@@恥ずかしくて死ぬかと思った体験 17度目@@

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754おさかなくわえた名無しさん
得意先の倒産にともない、連鎖的に勤め先が倒産した上に
父の入院が重なり、金銭的に苦しくなって通勤用に使ってい
たスクーターを売る事にした。
その売ったお金で何とか次の失業保険金受給日まで生活を
するはずだった。
販売店まであと少しと言うところでガス欠を起こした。
仕方なく押して歩くことにしたが、そこは自動車専用道路で
歩道とくっきり分かれており、歩道へ行くには数百メートル先
まで道路を歩かなくてはならなかった。
運の悪い時は重なるもので、パトカーが巡回していて止められた。
ガス欠だと説明しても、切符を切ろうとする警官に対して必死で
「このバイクを売ったお金で何とか来月まで生活しなくちゃならない。
罰金がいくらかわからないけどその数千円が今の自分には大金
なんです、どうかどうか今回だけは見逃して下さい」
と土下座をして頼み込んだ。
結果的に警官は見逃してくれたものの、歩道側にできた人だかり
にジロジロ見られながら警官に見逃してくれと頼む様はどうしようも
なく情けなく、恥ずかしかった。

今ではどん底から這い上がり、生活も安定しているけど、今でもあの
時を思い出すと「あぁー」ってなる。