてママハハを自らの手で……。
/*ちょいと独り言
もうすぐ俺も寝ます。明日は隅田川花火を見に行きたいのに、起きられるかな……
おやすみー。
独り言終わり*/
まさるは思わず大きな声で叫んだ。
「うわあああああああぁぁぁぁああああぁあぁああ!!!!!!!」
444 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/30(土) 05:31:23 ID:ynUTSP3/
あ…
>>442 、ごめんな。
ネタ、好きだぜ…マタンキ!
また小説続いてたら参加させてくれ。
(夜だけど)
んじゃおやすみ、またな
続き↓
「どうしました?」
「大丈夫?まさるさん…」
だが、まさるは頭を抱えたまま震えるばかりだった。
まもる…まもる…君なのか…
過去の記憶が鮮明に蘇る。
だが記憶が蘇るのと共にどうしても拭いきれない違和感も感じ始めていた。
次の瞬間その違和感が語りかける「僕だよシゲルだよ」
そうシゲルは実在した人格だった。