本日スーパーで出会った一歳くらいの子供と母親の話。
たまたまその親子とは子供を遊ばせるコーナーで一緒になり話こそしなかったが
なんとなく覚えていた。
私が買い物を終えて、店の出口付近に来たとき。ちょっとした人だかりがあった。
何事かと観てみると、先ほどの母親が泣いている子供を抱きしめて息巻いている。
相手は逃げ出したい格好のオバサン二人。何故かウチのダンナもいる。
たまたまタバコを吸いたくて外の喫煙コーナーにいたダンナが一部始終を観ていたので
後から話を聞いたところ、以下の様な状況だった。
喫煙コーナーでタバコに火をつけて店内にそのままオバサンが進入。
口にくわえているのではなく、友達らしき一匹とおしゃべりしながら手にブラブラさげていたとか。
ダンナが後ろから「ちょっと!!!」って言おうと思った時。例の母子が店から出ようとしているところに遭遇。
たまたま母親と手を繋いで歩いていた子供の頭をかすめた。とたんに泣き出す子供。
とっさに子供の頭をみてすれ違ったオバサンに目を向けた母親が「まちなさい!!」
何が起こったか分からずにいるオバサン。
意外にも冷静に母親は「すみませんが、手に持っているのはタバコですね?火がついてますね?
ウチの娘に当たったんです。」静かにそう言ったそうだ。
するとオバサンが「知らないわよ!アタシがやったっていう証拠でもあるの?」
「証拠も何も火気厳禁の店内に火のついたタバコを持って入るのはアナタのようなツラの皮の厚い人
だけだと思いますよ。」
子供の目線にしゃがみながら抱きかかえ反論する母親。
すると、オバの友人らしき人が近づいてきて子供の顔をのぞき込み、
「あ〜大丈夫よこれくらい。赤くなってるけどいいじゃない。」
そういいつつオバを振り返る。とたんに肘にさげていた買い物かごが
母親の横顔をヒット。「・・・・・あたったんですけど・」
「うるさいわねぇ、それだってたいしたことないでしょ フフン」
いいかげんうちのダンナが参戦しようかと思ったその時。
ついに母親がブチギレ。
「ああ?オイこら。ええかげんにせいよ。」ゆらりと子供を抱いたまま立ち上がり
店員の制止をゆっくり振り切り、オバチャン達の前に歩み寄った。
「なぁ。いい加減その態度どうなのよ?ねぇ?禁煙の店内に
タバコ持って入ってさ、人んちの子供にけがさせといてさ、誤りもしないってのは
人としてどうなのよ?」
「大したことないんだからいいじゃない!!ちょっとみなさん助けて〜」
周りの人間は相手にしない。店員さんが「まぁまぁまぁ」といった感じで居るだけ。
母親は「まぁいいよ。よくわかったよ。店員さん警察呼んでください。」
ウチのダンナは「俺見てたよ。警察来たら証言するから。」
そう言っている所あたりに私がヤジウマするタイミングだったらしい。
事情が飲み込めたらしい店員がオバチャン達からタバコを取り上げ、逃げないようにガード。
すると「何なのよ!何したっていうのよ!被害者はこっちじゃない!いい加減にしなさいよキチガ○女!」
「アンタみたいな親が増えるから虐待が起きるんだ!どうせそのキズだって自分でやったんだろう!」
罵詈雑言。
すると母親はピシャリとこういった。
「言いたいだけ吠えてなさい。でもね、悪いことをしたら謝る。こんなことは幼稚園児でも出来ます。
ぶつかって誤りもしないあなた達が何を吠えようと、マントヒヒの雄叫びですから。いつまでも理屈
こいていればいいよ。」
子供をしっかり抱いてそう言い放つ母親が、「お母さん」という感じでした。
おお、勧善懲悪って感じだな
ちなみに、その後警察ご到着。
店の事務所にてお話。ウチのダンナも参加しました。
私はフードコーナーで待っていました。
ダンナによると、事情聴取が一通り済むと、警察と母親が病院へ子供を
連れていったとか。前髪が焦げておでこに赤い線がシュッとはしっていたそうです。
押しつけたようなヒドイ状態ではなかったのが良かった。人の子供とはいえ安心した
と言っていました。
母親は病院へいく前に、「事実をお話くださってありがとうございました。大変心強かったです」
とお礼を述べたそうです。
>ダンナが後ろから「ちょっと!!!」って言おうと思った時
>いいかげんうちのダンナが参戦しようかと思ったその時。
ついに母親がブチギレ。
中々参戦するタイミングを掴めないダンナGJ!