(#´皿`)
余裕で2ゲット
「警察通信読本」
4 :
3:05/03/19 23:45:51 ID:EccxJNXs
4様
8秒差でやられたw
5 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/19 23:48:05 ID:20RetIf2
「うつは必ず治る」
「内なる画家の眼」
7 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/20 00:13:39 ID:f7Hpzh9x
くにきだどっぽのむさしの
8 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/20 00:31:55 ID:xjIIv2no
トニー滝谷
9 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/20 00:33:48 ID:E29JDTwo
「砂の女」
読んでて口の中がジャリジャリしますた。
「7つの習慣―成功には原則があった!」
名著
金田一少年の事件簿 電脳山荘殺人事件/天樹征丸
わりと面白かった。インターネット知らない金田一に驚いたが、
これ確かマガジンノベルス版出たのパソコン通信時代だった?
13 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/22(火) 10:14:54 ID:lj/62XxM
「さまよう刃」
川の深さは
15 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/23(水) 02:21:28 ID:tX10LlFK
>>12 釣りかもしれんが、発行されたのはおもいっきりwin98でたあとだった気が。
金田一つながりで
獄門島/横溝正史
世界観というかこういうネタ大好き。救いようがないけど。
16 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/26(土) 05:36:01 ID:2ntQ/sjD
海外ブラックロード
17 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 01:18:53 ID:0XCalWJH
グリムゾンの迷宮(貴志祐介)
ちょい古い小説だけど人にすすめられて今さらだけど読んでみました。
かなりハラハラした。RPG好きの人は是非!!
高村薫 「晴子情歌」うーん、昔の仮名づかいが読みづらくて挫折。前回も
読破できずorz
「そのケータイはXX(エクスクロス)で 」 上甲宣之
「旅行で訪れた山奥の温泉地、そこは怪しい村だった。
今すぐ脱出しなければ片目、片腕、片脚を奪われ、“生き神”として座敷牢に一生監禁されてしまうという・・・」
というあらすじに興味をそそられて読んでみました。
話の半分は全然関係ない敵が主人公の片割れ相手に大暴れ!
せっかくの設定が台無し・・・
なのになぜか勢いにのせられて全部読んでしまった。
「地獄のババぬき」
前の「そのケータイは・・・」からの第二弾。
バスジャクされた車内で命をかけたババぬき勝負・・・というマンガみたいな内容。
っていうか前回ああいう終わり方でどうしてそんな事になるの?
って話のはじめから「ありえない」と突っ込みどころ満載。
なんとも微妙でした。
20 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 20:50:34 ID:pXPPpnnq
ボーナス・トラック/越谷オサム
幽霊の描き方がオリジナルな部分多くて好感
幽霊も面白いキャラだし、獲りつかれる側の主人公の成長振りもいい。
女子高生キャラが居ない方がスムーズで良かったかも。
犯人の謎解き目当てで見る小説では全くなかった。
21 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 20:55:17 ID:Hm3nDCl/
22 :
:2005/03/27(日) 20:57:47 ID:BgXrgrTJ
「ラテンアメリカからの問いかけ」
南米の犯罪とかインディオの人の生活とか
いろいろな問題について解説してある本。
澁澤龍彦「黒魔術の手帖」
24 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 23:48:00 ID:kuqn0kUa
>>19 俺もそれ読んだけど、途中でアホらしくなって捨てたよ。
しかし、宝島社の賞を取った小説で面白いのないよな。
小林賢太郎戯曲集
ヘルマン・ヘッセ「車輪の下に」
あとちょっとで終わりそう。
生命保険の約款。疲れた。
あと本ではないが、司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」
28 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 19:51:59 ID:O0Sq2gZp BE:24683933-
>>17 自分の中では名作。
そんな漏れは、
実録鬼嫁日記
29 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 19:54:19 ID:XfGE0991
藤沢ひろみ・著 『ハーフ・ラバーズ』
筆者に激しく会ってみたい。
>>17 グリムゾンじゃないよ。クリムゾンだよ。そして名作。
アルケミスト 夢を旅した少年
車谷長吉 「金輪際」
トラウマ掘り起こされました
井上靖「敦煌」
とってもロマンティック。映画化されてるのでビデオ借りた。
伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」
不思議な小説。
ファンタジーかと思っていたら、いつの間にかミステリーだし。
カカシ萌え。
真保裕一「奪取」
じじいのキャラが(・∀・)イイ!!
中学生萌え。
ラストでは苦笑www
「不連続殺人事件」 坂口安吾
久しぶりに推理小説を読んだが、なかなか面白かった。
台詞回しやら何やらが古くさいところもあるけど、
読みやすくて良い。
「昭和天皇の研究」山本七平
ぽまいら、昭和史をひもとくのも、いいものでつよ
「野比」大岡昇平
2・3時間で読みきれるから一度お試しあれ。情景が眼に浮かぶような良い作品です。内容すごいけど。
37 :
36:2005/03/29(火) 16:06:30 ID:bC0UDiMS
「野火」デスタ。
もうのび太くんたら、しょうがないなあ
>>24 レスありがd
期待して読み始めたのでホントがっかりでした。
「生きながら火に焼かれて」 スアド
結婚前にエチーしたため、「名誉の殺人」として自分の家族に殺されかけた女性の話。
あんまりノンフィクションは読んだ事なかったのですが・・・
いたたまれない。
巌窟王
「日暮らし」宮部みゆき
犯人の動機とか背景にもう少し肉付けが欲しかった
たまに京極作品を読んでるような錯覚が
「生首に聞いてみろ」法月綸太郎
思ってたよりオーソドックスな推理小説
彫刻に少し興味を持った
『西城秀樹のおかげです』森奈津子を読んだ。
すげえ下らないSFで笑った。宇宙人を天ぷらにする話が気に入ったよ。
川端裕人「夏のロケット」
これからの季節にピッタリ。爽やかな気分に。
「ぜひ、一度お読みください 修身 −美しい日本人ー」
45 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/05(火) 14:08:15 ID:d7fSwLe2
「ノモンハン」
46 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/05(火) 15:05:20 ID:hQIvYSve
すべてがFになる
遠州の山と峠
安部公房 映画シナリオ撰
ネバーランド/恩田陸
最初だけお気に入り。
エピソードの中に一つだけ嘘を入れるゲーム面白い。
他の章はショタくっさー
失踪日記読んだ。ホームレス生活の描写も面白いが、
配管やガス工事が楽しくなってくるくだりが好きだ。
アル中になって二日酔いで迎え酒して「きいてきた!」とか、
幻覚が始まった時の絵はすごい。
あーそうかこんな感じなのかと深く納得した。
なんかよくわからないがその部分ばっかり読んでいる。
青空の卵 / 坂木司
蛇行する川のほとり / 恩田陸
四季・夏 / 森博嗣
52 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/09(土) 18:04:03 ID:YcP/mNIW
金持ちと上手につきあう法
人間もサルもやってる事はほとんど変わらんのですね
53 :
もちょこ☆:2005/04/09(土) 18:05:17 ID:FNWyix7f
デスノート
54 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/09(土) 22:02:48 ID:SuM/Wktz
天人唐草 山岸涼子
同時収録の「女狐」家族構成が読んでてサッパリだった
表題作、山岸作品には冒頭からアヘアヘ笑い登場する狂人が多い
絵柄可愛いから結構笑える。
もちょこ☆
56 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/09(土) 22:56:47 ID:Z1oCgMTm
「若きウェルテルの悩み」
ストーカーかよ。しかもニート。
57 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/09(土) 22:57:36 ID:jh5UUxDl
「エッ?!性の本」
夜の果てまで/盛田隆二
主人公セックルしまくり
野沢尚「深紅」
序盤の凄絶な展開から徐々にトーンダウンしていくので萎えた。
逆に主人公が段々と変貌していくさまは興奮した。
宮本輝「ここに地終わり海始まる」
文庫の解説に書いてあった、「宮本輝の小説の主人公は驚くほどたくさん手紙を書く」
という一文にワラタ。冒頭も絵葉書の下りから始まるし、みんな手紙書きすぎ。
60 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/10(日) 21:30:12 ID:kGT1HMFd
佐藤多佳子「黄色い目の魚」
特に高校生におすすめしたい。もちろん、大学生、OL、おっさん…誰でも楽しめる。
舞台は鎌倉、葉山町、江ノ島電鉄沿線。中心となるものは「絵」。
一度読んでみてください。
死にたい/タナトス
サイトは未見。ツボにはまる。おもろい。
ヰタ・セクスアリス。
金井湛君は哲学が職業である。
63 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 00:03:37 ID:QZpFmUxN
>>59
「深紅」はたしかにその通り。しかしその前半だけでも
読む価値はある!
「ここに地終わり〜」も読んだけどあんま覚えてない。
浅田次郎「プリズンホテル」にヤラレまくり。
64 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 00:54:59 ID:vOnAPVLA
65 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 00:58:07 ID:vOnAPVLA
途中で書き込んでしまった・・・。
>>63 浅田次郎「プリズンホテル」って
いたるところで皆が面白いって言ってるけどそう?
最初立ち読みしたけど、あんまり楽しそうじゃなかった。
読んでくうちに面白くなってくのかな?
煙か土か食い物/舞城王太郎
奈津川家好きだ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎さん
猫好きの私にはキッチリと読むことはできませんでした。
残酷すぎる(と思われる)描写に、ものすごページの飛ばし方で
読んでしまった。
「海辺のカフカ」村上春樹さん
を読んだ時も、虐待描写ばかりに気がいってちゃんと読めなかった。
人が切り刻まれるのは平気なのに・・・
68 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 14:38:52 ID:Yrq+MD95
「海峡の光」(辻ひとなり)
私は、社会にとって一つの将棋の駒でしかないと思うことがある。
途中で、花井修という人物が出てくる。この人物に作者は何を吹き込もうとしているのか
私には強烈なメッセージにも見えた。私から、将棋の駒になれば、いいだけの話だった
誰も私が重い仮面をしていることに気がつきはしない
>>65 プリズンホテルおもしろいよ。
ヤクザが経営しているホテルの話。
笑いあり涙あり、濃ゆい人情系。
70 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 14:51:31 ID:hC3SDlOv
「花とみつばち」安野モヨコ
「文章読本」丸谷才一
よみおわらねー
71 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/11(月) 17:47:39 ID:5l2XgBoX
>>65
プリズンホテルはつかこうへいの芝居が好きなら
きっと楽しめるはず。
って参考にならんか。
>>69
笑いはあんまり来なかったかな。
かっこよすぎてニヤニヤしたりはしたが。
ラブクラフト全集の7巻が出てたから読むぞ〜。
舞城王太郎「みんな元気。」
なんか読むの疲れたけど読後感は良かった。
「我が家のトトロ」って短編は猫好きにはたまりませんでした。
「狂骨の夢」
まだ読み終わってない。
文庫なのにポケットに入らないって・・・
>>74 狂骨でそんなこと言ってたら後が続かないぞ。
deepLove〜パオの物語〜
イイ!古本屋で泣いてしまった。
イヌのパオが、この後に続くdeepLoveのアユに出会うまでの物語なのだが、
一家心中あり、動物虐待あり、ホームレス狩ありでかなり壮絶。でも
イヌの世界でも、兄弟愛ってあるのかなとか、
世の中って怖いなとか、信じていたのに、裏切られるって恐いなとか
いろいろ考えさせられた。
家のわんこをたたくのをやめた。
イヌのパオが、保健所で姉のイヌをみつけて
「お・・・おねえちゃん」というシーンがあるのだが、そこにキてしまった
>76
どこが笑いどころ?
リトル・トリーの冒険
鼻の置くからツンッときた。
読み直したら、前泣かなかったところでも泣いてしまった。
別に悲しい話でもないのに。
子供が育ったら、薦めたい。
>>76 本当に感動するもんなんだね。
本を読まない人のベストセラーって自分たちでいうのかよ!
と笑ってたけど、私も試しに立ち読みしてみようかな。
どうしよう感動したら。
『笑酔亭梅寿謎解噺』田中啓文著を読む。
落語と推理モノを掛け合わせたエンターテインメントで、上方芸能の雰囲気が分かる。
パターン化してるキャラも生き生きしててよろしい。
短編連作でそれぞれ古典落語が元ネタになっており読み易く、暇つぶしにはもってこいだな。
マンガでもいいのでしょうか?
ふらりと入ったマンガ喫茶で「命の器」というマンガを見つけて読みました。
主人公は産婦人科の女医、さまざまな妊婦の出産や人生などが一話完結で載っており
マンガといえど侮れないと思いました。
もう涙腺崩壊で涙が止まりませんでした。
82 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/19(火) 17:43:01 ID:xUYpIpz0
ソニーが危ない!
「ツール100話 〜ツール・ド・フランス100年の歴史〜」 安家達也著
昔のツール・ド・フランスに出場した選手達のハチャメチャさに笑った。
いくら喉が渇いたからといっても、コース脇の店に入ってワイン2本一気飲みして
そのまま酔いつぶれて寝てしまったりとかもう滅茶苦茶すぎ!
その他にもある選手が死の床にあるとき、見舞いにやってきたライバルに
「すまないな、またお前より先に行かせてもらうぜ」と言うような
涙腺を刺激する話もたくさんあって非常に楽しめました。
なぜヨーロッパの人々があれほどに自転車レースに熱狂するのか?
その答えはこの本を読めば自然にわかります。
そして自分も自転車に乗りたくなることうけあい!
>>6 >>9 >>50 >>83 密林で一気に購入。楽しみです。
ちょっと前になりますが「廃用身」
ウチのオカンは読後orz…になってましたが
私は非常に楽しめました。
「日暮らし」 宮部みゆき
読み終わりたくないのに残りページが減っていくのが口惜しい
「ユージニア」恩田陸
中盤まではすごく面白かった
…自分には読解力が欠けている気がする
「目からウロコの民俗学」 橋本裕之編著
簡単に言えば民俗学のトリビア本なのだが、
文章が読みやすく民俗学にあまり興味がない人でも面白く読める。
ひとつのネタで2〜4ページくらいと、ほどよい長さにまとめられているので
広い範囲の知識が過不足なく詰め込まれていてテンポが良い。
日常生活に密着したネタも大量にあるので
自分の国の事なのに何も知らなかったと恥じ入った。
教科書で習う歴史とはまた毛色の異なる、
日常の中の歴史の深さを知る事のできる良い本です。
プラトーノフ「ジャン」
はぁ・・寂しい・・・
「海の上のピアニスト」
後半になると急に哲学的になる。絵本のようなやさしい文で、短い。とても読みやすい。
そしてロマンチック。しんみり悲しいような、胸が温かくなるような感じ。
あー小説読みたい。なんか分厚いやつ。
でも就職活動中だからゆっくり読書する気分になれない。
早く終われ。
筒井康隆「朝のガスパール」
人が死ぬシーンでこんなに笑えるとは…
93 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/25(月) 10:11:59 ID:yBoRHYCC
黒部物語
94 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/25(月) 13:12:48 ID:bIQ/dZWs
デットエンドの思い出 よしもとばなな
司馬御大「竜馬がゆく 4巻」
高村薫「黄金を抱いて飛べ」「李歐」 2冊立て続け。
ストーリーは面白いんだが、ところどころに散りばめられてる「男同士の友情を
ヘンに超えてしまったアレ」は高村作品共通のもんなんでしょうか。
それとも私のセレクトがたまたまウホッを呼び寄せてしまったんでしょうか。
>>96 何も知らずに初めて読んだ高村作品が「黄金」だった。
すげえびっくりした。
短編集の「地を這う虫」はウホではなかった気がする。
中島らも「人体模型の夜」
100 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/27(水) 01:16:35 ID:J1PiAC42
村上春樹 象の消滅
宮部みゆき「我が隣人の犯罪」。再読。小4の子供にどうかな? と思ってまた買ったのですが、
サボテンの花でまたしても泣いてしまった。
この深さは子供にはわかるまいと思った。
やっぱり、まだ寝かせておこう。ティーンズ文庫のミステリ系でも読ませておきますです、はい。
山田風太郎「柳生忍法帖」
ただのバイオレンスやエロティシズムだけじゃなく、戦う者の持つ儚さや美しさの描写が素晴らしい。
これ読んで著者に対する認識を改めました。
103 :
96:2005/04/27(水) 20:41:19 ID:bwWOVTW8
>>97-98 レスどうもです。仕様なんですね(´・ω・`)
読んでてどうも余計な感じがするのですが、話自体はとても面白いと
思ったので、そのシーンは生暖かく読み流すことにします。
なんだかんだ言って「神の火」借りて来ちゃったし。
104 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/27(水) 21:50:56 ID:UUUdce3W
村上春樹 アフターダーク
105 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/27(水) 21:53:56 ID:+Di5gHDW
なんで本を読む時間があるんだよ。
仕事で10時間拘束されててどうやって本読めばいいんだよ
106 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/27(水) 22:49:25 ID:8CaLarLk
>>105 監視業務だから、勤務中にも読んでる、俺は。
一日一冊ペース。
上野正彦 死体論
108 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/27(水) 23:16:20 ID:+Di5gHDW
>>106 じゃあここにいるやつはみんな監視業務なの?
「太平洋漂流76日間」(スティーヴン・キャラハン著/長辻象平 訳)
イギリスからカリブ海までの船旅の途中でヨットが沈没し、
非常用のゴムボートで76日間も海上を漂流した著者の
体験記。ずっとゴムボートの上で 行き先は海流と風任せ、
何隻も船を見てるのに全く気づいてもらえない絶望感は
想像を絶する。
仕事で10時間拘束でも充分すぎるほど読める。
俺は自己流の速読が少しできるから、テレビを見なかったら3冊くらいは読めるよ。
今日も以下の3冊を読んだ。
「手業に学べ 天の巻」 塩野米松
今はもう失われつつある、もしくは失われてしまった
古くからある日本の職人仕事の記録。
日本の文化が自然との対話で成り立っていた事がよくわかる。
真のエコロジーはもうとっくの昔に確立されていたのに驚愕する。
「アドバード」 椎名誠
広告に埋め尽くされてしまった世界のお話。
どこか懐かしく、どこか近未来的なSF。
15年前に発行されたのも関わらず、古臭さを一切感じないのは
現実世界が架空であるはずの「アドバード」の世界に近づいているから。
「彫刻 その製作過程と原理」 ルドルフ・ウィトコウアー 池上忠治 監訳
題名そのままの内容。芸術論ではなく歴史や技術論を中心に語られる。
男性が読むとかなりはまるのではないだろうか?
111 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/28(木) 02:11:54 ID:TxKIVsDs
速読いいね。
時間の節約になるからそういう講習でも受けようとしたことあるけど、
まー今ののんびりした読み方に満足してまつ。
112 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/28(木) 02:37:23 ID:GbBjjdMF
本読む人間が
いつまでも「でつまつ」使うなよアホが。
>>112 別に使ってもいいと思いまつ。2ちゃんでだけだろうし。
速読って本当にできるようになるのかなあ
できる人見た事ないんだけど。
資料請求のハガキ書いたけど出してないや・・・
最近読んだ本:『14歳からの哲学』『17歳。』『一行力』
最初の2冊はどちらも学生向けの本だけど、おもしろかった。
『一行力』は、おもしろいキャッチコピーとその説明とかが書いてある本。
114 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/28(木) 07:44:19 ID:QTMaYK88
煙か土か食い物(舞城王太郎)
発表当時自分は高校生で、やたらかっこよく思えた本。
読み返したらやっぱりかっこよかった。客観的には少し恥ずかしいが。私進歩無いのかも…。
ホテル・アイリス(小川洋子)
おかんの本棚から拝借。SMだった。
おかんがSMの本を読んでいたなんて・・・さぞ苦い気分だっただろう
116 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/28(木) 09:02:25 ID:vMDzrVq9
『ギャングキング』まんが本!はまってて今月で4冊目〜男物だが、読むカチあり!女物は読みずらい。
「ホビット」
小さい頃、指輪物語と一緒に読んだはずなのに
全然覚えてなかった。
昔の翻訳者の人ってきれいな日本語を使うね。
青空文庫とかの本見てると
すごい読みにくいのに、こんなので名作なのか?
とか思うんだけどどうなの?
>なんで本を読む時間があるんだよ。
>仕事で10時間拘束されててどうやって本読めばいいんだよ
たぶん君が家でテレビ見てる時間に、ここにいる人たちは本を読んでる、それだけですよ。
漏れは仕事の昼休みの時間にも読んでる。
見つけようと思えば、時間は案外見つかるもんだ。
>>114 舞城って気になってるけど文体や内容から敬遠してる
新堂冬樹とか松岡圭祐系の怒涛のマンネリエログロミステリー?
町田康系?
速読って、普通に読むみたいに頭に入ってくるの?
物語に入り込むというか、感動したり風景が残ったり、ジーンとしたり泣けたりって、同じように読めるのかな。
>>122 んーとね、文章を音(声)じゃなくて、映像にして焼きつけていく感じ
ラジオとテレビの違いみたいなもので、同一時間内での情報量が圧倒的に違うだけ。
情報中心の本は速読向きだけど、物語は慣れないうちは感情が追いつかない。
慣れてくると感情の変化自体もスピードがあがってくる。
今日読んだ本は「メタルカラーの時代4」 山根一眞
プロジェクトXが好きな人にはもってこいの本。
日本の技術力が自分の想像の斜め上を軽く飛び越えている水準と知った。
芸術を意味するアートの語源はラテン語の「技術」「資格」「才能」であるから、
偉大な技術者はまさに芸術家なのだろう。
だとすれば私たちは芸術品に囲まれた生活をしていることになる。
そういう見方をすれば、この本は一種の芸術論を読んでるのと同じである。
ちなみにこの本は速読向きです。
頭の中ではプロジェクトXのあの曲が流れっぱなし。
124 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/29(金) 02:40:55 ID:jdlZ6+Qt
>>122 それ私も前から思ってた、同じ疑問。
文章のきれいさを感じたりとか、感動したりとかできるの?>速読できる人
分厚い説明書とか読む時は良さそうだけどさ。
「文壇」 野坂昭如
まだ読みかけだけど、巻末の登場人物紹介が面白かった。
126 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/04/29(金) 04:13:28 ID:n5duc3Zf
>>123 感情の変化がスピードアップか。
なんかあんま惹かれないなぁ。
まあ速読=物語以外の本用ってことにしろ、出来るなら便利だろうね。
>>126 同意。なんか本読むのが好きなんじゃなくて速読できる自分が好きくさい
「FBI犯罪録」だったかな。
今友人に貸してるんで正確な名前忘れた
>>123 > 慣れてくると感情の変化自体もスピードがあがってくる。
ちょっと体験してみたい。
今日読んだ本:星新一 「白い服の男」
まともに読んだの初めてだ。
全集とかめくったことはあったけど。
ショートショートって言葉しか知らんかったが、
星新一の場合オチと言うオチはなく、それでいて完結してる話なんだね。
もっと読みたい。
川上弘美の『古道具 中野商店』
今、読了。
あー、やっぱこの人の書く文章大好きだ。
そしてなんか今無性に切ない。
「エヌ氏の遊園地」 星新一
古本屋で、星新一の本を大量に衝動買い。
この人の作品は、何度読み返してもそのたびに違った面白さを発見できるから好き。
星漬けのGWになりそうだ。幸せ。
>>121 怒涛のマンネリエログロミステリーってのがよくわからないんだけど
推理小説というより漫画やラノベに近い印象。
やたらテンション高くて勢いだけで読ませていくような
きちんとした小説が読みたいならおすすめできない
134 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/01(日) 04:13:40 ID:9HE2I5H6
ここって漫画もいいんだっけ?
古本屋で見つけて「BANANA FISH」1巻 吉田秋生買っちゃったけど、
やっぱおもしろいなぁ。
生き生きしてて青春モノ!って感じ。
でもバッドエンドなんだよな。
「夏への扉」ハインライン
ハードSFが好みなんだけど、こういうのもいいね。
猫苦手なので「キモイなぁ」と思うところもあったけど
好きな人はもっと気に入ると思う。
あと、主人公ロリコンじゃね?と思った。
しかしそれらを差し引いても十分いい作品だった。
スティーブンキングのゴールデンボーイ。
刑務所のリタヘイワースは読後感がよかった。
ゴールデンボーイは…_| ̄|○
>>136 刑務所のリタヘイワースは、映画よりも原作のがずっと良いよな。
夕凪の街 桜の国/こうの史代
広島原爆もの。漫画。
こういう別の話の人物たちが繋がってる話好きだな。
川端康成「名人」
ほとんどの棋士が実名で登場するのに、
なぜ木谷實だけ偽名なのかわからん。
舞城王太郎「阿修羅ガール」
初舞城だったが、なんか嵌まってしまいそう。
冷たい緑茶はマジ最高。
スタンダール「赤と黒」
恋愛の話は普段読まないが、なかなか面白かった
けど最後の数ページでかなり落ち込んだ。
興味深かったのが、フランスの貴族は皆勇敢で
国や誇りのためなら平気で自分の命など投げだす、という部分
現に主人公もその誇りだかなんだかのために
その気になればいくらでも逃げられたのに断頭台へのぼったのが、なんだかなーっていう。
>>139 自分も昔阿修羅読んだけど
冷たい緑茶って話にでてきたっけ?
井上雅彦監修異形コレクション「マスカレード」「ロボットの夜」
このシリーズにはまったんだが30巻以上もある。
お金も読む時間もない_| ̄|○
今「夏のグランドホテル」を読んでる途中。
保守。
愛と性の・・(タイトル忘れた)竹内久美子
トンでも本だけど
「性器はなぜ股間にあるの?」の項の
鼻にペニスがあったら・・人差し指がペニスだったら・・
脇にペニスが生えてたら・・足の裏にペニスがあったら
それぞれの挿絵にやたら笑った。
竹内の屁理屈はどーでもいい
保守
145 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/10(火) 14:33:05 ID:re/9pANc
遺失物管理所 新潮クレストブックス
ドイツなのに明るい一人の若者の話 独男向き。
146 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/10(火) 15:01:03 ID:ssXtjyCt
完全自殺マニュアル小説版
廃版になった方が欲しい…
>>146 うちの押し入れのどこかにある
魔夜峰央「パタリロ源氏物語!1」
西遊記もそうだったけど、この人の原作付き漫画はびっくりするほど面白い。
トリビアっぽい小ネタが楽しい。
山岸凉子「舞姫 テレプシコーラ7」
続きがものすごく気になる。
これ、連載でおっかけてたら気になって気になってたまらんだろうなあ。
主人公の姉はしっかり者で、今まで弱みを見せなかったが、ここへきて一気に弱気になっている。彼女の努力は報われるのだろうか。
高野和明「13階段」
期待したほどじゃなかったな。
恩田陸「ドミノ」
恩田陸初体験。まさにドミノ倒しだ。どうなるんだろうとニヤニヤしながら読んだ。
登場人物がどこかまぬけでかわいい。
面白かったのでこの人の他の作品も読んでみようと、まずはググってみた。
「誰々萌え」な感想が多いのが気になる所ではあるが、次は「麦の海に沈む果実」を読んでみようと思う。
深沢七郎「楢山節考」
石臼や火打石でアレをナニするシーンで、自分のアレまで痛くなった。銀紙を思いっきり噛んだような気分。
めでたかったり喜ばしいはずの事が、嘲笑やいましめとして名指しで歌い継がれていくなんてたまらん世界だ。
こういう情況の中、おりんは最後本当に誇らしい気分だったのだろう。
読み終わってから時間が経つにつれ鬱になってきた。ああなんか吐きそう。
途中だけど吉村昭「破獄」
しょっちゅう脱獄するくせに意外と義理堅い佐久間。
無骨なくせに頭が回って身体能力の高い佐久間。
でも脱獄ばっかしてるからあまり出てこない。もっと出せ。
148 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/11(水) 02:04:06 ID:DrEpP16y
「空爆されたらサヨウナラ」
フリーカメラマンの著者によるコソボ紛争ルポ。
小難しい言葉を書き連ねた従来の戦争、紛争ルポを
読みなれた者にはやたら下ネタを絡ませてくる
比喩表現などを用いたくだけた文章を不謹慎だと感じるかもしれない。
が、それだからこそ戦地の悲惨な状況がリアルに伝わってくる。
なお、
「この本の印税はアルバニア難民に寄付します。
なんて偽善は言いません。印税はすべて私の借金返済の
ために使わせていただきます」
だそうだ。
「ワルの知恵本」 門昌央と人生の達人研究会
立ち読みで済ませるべきだった。
「花田少年史 5」 一色まこと
ボロ泣きしてしまった。猫好きとして、あの展開はつらい・゚・(つД`)・゚・
「クレーターのほとりで」青木淳悟
去年読んだもののなかでいちばん「うわースゲー!!」て思った作品
単行本が出てたので買って再読しましたがやっぱり凄い…
「面白い」とか「感動する」とかいうわけでもなく
「なんかよくわからんけど凄い」、という感想
途中やけに「童貞」にこだわるところが笑えた
絡新婦の理
次は2冊か・・・少し休もう
>>147 「ドミノ」の次に麦海って、微妙だよ・・好きな人は嵌るけど、
少女漫画っぽいのがダメな人はとことんダメだからね。
木曜組曲とか、像と耳鳴りとか、三月あたりがお薦め。
という自分は恩田マニアで、初版本ですべて揃えてあるけど。w
嵌ってくれて同士が誕生すると嬉しいな。
>>152 まじですか…。今日買ってきてしまった。
少女漫画っぽいというのがあまり想像つかないけど、とにかく読んでみます。
紹介してもらったのも読んでみます。ありがとう!
154 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 01:54:14 ID:YP1WOmhQ
「源氏と日本国王」
源氏長者ってのにならないと、たとえ征夷大将軍になったとしても
あまり権威がない、ってのにはかなり「へぇ〜」だった。
>>153 ドミノ好きなら、六番目の小夜子もいいかも。
演劇祭のシーンとか。
そういえばドミノって恩田さんには珍しくちゃんとラストがある話だね。
156 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 08:53:35 ID:tzpqiT+K
ボブ・ラングレー「北壁の死闘」
あまりにも有名な山岳小説だけど、いまさら読んだ。イイよ。
山登りに興味の無い人にもオススメ、惹きこまれます。
157 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 11:50:24 ID:p9uIXQEe
「ズッコケ三人組」シリーズ 全50巻
以前、芸スポスレで「50巻で完結した」というのが報じられていたので、
子供のころを思い出して全部読み返してみようと、22歳にもなって図書館に通って読みまくった。
最終巻の終わり方は面白くなかったし、納得いかなかったけど、
子供のころに夢中になっていたことを思い出して、結構楽しかった。
>>156 「北壁の死闘」確かにあれは名作だわ。俺も今まで何回読み返した事か。
つーかあれが良過ぎて
後に彼が書いた作品はどれも凡作にしか見えんのが弊害だね。
ズッコケ三人組は小学生の頃読んでいたが
車のエンジンを機械に詳しいおっさんがよいしょっと
素手で取り外すシーンがなんかむかついて、読むの止めちゃったなぁ
ロマンス小説の七日間/三浦しをん
アンチロマンス小説な話。ロマンス小説の定義が面白かった。
こういう普通のカップルのいちゃつきとかケンカとかしばしの別れの描かれ方って
何か新鮮。
西原理恵子とゲッツ板谷、
天久聖一とドラえもん傑作選をまとめ読み。
早速悪い夢を見た。
>>156 早速ブクオフでゲトして読んでみますた。
てっきり冒頭のブツは主人公のかと思ったけど、
おっとコレ以上は・・・
個人的にはエピローグは要らんのじゃないかと思った
164 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/14(土) 18:50:03 ID:5vBtkcYV
鶺鴒の巣/尾崎士郎
アキハバラ@deep / 石田衣良
AIは詳しくないからちょっとイメージ掴みづらかったけど
面白かった。実写化してほしい。
ハサミ男 / 殊能将之
見事に騙された。
暗黒館の殺人
ミステリは久しぶり。館シリーズはまだ続くんだよね?
>>165 ハサミ男、映画化するらしいけど
どうやって映像化してるのか興味あり。
神隠し/山岸涼子
続編の神隠しパート2ゾゾーッと来た。
歴史ものは全く苦手だけど山岸さんのは読める。
意外にとっつきやすい
ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス/上遠野浩平
高校時代からのお付き合い。
一時期マンネリしてたけれど最近読んだら再燃した。
170 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/14(土) 23:58:27 ID:hyGzMoZW
白髪鬼/江戸川乱歩
やっぱりこの人天才だわw
マグネット/山田詠美
「最後の資料」という短篇が気に入った。
帝都東京 地下網の秘密
愛と幻想のファシズム
>>168 新刊出てたの??サンクス。買ってくるわ。
吉村昭「破獄」
戦中から戦後にかけ、脱獄不可能といわれた刑務所から
驚異的な知恵と意志、身体能力で四度脱獄をした男・白鳥由栄をモデルにした伝記。
だと思っていたが、実際は白鳥がモデルである「佐久間」と、看守たちとの攻防戦を描いた本だった。
佐久間の脱獄までの入念な下準備と、それを遂行する意志と能力はものすごいものがある。
時代やタイミングさえ悪くなければ立志伝中の人にもなれただろうに。
戦況の悪化する中、ろくな配給を受けられず、
主食だけは民間人よりも多めに与えられる囚人を監視せねばならない看守たち。
北の地で、囚人の逃走に備え外套の着用を許されず見張りに立つ看守たち。
そんなぎりぎりの状況で、
「いつでも脱獄できる、お前の当直の時に脱獄してやる」などと脅す佐久間。
もう「白鳥スゲー」だけで買ってすみませんと思いたくなる程看守が哀れだ。
終盤、府中刑務所では、これまでと全く逆のやり方で佐久間の脱獄を防ごうとする。
所長の仕掛ける心理戦にどきどきしながらも、何度も泣きそうになった。
警戒心の強い犬がだんだんなついてくるような佐久間の気持ちのほぐれようは、読んでいてとても安心できた。
全編通して淡々とした文章だったが、それがまたよかった。次は「羆嵐」買ってみようかな。
175 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/19(木) 09:35:17 ID:QwZtACEn
「世界最悪の旅」
「ゲーム理論」
「ゴーレムの檻」 柄刀 一
宇佐美博士シリーズ第2弾。
前作の方がエリガントな推理で好みだったが、濃密な今作も面白い。
表題作が秀逸。
余談だが、近隣(徒歩・自転車圏)に本屋がなくなった。
蔦谷やスーパーの狭小な書籍コーナーはあるが、一軒構えた本屋は隣街に行かねばない。
小田舎って悲しい。
今後は密林で輸入するか…('A`)
田舎だったら逆にその範囲で生活する人があるから
一通りの店があると思うンだが。。
土地はあるから本屋も駐車場付きであたりまえだし。
小さな書店が潰れていく現象は着々と進んでいますね。
チェーン展開していて売場面積の大きい店舗に比べ品揃えが悪い。
というのも当たり前で仕入が出来ない。出版側が小規模な店舗に対してベストセラーを廻さないのが原因ですね。
書籍は再販制度があるので価格差もつけられず、場所による利点しか無くなってしまえば淘汰されるのも当然。
利幅も少ないのに万引きされればもう泣くしかないですね…
最近読んだ本は「内田百闖W成21」
頭の良い人たちの会話はいくら古いものでも楽しく感じるものですね。
ジャケ買いで、重松清「流星ワゴン」
父と子の関係に泣けた。結末も甘過ぎなくていい
180 :
176:2005/05/19(木) 16:09:30 ID:EwVoDXqr
小さな町の本屋さんは、とうの昔に絶滅しました。
その後に発生した駐車場つき大型書店が、最近になって次々と消滅したんで。
宅地化が進んでいる為か、土地貸借料が上昇→本屋撤廃→住宅地、って流れ。
逆にもう少し拓けた隣接市には、大型書店出来てるんですけどね。
車がないと行けない距離で。orz
スレ違い話題引っ張ってスマソ。
今日読んだ本は、レイ・ブラッドベリの「二人がここにいる不思議」。
時間があるときに、ぽつりぽつりと読み進めた短編集。
いろいろな話が集められているので、飽きない。
「最後のサーカス」が、高揚から寂寞への移り変わりが詩情豊かに描かれていて好み。
なるほど。農業とかやってるとこじゃなくてベッドタウンなのね。
車ないのつらいね。
インストール 綿矢りさ
ふつーに面白かった。女子高生でこれだけ書ければ十分じゃない?
賞に値するのかはわからんが。蹴りたい背中を読むかどうしようか、悩む。
図書館にあったら読もうかなあ。
183 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 00:01:08 ID:UTRst7Dy
>>174 面白そうだね。吉村昭は好きだけど、その作品は囚人がひどい扱いに耐えかねて脱獄して捕まって、
凄惨な懲罰を受けるだけの内容だと勝手に想像していたよ。
塩狩峠
最後ふじ子が逝ってしまうものだと思っていたのに。
ラストに向けてのこの幸せいっぱい具合は死亡フラグが
思いっきり立ってるなーと思ったけど。。。
哀しい・・・哀しい・・・
185 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 00:09:09 ID:mGSWBWzZ
ノンフィクションでお勧めありますか?
ダビンチ本ってハンコック本みたいなものでしょ?
「桜の森の満開の下」 坂口安吾
普段、歴史小説は読まないが収録されている如水の中編は
それなりに面白かった。
また、表題の話よりは夜長姫の方がゾクゾクして良い。
>185
最近読んだのだと以下の二つが面白かった。
「ドキュメント屠場」鎌田慧
2ch だとサヨとかなんか言われそうだけど、単純にこうなってんのかあ……と興味深い
本です。
芝浦食肉市場のある品川駅はこの本が書かれたあと大きく様変わりしたので、そこらへ
んはちょっと古いです。
「環境危機をあおってはいけない」ビョルン・ロンボルグ
環境問題でよく出てくるハナシをイチイチ検証した本。
高いですが一読の価値アリと思いました。
大藪春彦
処刑の掟
190 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 00:40:34 ID:mGSWBWzZ
>187
う〜ん...レスサンクス
アゴタクリストフ、ダニエルキイスの新作を読みたいです。
『怒りの方法』辛 淑玉
192 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 00:47:00 ID:joKYIb18
「着信アリ」1〜2
これ読んでる時に、ケータイ鳴ったらびくっとしてた
「アナザヘヴン」
しばらくの間、シチューやミートソース食べられんかった…
「罪と罰」
前半だるい・・・。
「ロシア幽霊軍艦事件」
始めは面白かった・・・
でも後半の皇帝一家の扱われ方の描写とか
いらなかったと思う。正直キモイ
幽霊軍艦も想像ついたし。
恩田陸「麦の海に沈む果実」
>>152のご指摘の通り、私には微妙だった。
ロマンチックというかノスタルジックというかゴシック風味というか、
本当に少女漫画っぽいという表現がぴったりの雰囲気だった。
意外とポンポン人が死んでびっくり。ミステリっぽい処は嫌いじゃない。
登場人物が多い割に「この人誰だっけ?」と思う事なく読めたので、他の作品も色々読んでみたい。
次はタイトルに惹かれる「像と耳鳴り」か、
出版された頃気になってた「六番目の小夜子」にしようと思う。
アンディ・マクナブ 「リモート・コントロール」
子供が欲しくなった。
197 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 01:20:24 ID:OuKCSH0X
絵本「おおきなかぶ」
作・トルストイ とあって、かなり「へぇ〜」だった。
山下哲「カワイイもの好きな人々(ただしおじさんの部)」
色んなおじさんが自分がかわいいと思うものについて語る。
本を買ってからサイトも知ったけど、すごくいい。
興味ある方はサイトだけでも覗いてみることお勧め。
>>198 おじさんの可愛いと思う物w
聞いただけでおもしろいわ。サイト見に行ってくる!
200 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 12:10:01 ID:T4Rk2rlX
>>185 新潮45編集部から出ている殺人事件シリーズお薦め。
けっこうこわいよw
201 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 12:16:48 ID:m/ndRxeo
>>195 光の帝国
あと3月は深き紅の淵を
も読んでみてくらさい。
>>201 光の帝国、すごく好きだった!
あれ、続編は書かないつもりなのかしら・・・。
>>203 うわあ!ありがとう!
嬉しいなあ。超能力ものが好きなので、すごい楽しみです。
恩田陸は本当に多作ですねえ。
吉村昭「羆嵐」
大正初期、北海道の開拓地に現れ、9人を死傷させたヒグマと
近辺に住む開拓民たちの物語。実話に基づく。
ヒグマが人を喰い殺す際の残酷描写が続くかと思いきや、それ自体はほとんど出てこない。
圧倒的な力の差におびえ、なす術のない開拓民たちの様子がこれでもかと描かれる。
頼りにしていた銃や警察組織がことごとくあてにならない中、
どこから襲ってくるかわからない巨大熊、荒し回された家屋と人の残骸、パニックになる人々。
もうそこらのホラーよりずっと怖い。羆嵐ヤバい。怖い。
「リング」「黒い家」を読んでガクブルした人におすすめ。マタギ物が好きな人も楽しめそう。
吉村昭の文体は結構癖になる。良い。これも単に怖いだけで終わらないのが凄いところ。でも羆嵐怖い。
>>201 了解。「三月〜」読みます!超能力物は苦手なので後まわしにさせて下さい。
野球型vsサッカー型 林信吾
正直野球好きは腹立つかも。
いかにサッカーが野球より国際的で運営的にも優れてるかを連ねた本だから。
まぁサッカー好きにはおもろい本でした
208 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/28(土) 01:06:49 ID:rQ+tF0H1
「エロイカより愛をこめて 1」
ただひたすらかっこいいのを追求する漫画だと思ってたら違った。
骨太で面白い。
最近古い漫画をよく読んでて、非常に面白いんだが、パタリロとか日出る処の天子とか
意図したつもりはないのにウホッがからむのはどういうわけか。
>>209 そうか、確かに時期的に同じ作品ですね。
リンク先の本、この手のは中身はあまり…という先入観があったのですが、読み応えがありそうですね。
漫画の方をもうちょっと読んだら、こっちも読もうと思います。
面白そうなのをありがとう!
211 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/28(土) 23:37:42 ID:NAWNA+tx
パトリシア・ハイスミス「11の物語」
某スレで巨大かたつむりに追いかけられる男の話のあらすじを読み,
BOOKOFFにて購入。
ヤバステラキモス。読後、かたつむりの絵の表紙にさわれん。
ワルの知恵本
ツマンネ。
前半は大抵の心理本に書いてあることの劣化コピー。
後半は独断満載スローガンを列挙。
著者達はなんか怪しげな集団。
213 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/05/29(日) 23:49:18 ID:+cjQthOi
「世界文学にみる架空地名大事典」
中つ国、ラピュータ、リリパット、エレホン、ネヴァーランド、ムーミン谷、
ユートピア、その他諸々数え切れない位の空想地名の設定etcが並んだ事典でした。
モノによっては、その空想地名のマップつき。
よくこんだけ調べたな・・・とゲッソリしながら読んだ。
けど、割と楽しかったよ。
空想話好きの人なんかは楽しめるんじゃないかな。
↑おもしろそうだから買おうと思い、検索したら値段にぶっ飛んだ。
高い本こそ図書館を使え。
216 :
213:2005/05/30(月) 00:45:29 ID:QuFFQy2K
>>214 ぶっとぶ程かしら〜?と思ってアマゾンで検索かけたら、
完訳版 約\8000しか今は無いのね・・・ぶっとぶな・・・
私が持ってるのは、その前のバージョン(原書の1/3程が削られてる版)です。
こちらは\4500。古本屋や楽天フリマあたりだと、\2000〜\3000で出回ってるよ。
旧版でも読み応えはあるよ。
でも完訳版、欲しくなってきたなぁ・・・
海辺のカフカ
島田荘司 水晶。
しまそーの文好きだ
「泣かない女はいない」長嶋有
いかにも女性が書いてそうなヒロインとその想い人だなと思ってたら
著者の写真を見て驚いた
220 :
ながぐつ:2005/06/01(水) 00:46:49 ID:pHlLhi7X BE:164556375-
「続・オーケストラは素敵だ」茂木大輔
オーケストラ楽器別人間学を描いたりのだめカンタービレの取材に協力している人のエッセイ。
呼ばれてもいないオーディションに勝手に現れてしまう話や、本業以外の仕事(ソリスト、棒振り、
審査員)を頼まれた時の話、バンダ(舞台裏からの演奏)についての話が楽しめた。
吉村昭「高熱隧道」
黒部第三発電所建設のため、岩盤温度最高166度の温泉湧出地帯にトンネルを掘る男たち。
ダイナマイトは自然発火するわ熱湯は噴出するわあれやこれやで多数の犠牲者を出す。
前線に立つ人夫と指示者である技師との間に漂う緊張感にドキドキした。
ラストはなんとなく「まんが日本昔ばなし」の「猫岳の猫」を思い出した。
悲しいのかなんだかわからない。読後感きついけどまた読み直したい。
泡雪崩って初めて知ったけど怖いんだね。
「三つ目がとおる」
色々突っ込みどころはあるものの、手塚漫画で一番好きなやつ。
これを読んでいなければ遺跡好きにならなかった。
ものすごく久し振りに読んだけど、やっぱ主役二人は魅力がある。たまらん。
223 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/02(木) 08:27:11 ID:8PhjL1kM
保守あげ
フェイスガード虜
漫画でゴミン。だけどおおひなたごう先生の漫画はおもしろいよ(・∀・)
マジおすすめ
「となり町戦争」
このスレの評判通り、よかったです。
「主任」を主人公に何か書いてくれないかしら。
「女子中学生の小さな大発見」
私立の女子中学生の小さな研究リポート集らしい
Oさんは万歩計を付けて寝てみました。
朝までに12歩、歩いてました。
とか、そういう微笑ましいのがいっぱい編集されてるw
でもそんな中にも考えさせられるのがあるんだよな・・・
227 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/03(金) 09:35:02 ID:AakSO3hG
>>226 私も数年前その本読んだ。
子供ならではの着眼点って言うか、なかなか興味深い内容だったね。
新聞の書評欄みて気に入って、書店で取り寄せした。
まだその本大事に持ってるよ。
「蒲公英草紙 常野物語」 恩田陸
光の帝国のような連作で、それぞれのその後の話を期待してたのだが
また別の話の長編でした。 光の帝国の登場人物の先祖は出てきたもののちょっとがっかり
内容は、日清戦争直後のとある村で、二人の少女の友情の話
作者お得意のノスタルジックでどこかやさしい雰囲気で良作
光の帝国を読んでなくとも(読んでないほうが?)楽しめる、今日買ってきて一息に読んでしまった
>>226 寝返りの回数?
でも回転方向が違うから正確には記録できないだろうな。
「ゆび」柴田よしき
はじめのうちは結構怖くて、何ヶ所かぞっとするシーンがあったけど
タネ明かしの部分は納得できなかった。
ホラーに科学的な説明を求める訳ではないけど
ちょっと大げさなんじゃないかなーという感じ。
「電車男」は誰なのか
2ちゃん評論では一番面白く読めた。
著者がクラシックどうこうのいらない自意識を捨てきれないのが残念。
猫好きとかどーでもいい。
そういえば、朝日だかどこかの記事に電車男はひろゆきだだと
言ってるのがあったな。
別に、誰でも良いじゃないのさ。面白ければ。
恩田陸「六番目の小夜子」
確かこれがデビュー作だったかな?
台詞回しや文章がこなれてない印象を受ける。慣れるまで少し手間取った。
演劇祭のシーンは面白かった。徐々に緊張が高まっていくあたりがいい。
職場のおばちゃんが津村節子を大量に貸してくれた。どれから読もう。
福井晴敏「6ステイン」
スティーブンキングのガンスリンガーシリーズの何冊目だっけな(・Д・)
続編がいつでるのか
236 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/09(木) 21:01:01 ID:hYSjhgeW
保守あげ
最近は、「お金持ちの研究」という本を読んだ
237 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/09(木) 21:08:53 ID:M7eqVa/f
西の善き魔女 荻原規子
この人の書くファンタジーは美男美女乱舞&そこはかとなくエロいので
大人でも楽しめると思うよ
238 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/09(木) 21:24:43 ID:sfkBQCpF
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」
思いっきり勘違いしてた。
ライ麦畑でよく遊んでる少年が、伝説の蝶かなんかを捕まえる話かと思ってた。
239 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/09(木) 21:31:14 ID:ht3VNWrl
「サマーゲーム」
大きな盛り上がりも無くて淡々としてるんだけどおもしろかった。
途中、主人公が体育座りのまま立ち上がれないシーンがリアルだった
リラックマ関連の絵本
図らず泣いた
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
何回見てもいいわ
三浦綾子の「塩狩峠」
何度も読み何度も泣いてしまう。
岡崎二郎の「国立博物館物語1〜3」
生物学系漫画。
恐竜人類と稀少価値の話が良かった。
ブラッドミュージック
前のがぼろぼろになったから紀伊国屋で買ってきた
おもすれー
>>240 自分も読んだよ。
リラックマといえど、バカにはできんね・゚・(ノД`)・゚・
「山椒大夫・高瀬舟」 森鴎外
高瀬舟の内容をすっかり忘れてた。
なかなか考えさせられる話だったんだな。
何というか、情景も浮かんで後味が良い。
森博嗣のミステリィ工作室
漫画の訳分からんっぷりがウケた。
「ミステリィにおける法則集」や「ミステリィ読者の十戒」も面白かった。
ちょっと海外のミステリィも読んでみたくなった。
「キッチン・コンフィデンシャル」 アンソニー・ボーデイン
夏休みにちょっと手伝った「海の家」から始まって、ニューヨークの有名レストランで
シェフになった男性の一代記というところか?
文章は一気に読める感じなんだけど、率直に言ってセックス・ドラッグ・
ロックンロールな超DQNがなんとかここまで来ましたよ的な話なので、
嫌いな人はダメかもね。
ただ、今現在の仕事には愛とプライドを持っているのがよく感じられる。
バイトでもいいからちょっとでもレストランで働いたことのある人(私は←に該当)
DQNの裏話を聞くのが好きな人なんかは面白く読めると思います。
同級生/東野圭吾
謎解きまでが面白かった。
謎とけてからは面白くなかった。
>>249 あれ、私もそれおととい読んだ。新作でもないのに、偶然ですね。
「プリズム」貫井徳郎
特徴的な推理小説。なにが特徴的かは、いわない。
女性教師が殺害され、犯人は誰でしょうという話。
この特徴的さゆえ、好き嫌いははっきりわかれるのではないかと思うが、私は気に入った。
読後につい、うきうきしてしまった。なにがうきうきしたのかも、いわない。
>>237 私は勾玉三部作が大好きです。一番好きなのは
『空色勾玉』この人の話は面白いよね。
今日読んだ本。
初読→『コンスタンティン』(映画が気に入ったので、
原作を読みたくて)
再読→『シークレット・ライフ』『ネオフィリア』
(共にライアル・ワトソン著)
『エビアン・ワンダー』『Landreaall』
(漫画。共におがきちか著)
ライアル・ワトソンの方は、人生の五選に入るくらい
好きな本。
おがきちかの描くファンタジーも大好き。
おまいら関心するくらい読書家ですね。。
まあ俺も2chで読んだ活字数合計したらけっこうあるのかもしれないがw
ぁぅ。。
×:関心
○:感心
ダメポ orz
> まあ俺も2chで読んだ活字数合計したらけっこうあるのかもしれないがw
おまえ活字の意味知ってるのか?低脳君
プリントアウトできるんだし広義での活字の範疇に入るんじゃない?
電車男なんて書籍も出てるんだし
はらだしき村 原田宗典 (文庫版)
最後の書き下ろしで涙が出た。
面白い文章を捻出す人の情は深いと思った。
私も親孝行して避けられない日のために一杯感謝しよう。
257 :
ながぐつ:2005/06/12(日) 23:25:27 ID:ZSvZQtPB BE:37613524-
タモリのTOKYO坂道美学入門
普段、坂なんか注意して見るような事はなかったんだけど、
改めて観察してみるとなかなかいい坂、美坂があるんだなぁ、と感じた一冊。
坂周辺の見どころマップもついているので、ちょっと散策に行きたくなる。
行きたくなるだけでまだ一度も行ってないけど。
再読だけど、橋本治の「源氏供養」。
窯変・源氏物語を読んだ時も思ったけれど、
著者は源氏物語をここまで理解していて、同時に読者に
こんなにも理解させる事が出来る稀有な人で
驚嘆する。
与謝野晶子やら瀬戸内寂聴やら訳者はいるけれど、
まるで紫式部の時代に、自分が生きてたかのように
感じられる文章は橋本氏の本だけ。
259 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/15(水) 15:18:09 ID:lxQZux7q
「おまえが言うな」
「ソニーな女たち」
「日本を貶める人々」
260 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/15(水) 22:46:21 ID:NqjD8vXF
「バカなおとなにならない脳」 養老孟司 著
まぁ、こども向けの「バカの壁」ってところですが
やっぱし面白かった。一気に読破してしまった。
パラパラ漫画がついてるのが楽しかった。
ブルー・ロージス/山岸涼子
自分を愛することで人をも愛せる、というメッセージ自体は
ありきたりだけど、それが読者に伝わるまでの過程が秀逸。
展開から「天人唐草」を想像してドキドキしたけど優しいラストでホッとした。
同時収録の不倫母の話も妙に好き。
山岸涼子、今更はまって読みまくってるけど本当どれも面白い。
昔は母所有の漫画をパラ読みして
怖い絵で妖怪の話ばかり書く人との認識しかなかったよ。
国連幻想
影のアメリカ
国境なき取材団
空爆されたらサヨウナラ
サマワのいちばん暑い日
不肖・宮嶋 南極観測隊ニ同行ス
めっちゃピンぼけ
ブレンダと呼ばれた少年
座右の諭吉
江戸300藩・最後の藩主
失踪日記
はるか17
不肖マンセー∩( ・ω・)∩
風よ、万里を翔けよ/田中芳樹
主人公の設定に惹かれて読み始めたのに
主人公があまり出てこなかった…
264 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/16(木) 22:23:01 ID:+N5BX7rT
地獄のババ抜き
こういうキャラ設定にやたら凝る小説って疲れる。
淡々と進めればいいのに。
リアル鬼ごっこを思い出させる(設定が。文章は圧倒的にババの勝ち)
265 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/17(金) 00:17:45 ID:cAcPEe1M
疾走 上・下
重い・・重い・・・とんでもなく重い話が続いてく
その分最後の2ページは涙した、すごく心が締め付けられた
「約束された場所で」
地下鉄の中で読むと感慨深い…
理由・宮部みゆき
時代劇ものも好きだけどまた現代劇書いてくれないかなー
ベタでごめんね
「恋恋蓮歩の演習」森博嗣
途中で何となく答えが分かってしまったけど
それでも読んでしまう面白さがあるな、この人の作品は。
死体を買う男/歌野正午
乱歩を読んでればもっと楽しめたのかな
271 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/19(日) 22:14:54 ID:ttVG4M+s
AV男優/家田そうこ
剣崎と沢木の嫌悪感丸出しルポが面白い。
この2人(特に沢木)の嫌な奴ぶりが伝わってくる。
その分、素直に語ってくれてるんだろう。
チョコボールの爽やかさと鷹の地味生活が際立つ。
これ読んでから3日断オナニー。する気が起きない。
>>268 町田康の「告白」も同じく救われない話で興味深いぞ
273 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/21(火) 11:48:33 ID:dQcRVvAz
ねこのばば 畠中恵
妖怪もの大好きだから凄く面白かった、
百鬼夜行抄(今市子)とか好きな人にオススメ
>269
森博嗣の思考回路は面白いよね、
私は高校の時に出会って衝撃と影響を受けたよ。
今は全著作コンプのヘビーユーザで講演会にも行ってるw
ミステリィ
娯楽小説というとミステリーの体裁のものが多いんだけど、
どうもおいらは苦手だ。。
推理しながらとか読めないし、前から順に読む人じゃないし。
別に推理しながら読む必要はない。
前から順に読まないってスゲーナと思う
そっちの方が推理向けな脳の気もするんだが
>>277 テレビ見る時ザッピングするのに似た感覚。
集中力続かないから開いたページ読んでそのうちつなげる。
登場人物とかわけ分からなくなりそうだな。下手な編集のドラマ見てる感じだ
過程狂死ヒットマンリボーン
ツ、イ、ラ、ク/姫野カオルコ
恋愛小説、普段メッタに読まないけど
主人公が恋愛に加速しだしてからはグイグイ読めた。
主人公の口元にほくろとか
恋愛相手の目から液体が流れたなどの描写は陳腐に思えた。
抱きしめあう描写がエロスでした。
282 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/22(水) 23:25:40 ID:6e3jV8QJ
正確なタイトル忘れちゃったが、
駆逐艦ゆきかぜ、とかいう本。
なんでも、太平洋戦争中なんども大きな海戦に臨んだにもかかわらず、
決して沈まないまま終戦をむかえ、引き揚げ船としても使われたという話。
で、これ読んで思い出したことがある。
アニメの宇宙戦艦ヤマトで、奇跡的に生きていた古代守が乗っていたのが
「ゆきかぜ」という名前だったのは、
なるほどそういうエピソードがあったからなのか・・・と納得した。
283 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/23(木) 00:30:54 ID:C7vwchiU
四日間の奇跡
泣けてきた
今は
海辺のカフカ
屍鬼 小野不由美
とにかく前半がタルい。
おかげで読み終えるのに三年かかった。
でも、後半の屍鬼狩りはカタルシス爆発。一気に読んだ。
「世界の中心で、愛を叫ぶ」
あんまり興味なかったんで、映画もドラマも見てないんだけど
今更ながら読んでみた。
2時間ぐらいで読めたけど、もう一度読みたくなるような気持ちにはならなかった。
ただ「売れる本」って意味では、この本はかなり完璧だと思った。
>>281 姫野カヲルコ、面白いと感じられたら、『受難』
『変奏曲』もお薦めです。
『受難』は堅苦しいタイトルですが、中身は可笑しい。
でも私は涙が止まりませんでした。
287 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/24(金) 18:24:30 ID:eomE9Jer
久々に図書館行って色々検索してたら「いま、会いに行きます」の予約待ちが185人もいた・・・。
何十人かキャンセルしても、5年ぐらいかかりそう。
図書館に返却しようとWEB見てみたら工事でずっと休館だった
返却期限も自動で延長されてた
もちょっと読んでてええかぁーええのんかぁー
289 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/24(金) 20:33:45 ID:Tp/h4wOa
「シリーズ『地球と人間の環境を考える』02
ダイオキシン」
物を燃やして出るダイオキシンが悪いんではなくて、
1960〜75年ころに全国で大量にまかれた農薬に由来する分が
小出しで我々の食材の中に入ってやってくるダイオキシンが悪い、
ということらしい。
それと、この本は2003年1月初版でかなり新しいデータが載っていて
参考とするに値すると思われるが、
世間の書店や図書館にある大半のダイオキシン関連図書は
1997〜2000年くらいの古い版で、その後のさまざまな詳細データが
欠けているのが多いので、参考にはしないほうがいいようだ。
290 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/06/25(土) 00:02:29 ID:LC/CY7WH
>>288 倉庫整理じゃなくて?
近くの図書館もそれで長期休館中。
延長が勝手になってたという事は急な浩二だったのかな
>>285 >もう一度読みたくなるような気持ちにはならなかった。
>ただ「売れる本」って意味では、この本はかなり完璧だと思った。
その本に限らず、こういうタイプの本ってありますね。
必要としている人もいるんだけど、実際売れるんだけど
寂しい気持ちになって、満たされない感じが残るような。
(マンガだと安野モヨコ。志も何もかも立派と思うけど、どうにも合わない)
私の場合はもっといびつで真ん中より際のものじゃないとダメ。
マンガだけど、楳図かずお・しりあがり寿・永野護。売れてはいるんだけど本質が際。
もっと際だと永野のりこ。
セカチュー、安野モヨコ←外側だけで中身はスカ
永野護、永野のりこ←中身みっちり
私は辛酸なめ子が好きだなぁ。
294 :
青い鳥:2005/06/26(日) 00:07:19 ID:xAveY56G
川上弘美『蛇を踏む』
(文春文庫)
表題作他、「消える」「惜夜記(あたらよき)」
■この作家さんはかなり有名ながら、読んだのは初めて。
正直、文章が読みづらくて閉口した。ふわふわした雰囲気が好きな人にはたまらないと思う。
持ってくる題材はかなりセンスがよいというか、
綺麗なものやよいものをたくさん知っている人だと思った。
表題作は、蛇の偽母にとりつかれた主人公の途方に暮れたラストがなんとも言えなかった。
「消える」は、読むだけで胃の辺りがキリキリしてきた。
「惜夜記」は意味読めなくて、再読中。
俵万智/トリアングル
ずっと読みたかった本だったので読み終わって満足した。
がしかし半分は内容に納得できず、燃焼しきれず・・。
30代の不倫、恋愛話を中心に書かれてあったが終わり方に大方不満。
不倫を正当化してるにすぎない。誰かこれ読んで感想聞かせて。
『浄土』 町田康
はは、おもろ。
短編集なので町田節を知らないひとにオススメかと。
297 :
青い鳥:2005/06/28(火) 21:01:55 ID:IVaFs10y
>>295 読むけど、どこから出てる?本屋行ったけど見当たらないよ。
>>286 遅レスですが、ありがとう。
姫野さんのはエッセイからで「ツイラク」が初姫野小説でした。
お勧めの「受難」呼んでみますね。
>>297 ええと中央公論新社刊だそうです。良かったらドゾ
この人の初めての小説で、もう色々調べてたら興ざめしちゃったよ何だかorz
俵万智というと、
どんな子が好みと聞いたら万智ちゃんみたいな子と言うキミ
とかなんとかいう短歌読んで、
中学生ながら「こういう女こええ」と思ったの思い出す。
「となり町戦争」三崎亜記
なんか想像してたのと違った。もっと面白くなりそうな気も。
何でどいつもこいつも妙に恋愛を絡めるんだろう。
主人公が気持悪い。頑張って最後まで読んだけど拍子抜け。
「格闘するものに○」三浦しをん
就活中に読みたかった。面白い。
>>295 新聞連載中、ダラ読みはしていました。
初めの内は、それほど悪くは無かったんだけどね。
結局、作者が自分に溺れちゃダメって事ですな。
あそこまであからさまに、主人公に自分を投影するとは。ヤレヤレ
連載終了直後に未婚出産したのには、呆れるのを通り越して笑っちゃいましたよ。
羆
初めのうちこそ「うはww救いなさすぎwww」などと自分をごまかしていたが、
とてもそんな事でどうにかなるもんではない激鬱短編集でした。1日1話が限界。
葬女
1話目が怖かった。無知が招く悲劇。何か「ロウフィールド館の惨劇」が読みたくなってきた。
「第一阿房列車」 内田百
百關謳カよりも、ヒマラヤ山系の方が面白いな。
とにかく、先生はわがまますぎ。
>>302 ええ・・・やっぱり自分もしてたんだね・・
てかあの本の主人公自分の事書いてたんですかねやっぱ。
何かすごい楽しみにしてたのに裏切られた気分ですよ。
所々に出てくる歌にちょっと感心するものはあったけれど・・・
後味わるいなあこれ
「転職徒然草」リクルート人材センター編(非売品)
非売品の文字に釣られて、ブックオフで100円で購入。
「黒笑小説」 東野圭吾
今までの笑小説シリーズのに比べて
笑い度が低いような気がする。
笑小説シリーズのホームアローンじさんは
笑うに笑えない作品だった。
309 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/02(土) 15:45:09 ID:Z/ZRtKnK
「荒川・赤石・聖」
上大岡トメ「しろのあお」
小学生男子の日常から学ぶ人生のヒント。
うちにも小学生の子供がいるので、笑えるエピソードが多かった。
それと同時に自分の小学生時代を思い出して、懐かしいようなしんみりした気持ちになった。
いまは人生に疲れた中年だけど、当時はキラキラしてたなー。
もいっちょ頑張ってみるか、と思わせてくれた。
「山尾悠子作品集成」
なんていうか、生きてるうちにこの本が読めて良かったと思った。
川端康成「たんぽぽ」
久々に静かに読書を楽しんだ。満足。
313 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/03(日) 16:32:36 ID:XRH8ssjd
ブームに乗って「電車男」
314 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/03(日) 16:38:08 ID:xADkUwUq
私は「ホステージ」
久しぶりに、ハードボイルド?読みました。
ただの人質事件だと思ったらこれでもかってぐらいに
いろんなことがあって、肩に力が入らないで面白かった。
電車の中で読んでいて降りる駅を忘れるぐらいのめりこんだよ。
内容に感動はないけどね・・・
宮部みゆき「孤宿の人」
面白いけどなんでそんなに人が死ぬ。
デセプション・ポイント
相も変わらずのダンブラウン節
男女の書き方は他の2冊よりは好感が持てました
317 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/04(月) 19:03:16 ID:xBJOM8J4
日経サイエンス 2005年08号
いくつかある記事のうち、「稲妻から出るX線を追え」というところを読んだ。
雷は、宇宙線(宇宙空間からとんでくる高速粒子)が雷雲に飛びこむのが
引きがねになって起こるものらしい。
そんな話はいままで聞いたこともなかったので、新鮮で驚きだった。
318 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/04(月) 19:24:44 ID:TvOHKV5w
東京伝説 恐いヨー
石田衣良 「スローグッバイ」
なんだかな
320 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/04(月) 19:31:49 ID:IGsz6MaN
福島民友、福島民報
出張で買ってきた。こういうお土産もいいでしょ。
金融腐食列島/高杉良
オヤジ臭いと思ってたけど、現代版家臣と家来のやり取りがすげえ面白い。
スローグットバイ/石田衣良
ラジオに出てたので思わず買ってしまった。短編集なのでキリの良いところで読み終えるのでいい。
まだ読みかけ。
>>297 共産党板の人ですか?
凄い似たようなタイミング(・∀・)しかもグットバイだったみたい
322 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/04(月) 19:37:33 ID:IGsz6MaN
しかもグッ「ド」バイだったみたい。
おら、はずかしか。
長嶋茂雄・・必死すぎw
浅田次郎 天国までの百マイル
今半分くらい
325 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/04(月) 20:31:20 ID:6Q3x9oHA
三浦綾子 「塩狩り峠」
ずっと前に読んだけど最初はかなり衝撃的でした。
それからこの人の本を読みあさった。話的にはすばらしいものが
多いけどキリスト教がどうしてもからんでるので、ちょっと
抵抗を感じるようになった。
殊能将之「ハサミ男」
映像化できない!と帯に振ってあったのを念頭に読み始めた。
…ということはこうかな?と思ったことが大体当たった。
なんというかキワモノキワモノを詰め込みすぎ。
もっと普通の話の中でカタルシスを出せないものか。
ライトノベルのちょい大人版というのなら分かる。
森村誠一「人間の証明」
道筋や物事を丁寧に、一人の警官の行動描写を積み重ねてひとつの事件を追う。
やっぱりこういう方が、小説としては地味だけど得心する。
奥田英朗のインザプール
すごい読みやすくて、あっという間に読めた。
内容は漫画チック。
「ムーミン谷の彗星」
たまには童話も読んでみる。
>>311 値段が高いので、購入を躊躇してたんだが。
やっぱり買ってみようかな。
>>329 買っちゃえ!
好きなら後悔はしないから。
なんか家に置いてあるだけで満足な気分に。
山尾悠子作品集成、アマゾン書評は格調高い礼賛。
全く知らない人・作品だが読みたいと思った。
水上勉『爪』
書き方に癖があるのとかなりご都合なラスト、分かりやすすぎる犯人。
疾走感が少ない作品だった…。ちょっとお勧めできない。
山田宗樹『直線の死角』
北上秋彦『現場痕』
交通事故関連の推理物二作。山田の方は長編で、北上は短編が六集。
どっちも面白かった。山田の方は少しご都合。現実味は北上、文章は山田。
松本清張『ガラスの城』『わるいやつら』『草の陰刻』
三作ともお勧め。時代構成が少し古いけれど、登場人物がそこで生きて
動いているような躍動感。『ガラスの城』は特にお勧め。
20代後半と40代のOLの悲哀とか心情とかが素晴らしく描けている。
横溝正史『悪魔の手毬歌』
このおどろおどろしい、清張とは真逆の幻想的な世界がいい。
清張の生々しさの後にちょうどいい。見立て殺人の代表例のようなもの。
山田宗樹『嫌われ松子の一生』
小説のような、伝記のような…。これを読むと、今の自分を幸せに感じる。
くらーい気分になる。ラストが少し弱いか。疾走感というよりはバタバタしていて、
結局主人公や松子の心情がしっかり描けてなかった。
東野圭吾の『ゲームの名は誘拐』
テンポよくて読みやすい。
色々な方法で誘拐を計画する作者の技量がすごいと思った。
後半の展開は面白いなぁと思ったけど、ラストはちょっと物足りなかった。
335 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/07(木) 12:02:51 ID:HPz+NaOb
保守あげも兼ねて
「ベストカー」
『あなたの人生の物語』テッド・チャン
いやー良いなぁ。まさにSF。SFっぽいとかじゃなくSF。難しくて脳から汁が出る。
しかも泣ける。
『春琴抄』谷崎潤一郎
どM!と思った。けど面白いよ谷崎。
>>334 東野って最近やっつけ仕事ナ作品が増えてきてる気がする。
ゲームのナは誘拐とかレイクサイドとか。
何でレイクサイド映画化しちゃったんだろう
東野ってストーリーやトリックなんかは面白いのに、
キャラが鼻につく奴ばっかりなんだよなあ。
で、わたすも
東野圭吾「ゲームの名は誘拐」
映画は見てないんだけど、あのおなごを仲間由紀恵が演じたんだよね。
全然イメージわかないなあ。もっとコギャルっぽいキャラな気がするのだが。
>>332 「悪魔の〜」って言えば昔、「人間椅子」ってバンドがそれにまつわる歌出してたな、と。
おっそろしく暗い歌だったな。
個人的には「悪霊島」が面白かったな、と。映画版は悪くは無いのだけれども尺が短くて勿体無い。
>>302 新聞連載は読んでたなと思い出した今日この頃。
俵さんって麗子像というか市松人形のようなイメージがあったのでなかなかきわどい事も
書くんだなって印象だった。寝起きのキスの匂いは〜〜とか、妙にリアルな描写があったけれど
そっか、なかば私小説みたいなものか。そっか。
なんか、ゆるい女性だなって思って読んでた。
>>339 >キャラが鼻につく奴ばっかり
同意。
「ゲームの名は誘拐」は主人公も最悪だったような。
てか登場人物みんな。
「白夜行」もヒロインに腹立ってきたけど話は面白かった。
ゲームの名は誘拐の主人公、映画の藤木直人はなかなかの適役だったと思う。
ナルシストで鼻につく感じがピッタリ。
東野の描く悪女って何か安い
ゲームの名は誘拐の女子高生も類型的だし。
>>336 おお、同じ本を読んでる人がいた!!(私はまだ途中だが)
なんか久しぶりにSFって感じだよね。
筒井康隆「霊長類 南へ」
ラストシーンだけもう一度読みたくて読んでる。
テッド・チャン、読みたいけど未読の山が… orz
高橋和巳「邪宗門」
近所のリサイクルセンターで、ボロボロのやつをタダでもらってきた。
もともと宗教や学生運動や、政治にも特別興味があって読もうとしたわけじゃ無いので、
主要なところだけを、普通の物語として読んだだけだけど、
それでも十分楽しめたし、っていうか、ほんとに面白かったなぁコレ・・
347 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/14(木) 10:30:21 ID:8QNmypzH
「外務省の権力構造」
348 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/14(木) 10:33:36 ID:EUsAg3eC
東野は白夜だろ。読め。
村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」
どうやら完読しないうちに挫折してしまいそう
思えば村上春樹の小説はほとんど途中で挫折してしまう
自分にあってないのだな・・・
東野圭吾 「黒笑小説」
なかなか楽しみながら読めた
でもところどころ同じ傾向の話があったので
もうちょっと工夫してくれたらよかった
サッカーの国際政治学
FIFAの日本人理事が著者。
開催地を決定する時とか会長選挙だとか
新しいローマ法王を選ぶ時並みの厳重さなんだな.
351 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/15(金) 23:42:32 ID:2IrRYk+4
いまどきの新書
本人の政治思想丸出しでうんざり。
書評でも何でもない。アマゾンレビュアーに禿同。
352 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/15(金) 23:54:14 ID:/nJ53yoo
ジッド「田園交響楽」
○おおまかな内容
盲目の孤児の少女がいて、それを牧師が育てている。
少女は成長する過程で、育ての親である牧師に恋をするようになるんだが、
(途中はしょって)結局、牧師はその少女とセックスする。
(更にはしょって)少女は最後の方で目が見えるようになるんだが、
恋してHもした相手の牧師が、思い描いていたような美青年ではなく、
ただのこ汚いオッサンだったことにショックを受け、少女は最後には
自殺してしまう…みたいな話。
途中まで読んで「目に見えることが本質ではない」的なこといいたいんか、
と思ったら、なかなかダークな逆転があって面白かった。
353 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/16(土) 00:01:11 ID:Bon0Swqf
大石圭の「殺人勤務医」
弱者を一方的に殺したり虐待したりする人間を拉致監禁して
拷問のすえ殺す堕胎専門医の話。
虐待シーンや殺害シーンそのものは残酷なんだけど
切ない終り。
「ネコソギラジカル (中巻) 赤き征裁vs橙なる種」
いい年してラノベみたいなのにはまってしまった。
上中下の中。
今度出る下巻でシリーズ完結のため、読みたいような読みたくないような。
今までの作品に比べたら文章とか雰囲気とかが少々荒い感じがした。
中巻なので、話の感想は避けたいと思う。
与太郎戦記
日本軍の半分はギャグで出来ています。
>>349 わたしも村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」1巻で挫折しそうです。
春樹ファンに勧められて3巻一気に買っちゃったのに・・・
でも、所々に自分のことを指摘しているかのような鋭い文章があってドキッとします。
「スプートニクの恋人」はなんとか読破しました。
三島由紀夫「美しい星」
ワラタ
三島由紀夫の「豊饒の海」を読んでいる途中
人間関係をどろどろと描いた作品が好きな人には、おすすめかも。
「90年代SF傑作選 下」 山岸真・編 ハヤカワ文庫
グレッグ・イーガンの「ルミナス」を読みたいがために買ったが
他にも面白い話が結構あった。
特にジャック・マクデヴィット「標準ローソク」は
SFファン向けの成熟した作品という感じでじんわり来ました。
「明治大正昭和の食卓」グラフ社
おばあちゃんたちの昔のお話の聞き書きなんだけど、
そのひとたちの話が本当に面白かった。
むかしむかしのアイスクリームや水菓子の話はダイエット中の身にはたまらんかった。
きっと夢のように美味しかったんだろうと思う。
粗末な食材を豊かに食べる方法は興味深かった。
激動の時代を生きてきた人はやっぱ凄い。
ガルシン「あかい花 他四篇」
「信号」が良かった。
「心理学化する社会」斎藤環
カルチャーに敏い精神科医の人なので
とっつきやすく読める。椎名林檎やコッコやフィオナ・アップル、エミネムなどの
現代のトラウマや過去を売り物にする(?)メディア戦法への警鐘ガ面白い。
「永遠の仔」「白夜行」も批評してた氏の「イン・ザ・プール」評が気になる。
ぬはー
>>358 三島由紀夫って難しくないんですか?
何か先入観があってなかなか手が出せず・・・
ゴーゴリ「死せる魂」
第二部が、ちょっとなぁ・・
>>364 私はけっこうすんなり読めましたよ。宮元輝とか村上春樹が好きな人なら、けっこういけちゃうと思います。
宮本ですね。誤字スマソ
谷崎潤一郎「春琴抄」
読点がなくて読みづらいと思いきや、
描写がわかりやすくてスラスラ読めた。
痛々しくて面白かった。
>>366 んーそうなのかー。
じゃあ「豊饒の海」から手を出してみようか。
ありがと。
小松左京「さよならジュピター」
古本で安かったので買ってみた。
中盤までは面白かったけど、
中盤以降は「あ、やっぱり・・・」っていう展開。
さらに、無駄なエロに食傷した。お腹いっぱい。
ちょっとげんなりしてしまったので
読みかけの「歌う船」が終わったら、
しばらくSFから離れてみようと思った。
371 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/23(土) 13:39:42 ID:HtuGevGN
マキャフリー「歌う船」
なんかかったるいなあ、と思ってだらだら読んでたんだけど
オチでちょっと納得。そういう伏線だったのか。
女の子向けSFって言われてるけど、間違ってない。
自分には合わなかったけど、良作だと思う。
>>361 最近読んだよ。私も「信号」好きです。
重い話が多い中で、これが最後という順番もよかった。
A&B・ストルガツキイ「月曜日は土曜日に始まる」
ソファースゴス
あとがきも遊び心があって面白かった。
あ、「信号」の掲載順が最後というのは、
私が読んだ「ガルシン短篇集」というタイトルの本の話です。
361さんが読んだ方では違うかも。
島本理生『ナラタージュ』
本の雑誌で大絶賛だったため読んでみた。ラストが良かった。ただ、じれったい。
メリメ「エトルリヤの壺 他五篇」
好きな人にはごめんなさい。俺は全く面白くなかった。
訳も古いし。「だれが私に言うであろうか?」って、どこが美文なのよ、って。
アシモフの雑学コレクション
トリビアいっぱい
377 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/07/28(木) 18:30:21 ID:4Uxmu/Yf
「生と死のミニャ・コンガ」
スティーブンキング 幸福の25セント硬貨
題名に引かれて買ってみたけどあんまし面白くなかった わらしべ長者みたいな話かと思ってたから
ゴーサム・カフェで昼食をは面白かった
まれに見るバカ
世の中には、どういうタイプのバカがいて、その人たちのどこがバカなのかを説明している本。
「バカの壁」みたいに学術的じゃなくて、あるあるw的なわかりやすさがいい。
DQNな妹のために物心両面の負担を背負った姉が、少年法に疑問を感じ過激な行動に出る話。
未成年犯罪者の顔写真を写真週刊誌に載せるあたりは、痛いニュース板の住民の主張と一致してる。
物はいいよう/斎藤美奈子
この人の書評が好きなので読んだ。
フェミ系の人だとは知ってたけど
今回のは、如何せんフェミ臭が過ぎるな。
ノムヒョン、小泉と比べてマンセーしたり思想臭もするしつまんなかった。
都市伝説探偵団
死体プールの高額バイトないのかよ・・・(´・ω・`)ショボーン
坂東眞砂子「山妣(やまはは)」
いや〜面白かった。
宇宙の戦士
映画にもなったけど、あれはタイトルが同じだけの別物だと言っていい
簡単に言えば宇宙軍人の日記だけど、とりあえず第8章だけでも読んでおいて欲しい。
「ハツカネズミと人間」 ジョン・スタインベック
何というか、むなしさを感じた。
金庸「碧血剣1」
かっこいいよ金蛇郎君かっこいいよ
イカレた感じに卑怯でかっこいいよ
SFからすっ飛んで金庸をチョイス。
小説なのにまるでワイヤーアクションカンフー映画見てるみたいだw
最初主人公だと思ってた奴があっさり退場してポカンとしたが、
笑い所、突っ込み所満載でほんとに面白い。
べたべたな展開がまたいい。
>>385 コレ、映画にもなってる。ものすごくきれいに映画化されてると思うので、
ゼヒご覧下さい。
私は映画見てから原作読んだけど、原作よんでから映画見ても、
絶対ガッカリしません。ホントです。ジョン・マルコヴィッチ&ゲイリー・シニーズなんで、
本当に骨太な仕上がり。
これだけではなんなので。
『死ぬという瞬間』E・キューブラー・ロス
ライアル・ワトソンのほうがはるかに面白い。課題のために読んだけど、
正直、ああ、そうですか、って感じだった。ライアル・ワトソンの
『ロミオ・エラー』のほうが断然面白い。
『ウィリアム・ブレイク傑作集』
タイガー・タイガーではじまる詩を読んでみたくて買った。
まだ途中。
『守護聖人カレンダー』
もっとトンデモな聖人の話が載ってると思って期待したけど、
フツーのえらい人ばかりだった。そりゃそうか。
『ケルト妖精物語』W.B.イェイツ
妖精物大好き。何度読んでも飽きない。
『ドグラ・マグラ』
養老タケシさんの本に出てきたから、読んでみた。けど、
もう2〜3回読まないとシックリこないなぁ。
そういう意味ではクセになりそうな感じではある。
あー、引越し中なんで箱詰めしちゃったけど、
J.H.ブルンヴァンの都市伝説シリーズが読みたい&新刊熱望!
388 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/06(土) 19:10:11 ID:gnQ4ujsJ
「ウォール街のマネーエリートたち」
角田光代[対岸の彼女]
文庫化を待っていたが結局買ってしまった。しかも二日で読破しちゃって淋しい。
角田作品特有の疲労感とかねっとりした感じはあまりなく、どこか懐かしくてほろ苦く切ない話でした。
かなり読ませます。やっぱ角田光代はイイ!
村上春樹[スプートニクの恋人]
読書中ですが、村上春樹臭さ満点。
吉田修一「パークライフ」
どこが面白いのか、誰か教えてください…。
身体とか空間とかの感じをモチーフにしてるところがおもしろかったよ
「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか」
ちなみに今読んでる最中なのは
「人はなぜエセ科学に騙されるのか」
紛らわしいタイトルだ。
393 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/10(水) 17:15:54 ID:Bw6SQ+T3
>>392 「トンデモ科学の見破りかた/もしかしたら本当かもしれない9つの奇説」
も面白いので推薦しよう
>「人はなぜエセ科学に騙されるのか」
これは、少年少女必読の名著。これを書いたカール・セーガン
が、後にSF小説「コンタクト」を書いた事実にも、感慨深いものがある。
395 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/10(水) 17:36:03 ID:Vc5/QdMX
「ドグラ・マグラ」
これで宿題の読書感想文出そうと思ったら親に止められた。
重松清「疾走」
読後3日くらい暗い気持ちを引きずる
繰り返し読みたくはないけど、いい小説だった
金庸「碧血剣2」
登場人物がかなり多いけど、半数以上が人の話を聞かない。
そしてお互い誤解したまま戦闘を始めるので笑える。アホかと。
こっぱずかしいロマンスもあって飽きないw
>>392 >>394も書いてるけど、名著。
ただし、個人的には「セーガン 必 死 だ な」と思えてしまうw
ちなみにハードカバーで出版されたときのタイトルは
「カール・セーガン 科学と悪霊を語る」
タイトル全然違うけど中身は同じなので注意。
ギロビッチの「人間この信じやすきもの」も激しくオススメ。
こちらニッポン…/小松左京
怖くて面白い。
個人的には日本沈没より好き。
ドストエフスキー「白夜」
綺麗な恋愛小説といった感じで、良かった。
皆川博子「死の泉」
数年ぶりに再読。
終わりの方をほとんど忘れてたせいか、かなり楽しめた。
以下、微妙にネタバレっぽいかも。
フランツに萌え萌えだったのでさいごは独りじゃなくてよかったね、
と思ったのだが結局アレなのかよ。゚(゚´Д`゚)゚。
ジェイムズ・ティプトリー・Jr「たったひとつの冴えたやりかた」
これも再読。
すこし前に他の作品を読んだんだが、この「たったひとつの…」だけ
結末が軽やかだ。なんでだろう。
401 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/19(金) 22:35:39 ID:wCykZL+9
疾走 重松清
いきなりの「おまえ」呼ばわり。新鮮。
前半は共感できる心理描写が多く思えたのは
即ち自分にも似た覚えの経験があったからだろうけど
後半は安いドラマ見せられてる感じでガッカリ。花村萬月展開と言うか。
彼が村から出ずに過ぎる日常を読みたかった。
ラフカディオ・ハーン「新編 日本の怪談」
面白かった。丁寧な文体で情緒たっぷり。キチンとオチもついている。
「耳なし芳一」「雪女」なんかはイメージだけでちゃんと読んだことがなかったので新鮮だった。
訳者は朗読を意識して訳したということなので、甥っ子がもう少し大きくなったら読んでやろう。フフフフ。
403 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/20(土) 01:58:29 ID:Svmi7MXK
アランスミス 「いたずらの天才」
俺的名作、読み終えた後は天才になる
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」
とりあえず、まえがきの段階で意味わからん。
ヴォネガット『猫のゆりかご』
この作家にしてはすんなりした話だったけど十分面白かったヨ
パパ科学者が良かった
406 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/20(土) 11:02:14 ID:KU7cHr03
「混成種-HYBRID-」 カシュウ・タツミ
ホラー好きで、名前買いしてみたんだけど
救いようのない終り方でしばらくボンヤリしてた
出てくるキャラがジョジョっぽくって面白いw
コンビニで売っていた古代史のなぞみたいな本。おもろくて一気読みした
にしては題名忘れてるw
アップダイクの『ケンタウロス』
>>404 あっ、それ、読んでみたいんですよ!日本語で出てたんですね!
今度探そう!
『八月の博物館』瀬名英明
うーん。このヒト、こんな本も書くんだ、ってちょっと新しかった。
夏目漱石の「吾輩は猫である」
声を出して笑ってしまう程面白い
413 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/23(火) 00:24:40 ID:vi++xfz2
よしもとばなな「high and dry(はつ恋)」
恩田陸「光の帝国」
斉藤孝「美しい日本人」
415 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/28(日) 20:53:38 ID:ESN9jUfS
金庸「碧血剣3」
あまりに登場人物が多くて、久しぶりに出てこられても誰だか忘れてたよ orz
最後にあいつが再び出てくるとは・・・予想できんかった。
というか、「おま、ちょっとまてwww」ってくらい突然終わったw
でも面白かったー。
トルストイ「光あるうち光の中を歩め」
キリスト教徒には悪いが、理屈っぽい男がカルト教団に絡めとられていく話にしか見えんかったw
なかなか面白かったけど、間違った楽しみ方をしたと我ながら思うw
416 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/28(日) 21:03:18 ID:WZyLaiLE
いしかわじゅんの「ちゃんどら」
懐かしかった
417 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/28(日) 21:11:38 ID:krA5tqjg
北村薫
スキップ
ターン
リセット
なかなか面白かった。ただリセットは第一部が退屈杉て挫折するかとオモタ
スーパー英文読解法(表三郎)
419 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/28(日) 23:56:51 ID:oNF1mS5R
角川ホラー文庫の「墓地を見下ろす家」と「トンネル」
夏休みが暇すぎるから買ってみたけど、両方微妙orz
墓地を見(ryは最後少しコワスw
宮部みゆき
『火車』
三島由紀夫「音楽」
石田衣良「娼年」
中原中也「汚れつちまつた悲しみに……」
キルケゴール「死に至る病」
松尾スズキ「寝言サイズの断末魔」
穂村弘「ほんとうはちがうんだ日記」
八月納涼歌舞伎筋書
超かんたんHP制作
422 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 15:07:01 ID:IURfjcA9
桐野夏生 「OUT」
ジュンパ ラヒリ 「Interpreter of Maladies」
「死ぬかと思った6」 林雄司編
重複するネタが多くてややマンネリな感じだけど
馬鹿馬鹿しさが好きで読んでしまう。
「無差別級」 ナンシー関
正直テレビや芸能にに疎いので、ネタ的によく分からないところもあるけど
やっぱり面白い。もっとこの人に文章読みたかった。
「洗礼」 梅図かずお
ガクブルしながら読み進め、オチにギャフン。
梅図氏の漫画は他に「おそれ」「偶然を呼ぶ手紙」を読んだけど
終わり方がシュールというか強引な気がする。
ゲッツ板谷「出禁上等」
単なる、元ヤンで水デブのボヤキ特集みたいでツマランかった。
425 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/08/31(水) 22:32:25 ID:RbJJHk42
ひとめぼれの法則
顔の類似性がひとめぼれの法則らしい。
セレブカップルを例にあげて色々検証してた。
こじつけまくっててトンデモ本に当たる本だろうけど
初期記憶の法則は自分に当てはまったので興味もてた。
荷宮和子
「何故フェミニズムは没落したのか」
言わんとしてることは分かるし基本的には同意だけど、ラクレ新書あたりからの
「自分たちくびれの世代は真っ当な悲しいマイノリティ。
上は男尊女卑でどうしようもないし、下は腑抜けでどうしようもない。」
(くびれの世代というのは著者と同世代の、団塊の世代とその子供たちの間の層らしい)
みたいな自世代マンセーと、「男の生まれつきの下劣さに対する怒り」の波状攻撃に
「もうそれは分かったよ…。」と少しげんなりした気分になった。
少女マンガとか宝塚の評論は好きだったんだけどなぁ…。
いま『アヌビスの門』読んでるけどストレートなB級ファンタジーで大変面白い。
でもスチームパンクかなぁ。
428 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/01(木) 01:39:51 ID:YqNGSdnO
>>421 どういう嗜好なんだ。活字ならとりあえず読むタイプかな。
稲見允昭監修『新精神医学』日本医事新報社
筒井末春『うつと自殺』集英社
磯部潮『人格障害かもしれない どうして普通にできないんだろう』光文社
長山靖生『「人間嫌い」の言い分』光文社
斉藤環『社会的ひきこもり 終わらない思春期』PHP研究所
町田康「きれぎれ」
恩田陸「ユージニア」
飯塚訓「墜落遺体」
恩田陸ってどうしていつも最後はグダグダになるのかな・・・
>431
構うなよ
433 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/01(木) 22:09:55 ID:t2rik350
鳥人計画/東野圭吾
東野の頭は本当、理科系なんだなと思った。
楡井の人物像が・・
東野なりの天才像なんだろうか
434 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/01(木) 22:11:56 ID:hGXvpMGC
万引きした本を親には「買った」と言ってありますが、何処で買ったとは具体的には
言いませんでしたが、二つに絞る発言をしてしまいました。
明日、買ったかどうか店に訊きに行くと言っています。
十分反省して一段落したあとにこれです。
どうしたらよいでしょうか?
改めて別の店だったかな?と惚ければよいでしょうか?
これ以上母親に負担かけると死んでしまいます。本当です。
どうしましょう!?真剣に悩んでいます。
>434
窃盗罪でつかまれ
「Itと呼ばれた子」デイヴ・ベルザー
今更ながらに読んでみた。下手なホラーより怖かった。
後々虐待していた母もまた祖母から虐待を受けていたと明かされるが、
それを踏まえてなお「基地外って怖えぇ…」としか思えん。
あの後、兄弟はどうなったんだろうな。
「ハサミ男」
主人公の口調があまりにも不自然だったのがどうも…。
20半ば過ぎてあんな喋り方する奴オタでもいないと思う。
小森義久「国の壊れる音を聴け」
間宮兄弟
兄役に佐々木蔵之助は格好良すぎると思った。
いっそドランクドラゴンの2人の方がイメージにあってる気が。
「白洲次郎 占領を背負った男」
本屋で見かけて、「なんで今頃になって白洲次郎の本が出てるんだろう?」
と思ったら、白洲次郎が亡くなって今年でちょうど20年なんだな。
吉田茂の片腕、政財界の影の大物、くらいの知識しかなかったが、
この本を読んで 戦後のアメリカとの交渉で大きな役割を果たした事が
よく分かった。
この本ではあまり詳しくは書かれてなかったが、民政局と参謀第二部の暗闘が
とても気になった。民主主義の国としてアメリカが赤狩りを行なった事は恥ずべき
ことだ、などという論調が主流だけど(確かにその通りかもしれんが)、それだけ
国が共産化される事に対して危機感があったんだろうな、ということがヒシヒシと
伝わってくる。
440 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/03(土) 20:20:45 ID:B4gME7mi
「世界の空母」
441 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/03(土) 20:49:18 ID:OYufuY6f
石田衣良
4TEEN
面白かった
442 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/03(土) 21:35:41 ID:rX7M9/ih
C・ウィルソン「アウトサイダー」
J・P・サルトル「嘔吐」
実存した。
ダーリンはプロ市民・・・もといダーリンは外国人
マンガだとトニーがあんな反日プロ市民だとは
全く分からないね。イメージ作戦ばっちりだお。
よつばと4
「800」 川島誠
あちこちの書評では評判いいが自分は?って感じ。
主人公交互の書き方は面白かったが、話の流れに疑問。
「斜陽」太宰治
めちゃめちゃいい話だった。
何度かかず子が蛇に例えられたりしてるのが面白かったなー
直治の遺書でこれでもかと泣いた。
あの遺書全文が好き。ほんとに。あの部分切り取って部屋の壁に飾りたいぐらい。
最後のかず子の手紙も大好き。あれも飾りたいな。
もっと早くに読んでおくんだったなあーこの本
読むのが遅すぎた
>>446 「斜陽」自分も好きだ!
文章がすごく綺麗で穏やか。それも相俟って、題の如く徐々に堕ちていく姿が
独特の調子をもってじわじわと伝わってくる。
退廃とか悲しさよりも、すげえ切なさを感じた。これを機にまた読もうかなあ
鈴木光司「ループ」
友人がくれた。「リング」「らせん」に続く話、っつう情報のみで読み始める。
前半部分の、「世界とは何か」などの哲学的な問に
生物学やら理系の観点を絡めて語る様子が印象的だった。
後半もっと掘り下げて考えさせてくれるかと思ったらSFでぶっ飛んでた。
でも、一般に広まってるホラーなリングよりループ落ち好きだ
小松左京っぽいかな
コインロッカー・ベイビーズ
前半は面白かったけど後半になって訳の分からん展開になって何の話かよくわからん
「生活図鑑」
家事はひととおりこなせるつもりだったけど
読んで目から鱗がとれた。
生活していくうえでの基本的なことが図解入りで書いてある。
全部の文章にルビがふってあるのは親切でいい。
ひさびさに買ってよかった本。
トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の仲間たち」
まったりした。
スナフキンが冒頭からキレ気味でワロタが、
サスガに大人の対応が目立った。
それにひき替え、ムーミンパパ、お前コソ泥かよw
村上春樹「ノルウェイの森」
正直タイトルしか知らなかった。度々話に上るが何となく手を出していなかった作家の内の一つ。
幸い書評やあらすじなんかは全く見たこと無かったんで先入観無しで読めた。
なるほどーこれが村上流のくどい言い回しか、と感動した。ちょうど良い程度の引っかかりを残す読後感で、浸るには良いかなと思う。
白石一文の様な重めの文が好きなんで自分に合っていたかも知れん。「僕のなかの壊れていない部分」は偉そうな感じが鼻について逆に好きだ。
453 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/12(月) 21:42:23 ID:GiN1usbt
保守あげを兼ねて
「ベストカー」w
白州次郎ー占領を背負った男
なにこのイケメン
安部公房「砂の女」
最近は昼夜逆転気味の生活を送っているのだが、深夜に作業をし明方布団に
入ると、なんとなくあの生活を思い出してボミョウな気持ちになる…
「渡邉恒雄メディアと権力」
Gファンとしてにっくきイメージしかなかったが、ナベツネの人となりがよく分かった。
東大卒なことや、日韓条約制定に深く関与していたことなど意外な事実がいっぱいで読み応えあった。
459 :
450:2005/09/15(木) 15:49:01 ID:svt935S/
>>457 そうです、その本です。
調べたら他にも図鑑シリーズとして出てるみたいですね。
冒険図鑑とか気になります。
とにかく、子供向けだと思って侮ってはいかんと思いました。
小川一水「復活の地」
防災はトップダウンだけじゃダメなのだね。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 2000万!2000万!
⊂ ⊂彡
(つ ノ
(ノ
⌒⌒⌒
川端康成「みずうみ」
他の人が感想で言ってるような、
「!!!!」とか「ハァハァ」とか言いながら読むタイプの本だとは思わなかったんだけどなぁ。
そんなにドロドログログロエロエロしてるわけじゃないじゃん。
どっちかというと、雪国や伊豆の踊子に近いと感じたけど。
瀬名の「八月の博物館」を小一時間ほど読んでみたところだけど
なんか先の展開(というか狙い)が読めちゃってツマラン。
>>464 やー、あれは、なんつーか、もっとサイエンスなノリを期待してたのに、
すっげーファンタジーで、拍子抜けした・・・・ような。
マリエットが途中からウザくなってきた。
あなたのいう狙いがどういうのかはわからんけど、私の場合は
あー、ああ、ああ。なるほどねぇ、ほー、直球じゃないんだ。って感じだったよ。
466 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/22(木) 21:18:38 ID:qowgoAIt
「土の中の子供」 中村文則
暗すぎて、気が滅入った。
467 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/22(木) 22:35:21 ID:naqsmskR
>>466 俺もダメだった、あと「悪意の手記」も。
もう懲りた。
「ダライ・ラマ自伝」
デュラス「愛人」
さいきん道に迷っているので自伝を選んで読んでしまう
「転々」藤田 宜永
東京を放浪したくなりました。
「大密室」
有栖川有栖、恩田陸、北森鴻、倉知淳、西澤保彦、貫井徳郎
法月倫太郎、山口雅也
密室ひとつにしても書く人によってずいぶん差が出るんだなあ
桐野夏生「グロテスク」
「東電OL殺人事件」が無かったので、こっちを読んだ。
ユリコという人物以外、暗くて根性曲がった人ばっかり出て来て、気が滅入った。。
こんな世の中嫌だよ。
>>456 顔は男前で物腰は紳士、かつ大胆で男らしい。
マッカーサーを怒鳴りつけた唯一の日本人。
松本清張「Dの複合」
回りくどいことしないで、最初からターゲットの首絞めておけば他の殺人が起きなかったのに。
474 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/25(日) 21:38:47 ID:rGnWyar/
音楽ライターが書けなかった話
主に扱われてるのはジャズ(ゴシップ系の本ではなく、取材時の裏話が主)
黒人音楽に詳しくない自分でも興味深く読めた。
著者の誠実な人柄が伝わってくる文章で好感持てた。
音楽ライター特有のある種の臭さがない(誉め言葉)
475 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/25(日) 22:03:56 ID:CVj8WtFc
青春出版社「その常識にはウラがある!」。
500円で買える手軽さと、読んでて関心することがよく書いてある。
この所、500円本シリーズにはまっている。
「ハードワーク」 ポリー・トインビー
簡単に言うと、イギリスの年配女性ジャーナリストが経歴を隠して
低賃金職やその生活を体験するっちゅールポ。
でも公営住宅や福祉関係の人達には身元ばらして協力してもらってんのよね。
体験期間がたった40日、一つの職にいる期間もかなり短いし、はっきし言って
「金持ちのおばはんが貧乏人体験して世間を知った気になってる」だけ。
所々に出てくるアントワネットな発言もかなりキテる。
(英国の勤め人の5人に1人は週\48000以下しか稼げない事に対して、
「これじゃ雑誌に出てくるレストランとか、カリスマ美容師のサロンに行けない」
ってな内容をコメント。ありえない)
お金の無駄でした・・・
同じ趣旨のルボなら、アメリカ低賃金層に潜入したNickel and Dimedのほうが
はるかに優秀。
日本で言うところの「自動車絶望工場@鎌田慧」か。
平等な視線で読まないと意識が偏っちゃうから疲れるね。
池袋ウエストゲートパーク 電子の星
軽く読めるしやっぱおもろい。
479 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/27(火) 03:10:34 ID:tER0qfqP
『マリー・アンドワネットとマリア・テレジア
秘密の往復書簡』
本当にマリー・アントワネットはお母様を苦しませた
困ったチャンでした。
恩田陸『六番目の小夜子』
学生時代に戻ってこんなミステリアスな青春送ってみたい
姑獲鳥の夏/京極夏彦
まだ読んでる途中だけど。
読んでも読んでも全然進んでないような気がする…(;´д`)
フライ・ダディ・フライ/金城一紀
読んでたら無性にトレーニングしたくなってきた。
ブルース・リーの映画も観たくなって、レンタルまでしてしまった。
関ヶ原(上)/司馬遼太郎
家康が嫌なキャラとして書かれている。
けれども勝ち組だから、家康を応援しながら読んでいる。
パノラマ島奇談/江戸川乱歩
他数編。変態サイコー
風の歌を聴け/村上春樹
五年くらい前に読んだはずなのに、ほとんど内容忘れてた。
484 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/28(水) 12:18:22 ID:ycxyydEp
土俵をはしる殺意 小杉健治
昭和初期の風俗(両国近辺)とオリンピック前後の日本が
地方の出稼ぎとリンクして面白い。
姑獲鳥の夏はぶ厚いし、だらだら心理描写が続くんだけど
いつの間にストーリーは進行していくんだよね、読むのキツイけど。
「夢野久作全集8」ちくま文庫
「火星の女」が気に入った。も少し色々読んでから、
「ドグラ・マグラ」に挑戦しよう。
486 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/28(水) 13:01:06 ID:T+/HSg3s
横山秀夫「深追い」
この人の警察モノを最近読んでいる。でも、「半落ち」は拍子抜けする
結末でした。
旦那に勧められて読んだ
アイザック・アシモフの『空想自然科学入門』
理系じゃない人にも分かりやすく面白く書かれてるらしいけど
わたしにはアシモフ先生が何を仰っているのかチンプンカンプンでした
488 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 08:19:11 ID:DdJmtNsU
スレ違いかもしれませんけど、どなたか一度水に濡れて紙が変形してしまった本を元通りにする方法をご存知ないでしょうか??できれば教えてください。
新しい本を買ってくる
アイロンかけるとか?
自分だったら諦めつつももう一度濡らしてからアイロンかけてみる。
手に入りにくいもので体裁にはこだわらないなら、
一旦バラしてアイロンかけて乾燥させた後再度製本する。
でも、お札くらいのいい紙ならともかく
普通の本ならアイロンくらいじゃゴワゴワがとれないだろうし
アイロンの熱で紙も劣化すると思われる。
>>488 「濡れた本 元通り」でぐぐるといいですよ。
永井荷風「シ墨東綺譚」
情景描写と作者あとがきを、飛ばして読んだりする人間は、
「面白かった」って言っちゃいけないみたいな、この空気・・・
えぇいうるさい!面白かったさ、挿絵も良かった。悪いか(#゚Д゚)ゴルァ!!
495 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/09/30(金) 00:44:02 ID:70BQhQbq
ありがとうございます!やってみます。
「拒否出来ない日本」
拒否出来ない日本 アマゾン でぐぐってみ。
中々面白い事がわかるですよ...
497 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 01:03:47 ID:1gMMaM83
>>487 最近じゃなくてずいぶん前のことだが、
おれは高校生のときにアイザック・アシモフの「物理とは」という本を読んで
面白くてハマって理系にすすんだ。
Aという物理量とBという物理量をかけたりわったりするときには
数値だけでなくて単位もかけたりわったりする、というのをこの本で知って
ものすごく「なるほど!!」と感動したのを覚えている。
漏れは今『海辺のカフカ』読んでるお。
なかなか面白いお。
「1リットルの涙」
ドラマやるらしい。むかしヒットした闘病記もの。
500 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 04:21:02 ID:b0QqPOVz
500
>>483 まさに今読んでる関ヶ原(上)司馬遼太郎
司馬遼太郎作品では
『戦雲の夢』を最近読んだ。面白かった
「嫌われ松子の一生」
男のせいで被害者になり、男運のなさで人生を流転し、最後救いも無く死んでしまった女の一生。
私は女なので正直読後感最悪。
多分読者が男か女かで感じ方が違う本になると思う。
この本読んだ男の人の感想も聞いてみたい。
西加奈子「さくら」
重いんだか軽いんだか分かりませんが読後感は悪くない。
でも兄ちゃんかわいそ。
荻原規子「風神秘抄」
600ページを3時間で読んだぜ!
面白かった。萌えた。
>>483 俺は同じ司馬遼太郎の「城塞」を読んだ.
こちらも家康を卑怯者として書いてるが,
戦に卑怯もクソもないと思うし
むしろ豊臣方上層部の失策のほうが罪だと思った.
今は「坂の上の雲」を読んでる.
アフターダーク/村上春樹
初期の雰囲気も好きだけど、これはこれでありかとオモタ。
割と楽しめた。
>>504 関ヶ原読み途中で、他の司馬作品は知らんのだが、
なんか家康に恨みでもあるんかね。
MOMENT 本多考好
文庫買って読んだがねーよwww
ニルヴァーナとかどうしようもねーってwww
平沼洋司「空の歳時記」
春から冬まで1年かけて読むような本かな。
カラー写真と文章で、季節の移り変わりを肌身で感じる
すごいみずみずしくて爽やか〜な、すごく良い本。
ヴァン・グーリック「中国迷宮殺人事件」
面白かった。
突如相手を殴りつけたり罵ったりしだすのでポカンとした。
中国文化は奥が深いな、としみじみ思う。
が、推理小説としては純粋に楽しめた。
訳が何故か「床」をずっとカタカナで「ユカ」と書いてあったり
鍵をかけることを「鍵をかう」「鍵をかった」と書いてあるのに違和感。
鍵をかう、って方言だと思ってたんだけど、違うの?
昔はこういう言い方したんだろうか(50年くらい前の本です)?
河野多恵子「幼児狩り」
子供の歯形のついた果物に興奮する女とか
文体とこの人の書く変態性のミスマッチが新鮮。今だからか。
幼児虐待って概念がなかったころの話だな。
このひともうおばあちゃんなんだよな・・・
誤爆したorz
恥ずかしいから探さないでネ
綿の国星
ねぇー昨日のご飯なんだったぁ?
あたしはホッカホカの猫まんま
じゃぁねー
じゃあねー
可愛い
トルストイの『アンナ・カレーニナ』。
ロシア人に縁がないので、
アンナのビジュアルがなんとなく黒木瞳になってしまう。
それにしても長いよ・・・。
その本昔から親の本棚にあるんだけど
どうしてもカレーのイメージがしみついてしまっている・・・
今度読んでみよう
昔、田舎から来た人がふられたところで投げた<アンナ・カレーニナ
たまにドストエフスキー読むけど、ロシア人の名前ややこし杉('A`)ウボァ
516 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/11(火) 17:52:08 ID:4mQy3K8X
沢木耕太郎「凍」
登山orクライミング好き必読の書
いまさらながら
日本最強クライマー山野井の凄さに心揺さ振られる事まちがいなし
てか山好きならもう読んでるやつも多いと思うが
浅田次郎「椿山課長の七日間」
泣こうと思って買った、そして泣いた。
この人はシリアスな泣かせよりコミカルな泣かせの方がぐっと来ると思う
世間で売れてるのは前者だけど
筒井康隆(字が違う?)
自選短編集みたいなヤツ。
クワズギライだったことが解った。メチャ笑った。すげえ。この語り口!
ハマっちまいそうだ!!
>>518 合ってますよ>名前
私はちょうど「天使の落とし文」を読んだとこ。
2、3行の文章ばかりが集められてるんだがクスッと笑えるのがたくさん。
しりあがり寿が書いた天狗の表紙がまたいい。
筒井康隆はやっぱりスラップスティックの方が面白いんだがなぁ。
>>519 天使の落とし文じゃなくて「天狗」の落とし文だった… orz
セルバンテス「ドン・キホーテ 前篇(1)」
ボケ老人の話みたいなものだから、ちょっと素直に笑いづらいんだけど、
それにしてもこりゃたまらん!面白すぎ、腹痛い。
まだ5冊もあるよ( ´∀`)アハハ
ディズニーランドの経済学
10年ぶりくらいに読んだが、筆者がオリエンタルランドに悪意むき出しなのがワロタ。
残念ながら予想に反して今も大繁盛しているわけだが、
その事について筆者はどう考えているのかが気になる。
飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ
ドラマに触発されてだいぶ前に買ってたのをひっぱりだしてきて読んだ。
買った当時も強く人に勧められてなんとなく、だったんだがそのせいか
以前は淡々としてる印象で比較的あっさり読んだ記憶があるが
改めて読み返すとドラマとの相乗効果なのか涙が止まらんかった…
自分はどちらかといえば医者不信なほうで病院も大嫌いなんだがこういう先生もいるんだなということは心に留めておこうと思う。
松野大介「芸人失格」
読む前は、中山ヒデの相方って時点で…と思っていたけど
文章からは客観的な物の見方ができる人という印象を受けた。
ちょうど読んでる最中にヒデをテレビで見た。
自らカメラに顔を近づけてスタジオのナイナイに「お願いしますよ〜」
と言っていたその子犬のような表情と共に記憶に残る本。
きょうの猫村さん
キャットじゃないワケ?!
526 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 11:19:32 ID:TX8rNKez
社長という人生
527 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 11:21:26 ID:l6XMoLQs
グッドラックだっけ?読んだけど、最後の一文みたいな文しかいらなくない?w
>>517 へえ〜あれいいんだやっぱり!
この前実家帰って母親に「何か面白い本ない?」って聞かれて
「浅田次郎は読みやすいと思うよ」って言ったら、たまたま
売店だったのでそれしかなかった。母も読みはじめから(・∀・)イイ!
って言ってたから、今度買うわ!
529 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/18(火) 23:45:38 ID:lrGwcbP8
ハイ フェディリティ。
>524
>ちょうど読んでる最中にヒデをテレビで見た。
>自らカメラに顔を近づけてスタジオのナイナイに「お願いしますよ〜」
>と言っていたその子犬のような表情と共に記憶に残る本。
ワラタ。切なくなるような文章書くなよーw
オールド・ボーイ/大石圭
元々大石圭のファンだからネームバリューで購入。
感想としては可もなく不可もなくかな…
ただ今回は映画を小説化したかもしれないけど
普段彼が描く世界があまり感じられなかったのが残念。
やはり「処刑列車」に敵うのはないのかな…orz
532 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 05:58:11 ID:hH4IdcW+
ワルボロ/ゲッツ板谷
こういちくんってイイ子なんだなーと思いますた。
ゲッツ板谷初の小説。大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」
とかと同じ、自伝的・青春小説。三つ子の魂百まで。
533 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 06:29:28 ID:/k252NeK
いちご100%5、6巻
534 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 06:31:31 ID:oYb+U2IJ
>>533・・・・・
自分は「飛ぶ夢をしばらく見ない」っていう山田太一って人が原作の本
面白かった
535 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 07:11:07 ID:ZaTAFC3W
新渡戸稲造「武士道」岬龍一郎訳
A.Iが止まらない1〜9巻(旧版)
>>517 昔新聞で連載してたやつだっけ。懐かしい。
空の境界 上/奈須きのこ
登場人物の名前に趣を感じない。
歌野晶午「女王様と私」
色々考えさせられるね。
主人公と自分にかぶるところもあるし(´Д⊂
ロリではないけどねw
「弱者」とはだれか 小浜逸郎
被差別部落、障害者、在日、ハゲたちなどを
弱者と定義できるのか、そういうギリギリな事を
差別主義者と取られないよう慎重に論理を展開していく姿が面白い。
けど障害者の項は、ちょい苦しいかな。
部落利権の事にも触れている。
セルバンテス「ドン・キホーテ前篇(2)」
前篇(1)と違って、長いエピソードがだらだらと続く。
主人公があまり出てこない、というか別の物語が始まってるし。
桃太郎のお婆さんが、赤ちゃんに浦島太郎を読んでるみたいな・・
この話はこの先、本編と関係してくるのか?
ハンス・ベンマン 「石と笛 1・2」
あらすじだけ読んで指輪物語っぽいファンタジーもので面白そうと思って買って置きっぱなしだったのを最近になってやっと読んだ。
で続きを買いにいこうと思ったらなんと原作ごと絶版になったらしい。
どーしてくれるんだよ!!全然まだ話も序盤なまんまで消化不良すぎる
542 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/23(日) 17:43:54 ID:y6yIPSrE
中島らもの「しりとりえっせい」文庫版。随分前の本だが、とても面白かった。
あと、イラスト描くのが趣味だからそれに関連する資料が主。
「劫尽童女」恩田陸
とても読みやすい。
が、ラストがぶった切り風なのが惜しい。
恩田陸はどうしてああも風呂敷をきれいにたためないのだろうね。
導入や謎の部分は面白いのに。
「生首に聞いてみろ」
このミス1位だっけ?うまかったとは思うが1位かなあ・・・。
期待しすぎがまずかったのか。
セルバンテス「ドン・キホーテ前篇(3)」
主人公は寝てるか、つながれてるか、閉じ込められてるか、そんなんばっかし・・orz
通りすがりの人たちの身の上話を、入れ替わり立ち代わり、延々と聞かされる。
迷惑だけど、真面目で正直な老人が虐められてるのは、やっぱり寂しい。
こんなに可笑しくて、こんなにも悲しい本は、なかなか無いと思う。
「関ヶ原 中巻」 司馬遼
とっとと三成氏んでくれ。
548 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 18:35:33 ID:OlqTCwM4
最近図書館で借りた本
「炎と氷」新堂冬樹 ☆☆☆☆★ 正直、借りたのは失敗だった
「白き嶺の男」谷甲州 ☆☆★★★ 短編集。普通に読める
サイコロジカル 西尾維新
西尾維新は何も考えたくない時読む。
九十九十九 舞城王太郎
クオリティタカスwwwと素で思った。
好き嫌いが分かれるだろうな。
550 :
541:2005/10/27(木) 21:32:36 ID:1B39yiY/
>>545 亀ですが情報dです。原作絶版と言った旭○書店の店員の情報は一体…
まだまだ続くのか_| ̄|○ でもこれって単行本なんですね。
文庫版もないかもう少し探してみます。
バラードの結晶世界を読んだ
ウンザリするような世界の話でそこそこ面白かったように思う
知名度ほどの感銘はなかった
95年度版なのに訳が古臭くてそっちのほうでもウンザリした
「綿いっぱいの愛を」 大槻ケンヂ
最早、惰性で読んでいるが……。
使い回しだらけなんだろうなあ、似たような構成の文だらけなんだろうなあ。
と思って読んだら、案の定そうだった。
面白いと思うことがあっても、
それは書かれている出来事がたまたま面白いのであって、
文章が面白いわけでは無いわけで。
「探偵伯爵と僕」森博嗣
うまく子どもっぽくしてあったから読みやすかった。
会話のテンポ好きだなー。
「亡国のイージス」
映画を見て分らない設定が多過ぎたので読んだ。
噂通り映画は原作のいい所をあんまり出せてないね。
原作の方が映画の数十倍ハラハラドキドキして悲しかった。
でも映画を見たから船内の様子とか武器の感じとかが読みながら
映像が浮かんできて映画に無いシーンでも頭の中で映像化していくので
映画を見てから読んでよかったと思う。
ラストも映画のよりも原作の方が切なくてでも温かい気持ちになれて良かった。
でも映画も気に入ったので元旦に出るDVDを買って脳内補填しながら楽しみたい゚+.(・∀・)゚+.゚
次は何を読もう…この数年は映画の原作しか読んで無いなぁ。
555 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 00:35:09 ID:vyMwK7Wk
池上永一「シャングリ・ラ」
すごく面白かった。今年読んだ本でベスト!
早く続きを読みたくて早退したほど。
登場人物がみんな生き生きしすぎてて凄い。特にオカマが素敵です。
556 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 00:42:24 ID:4crTiHiu
「ハル」瀬名秀明
感動した。臨場感がすごい!
拒否出来ない日本〜アメリカの日本改造がすすんでいる〜
(゚Д゚)・・・・
((;゚Д゚))
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
東野圭吾(著)「悪意」
超遅読の私が2時間ほどで読みきってしまった
田辺聖子「ブス愚痴録」
ブスの愚痴というより男の愚痴という感じ。
「波の上の自転車」でなぜ女はバカな質問をするのか…という男の愚痴は
たしかに、と思ったけど
ゆかりが敢えてバカな質問をした気持ちも分かる。
男女どっちかに肩入れしてるということがないので読みやすかった。
孔子暗黒伝
もう最終話なんか、続きは気になるけど読み終えるのも勿体ないような怖いような。
妙に緊張して呼吸が浅くなったり。
中島敦全集3
弟子・李陵・名人伝他を収録。
孔子つながりで弟子が読みたかったし、昔はこの中じゃ弟子が一番好きだった。
読み返してみたら李陵いいよ李陵。
李陵や司馬遷のぐるぐる止まらない葛藤とあのラストたまらんよ。
妖氛録も良かった。すごく短いのに濃くて空しい。
>>560 中島敦の短編はいいですよね。「李陵」もいいですが自分は「山月記」が好きです。
『ダ・ヴィンチ・コード』
映画化されるっていうんで、読んだ。
いやー、久々に・・・・コレはいい。『フーコーの振り子』より初心者向けなのも
良かった。『フーコーの振り子』は読んでて途中でわけ解らなくなったから・・・
とてもハリウッドチックな本だけど、それだけにテンポが良くて楽しい。
『デセプション・ポイント』
同じ作者だったから買った。政治に興味はないんだけど、こっちも
それなりにドキドキして面白かった。
だけどエンディングのあまりのハリウッド映画っぽさにはちょっと苦笑。
どちらも、なんというか、ちょっと込み入ったダイハード、って感じで、
息抜きに良いですよ。
本が重いのがちょっと難点。
筒井康隆 『家族場面』
読了。市場の話が好き。
初めて筒井康隆の本を読んだのだけど、
他の本も読みたくなった。
『箱男』と『墜落遺体』が読み途中。
>>561 山月記いいですね。あれで中島敦を読むようになりました。
私は悟浄歎異と悟浄出世が好きです。
しゃぼん玉
鼻汁と目汁がいっぱい出た。
>>563 私もこないだはじめて読んで、喫煙者の話のやつ?ですっごい笑って、
こりゃすげえ、クワズギライだった!って思って、今から読もうと思ってる。
保守
568 :
ながぐつ:2005/11/06(日) 23:31:21 ID:B5N5SAum BE:65822472-
立川談四楼の「ファイティング寿限無」
二つ目昇進を目前に控えた噺家が、師匠の「売れるためには落語以外の何かで有名になれ」という
言葉を信じ、全く経験のないボクシングを始めて活躍するお話。
独演会のシーンがあっさりとしか書かれていない事と、ボクシングでは一度も負けなかったことが
少し気になったが、非常に読みやすく面白かったです。
569 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/07(月) 16:43:18 ID:hKuVE1iN
>>563 私も最近「箱男」読みました。
安部公房の本は読むの初めてだけど、すごく面白かった!
こんなに先が気になってワクワクしたのって久しぶり。
期待してたワッペン乞食の話があっさりしてたのがちょっと残念かなw
「秒速10センチの越冬」
爽やかな読後感。所々のフレーズや単語が太字で表記されているのに萌える。
内容は本の仕分のバイトをする人の話。毎日同じ時間に起きて、毎朝カップ麺を食べ、
毎日同じ時間にタイムカードを押したりする行為に、変なストイックさを感じてしまう。
571 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/07(月) 21:37:55 ID:UPTpdN58
今頃「永遠の仔」
すごい評判良くて、ドラマ化までされたけど、一体どこが面白いんだか分からない。
「泣いた」とかよく聞くけど、どこで?って感じ・・・。
『いかにして高次の世界を認識するか』
ほ〜。って感じだった。
サラウォーターズ/半身アフィニティ
あー…
すんごい騙された…
ていうか自分素直すぎだ…ちょっとは疑おうよ。
この人の本もっと読みたいけどこれしか翻訳されてないんだな。ショボン
>>571 著者が言いたいことを登場人物に喋らせ過ぎてる感じが強くて
俺もダメだったなあ
「ラマン」マルグリッド・デュラス
自分の人生の中にこんな一時期があればいいと思うが、
一点に集中する情熱から選ばれることのない自分が悲しい。
「人間腸詰」 夢野久作
中々面白い。現実と妄想についていろいろ考えてみたくなった。
でも多分賛否両論あるんだろうな。
ちくま文庫で全集が出ているらしいから、買ってみようかな。
キングの『ザ・スタンド』の一冊目を読み終わった
やばい死ぬ程面白い
今んとこニックとスチューが好きだな
青木るえか
「主婦は踊る」
自虐系非モテ系(例えが古いなスマン)女子エッセイ
この人すごい活字中毒で書評もおもしろいよね
村上春樹の鼠三部作
数年ぶりに、文庫で揃えて読んだ。
羊の最後は、面白いけれども辛い。ダンスダンスダンスで多少は救われるが。
小笠原慧「DZ」
何か鼻につく小説。総じて登場人物に不快感を覚えた
オチも・・・何じゃそれ
奥田英朗「邪魔」
読後感はあまりよくないけど面白かった
久我さんと義母のエピソードが切なくて泣ける
582 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 20:30:03 ID:v3B3mqEe
とりあえず「ツァラトゥストラ」
583 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 21:26:29 ID:3KVZxJJq
日本「霊能者」列伝
載ってる人以外にも、沢山霊能者いるんで続編作って欲しい。
584 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 21:44:49 ID:S2jGIys3
582>>
つ【はかく語りき】
「痛快!憲法学」
とりあえず日本の未来に絶望しました。
金がある人は脱出してください。
586 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/15(火) 06:38:04 ID:ate6FHfS
「悪魔の詩」 サラマン・ジョルディ
どこが問題なのかさっぱり。ストーリー自体はつまらん。
赤川次郎 現在23冊目
赤川ミステリー系って他に誰が書いてますか? おしえて
赤川ミステリー系。。。
↑言いたい事があるならはっきり言ってやりゃいいのに。
絲山秋子「袋小路の男」
良作。でも続編の「小田切孝の言い分」がかなり余計
梨木香歩「沼地のある森を抜けて」
所々に出てくる後味の悪いエピソードがイヤン。
ザ・スタンド二冊目突破。
デブヲタのハロルド萌え。ギター小僧ジョーカッコヨス。
アルフレッド・ジャリ「超男性」
常に「うまいこと言ってやろう」というノリの会話がよく分からなかった
595 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 11:53:26 ID:w2/CjdXH
溝鼠
なんかラストはよーわからん
596 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 12:34:43 ID:gCl8PtVa
「日本の論点2006」
頭がよくなった。
597 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 12:36:54 ID:NlThxvXG
今日の猫村さん
おもしろい(ー∀ー)
598 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 13:29:16 ID:uhzJDheV
希望格差社会
限界の思考
戦略の本質
なんとも生きにくい世の中だ・・・
三億円事 一橋文哉
良かった。
>>599 一橋文哉「ドナービジネス」もお薦めです。
宮崎勤モナー
602 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 18:45:33 ID:XI4yaCk3
ノルWAYの森
603 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 19:21:56 ID:P8gJT9KU
男たちの大和
酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」
途中までだが、徐庶が可哀想すぎて笑える。登場人物にロクなやつがいないなw
>>604 酒見賢一、そんなの出してたんだ。買ってこよう…
アンタイラー/歳月のはしご
アメリカだかでヒットしたらしい。主婦が突然家出。でも仕事も住む場所もなんとかなった。
家族は迎えに来ない。寂しいけどしょうがない。というような内容。
まあテーマはありきたりだけど細部が生き生きしててよかった。
でも最後主婦が家に帰っちゃったのが気に食わない。
そば粉のお菓子が出てきたのに驚いた。くわいも。そんなメジャな食品だったのか。
「ミッキーマウスの憂鬱」
展開はありきたりだったけど主人公のキャラが良く
サクサクッと読めて面白かった
ネット文学賞だとよw
インターネット関連事業大手のヤフーが創設した「ネット文学賞」に、約4500作品
が集まった。「一般的な文学賞は多くても2000作品程度」(同社)といい、パソコンで
書いてネットで応募する気軽さが人気につながったようだ。大賞候補作品の5作を
すでに選び、25日からヤフーのウェブページで公開している。大賞もネット上の人気
投票で決まる。
「Yahoo!文学賞」は、募集、選考、発表をすべてネットで実施。対象作品は6000
〜8000字の短編。7月14日〜9月30日に寄せられた作品から出版関係者らが
5作品を選んだ。現時点では5人の作者はメールアドレスとペンネームが分かって
いるだけで、性別や年齢、プロかアマかなどは不明。
ネット上での投票受け付けは25日〜12月20日。投票は1人1回のみ有効で、
最も得票数が多い作品が「Yahoo!JAPAN賞」。作家の石田衣良さんが「選考
委員特別賞」を選ぶ。
http://www.asahi.com/culture/update/1126/001.html http://bungakushou.yahoo.co.jp/
609 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/29(火) 03:10:48 ID:7fck2mPH
大佛次郎「猫のいる日々」
簡単に言うと猫好きオヤジのエッセイなんだが、すごく微笑ましいw
今は一人暮らしだし(アパートだから)猫飼えない状況なんだけど、飼いたい
欲求が爆発しそうになったよ。
コトンもシロもアバレも、出てくるぬこ達みんな可愛い(*´Д`)ハァハァ
610 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/11/29(火) 04:42:24 ID:nVRjzHGR
遠藤周作「女の一生 一部・キクの場合」
「沈黙」や「深い河」は後回し。読んでない香具師は今日から読み始めれ。
浅田次郎「天国までの百マイル」
相変わらず、浅田次郎は台詞回しが絶妙だね、リアリティがすげぇ。
まぁ、本人の実体験を元にして書いてるから、当たり前といえば当たり前だが。
クリス・クロス 高畑京一郎
リア厨時代に読んだ文庫をふと思い立って買い戻し。
あれだぞ
おまえ
だいぶつじろう
じゃ
ねーぞ
おさらぎじろう
だぞ
リリー・フランキー「東京タワー」
ぼたぼた泣いた
福沢諭吉「学問のすゝめ」
昔の日本人ってまじですげえよなぁ・・・
大岡昇平「武蔵野夫人」
ほぼ一気に読んだ。面白かった。
結局、道子は夫を出し抜いたといっていいんだろうか。
無駄な行為だったんでネーノ?
617 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/03(土) 13:27:46 ID:+dj9niTP
>>613 ちゃんと読めるもん!
中原フク
「私の上に降る雪は…」
中原中也のお母さんの回想記
自分の幼少時から中也が亡くなるまで、
よくもこんなに鮮明に語れるものだなと。
この人、家族に先立たれすぎノД`
原田宗典「0をつなぐ」
世にも奇妙な物語みたいで、なかなか良かった。
ビデオテープでもう一度、黄色い旗のところまで、閉ざされた肖像
が好きだな。
三浦しおん「私が語り始めた彼は」
割りによかった。なんか恩田陸テイスト。
ルーマーゴッデン「すももの夏」
ミステリじゃないじゃん。落ちがあやふやだなあ。
ツンデレジョス生意気www「こんな風に感じてるんだとしたら、大人って思った以上に薄汚い豚ね」
法月倫太郎「頼子のために」
よ、頼子!いや父親何それ。おかしって。森で耐性ついてるけど、当時はこういうのはやってたのかな
谷川流『閉じられた世界』
大変につまらない。
ハルヒと学校はあんなに面白いのになー。
622 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/07(水) 22:39:02 ID:MEe1c5iM
ヤマケイのアルペンガイド「上高地・槍・穂高」
「骨盤教室」寺門琢己
町田康「きれぎれ」
はじめは読みづらかったけど、
読み終わるころには文章に慣れてすっきり。
教科書でおぼえた名詩
宮沢賢治の「永訣の朝」と高村光太郎の「レモン哀歌」が
すごい綺麗だと思った。子供の頃、授業で習ったときは何とも
思わなかったけど日本語が美しい。
「銀河や太陽、気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを・・・・」
のくだりが好きだ。
獄本のばら「下妻物語ヤンキーちゃんとロリータちゃん」
今更ながら読んだ。面白い。のばら良い。
セルバンテス「ドン・キホーテ後篇(1)」
前篇と比べると、読むのに時間がかかった。
面白いんだけどね、なんかこう、違うんだよね。
>>624 それ途中で挫折しちゃった…
町田康だと
浄土とか猫にかまけてとか告白は最後まで読んだ。
面白かった。
サラウォーターズ/半身アフィニティ
自分の恋愛パターンとかぶって、しばらく落ちた。
別世界にちょっと飛べる。
その日のまえに 重松清
久しぶりに泣いてしまったわ。続いて図書館でビタミンFを
借りてきた。
はい、泳げません/高橋英実
泳げない自分は著者に物凄く親近感を覚えた。
読んでると、著者の顔が蛭子さん設定にしてしまう。
632 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/11(日) 19:09:51 ID:AQsZQBmu
井上靖「氷壁」
NHKドラマ化記念w
宮部みゆき「模倣犯」1〜3巻
全5巻だったのかorz
最近の文庫は分冊が多い気がする。
まあ弁当箱みたいに分厚かったり、文字が小さすぎるのも困るけど。
浅田次郎「壬生義士伝」
泣かされるってわかってるんだけど泣いた。
おにぎり。・゚・(ノД`)・゚・。
/■\
( ´∀`)<おもさげながんす
S.キング「ドリーム・キャッチャー 1巻」(文庫なので全5巻)
相変わらず読みやすい、SSDDが口癖になったらどうしようw
>>635 浅田次郎って今日…じゃなくてもう昨日だけど、誕生日だったのね。
京極夏彦/鉄鼠の檻
再読。相変わらず美麗な文章。読んでると禅僧になりたくなるが俺にはまあムリだなww
しかし肝心の禅の宗派やら歴史については読み流してしまう
639 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/15(木) 05:19:21 ID:/vi30YDU
児玉清 「寝てもさめても本の虫」
英米ミステリーが好きなようで
640 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/15(木) 05:26:09 ID:3AP13D9e
ファタージエン
分厚過ぎてなかなか進まない…
641 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/15(木) 08:20:00 ID:FGZHH259
vowの文庫版。
642 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/15(木) 08:36:06 ID:9cxa5wak
いまさらだが蹴りたい背中。
何が言いたいのかよくわからなかった。
嫌われ松子を読んだ。
一気に読んだ。
松子の甥っ子になった気で読んだ。
町田 康 「告白」
もう作者主演で映画化してくれ
暗いブティック通り/ハトリックモディアノ
冬ソナの前身というか、脚本家共が参考にしたらしい。
なんか翻訳が嫌だな。違和感ある。おフランス語の早稲田大学名誉教授らしいが、
翻訳者として優れてるかどうかは別じゃないの?
ザ・スタンド読み終わった
MVPはハロルド君
敢闘賞トム君
優秀選手賞ラリー君、ごみ箱男君
クライマックスは結構あっけなかったな。でも見事に面白かった。
647 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/17(土) 22:48:02 ID:3NMoCgBG
>>632 来年開始のドラマは原作とはほぼ別ものみたいですね
主人公の最期はどうなるのかな?
いまさら「静カナリ。限リナク静カナリ。」もないだろうしw
「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス
最後、チャーリイがどんどん変化していくところに・・・ウウッ
キニアス先生もそりゃ教室出て行くよな・・・
「虹の家のアリス」加納 朋子
こういう日常のさりげない謎を扱ったミステリは好みだ。
650 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/19(月) 17:26:40 ID:bFJ16VWu
「あたしがにゃあと泣いた日」渡辺啓
人の温かさ・感動の涙。面白かった
井上夢人「もつれっぱなし」
あーイライラするなあこういうの。一向に会話が進まない。
女→私の言うことが信じられないの?
男→マジで?
のくり返し。
タイトルの通り、その噛み合わなさを楽しむものなんだろうけど。
最後の「嘘の証明」は良かった。
原田純「ねじれた家 帰りたくない家」
著名な父親から精神的、肉体的虐待を受け続けた娘の告白。
著者の立場や思考が、自分の思春期のそれとよく似ていたので驚いた。
あと、父親をはじめとする左翼男のインチキぶりが淡々と書かれていて、
男たちのあまりの糞ぶりに腹が立って仕方なかった。
国家の品格
すべてがFになる 面白かった
655 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 06:50:50 ID:UfttT+qf
羊たちの沈黙
タイトル他のでもよかったんじゃないかって思ったけど面白かった
656 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 09:51:48 ID:XX2AE/c2
655はハンニバルも読みなされ。
重松 清の疾走
おもしろかったが変態を美化しすぎw
>>633ナカーマ
文庫の続編待ち切れなくて、いま図書館で借りたハードカバー下巻
読んでるよ。
下流社会
「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー
もはや化石のような作品だけど、思ったより読みやすいし面白い。
>>658 話題になっているのでちょっと気になってる。内容・感想をお願いします。
660 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 20:56:36 ID:/BekU7r1
「司法のしゃべりすぎ」井上薫
これだけストレートだと干されるわけだわとおもた。
東大理学部修士出だけに超文系社会じゃ生き辛かろう。
661 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 20:59:48 ID:3HvfNOND
「ジャヌー北壁」小西政継
>>632 クライマーズ・ハイが良かったので
密かに期待している俺ガイル
「ライ麦畑でつかまえて」 サリンジャー
有名な作品だけどチラシの裏みたいな内容だと思った
663 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/24(土) 18:15:33 ID:4c4yDHeo
村上朝日堂 はいほー!
村上朝日堂シリーズの中で一番よかった
「レヴォリューションNo.3」 金城一紀
初めてこの人の本読んだけど、面白かった。一気に読んだ。
ところどころ涙が出そうになったよ。ラストの場面もいいと思う。
あと「秘密のミャンマー」椎名誠 この人どんだけバイタリティあるんだ。
友達がくれた「リアル鬼ごっこ」
内容はものすごく好みなのに、なぜか全くハマれない。
「銀の檻を溶かして」高里椎奈
話が分かりにくかった。でも続編も読んでみようかと思う。
>>665 同じくノシ
かなり期待して読み始めたから、途中つまらなくても
「これから面白くなるはず」と自分に言い聞かせて読んだけど
最後まで面白くならなかった。
>>665 内容というより文章が…
「親指探し」も読んだけど酷かった。
よくあんなんでプロになれるなーと。
そうなんだよ、文章がもうね…。内容というよりテーマか。テーマは好み。
私も「これからきっと面白くなるに違いない」と期待して読み進めたけど、
どうにもこうにもならず、ついに放棄した。
669 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/24(土) 21:32:14 ID:mlpV90BB
Yoshiの本は清々しい程つまらない
「光化学」 杉森 彰
IT系にいるけど化学・生物のほうが好きだから。
リアル鬼ごっこは自費出版(もしくは出版社と半々)か何かじゃなかったか。
あの文章を何とも思わない編集はさすがにいないだろうし。
リアル鬼と似た印象を持ったのが地獄のババ抜き
設定は面白そうだけど、実際にはただのキャラ萌え小説だった
「クロノス・ジョウンターの伝説」 梶尾真治
上手い。ことは上手いんだけどなぁ…。
意地の悪い機械を考えさせたら天下一品だな、この人。
カポーティ 夜の樹 読んででムカムカするような話ばっかだった
675 :
おさかなくわえた名無しさん:2005/12/25(日) 22:25:19 ID:aKhjP5eF
ハンニバル 最初は善悪の視点で読んでたけど最後に近づいていくうちにどうでもよくなってきて
読み終わったらもう天晴!って感じ
博士の愛した数式 小川洋子
女性が書いた小説は普段読まないのですが、たまたま。
ファンタジックな世界が押し付けがましくなくて
なにより文章が美しい。
平易過ぎるきらいがあるけど、美しさが際立つ。
私はラストの描写が好きだ>博士の愛した数式
いいよね。
「チョコレート工場の秘密」 ロアルド・ダール
映画とは微妙に内容が違って楽しめた。
博士の愛した数式は書店員をしてる頃に隠れた名作として
店員の間で評判が良かったぽ。しばらくしたら大ベストセラーになって
びっくりした。小川洋子のは他も読んだけど博士が一番好きだな。
「縄文人の心を旅する」池田満
縄文人が文字を使ってコミュニケートしてたとは知らなんだ。
漢字が日本に輸入されるより前に既に日本固有の文字があったそうな。
漢字が入ってきて廃れてしまったけど。
夢野久作全集4をもう少しで読み終えるところ。
「眼を開く」が忘れられない。
「少女地獄」「ドグラマグラ」は以前つい角川のを買ってしまった・・・
全集で集めればよかったorz
ハリーポッター
映画も内容も知らなかったのでとりあえず、原作をという事で
あんな厚ぼったい本を読む事にした。
・・面白いのか?
疑問を持ちつつも、日々少しずつ読みふけってます。
「魔法使いハウルと火の悪魔」
全然期待しないで読んだら面白い。何この萌える話。
映画は見てないけど正解っぽいな。全然話違うらしいし。
ハリポタはなんか主人公が気に障るんで途中で読むのやめちゃった。
「嫌われ松子の一生」
こういう最初にアンハッピーエンドが提示されてる話は好きなんだけど
読んでて悲しいというか、もどかしい気分になる。
作中で主人公(松子)がどんなに頑張ってももがいても
結局ラストは冒頭の死亡記事につながっちゃうんだなあ、と。
でも面白かった。映画も多分行く。
「なぜ、アメリカ人は明るいのか」
自分の考えを「知り合いのアメリカ人」が言ったように書いてる気がしてならない。
日本に戻った時に著者が思った事を「アメリカ人はこう考えるのだ」とか
アメリカと距離置いて話をかけない人って感じした。
684 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/01(日) 18:58:56 ID:2YETqQsz
ニュートンの伝記 感動した
みしま きんかくじ
686 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/06(金) 19:00:57 ID:2pmpru9p
ローマ人の物語・最新刊。一日で一気に読んでもうた。 次は来年? あちゃー気が遠くなる。
ゲルマン民族が大移動でローマ領内に入ってくる時の実際の様子・関係者の思惑というのは
世界史で習ったのとだいぶ違うみてーだぞ。
687 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/06(金) 21:36:57 ID:FyUPjBxb
チャールズ・ブコウスキーの「ありきたりの狂気の物語」
友達にすすめられて読んだら見事にハマった。
あとガンバの大冒険の原作「冒険者たち」
いい年こいて児童書読んで泣きましたorzいい話だった。
688 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/06(金) 21:45:29 ID:U0jIrhOK
クラフトエヴィング商會の『クラウドコレクター』
話もおもしろかったけど写真がきれいだった
689 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/06(金) 22:05:45 ID:Y5//58BJ
皆さん難しそうな本を読んでて凄い
そんな私は「生協の白石さん」面白すぎて
1時間で一気読み、そしてこんな生き方にあこがれました
殺伐とした社会の清涼剤みたいな存在に私はなりたい
オイラなんて最近読んでるの「中島らも」ですよ。
それも「なにわのアホぢから」とか「しりとりエッセイ」とか」バカバカしいエッセイ集ばかりw
もちろん小説も「ガダラの豚」とかすごく好きだけど
軽く読むにはエッセイのが楽だから。
電車の中じゃあんまりキワどくておおっぴらに読めなくて困るけどw
何度読んでもおもしろい
新井素子「チグリスとユーフラテス」
何度も読んでるけど、不思議とまた読みたくなる。
少子化が進んだら、いつかこうなるのかな・・・
「我輩は猫である」
結構量あるね。
「へんないきもの」の続編、「またまたへんないきもの」を読んだ。著者は早川いくを。
私が読みたかったのは変な生き物に対する突っ込みや愛であって、
変な生き物をダシにした人類社会への警鐘ではありません。
中原中也詩集 (新潮文庫)
読んでるとだんだん気分が重くなってくる。
女の人の文章のようだと思った。
「湖上」「骨」がお気に入り。
東野圭吾「怪笑小説」
喫茶店でコーヒー飲むついでの暇つぶしにと思って短編集だったから買ってみた。
いまひとつオチにパンチもなくつまらん…
「螢」と「向日葵の咲かない夏」
「容疑者Xの献身」の途中まで。
年末年始に読んだ。満足した。
オリビア・ジャドソン著 渡辺政隆訳 「ドクタータチアナの男と女の生物学講座」
動物たちからの性に関する悩みにドクタータチアナが回答するというかたちで進む生物学の本。
精子と卵子の話とか、遺伝子や進化論の話とかが最新の学説を交えて書かれている。
固い話なのに文が軽妙で(訳の人GJ!)凄く読みやすいし、面白い。おすすめ。
698 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/08(日) 20:41:19 ID:6vaFq4Zk
星と嵐/ガストン・レビュファ
良スレ。
読んでみようと思える本がいっぱい。
作者は失念「十九の夏」
図書館で何気なく借りたけどおもしろかった。
ミステリーでほのぼのしたのは初めてかも。
古本屋で読書欲を満たしているのでハマった作家はお亡くなりになっていることが多い
ハマったから作品全部読みたい。だけど昔の作家さんだからなかなかない。そんなジレンマに陥りつつ…
有吉佐和子 真砂屋お峰
角川スニーカー
「レンタルマギカ 魔法使いの掟」
挿絵が微妙に好み出ないけど、まあ面白かった。
容疑者X良いな!!!
恩田陸「蒲公英草紙」「エンド・ゲーム」
「光の帝国」が好きだったので蒲公英を購入したけど
積んでるうちにエンドゲームが出てた。
正月からついさっきにかけてようやく読了。
自分は異能を持った人の話が好きなだけで
恩田陸のファンではないのだなと思った。
改行の多さに花井愛子を思い出す。
705 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/09(月) 13:06:21 ID:VXyWaszg
『火の粉』 隣人はパッション屋良か?
706 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/09(月) 13:29:31 ID:rv+ZunbG
最近は英単語帳しか読んでない
「富士日記(中)」武田百合子
…たらたら1年半くらいかけて読んでる
下巻がスタンバっています
恩田陸とかをブクオフで買えると幸せ。
今度は昨日朝日で紹介されてたラノベの『終わりのクロニクル』を読んでみるつもり。
あの厚さは目の錯覚かと
709 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/11(水) 16:34:39 ID:hzjrI3vc
夜市
賞とってたし雑誌で絶賛されてたから読んでみた。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
…何この駄文…
尾崎紅葉『金色夜叉』
文語体交じりの文章なので相当読みづらいのだけれど慣れれば引き込まれる。
女を足蹴にするときのあの感覚は20モヤットくらい。
711 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/11(水) 17:42:50 ID:x8d6LkVT
実録免田事件
死刑囚の逆転無罪判決を勝ち取るまでの長い戦いの記録。
ノンフィクションならではのリアル感がすごい。
リリー・フランキーの「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン」。
ボロボロ泣いた。そして時々クスリと笑えた
713 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/11(水) 17:47:02 ID:x8d6LkVT
↑立ち読みしてて泣きました。
>713
これは人前で読んじゃダメかもw
友達に貸したらしゃくり上げるくらい号泣したらしい。
一人で読むべし
「東京タワー」は涙出るね。
読み進めたいけど、読み終わりたくない感じがした。
早く読みたいのに、もったいなくてゆっくり読んだ。
716 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 17:29:31 ID:JjufYVsl
野島伸司「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」 本でこんなに泣いたの初めて。ドラマもまた見たいなぁ。
宮部みゆき「模倣犯」
読み終わるまで、最強にイライラした。大作だわ。
718 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 17:38:38 ID:f6UodsvN
ドサ健ばくち地獄
719 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 18:09:59 ID:aRWk522s
新津きよみ『階上に住む女』
新津きよみ作品は隣人ホラー系が好き
今日もブクオフ寄ろうかな
720 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 19:05:05 ID:BbyvNMQk
浅田次郎の鉄道員(ぽっぽや)
721 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 21:54:35 ID:GXMwAlmk
イギリスはおいしい
↑緑ゆう子だっけ?
少年愛の美学/稲垣足穂
724 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/13(金) 22:04:12 ID:MCniTBRz
『かりそめ』
渡辺 淳一
ぶっちゃ、官能小説でしたっとorz
心霊探偵八雲 神永学
アキハバラ@DEEP
オタクってこんなんだっけ?
秋葉原に住んでる違う人種のような気がする
「奪取」 真保裕一
ラストにはしてやられた。
テッド・チャン「あなたの人生の物語」
上の方に読んだ人が「まさにSF」って書いてたけど、
ほんとにその通り。
自分は泣ける話だとは全く思わなかったけど、かなり興奮した。
特に「七十二文字」はすんごいSFを感じた。
何故そこに海拠点。。。
鎌田敏夫「新・里見八犬伝」
エロ盛り沢山(*゚∀゚)=3
浜路がアニュスを刺激される場面が一番萌えた。
733 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/20(金) 16:00:12 ID:Y2TF3hE/
『あたしがにゃあと泣いた日』
感動した。
本ならなんでもええんか?
漫画コミックはスレ違いかあ
735 :
[:2006/01/20(金) 21:14:19 ID:JUAgmxRC
『はるがいったら』飛鳥井千砂
『虚線の下絵』松本清張
『トワイライト』重松清
『江戸川乱歩全集6』
何かもう暇で暇で読みまくってる
「ねこはしる」工藤直子
うああああああ…゜。・(つД`゜)。・゜。
>>734 別にいいじゃん
漫画の感想も聞きたいし
「シリウスの道」
男なんて意地っ張りが多いですね
三谷幸喜のありふれた日々シリーズ
うーんこの人メディアにデバって来なきゃいいんだけど。
出たがりなのがちょっとうっとおしい。
しゃばけ。
やけになごんだ。
御家人斬九郎。
母上のキャラが最高です。
741 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/23(月) 11:44:31 ID:3xCdOsZ6
恩田陸「ネクロポリス(上・下)」
真保裕一「灰色の北壁」
太宰治「晩年」
読み返すとやっぱぜんぜん違う
原点回帰Coooool!
重松清「流星ワゴン」
とにかく買え
読むの止まらなくなったよ
>743
今読んでた!読むの止まりません。
重松清の「きよしこ」も好き。
ありがちだけども
東野圭吾「容疑者Xの献身」
今まで見たミステリーの中で一番おもしろかった。
短編の湯川シリーズと若干嗜好が違って、そこも良かったと言えば良かった。
理系話も好きだけど、今回は完全な論理タイプの話だったな。
香納諒一「雨の中の犬」
感傷的で女々しさ漂うハードボイルド。
747 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 08:54:37 ID:fweoHmnV
「チャレンジ!アイスクライミング」
乃南アサ「風紋(上,下)」「晩鐘(上,下)」 とにかく読め!
乃南アサなら女刑事シリーズ
稲垣足穂のA感覚とV感覚は、なんというか新しいギャグかと思った。書いてる本人は真剣なんだろうけど。
あと、漫画だけど、須藤真澄の長い長いさんぽ。
セカチュー系のいかにも感動を狙ってる小説を読んで泣いてる友達を鼻で笑ってバカにしてる私が、これで号泣した。
北方謙三『試みの地平線』
笑える。クラクラする。著者の写真に中てられる。
だけど一片の真理はありそう。若い男の悩みの大半なんてソープに行けば解決するんだよね。
「スキャナー・ダークリー」フィリップ・K・ディック
ディックにしては破綻が少なくてかなり読みやすい。(あくまで比較級の話)
ひどい展開だけど、ラストに小さな希望があるところが好き。
後からじわじわ来るタイプの話だな…
川上健一「翼はいつまでも」
爽やかで良かった。ビートルズ聴きたくなったよ
『代表的日本人』 内村 鑑三
755 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/30(月) 00:32:07 ID:Xqt9h2Kj
貫井徳郎の三部作
「失踪症候群」「誘拐症候群」読み終えて
最後の「殺人症候群」をこれから読む。
タイトルにいまいちそそられなくて買ったきり放置してて
最近ヒマつぶしに手をつけたんけど、やっぱこの人の本はハズレがないな、
と思った。
リリーさんの「東京タワー」はもう序盤からやばい。
通勤電車で読んでて何度も涙をこらえきれず泣いた。
これはまずいと家で読むようにしたが
ラストはしゃくりあげるほど泣いて次の日目を腫らして会社で同僚に変な顔された。
756 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/30(月) 08:31:55 ID:pUeYJ8U6
『1303号室』 大石 圭
ん〜・・・(-ー)
金と時間に余裕ができると、読書がおろそかになる。
金も時間もない学生の頃のほうが、読書に対して今よりずっとハングリーだったな。
少ない小遣いで買った一冊の文庫本を、3回も4回も読んだりして。
今じゃ、書店で見かけたおもろそうな本をホイホイ買っちまう。それで、途中まで読んでほったらかし
になった本が何冊もあるぜ。
>>757 同意。
タイトルやテーマが気に入ると片っ端から買っているんだけれど、
すっかり部屋に積まれてしまってる。
集中力が弱くなってしまったのか、読むスピード自体、
すっかり遅くなっちゃったし。
>750
「長い長いさんぽ」買ってきた。
顔中の穴から液体が出た。
特に二つの穴から激しく。
760 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/30(月) 22:41:23 ID:qhoZcUrM
「ヤクザ・リセッション」ベンジャミン・フルフォード
日本の政治がどう闇社会とつながっているか、
それと現在よく聞く名前の政治家がどういう事件に関わっていたか、
分かりやすく解説していて飽きさせない。
過去のロッキード事件や金丸信の脱税事件などの事件のおさらいもあるので、
辞書代わりにもいいと思う。
できれば一家に一冊。社会に出る若者に基本的知識としておすすめ。
761 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/30(月) 22:57:32 ID:XvRWtAQH
吉村昭「空白の戦記」
中の一編で「敵前逃亡」が悲しい。
黒い家
チョコレート工場の秘密
黒い家、滅茶苦茶面白かった。作者名忘れちゃったけど・・・
ジャレド・ダイアモンドの新刊、「文明崩壊」を読んでる。
まだ上巻を読んでるところ。
イスーター島や、アイスランドのバイキング等、滅びた社会はなぜ滅びたのかを
延々検証してる。
正直どれも同じような原因なんで、あんま面白くない。
「銃・病原菌・鉄」の方が面白い。
こちらは、各大陸の文明がなぜ不均衡な発展をとげて
西洋文明が世界を制したかというお題。
他にも「セックスは何故楽しいか」とか「人間はどこまでチンパンジーか」と、
面白そうな著作があって、こっちから読めばよかったなぁと思いつつ
下巻での展開を期待してる。
>>762 ハゲドウ
去年何気なく買ったら大当たりだったよ。
何回も読み直してる。
映画化されてるんだっけ確か…
765 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/01/31(火) 01:11:46 ID:41LZsBdj
ベニスの商人
シャイロックって、世間一般では悪者の代名詞みたいに扱われてるけど、
実際読んでみたら、シャイロックが可哀相で可哀相で。
イギリスじゃ、ユダヤ人ってだけで何しても許されるんだろうか。
解説読んでも納得できなかった。
>764
映画化されてるよ。
大竹しのぶと西村雅彦の怪演がなんともいえません。
「青空のルーレット」辻内智貴
さわやかで少し笑える。とりあえず何か読みたい、ってときにいいかも。
769 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/01(水) 19:37:31 ID:YErIpDNN
佐藤和正「軍艦物語」造られた経緯や目的はともあれ、造形と技術は素晴らしかったんだなぁ、と。
そして乗組員も。
死の壁 養老さん著
・・・死生観について参考になるお話。
QT 質問思考の技術 外人さん著
・・・たくさん気づかされることがあり感謝。
771 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 00:35:56 ID:y+ePwIK5
↑作家なんて名前の人?面白そうかも
平成マシンガンズ/三並夏
14歳で文藝賞を取った女の子が書いたらしいから読んでみた
結構面白かった
陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎
伊坂幸太郎はいつも面白い
平積みしてる本の中で表紙とかタイトルや作家で買ってしまう。
前に買ったのを忘れて買ってしまう。忘れっぽくて嫌んなる。
774 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 12:05:51 ID:gT4LDpdh
2ch嫌韓厨=ヘタレ、愛国心のないネット右翼、コピペ貼るしか脳のないアホ
775 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 12:09:47 ID:wBPxJueU
グラハム・ハンコックの創世の守護神。エジプト文明の大胆な仮説とそれを裏付ける証拠もあり楽しめるよ
776 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 13:05:43 ID:FaXEs87N
慟哭の谷
熊こわすぎ!
そんな事ないクマー
ドラマの原案で「氷壁」井上靖
会社の上司常盤に得も言われぬ味があってよかった
モロッコ水晶の謎/有栖川有栖
短編で読みやすい。
作者が男だったのにたまげた。
ダメ犬グーの冒険(生活だったかも)/作者忘れ
号泣。腹が減るほど泣いた。
「ブッタとシッタカブッタ」シリーズ
生きていくのが簡単になった希ガス
ISOLA
なんかつまんなかった。
でも中学生くらいのときに読んでたらそれなりに楽しめたかもしれない。
年取ったのかなー。
781 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/03(金) 18:15:26 ID:zhwKJsdM
ヤクザ・リセッション
家にあったからところどころ読んでみた。
疲れた。生きるのが嫌になった。
自分の知らない世界が世の中にはあって、でみんなこの怖さを知らないで
生きているんだなと思った。政治家ってみんな悪い事するためになるんだろうか。
政治家になってからどんどん悪くなるんだろうか。
わからなくなった。疲れた。フィクションだったら良かったのに。
「ステーシー」
グロイ。
けど読み終えた後はスッキリした感があった。
解説には純愛みたいに書いてあったんだけど、
セカチューとかいかにも純愛狙ってますな小説よりもこういった内容の方がいいな。
切なくなるわけじゃないけど、何て言うか…何とも言えない気持ちになった。
>>765 イギリスは階級差別が酷い国。
ついでにユダヤはヨーロッパじゃすんげー嫌われてるから。
>>765 もともと(何時代か忘れたけど)ユダヤ人には商人が多く、それでユダヤ民族に嫌なイメージがついたって話を
高校の時に世界史の授業で聞いた記憶がある。
商売やってる→お金にがめつい、ケチである、金の為なら卑怯な事もする、みたいな。
「生協の白石さん」
読んでいてすごくほのぼのした。ユーモアがあるっていいなあ。
日本に置ける在日みたいな存在だと思えばいいよ<ユダヤ
知ってるユダヤ人は金に汚い嫌な奴だった。
「バカ世界地図」
これで世界が救える気がした。
787 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/05(日) 21:14:26 ID:52DqC5uv
みうらじゅん『カスハガの世界』
まぁほんとにくだらないけど、面白い。
想像力って大事だなと思った。
ところで、なんで電車で本を読む時はブックカバーかけるんでしょうね?
図書館や書店でどんな本を読んでるか他人に見られても気にならないけど
なんで電車の中だと気にしてしまうんですかね?
>>787 MJ好きですか?今度読んでみます!
DT面白いお
789 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/05(日) 21:29:12 ID:aiRmR37o
今読んでいるのは、「大地の子」/山崎豊子
中国残留孤児のお話。
山崎豊子は、あの「白い巨塔」の作者ですよ。
他に、航空機墜落事件を題材にしたノンフィクション小説「沈まぬ太陽」など名作多数。
読み応え十分。
ゆきの山荘の惨劇〜猫探偵正太郎登場〜
台詞ばかりで読みやすかったし、
猫好きが読むと、とにかくその辺にいる猫をこねくり回したくなるような描写もあり、
猫飼いが読むと「あるある〜」な共感もモリモリあって楽しかった。
でも、肝心の謎解きはかなりモヤッとした。
読後感もモヤッとした。
「セイジ」 辻内智貴
「いつかパラソルの下で」 森絵都
「ナラタージュ」 島本理生
どれも悪くないけど、人に勧めるほどでもないな。
「裁判長!ここは懲役4年でどうすか ー100の空論より一度のナマ傍聴」北尾トロ
フリーライターが裁判を傍聴しまくって勝手にあれこれ言っちゃう本。
第三者らしい無責任な突っ込みがいい。
60キロ制限の道を40キロオーバーで走行中バイクとぶつかって相手死亡。
既に示談は成立しており、淡々とした裁判が予想されたが、出てきた被告人は
黒地に白抜きのどくろマークのトレーナーを着てきた。
そのデリカシーのなさに被告の「反省してます」の言葉も説得力まるでナシ!
みたいな感じ。見た感じ、話し方で「お前絶対やってるだろ」とか。
読みながらかなり笑えた。
>>787 実際、ブックカバーつけなくても
本のタイトルや中身なんて、そうそうわからないんだけどね。
ブックカバーないと本が痛む。
まぁ昔に比べればたいしたことないが
795 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/07(火) 04:08:19 ID:gxGzkZ0M
>>765 ・ユダヤ教とキリスト教の対立関係
1 ユダヤ人の迫害によってキリストが殺された史実
2 中世貨幣経済の衰退期金儲け=カトリックでは悪とされた。
あらゆる商業地域にどこへでも移り住んで金融業を営んできたユダヤ人は
格好の標的になった
3 ユダヤ教では選民思想を持っていて他民族と共生しなかった。
おなじくキリスト教徒だけが救われるという選民思想を持っている
キリスト教とはイスラム同様の水と油の排他関係にならざるをえない。
今でもインドネシアなど東南アジアで経済不安が起きるたび華僑の商店が狙われる
のと似たようなもんだ
796 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/07(火) 04:14:19 ID:05h8x/Fn
『疾走』上下
後味悪過ぎた。
恵利に萌えた
ロシア皇帝の密約/作者忘れた
ミザリー/スティーブン・キング
燃えよ剣/司馬遼太郎
青の炎/貴志佑介
タウンワーク
リアル鬼ごっこを途中でぶん投げてから山田悠介作品をよく読む。
半ばヲチ状態。最近のは文章が普通になりかけていてつまらん。
799 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/07(火) 22:29:42 ID:ZOIsU+Bj
恐怖/筒井康隆
ポルノ惑星のサルモネラ住人/筒井康隆
蛇にピアス/金原ひとみ
アフターダーク/村上春樹
一昨日初めて近所の図書館に行って、限度いっぱい本借りてきた。
大学が春休みなので読書三昧。幸せ(´Д`*)
・綿矢りさ「インストール」
文学界も人材不足なんだね。これで賞とった作者もかえってかわいそう
・灰谷健次郎「天の瞳」
ファンだけど、人物がみんな優しすぎて反発
世の中こんなに教師も親も子供も純粋じゃないよ
・吉川三国志
二巻で挫折
「魔法使いハウルと火の悪魔」と
その続編にあたる「アブダラと空飛ぶ絨毯」
人魚姫 アンデルセン童話集2
やたら「!」マークが多いのは原文がそうなんだろうか?自然の描写が鮮やかで綺麗。
>>802 自分はアンデルセン童話集3読んでる。
こっちは「、」が多いような気がする。
矛盾都市TOKYO
この作者すげぇ……。
だが通販でしか手に入らないんだよな……
「桜の木の下には」
屍体が埋まってない方
吉村昭「羆」
粒ぞろいの短編集。良い。
しかしそれぞれの話が鬱エンドすぎて、一話読み終わってもすぐに次の話にとりかかれない。
鬱エンドは好きな方だがこれは半端じゃなく鬱だ。二度と読みたくない。
というか思い出したくもない。泣きそう。
でも本棚には置いておく。
乃南アサの『あなた上・下』
読後感が悪すぎる
「おばあちゃんはハーレーにのって」 ニーナ・ボーデン
こういう児童文学久々に読んだ。まあまあかな。
可もなく不可もない感じ。
「とっておき作品集」 江國香織
何度か読み返してる本だけど、やっぱり好きだ。
ラブ・ミー・テンダーという短編が一番気に入っている。
太宰治「人間失格」
あんまり読みやすいのでびっくりした。昔の本って感じがしない
811 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/10(金) 03:26:45 ID:+WqaCV5t
児玉清 「負けるのは美しく」
>>805 英語だよー
でもウサギカワイス
「ダイヤモンドの謎」
ミキモトの人が書いた本
要するにデビアスは最低の極悪人らしい
813 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/10(金) 03:52:08 ID:oA2DYya3
リリーの東京タワー だいぶ前だけど 最近読んでねぇー
プラトン『ソクラテスの弁明』
頭が良いと言われてる有力者を訪れては「あんたより俺の方が賢い」と説教しまくる爺さん
爺さんを真似る金持ちニート軍団
そりゃ恨まれちゃうぜソクラテス
816 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/10(金) 22:17:14 ID:JE1opQuF
>>814 「ソフィスト」はアンチもいっぱいいたらしい。
宮城谷さんの「三国志」1〜3巻迄。
3巻など面白すぎて、一気読みしてしまい、会社に遅刻しそうになった。
それぞれ2〜3回読み返してる。
818 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/10(金) 22:30:32 ID:16WGlHdM
石川達三の「青春の嗟跌」
漫画しか読んでなかった俺が面白いと思えた
『night head』飯田 譲治
『五分後の世界』村上 龍
『brain valley』誰だったか…
night headは文庫の方では完結しているらしいが読んでいない。
Yというキャラが気持ち悪い。
村上龍さんの作品はグロいのもグロじゃないのも結構好き。希望の国のエクソダスもよかった。
脳谷は…ホモ 覚醒 (゚∀゚)アヒャ というイメージが刷りこまれた。
今、羆が凄く読んでみたい…ブックオフで探し中。
「ガラスの大エレベーター」 ロアルド・ダール
『チャーリーとチョコレート工場』の原作の続編。
しかし前半はチョコレート全く関係ない宇宙旅行の話になってるw
結構おもしろかった。しかしチャーリーのじいさんばあさん我侭過ぎ。
>>820 五分後の世界面白いよね。
こないだ中古でゲーム版も発見したので安かったのもあって買ってしまった。
ストーリー原案を龍本人が書いてるから話に破綻もないし、小説の人々のその後が
知れてなんかちょっと得した気分。
「6ステイン」福井晴敏
面白かったけど、そろそろ防衛庁とか自衛隊とか全く出ない話も
書いて欲しいなぁ。
「日本のスイッチ」慶応大学佐藤正彦研究室刊
うーん。ゆるい。一応、携帯版に参加してる。
「旧約聖書入門」三浦綾子
「氷点(上・下)」三浦綾子
今度は「続 氷点(上・下)」を買ってきた。
去年の暮れ、はるか昔に買って読まずに放っておいた「塩狩峠」を読んだが、
それ以来、三浦綾子の作品を色々と読んでみたいと思うようになった。
漫画だが、「イティハーサ」試しに一巻買ってみて次の日全巻買い揃えた。
話も良いんだが、登場人物それぞれに感情移入してしまって読み終わった後
しばらく惚けて余韻に浸ってしまった。多分今後、年に何回かは読み返すだろうな。
↑あらすじ紹介忘れてた。目に見えぬ神々の息吹が消えかけた古代日本を舞台として、
外国(とつくに)から来た目に見える神々の争いに巻き込まれていく目に見えぬ神々を
信奉する部族の少年少女+青年が、神々と共に傷つきながら自己の存在の意義や
この争いの理由を追い求めてゆく壮大な話・・・賢い文が書けないよ_| ̄|○
山岸涼子好きな自分もいけるかな<イティハーサ
タイトルは聞いたこと歩けど手は伸びなかった作品だ。
>>826 山岸凉子好きだけど、イティハーサはウエットすぎてちょっと苦手だった。
SF要素も強め。そのへんOKならいけると思う。
西遊記読み比べ
・小野忍訳(岩波文庫旧訳)
何度も読んやつだからやはり読んでて楽しい。
・中野美代子訳(岩波文庫新訳)
登場人物の口調が小野訳よりも更に芝居がからせている印象。
文章はかなりわかりやすくなっている。
新訳購入の目当てはこの人の訳注だった。
緻密で膨大な訳注があり、西遊記研究の成果と本編を同時に楽しめて非常にお得。
・藤原カムイ画
小野訳を基に中野監修で漫画化したもの。
省略・脚色はあるものの、大変に忠実に漫画化されていた。
この人の力量も大きいだろうが、西遊記って面白いなあ。
しかしどうにもこうにも絵柄が苦手なのが悲しい。
>>822 ゲーム版ってTVゲームですか?
もしそうならADVなんだろうか…凄くやってみたい。
読んだ本は散々既出だけど
『奪取』真保祐一
『沈まぬ太陽』山崎 豊子
真保さんのはサクサク読めていい。
あんな自分の知らない世界というか技術というかを知れるのがゾクゾクする。
沈まぬ太陽は終わりが少し悲しかった…私としてはあんな最後になって欲しくなかった。
今日も羆は見付からなかった。
アマゾンに頼ろうかなぁ
>826
山岸涼子と言うより、清水玲子が好きならいける かな?
端麗な絵、ダーク寄りな内容、SF味
「プラネテス」幸村誠
講談社、モーニングKC
宇宙の深淵と愛を見る本
「もやしもん」石川雅之
講談社、イブニングKC
菌とそれに左右される人間を見る本
>>828 羆は絶版なのでAmazonで買うとボられます。
Bookoffなら100円で置いてある可能性があるので、そちらをおすすめします。
ごめん、気長に探してみて下さいという意味です。
劇団ひとりの本。
予想外に文章上手くて劇団ひとりが好きになった。
>>830 絶版になっているんですか( ゚д゚)
知りませんでした…ありがとうございます、ブックオフで気長に探すことにします。
イティハーサ
一巻まず読んでみます。
教えてくれた方、ありがとう。
>>828 サウンドノベルだよ。PS2。
古めのゲームだからCGはしょぼい。
新品はもう売ってないと思う。中古屋で見つけて。
PS2持ってるなら買っても損はしないと思うよ。中古安いし。
「神はサイコロを振らない」
ドラマ見終わってから読もうかなと思いつつ買ってしまった。。。
ドラマと大分違うなぁ。こっちのほうが好きかもしれない。
>>835 ほーーー。サイコロ、ドラマ終わったら読んでみようかな。
好きな役者が出てるのに、全然入っていけないの残念に思って
いたところだ。
最近読んだのは、何かスピリチュアル系の本。精神レベルの
高い人は云々〜〜とか、書いてる人自身が超ひたってる感じ…
食わず嫌いはイケナイと思って読んでみたけどやっぱり自分は
そういうの受け付けなかった
837 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/14(火) 08:46:01 ID:fY0jLYKD
氷壁
『ライオンと魔女』読んでるけどこれは良いな
無駄な部分がないソリッドな文章だ
「殺人者はそこにいる」
「殺ったのはお前だ」
犯罪のルポものはよく読みます
「戦闘妖精・雪風 改」+「グッドラック」 神林長平
どうでもいいが、オタクのいう名作って、はずれがないと思う。
攻機SACとか、カウボーイビバップとか。
これもよかった。 「機械と人間」、テーマがいいね。
「喪失」カーリン・アルヴテーゲン
スウェーデンのミステリ。30代のホームレスがヒロイン。
アマゾンのおすすめに従って読んでみた。けっこう良かった。
アルヴテーゲンは「長靴下のピッピ」の作者の親戚だって。
>>839 おもしろいよね!私も好きだ。
そして最近読んだ本、なつかしの
「なんて素敵にジャパネスク」
843 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/16(木) 01:42:24 ID:DJ0joeIL
ぼくは悪党になりたい/笹生陽子
登場人物の行動に今一つ感情移入できないけれどストーリーは爽快。
サッパリとしてて読後感が良かった。
デッドエンドの思い出/よしもとばなな
誰にでもある形容しがたい感情を上手く表現しているなぁと言う感じ。
短編集なのでちょっと時間が開いた時にでも。
白蛇島/三浦しをん
ゲームっぽさと言うか、
題材が題材だけに人物のリアクションや台詞にリアリティを追求してほしかった。
島に残る風習など上手く描けていただけに残念な気がした。
>>839 そのシリーズ大好き。
出てたら中身確認しないで買うw
岩井志麻子「楽園(ラック・ヴィエン)」
「チャイ・コイ」をホラー風味に焼き直したような感じ。
最後まで読んでから男の家族に会う場面を振り返ると哀しい。
845 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/16(木) 02:20:31 ID:+qofUNGm
放課後クラブ
半落ち 検察/警察/裁判オタクの書いた話 でも面白かった。
乙一「暗黒童話」、「GOTH」
何かこういう徐々に奇妙な感じの話は好きだ
ガダラの豚 中島らも
やっぱ何べん読んでも面白い。3巻でもあっというまに読破してしまう。
らも氏の豊富な知識が濃縮されてる物語だ。
よくもまぁこれだけ贅沢に盛り込んだもんだ。
これがあの事件が起こるより先に出てたんだもんな…
先読みの力もスゲー
>>848 ヤベその本読んだ筈なのに、内容忘れてる・・!
しかも新興宗教オモイデ教と混じってる
オリガ・モリゾウナの反語法/米原万理
ソビエトの踊り子の話。しかしこの時代のこの国ってまさに波乱万丈だよなあ。
いや戦争自体がそうなんだけど。社会主義っていいかもしれん。エッセイも面白そう。
風が吹くとき
こわいよこわすぎるよこれ子供読んだらトラウマになるお
852 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/19(日) 01:05:14 ID:P9wqJJYu
どんな話?
うたのしょうご/女王様と私
オタが小学生の女王様とであってハアハアしてると殺人事件に巻き込まれる話。ミステリ。
妹のしゃべり方きんもー☆いやオタにはこういうのが受けるのか。
それにあのおちはありなのか。中盤までは面白かったのに。
戯言シリーズも会話がだめで読めなかった。ハードル高いぜ。
>>853 それ読んだ。オチが良くない。
てか主人公、きもすぎます超嫌いですって感じだ。
めぐり合う時間たち/マイケル・カニンガム
恩田陸が推薦してたんで呼んでみたんだがどうにも文体が肌に合わん。
話の主格が錯綜してて解りにくい。粗筋は面白そうなんだがなあ。
確かに恩田が好きそうな話だよ。
856 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 11:17:00 ID:85X+I5vc
「人間の終焉」
行き過ぎたテクノロジーは人類を滅ぼすのか否か?みたいな内容
857 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 11:44:03 ID:UMuI9gB+
三島由紀夫「葉隠入門」
全てじゃないが、共感できる箇所がいくつもあった。
読了後街に出ると、日本人が失いつつある文化を再認識できる。
858 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 11:48:49 ID:dh5V9F8n
「空港にて」 村上龍
面白かった。サクサク読める。
読んだ後、無性に何かしたくなったり海外に行きたくなったりする。
若い人向け。
859 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 14:35:15 ID:Q8ybo3hf
そのまんまのあなたの立ってる姿とか
声とか仕草に 鼻の奥がツーンとなる
あたしあなたと知り合うまで何をして生きてきたんだろうか
忘れてしまいそうなくらい
大きなかばんにも この胸にも 収まらないんじゃない
恥ずかしいほど考えている あなたのこと
あの日からずっと あなたのことが好きだったんだよ
知らなくたっていいけれど ホントは知ってほしいけど
860 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 14:54:47 ID:xE7bLiwv
悪霊
京極夏彦「どすこい」
元ネタを読んでみようとオモタ
862 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 16:07:48 ID:Vold5GBP
京極つながりで「豆腐小僧双六道中」
ゲラゲラワロタ
ドストエフスキー「白痴」
めっちゃ面白い。
長谷川滋利 「適者生存〜メジャーへの挑戦〜」
狂骨の夢/京極夏彦
魍魎の匣のが好きかも
866 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/21(火) 14:17:55 ID:sYrYovXn
夏の扉/ハイライン
前、誰かがおすすめしていた本
ハイラインは他のものしか読んでなかったので読んだら
よかった、すごく
867 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/21(火) 14:19:16 ID:sYrYovXn
失礼、ハインライン
タイトルも一文字抜けてると思うよw
869 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/21(火) 15:06:54 ID:T0/rMEzl
「海辺のカフカ」
「東京タワー」
今は「高慢と偏見」読んでる。
ニッセンのカタログ
(・∀・)ノシ
分厚いから全部に目を通すの大変だたお。w
871 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/21(火) 15:14:30 ID:KWMhuVGZ
向田邦子/思い出トランプ
( ^ω^)テラオモシロス
872 :
姫吉:2006/02/21(火) 15:22:44 ID:enOVki0V
『私は障害者のデリヘル嬢』 テラスゴス… なんだか切なく温かく気持ちがゆるんだよ
三島由紀夫の「美徳のよろめき」
凄く好き。もう何回も読んだ。
女性だったら絶対共感できる部分があると思う。
それを男性である三島があそこまで書いたのが凄い
ただ堕胎についてはちょっと・・と思ったけど。
谷崎潤一郎の「卍」
女の色気もんもんで優雅な関西弁が良かった。ちょっとミステリーっぽくていい
874 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/21(火) 17:01:12 ID:/GtyL0pz
「流星ワゴン」
ここですすめられてて興味あったから買ってみた。
まだ全部読んでないけど、確かに読み出すと止まらなくなる。
自分の戻らない過去と重なって胸が痛くなって泣けてしまうので、
電車の中じゃ読めない。
875 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 01:25:44 ID:ldHzszQH
ダビンチコード上下
ラストに???!!!
じゃ今までの騒動はいったい・・・ポカーンじゃん
東野圭吾の白夜行が本屋で売り切れだった
「ねじの回転」上・下
恩田陸
2・26事件ものなんだけど、タイムトラベラーもの。
いまひとつ消化不良だった。
「生きる意味」イヴァン・イリイチ
生きる意味なんてないってことはわかった
「模倣犯」宮部みゆき
人物を掘り下げるのは巧いと感じたが、ピースの内面とバックグラウンドをもう少し見たかった。
タイトルには最後の最後に納得。
プラネタリウムのふたご/いしいしんじ
なんか形容しがたい雰囲気が背景にずっと流れてるんだよ
おとぎ話のような、純粋ですっきりしてるような、ふわふわした感じ。でもちゃんと地に足付いてるような・・・ワケワカンネorz
最後がいいんですよ。心温まる。一応児童書の部類なのかな?
麦ふみクーツェも好きだ。今読みたい文庫10位の中に選ばれてて嬉しかった
このスレにも出てた流星ワゴン、ちょっと興味出てきた。読んでみよう
880 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/23(木) 00:56:17 ID:3ShiFSQ7
「殺人の門」東野圭吾
登場人物の周りの人間にイライラした。後味の悪い作品。
「プラナリア」山本文緒
この人、ぱっとしない女性の心理描写がめちゃめちゃ上手い。
基本的には華やかさのないじめっとした内容だけど、
最後に一筋の光が見える終わり方が良かった。
881 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/23(木) 01:00:50 ID:5u5HeQBm
青春ピカソ 岡本太郎
ピカソも太郎も敬遠してたけど、これ読んでみたら面白さが少しわかった。
美術=難しくて気取ってて自分には無縁のものだと思ってる人におすすめ。
クリシュナムルティ「未来の生」
面白かった。
踏み倒しの手口
べつに借金を背負ってるわけではない。
あと「ブラックジャック」だ。なぜかいままで読まずにきた。
すばらしい傑作。
村上春樹/国境の西 太陽の東
面白かったと言えば面白かったかな
どっちや
空想先生/武者小路実篤
色々と考えさせられることがあった
柳田理科雄・円道祥之/空想科学論争!
まあまあ笑えた
「物語日本史」
神話はおもしろい。大学でも神話学講座を設けてもいいんじゃないか。
890 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/25(土) 17:44:52 ID:w3kcuiu8
いまさらだけど
「ハリーポッターと賢者の石」
891 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/26(日) 01:35:56 ID:lnUeVxUs
「ねじまき鳥クロニクル」
長かったよー(;´Д`)
「燃えよ剣」
新選組ブームの時に買ってようやく読み始めた
まだ途中だが…
893 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/26(日) 11:42:30 ID:vH0djVk0
「死の壁」 養老さんの父親の死にまつわるエピソードに感動した
山田正紀「神狩りU」、池上永一「シャングリ・ラ」、瀬名秀明「デカルトの密室」、
吉村萬一「バースト・ゾーン」、梨木香歩「沼地のある森を抜けて」、栗本薫「ボルボロスの追跡」
グインサーガは開始からずーっとフォローしてます。早川の翻訳ものシリーズもフォローしてた
のですが、国産SFは小松星平井半村山田夢枕草上あたりで止まってました。
上記の最近物は神狩りU以外良かったです。
黒い家
夜中まで読んでたら、怖くて止めるに止められず…
本気でガクブルしながら読んだ本は初めてかもしれない。
出身が同じ人を選んで読みました。
黒焦げ美人・悦びの流刑地/岩下志麻子
刺繍する少女/小川洋子
ちょっと失望。
司馬遼太郎「燃えよ剣」
少年犯罪テロリスト集団の新撰組の話。
川端康成「伊豆の踊り子」
ストーカー少年の話
漫画だけど、須藤真澄「長い長い散歩」
16歳で逝ってしまった愛猫ゆずの話。
見本で置いていたので立ち読んだけど、泣いた。家に着いてからは安心して
じゃぼじゃぼ泣いた。うちにも12歳の猫がいるので、身につまされた。
899 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/28(火) 15:38:49 ID:/nEuYfig
東野圭吾「パラレルワールド・ストーリー」
普通に面白かった。
東野圭吾「変身」
これはかなり面白い!
今、馳星周の「ダーク・ムーン」読んでるが、これもヤバイw
900 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/28(火) 15:56:28 ID:jXmxKQdA
寺島実郎「能力のレッスン」
読みやすくて面白い。お勧め。
901 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/28(火) 16:07:30 ID:IVLVh2NV
『ノンタン、うちゅうにいく』
懐かしかった
902 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/02/28(火) 16:10:13 ID:geBSfFUr
『菊葉荘の幽霊達』
『ミタカ君と私』
『ひょうたんから空』
銀色夏生のミタカ君シリーズは続編出ないのかなぁ…好きなんだぁ
池波正太郎「食卓の情景」
とにかく腹がへるw
料理の説明はごく簡単だが、その周辺の描写が妙に生々しく、
読んでいて下が疼くよう。
旨い物をいかにも旨そうに食べている人を見ている感じ。
>>903 うはwww欲しいwwアマゾンで注文したww
>>904 ちょwww速すぎwww
簡単で読みやすい文章の中にある「うまい」の一言が説得力を持っている。
陽気なギャングが地球を回す
仕事として銀行強盗をやっている4人組の話。
面白かったし、気軽に読める感じ。
映画化されるみたいだけど、どうなんでしょ。
グッバイゾンビーズ
2007年までに何とかしないと日本終了のお知らせがきます。
マジで。
908 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/01(水) 01:08:47 ID:eBzRcXcQ
村上春樹「海辺のカフカ」
一日かけて一気に読み終わったけど、少しずつ読めば良かったな。
十二国記/海の闇、月の影
久々に再読。出だしは相変わらず暗いわ。ケイキが「私としてもこんな主人は願い下げだが〜」とか
いっちゃうし。カタカナがたまに出てくるのが珍しい。続編早くでないかな。
「高慢と偏見」読み終わった
なかなか面白かったけど、昔の人はまどろっこしいなぁと思ったw
まぁ、それが当たり前だったんだろうけど。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「呪われた首環の物語」
ホラーっぽい奴かと思ったら、バリバリのファンタジー
人間と亜人間との間の確執が、巨人の介入により収まる話
主人公の伯父一家は、「ずうずうしい話」とか「神経が分からん」に出てくるような奴だった
912 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/03(金) 18:48:21 ID:qNZMXBDm
「ファッション中毒」
「ライ麦畑で捕まえて」面白かったら「ナインストーリーズ」
読んだら意味ワカラン。全然おもんない。電波としかおもえんかった
「ねじまき鳥クロニクル」
長編だけど飽きずに読めて面白い。
「with you」
女性作家による女性のための官能小説アンソロジー。
全体的にはイマイチだけど、黒沢美貴は良かった。
島村洋子のは、ズボラ−小説としてステキと思う。
稲垣足穂「一千一秒物語」
再読。
「お月様は紛れもなく三角なんだ」とか
落ちていた星を食べたらカルシウムの味がした、とか
ケンカ腰のお月様に追いかけられて鉄砲で撃ったら
その晩の月が欠けていたとか
乾いたメルヘン。
>>916 あー、なんか「バーバーハーバー」のマスターが
とりこになりそうなメルフェンw
室積光 「都立水商!」
…泣けました。マジで。おススメ。
920 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 10:32:21 ID:pvasm7pW
美輪さんのエッセイ
ドロシー・ギルマンの「おばちゃまは飛び入りスパイ」
言うほど本気では読むつもりは無かったのだけれど、ヤバイ!激面白い!!
読みやすいのでお勧めですよ。
「鬼平犯科帳」池波正太郎
ドラマも見た事なかったけど読んでみたら面白くってハマりました
欠点は食べ物が美味しそうで腹が減る事
923 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/10(金) 07:59:26 ID:vPiIlJYL
津本陽「薩南示現流」
鹿児島を舞台にした剣豪小説。チェストー!!
「何がどうして」(再読)ナンシー関
「海辺のカフカ」「羊をめぐる冒険」(再読)村上春樹
ナンシー関は天才。
プラトニックチェーン
↑何でも出来るハッカーがいる日常を哲学的な視点から書いたポップなノベル
あなたへ
↑写真に感銘を受けた少女が撮影者の「あなた」と恋に落ちる話。実話
なかなか良かったよ
ポップなノベル…
大江健三郎「同時代ゲーム」
いきなり「村=国家=小宇宙」とか、
この小説の中だけの言葉が
説明なしに使われて話が進むので意味不明だったけど
50ページくらいで「壊す人」のとりあえずの定義が分かってからは、
独特な文章にも慣れてきて、そのあとは面白く読めた。
「路上の馬鹿」という呼び名がツボw
五十日戦争での無名大尉と村=国家=小宇宙の人々の攻防のあたりが
一番惹きこまれたなあ
『「人間嫌い」の言い分』
少し気が楽になった。筆者、歯科医なのにひきこもり系を自称してて最高w
「無洗米の衝撃」
立ち読みだけどここまで中身のない本は久しぶりに見た
こいつ、いくらもらってんだ?
パラレルワールド・ラブストーリー
ヒロインが、どこのヒキヲタの脳内彼女?って感じで萎えた。
「若き日の思い出」 武者小路実篤
読んでてこそばゆくなった。
ああ、青春だなぁ
「お末の死」 有島武朗
泣いた
「放送禁止歌」
本当は放送禁止用語も禁止歌もほぼないんだってさ
自分たちの思いこみでの自粛のオンパレード
メディアはありもしない圧力の影に怯えて自分で自分に縄をかけている
そしてそれに気づかずにいる
どうでもいいけど街道があぼんすれば差別なんて早晩消えるんじゃねとか思った
934 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/16(木) 20:11:52 ID:PFN9AE9s
今ごろだけど
「首都消失」
後編でダレてしまった…
「緋色の研究」
そういえば真面目にホームズを読んだ事が無かった。
小学校の全集はお子様向けになっている事を痛感。
記憶にあるホームズと全然違う。
動物愛護団体も真っ青の描写にびっくりしたよ。
探偵小説のいかがわしい雰囲気は、ホームズを
例外にはしなかった。むしろ王道?
まんが よんだ おもしろかったお
笙野頼子「レストレス・ドリーム」
めっちゃ面白い。
この人の本を出版順に読んで4冊目なんだけど、
最初の「極楽」(読むのがしんどくて途中で投げ出しそうになった)
で読むのやめなくてほんと良かった。
「トマソン大図鑑」無の巻&空の巻
意味なし階段とか面白すぎ。VOWとかも大好き。
東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」
一気に読んでしまった。面白かったなあ
犯人は何となくわかってたけど、オチは予測できなかった
辻仁成「サヨナライツカ」
あとがきを先に読んでしまったのは失敗だった。
('A`)ウヘァという気分になって、その後本文を読み始めてから最後まで
その微妙な印象が消えなかった。
この人の文章はへぼいのではないだろうか。
ポエムもどうかと。
三島由紀夫「豊饒の海」の箸休めとして読んでたんだが、
この後読む予定の「暁の寺」に同じ国の同じホテルが出てくるらしい。
わざと選んだ訳では無いのさー。偶然さー。
オペレーション・ローズダスト
942 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 14:27:28 ID:CXN4Kw0e
「社会人のオキテ どんな会社でも自分を生かす50の熱い方法」
大條 充能 (だいじょう みつよし)
パラパラめくってるとテンションが上がる
努力は隠せ!とか
自分が興味を持ったことについて
自分のために学べ!とか
納税こそ最大の社会貢献だぜ!とか
あ!そうかぁって目からウロコに
美輪明宏
「愛の話幸福の話」
「地獄を極楽にする方法」
「天声美語」
発想の転換、そして自分の意識の持って行き方で
状況は地獄にも極楽にもなること。あと美意識と文化の大切さ
色々なことがわかって勉強になった。
春にして君を離れ
怖ぇよ……。
自分が絶対正しいと思っている、
押し付けがましい仕切りやさんが身近にいる人にはおすすめ。
翻訳は読みやすいが、やや語彙が少ない印象。
解説は十数行読んだ限りでは大変な悪文であった。
945 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 22:37:08 ID:CXN4Kw0e
「動物たちの自然健康法〜野生の知恵に学ぶ〜」
シンディ エンジェル
羽田節子=訳
ミネラル補給の為に動物の骨などを食べる草食動物の話にびっくりした
野生で生きる事は大変なんだとしみじみ思った。
946 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 23:51:55 ID:D6sHRBVw
マヤ神話。
のん気に読めるかと思いきや、情景が全く想像できないし感覚が掴めない
松久淳+田中渉「ラブコメ」
すごい良かった。笑えるところもきゅんとするところあった。
映画になったら面白そう。
948 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/25(土) 00:38:34 ID:IDYZfFmM
広辞苑
949 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/25(土) 00:41:14 ID:iP96k7TU
紅の豚 FILM COMIC
Flashアニメ作る参考に。
>>944 あれは、自分はクリスティの中でもいちばん好きな作品です。ミステリを求めるひとには
ちょっと辛いかも? ラストがね・・
茅田砂胡「デルフィニア戦記」「暁の天使たち」シリーズむすめと一気読み。
デルフィニアは再読だったのですが、枝葉を忘れていたので、楽しめました。
むすめも大満足だったもよう。
暁〜は評判悪いようでしたが、わたしたちには充分面白かったです。
クラッシュ・ブレイズ・シリーズも二冊目まで読みました。
こちらはちょっと失速ぎみ。図書館で借りて読んでいるので、
新シリーズは予約入っていてなかなか順番が回ってこないのがもどかしい。
>950
まさに昨日、「暁の天使たち外伝1.2」読んだよ。
桜がはらはらまい散る下で、まったり読書。
水戸黄門みたいなお約束の展開が、私は大好きだな。
952 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/25(土) 12:52:28 ID:AXhoQGz+
今更ながら、泣ける2ちゃんねる2を買って読んだ。
前半結構泣いたなぁ。おかんにも貸そ〜っと!
でもうちのおかん、自分の職場で「娘からこんな本借りて詠んでるんだけど云々」
って喋るだろうなぁ。
娘のネラーがバレますよおかん・・・。
看護学生向けの本「なぜ?どうして?」シリーズ。
雑学本程度に読めるのでちょっと興味がわいたという人にもおすすめです。
『ジャン・クリストフ』
挫折する事4回。今回こそは・・・!
てか、これ読了したヒト、いるんだろか
955 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/25(土) 16:25:52 ID:oauXJUPH
「一千一秒物語」
おいおい、ジャン・クリストフあたりでザセツッテルんじゃ、デカンショあたりは到底ムリンポ。
「遺留品」 パトリシア・コーンウェル
親戚に薦められて読み始めたんだけど、
この検屍官ケイシリーズおもしろいね。
958 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/28(火) 12:08:50 ID:DSEEmv1/
アイスマン
いまさらながら、村上龍「オーディション」読んだ。
物語世界に引き込まれ一気に読破してしまった。
((((;゚д゚)))ガクガクブルブル
あの大家族の青木あざみちゃんが書いた本読んだ。
イメージと少し違う。
961 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/03/29(水) 12:08:38 ID:x7aMlMMl
「いつもここから山田一成のカブトクワガタ生活」
毎年のようにコクワガタやカブトムシをマンションの通路で拾ってしまったり、猫の
ために買ってきたりする生活なので実用的な意味で買った。
おまけでヒロシのリアル貧乏時代を知ることが出来る対談あり。
963 :
960:2006/03/30(木) 09:49:44 ID:oGHupCZC
>>962 あざみちゃんは、ヤンキーでお母さんには虐待されてた。
でも自分が我慢すればと思ってお父さんには言えなかった。
と、いうところがイメージと違う。
964 :
962:2006/03/31(金) 10:10:51 ID:4MpLWZxA
避妊は毎回ちゃんとしてたのに発言が一番やばいんじゃないの
>>965 中3の時に毎回避妊してたのに妊娠したって事だよね
「秋田殺人事件」
ミツヒコはソアラが好きなんだな〜。
なんだかスーパーカーに見えてきた。
最後の家族/村上龍
同じ場面がそれぞれ違う人物の視点から書かれている
それがだるい部分もあったが面白くもあった
「そのケータイはXXで」
勢いで一気に読んでしまった。
「チーム・バチスタの栄光」
まずまず面白かった。
「海辺のカフカ」 村上春樹
ねむたいこと言ってんなって感じ
あいかわらずのナルシスティックな部分はおもしろいけど
ストーリーはつまんない
「ぺてん師と空気男」 江戸川乱歩
小学生のほうがもっとおもしろい遊びを知ってる気がする
最近当たり小説が少ないなあ・・・
971 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/04/06(木) 01:40:52 ID:s3mqGZuk
ついでにあげとく
「アメリカの鱒釣り」リチャード・ブローティガン
この本自分でも不思議なほど何回も読んでしまうので、
読み終わる度に正の字で回数をチェックしているんだけど、
今数えてみたら137回だった。正だらけのページが気持ち悪い。
内容は、やっぱり面白い。
次は「西瓜糖の日々」にしよう。大学の長すぎる春休みバンザイ。
973 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/04/06(木) 04:34:09 ID:IRj4ww3d
『墜落遺体』は地元の話なので、リアルなイメージが出来てよかった。胸が痛んだよ…
『ネコロジー』はアルフィー(?)の人が書いてるんだけど、文が面白くて猫好きな人なら読むべし!猫が嫌いな人は野良に餌やってる人を許せるかも。
ぶくおふで買ってきた
「僕の女に手を出すな」桑原穣太郎/昭和61年刊。
昔キョンキョン主演で映画が作られたんだけど、その原作。
一気に読ませるストーリーテリング。
台詞が古くさくてにやにやしながら読んでいた。
面白かった。
>>974 それ映画もおもしろかったよ。ただのアイドル映画かと
思ったらちゃんと原作本があるんだね。
976 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/04/06(木) 23:37:40 ID:b1YaOetM
坂口安吾の「堕落論」。誰が買った本なのかなぜか家にあった。読んでみてむしろ堕落に憧れてきた。
977 :
おさかなくわえた名無しさん:2006/04/06(木) 23:59:29 ID:DHA0X8+n
「おせん」池波正太郎
表題作のおせんに涙がぽろり
今の作家にはない文体の品の良さを感じた
親父達に池波正太郎が絶大な人気があるのが分かったよ
「海と毒薬」遠藤周作
意外と読みやすかった。手術のシーンは力が抜けた。
979 :
おさかなくわえた名無しさん:
宮部みゆき スナーク狩り
宮部みゆきの本の中で一番の傑作だと思った まあたいして読んでないけど 最後のあたり泣きながら読んでた