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おさかなくわえた名無しさん:
いまや世界的に有名になった?
アニメーション映画監督宮崎駿が関わった
「耳をすませば」という作品があるんだけど。
その主人公はボロボロの市営団地住まい。
父親はうだつの上がらない低級官吏だが、
図書館勤務と言うこともあり、影響を受け本好きに。
母親も収入を上げるために大学院に通っている。
そして同じく本好きの同級生と出会うことになり、
ニュータウンの丘の上に住む彼と結婚を約束する。
彼の祖父は高級アンティークの修理業を営み、
他人の才能を伸ばすことができる老人であった。
つまり、いくら貧乏な両親の元に生まれようと、
他人の厚意を素直に受けることができる素質と
知的レベルの基礎的高さがあれば、抜け出せる。
実際に階層を超えた知己を得られた。
もし、野球部でバカなだけの男の誘いを受けたり、
団地の前でたむろっているだけの連中と一緒にいて
孤独な作業を続けることを面倒に感じていたら、そのまま。
・・・ということを中学生に教えたい映画なのかなと思った。