おまいら、最近読んだ本は何ですか? in生活板 4冊目
1 :
おさかなくわえた名無しさん:
2 :
2:04/03/21 23:32 ID:LC1pOkMX
kadokawahora−
3 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 23:38 ID:4TTyqbJ0
平野啓一郎「葬送」
退屈
>前スレ996
予備知識を持って読めば印象が変わるってことか…。
欧州中世史について読んだ書物といえば、「バビロンまで何マイル?」
ぐらいしかないもんなぁw
ともあれアドバイスありがとうございました。
5 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 23:44 ID:Bx6hHhek
1さん乙ー!!
カラマーゾフの兄弟
カート・ヴォネガット・ジュニア「スローターハウス5」
とてもよかった!文章、センス、世界観すべて好み。
ひさしぶりにハマれました。
>7 私もヴォネガットスキー
先日「ガラパゴスの箱舟」を読みますた
10 :
7:04/03/22 00:21 ID:KEcEWgX/
>8
こんなところにヴォネガットスキーが!
次はタイタンの妖女を読んでみようと思っております。
まだ読みはじめたばかりの作家なので
楽しみがいっぱい残っているような気分でわくわくしてますw
ヴォネガットスキーだらけだな。
自分は「猫のゆりかご」が好きだ。
今読んでるのは、「鳩が来る家」倉坂鬼一郎
12 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 03:37 ID:hs48FyLh
ローマ人の歴史・塩野七生 (文庫で今のところ6まで読了)
最初のうちなかなか焦点が合わなかったけど、これは経国論。
このヒトの作品は本質的にはいろんな意味でガイド本で、
現にこのシリーズ関連のれっきとした観光ガイド本や塩野七生ツアー
みたいなのも存在するワケだが、、
一方でギリシャ・ローマ時
代の史書=国の歴史を哲学者やらが何のために・誰のために書いた
かというと、要するにどの国はどういう治め方をしたからどうなっ
たという、国の経営のしかたの評論なわけで、
それのガイド本でもある。
中世以降はキリスト教イデオロギ・近世は自由とか民主主権とかと
いうイデオロギというか価値観があって、がどういう現れ方をした
かというのを説明するのが史学であり、20世紀以降はその反省が
あってその時代時代の社会構造がどうしたこうした、だからその上
で歴史的事実がどう展開したと客観的に説明していくようになって、
しかしそれでは学問的価値はともかく一般人にはあんまり面白くない。
そういった学問としての歴史の枠に縛られないで、古典歴史書の原典をいっ
ぱい読んで、それのダイジェスト版でもある。
だから、金融とか官僚とかいろんな人が会社の経営その他組織論と
していろいろ重ね合わせながら読んでるという・・・事なのでせうなぁ。
それと、、やっぱり恐らくコノヒト自身何らかのそういうオウチの出身なんだろ
う。学習院卒ーイタリア遊学ー31歳くらいから執筆活動ーローマ在住・
初期の作品から軒並み受賞・「以前は首相経験者が会いに来たけど
今は首相になりたい人がやってくる。幼くてがっくりする」云々
13 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 03:38 ID:hs48FyLh
14 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 11:15 ID:ycVqKT3e
『バーティミアス(サマルカンドの秘宝)』/ジョナサン・ストラウド
児童書ファンタジー。最近書店で平積みされてたのを見て一度読んでみたいと思っていたのだが、
先日行きつけの図書館で新刊書籍として置かれていたので此れ幸いにと借りてみた。
面白い。
なにが面白いって魔神が一人称でグダグダ垂れるぼやき口調がとってもGood。
こう云うひねくれたキャラは個人的にツボです。
まだ途中だけどダレン・シャン以来のヒットかも知れないです。
>>1サン乙
「ジェイミーの墓標」
ヒストリカルロマンスで栄養補給。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック
面白かったので一気に読了。
高性能(とうたわれている)の割に人間味溢れるアンドロイドイイ!
映画化もされているようなので、ビデオ屋に探しに行って来まーす
>>16 ネタか?ブレードランナーを知らぬ訳じゃあるまい。
小説とは違うぞ。
>>17 >ネタか?ブレードランナーを知らぬ訳じゃあるまい。
そうとは限らない。
最近はブレードランナーよりディック本人の名前の方が有名になりつつあるし。
新作映画の「ベイチェック」からディックの存在を知る人だって居る。
新堂冬樹「鬼子」
こんなにひどい文章を読んだのは初めてだ。
上下巻に分かれているが、絶対一冊で収まる。
壁投げ用に手元においておこうと思う。
>19
清涼院流水を読めば、下には下があり、
世の中にはもっとひどいものがいくらでもあるということがわかると思う。
購入はするなよ。借りるか立ち読みで十分だ。
ついでに現在読んでる本。
「歯と爪」バリンジャー
21 :
16:04/03/22 20:07 ID:u21qt9iV
>>17 いや、本の表紙に「映画化」とあるのを見て初めて映画の事を知ったよ。
もしかして結構有名?
(因みに自分はこの小説のパロディを幾度か見かけて、
元ネタに興味がわいたので読んだクチ)
>小説とは違うぞ。
そうですか・・・ちょっと残念。
「白痴」ドストエフスキー を今読んでいる。ごく序盤なので結構タルい。
あぼーん
23 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:04 ID:mnC/K+dU
>>21 パロディって、ひょっとして”信長の野望”
で有名な光栄がつくったゲームソフト
”団地妻は電気ウナギの夢を見るか?”のこと?
26 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:15 ID:/QuuPoOY
重松清「疾走」
重い。重すぎる。重松ってか重杉。
27 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:23 ID:MKmRRxDk
おまいら、山本弘の「神は沈黙せず」って小説はでら面白いから読め
28 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:23 ID:QCg0KvIg
29 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:24 ID:v70ujN9C
前スレでも書いてた人いたけど、西原理恵子の「毎日かあさん」。
西原は好きで何冊か読んでいるけど、笑いながら泣くという経験をしたのは初めてだ。
おかんに会いたくなった。
伝染るんです/吉田戦車…ワラタ
コーキ「HOME」
ただの旅日記だと思ってたんだけど、ラストは号泣してしまった。
夏あたりはちとギャグが多すぎた。
最近、実話だったことを知ってビクーリ。
>>20 読後は壁に投げるしかないよね…>清涼院流水
今は十数年ぶりに押し入れから出てきた『フォーチュン・クエスト』
シリーズを寝る前に読んでます。もう今の若い人は知らんだろー。
33 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/22 22:34 ID:MKmRRxDk
>>27 幼いころに土砂崩れで両親をなくした兄妹が主人公。
神様は悪人を罰せず、善人の命を奪う、と主人公である妹は絶望する。
長じてフリーライターになった彼女はカルト宗教に潜入取材などするうち、
この世で起きた超常現象には、否定派も肯定派も敢えて無視するという
「どうにも説明のつかない現象」が実在するという事実に気づき始める。
コンピュータ技師になった兄の方は、「進化するプログラム」を
研究するうち、「神が実在する」ということに気づき始める。そして、
世界各地で頻発する奇現象……本当に神は実在するのか?
実在するとしたら、神の目的はなんなのか? そして神のメッセージが
人々の前に顕現する……
なんて壮大稀有な話を、数多くのベダンチックな資料で描いていくが、
ちっとも退屈じゃない。トンデモ本を紹介してきた「と学会」会長である
山本弘だからこそできた、超エンターテインメント小説だす
ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/messaagecm.htm
>>33 うおう。懇切丁寧にありがとう。
今度本屋で探して見ます。
奥田英郎『最悪』
ずるずると最悪の事態に陥る登場人物たち。
なぜか悪い方へ悪いほうへと事態は転がる…。
しかし読後感は悪くなかったわ。
>>20 読んでみます。わくわくしてきました。
>>23 「鬼子」がボロボロになったら買います。
東野圭吾「手紙」
主人公はどんな声をしていたんだろう。
自分がCDを買う基準が声である事が多いので、そのあたりの描写が印象に残っている。
最後はちょっとホロリときた。ラストの一行、ちょっと意外で良かった。
37 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 00:40 ID:KcFKvI3O
↑に続き東野圭吾「白夜行」
泣けた…。ラストがせつない、かわいそうとかのレベル超えて痛い。痛すぎる…。
泣きたい人にはお勧めです。
38 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 00:45 ID:N6Z27MnJ
藤原帰一「デモクラシーの帝国」
難しい・・・ОTL
友成純一の凶殺都市
魔教団を潰すと「土竜の心臓」という場所に乗り込もうとするのだが
土竜と書いてドラゴンと読ませている。土竜に毎度ルビがふって
あるわけでなかったので、なんとも間抜けな気持ちにさせられた。
唐沢俊一「お父さんのための好色広告博覧会」
戦後すぐから昭和50年代くらいまでのカストリ雑誌に載っていたエロ広告を集めた本。
なんだかすごく馬鹿馬鹿しくて笑えます。
昔はAVなんてなかったから組写真を売ってるんだけど、「『魅惑乳房峠』大福餅特写十枚」
なんて書いてあるとちょっと見たくなるw
41 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 00:55 ID:ezKsovCK
「世界の中心で愛を叫ぶ」は
評判どおり退屈な作品だった。
あれは担当編集者がつけたとかいう、
タイトルのネーミングの勝利だろうね。
京極夏彦「巷説百物語」
長編の妖怪シリーズと異なり、薀蓄(これはこれで好き)が少なく
短編ばかりで非常に読みやすかったです。
後半からなんとなくオチが読めてしまうようになったけど、
気楽に読めてよかったです。
このスレを見てると東野圭吾を読んでみたくなりました。
>>35 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
/ ̄\ l \,, ,,/ | 奥田英朗なら『邪魔』もオススメ!
,┤ ト | (●) (●) |
| \_/ ヽ \___/ |
| __( ̄ | \/ ノ
| __)_ノ
ヽ___) ノ
大きな森の小さな家
出てくる食べ物が美味しそうすぎて読んでて困る。
45 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 12:34 ID:vnq/3RgL
福音館が出している古典童話シリーズの「ハイジ」は一読に値する。
ズイヨーのアニメでしかハイジを知らない人は、目から鱗が落ちるだろう。
少々宗教臭いところはあるが、ハイジの生き生きとした描写はそのまま。
おんじの頑なな心が癒されてゆく様には、目頭が熱くなる。
買え、とは言わないけど、ぜひお近くの図書館でお読み下さいませ
46 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 14:10 ID:Fn8rzGvZ
山本周五郎「さぶ」
さぶの思いやりが泣けた。
同時に自分が栄二みたいになった時
支えてくれる人がいるだろうかと
深く考えてしまった。
>>36 「手紙」私も読みました。
確かに最後が意外でしたよね。あと、社長さんが気に入った。
最後ってどんなんだっけ・・・。
新聞で連載してる時に読んでて、急にあっけなく終わったから
「連載回数足りなかったんですか?」って感じだった>手紙
49 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/23 18:52 ID:AqhEpHvY
>>48 >>47じゃないけど
*ネタバレ注意*
主人公がかつてのバンド仲間と共に兄のいる刑務所に慰問に行く。会場で兄の姿を見つけて歌えなくなる。
*ネタバレオワリ*
あげてしまった、ごめん。
「課長バカ一代」を買った。
胸のすく馬鹿だ。
ネタバレ氏ね
グレイヴディッガー/高野和明
面白かったけれど登場人物多くて、一致するのが大変だった。
13階段でもそうだったけど、
「殺されても仕方ない奴」を無残に殺すのが好きらしく
誰が死んで、誰が生き残るかがわかりやすいのが惜しい。でも他のも読みたいな。
53 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/24 00:56 ID:oHEwOSGs
ごめんあげるけん
あげるけん
55 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/24 01:58 ID:gPUuyRF7
夏目漱石
「こころ」
いいね。明治時代を近くに感じた。
「フラニーとゾーイー」
チョコレート工場の秘密/ロアルド・ダール
小学校低学年の時に図書館で借りて読んで以来、もう20年以上ハマっている。
工場内の描写がもう楽しくって。私も砂糖菓子の芝生、食べてみたい。
大きくなってバイト代でハードカバーを買ったときは嬉しかったなあ。
今は昔ほど読み返すことはなくなったけれど、手に取ると必ず読んでしまいます。
いろんな味のガムが出てくる奴だっけ
なんかすごいエレベーターがでてきたり
違ったっけか
>56
いいね。大好き。
フラニーをまねて、真ん中分けを目指してる。
ロートレック荘事件 (筒井康隆)
久しぶりに推理小説読んだ。
60 :
48:04/03/24 18:33 ID:YYh/b/Db
>>58 1個でディナー一食分の味がするガムとか、砂糖エンジンのガラスエレベーター
(「上と外」ボタン付き)とか、クルミだけではなく人間の頭の腐り具合まで
分かってしまうリスとか。実はけっこう説教くさかったりする(w
パンク侍、切られて候 町田康
タイトルと表紙はどうかと思うが町田康の最高傑作ではないか。
「後巷説百物語」
読者ナメてんのかと思うことはあっても
京極作品で読むのが苦痛だったのは初めてだった
>>63 え〜っ?そっかぁ〜?
自分的にはオモシロかったけどなぁ〜(´・ω・`)
65 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/27 09:35 ID:TmR+s+tF
「ワイルド・ソウル」垣根涼介
図書館から借りてきた一品。
ストーリーを超簡潔にいうと、ある日系ブラジル移民が
日本の能無し外務省に復讐するという話(何故そこに至ったか、詳しい
事情は本書で書かれている)。
タイトルから何となくハードバイオレンスな小説を想像してたんだが、
いい意味で期待を裏切られた。登場人物それぞれにたまらない魅力があるし、
俺的にはラストシーンがいい味出してると思った。
機会があったら皆さんも読んでみて。
「快楽の封筒」坂東真砂子
これも図書館で。エロ小説かな、と思ったらやっぱりエロ小説だった。
男性諸氏がこれで抜けるかどうかは関知せずw
やや甘くみて俺的に可ってところか。
オムニバス形式なので暇つぶしや空いた時間にちょっと読むにはいいかも
しれない。
東海林さだおの丸かじりシリーズは、本屋に行くたびチェックしているが、
どれを持ってるのか、どれを未読なのかわかんなくなるので困る。
こないだは「タヌキの丸かじり」が未読だと判明し、買った
67 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/27 13:28 ID:2vaNl3pd
>>63 わかるよ。
『後巷説百物語』は確かに読むの苦痛だった。
先の2冊(『巷説…』と『続巷説…』)は面白かったよ。
どうせならあれに直木賞あげてほしかった。
『後巷説』で受賞って個人的にはおかしいと思う。
後巷説百物語、確かに初期百物語に比べるとウームだけど、
読むのが苦痛な程じゃなかったな。
寧ろ陰摩羅鬼の方が、難行苦行だたー。
ま、これは個人的な趣味趣向もあるかと。
直木賞の問題については、禿胴。
既に彼方此方で談じられてる事けど、ありゃ出版社のパワーバランスの弊害。
閑話休題。
昔読んだ赤毛のアンシリーズが、無性に読みたくなった。
実家に取りに戻るよりはと、ブクオフに走って取敢えず2冊購入。
『アンの愛情』と『アンの友達』
いいねぇ、こう言う性善説な乙女小説は心洗われて。
もっと読みたいけど、近くのブクオフだと全巻ないんだよなぁ。
69 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/27 17:37 ID:8fhuND+J
『博士の愛した数式』/小川洋子
前スレで結構話題になってたので、WEB紀伊国屋で買ってみますた。
今さっき読了。んで感想なのですが・・・・・・・う〜む。
正直どこで感動して良いのやら、当方サッパリ解りませんでした。
感性の問題なのかなぁ〜。もう一度読んでみたら物語の良さが解るのかも。。
オススメ戴いた方、済みません。
も少し文学っぽい作品に慣れ親しんでみようかと思います<自分が
70 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/27 23:13 ID:fesG1YDw
>>66 最近はマンネリもいいところだから買ってない。 トンカツとかキャベツとかワニのころが最高だった。
71 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/27 23:22 ID:isOm8TIr
「勝負の極北」米長邦雄
キング「レギュレイターズ」なんか悲しかったなあ。次は「デスペレーション」読んでみよう
「腦病院へまゐります。」/若合春侑
旧字の「脳」はちゃんと表示されてますでしょうか。
カフェーの女給さんが帝大出の若者の奴隷にされてぼろぼろになりました、でも私はまだ
あなたが好きです、あなたも私のことが本当は好きなんでしょ、というのを手紙方式で
(しかも旧仮名遣い)延々と書いている。
SMネタは割と平気な方なんですが、(いろんな意味で)何なんだ、これは…_| ̄|○
お好きな方にはたまらないかも知れませんが、ダメな人は徹底的にだめだろうな。
図書館で借りてきたのですが、置いて良いのかこれは。
『発明発見のひみつ』/学研
図書館で見つけた知る人ぞ知る学研シリーズ。
再読して自分の知的ルーツはここから始まったんだなぁ〜と実感しました。
調べてみたら今でも改訂版で売られているんですねぇ。時代の流れを感じてしまう・・。
個人的には同シリーズ『できるできないの秘密』の、やったとデキッコナイスコンビが非常にツボです(w
75 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/28 22:16 ID:zYw1nNvs
「日本語必笑講座」清水義範
ニュース・キャスターのことばで爆笑。名前は伏せてあったが、久米と筑紫と木村太郎だとすぐに分かった。
>>62 アマゾンにも評価が載ってないのでよかったらインプレ希望
ナボコフの「ロリータ」
最初の一文に惹かれて読み始めた。
トルストイ「人はなんで生きるか」
面白かった。けど、なんかよく分からん部分も多かった。
「雪国」 川端康成
残念ながら、自分にはこの小説の良さがさっぱり分からなかった。
情景を表現する言葉は確かに美しいと思うが、ストーリが退屈で
続きがちっとも気にならない。駒子の感情もさっぱり
理解不能だし。
次は伊豆の踊子を読もうかと考えていたけど、
やめて別の作家の本にしてみよう。
∧∧
/⌒ヽ) 重松清の「疾走」読みますた
i三 ∪ 評判どおり読後感最悪ですた
〜三 | 自分と被るところもあるし最後泣けますた
(/~∪
三三
三三
三三
デニスレヘインのパトリック&アンジーシリーズ
サクっと読みやすいハードボイルド
かなりイっちゃってる友人ブッバが好きだ
82 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/30 11:39 ID:RVKGtdck
「失われた動物たち 20世紀絶滅動物の記録」 WWFJapan
次から次へと繰り返される人間の愚行に落胆と憤り、悲しみを覚えた。
特にセーシェルゾウガメの最後の1頭「マリオン」のくだりは泣けた。
彼はセーシェル諸島にかつて棲息していた12亜種のゾウガメの最後の1頭で、
たまたま人に飼われていた為に野生個体が絶滅しても生き残っていた。
彼は彼の仲間が全ていなくなってからも120年もの間たった1頭で
生きていたが、最後は何故か高台に上ろうとして転落し、その怪我がもとで
死んでしまった。遠い故郷でも見たかったのだろうか。とうの昔に仲間は絶滅したのに・・・。
「痴人の愛」谷崎潤一郎
読み終わった瞬間、ハッ!と顔を上げ「しまった!ノロケ話だった!」となりました。
なかなかおもしろかったです。
川端は短編が最高
読書といえないだろうけど「ティータイムのお菓子」小黒きみえ。
最近料理本やらお菓子系の本を眺めるのが非常にマターリできてよい。
デニス・ルヘインの「ミスティックリバー」(映画は未見)
すげぇ救いようがねぇなぁ、おい・・・どこかでカタルシスがあると信じていたのに。
お互いを理解、しようとすらしていない、しようとしていないことを自覚していてすら
努力しないのは、その人に、その関係に価値がないから?
一応心に抱いて生きていく、死んだ人間に「それでいいだろう?」と問うことは会話ではない。
このすれ違いっぷり・・・
悲劇の軽重はともかく、↑のありようがあんまりにもありふれた人生そのもので、
読んでずーんとなった。読むんじゃなかった。
安部公房「カンガルーノート」
もしかして「砂の女」だけが特別面白いだけ?
途中から話が壊れてきて、かったるくなって読むの止めた。
かいわれ大根、期待してたのに・・・
篠田節子「夏の災厄」
処女作「絹の変容」を彷彿とさせるも、又違った切り口で書かれるバイオホラー(?)
個人的に篠田節子作品で一番好き。
600Pの大ボリュームだけあって、重厚であり、
なおかつその長さを感じなくなるほど、飽きさせないつくりになっている。
一度かかると、死ぬか社会復帰不可能な程の後遺症になる疫病が流行した市で、
市民たちがだんだんと恐慌状態になる辺りのリアリティが面白い。
オススメ。
花と蛇
…冗談半分に手にとってみたが…やめときゃよかった_| ̄|●ォェ
「日本の苗字ベスト30000」
日本の苗字の1位から30000位までと、
各県の1位から250位までがただひたすら書き並べてある凄く面白い本
91 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/31 03:02 ID:i13mQepe
>74
ツボが同じだ!
「できるできないの秘密」は小学生の頃繰り返し読んだ。
大人になってから、職場の読書コーナーで見つけて、もらって帰ってきたよ。
何度読んでもおもしろい。
最近読んだ本
「四日間の奇跡」作者失念
読書についやした時間をかえせーという感じ。友達にあげた。
「スキップ」 北村薫
普通に面白い。「ターン」も読んでみよう。
最近最近。
茅田砂胡「舞闘会の華麗なる終焉」
神林長平「戦闘妖精・雪風」「グッドラック 戦闘妖精・雪風」
オタでスマン……_| ̄|○
北方謙三「揚家将」
94 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/31 04:51 ID:byD7OhMK
Ursula Le Guin "The Other Wind"
ジョン・ダワー 「敗北を抱きしめて−第二次大戦後の日本人」
"The Other Wind"はゲド戦記シリーズの第5巻。
>>92 いや、雪風はオレも好きだよ。アニメはイマイチだったが
「今宵、銀河を杯にして」も好き
>>88 私も読んだよ。
おもしろかった。
登場人物がいちいちリアルでよかった。
プールでの夜が怖かった・・・。
>>92・96
同じく、神林好き。
自分的には、ベタだが「あなたの魂に安らぎあれ」が一番。
神林の存在すらしなかったのに、書店で一目ぼれして買ってしまい、
はまったきっかけになった。
先日も「永久帰還装置」読んだよ。
目新しさはないが、いかにも神林的世界を手堅くまとめてる感じだった。
>>94 87じゃないけども。
「主人公が目を覚ましたら、自分のスネにカイワレ大根が生えていた」
って所から始まるのよね。
私は高校生の時に読んだけど、しばらくカイワレ大根食べられなくなったよ。
100 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/31 22:37 ID:5LXdd3BK
ロオマ人の物語
4、カエサル編ルビコンを渡る前
5、ルビコン後
夜を徹して一気に読んで血沸き肉踊って人生やりなおそうと思った
6、オクタビアヌス編
その前に明日の為まず寝るべと思った 以後何度開いても眠くって眠くって
101 :
名無しの心子知らず:04/03/31 23:15 ID:aMX0UvNC
東野圭吾 トキオ
東野作品でいちばん好きかも。読んでよかった!
カ メ の 本 ・ ・ ・
東野圭吾 幻夜
ラストが嫌だった。あの女にムカついた(#゚Д゚)
でも主人公の男がカッコ良かったから許すw
デイヴィットLリンジー「刻まれる女」
主人公は探偵でも刑事でもFBI捜査官でもない 彫刻家である
風変わりな彫刻の依頼を受け徐々に事件に巻き込まれていく
ラストが鬱 面白くいっきに読んでしまっただけに読了後どんより。
「藤巻兄弟の大人塾」
気軽に読めて楽しめた。この二人、キャラ濃いわ〜w
106 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/01 06:21 ID:vmz5ltFy
『ガリバー旅行記』/ジョナサン・スイフト
以前から読んでみたかった古典文芸。
本ではなく青空文庫でダウンロードしたものを要らないコピー紙に写して読んでます。
メチャクチャ面白い。いま第三章の飛島(ラピュタ)辺りを通読中。
>>100 面白そうですね。
今度探してみます。
107 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/01 09:15 ID:YeUIgGXB
女盗賊プーラン
今、砂の器 読んでる
ちょい乗り遅れ気味... _| ̄|○
109 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/04/01 22:09 ID:nldZXSnN
今更シェイクスピア読んでる。
110 :
おさかなくわえたぬるぽさん:04/04/01 22:18 ID:H3wU++mr
エロトピア
111 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/01 22:22 ID:yDBPC6yP
三津田信三 「蛇棺葬」「百蛇堂」
「蛇棺葬」は余りのつまらなさに挫折しそうになったが
「百蛇堂」はなかなかいけた。
砂の器。ドラマのがおもろかった
今日このスレを発見。これからチェックします。
今週読んだ本は
『ひまわりの森』/トリイ・ヘイデン
戦争を体験した母親に、父親の限りないやさしさに泣きました。
是非親孝行したい。したくなる。
J.D.ワトソン 「DNA」
書かれている生物学の内容は真新しいものではないが、政治との関わりあいや、当時の祕話など非常に面白かった。
115 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/01 23:09 ID:/VfkFhJO
>>112 そうなの!?本読もうと思ったけどやめよかな・・・
>>115 私は映画のファンなのでドラマは見なかったけど
本の方は映画の後で読んで、こうなるのかって面白かったよ。
人それぞれだろうけど。
117 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/02 02:15 ID:8zPVa7hE
池波正太郎 「仕掛人・藤枝梅安」
常光徹「学校の怪談 口承文芸の研究T」
淀川長治「生死半半」
年取ってから、もう一度読もうと思う。
自殺する奴は馬鹿、生きているって素晴らしい的な話、
結局は勝ち組の論理なんだよね。
今の自分には、ちょっと読むのが辛い。
山本周五郎「赤ひげ診療譚」 おもしろかったー
『ファラオに逢いたい』/吉村作治
早稲田大学エジプト考古学者、吉村作治教授の自叙伝(?)
タレント教授的なイメージが有ってあまり好きではなかったのだけれど、
読後それは偏見だったと考え方を改めました。
ところでツタンカーメンって全然無名な王様だったんですね。シラナカタヨ・・。
「私の個人主義」 夏目漱石
漱石の講演集。
日本の開化のところと、表題の講演は納得するところが多い。
特に、行き詰まっている自分と同じ悩みを抱えていた
漱石からのアドバイスには少しだけ勇気づけられた。
問題は何も解決してないけどさ……。
>>12 うっせー馬鹿。
題名だけあげりゃいいんだよ。
>>124 別に人それぞれでいいじゃん。
題名だけ書いたってしょうがねーんだよバカって思う人だっているだろうし。
126 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/05 22:09 ID:UjXGIkyp
「殺人鬼」綾辻行人
こわかったです・・・
>>126 私はスパゲティナポリタン食べながら読んでしまいました(ニガワラ
オチはちょっとアレかなと思ったんですが。
「つるつるの壺」町田康
この人の怒り方は何となく「オコジョさん」に似ていると思った。
128 :
126:04/04/05 22:25 ID:UjXGIkyp
>>127 あなたツワモノですねw
俺はトマトを食べながら読もうとしましたが無理でした。
池波正太郎「剣客商売」
時代小説は何となく読みづらそうなイメージがあった為、敬遠していたのだが。
それが偏見だと思い知った一冊。
読みやすくて面白い。ていうか秋山親子かっこ良すぎ。
恩田陸『月の裏側』
クソツボ。かなり面白かった。
図書館からカメラ出しに行ったコンビニあたりまでゾクゾクしっぱなし。
ラストは…。あの女の人(名前失念)はどうなったんだろうなあ。
東野圭吾 「白夜行」
凄かった。本の厚みゆえの冗長な部分は皆無で
現実的な展開に衝撃も大きかった。
雪穂のその後の人生が物凄く気になる。
132 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/06 17:39 ID:aGHj7W1A
今野緒雪 「マリア様がみてる バラエティギフト」
彼女に薦められあれよあれよのうちに16巻まで読んでしまった。
内容が物凄い薄いくせしてなんでこんなにハマるんだろう。
「水の神話」たつみや章
うーん…どうも作者に対して偏見があって素直に読めない。
「ラッキーチャーム」1〜3巻 倉橋耀子
こっちは楽しめる。主人公のひたむきさがすごく好きだ。
昔、「風道」や「さよこん」愛読していたのに
いつの間にか(自分の)「子供に」といって買った本を自分が読むダメ親に…
135 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/06 17:58 ID:scV90c/D
筒井康隆「俗物図鑑」
爆笑しつつ考えさせられる本だった。
食事前に読んだのは失敗・・・・
137 :
129:04/04/07 02:22 ID:EtyIX/aq
>>132 情報thx! 今度見てみるわ。
>>133 気持ちは解る。つい読んじゃうんだよな、あのシリーズ。
頑張ってチャオソレッラも読んどけ。
「仄暗い水の底から」鈴木光司
水にまつわる短編集。
最後の洞窟探検の話がすごい怖かったー。
139 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/08 17:54 ID:R0fGDuC5
うつくしい子ども
オリジナル童話?「夜の王子」がやたら印象に残った。
デビルマン全巻
スケールでかっ!
アニメにはいない飛鳥了の存在が面白い
最初から練られた・・というより著者の妄想のままよ的な展開おもろい。
140 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/08 19:39 ID:W+OlG9Oa
広瀬隆著「世界石油戦争」
相変わらず、広瀬さんの本は内容盛りだくさん、まだ読み始めたばかりだけど、
今度は、最後まで読もうと思う。
柳田国男「木綿以前の事」
昔使われてた道具とか、風習とか、昔の話はおもすろいなぁー
>>133 マリアさま面白いらしいけど あのアニメ絵に嫌悪&恥ずかしさを感じて今だ手に取れず・・・
>>142 バラエティギフト 図書館の新着コーナーで借りてみた
思ったよりユリな世界でなくて助かった
でもさすがにカウンタに出すのは恥ずかしかったな
「ベルナのしっぽ」
盲導犬の話。号泣
前スレでお勧めされた「イン・ザ・プール」
最初は「普通?」って感じだったけど
どんどん心地よくなっていった<伊良部と患者のやり取りが。
「生い立ちも性格も探った所で変えられないんだから仕方ないじゃん!」に共感。
奥田氏は人の微妙な心理書くのがやはり上手い。
「いてもたっても」と「勃ちっぱなし」が気に入った。
グレッグ・チャイルド「オーバー・ザ・エッジ-死線を越えて-」竹書房文庫
2000年キルギスで誘拐され、協力して自力で戻ってきた4人のアメリカ人ロッククライマーの
ノンフィクション。
この事件の前年に同地で起きた邦人誘拐→テロリストに資金献上 の一件にも触れている。
文体が推敲されてない覚え書きみたいで、引き込まれるには至らず。
と思ったら今の邦人拘束。
おまいらも、のこのこ出かけて迷惑かけてんだから、元自衛隊爆弾処理班の技術とか、
ボランティアで培った生活術とかそれぞれ駆使して国の力を使わずに自力で戻ってこい。
そしたら戻って本出したり危機管理セミナーとか講演したり、心ゆくまで売名できるぞ。
147 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/09 22:20 ID:gC+u8hXq
「ノラや」内田百けん(けんの字は門構えに月)
不覚にも泣いてしまったよ。
「ナンシー関の記憶スケッチアカデミー2」
もう笑った笑った。笑った後にふと泣きたくなった。なんで氏んじゃったんだよぅ
「車輪の下」 ヘルマン・ヘッセ
鬱に沈んで自殺を考えるところは臨場感があった。
最後の靴屋の言葉が少しだけ印象に残る。
漏れは今までずっとヘッセをロシアの作家だとばかり
思っていたけど、ドイツ人だったのか。
トルストイとセットで覚えていたので混同していた模様。
無知ですまぬ。
>>146 >おまいらも、のこのこ出かけて迷惑かけてんだから、元自衛隊爆弾処理班の技術とか、
>ボランティアで培った生活術とかそれぞれ駆使して国の力を使わずに自力で戻ってこい。
>そしたら戻って本出したり危機管理セミナーとか講演したり、心ゆくまで売名できるぞ。
いや〜。スレ違いだけど激しく同意。
「転んでも泣かない」ってのは2chでも掟だしね。
それ相応の覚悟があってのイラクボランティアなんだから、是非とも自分のケツは自分でふいて貰いたいモノです。
森博嗣「四季」4冊
段々消え行く四季博士への萌え心
152 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/10 09:35 ID:omnoUerq
トム・クランシー「レッド・オクトーバーを追え」
近所の中古本屋で上下巻セットで100円で売ってた。
>>148 ナンシー本、次々に発刊されてるな
「超怒級」「超高校級」が最近見た新タイトル。
「谷川俊太郎詩集」
ウンコを真面目に表現したものから、ハッと何かに気付かせる
ようなものまで様々な詩が堪能でき満足。言葉の持つ力を
見せつけられたような気がした。愛読書に追加ケテーイ。
155 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/12 18:39 ID:8mnPyg1L
これぞ日本の日本人/松尾スズキ
笑った。
外国人ミュージシャンと日本の客とか
君が代の歌の難しさとか。
156 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/12 20:04 ID:xD1+YzrE
西遊記
子供の時以来久しぶりに読んだけど、
大人になったいま読んでもやっぱり面白いものは面白い。
157 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/12 20:09 ID:kl27sTDw
「話を聞かない男、地図が読めない女」
面白かったけど貸してくれた相手が微妙。
158 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/04/12 20:27 ID:+N2ll35U
バーナード・ショー「人と超人」
馬鹿には読めない。
そうか、自分では読めなかったんで誰かに要約を教えてもらいたいのか。
ルナール「博物誌」
ルナールは「にんじん」がすごいおもしろかったから読むようになった。これもよかった
>>158 どっち?
A 読み始めてみたものの、馬鹿な私には読了or理解が出来ませんでした。
B 私は読んだけど馬鹿なあなた達には理解できるかしら?
>>161 どっちの意味か解らないような、下手な書き方をしてるっていう事は前者。
節約ママはスルーがデフォ
キム・ニューマン「ドラキュラ紀元」
切り裂きジャックとドラキュラを絡めて、さらに古今のフィクションの登場人物、
実在の人物をてんこ盛りにした逸品。
続き読みて〜。
>>164 ドラキュラ紀元3部作、自分もはまった。すっごく面白いよ。
是非、全作読破してくれたまえ。
長いが、一気に読めるよ。
ただ、巻末の登場人物辞典の分量が物凄すぎるのが難。
調べてるうちに、横道にそれて迷子になっちゃう。w
読み返したいんだが、現在2巻目が行く方知れずなり。チッ
>164
ヒロインが気にいったら、「ドラッケンフェルズ」も読んでくれ。
ジュヌビエーブが登場する、全く別の話です。
角川文庫、おそらく古本屋にしか無い。
「生きていく私」宇野千代
恋多き乙女話だと思ってウキウキで読んだら
多すぎてうんざりした。途中で厭きた。
「コンセント」田口ランディ
他のも読んでみようと思った。
「ある愛の詩」新堂冬樹
この人こういうパターン好きなのか
個人的には忘れ雪のほうがいいと思った
169 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/15 21:12 ID:tze1nANj
連城三紀彦はあまり読んでる人いないのかしら?
170 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/15 22:15 ID:T5EtEIZ9
>>168 新堂冬樹、「無間地獄」と「カリスマ」と他何冊か
読んだけど・・・どうしても「ふぅわああっ!ふうぅわぁぁぁっ!!」
ってセリフが目にうるさくて読むのをやめた。
どれもラストがぐちゃぐちゃのめちゃくちゃ、ってパターンだったけど
「ある愛の詩」もそうだったのかな
171 :
おさかな焼いちゃった名無しさん:04/04/15 23:02 ID:iLvphQyO
宮部みゆき「龍は眠る」
心読まれないかドキドキ。
>>170 > 「ふぅわああっ!ふうぅわぁぁぁっ!!」
ハゲワラ。確かにその台詞多いよねー。
「カリスマ」読むとうまいステーキ食べたくなりませんか?
カリスマって新興宗教関連の上下巻の?
気になってたけど長いから躊躇してたんだよな。
北村薫「朝霧」
加納朋子「ささら さや」
どっちもハードカバーで読んだときはそれなりに涙ぐんだり
切なくなったりしたものだが、文庫なったので読み返したら
なぜか両方、ヒロインにムカついてしょうがない。
もともと北村氏の「私」の方は嫌いなんだけど。なんつーかイライラする。
同情引きたいのか?イイ子ちゃんぶりたいのか?
…とか思っちゃった自分はここ数年で2ちゃんに毒されすぎたのか_| ̄|○
まあでも良い話です。素直にお薦め。
>>169 連城さんのは「戻り川心中」しか読んだことがないわ。
三島由紀夫「青の時代」
さぁ、次読もう次!!
模倣犯
グイグイ読めたけど消化不良。
犯人の生い立ちと犯行の様子をダラダラと書いてる分を
端折りまくりのラストにつぎ込んで欲しかった。
ぶっちゃけ第2部いらんかも。カズの部分以外。
>>173 そうです。長いけどけっこうぐいぐい読める。グロいとこやエロいところもあるけど。
同じタイトルでダイエーの元(?)社長が書いた本があるから要注意。
「大人失格」松尾スズキ
この人は芝居見ても本読んでも現物見ても(別のグループのショーに来てるのを見た)
よく分からない…でもこの胡散臭さが心地よかったり。
179 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/21 18:33 ID:wSmZJcrk
あげ
180 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/21 19:06 ID:oJZhI5bp
「だからあなたも生き抜いて」大平光代著 105円で購入
イジメをきっかけにDQN街道まっしぐらだった中卒少女が
司法試験を一発合格したり両親と和解したりするまでを描くサクセスストーリー。
自己顕示欲が強い人に有りがちな「私はこんなに凄い」とか「私はこんなにかわいそう」
っていうのが感じられず、十代時の痛い考え方や非行を恥じているので
穿った見方がし難い。多分、コンプレックスを解消できた人が見せる余裕。
読んで損はない部類の本
181 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/22 00:00 ID:SuKhG3Bl
「中学生日記」Q.B.B.
馬鹿バカしくてせつねぇ。
182 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/22 00:01 ID:SuKhG3Bl
あ、四コマだったごめん。
「昭和の動乱」 上下 重光葵 中公文庫
満州事変から敗戦までを、当時外交の要職にあった者の視点で回想する。
歴史の授業では時間切れ等の理由によりほとんど触れられない昭和20年までの
日本政府、軍部、それに関係諸国の動きがよくわかる。
中で度々出てくる民衆の政治意識の甘さ、成熟の度合いの低さについて
身の回りを改めて見てみるとちょっと鬱になったりして…。
とりあえず、選挙権持ってる人は投票に参加しましょうね。
もちろんこの二冊だけで当時のことが公平な視点ですべて把握出来ると
いうものではないし、後になって公表された資料等もあるので、特に連合国側の
思惑などといった点については別の資料も参照した方がいいんだろうけど、
満州事変以降を俯瞰するには丁度いいと思う。
「どこ吹く風」田辺聖子 この人のはどれも面白い
「きれぎれ」町田康 出だしは爆笑だったけど失速した
「猫風信社」長野まゆみ 猫好き必読
「漂流物」車谷長吉 この人はほとんど読みました
現代私小説の代表ですね
185 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/22 18:57 ID:fHj09Fdo
深紅/野沢尚
今一。
映画名だとか食べものとか小道具使いすぎ。
被害者・加害者のどちらもプチDQNで共感できないし。
どんでん返しも謎解きもないし。
セックス描写やいちゃつきシーンもドラマみたい。←誉めてない
・呪怨
・TRICK
呪怨は一気に読めた。
ビデオで見て、理解できなかった事の謎が解けて良かった。
TRICKはまだ読んでいる途中。
ドラマも良いが、小説の方も(・∀・)イイネ!
187 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/23 01:13 ID:ZOs5K1mv
この1週間で舞城王太郎の3作を読んだ。
煙か土か食い物
熊の場所
山ん中の獅見朋成雄
「ジェシカが駆け抜けた七年間について」 歌野晶午
「葉桜…」の後で読んだけどなんかこっちはレポートみたい
そしてほんとにこんなオチだと思わなかった
189 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/23 20:14 ID:RJro5PuE
歌野って毎回「騙し」があるけどそれが一々むかつく。
でも読む。
「世界の終わり、あるいは始まり」トホホな気分だった。
でも憎めない。
190 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/23 20:19 ID:mhmtIRM5
>>181 同作者の「とうとうロボが来た」もおすすめです。
小学生の何気ない馬鹿さかげんとセツナさが同居してて
笑って泣けます。
QBBの原作者の他作品「孤独のグルメ」も大傑作です。
普通の食堂に入って食べまくるだけの話なのだが。。。
191 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/23 22:01 ID:WvdWuXWD
棚から哲学。
「アブダラと空飛ぶ絨毯」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ハウルの動く城」の原作「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編で「ハウルの動く城2」という副題がついているけど、
前半読んでる時には「これのどこが続編?」と思って、騙されたと思った。(話は面白いから文句はないんだけど)
もうしばらく読んだらなるほど続編だ。こっちの方が前作より好きだ、面白かった。三作めはないのかな?もっと読みたい。
∧∧
/⌒ヽ) 石田衣良「LAST」読みますた
i三 ∪ お金に不自由してる人がいっぱい出てきて
〜三 | 漏れには読んでて辛かったぽ・・
(/~∪
三三
三三
三三
村上龍の69
何か良心が痛むシーンとなんだかんだで複雑な気分に。面白いとも思うけど。
ミッチェルの風とともに去りぬ
195 :
164:04/04/24 23:41 ID:MnAOpAtO
ドラキュラ戦記、崩御購入しました。
戦記読み終わったとこッス。
ケイトの変貌振りに愕然としました。
紀元と雰囲気がむちゃくちゃ違ってて、でも面白かった!
グロシーンが圧巻ですね。
これから崩御読みます。楽しみだ〜。
196 :
164:04/04/24 23:42 ID:MnAOpAtO
ドラッケンフェルズはどこにも無かったです。
もうオークションあたりで探すしかないのかな。復刊キボンヌ。
>>190
「孤独のグルメ」よみましたよ!
コンビニフルコースw
スレ違い御免致した。
野沢尚「破線のマリス」「砦なき者」 はじめてこの人の本を読んだけど結構嵌った
北村薫「朝霧」 この人の文章はやわらかくて好き。
>>174タン
自分は、 「私」には割と共感できる方です。
でも、「男の視点から書いた女の子」というのをたまに強く感じるときがあって(実際そうなんだけど)
その点で妙な違和感を感じることがあるかも・・・
199 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/25 13:41 ID:xg7/KmpU
中井久夫「最終講義」
いい先生だなぁ、この人は。
200 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/25 13:44 ID:2gBgn8EJ
司馬遼太郎「翔ぶが如く」。
な、長い…。
ダイエット中にも係わらず、ブリア・サヴァランの『美味礼讃』。
あぁ、お腹が空く。
鮪の白子入りオムレツが食べたい。
しかし、ダイエット食に関する記述は、現代でも通用しそうで驚いた。
(18世紀後半の著)
202 :
おさかなさん:04/04/25 21:48 ID:MbcrSDyl
「黒い家」:貴志祐介
前スレで評判がよかったので前々から購入していたんだけど
やっと今朝読んだ。朝読んで良かったとつくづく思った。
じめじめしていて、リアル電波怖い。でも面白かった。
「参謀本部と陸軍大学校」黒野 耐
同じ題材の「日本の参謀本部(中央口論社:大江志乃夫著)」は、
内容が糾弾調で著者の軍部に対する怒りが紙面に刷り込まれた感
のあるものでしたが、こっちは淡々とした感じです。
「陸軍将校の教育社会史(世織書房:広田照幸著)」も読みたい
のですが、金がありません..(´・ω・`)
204 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/25 22:13 ID:IclCArw8
坂井三郎著「大空のサムライ」
最高
茅田砂胡
デルフィニア戦記9(読み返してる途中)
笑いの文化人講座1、2,4巻
ナニワOL奮戦記5巻
フルーツバスケット最新刊
灼眼のシャナ6巻
最近図書館行くヒマなくて自分で買った本しか読めない…
ハリポタを予約するべきか悩むw
>205
大丈夫、予約しなくても絶対余るってw
『念力密室』
文庫派なのでようやっと短編が読めてスキーリ
神麻さん可愛いんだが、実際いたら…やっぱり可愛いか。
207 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/26 02:08 ID:qH4oc7zb
ハリポタ読みたいなー。図書館じゃ予約待ちだろうし、かといって買うのはやだな。
えっと
荒又宏訳&編 「魔法のお店」
不思議系好きにおすすめ。
208 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/26 03:00 ID:F1deQ6eU
社会的ひきこもり/斉藤環
鬱
司馬遼太郎「坂の上の雲」ようやく読了。
秋山好古、秋山真之、正岡子規三人のお話かと思いきや
子規は三巻でアッサリ死ぬし、ロジェストウェンスキーのバルチック艦隊
出港あたりから前二者もほとんど出番なし。
作者が「明治日本」が主人公、と言うのはそういうことなのか。
まー誰でも真似できる書き方じゃないが・・・
読み応えあり。面白かったッス。
’it(それ)’と呼ばれた子 完結編/デイヴ・ペルサー
三部作。
実はまだ読んでる途中。
幼児期(虐待の話)は何度も読むのやめようかと思いました・・・。
>>205 文化人講座だー
去年連載が終了しちゃって残念。
212 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/26 17:25 ID:qH4oc7zb
>210
トリイ・ヘイデンじゃなく?
別の話かな。似たようなタイトルなのがあったきがする。
重力ピエロ 伊坂 幸太郎 著
この人の作品は初めて読んだけどウィットに溢れ軽くていいねぇ
その分筋書きはちょっと強引 GW中にもう1冊読みたい
「性のミステリー」伏見憲明
面白い。男制・女制という表記も面白い。
振袖は元々若衆のもので、それが今は女の晴れ着になっている
と言うエピソードがへぇ〜だった。
>>214 ( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
「痴人の愛」
「刺青・秘密」 谷崎潤一郎
どことなくエロい。にしても、これだけ装飾的な文章は初めてだ。
かと言って読みにくいわけでもないから、作家の技量に感服する他ない。
次は細雪でも読んでみよう。
>212 トリイ読んでるなら、>210のシリーズも読んでおけ。
虐待されていた子供が人生を生き抜いていくさまが、本人の目線で生々しく
描かれている。かなり勉強になるよ。
218 :
205:04/04/26 23:19 ID:T2sspjz/
>207
私も最初はそう思った。
でも図書館行ったら、
予約数がものすごいことになっていたので、
あきらめて中古で買ったよw
219 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/26 23:21 ID:T2sspjz/
>211
連載はストップしたかもしれないけど、
本は出てる。今25巻だっけ?
まだ出るみたい。
220 :
205:04/04/26 23:22 ID:T2sspjz/
↑ごめん。sage忘れてる。
221 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/26 23:29 ID:sif1k8TC
大学4年にして「坊ちゃん」を読んだ。坊ちゃんに惚れそうだ。
>>212 ちなみに、ヘイデンは「シーラという子」とか「タイガーと呼ばれた子」ね。
後者の最後の詩は泣けるよね
>>219 リミックスも1巻出たからこれからも出る(かもしれない)しね。
「妖女のごとく」 遠藤周作
遠藤周作は「私が棄てた女」しか読んだ事なかったから、読み終わった後カナーリ驚いた。
この人、もっと堅い小説書く人だと思っていたんだが、この本みたいな筒井康隆チックな作品も書けるんだね。
感想としては、面白かったんだけど何か釈然としないオチだった。
226 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/27 20:09 ID:y/P0+Au2
「4TEEN」
「うつくしい子ども」の兄もそうだったけど
普通の子供(美形でも特別な才能があるわけでもない)を
主にして書く点に好感。
タイトル忘れたけどダンの父の残した物のエピソードは
あざといと言う人もいるかもだけど、泣きツボだった。
「最悪」 奥田英朗
3人の人物がそれぞれ最悪の状況に追い詰められていく話なんだけど
町工場の人のいいおっちゃんのが特に読んでてキツかった・・・
こっちまで頭を掻き毟りたくなるような、とにかく逃げ出したくなるような。
>>221 ダイソーで買ったと予想。
俺も「坊ちゃん」「こころ」(←高校の授業でダイジェスト版読んだことある)
「三四郎」買った。100円であそこまで面白いのは他にない。
黒沢さんの「羅生門」見たあとだったので、芥川さんの「羅生門」も読んだ。
黒沢さんの見る前に読んどけば、映画も面白かったんだなーって気付いた_| ̄|○
激しいスレ違いゴメンナサイ
>>225 225さんの文を読んで図書館で予約してきました。
「三四郎」は大学入る前に読みたかったとオモタ。
231 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/28 02:50 ID:XZpn8bBZ
浅田次郎の「月のしずく」
おもろかった。
ストレス解消に本を読むんだけど、最近なにをよんだらいいかわからんくなってきた。
おすすめのエッセイとかあったらおしえてくれませんか?
>>231 三谷幸喜の「オンリー・ミー」笑えます。
>>231 奥田英朗「延長戦に入りました」
視点が面白いね 電車の中では読まないこと
>>231 松尾スズキとか
対談だと、みうらじゅんと伊集院静の「DT」が面白い。
童貞なら逆に心が痛むかもしれないのでやめた方がいいが。
いとうせいこうが結構ヤリチンだったとか知りたくない事実を知ってしまった。
>>231 松尾スズキの「大人失格」「この日本人に学びたい」おもしろいよ。
237 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/29 02:47 ID:L6EnQWtP
広瀬隆「アメリカの経済支配者たち」
世界最強(?)ロスチャイルド家について書かれた「赤い楯」の流れを組む本。
欧米の大財閥たちの精緻で巧妙なマネーゲームのカラクリや
張り巡らされた閨閥、彼らが所有する資産など(←これは著者の推測だが)
が書かれている。
この本を読んで「おまえらそんなに金ばっか増やして一体何がしたいんだ?」
とツッコミたくなったのは俺だけではあるまい。
まぁ確かに彼らは世界を支配しているのかもしれないが、生まれてから死ぬまで
金にまとわり付かれた人生を運命づけられているなんて
ある意味哀れだな、と思ったりもした。
239 :
おさかなくわえた名無しさん:04/04/29 16:51 ID:jsydz9iR
「八月のマルクス」新野剛志
見境なく殴る事はハードボイルドには反すると思う。
あえて芸人を選んだのは面白いけど。
ストーカー女は不気味だったな。
子どもの頃、広瀬隆の「本当の話」で怖くて眠れなくなったなあ・・・
キング「ローズ・マダー」
DVDで観た「ローズ・レッド」の原作だと思って読んだら全然ちがった_| ̄|○
(ローズレッドはTVドラマ用の書き下ろしなのね…知らんかった)
でもおもしろかったです。
ショジョの奇妙な冒険。久しぶりに一巻から読んでみたが、疲れた。
「鬼麿斬人剣」 隆 慶一郎
「しゃぼけ」 畠中 恵
を読んでる最中。なんか時代小説はまり中。
しゃぼけ、なんか本屋で偶々手にとって
買っただけなんだけどおもしろいなあ。
時代小説ってか妖怪推理ファンタジー小説だけどさ。
>>224 「初春夢の宝船」を読んでみてください。
『ムーン・パレス』 ポール・オースター
とても面白かった。漂うようなストーリー、文体で、読んでいて気持ちよかった。
この作家の他の小説も読んでみるつもり。
「ロンドンゆきの飛行機の中で読む本」三澤春彦
英語が達者なせいなのかなんなのかやたら()つけて注釈みたいなのを
つけているのがウザイが、ロンドンのことをかなり詳しく書いていてヴァーチャルで
体験できた。本当に行きたくなってきた。
「蛇棺葬」と「百蛇堂」三津田信三
他のスレで妙に話題になっていたので読む。
日本的なホラーが好きな私には、たまらないお話だった。
「蛇棺葬」を読みにくいと思う人がいるかもしれないけど、
おそらくそれは作者の計算だと思うので、我慢(?)して読もう。
「百蛇堂」はものすごく読みやすいうえ、「蛇棺葬」で謎だったいろいろな
ことが次々とわかって快感を覚える。
ホラーなんだけど、ミステリーとしての面白さもある変な本。
村上春樹
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「世界の終わり」という物語と「ハードボイルドワンダーランド」という物語が
平行して進んでく構成に、初読の時は衝撃を受けました。
今でも年に1回くらいは読んでるかも。
ひつじをめぐる冒険シリーズやノルウェイの森が有名だけど、
村上作品の中で最高だと思う
赤川次郎
「崩れる」(角川ホラー文庫)
えっと、、、、世にも奇妙な物語のネタに出来そうな話
>>244 個人的に『幽霊たち』と『ミスター・ヴァーティゴ』が面白いとオモタよ。
京極夏彦 「巷説百物語」
先に見たアニメの雰囲気が合わなくて期待してなかったけど、
意外と楽しめた。
250 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/01 05:36 ID:swC2EP+t
ダイソーにて。
なななに 夏目漱石の猫が、森鴎外が100円?!
>>244 ポール・オースターならまず「スモーク」でしょう。
252 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/01 12:11 ID:zsdHGJum
スティーブン・キングの『ザ・スタンド』(文庫版一巻)。
こっちでキングの代表作っていうと『IT』辺りが挙げられるけど、
向こうだとこれがそうらしい。
読んでみて納得。
凄い面白い。
続刊が物凄く楽しみ。
253 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/01 12:13 ID:6XLR76/q
「陽暉楼」
宮尾登美子
悲惨すぎる
>>243 隆 慶一郎氏 が原作の漫画も激しく泣けるよ。
特に『鼻の刑事』
河原田城のくだりは何回読んでも泣く。
キング「骨の袋」
おもしろかった
キングの小説に出てくるような愛妻家とケコンシタイナア( ´p`)
257 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/01 17:26 ID:YooTcWxy
>>255 ミステリ板に「読後、壁に投げつけた本○冊目」ってのがあるよ。
極楽ミシン/近藤ようこ
絵や話の感じでギャフンな結果を予測してたけど
意外に暖かく着地。
短編で他の作品も希望があってホッとした。
258 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/05/01 17:33 ID:Yamla9bn
ポール・オースターってなにが面白いの??
4,5冊読んだけどつまんなかったなあ・・・
>>258 お前の存在より面白くないものなど、この世に存在しないわ。
早く氏ね!
古本で100人の村の奴買った。
新品で買ったのはフォーチュンクエスト。
1巻が出てもう何年経ったんだ?
>>260 フォーチュンクエスト・・・ってどんなの?
ゲームブック?
種村季広先生の「謎のカスパール・ハウザー」読んだ。
ナンか不気味。
100人の村は今一だったが
「世界がもし100年の歴史だったら」は結構良かった。
10年も前のだっけ?
「ピュ−と吹くジャガー」1巻/うすた京介
読んでる間、ずっとこの作者が児童買春で掴まったのか、きもいなー
と著者の曝されてる写真を見て色々想像してたが
人と話してるうちに間違えてる事に気づいた。すまん。
忍者とか面白方
264 :
260:04/05/02 16:12 ID:hbH+hX+m
www.vuni.ne.jp/~fuzzball/fq/fq1.htm
14年前でした。。。
全部新刊だから1巻買ったのは小3かぁ。
>263
10年前はコッチだったな。
残念ながら捕まったのは島袋光年氏だな。
フォーチューンクエストって出版社から出てる「100人の村」シリーズを
260が買ったのだと勘違いしてた。説明&犯人名サンクス。
連城三紀彦「恋文」
不覚にも涙ぐんでしまった。
山田風太郎『あと千回の晩飯』
尿瓶でカンパーイ! 笑った。
朝日に輝いて素敵かもしれんと思った。
山田詠美「僕は勉強ができない」
中学生の頃からふと思い立ったときに読んでるけど、
毎回感じることが違う。
大学4年生になって、はじめて進路で悩んでいるのだが、
主人公の「焦燥」がやっとわかるようになった。
山田詠美は「放課後の音符」が好き。
その山田が推薦してた佐伯一麦の「ア・ルース・ボーイ」
過ちは犯すが地道な若者二人に感銘。
271 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/03 22:10 ID:RXF+iDGO
司馬遼太郎 大阪侍
>>258 馬鹿にはわかるまい。
272 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/03 22:24 ID:26K6+Hl3
ナンシー・キンケイド「死ぬまでにしたい10のこと」
全く同じタイトル、同じような表紙でもう一冊あるので要注意。
特に感動無し。
主人公の女性は23歳、夫と二人の子供がいながら余命数ヶ月と言われる。
273 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/03 22:27 ID:Be89ZLGt
エーリッヒ・フロム
「愛するという事」
「いきるという事」
中学くらいで教科書にしてほしい。道しるべになるのに。
274 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/03 22:28 ID:V3lVqwgU
むーーーー「万葉集を読む」分厚い本だが面白い。
現代語に訳せていないところがあって
あれ?おかしいな、意味は十分わかるけど
なんてところをハッケン。半分は読み終わったが図書館に返すのに2ヶ月超過。
あと詩学。3月号は面白い。
>>258 >>271 オースターいいよね。NY3部作の頃が一番輝いてたけど。
今生きてる作家ではベスト10に入る
最近読んだのは「ヴァージン・スーサイズ」の原作
「二百十日・野分」 夏目漱石
野分の論説が非常に面白い。
これから漱石のことを先生と呼ばせてもらいます。
277 :
843:04/05/04 01:30 ID:+D4yIJzL
「太郎物語 高校編」 曽野綾子
キラキラしてるだけが青春じゃないもんだ
279 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/05/04 12:54 ID:UhmfH21Z
ふう・・・さすがみなさん教養があるだけあって高尚な本ばかり
お読みになってますね。
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎
交互に出てくる現在と過去の話が最後にピタッとはまるのが上手い!
この人の話は人間に対する優しさで溢れてますね
最後にも泣けました。・゚・(ノД`)・゚・。
281 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/04 21:18 ID:73Y5+IE2
浅田次郎「プリズンホテル・春」
号泣。・゚・(ノД`)・゚・。
プリズンホテル全部読んだよ。
泣いて笑って忙しかったよ!
羽田圭介の「黒冷水」
284 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/04 21:46 ID:KYEfjexF
「いちご同盟」 感動した。
秋元康「着信アリ」
ホイットリー・ストリーパー「デイアフタートゥモロー」
山田悠介「親指探し」「リアル鬼ごっこ」
計4冊を二日で。
286 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/04 22:29 ID:4hlPUOjo
毎日が奇跡 J・ヘリオット
>>279 馬鹿にはわかるまい
ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」
結構引き込まれたけど、読み終えてみるとちょっとがっかりした。
タビサ・キング
「埋葬された涙」
>279
馬鹿にはわかるまい
ここは有名でない作家をあげるスレですか?^_^;
たまには大笑いできるマンガを読みたい。
なかなかないんだよね、笑える本って。
「ITと呼ばれた少年」買ったけど、気が重くてすすまないよ。
-インド古典説話集-
カター・サリット・サーガラ
さすがインドw
291 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/04 23:31 ID:Vopm6SyD
>287
ハードカバーで数年前に買ったよ・・・同じく、ちょっとガッカリした記憶が。
>>287 「朗読者」自分も結構前に読んだ。
帯に感動作!とか書いてたけど、淡々としすぎていて感動できなかったよ
293 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/04 23:53 ID:emHN+MHp
本屋の手書きの絶賛コメントに釣られて読んだ本
「四日間の奇蹟」 朝倉卓弥
感動とか号泣とかそんなレベルじゃなく、
厨房向けのコミック小説だった。
宝島文庫だった・・。
本屋の手書き絶賛コメントに
釣られやすくていけない。
「サリンジャーをつかまえて」イアン・ハミルトン
取材嫌いのサリンジャーを追跡したジャーナリストが、結局訴えられちゃった話
嶽本野ばら「鱗姫」
この作者の本初めて読んだけど、文体が軽すぎて挫折。
作者は美意識の高い人間だそうだが、大した美意識じゃねえなあ。
296 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/05 00:51 ID:MI+iTfAK
>295
野ばら、私も一度読んだ。
タイトルは忘れたけど、彼の作品の中ではわりと有名なやつ。
おもしろくもなく、はっきりとつまらないというわけでもなく、
ちょっとつまらなかった。買うまでして欲しい本ではない。
借りたやつだけど。
「日本の童貞」 渋谷知美
著者の主張よりデータが面白かった。
鈴木光司「ループ」
「リング」「らせん」の完結編と書いてあったからホラーっぽいの期待してたんだが…
まあ結構面白かったから良かったんだけど。
「さよならの代わりに」貫井徳郎
ラスト切なくなる。・゚・(ノД`)・゚・。
宮部みゆき「クロスファイア」
x-filesのモルダーっぽいのが出てきたが、相方がオバチャン刑事ってのが良い。
>>300 同じ作家のR.P.Gという文庫書き下ろしにも
オバチャン刑事が顔を出しているよ
「北朝鮮の軍事工業化 帝国の戦争から金日成の戦争へ」
知泉書館
北朝鮮の問題は日本が遠因であることを実証的に示した労作
「号泣する準備はできていた」江國香織
まあ、よくできた短編集だとは思うけど、
先に、姫野カオルコ「ツ、イ、ラ、ク」を読んでいたので、
アレが落ちてこっちが直木賞をとったというのがわからない。
以前の作品とのあわせ技なんだろうな、もっと読んでみよう。
世界の紛争地ジョーク集
どんな過酷な状況下でも、人間って笑えるんだな・笑いにできるんだなって思ったよ。
まぁ、笑えない状況もあるけど。
著者が足で拾った話で、それなりに厳選したらしく、笑えないものは少なかった。
世界中どこに行っても、ある程度”笑いのつぼ”は似てるんだなとも思った。
エドワードゴーリ−インタビュー集「どんどん変に…」
やっぱりこの人好きだー。
「不美人論」 藤野美奈子 西研
漠然と思ってたのはこういうことか、と
こんなことを突き詰めて考えて表現する作業してたら
たしかにキツイかも
姫野カオルコ
昔はヒステリック系の絵書きじゃなかったっけ?
エッセイ中々面白いよね。酒井順子好きな人とか面白く読めるかも。
基本的に冷静な感じだけど
パラサイト男に関しての章は妙に感情的だった。
>>310 絵描きっていうのは別人。
カオルコってイラストレーターが昔いたらしいですよ。
デビュー当時間違えられたと姫野カオルコのエッセイで読んだことある。
酒井順子は好かんが、姫野カオルコは大好きだ。
GW中平行読みな本たち
「大人失格」松尾スズキ
「”家族”という名の孤独」斉藤学
「ガラクタを捨てれば自分が見える」カレン・キングストン
ぱーっと笑えるギャグマンガよみたいなぁ。
岡田あーみんって、あんまり古本屋にないのね。
なんだか、暖かくなると小説避けしちゃう質。
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」
物語の最後にソーニャが謳い上げる長い台詞がある。
それを読むと、いつも泣いてしまう。 ・゚・(ノД`)・゚・。
まだ読んでないんだけど、山尾悠子の『ラピスラズリ』。
ずっと読みたかった本なんだけど、4日前にやっと入手した。
嬉しくて、毎日表紙を眺めてます。
でも、勿体無くて、まだ読めないんだよ。
常に、未読本が2冊はないとダメって言うヘンな癖があるんで。
本当に好きな本の場合、準備体操代わりに他の本を読んでからじゃなきゃ、
本命本を読めないって言う悪癖も有り。
今回は、他に欲しい新刊がなかったので困ってる。
取りあえず、既読の『水車館の殺人』読んでるけど、しっくりしない。
>313 そこまで行くと中毒だな。なんか感心したよ。(悪い意味じゃない
部屋が本棚で埋まっていそうだ。
トム・クランシー 教皇暗殺
スパイアクションを求める人には物足りないだろうが冷戦崩壊後の視点で見た冷戦真っ只中の描写は面白かった。
クランシーの過去(冷戦当時)の作品での描写とあわせて読むといいかも。
自分は知らなかったのだが1981年のローマ教皇暗殺未遂事件を知っている方なら楽しめるはず。
>>311 あーみん『こいつら100%伝説』
最近ヴィレッジバンガードで揃えたよ。
『ルナティック〜』は古本でたまに見るけど。
京極夏彦『わらう伊右衛門』
この人の時代物初めて読んだけど
リズムあって読みやすかった。
あと相変わらず言葉の選択がすごいうまい。
次『覘き小平次』
広瀬 正『マイナス・ゼロ』
SF(特にタイムマシンネタ)好きなら必見
タイム・パラドクスを使った結末に心底感服した。
大抵タイム・パラドクスネタは穴が多くて突込みどころ満載なのだが
この作品に関しては一切の穴が見当たらない。
それだけ見事な作品です。
nakata.net2002
「・・だよぉーーーーーー!!」とか
お菓子の話とか
批判的なメールに噛み付いたりとか
結構感情的な中田が楽しめました。
319 :
313:04/05/06 17:12 ID:jOjR1Zie
>>314 確かに中毒しれない。
読む行為より、“所有する”って事で満足してる傾向があるかもしれん。
2chするようになってから、読書量は激減したし。w
今現在、所有してる本は、推定で千冊くらい。(10年前に700冊までは数えた)
ミステリやエンタ系の本ばっかりだけどね。
このスレ的には、自分の蔵書量って、多い方なんだろうか?
因みに、知り合いで、更に蔵書量の多いヤツがいるっす。
(一部屋、本で埋め尽くされてた。ありゃ、数千冊あるんだろうなぁ)
320 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/06 17:53 ID:jvJduq45
論語読みの論語(ry
観用少女1,2
雨柳堂夢咄2〜4
彼氏彼女の事情18
読むの早いと手持ちの本がすぐなくなるのでつらい…
322 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/07 02:10 ID:oPFmPZ4W
>321
観葉少女ってよくきくけど漫画?
いっぺん読んでみたいなあ。
>322
漫画。この手の本って案外と、
男の人で好きな人多いみたいだねー。
>>319 大学時代500冊くらいはありましたが
一人暮らしをするときに全て処分しました。
今でも本を読む習慣は生きてて
週末になるとブクオフの100円本を10冊くらい購入してます。
元が100円なので読み終わったらゴミ箱へ
>>321 カレカノ。。。。有馬実母との決着以来読んでないなぁ
作者独特の暴走っぷりはいかがですか?
>>325 いくら内容がダメでもゴミ箱に捨てるなんて考えられん…
せめて資源回収に出せよ
「あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度」
「日ペンの美子ちゃん」27年の歴史を丹念に検証。
(筆者は「磯野家の謎」の人)
面白すぎ・・・
今なら例えば「おとなたばこ講座」みたく広告代理店が
ビシッとプロデュースするのだろうけれど、三十年前は
良くも悪くもいいかげんでスキが多く、
そのため色々空想する余地ができるのではないか。
美子ちゃんの人間関係や価値観の変遷は
そのまま女性(少女)の価値観の変遷に見えた次第。
新宿東口の紀伊国屋書店前って
待ち合わせの定番なの?
出会い系で初めて会うとき、5,6回使ったわ。
それも 全部相手が指定してきたの。
回を重ねるごとに知り合いと出くわすんじゃないかって
びくびくしたものだわ。
>>327 >ナゼか第三文明社から4/28に発売だそうです
(excite booksより)
本当に「ナゼか」だよな。
小野不由美 「屍鬼」 1〜3
1,2巻まではたらたらたらたら展開遅くて方向性も今ひとつよくわからない上
DQN電波大集合で(゚∀゚)キュンキュン!って感じだった。
3巻からやっとホラーな展開。夜中に読むとトイレに行けない(´・ω・`)
現在4巻と格闘中。
今日は
雨柳堂夢咄の1巻を買ってきた。
近くのブックオフに全巻揃ってた…
百鬼夜行抄は探してもなかったから
最初から当てにしてなかっただけに悔しい。
今日読んだのは、雨柳堂1と百鬼夜行抄1,2
>325
暴走は続いてますw
また母親が出張ってきそうな感じですw
俺たちのニッポン
ドゥンガ、エムボマ、ホン・ミョンボ、アンディ・フグ、ローズ、ホージー
などなどプロ選手のインタビュー。
写真がまずかっこ良かった。
黒人選手の、ステレオタイプな日本観を無闇やたらに吹聴しない姿勢に好感。
>332
ドゥンガファンなので読んで見ます
「蹴りたい背中」って面白いの?
>334
たぶん、「蛇にピアス」よりは面白い。
インドア派な人というか、ちょっとネガティブ思考の人なら
共感できるとこが多くて、面白いかも。
蛇にピアスはセックス・バイオレンスの要素が強くて微妙だった。
俺は蹴りたい背中のほうが面白かった。
梨木香歩「家守綺譚」
蟲師好きな人なら気に入るかも。
338 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/09 14:45 ID:4i74Kje0
溝口敦「食肉の帝王 巨富をつかんだ男 浅田満」
小川勝己の「葬列」 スピード感があって血みどろ
奥田英朗の「最悪」 じわじわと閉塞感が漂う。でも少し読むのがだるかった。
これから戸梶の「闇の楽園」読む。
>>334 私は「蛇にピアス」より「蹴りたい背中」のほうが面白かったです
341 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/09 21:51 ID:KqDqxjxk
最近読書をするようにしてるんだが、
読書から得るものはなんですか?
楽しむのを目的にして読むのが当たり前だと思いますが、
小さいころから読書しろっていわれてますよね。なんでですかね?
342 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/09 21:57 ID:yJpZELGE
>>341 ガキのころはまだ読解力が未成熟だから、多くの文章に
触れることで学校の成績が上がったりすると考えるんだろ、親や教師は。
大人になっても実用一辺倒で読む読書はなんだかつまらん。
面白いから読む、楽しい時間を過ごせるから読む、でいいんでないの
あと、色んな視点を持つための肥やしになるから?
>>341 えぇ?ただ、違う世界を想像で旅するのがすごく楽しいからだけど。
得るものと言えば、まあ、雑学かね。
それによって、実生活で気づきが増えることはある。
少なくとも、義務感に駆られてまで読むものではないと思う。
そういう人にとっては、ただの苦行でしかないだろうし。
北村薫「ターン」
久々に一日読了できました。
読みやすくてするする読める。固くない。
硬派な本に読みつかれたら、肩の力を抜いて読んでみるのにいいかも。
「キャッチボール」
イチローと糸井重里の対談。
野球はそれほど詳しくないけど、イチローに興味あったから。
自分を客観視するプロ、一流の野球バカ、下着はボクサー派。
面白い男だ、イチロー。
346 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/09 22:55 ID:BmGotm5r
>341
現実逃避
>>341 読書から得るものは快楽。
本読むのは、映画観たり音楽聴いたり、買い物したりエッチしたり、
2ちゃん観たり、料理したりする楽しいこと面白いことの一つ。
子供の時から幼稚園の本の貸し出しが楽しみで仕方なくって、
ペンライトふとんに持ち込んで、親に隠れて読んでたりした。
(もー、エルマーとりゅうのシリーズにどっぷり浸ってた)
うちは本読むより身体動かせ派の親だったから、
本を読めと言われる教育うらやましいな。
子供に薦めるのは、やっぱり文章を読むのが勉強の基礎になるからかな?
>>341 ボキャブラリーと知識の習得が一番大きいかな。
読書嫌いだったら今よりもっと世間知らずってか常識知らずだったかも。
知人に読書好きの夫婦がいる。今中学生の息子さんも小さい頃から本が好き。
なんも言わなくても、二人が楽しそうに読んだり本の話をしているのを見て、
勝手に息子も読むようになったそうだ。
この本を読め、とすすめるとちょっといやがるみたいだけど、
今この時期に是非読んで欲しい本、というのを何気なく折々に本棚の
目立つところに入れておいて、大人の本なんだから本棚から勝手に
取らないでよね、と言っておくと、息子は知らない間に撒き餌の虜になっているとかw
読みなさい!って言うより、楽しそうにしてるところを見せた方が、興味は出るだろうね。
350 :
341:04/05/10 00:10 ID:a7yl3OZx
なるほど・・・・・・・・・レスいろいろありがとうございます。
好きな人は読書を楽しめてるみたいですね。
しかし読書感想文などで強制的に
読まされて意味はあるのかと思う。
実際に読書をはじめてから読解力、文章力とか表現力が豊かになったと
実感した方はいますか?しつこくてすみません。最近本屋で
読書を促すような本をよく見かけるもんで。
>>346 今、幸せですか?
「六番目の小夜子」 恩田隆
堅くない文章で学園&ミステリー物。
気になる展開で最後まで引っぱったのはいいんだが、オチが何とも微妙……。
いや、面白い事は面白いんだけどね。
秋の章の学園祭や冬の章の物語が収束していく感じが、特に面白かった。
それはそうと、うちの母親(読書中毒)が最近「ページが進まない症候群(症状:理由も無く読書する気力が無くなる)」にかかったそうなんだが。
このスレの読書狂諸君はそういう事ある?
352 :
346:04/05/10 00:38 ID:kkNPzD9r
幸せですよ〜。みんなは読書で現実逃避しないんすか?
結構それ目的で読んでる人が多いと思ったんだけど・・・。
いっしょにしたら悪いんだが、>343のこれみたいな意味で↓
>違う世界を想像で旅するのがすごく楽しいからだけど
たまにはせけんのしがらみを、わすれてみたくなるわけですよ、はい。
353 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/10 00:41 ID:jm9je3E3
晴耕雨読って言葉もあるしな
現実逃避ではなく、空想世界への旅立ちってことですよね。
>>351 読んでいても文章が頭に入らないやー、と思ったときは
とりあえず、その本を閉じて本屋に行き、
読みやすそうな児童向き小説を1冊買ってきて読んでみてます。
小学生低中学年向きと思しきナツイチとか。
児童向き小説のあまりの読みやすさ(字がデカイ!)、物語の簡単さ、
ヘンに捻りのないラストを読んで新鮮な気持ちを取り戻してみると
また何か読もう、という気持ちになったりします。
それでもダメなら何にも読まないor既読本読み返しとかしてます。
>>352 私
>>343ですが、
>>346に禿同です。まさにそれ。
現実が苦しいとか幸せじゃないから逃げたいとかじゃなくてね。
>>351 そうなることありますよ。そうなったら、書を捨てよ、街へ出よう、ですよ。
そのうちまた図書館のきれいなハードカバーとか、好きなシリーズが
動き出したとかのきっかけで、読みたくなります。
病気じゃあるまいし、自然体、自然体。
347とまったく同じ。気持ちいいから読んでる。
『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン
ハンガリーの数学者エルデシュの伝記です。
世界中の数学者を訪ね一緒に問題を解き記した論文の数は1500、
83歳で講義中に倒れるまで1日19時間研究し
稼いだ金はほとんど誰かにあげてしまう。
でも日常生活はからきし駄目だった爺さんの人生。
おもしれー。
>>330 確かに1,2巻は辛かった 。
2巻の終わり頃に真相に近づくので、それまで我慢出切れば
そのまま押し切れるでしょうね。
4,5は結末が知りたくて徹夜で読んだ記憶があります(; ´Д`)
私もある意味、現実逃避のために読んでるかなぁ
通勤時の読書は暇つぶし。
家で読むときはどっぷりと読書の世界に浸ります。
映画見終わったので、指輪を改めて読み返し。
勿論、ホビットの冒険から。
前回あんなに読みにくいと思ったのに、一度映像でストーリー見せられてるからすんなり読める。
読み終わったらまた映画見てみよう。
『唾玉集』
明治の有名作家から市井の漁師、老探偵など、
いろんな人々のインタヴュー集。
森鴎外のとこ読んでたら
私娼に「ぢごく」とルビが振ってあって驚いた。
のだめカンタービレ マンガだが。久々に強力にはまれた。
優等生指揮者の千秋(美形)と変態(天才)ピアニストのだめ
そして それをとりかこむ強烈な個性を持つ仲間たちの
音大学園ラプソディ〜。
のだめと千秋 互いに音楽家として刺激しあいながらとして成長してゆく姿が
なんともE。
生活力0ののだめの面倒を見る千秋。実は千秋の心の支えになってるのだめ。
最近恋愛マンガにあまり感情移入できなくなったとおもっていたけど
感情移入できる恋愛マンガが少なくなってきたのだということに気付いた
けどやっぱりそれは年取ったということか・・。
でも二人の関係やっぱり素敵だなと思った。
私もやっぱり・・音楽活動細々と・・やめられませんね。これからも。
362 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/11 20:02 ID:uVKhNxB6
のだめって「神童/さそうあきら」みたいな作品?
今更「カイジ/福本伸之」読み始めてる
1巻だけだけど面白い!止まらない。
図書館で2・3巻予約してるけど待てないし買おうかな
>362
カイジ面白いよね。
漫画喫茶で全巻読んだにもかかわらず、
自分でも全巻買ったよ。
そういう自分が最近読んだのは、
夏目漱石の『坊っちゃん』。
主人公の考え方が2ch的でかなり笑えたw
364 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/11 20:41 ID:gda7cGu4
「グローバル時代の貿易と投資」
<執筆者>(執筆順 *は編者)
堀中 浩 1931年生 明治大学名誉教授(外国貿易論専攻)
岩田勝雄* 1945年生 立命館大学経済学部教授(国際経済論専攻)
瀬戸岡紘* 1945年生 駒澤大学経済学部教授(国際経済論、アメリカ経済論専攻)
板垣文夫* 1948年生 横浜商科大学商学部教授(貿易論、国際経済論専攻)
秋山誠一 1954年生 國學院大學栃木短期大学商学科教授(国際経済学、貿易論専攻)
福田邦夫 1945年生 明治大学商学部教授(貿易論、国際経済学専攻)
應和邦昭 1944年生 東京農業大学国際食料情報学部教授(国際政治経済論、農業貿易論専攻)
小林尚朗 1971年生 明治大学商学部専任講師(世界経済論、アジア経済論専攻)
溝口由己 1966年生 早稲田大学産業経営研究所特別研究員(中国経済専攻)
特にお勧めってことはないですw
経済学・経営学を勉強したい人にはおすすめ。
365 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/11 20:49 ID:xC7H9SPh
浅見光彦シリーズばっかりです。
最近は記憶の中の殺人
雨宮処凛「EXIT」
リスカだの醜形恐怖だのセクース依存だの自分探しだの、正直、こういう
イタうざいの(ウェブ日記の自分語りで掃いて捨てるほどある系)
増えてきたなー、だらだらそういう記述が続く序盤はちょっとだるいと
思いながら読んでいたのですが、後半の疾走感はなかなかでした。
確かに、表題を思わせるもの。
「蛇とピアス」も読んだのですが、世界が閉じたまま自分語りうっとりで
終わっていて、そういう自分を上から俯瞰で見るような視点もなく。
ボディピアスが題材だろうが、結局夢見る女の子の終わらない甘甘思春期、
あぁ、勝手にやっていてくれ、という感想しかなかったけれど。
蛇とピアスを読み終わったあと、これならEXITのほうが
本に求めるカタルシスがあっていいと思いました。
367 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/12 18:38 ID:8mnPyg1L
あけがたルージュ1巻 近藤ようこ
妙にじ〜んとくる。
何も起こらないと言えば何も怒らないのに。
奇抜な人がいるでもなく。不思議。
「蛇にピアス」もらったので読んでみた。
花村萬月に少女のエッセンスを加えて薄くしたみたいな。
人物の描写が浅くて誰にも感情移入できなかった。
くちなおしに阿刀田高の短編集を読んだ。やっぱ違うよ。
「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデ
すごいなー、創造力があるってのはこんなお話を書ける人のことを言うんだな。
表紙・挿絵・2色刷りの文章、どれもこれもまさのこの物語に合ってて・∀・)イイ!!
>>369 その本、小学生の頃はまって何度も図書室で借りて、繰り返し繰り返し読んだ。
あまりに好きすぎて、とうとうその本を盗んでしまいました。
人生最初で最後の窃盗です。本はまだ手元にある。
今更返しにはさすがに行けないから、今月中に何らかの形で母校にお詫びの寄付をしてきます。
「毎月新聞」 佐藤雅彦
作者はピタゴラスイッチ、だんご三兄弟などでお馴染みの人。
微妙に違った角度から物事を捉えるので、自分の引き出しを増やすために読んだ。
もっと読みたかった。
丹下左膳/林不忘
横溝の髑髏検校が読みたいけどどこにも無い
373 :
中島敦:04/05/14 19:08 ID:/9UYbfoy
,、_ __,....,_ _,...、
,} {`i;:r,;'ニ (;;;;、` , r'
. {i' i:.'ー<.・)}:ム ヾi,
ノ // -r /:::ミ ('ーヽ 虎
i゙ i:/ /二./ /',=、__ノi/ 去年まで李徴だった
ヽ ヽ! {:::} //::::''´`'7!/ マジおすすめ
ヽ、__ヽ!l::i:::::ii;;;;;;;|,ノ
`ヽ、`ー""ヽ
`'ー-'''"
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
「国境の南、太陽の西」村上春樹
結局この小説は何がいいたいんだ。
読者を楽しませる訳でもないし、感動させる訳でもない。
張った伏線を回収せずにわけのわからないまま終了。
村上春樹は初めて読んだんだが、もしかして他のもこんな感じ?
だとしたら絶対読まねぇ。
>>374 なんというか、そこを楽しむんだよ
喪失感みたいなものを
と、春樹ファソが言ってみる
村上春樹読むんだったら、ラブストーリーから読んでみて
「ノルウェイの森」とか
376 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/14 19:52 ID:/9UYbfoy
ノルウェイは最後が嫌い
377 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/14 20:00 ID:j2OkqXWU
村上春樹、昔なんか1冊だけ読んだことある。
ノルウェイの森じゃないけど、けっこう有名な奴。
なんかウザギの番人?とかが出て来たと思う・・・。
でも最後まで読めなかった・・・。
ライ麦畑で捕まえてを読んで見たいけど、学生の頃、キザキタカシ?
の訳を読んでボロボロ泣きまくった。
でも村上訳は主人公のホールデンがすっごく嫌な奴に訳されてて感動どころか
ホールデンにムカツキさえ感じる。というレビューを読んで怖くて読めない。
378 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/14 20:03 ID:GLOkOcaS
『飲んで識る イタリアワイン』 田崎真也 柴田書店 ←参考になってよかった本
『チーズが食べたくなる日』武友久志 晶文社 ←詳しくわかりやすい本 教科書みたい。
『おいしいイタリア語』入江たまよ 三修社 ←クソ本 ドブに金捨てるようなもの。
『英仏百年戦争』佐藤賢一 集英社新書 ←挫折
『ローマ人の物語4 ハンニバル戦記』 ←面白かった。
『哲学の教科書』中島義道 ←わかったようなわからないような、買ってよかったような悪かったような
379 :
374:04/05/14 20:06 ID:qPaFv0lj
>>375 ミステリーとかサスペンス系の娯楽小説好きの自分にとって、謎は全て明かされるモノだという固定観念があるので、そのせいで楽しめなかったのかも。
一応ノルウェイ読んでみて、感性が合わなかったら、縁が無かったと思って止めます。
村上つながりだけど
村上龍の文章は、漏れに喧嘩を売ってるようにしか思えない
永井荷風「腕くらべ」
これ読み終えてから、しばらくテンション下がりっぱなし。
( ´Д`)はぁ〜 地味に効いてくる・・・
382 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/14 23:25 ID:6ysFM9eV
ノンフィクションで面白いのない?
>>382 「夢を操る―マレー・セノイ族に会いに行く」というのがおもしろかった
385 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/14 23:50 ID:31pEkoCW
>>377 漏れは別にホールデンむかつかなかたよ。
386 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/15 01:10 ID:EPmUu7C4
横山秀夫「第三の時効」
月曜ミステリーでやってたペルソナの微笑が面白かったのに仕事の都合で最後まで見られなかったから
わざわざ原作買って読んだ。2時間ドラマだったのに短編でびびった。
今週読んだのは4冊
多島斗志之「症例A」 思いっきり尻切れトンボだよ、勿体ない。
湯本香樹実「夏の庭」 良かったけど、この人語彙力無さすぎ。
村上春樹「風の歌を聴け」 作者のオナニーって感じ。後に何も残らない。
長坂秀佳「寄生木」 こんなクズ本読んだことない。捨てた。
村上春樹の本は面白いと思ったことはないが、文章は読みやすいと思う。
最近読んだ本 中島らも「ガダラの豚(T)〜(V)」
冒頭の仏教用語の多さにびっくりしたけど、読んでいく内にどんどん面白くなっていった。
この人の書くアクションシーンはさっぱりしてるのにドキドキする。
たくさん豆知識を得られたような気もした。でも逸美さんのキャラがちょっと嫌いかも。
>>387 「夏の庭」は児童書の位置づけだから、平易な言葉で書いてある と言ってみる。
確かに、他の著書を見ても小難しい言葉は出てこないが・・・。
でも、この著者の、空気まで想像できるような書き方は好き。
村上春樹はかなり読んでるけど
>>374の本が中でも良かった、気がする。
彼の文章は洒落がきいているのが多いので割と好きかも。ウケるの解るな、と。
「風の歌を聴け」は
>>387と同じ感想でオナニーっぽい。
で、今は「はてしない物語」を読んでいる最中。
考えが間違ってるかも知れないけど、この手のRPG系は苦手。
「風の歌を聴け」は長編だyp
「風の歌を聴け」→「1973年のピンボール」→「羊をめぐる冒険」→「Dance Dance Dance」
「羊を〜」は(・∀・)イイ!
「羊を〜」って猫のイワシが出てくるやつだっけ。
漏れは確か、羊 -> Dance -> 風 -> 1973 の順で読んだような気がする。
394 :
382:04/05/15 22:43 ID:isb+4kHu
教えてくれてありがと。
俺は「リターンマッチ」が面白かった。
奥田英郎の「最悪」。「イン・ザ・プール」でファンになってしまった。
村上春樹なら、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
を読むといいよ。あれが最高傑作だよ。
■「預金封鎖 実践対策編」副島隆彦
ちょっと難しいけど、そんなこと言ってられないくらい
大変なことになっているんだなぁ。政治的な駆け引きを描いている。
■「国家破産サバイバル読本 下」浅井隆
預金封鎖と似てるが、現実に何が起こるかからアプローチしている。
文は預金封鎖より簡単で読みやすい。
■「株はあと2年でやめなさい」木戸次郎
というわけで預金封鎖まであと2年、がんばろうと思う。
Dennis Johnsonの Jesus`s Son
シンプルな英語でかいてあって、読みやすいし面白いよ
オイラも
>>346に同意。現実逃避できるようなのが好き。
小説だと現実に近い最近の芥川賞みたいなのは共感できない。
現実を見たくないのに、なぜ現実をそこまで突き詰めるのか?
小説家なら読む者をもっと幸せなトリップに旅立たせろよ、とか思う。
そういう意味ではホラーやSFホラーが好きかな〜。
というわけで「新・耳袋 全巻」
400 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/15 23:56 ID:mcuttWK5
クリムゾンの迷宮/貴志裕介
得意なジャンルではなかったけどグイグイ読み進めた。
ゲーム感覚で読める。
今の所、貴志の本は大きな外れが少ないけど(黒い家、青の炎)
ミステリ板では酷い言われようなのが不安。
最近も新しい本、出てたみたいだけど。
貴志祐介は良くも悪くも文体が単純明快だから、コアな読書家には
受け入れられない傾向があるかもしれない。
個人的にはシドニィ・シェルダンに似ている気がする…。
硝子のハンマーも早く買いに行かねば。
402 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 00:04 ID:uWnt1/2r
石田衣良の1ポンドの悲しみ。
これ読んでいるとき、時間がゆっくり流れた気がした。
そんな本に会ったの初めてだった。良い本に巡りあえる
と幸せだよね。
403 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 00:06 ID:bzNhR3q4
悪の履歴書
404 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 00:22 ID:shRswDAX
大槻ケンジのエッセイ
「名探偵カッレくん」 リンドグレーン
甘パン美味しそう
406 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 14:51 ID:y2Z9AEpb
金原ひとみ「アッシュベイビー」を“頑張って”読んだ
身体痛い系の話が地雷な自分には鬼門だった
文章力も?
「蛇にピアス」はもっと一般受けするモノだったのかな
>402
あの本は好きだ
読んだ後の気分が良かったよ
リアル鬼ごっこ
いやぁ・・・本当に衝撃的だったw
その衝撃を確かめたくて検索したら、同じような感想を
持った人がイパーイいると知って深々とうなずいた。
すごいことを「すごい」としか表せないなら、作家としてどうよ。
小学生くらいの時、こういう小説書いたな、と思わせるぞ。
書き上げたから一人前ってもんじゃないよな、さすがに。
リア厨ならいい本だと思うのかねえ・・・。薦めたくない本だな。
409 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 17:08 ID:i8HwP/nB
「最後の変身」 平野啓一郎
410 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/16 17:24 ID:99WTPtHF
「軍艦長門の生涯」阿川弘之
これ読むと今の日本のダメさがわかる・・・
戦前の人たち(政治家含む)はほんとうに国の為に
命を懸けていたのだな〜。
>>408 どれどれ…、とamazonのレビューを見てみたが
>やぁみんな!
>もう「リアル鬼ごっこ」は読んだかな?
>あの超傑作を読んでないと、周りの友達に乗り遅れちゃうぞ!
>そんなみんなのために今日はちょっとだけ本の中身を見せてあげよう!
>この素晴らしい文体に君のハートもヒートする事間違いなし!
>
>「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。」
>
>「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」「騒々しく騒いでいる」
>「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」 「罪として重罪が下される」
>「いかにも挙動不審な行動で」 「そう遠くなく、近いようだ」
>「愛を探すしかほかないのだ」 「十四年間の間」
>「うっすらと人影がかすかに現れた」 「しかし、洋の姿は何処にも見当たら
>なかった。何処を探しても、洋の姿は見当たらない」
>「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」 「ランニング状態で足を止めた」
>「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」 「三人は分かち合うように
>抱き合った」
>「営々と逃げ続けた」 「二人は鬼たちに目をとらわれていた」
>
>「もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた」
>「一人の鬼が瞳の奥に飛び込んだ」 「九人の足跡がピタリと止まった」
>「記憶を全く覚えていなかった」 「永遠と続く赤いじゅうたん」
>「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
ワロタ
>>411 そうそう。エ、なんですて?っていうトンデモ表現ばりばりです。
ハートもヒートですよ。展開は冗長だし。
校正してないのかと思ったら、自費出版なんだなこれ。
小中学生なんかは、これ読んで文章が変だと思わずに、
クラス内で回しまくって大流行ってのが、結構あるらしい。
5年後10年後には、こんな文体がデフォルトになったりして・・・怖
イノセンス関連で「未来のイヴ」
ハガレン関連で「アルケミスト」
キング「アトランティスのこころ」
どうしよう・・リアル鬼ごっこ無償に読みたくなってきた。
N速で、この本の罵倒スレが立ってて気にはなっていたけど。
自分も読みたくなってきたよ、リアル鬼ごっこw
上のamazonレビュー読んで、ハートがヒート (;´Д`)
ふるえるぞハート もえつきるほどヒート
文庫化されてたな、そう言えば。
ブックオフで100円だったら買おうかな。 別の意味で無性に読みたい。
順位 納税額 前年順位
1 西村京太郎 14327 1
2 内田 康夫 9547 3
3 養老 孟司 6167 −
4 宮部みゆき 6094 2
5 村上 春樹 5971 4
6 片山 恭一 4794 −
7 浅田 次郎 4733 −
8 赤川 次郎 4325 5
9 横山 秀夫 3857 −
10 東野 圭吾 3614 9
/*asahi.comからコピペ*/
「続・中国いかがですか?」 小田空
中国面白すぎ。餃子が食べたくなってきた・・・
「すべてがFになる」森博嗣
やばい、やばすぎるよ。これほど読後、満足感に浸ってられた作品はない。
とりあえず解説の偉そうな瀬名は激しく邪魔。
アラン「幸福論」
厨房時に読んだときはフーンとしか思わなかったけど、
いろいろあって35歳、再読したらすごく心にしみた
「三億を護れ!」新堂冬樹
年末ジャンボを当ててしまった落ちこぼれリーマンとそれを狙う詐欺師集団の話。
他の作品より読後感軽め。
この人って、キャラ設定が
・情けなくて卑しい妄想ばかりがたくましい中年男(一応主人公クラス)
・美形、切れ者、絶倫の悪のヒーロー
・目立たないけれど狡猾な男
・全身性器みたいな女
しかいないような気がするんだが。(まだ全部読んでいないんだけど)
でも扱ってるネタがネタだし、もうマンネリと言うより「様式美」。
>421
小田空ってむか〜し「なかよし」で「空くんからの手紙」とかいう
マンガ描いてた人だよね?唐突に名前を見て唐突に記憶が
蘇ってきた。なつかしいなあ。スレ違いすまん
>>424 自分の中では
「リアル鬼ごっこ」の作者の次にすごい作家だ。<新堂冬樹
>>424 この作家の作品を、今新潮ケータイ文庫で読んでいるが
>・情けなくて卑しい妄想ばかりがたくましい中年男(一応主人公クラス)
の美人妻が中年男の浮気で精神病(なんか難しい病名がついているが)を発症、
中年男が門限を1分でも過ぎたら笑顔で自分の髪を束でむしるわ、ウンコを口に塗りたくって
にっこりほほえむわ、ゴキブリむしゃむしゃ食べるわ、中年男がかわいがってるインコを料理して
生肉食わせようとするわ、もう大変。
一番怖いのは、まだまだ連載終わらないこと。どこまでこのテンション高い一本調子で
生理的嫌悪を文字にしていくつもりなのかと思うと、変な意味で目が離せない。
だいたい中年男、さっさと手を打てよ。
戦うイラストーリー「ファウスト」2号
表紙がアレで毎回すごく買いづらいんだが…
佐藤裕哉って結構面白そう。今度本買ってみようかな。ビカビカ。
>>427 牡丹と薔薇以上だなw スゲー見てみたいw
『リプレイ』 ケン・グリムウッド著
何気にブクオフの100円で買ったら大当たり
現在コミックバンチに連載中の『リプレイJ』は
上作品のオマージュ?
かなり有名な作品らしいけど、全然知らなかった
作中に出てくる『スターシーカー』という映画は
著者の後の作品の『ディープブルー』の
原案になった作品らしいです。
「ぼくんち」西原理恵子
DQNの自己弁護の話ですか?
特にこういちくんを「本当はいい人」っぽくかこうとしてる辺りがキモイ。
DQNなセリフ&行動のみで構成されてる単なる馬鹿じゃねぇか。
名セリフっぽく書こうとしているセリフが、全て痛い。
「球形の季節」恩田陸
偶然にも、物語の舞台である町と自分の住んでる町の名前が同じで、
しかも、読み始めた日が途中出てくるキーワードである「五月十七日」だった。
本編は中盤までは面白かった。
あちこちにばら撒かれる金平糖。五月十七日の予言。町のいたる所にある石。
中々に魅力的な素材がちりばめられていて楽しく読めたが、
ワケワカメな後半と読者に丸投げしたオチのせいで興醒め。
この人、広げた風呂敷畳むの下手すぎ。
「黒冷水」羽田圭介
何で兄弟同士であそこまで憎み合えるんだろうね
読んでて鬱になっちゃいました
ラストにも何の救いもないし・・
でも作者の写真に萌えちゃったわ(*´ー`*)
「ライオンハート」恩田 陸
風変わりな雰囲気ではじまり、途中までは
「いったい最後はどうなるんだろう?」と引っ張られた。
夢の中で見た夢のように、美しくもどかしい不思議な物語。
434 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/20 19:38 ID:sQr7dc7T
「コンタクト・ゾーン」篠田節子
435 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/20 19:48 ID:BV65vlIl
三島由紀夫
「真夏の死」
う〜ん・・・・中の上。「金閣寺」読んでものすごくショックを受けてこの人の本集めるようになったんだけど、まだ「金閣寺」を再体験させてくれるような本に出会わないなぁ。
>>424 >>427 自分も新堂冬樹の本は集めてる。
ベタだけど読ませる作家だと思う。
「新・お笑い北朝鮮」(テリー伊藤)
切り口が不真面目なとこが(・∀・)イイ!
「神のふたつの貌」貫井徳郎
重い、とにかく重い・・
読んでて気が滅入る・・
この人の作品はこういうのが多いね・・・
>>438 貫井って社会派なんだろうけど
その社会批判が浅い感じがしてならない。
PTA的で堅い感じ。
440 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/21 23:54 ID:oxZcPh2+
ダン・シモンズ「ハイペリオン」
これから没落も読む。
441 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 02:02 ID:+B5LjUm5
ここを見てて本が読みたくなったので三冊ほど買ってきたが一日一冊ペースですぐ終わってしまった。
ちなみに読んだのは
「砂の女」安部公房
「今夜すべてのバーで」中島らも
「むかしぼくが死んだ家」東野圭吾
三冊全部面白かった。「むかしぼくが死んだ家」は最後の方ですごい引き込まれてすぐ一時間立ってた。
高橋しん「(文庫版)いいひと。」5巻
高橋しん「最終兵器彼女」2〜4巻
宮野ともちか「ゆびさきミルクティー」1〜2巻
全部一気に読んだら、恋人どころか好きな人すらいない自分にはキツかった。
直後に既読のヘルシング6巻読み返してみたら、すげー不思議な気分に。
次は積んでるラノベのR.O.Dでも読む。
>>441 「永遠も半ばを過ぎて」中島らも 読めれ!!
445 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 12:19 ID:+B5LjUm5
>>443 ありがとう。読んでみます。
次何買うか悩んでたとこなのでw
とりあえずそれと東野圭吾の秘密でも買ってみます。
446 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 12:27 ID:Sl5zi1yZ
大山カラテもし戦いわば 大山倍達著
カラテと他の格闘技がもし戦ったらどうなるか?
といったシュミレーション本。
ボクシング、柔道にはじまり、刃物など凶器を
持った相手に相対するくだりはまあ理解出来る。
しかし、猛獣(トラ、熊、ゴリラ)あたりから冗談の
様相を呈してくる。だが語り口はあくまでも真面目。
面白い本でした。
447 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 12:54 ID:SGLz256g
スティーヴン・キング「ザ・スタンド」
これから読もうかと思うんですが、ひとつ教えてください。
超自然的な要素(超能力とか、お化け)は出てきますか。
まさか少年ジャンプに連載されてた某漫画とは関係ないですよね。
ロナルド・ハーウッド「戦場のピアニスト」
台本をそのまま印刷したような投げやりな感じがいいです
449 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 14:10 ID:+B5LjUm5
>>443 買って来ました。100円で助かりました。あと秘密が見つからなかったので
ガダラの豚と火車を買ってきました。今から読みふけります。
451 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/05/22 14:48 ID:IGC+6RLL
ジョイスの「ユリシーズ」ってすごい読み易くて面白い本が
あるからみんな是非読んでね。
452 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 15:08 ID:VrjCol6i
北斗の拳
ウィリアム・シェークスピア「マクベス」新潮文庫
劇作読むのは苦手だし、訳がものすごく古いから今読むと不自然なんだけど、
一度芝居で見ているせいか面白く読めた。
今回読んで私の中ではマクベス夫人は肉感的な美女(芝居の方は違った)。
夫婦愛の物語。
マクベスが実在の人物(在任期間とか人となりとかはだいぶ違うらしい)と
初めて知った。驚いた。
破線のマリス。オチが今ひとつな感じですた。ほんと乱歩賞とったのかにゃー
455 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/22 15:52 ID:iQuE8z1W
>>437 読んでない。それって金閣寺に近い?またハマり込みたいなぁ、探してみるよ
三角館?三角館の住人??とかそんな感じのやつ。
>>455 や、かなり違うと思う……。でもおもしろかったですよ。
あとおれが好きなのは、『絹と明察』『春の雪』『奔馬』等。
「ロードオブザリング」
やっと読み終わった〜。これで久しぶりに別のが読めるぞぅ。
「変なおじさん-完全版-」/志村けん
TVではうかがい知ることのできない、氏のまじめな生き様、意外な一面を垣間見ることができる。
芸能人本は、とかくバカにされがちであるが、「著名人も自分と変わらない普通の人間である」ということを知り、生きる励みにできるところがよい。
次はビートたけしの本を探して読みたい。
>>467 三島由紀夫は「天人五衰」が好きだった・・・
デムパ美人の絹江タンが好きで。
でもあのシリーズが好きな人がいて嬉しいよ。
「清宮の光と影」(西太后5巻 高陽)
悪女と言われる西太后と、彼女を巡る官僚や清朝の末期を描いた力作。
高いから図書館で借りてるけどね・・・。
皇后を愛していたのに西太后に阻まれ、遊郭で遊んだあげく梅毒で死んだ同治帝が好きだ。
462 :
461:04/05/22 20:20 ID:dK5JLbo+
(´・ω・`)
間違った
>>467ですた ごめんよ・・・
>>461-462 違ってますよ・・・
おれはなんといっても「春の雪」の綾倉聡子に(;´Д`)ハアハアですな
464 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/23 18:27 ID:29TXd9X8
それも心心ですさかい
海辺でセックル
466 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/23 22:49 ID:MQaoAVEe
中谷彰宏がSHIHOにインタビューをしている
「生き方のモデルになろう」を図書館で借りて読んだ。
・・・激しく糞だった。中谷彰宏のまとめ方が悪すぎるせいで
何とも中身の無い、薄っぺらい出来になっている。
この中谷っていう人の本はみんなこんな感じなのだろうか。
467 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/24 02:39 ID:ucDcs426
「世界の中心で愛を叫ぶ」
「世界の中心で愛を叫ぶ」の映画版の小説
ルームメイトの女が映画みて本買ってきた。
俺に読めと強制。
「世界の中心で愛を叫ぶ」は普通のジュニア恋愛小説という感想
俺が高校生だったら良かったかも
亜紀は守ってあげたい子だなとは思った。
なんで200万部もうれるの?
タイトルと内容が合ってない。
こんなご大層なタイトルはいらない。
このタイトルって編集がつけたんだよね
作者に同情
映画版小説は原作の方がまだ(・∀・)イイ!!
468 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/24 02:43 ID:ucDcs426
>>431 恩田陸は広げた風呂敷をたたまず
雰囲気で終わらせるからそれが許せる
人じゃないと辛い
少女漫画風味だし
469 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/24 04:24 ID:WfpBN2qt
式貴士『鉄輪(かなわ)の舞』
エログロSF?系の短編集。
「カンタン刑」を読みたいと思って借りたんだけど、
これはTVドラマで使われててラストがわかってしまい軽くウチュだった。
でも他の「チンポロジー」(家畜人ヤプーを軽くした感じ)、
「スカトロ・エレジー」(ヽ( ・∀・)ノ● ウンコー)
「首吊り三味線」(ネコ好きにはオススメできない・・かも)
などにバカウケ。あまり期待してなかったのに面白く読めました。
陳舜臣「曹操 魏の曹一族」上・下
もう20年も前に読んだ「秘本 三国志」から変わらない設定、視点、文章力
に驚く。陳舜臣先生は司馬遼太郎と同級生なのにまったく衰えない。
近代中国史の方を優先されているようだが、こちらの話もできたら
続けていただきたい。晋にいたる歴史、分裂して五胡十六国から
唐になるまでの民族の変遷を見てみたい。
スザンナ・ケイセン「思春期病棟の少女たち」
異常な世界が淡々と語られててすげえ・・・。
著者と同じ人格障害の疑いがある自分は何とも言えない気分になった。
「おいブッシュ、世界を返せ」
こういうノリは苦手だ。
たまたまこれを読んでいる時に華氏911がパルムドールを受賞。
マイク太ったな。
473 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/25 20:32 ID:ly74gesc
>>466 そんな感じ
彼の川柳本も出されてる。
すっごいでかくて高い本。
The Beast that shouted Love at The Heart of The World.
>>470 私も先週買ったよ。タイムリー。
それも中学生の頃古本屋で買って読んだ
「秘本 三国志」が好きだったから。
でもまだ一ページも読んでないや…(泣
というか秘本三国志も本当はもう一度欲しい。
でも来月嫁入りだからもっていけないんだよねぇ…
ミハイル・ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」上・下
モスクワに現れた黒魔術師一行と失われた巨匠の原稿を取り戻そうとする
マルガリータ。時を遡りローマ提督ポンティオ・ピラトとイエシュア(イエス)の話。
登場人物多すぎ。しかもその時どきで呼び名が名字だったり名前だったり愛称
だったりするから訳わからなくなりそうだったけど面白かった。
世界の中心で愛を叫ぶの主人公は糞生意気ですね。
好きになれない。こんな高校生いるんかい。
480 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/28 19:59 ID:9wAMiZhr
葡萄が目にしみる/林真理子
余り期待せずに読んだけど良かった。
甘酸っぱすぎ
SFCウルティマ6の攻略本
飯食いながら読んだ
仮面の告白
ワッキーの地名しりとり
これはなるほどきっちょむ話
流行に乗って「世界の中心で(ry」を読んだけど
えーと、ぜんぜん面白くない
一緒に借りた恩田陸の「麦の海に沈む果実」は
面白かった。こういうのが好みなんだ。
>>485 「世界の中心で〜」
私は全部読めなかったよ、あまりに退屈で。
最近読んだの
「人はどうして死にたがるのか」下園荘太
久しぶりに読んだらやっぱり面白かった、中島らも「寝ずの番」。
連作短編集ってやつだが、架空の上方落語一門の人間模様といった
内容、ただしベトつく感じはしない。「ちょんこ節」対決のくだり
はあまりの馬鹿馬鹿しさ・くだらなさにまた爆笑してしまった。
しかし最後の、師匠が結婚前の嫁さんに贈った自作の歌、
「おれの心は トタンの屋根よ
かわらないのを 見て欲しい」
こいつにはやられた。なんど読んでも、胸が詰まる。さりげない前後
の描き方がまた良いんだな。
天童荒太『家族狩り』まだ4部までだけど。
精神的にすごく疲れる。。。
「四日間の奇蹟」
途中からファンタジーになるのにちと戸惑ってしまった。
結構面白く読んだけど、全く泣けはしなかったな。
トニー・クシュナーの「Angels of America」
アメリカの少数派の人たちにスポットが当たってて、一味違った感じの世界観だった。
24TWENTY FOUR
ジョエル・サーナウ
ロバート・コクラン
調べ物して纏めるの早すぎ
492 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/30 14:38 ID:pXy6O20k
>>488 昔読んだけど
読んでる間気分がどよ〜んとするね。
最後まで後味悪いけど、感動路線の永遠の仔やあふれた愛より好き。
>>492 昔出たのと全く別物とか言うよね、
読み比べた人っているんかいな
志水辰夫の『背いて故郷』
せつない。秋・冬に読むべきだったかな。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」
ぐもっちゅいーんを地で行きますかそうですか。
496 :
おさかなくわえた名無しさん:04/05/31 19:55 ID:hK64Eux8
家族狩り、偉い長いシリーズになってるんだ。
確か、中学生がいる家で一家心中と思われる事件が相次いで
その真相を追っていくって話だったよね。
シリーズ化されてるの、アマゾンで見たら軒並みトップセラーに入ってた。
ゴールディング「蝿の王」
映画と全然違うのね…
佐藤正午「ジャンプ」
小説はいつもの通りの佐藤正午。
彼の女の子はいつもポニーテール。
山本文緒の解説は佐藤正午には合わないようだ。
淡々とした読後感を壊す感じがしたので途中から読み飛ばした。
その解説で「デビュー以来のベストセラー」と書いてあった。
知らない間にヒットを飛ばしていたんだなあ。びっくりした。
「チョコレート・アンダーグラウンド」
政府によってチョコレートおよび一切の菓子類が禁止されたところから始まる
主人公の少年二人がこの法令に反発しチョコレートの解放を求めて奔走するというお話
チョコ食いながら読むと贅沢してる気分に浸れる
>>501 リアル鬼ごっこの人に書いて欲しい題材だ
503 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/01 19:25 ID:5ZSCOhON
レイクサイド/東野圭吾
彼らが共有する秘密にガックリ。
犯人についての落ちのつけ方は東野っぽい。
やっつけ仕事?てな感じ。
>>501 本屋に沢山平積みされてた
外国物苦手だけど読んでみようかな
いまさらながら
「蹴りたい背中」
買ってから半年放置してました。
505 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/01 19:48 ID:3Iy8NqDS
そのドアの向こうに 凄いエロでどうしよとオモタ
「ソロモンの歌」トニ・モリスン
久しぶりにギューっと音がするくらい引き込まれた
最初はハァ?と読み飛ばしたが 最後でみっちり整合する
これから「じろじろ見ないで」を読みます。
「顔とトラウマ」を読んでからどのくらいたったかな・・・
芥川:池澤夏樹・石原慎太郎・黒井千次・河野多惠子・高樹のぶ子・
古井由吉・三浦哲郎、宮本輝、村上龍、山田詠美
直木:阿刀田高・五木寛之・井上ひさし・北方謙三・田辺聖子・津本陽・
林真理子・平岩弓枝・宮城谷昌光・渡辺淳一
正直このメンツの本殆ど読まないし読みたくない
>>507 で、だから何?
スレ違いな自分語りほど、見苦しいものはない。
「クレムゾンの迷宮」貴志祐介
「黒い家」の作者だと知って納得。
恐面白い。こういう、サスペンスというか何というかハードなストーリーが好みなので楽しめた。
この人の作品っていい意味で文章の密度が濃くて好き。
途中の「美※※んぼ」とか「ミッキ※※ウス」にハゲワラ
クリムゾン?
511 :
509:04/06/03 14:15 ID:ug5urAkS
クレムゾン→クリムゾンに脳内変換お願いしますOTL
512 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/03 15:02 ID:2fhhW92Y
「失われし記憶を求めて」古橋健二
513 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/03 15:04 ID:ZTGOXR1w
>512
おもしろかった。
>74
激遅レスだけど、私もそれ持ってた。なつかしー。
「コロ助の科学質問箱」も好きだったな。
当時の版と改訂版を比べると面白そうだ。
「牛乳アンタッチャブル」戸梶圭太
「愛は勝つ、もんか」姫野カオルコ
『恋愛下手になろう』が特に面白い。騙された気分。
解説の唐沢俊一お勧めの「そんなわたしのう・ん・こ」も重ねて笑った。
「テーブルの上のファーブル」クラフトエヴィング商會
休みの日の午後にコーヒー飲みながらマターリとベッドで読むのがお勧め
「赤い衝撃」の再放送があまりにおもしろいので
山口百恵「蒼い時」を再読した。百恵もいいが友和がカコヨスギ!!
「家族狩り」全5巻読了、
「永遠の仔」が好きだったので毎月楽しみにしていたのだけど…
正直あまり人にお勧めできない。
やたらと愛は!家族は!って各登場人物が大上段にかまえてて、それぞれの主張が来るたびに読んでる
こっちは引きまくり。
あと、在日のキャラに「強制連行アンド歴史認識」を語らせる。
…えっと、ギャグですか?
最終巻の巻末の参考文献がズラズラと並べてあるのをみると、こんだけ読みながら、なんであんな大嘘に
ひっかかるんだ?との疑問がふつふつと、
作者がのりのりで酔いながら書いてる文章は、さめて読んでる読者には苦痛でした。
521 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/04 13:32 ID:5Px5ExWl
「岬」中上健次
なんとも複雑な家族関係。
息抜きに読むにしてはキツイ作品だった。
>>519 『あと、在日のキャラに「強制連行アンド歴史認識」を語らせる。』
天童さんは同郷のノーベル賞作家・大江健三郎様を尊敬なさっておられる
らしいので、「歴史認識」も大江様の間接的薫陶を受けておいでなのでし
ょう芽むしり子撃ち。さらに飼育。
「ねじの回転」ヘンリー・ジェイムズ
怖い話だと思っていたら怖くなかった。おばけ物なんだけど。
昔の西洋の人にとっては「不道徳」こそ怖かったのだな。
フランケンシュタイン(メアリー・シェリー)も道徳が主題な感じだったし。
524 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/04 16:38 ID:IcA06pvF
『ビールと日本人』キリンビール編
これを読むと、無性にビールが飲みたくなってくる…(;´ρ`)
「レフトハンド」中井拓志
面白かったけど、影山たんが後にどうなったのか激しく気になる。
散々がいしゅつだと思うけど陰陽師。
あの2人がホモっぽいと思ってるのは私だけじゃないはず。
面白いからいいけど。
527 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/04 16:57 ID:QhB0zBpG
「復讐する海 エセックス号の悲劇」
捕鯨で食ってた時代の海での恐怖(ノンフィックション)
不自然に黒人が先に死んでる
ほんとは黒人から先に殺して喰ったんじゃねーのか
生存者の証言は多少うさんくさい
でもカニバリズムが実話である事に鳥肌立った
528 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/04 17:05 ID:CgE9b8Z4
E・ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」復刻版。
短編集なんだけど、どれを見てもマジ面白い。ゾクゾクするセンスオブワンダー。
古き良きSFがそこにある。
529 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/04 17:08 ID:ifUez3sy
武器よさらば
・・・まだ途中だし
>519
「家族狩り」昔の単行本の方が良かったです。
当時は学生でビンボーだったので文庫で出るのをずっと待ってて、
やっと出たー!と思ったのに、なんかえらく説教臭くなっているのでがっかりでした。
「永遠の仔」は好きなのですが、
あの作品からなんか作風がくどくなってしまったと思います。
単行本の方はかなり攻撃的・暴力的・挑戦的で後味も悪かったよね。
その分、印象も鮮烈だった。
読んだ後、頭がグルグルした。
シリーズの方は余りいい所なし?説教臭いミステリって嫌だ品。
高村薫の「我が手に拳銃を」(文庫版改題「李歐」)と同じ道をたどっちゃったなぁ
という感じです。
どっちも、ケチらずに単行本買っておけば良かった・・・
羽田圭介の「黒冷水」は、かなり面白いと思うが、
周りにあまり読んだ人がいない。面白いよな?
自分も読んだけどまぁまぁってところだな。
100点満点中65点ぐらい。
黒冷水 黒冷水 って何度も言うから('A`)ハイハイ…って感じだったなー。
ってことで50点。
536 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/06 01:45 ID:KhpCyC0k
清水義範「永遠のジャック&ベティ」
収録作品のうち「インパクトの瞬間」は最高に笑わせていただいた。
「神のふたつの貌」貫井徳朗
「慟哭」を先に読んじゃってるんで、どんでん返しの存在を予測できてしまう分
最後の種明かしの衝撃が減っちゃった気がする。
「壬生義士伝」 浅田次郎
映画観てすごく良かったので、あらためて原作を。
>539 面白かった?
浅田次郎は「蒼穹の昴」をだいぶ前に読んで
すごい面白かったんですが、他のはあんまり
好みじゃなかったんだよな。なんでだろう
541 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/06 23:30 ID:R7O2pQf/
乙一「暗黒童話」
小説読んで本気で怖いと思ったのは初めて。
なんかすごい印象に残る話だった。
542 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/06 23:33 ID:ykT6nOoN
桐野夏生の「玉蘭」
おもしろかった。
ちょっと読みオワタあと鬱になるけどね。
543 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/06 23:38 ID:DqV+ZeXS
浅田次郎の「蒼穹の昴」は最高だった。
「壬生義士伝」は半泣きになった。
他「プリズンホテル」等読んだがパターンが似てる。
544 :
R:04/06/07 00:55 ID:ZhQ9eRVd
天国まで100マイル
を読んだ。3年くらい前に資源ごみの日に保存状態が新品同様だった
もんで拾った。そのご最近まで放置してたが、読んでみると
紐の毒男が奮闘している。「地獄」まで100マイルとか笑ってたが
感動したよ。
545 :
539:04/06/07 10:56 ID:7IXxV9LW
>>540 面白かったよ。
幕末の日本の事がよくわかって勉強になったし。
あと語り口調で話が進んでいくのが読みやすかった。
浅田次郎の他の作品を読んだ事ないから比べられないけど
他のも読んでみたいと思った。
547 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 16:57 ID:L52ICpzG
雑誌の本レビューを読んでたら
「三億を譲れ!」が面白そうだった。
宝くじで三億当たったおっさんが、其の事が周囲にばれ
必死で守りきる話らしい。
ただ、作者の名前を聞いた事があったので調べたら「カリスマ」の作者で少し不安。
松岡ケイスケとかも「催眠」最初読んだけど
続編見ようと思ってもどれがパートUなのかわかりにくいね。
548 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 17:20 ID:6b4yj/2C
新堂冬樹「溝鼠」
娘が便所へ行く。親父は時間を計り大便だと予想する。
息子も予想していた。
そして父親は娘の大便の残り香を嗅ぐために、主人公は姉の糞の匂いを父に嗅がせないために。
そんな内容。
山崎豊子
暖簾・花のれん
550 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 17:37 ID:VFjHaaup
志賀直哉「小僧の神様」 いがった。
舞城王太郎「阿修羅ガール」
なんつーか、疲れた・・・。
トルストイ「光あるうち光の中を歩め」
感動しますた
家族狩り読了。
こんな狩りがあっても良いよな、と思った(ちょっと心の闇・・・)
554 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 21:06 ID:sIaWbRB4
とうのけいご「手紙」てつかずで放置してある。
555 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 21:18 ID:y0sX0Tqv
オイこそが 555げとー
アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」
とっても(・∀・)良い!!
557 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 21:49 ID:y0sX0Tqv
幼年期の終わり、イイよね。
数年前に読んだ。 オーバーロード マンセー
558 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/07 21:52 ID:j8CFpsz0
「裏のハローワーク」草下シンヤ
治療バイト、詐欺師、運び屋とかおもろかった。
麻雀裏プロは麻雀知らないんでわからなかった。
スティーブン・キング 「第四解剖室」
最近たるみがちだから、と自己啓蒙のつもりで買ってきた
分厚い心理学書が、睡眠導入剤に成り下がってしまった。
同じページから1週間以上進んでない。
あー、誰か翻訳・要約して
「チョコレート工場の秘密」ダール
ティム・バートンが映画化するそうで
10年ぶりくらいに読み直し。
マシュマロまくらに心が動く。
東野圭吾「幻夜」
皆川亮二「D-LIVE!!E」
ダールつながりで
「Witches」「The BFG」
ダールは大人向けの短編もおもしろいし大好き。
チョコレート工場ティム・バートンとデップだよね??
シザーハンズ大好きだからうれしい。
早くウンパルンパが聴きたい♪
チョコレート工場の秘密と夢のチョコレート工場。
どっちがどっちだか時々迷う。
新堂冬樹「銀行籠城」
動機弱い
太宰治「新樹の言葉」
司馬遼太郎「菜の花の沖」高田屋嘉兵衛について。
568 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/09 23:14 ID:i7JORKEw
息子に薦められて読み始めた「指輪物語」、今日読了。
正直、ファンタジーに対する印象が100%変わった。
しかし、息子によるとこれ以上に面白いファンタジーはまだ見つけていないとのこと。
ちと残念、今度自分で探してみるか。
世界の中心で愛を叫ぶ
致命的に文章が下手。読むに耐えない
一例として「ボルドーの赤はなかったが〜」ってくだりがあるが
主人公学生じゃないのか? おかしすぎ
半端に春樹を意識してるみたいで、しかもそれが妙に浮いていて
うすら寒いものを感じた。
>>568 ゲド戦記とかおもしろいですよ。
今読んでる本:子ども達は森に消えた
チカチロってやっぱひどい・・・
片山恭一の新刊が村上春樹の短編(タイトル忘れた)に
えらくそっくりだったような気がした。
イルカが動物園から突然消えたとかいうくだり。パロディ?
572 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/09 23:50 ID:YvFHlDbE
>>568 ライラの冒険シリーズは?フィリップ・プルマンの。
自分は サイダーハウスルール by アーヴィング。
彼の作品は多いとは言えないから、
わざと読まないでおいていた作品のひとつ。
>>570 >>572 ありがとう。
息子に聞いてみたら「エルフランドの王女」と「ゴーーメンガースト」
という本が指輪にはかなわないにしてもかなり面白いと言ってたので、
それらとあわせて今度図書館で借りてきます。
>>573 というか、このままホビットの冒険とシルマリルの物語とおわらざりし物語をよんだらどうです?
あと追補編
575 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/10 00:14 ID:yodG17xi
片山恭一は海外でも村上春樹より売れると想う。
>>574 そんだけマニアな息子がいるなら当然それらも薦めてると思われ。
というかセレクトが渋いぞ息子・・・。
というわけで今日読んだのは清水義範「蕎麦ときしめん」
この人の本は今まで読んだことなかったがすごく面白かった。
>>575 それはない
柴咲コウのキャッチコピーは
海外では毛ほどもないだろう
>>576 次は「深夜の弁明」を。私は夜中に読んで大笑いしました。
579 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/10 10:33 ID:7s7rf2QQ
水上勉「玉椿物語」
戦国時代の武将・その妻・名も無い配下の人たちの物語。
足利義昭が登場する時代小説って、私は初です。
NHKの大河ドラマになりそうな内容で、おもしろかったです。
ファンタジーの定義って難しいよなぁ
私も今指輪物語を読んでる(7巻読書中)
惜しいかな訳がとても古いため読んでて辛くなるときはあるけど、
かなり面白いと思う
読み始める前に古本屋数件を漁ってみたけど
面白いことに文庫版1>2>9>8の順で売ってるのが多かった
みんな1,2巻で挫折か最初と最後だけ読んだって人も多いのかな〜と
勝手に予測してみた
「細雪」 谷崎潤一郎
上中下と読み終わってみると、何かこう四姉妹に親近感を
覚えるなぁ。面白いかどうかは別として、良い小説だと思った。
「あなたの人生の物語」 テッド・チャン
短編集ですが、思ってたより面白かった。けど、読む人を選ぶかもしれない。
表題作、バビロンの塔、理解の3編が好き。
「密室殺人大百科」(上) 二階堂黎人 編
途中で放棄。なんていうかねえ…密室アンソロっていうので期待した
自分がバカだったかも。
「ブリューゲルの家族」 曽野綾子
一年ばかり前に読んだ本なんで趣旨違いだけど、知的障害を持った息子と暮らす
母親の話。一気に読んだので悪い作品ではないと思う。
でも生まれて初めて、読後に激しく落ち込んで死にたくなった本でした。
曽野綾子の作品はいっそ小気味良いくらい救いが無いよね。
今新聞連載中のも救いが無い。
思いっきり偏見だけど、
女流作家は、男には考えも及ばないような救いの無い話書くよなー、
というか考え付いても男にはとても書けない。
中学のとき、ライトノベルで滅茶苦茶救いの無い展開があって凹んだことがあったけど、
それ男名義の作家だったけど、実は女流作家の別ペンネームとしって妙に納得した。
そこらへん、女がシビアというか、男が甘いというか…
「生還」山は怖い。
「スクランブル」若竹七海
女子高生の会話がヲタっぽい。レズっぽい?
先生への反抗とかも読んでて恥ずかしくなってしまう。
それぞれの家庭の描き方はリアルで面白かったんだけど。
587 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/11 19:21 ID:eD2qdfjA
>>585 山の本読むんだー
俺は最近図書館で「垂直の記憶」って本を借りてきて読んだよ。
これはオススメ。あなたも機会があったら読んでみ。
特に最後の章のギャチュン・カン登頂からの生還劇は圧巻。
「シェエラザード」(上・下)浅田次郎
終わり方が物凄く良い。さすが泣かせの浅田次郎。
『世界の中心で愛を叫んだけもの』 ハーラン・エリスン
…表題作、訳がわかんない
さて、もう一回読んでみようか
590 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/12 07:45 ID:L60df6+E
「ライ麦畑でつかまえて」 J.D.サリンジャー
アニメに影響されて読んだ。
大人の世界に両足つっこんでしまった自分には
深い共感というものは得られなかったが、
ふつうにいい作品だと思う。
中学・高校ぐらいの時に読んどけばよかったなと思った。
「神々の山嶺」夢枕縛
極限の状態でエベレスト登山に賭ける男の物語だけど、
読み始めたら最後まで一気に読んでしまった。
・・・そしてエベレスト目指したくなった・・・羽生みたいに単独で・・・
モーリス・ルヴェル「夜鳥」訳:田中早苗
短編集ですが解説どおり「山椒は小粒でピリッと辛い」がぴったり来る作品集。
田中早苗が男だったのがいちばんびっくりしたが・・・。
バーバラ・ミント「考える技術・書く技術」
日本語訳を読んだんだが、日本語文がこなれてなくて、全然説得力なし。
英語で読んだら、印象は違ったんだろうけど。
英語って、書くことに長けている言語、契約を結ぶための言語なんだな、と
あらためて実感すると共に、日本語は話すための言語なんだなとも思った。
犬養道子「日本人が外に出るとき」
10年以上前に発売された本だけど
今でも十分通用する内容だと思う。
単一民族(少なくとも今は)による、均質の生活文化を持つ
孤絶した島国って、やっぱりそうそうないものなのか・・・?
>>590 大人になったら「フラニーとゾーイー」を読むのだ
>>584 偏見だね。
江戸川乱歩の「芋虫」があるから。
>>578 清水先生と土屋賢二先生の文は電車で読めないよね。
トレヴェニアン「ワイオミングの惨劇」
いやー面白かった。
雁
鳥の話
サトラレ2巻/佐藤マコト
上手く考えるものだなと感心。
サトラレ同士だと思念派をキャッチしあって
サトラレであることにお互い気づいてしまう。
サトラレの子供がサトラレである確立は二分の一。
もし子供がサトラレであるならば、両者は一緒に生活する事は出来ない。とか。
表紙が安手のエロ恋愛物のようなので一瞬躊躇したけど大満足。
誰かコニー・ウィリスの「犬は勘定に入れません」を読んだ人いないかな?
読売の書評を読んで面白そうだなあと思ったんだけど、結構値段高いし、内容長いし、
買うか買うまいか悩んでるんだよね。
>>602 『ドゥームズデイ・ブック』上下
『航路』上下
『犬は勘定に入れません』を一緒に買って、バリバリ読破中。
上記の順番に読んでいって、現在『航路』下巻の真ん中まで来た。
個人的には、コニーの小説は長さを気にしなくていいと思う。
だらだらした文章っていう印象はないし。
さらさらと読ませて、どんどん先が読みたくなる。そんな感じ。
追記
『犬は勘定に……』は『ドゥームズ……』と同じ世界で、
一部、同じ登場人物がいるらしい。
『ドゥームズ……』は文庫になってるので、
上巻だけでも立ち読みして、気に入ったら買えばいいと思う。
私は纏め買いしたけど、今のところ後悔はしてません。
面白かったですよ。
606 :
602:04/06/15 15:44 ID:h/QwdxLf
>>602 図書館かあ。ちょと面倒かも・・・。
>>604-605 ありがとー。
さくさく読めるならいいなあ。翻訳物って読みにくいのあるから。
『ドゥームズデイ・ブック』から読んでみますね。楽しみ。
三島由紀夫「永すぎた春」
とくに何がどうしたって話でもないのに、やたら面白かった。
読みやすくて、爽やかで、けっこうオススメ。
下がりすぎ
609 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/16 15:29 ID:4sBkF24w
「照柿」と「ナノテクノロジー」
世間で話題ぶり返しのバトロワ。
以前読んだ本なのに、睡眠時間が…。
611 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/16 16:06 ID:us4sDrKE
一瞬の光
グインサーガ95巻
「ドールの子」
このまま行くと、バッドエンドっぽい雰囲気…
しかしマリウスが激しくむかつく。
こいつ、今度逃げたら終わりだって
占い師に言われてんのすっかり忘れてるな。
向井万起男(宇宙飛行士、向井千秋さんの旦那さん)
「君について行こう 」(上) (下)
「続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだ」
凄く面白かった。立ち読みして面白くて即購入。
上巻を少し読んで、一気に残り2冊を買って読んだ。
NASAとか宇宙飛行士のこととか、いろいろ分かった。
向井夫妻のことが物凄く好きになった。
この本を見つけたらまず立ち読みしてみることを薦めたい。
ビジネス・エコノミクス
伊藤元重
理論的にビジネスを解説して面白かった
ドトールとスタバの違いや、アスクルが受けている理由など
興味深い話が多かった
中原中也の詩集をなんとなく立ち読みしていたら案外良かった。
ハードカバーの高いのしかなかったけど文庫でも買うつもり。
617 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/16 17:34 ID:iLO9zYGg
「解夏」
さだまさしかぁ…と思いつつ会社の人に借りて読んでみると以外に
面白くてびっくり。さだまさしすごい。
短編ばっかりだしすぐ読めて、ぐっとくるし読後感も爽やかだった。
リアル鬼ごっこ
ここで見て、今読み始めてる。
王様の苗字が佐藤って言うのでまず笑った。
>>618 うっ ついにソレを手に取ってしまったのね。
ちらっと思ったのですが、この山田氏と映画監督の北村氏ってちょっと似てると思うんですよ。
いや、小説と映画というジャンルの違いはあるんですが、なんつーかこう、「こういうの書きた
い!こんな感じの映画にしたい!」っていう気持ちばかり強くてその分野の基本がすっこぬけて
るところ。うーんあまり賛同は得られないか。すまん
621 :
614:04/06/17 12:22 ID:3OVnATX7
>619
読んでる人イター!!
向井(千秋)さんが宇宙へ行くときに、万起男さんがテレビに
映ったのをみて「何で向井さんは、こんな風変わりな人と結婚したんだー!」
と子供ながらに禿しく思っていたんで、この本を読んで妙に納得した感じ。
最近読んだ本ではないけど、手元に欲しい、読み返したい本。
「リトル・トリー」
泣いた。自然に則した生き方が本来の人間のあり方
なのかなぁと思ったりした。
文庫じゃなくてハードカバーのいいやつを探し中。
ここってsage進行?
623 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/17 19:57 ID:ba20v0/b
放浪探偵と7つの殺人/歌野しょうご
肝心の探偵役が嫌味で乗り切れず。
「ベロニカは死ぬことにした」
パウロ・コエーリョ
精神世界の本なんて書いてあることもあるけど、
純粋に小説として読んだほうが絶対楽しい。
このタイトルに惹かれて読んで正解だった。
「アルケミスト」でベストセラーになった人ね。
マンガですが…
「紅茶王子」23巻
「ツバサ」6巻
「×××HOLIC」4巻
>625
なんとなくオタクッぽいラインナップだな…
小沼丹「小さな手袋/珈琲挽き」
エッセイ集なんだけどほんとに日常のなんでもない些細なことを上手くまとめてある
「おだやかな愉悦」って帯の文句がまさにぴったり
>625
オタクですが何か?w
小説マンガ取り合わせて1000冊以上
持ってますが、ほとんどマンガ。
普通の本(高いやつ)は図書館で借りてます。
今日はもらい物の「ブランドビジネス」を読みました。
ゲド戦記5巻まで読了。
ユング心理学を思わせる展開だったが、非常に面白かった。
しかし4巻はあまりにフェミニズム色が強すぎて、1〜3巻との矛盾点が目立ってしまい、いまいちだった。
5巻も1〜3巻までの引き込まれるような魅力は感じなかった。
一番面白かったのはやはり1巻かな。
次は「エルフランドの王女」に挑戦する予定。
『ドゥームズデイ・ブック』『航路』『犬は勘定に入れません』を読了。
3作全て、面白かった!!
どれも長い小説で、
しかも最初のほうは「わけわからん」と思わせる展開なんで
途中で読むのを断念する人もいるだろうけど、
「とりあえず200ページ読め」と言いたい。
同じモチーフが何度も描写されるのはそれが重要なことであり、
最初の混乱は主人公自体が混乱しているせいなのだから。
物語のラストには、すべてがあるべきところに収まると言う
”後味バツグン!”の3作です。
明日からは『ダ・ヴィンチ・コード』』を読みます。
ダヴィンチコードいいなー
図書館に予約したけど一ヶ月先まで埋まってる…
「ダ・ヴィンチ・コード」
探してたのそれだ!THX
アメリカで弁護士してる親戚がベタボメしてたよ。
発売5月31日か。よし図書館行くぞ。
>>628 5巻まで出てたんですか。
3巻までのことは河合ハヤオ先生が本に書いてた。
恩田陸「MAZE」
途中がおもしろかった。
おっ恩田陸「図書室の海」
コンパクトにまとまっておもろい。
『ダ・ヴィンチ・コード』図書館で予約してるよ。
早くGETしたいな。
>>635 昨日予約状況みたら71件て出てた。
連絡来た頃には忘れてそうw
>>636 そんだけ待ってたら、ブックオフでも100円で買えそうだな。
本当におもしろい本は逃げない。
半年くらいしてブームが収まってから、普通に図書館に行ったときに
普通にそこにあるのを見つけて借りて読むのも、本との出会いって感じで嬉しい。
>>637 そうそう。図書館行って選んでいると、
今この本に出会うのが必要なことなのかも
なんて気分になる。
ちなみに私はMr.クィンを今読んでむかついているわけだがw
「血族」シドニー・シェルダン
本棚を整理していたら出てきたので
久しぶりに読んでみた。
内容を覚えていなくて
初めて呼んだ気分で読んだらまぁまぁ読めた。
「怖くてトイレに行けない話」
まったく怖くなくて悲しかった…洒落怖の方が100倍怖い。
負け犬の遠吠えは試しに検索してみたら
150人待ちとかだったよ
642 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/22 21:36 ID:oUyM7XkT
「ノモンハン」
かなり読み応えがあった。
貝原益軒「養生訓」
松田道雄の訳で読みやすかった
TAKUROの『胸壊』
どうしても断われない義理のある人から、“感動本ゆえ是非読め”と渡された。
行間スカスカのなせる業か、40分足らずで読了。
…すまぬ、この手の本の自己陶酔っぷりには感動出来ぬよ。
この40分、2chやってた方が時間の有効活用だったかもと思ってしまった。
そんなネラ中毒な自分にも落胆。w
乙一『暗いところで待ち合わせ』
友達にすすめられて借りた。
乙一暗いイメージだったけどこれは違った。泣きながら読んだ。
人目を気にせず泣けるのが一人暮らしのいいところ。
漏れも乙一は好きでつよ。。
切ない系も(・∀・)イイ!!けど、
「GOTH(リストカット事件)」とかのホラーも(・∀・)イイ!!でつね。。
サラ・ウォーターズ「茨の城」
19世紀半ばのロンドン。下町の泥棒一家で育ったスリの少女スウは
知り合いの詐欺師からある仕事を持ちかけられる。
その計画とは本の虫の伯父と田舎の城で暮らす世間知らずの令嬢、
モードを誘惑し、彼女の財産を奪い取ろうというもの。
スウはモードの新しい侍女として城に潜り込み、詐欺師に協力することになるのだが…
前振りからしてモードは触れ込み通りの足りない娘ではなかったんだろうな、とか
伯父は偏屈で実直な学者と見せかけて結構な食わせ物なんじゃないか、とか
一応の予想はしてました。
結論からいうと両方とも当たってたんですけどその中身がとんでもなかった。
そう来ますか。
好みが分かれるとは思うけど私は割とおもしろかったです。
648 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/24 22:14 ID:ev5ah6mG
梅原猛「京都発見」F
649 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/24 22:28 ID:OwbtrZNS
バリー・トロッター と愚か者のパロディ
エルフランドの王女読了。
文章がとても幻想的で良かった。
ラストも感動的。
ある意味指輪物語よりファンタジーらしいファンタジーかも。
気に入ったので再読に備えて買ってこよう。
651 :
602:04/06/25 08:53 ID:EhLkV0jW
>>604>>629 『ドゥームズデイ・ブック』を読み終わりました。面白いぞ〜〜!
忙しくてなかなか時間が取れなかったけど、読み始めてからは一気に読んだ。
先の展開がすごく気になって、ストーリーにぐいぐい引っ張られた。
登場人物ではダンワージーとコリンが(・∀・)イイ!! コリンはすごくいいやつ。
次は『航路』と『犬は勘定に入れません』のどっちを先に読もうかな?楽しみだ〜。
桐野夏生「残虐記」
そこそこ面白かったけど
この人の本は精神状態がよくない時は読むモンじゃないな
653 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/25 15:41 ID:ZjEzj9mT
「グロテスク」を明日読む予定だ。
654 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/25 17:15 ID:Oxn3wGOD
カフカ「審判」
今の時代にぴったりな感じがする。
655 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/25 21:37 ID:fVauBH41
>>614 これ見て思い出した。
友達に本返さなきゃ・・・>1年滞留
キング「呪われた町」
三谷幸喜「気まずい二人」読んだ。
乃南アサ「風紋」(上・下)
母親を殺された女子高生、信じていた夫が殺人犯になってしまった女、
その殺人事件を追う新聞記者。
周囲の人間の人生を大きく変えたこの事件の、発生から裁判の終結まで。
ずっと読みたいと思ってたら、古本屋に上下そろって売ってたので買った。
長いし重い内容だけど、最後まで飽きずに読めた。
んだけど、細かい部分で「これは?あれは?」ってのが残ってしまって消化不良。
続編の「晩鐘」を早く読みたい。
659 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/26 00:26 ID:RKRV+Gt4
本読みたい衝動と2ちゃんしたい衝動が戦っている
あなたはどう折り合いつけてるの?
宮城谷 昌光「太公望」
さらりと読みやすいけど
時々なんか深いっす
661 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/26 00:30 ID:0ELTBQDA
藤木稟「夢魔の棲まう処」
昭和初期って、今の状況と似ているなぁ…
662 :
:04/06/26 00:31 ID:0vckV/Od
>>659 俺の場合
通学の電車内と寝る前と犬の散歩でちょっとした休憩時とPCが使えない時。
それと、自分の書き込みへのレス待ち時 → 本読んでマターリ
それ以外の全時間 → 2chでマターリ
664 :
名無しさん@お腹いっぱい:04/06/26 00:58 ID:Y5rhTp/c
週刊特報・・雑誌か
レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』
初のハードボイルド系でしたが、良さがわかりませんでした。
やっぱり男性向きの書物なのかな・・・?
>>665 チャンドラーはスイートだから、女性にも受ける類だと思います。
テーマが合わなかったんでしょうね。
667 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/26 13:52 ID:42svMZMZ
読みたい翻訳本(2000円くらいする)が図書館になかった。
本屋さんの洋書セールで原書(800円)発見。
よっしゃ、こうなったらこれ読んでみよか。
1P読むのに10分くらいかかる。こんな調子で完読できるんだろうか・・。
話題作、『ダ・ヴィンチ・コード』を読了。
小説に薀蓄が塗されているのではなく
薀蓄に小説が塗されているといった感じ。
主人公は登場人物たちではなく、
ダ・ヴィンチが遺したキリスト教にまつわる『象徴』です。
読みやすさは文句なし。
突っかかるところは一つもなく、
はじめから終わりまですらすら読めます。
デイヴィッド・フルマー「快楽通りの悪魔」
ジャズが生まれた頃のニューオリンズで起こる娼婦殺し『に関連したいろいろ』
サスペンスや推理ものなら娼婦殺し『の犯人は!?』なんだろうけど、ノワールと
いうことで……。
>665
私もハードボイルドの良さわかりません。ノワールも良くわからないけど、
今回は舞台が好みだったので頑張って読んだ。
> 667
とにかく読み進めることが重要かと。
漏れも速度は遅いけど、ちびちびペーパーバックを読んでる。
文章としてニュアンスがつかめれば良いので、
知らない単語は全部すっ飛ばしてるけど。
そんな感じでどうにかルイス・キャロルのアリスシリーズを読了。
こんな児童書さえ読むのに苦労する自分の英語力って一体……、
と思ったりもするが、それでも多少は進歩しているようだから気にしない。
で、今はライ麦畑の原書を読んでます。
「ジギル博士とハイド氏」
こういうの好きだ〜〜〜〜
向井万起男「君について行こう」
前にこのスレで見てちょっと興味をもったので図書館で借りてきた。
さくさく読めて面白い。向井千秋さんは素敵な人だなあと思った。
しかし続きが図書館に置いてない。セットで揃えといてくれよ−
パトリシア・コーンウェル『証拠死体』講談社文庫
Naomi
谷崎潤一郎
何回読んでも大好き。
「ぼくがバス釣りをやめたわけ」
676 :
おさかなくわえた名無しさん:04/06/28 23:20 ID:iyW8OMUJ
げんしけん4巻。
日出処の天子1〜7巻
やっと全巻読めた。
厭戸が読んでるうち必死で面白い。
7巻の厭戸の毛子への思いが切ない。
もっと続き読みたいな。消化不良。
>678
梅原 猛「隠された十字架−法隆寺論」をお奨めしてみる
>>679 7巻に収録されてた蘇我入鹿の話ではなく?
それとは別のだったら是非読みたい。
>>678 聖徳太子とその一族の真相みたいな本で面白そう<アマゾンで調べた
探してみます。
>681
と言うと、文庫で読まれたんですね
3巻の巻末に作者と梅原氏の対談が載ってますのでご参考までに
>681 私が読んだのは文庫じゃないからわかんないけど、収録されてたらスマソ
「馬屋古女王」ってやつ。
あと、「水煙」という短編が番外編としてあります
あすかコミックス「時じくの香く木の実」収録(たしか絶版)、文庫には入ってるのかな??
厩戸の祖父の若い頃の話。
まちがいた
「時じくの香く木の実」→時じくの香の木の実,
山本文緒 「きっと君は泣く」
只今山本文緒に嵌ってます。
>>682-683 ありがとう。
全部文庫で読みました。
梅原さんのは言われて思い出しました。
図書館で借りたので全部買って読み直そう。
巻末では、作家との対談もへぇ〜で面白かったです。
683さん。「馬屋古女王」が7巻に収録されてました。
厭戸の化身みたいな妖女に翻弄される話ですよね。
下段にある2作は入って無かったです。是非読んでみたいので古本で探してみます。
親切にありがとうございました。
星新一「盗賊会社」
宮部みゆきの ico
689 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/01 18:24 ID:GScXIYog
奈須きのこ 空の境界(上)
本編読み終わって解説読んでみたら凄く萎えた
まさかマルクス主義って言葉が出てくるとは思わなかった
これが下巻にもあるなら上巻売って立ち読みで済ませるかな・・・
自分の意見は自分の本で書いて下さい。
691 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/01 20:51 ID:UUebcth1
『マルドゥック・スクランブル 圧縮』沖方丁
登場人物はちょっと凡庸だし文体に不安定なところはあるものの
アクションシーンのスピード感は秀逸。面白い!
これから続き読む。
あさのあつこ 「バッテリー」
続きも買ってこよう。
楳図かずお「洗礼」
さくらタンハァハァ。どう考えてもヤバいし狂ってるのにかわいい。
こんなにかわいいと思ったのは久しぶりだ。
通勤用に「四日間の奇跡」を読んでいるが、なかなか進まない。
何か登場人物全てが嘘臭い。"奇跡"が始まったら面白くなるのだろうか。
ダ・ヴィンチ・コード読了した人いない?
>694
あっ、自分も読みかけのまま放置している!<四日間の奇跡
しかも放置中に鬼平犯科帳を5冊くらい読み耽って止まらなかった。
村上龍「69」
予想以上によかった。
最後辺りに涙が滲み、あとがき読んで泣いちゃったよ。
映画も気になるなぁ。
このスレで紹介された「ザ・スタンド」「神は沈黙せず」読んだ。
どっちもすげぇ面白かった。紹介してくれた人ありがとね。
宮部みゆき「火車」
初の宮部。某サイトの読者アンケートで宮部作品中bPになっていたのでかなり
期待したけど、自分は楽しめなかった。まぁ読みやすかったけどね。
パトリシア・コーンウェル『遺留品』講談社文庫
朝倉卓弥「四日間の奇蹟」読了。
物語に動きが出るのは残りページが約半分になった頃。
それまではだらだらと話が進む。
動きが出て以降は割合さくさくと読み進める事ができたが、
単に次の本を早く読みたかっただけかも知れない。
感動させ所なんだろうなというシーンは、ありきたりで
これまでに何度も読んだような内容だった。
ミステリじゃなくてファンタジーって知ってたら買わなかったよ。
よくしゃべる女鬱陶しい。
これで放置していた「ゴッドファーザー」が読める。
ドンよ安らかに。
リーナス・トーバルズ、デイビッド・ダイヤモンド『それがぼくには楽しかったから』小学館
黒祠の島
「小野不由美」
屍鬼 より難しい〜・・・
ケッチャムの「オンリーチャイルド」
鬱になれます。
707 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/05 16:32 ID:ZddwRJbQ
今更だが鈴木光司の「リング」
実は読んだ事なくて、友達からタダで貰ったんだけどね。
かなり面白かった。初めてビデオを見る場面にゾクゾク来ちゃった(;´Д`)
708 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/05 17:24 ID:7S+PlXd9
>>707 良い本はいつ読んでも面白いですよね。
ただ、リングはすごく面白かったんだけど、「らせん」「ループ」はイマイチだった。
なんか話が大きくなりすぎて「?」って感じだった。
そういう自分は馳星周の「鎮魂歌」読んでます。
映画にもなった「不夜城」の続編。もう20回位読んでるけど、何度読んでも面白い。
「明暗」 夏目漱石
会話の応酬がとにかく壮絶。その上、人物たちの感情がここまで
深く描かれているのはただ驚愕するのみ。思わずドキドキしてしまった。
それにしても未完であることが残念。
津田とお延と清子の関係があの先どうなっていくのか激しく気になる……。
710 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 09:30 ID:ZWDDXn1S
>>708 2chで評判悪い、らせん・ループ・バースデイ買ってきました(;´Д`)
200円で3冊手に入っちゃったよ(;´Д`)
711 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 10:05 ID:NlBp8Eld
田中康夫“なんとなくクリスタル”(笑)
どんなもんかと思いまして。
エレッセとか時代最先端だったんだ…
712 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 11:10 ID:Hm/X5DWu
京極夏彦「嗤う伊右衛門」
映画版表紙は嫌で買い控えてたけど新装版出てたので購入
最後の1ページで泣いた・・
「初心者のためのやさしい金融・基礎からわかる78のキーワード」 塚崎公義・山ア光太郎
東洋経済新報社 1400円 2003/4/24発行
「金融とは何か」から「不良債権の発生原因」「不良債権の分類」「マネーサプライ」
まで多岐にわたり簡潔でいて親切丁寧に書かれている。読んでいてわからなくても
手元に置いて、新聞でわからない言葉に出くわしたときに参考書として開いて読むと
おおむね理解したような気持ちになる。
ただし、消費者金融と銀行との関連の講義が抜けている、最新事情トピックスの項目が
簡略にしすぎると思った。毛並みのいい人たちが書いているので、
銀行員が融資先、高額預金者等にゴルフ会員権を売りつけ、ゴルフ場も銀行も無くなった
状況についての説明がなかった。
シリーズのもう1冊「初心者のためのやさしい経済学」の方に書かれていることに
期待している。
714 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 16:45 ID:I6Xsv6lE
夏の庭
面白いよ
715 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 18:04 ID:xp1ogZOy
鎌田慧の自動車○○工場。
わかる人いる?
716 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 18:08 ID:Fhd/J5rx
呉智英「現代人の論語」(文藝春秋)
この人のアクの強さが嫌いな人もいるかもしれないが、
この本は本当に面白い。正直、学生時代は古文とか漢文は
大嫌いだったけど、小難しいだけだと思っていた論語の登場人物が
生き生きと描けていて、しかも考えさせられる。
何度読み返しても飽きない。
717 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 18:09 ID:hDM6s5aS
難しい本ばっかだな
もっと絵がいっぱいの面白い本はないの?
>>718は
>>717へのレスね。
これだけでは何なので
死と埋葬のフォークロア
民俗学が好きなら楽しめるかも。吸血鬼を民俗学的見地から論じている。
720 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 18:20 ID:8LU4sLrJ
>>717 んじゃ、西原理恵子の「毎日かあさん」はどうだ。
内容は↓
「家庭円満マンガを描いていたら、連載中に離婚してしまいました(笑)」
721 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 18:37 ID:NNIk1EDi
リアル鬼ごっこ
本気でおもしろかった
「古いな...」とか言うな
722 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 19:01 ID:Tfb1zVun
>>721 やめろよ、他人にも無駄金を使わせようとするのは……('A`)
あずまんが大王4巻
>>715 自動車絶望工場のことかな?ずいぶん昔に読んだ記憶が
「ロッキン・ホース・バレリーナ」大槻ケンヂ
音楽、特にロックが好きな人は楽しめると思う。
とはいっても、別にそうでない人たちが楽しめないというわけではない。
ストーリーの大筋は、18歳で夏でバカの青春パンク系バンドがゴスロリ服を着たヒッチハイカーを拾いつつ全国ツアーをする、という話。
笑えるだけではなく、腐敗した音楽業界にもちょこっとメスを入れてる感じ。
特に大阪の章が抱腹必須。最強に面白い。
ちなみに、ダヴィンチ連載分に+αされてるのでダヴィンチで既読の人にもオススメ。
余談だが、有原登場の時に魁!クロマティ高校を思い出した。ふ、フレディ…。
726 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/07 22:51 ID:VdyVpkaM
「アルジャーノンに花束を」
ひさびさにあたりをひきました。
宮嶋茂樹「ああ堂々の自衛隊」
自衛隊従軍記ものだからちょっと硬い本かと思ったら
大いに笑えて最後はちょっと感動もできる、ひさびさの大ヒット。
世界の中心で〜を映画見たから読んでみた。
ダメだ、やはり俺にはなぜこれが売れるのかわからん。
映画も(゚Д゚)ハア?って感じだったし。
自分で買わなくて正解だった…
>>690 わかる。
上巻の解説が現代伝奇モノの文学史みたいだったから
下巻の読んでなかった。今確認したら
上巻のそれほどわかりにくいものでなく、
物語の筋についてもきちんと「解説」してあったので
まあ上下巻同時に買うことを意識したつくりなんだろうなー
と思ったがやっぱり上巻解説の場違いな印象は否めないよな。
『今、会いに行きます』
テスト前なのに夜中に一気に読んでしまった。
しかも気づいたら泣いてた。
良い話だー
>>627 それの続きだけオイラがいつも利用している図書館にあるよー。
なんでセットで揃えてくれないんだお。
(´・ω・`)ショボボーン
ギャー!!レス番間違えたー。
>>672宛てです。
627ゴメンヨ…。
向山貴彦 著 宮山香里 絵『童話物語』上・下
ここではない世界の話なのだけれど、細かいところまで作りこんでいる。
独特な挿絵とも相まって、その世界が頭の中で広がっていくのがわかるほど設定がすごい。
妖精とか出てくるんだけど、人間の醜い部分とか弱い部分の描写が多く、悲しくなる場面もあった。
それなりに長いけれど、面白くてばーっと読めてしまった。ちょっと臭いところもあるけどお勧め。
遠藤周作
おバカさん
なんかいいなぁ、と。
森奈津子の『ノンセクシャル』
こんなタイトルなのに、サイコホラー系。
でも、全然怖くないけど。w
飄々とした作風は、作者本人の人柄に寄るものかと。
先の読める、ツメが甘い話なんだけど、ゆるゆる読めるのが魅力。
736 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/09 15:39 ID:x9HCUB36
吉田秋生「カリフォルニア物語」
あまり好きじゃなかったんだけど、久しぶりに読んだら泣いた
737 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/09 15:46 ID:wjUVL1Ct
村上龍 『69』
映画見る前に読んでおこうと思って。龍はコインロッカーベイビーズしか
読んだことなかったが、まあおもしろかった。
脱糞のところで激しくワロタ。
今は京極夏彦の姑獲鳥の夏を読んでる。仮想現実云々は
ドグラマグラにも通じるなあとオモタ。
今年の夏は本を読む。
738 :
737:04/07/09 15:48 ID:wjUVL1Ct
上の方で69読んだ人の感想を見て、人ってそれぞれなんだなあと再認識
ビートたけし「死ぬための生き方」
重病から立ち直りつつある私にとって、彼の、
経験(バイク事故で生死の境をさまよって生還)に基づく
話はとても参考になる。
740 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/09 15:57 ID:0f315SLl
三島由紀夫「青の時代」
解説読んでこれって評価悪いのか?と思ったけど、結構好きな作品。
共感はしないけど、主人公の冷酷さ(ポーズでも)に、サド的快感を感じる
森鴎外「舞姫」
エリス OTZ
谷崎潤一郎「鍵」
女は怖いねえ
ガッコで読書マラソンにエントリーした。
感想提出して10冊読んだら500円分の買い物券もらえんだって。
本読んで褒美もらえるなんて!
>>743 裏山〜!
学生さんって「読書=褒められる事」で、良いナァ。
そう言えば、読書株式会社みたいなのが出てくる小説がなかったっけ?
そんな会社があれば、即入社っすね。
現在読書中は、恩田陸の『麦の海に沈む果実』。
何度目かの再読。
恩田作品にしては、オチでの脱力がなく、キッチリ仕上がってる方だと思う。
少女漫画チックだが、この人の品の良い作風は好きだ。
さて、これが終ったら京極の新刊読むどー。
>>744 私も最近それ読んだ。
おとぎ話っぽいよね、すごく良かった。
少女マンガだよねー、またはコバルト文庫。
それがなんだか切なくていい。
今コバルト読んでも入り込めないだろうけど。
リアル鬼ごっこ
すいません。挫折しました。
耐えられなかったです。
>>745 少し手直ししたらしい文庫を読んだけどさくさく最後まで読めた。
もっとやばいのが古株でいるし、それに比べたら・・・。
マイケル・グルーバー「夜の回帰線」(上)
748 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/11 02:42 ID:3VUXefsI
カタヤマ・キョウイチの「世界の片隅で、題をパクる」
749 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/11 03:38 ID:bW0Kr7BL
中学生の時夢中で読んだ
ソフィーの世界
懐かしくて今読んでる
750 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/11 03:40 ID:bW0Kr7BL
中学生の時夢中で読んだ
ソフィーの世界
懐かしくて今読んでる
内田百閨@『阿房列車』
この爺さんいいわ。大変素敵だ。
浜辺で特急の通過を見て喜ぶ。よく酒を飲む。弟子が懐くのも分かる。
>>733 「童話物語」いいよね。日本にもこんなファンタジーあるのかって思った。
泣き所がやたらと多くて、毎晩泣きながら少しずつ読んだよ。
昨日「芽むしり仔撃ち」大江健三郎 読了
>751
触発されて休みもらってとりあえず新幹線でどっか行った
>>751 > この爺さんいいわ。大変素敵だ。
いいですよね。大好きだ。
こんな爺さんになりたい、とか思った。女だけど。
パトリシア・コーンウェル『真犯人』講談社文庫
「文学賞メッタ切り」
懸賞に当たって読んだ。賞のなりゆきを見るのが楽しみになった。
757 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/12 13:23 ID:XdHQGnnf
「朝鮮半島をどう見るか」
内容はいたって中庸。極論の類は一切なく、著者の視点にも偏りは無い。
やや説教めいた印象は受けるものの、これから朝鮮問題を知ろうと
する人に対して入門書的な役割は果たせているのではないかと思う。
今読んでるのは「世界不思議大全」 眉につばをつけてどうぞ。
マイケル・グルーバー「夜の回帰線」(下)
呪術の戦いになるとちょっと読み疲れた。でも面白かった。
岡田斗司夫「ぼくたちの洗脳社会」
95年の時点でこのようなビジョンが示せるってのはすごい。
言われてみればこの本に書いてあるような考え方をしてるかも。
小林よしのりの解説は本文をあんまり理解していないように見える。
島田裕巳「創価学会」
創価学会の社会的な側面を知りたかったのに
著者が宗教学者なもんで日蓮がどうのこうのという記述が多くて食傷気味。
761 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/12 19:50 ID:Sgdkd5TU
>>756 気になってた本だ。
その文学賞を取ったほんの批評もアリな本なの?
それなら読みたい。
チョコレートアンダーグラウンド
内容は児童書だけど、選挙の話がでてきて
ちょっとタイムリーだと思った。
読んでいると、チョコレートを食べたくなる本。
あと気まずい二人
763 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/13 00:21 ID:EdTGr1/s
「エミール」
眠くなった。
「超」整理法・野口悠紀夫
読破してから気づいたけど、整理しなきゃいかんほど書類がないなw
合理的に思考しながら効率的に行動せねばならん、というくらいの教示は受けた。
よろずや平四朗活人剣/藤沢周平
短編が続いてそれらが大きな筋を作ってるって感じ。
主人公の平四朗は揉め事の仲裁屋をやるわけだが
あんまり血生臭くなくて良かった。
お侍ってのも格好良いものだね。
これの続編とかあるのかなと友人(貸してくれた人)に聞いてみたら既に故人でした…。
ご冥福をお祈りします。
今週は、夏目漱石「ぼっちゃん」をまた読みました。
一度読んだ本は、繰り返し読みたくならないんだけど
なんでだろう?
先週は「氷点」「ゼロの焦点」を一気に読みました。
さて来週は何を読もうかな?
767 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/14 00:21 ID:Jz3QDAiI
良い本は繰り返し読んでも良いよ
また違った発見がある
「冷たい校舎の時は止まる」
「孤独か、それに等しいもの」
「自由死刑」
「塩狩峠」
「GOTH」
「アヒルと鴨のコインロッカー」
本屋店員がススメル〜のNO2だったけど期待したほどじゃなかった。
この人の話はおわりにわぁーって向っていく感じがすごい上手くてきもちいい。
「暗いところで待ち合わせ」
初乙一。こりゃ騒がれてるだけはあるなぁ。
この筆者が書くライトノベルな感じじゃなくて、もうすこし上の年代向けのを読んでみたい。
771 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/14 00:46 ID:0HDy+0Pj
創価学会とは何か という本を読んだ。
「夏の災厄」
めっさおもろかった
「アルジャーノンに花束を」
読むだけ無駄でした。
中島義道さんの「不幸論」と
浅見帆帆子さんの「わかった!運がよくなるコツ」
…人によって世界というのはこれほど違って見えるのか。
776 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/15 12:12 ID:dL5MypIq
>>774 ありがトン、図書館で予約してみるよ。
京極の新刊読んだ方いらっしゃいます?買いですか?
あー今日は芥川賞、直木賞だなぁ。どっかで祭りしないかな?わくわく。
>>776 風?榎好きなら買いでしょう。本島君の下の名前も分かるし。
自分はあのオチは榎らしくないと感じてしまったなぁ
>>777 ありがトンクス。
うーん、榎が好きなわけじゃないからなぁ。
榎ファン向けだったら、金欠だし図書館で予約待ちかな・・・。
>>776 昨日買って読了。
宴のあたり、買い続けるか正直悩んだんだけども今回は買って正解だと思った
榎が特に好きってわけじゃないが、自分も今回ラストがちょっと???だった
別に榎ファン向けって感じの本でもないので、図書館待ちよりは買うのをお勧めするが。
というわけで「百鬼徒然袋 −風」を読みますた。
京極の話が出てきたところでお伺いしたいんだけど「今昔続百鬼 −雲」ってどういう話だった?
以前新刊で出たとき、タイトルが似てたから、「徒然袋 −雨」と混同してしまって
多分そのまま買ってないんだわ。
簡単でいいんであらすじ教えてください。よろしくお願いします。
本音を隠すオトコたち 本音を知りたいオンナたち
この手の本は同じ事の繰り返しが多いが
仮面のオトコたちのケーススタディは面白かった。
特に共存自立型。
782 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/15 20:26 ID:23ozdwCE
>>776 <芥川賞>モブ・ノリオ氏 直木賞は奥田、熊谷両氏
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が15日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、
芥川賞にはモブ・ノリオさん(33)の「介護入門」(文学界6月号)が、
直木賞には奥田英朗さん(44)の「空中ブランコ」(文芸春秋)と熊谷達也さん(46)の「邂逅(かいこう)の森」(同)が選ばれた。
熊谷さんは「邂逅の森」で、すでに第17回山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)を受賞しており、同一作品で同賞とのダブル受賞は
史上初めての快挙。
贈呈式は8月20日午後6時から、東京・丸の内の東京会館で開かれ、正賞の時計と副賞100万円が贈られる。
モブ作品はラップ音楽にも似たリズミカルな文体が特徴的だ。寝たきりになった祖母の介護をする無職の青年の独語を通して、
その内面が浮き彫りにされる。ドラッグにふけり破滅願望にもとらわれる中、現代の若者が抱くギリギリの倫理感に迫っている。
芥川賞選考委員の黒井千次さんは
「介護という社会的問題を美徳や建前でなく、世の中からはみ出している主人公の人間的行為として問い詰めている。
細部のリアリティーにも説得力がある」と評した。
奥田作品はでたらめ精神科医・伊良部が活躍する短編連作集のシリーズ第2弾。
患者の症状に頓着しないめちゃくちゃぶりがかえって患者を快方に向かわせる。現代の病巣を逆説的に描いた痛快なユーモア小説。
熊谷作品は明治の秋田に生まれた青年が、マタギとして生きる姿を正面からとらえた。
焦がれるようにクマを追う物語を通して、人間の情念と圧倒的な自然の姿、そしてその両者の闘いが迫力を持って迫ってくる。【重里徹也、内藤麻里子】
783 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/15 20:27 ID:23ozdwCE
◎略歴
モブ・ノリオさん 奈良県生まれ。大阪芸大文芸学科卒。同専攻科除籍。営業職や倉庫勤務を経験。
バンド活動やディスクジョッキー・カセットの制作も。本受賞作で文学界新人賞を受賞して小説家デビューした。
奥田英朗さん(おくだ・ひでお) 岐阜市生まれ。岐阜県立岐山高校卒。コピーライター、プランナー、
構成作家などを経て、97年「ウランバーナの森」で小説家デビュー。02年「邪魔」で大薮春彦賞受賞。
他に「最悪」「マドンナ」など。東京都品川区在住。
熊谷達也さん(くまがい・たつや) 仙台市生まれ。東京電機大理工学部卒。
公立中学教諭、損害保険代理店主などを経て、97年「ウエンカムイの爪」で小説すばる新人賞受賞。
00年「漂泊の牙」で新田次郎文学賞。他に「山背郷」「相剋の森」など。仙台市青葉区在住。(毎日新聞)
意外っちゃ意外だな
モブは順当すぎて面白みがないね
舞城だったら話題になったのに
小説
『第六大陸 1・2』 小川一水
まあ、「民間企業の月開発モノ」としては頑張ったほうかな。
ラストの建造物で雰囲気台なし(W
この作者の「こちら郵政省特配課」はかなり面白かった。
『リアル鬼ごっこ』
やっぱ読まなきゃ良かった…orz
スティーブン・キングの「ランニング・マン」を思い出した。
『リモートコントロール』『クライシス・フォア』『ファイヤーウォール』
以上3册、アンディ・マクナブ
作者は元SAS軍曹。リアルな工作員(ダサイ中年オヤジだが)モノ。この作者の『SAS工作員』と『ブラボー・ツー・ゼロ』もお勧め。
漫画
『クロサギ 1・2』黒丸(原案:夏原武)
素人相手の詐欺師(シロサギ)を喰らう詐欺師(クロサギ)。人物描写は「やや甘」だがそれなりに面白い。
『しあわせ』 戸田誠二
多くてもホンの数頁の短編集。絵はそこそこだが心理描写がピカイチ。ホロリと泣けた。
『公家侍秘録 1〜4』 高瀬理恵
こんな設定、今までに無かったっけ?まあ、貧乏公家の暮らし振りが面白いっちゃ面白いけど。
『残暑』 鬼頭莫宏
「なるたる」作者の短編集。なんとも言えない読後感がお勧め(W
>627
漫画だけで1万冊超えてると、何て呼ばれるんでしょ?
>>786 あなたのおうちにお邪魔したい。
京極の感想くれた方ありがトン。
26時までの近所の本屋に買いに行ってきますノシ
藤井厳喜「新円切替 国家破産で円が紙くずとなる日」 2004-5、光文社
外国へ逃げられるよほどの大金持ち以外、日本人に未来はない。国家は
破産し、財産は強制的に目減りさせられ、耐乏生活を覚悟せよという恐
ろしい内容の本。このまま行けば本当にそうなりそうな気がしてくる。
「日本経済は復活するなどとは書かかない」と著者自ら釘を刺している。
ただ、著者はどうやら2ちゃんねらーお好みのバリバリな保守主義者とい
うのがちょっと面白い。そのためだろうけど、そうなっても明治維新、
本当の日本に立ち返れと結んでるのがやや違和感を誘う。
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31376562
文学賞にはまるで興味がないので、例えどれだけ
騒がれていても、そのことがきっかけで受賞作品を
読むことはまずない。
という人が多いのではないか。たぶん。
「金閣寺」 三島由紀夫
思い切り私小説だなぁ、と感じた。
共感できるところはちらほらあったが、面白くはない。
さて、次は百鬼徒然袋・風を読もう。
一人称なだけで私小説じゃないでしょw
でも去年はすごかったよ?
りさたん大ブーム。今年は地味だこと・・・
私小説で思い出した。
乙武洋匡「五体不満足」を少し前に読んだのだが
タレント本にしか思えなかったよ。
もっとも、出版された当初に読んでいれば違ったかも知れないが。
>>791 りさタンも今年だよ!
半年ごとにあると価値が薄れてる気がするから、年ごとでも構わない気がするね。
ところで「百 器 徒然袋」だよ、みんな
794 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/16 23:03 ID:KplkXHog
小野不由美「魔性の子」
ゾッとする場面もあった。最後はちょっと泣いた。
そういえば子供の頃「自分はこの世界の人間じゃない」って思ったことはなかったなぁ。
違う世界に行ってみたいとは思ったけど。同じことかな?
みやべみゆきの ぼんくら上下
>>794 ショック・・・こないだ行ったばかりだよ。デザイン書が豊富だから重宝してたのに・・
>>795 そのまま十二国記を読めばタイキ(字忘れた)のその後がわかるYO
>>795 そのまま「十二国記」を続けて読むことを強くオススメします。
799 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/17 23:58 ID:zDyQfxoA
たった今、「リアル鬼ごっこ」読み終わった。
なんとなく、「ガキの使い」の「24時間耐久鬼」ごっこを思い出した。
800 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/18 00:06 ID:b7YcTzeg
>>797 「泰麒」
>>795 そのまま「十二国記」を読みなさい。っていうか読めw
十二国記の「風の海・迷宮の岸」と「黄昏の岸・暁の天」が泰麒関係。
風〜が神隠し直後、黄昏〜が魔性の子の裏話。
801 :
795:04/07/18 02:28 ID:qcs941fL
>>797>>798>>800 こんなに反応があるとは思わなかった。驚いたよ!
十二国記は今アニメの方見てます。小説の方も読むつもりでいました。
てか絶対読むYO!詳しく教えてくれてありがとう。
俺も芥川賞欲しくなってきたなあ。
これから小説書いてみるかな。
主人公は女子校生で、日常や思春期の様々な葛藤、
世の不条理なんかをテーマにすればいけるかも知れん。
斬新なアイデアがどんどん湧いてくるぜぇ。
今日の暑さは異常だ。
仕方がないので、冷房ガンガンの部屋で読書三昧。
ぼちりぼちりと読んでいた『百器徒然袋 風』の残り半分を、一気読み。
大ラス、人間榎木津を出そうとしたのだろうけど、何かしっくりこなかった。
いや、流石に上手いと思ったけど。
薔薇十字社シリーズを読むと、ブワハハハ笑いの豪傑になった気分を味わえ、
暑気払いには良いか…も?w
勢いに乗って、『奇蹟審問官アーサー(神の手の不可能殺人)』柄刀一も読了。
ずっと欲しくて探していた本なので、一気に読んだ。
京極以降、雨後の筍ののように出てきた薀蓄系の中で、柄刀が一番好き。
(本人は薀蓄系とは思ってないだろうけど)
知識の押売り感がなく、基本的に上品なのが好感が持てる。
読みやすい、判りやすい。
それだけに、もう一つ、インパクトと言うかアクに欠けるのが弱点かな。
…うーむ、次に読む本がない。涼しくなってきたから、買い物にいくべぇかな。
坂口安吾の短篇集
「風博士」のテンションの高さにワラタ
今度口調の真似してみようと思います
「白痴」もロマンチックで良かった
次はドストエフスキーの同題作を読もう
三浦綾子の「氷点(下)」
松本清張の「霧の旗」
今日2冊一気読みした。
「氷点」は陽子の性格に
「霧の旗」は桐子の性格にろりろりした。
原罪かぁ・・・。
でも陽子はただの世間知らずだと思う。
自分は無垢だと信じきっているのが、根拠がなく人間らしくなくて嫌だ。
夏枝の性格が(・∀・)イイ!
807 :
806:04/07/21 00:03 ID:SHzIHgYT
>>806 つけたし、
陽子って、大島弓子のマンガに出てきそうな感じがした。
しかも主人公で
現実味がない感じ
「9時から5時の男」
大人が楽しむ短編小説。現実の苦味のある作りばなし。
たいへん面白く読めました。
エアロスミス・ファイル
半分はまぁ面白い内容だったけど
残り半分はただのファンによる萌えトークでちょっとうざかった。
正直がっかり(´・ω・`)ショボーン
810 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/21 03:19 ID:BMl/NxtR
京極夏彦『百器徒然袋 風』を衝動買い。
本島ってどんなキャラだったっけ?と人物関係を思い出しながら読む。
榎木津がますますピューと吹くジャガーのジャガーに思えてきたこのごろ。
現在
読まなきゃならない本ってのはどうしてこう進まないのかと思いつつ
中央省庁改革 橋本行革が目指した「この国のかたち」
を読んでます。そんな興味ないしページ進まねえ...
ベルンハルト・シュリング 朗読者
村上春樹 海辺のカフカ
村上龍 69
最近は本を読んでる自分に疑問を持つ
812 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/21 09:30 ID:hGAn6AUS
上田次郎 「なぜベストを尽くさないのか」
森博嗣「冷たい密室と博士たち」
凡作ですた
>>808 書籍検索でもぐぐるでも出てこない
詳細キボンヌ
村上龍ブームがやってきたので
「ポップアートのある部屋」
村上龍は文体もわりかし好きだが、戦後日本の悲しさと混沌を
文章の中に織り交ぜてるような気がして好きだ。
あとは星進一の「ボッコちゃん」、「ムーミン谷の彗星」
通勤中に読むので続きがきにならない本がいい。
816 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/21 18:03 ID:jAIEfBhI
>>815 ヴィレッジオンドラゴンのブームは30年近く前じゃなかった?
ま、まさかおまいはタイムマシn(ry
森絵都っておもしろいね。
「リズム」は子供向けっぽいと思ったけど
「つきのふね」「カラフル」はチョト泣けてしもた
「機関車先生」。「24の瞳」に舞台背景や教師を主人公にしているところなんかそっくり。
それに今大流行のハンディキャップ物語。
飯嶋和一「始祖鳥記」
江戸時代に鳥のように飛ぼうとした男の話
こーゆーのも読まず嫌いせず、手に取れるようになった自分にちょと感動
「ソニー(SONNY)」ジョン・カーレン脚本 竹書房
ニコラス・ケイジの初監督作品。
最近手に取る本がブードゥーかニューオーリンズの出てくるのが多い。
ジゴロから足を洗いたいと思いつつ普通の生活に踏み出せないソニー青年の話。
最後は少し悲しくなった。
>>814 すみません、「9時から5時までの男」でした。
スタンリイ・エリン
ハヤカワ・ミステリ文庫
中野翠が帯推薦でした。
山本周五郎 「さぶ」
あまり自分が好きなタイプの話じゃなかったので、ちょい肩すかしをくらう。
一件落着、人情味、人間の成長を描いた〜的な内容だったから。
時代物は短くも儚く散っていった人間の切ない内容が好きだ。
今日は松本清張「点と線」を一気読み
三原のおまぬけぶりがウケた
お前それでもホントに刑事かよっていう推理っぷり
>821まりがとん
明日早速探してみるよ
825 :
824:04/07/23 19:37 ID:latGT5Gs
絶版だった……(´・ω・`)
>824
アマゾンでもBK1でも注文可能みたいですよ。
私は図書館で借ります。
827 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/23 20:00 ID:F5pBpS1G
上田次郎のなぜベス買った方、居ませんか? おもしろいですかー
「13階段」高野和明
第三章まで読みました。
あとは、唯川恵・山村美紗。
難しい本は理解できないので、日常的な内容&単純なミステリーが好き。
他には、今日図書館が20時まで開いてるので、
真珠婦人を借りてきました。ドラマは見てなかったので楽しみ。
829 :
828:04/07/23 20:22 ID:Hod4crS5
訂正・・・。
他には、今日図書館が20時まで開いていたので、
「真珠夫人」を借りてきました。ドラマは見てなかったので楽しみ。
「レイチェル」
ダフネ・デュ・モーリア
25日に茅田砂胡さんの
暁の天使たちの続きが出ます。
絶対読む!!つか、25日日曜だから明日出ないかなぁw
とりあえず、高河ゆんのゲシュタルト読みました。
ゆんゆん
834 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/24 09:25 ID:fOMi1Hc5
「鬼平犯科帳」
何年ぶりかで最初から読み返してて、すっかりハマってる。
でも生活板の人たちは鬼平嫌いだろうなぁ。
登場人物がほとんど不良か更生した元不良しかいないから。
時代物で「不良」ってなんか新鮮な表現だ。
俺が知らんだけかもしんないけど。
妊娠カレンダー 小川洋子
近所のスーパーで古書市やってて190円だった。
高校生の頃大好きな本だったから衝動買い。
一緒にアップフェルラント物語も買ったー。
837 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/24 22:31 ID:tLjgLNyQ
ワールドカップで国家斉唱
EUROでポルトガル国歌が気に入って偶然目に入った本。
結構面白い。
・ドイツ国家の歌われない1番2番の歌詞の内容がトホホ。
想像してたナチス・殺戮関連のとは違ってた。
・オランダが国家斉唱で歌う歌詞は1番のみで(9番まであるらしい)
その1番がスペインに素直に従っていきます!と言う内容。
2番以降から、対スペイン色が強くなって句らしいけどこれで良いのか?オランダw
・君が代の「さざれ石」は実際に存在して見た目ぶっさいくな石らしい。
当時無名の一歌人の句を、国歌にしたと言うのも恥ずかしながら知らんかったので
勉強になった。
838 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/24 22:34 ID:yfc6SY93
夢魔の棲まう処 藤木稟
まだ半分。
久々の朱雀シリーズだ!
ワイルダーならどうする?
スウィートリトルベイビーを読み直した。
最初読んだ時はしばらく赤ん坊とかを可愛いと感じる自分が怖かったが
二度目はそんなにでもなかったな。慣れ?
保護欲って結構強いほうだから余計にショック感じたのかもしれない。
841 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/27 15:36 ID:sHu3L7Nx
「ダ・ヴィンチ・コード」
「鷲は舞い降りた」
「タクラマカン探遊」
「アイスマン」
842 :
841:04/07/27 15:40 ID:sHu3L7Nx
×タクラマカン探遊
○シルクロード探遊
スマン
三島由紀夫「不道徳教育講座」
童貞は一刻も早く捨て去るべきらしい。おもしろい。
アルバート・カミュ「異邦人」
俺にはちょっと良さが解らなかった。
「ティファニーで朝食を」 トルーマン・カポーティ
聞いてはいたが、確かに映画とはまるで違う。
でも、映画よりは面白いかもしれない。ホリーには自由が似合う。
それにしても、映画ではトンデモ日本人ぶりを発揮していた
Mr.ユニオシが原作では案外普通で安心した。というより
ほとんど出てこないのだけど。
「百鬼徒然袋 風」京極夏彦
放置してたのをやっと読んだ。榎木津はあかんぼですな。ほんとに。
「鬼平犯科帳」池波正太郎
面白いです。
中島らも「今夜、すべてのバーで」
らも氏に合掌 (-人-)
最近中島らもにはまり出したばかりなのに…。
やっぱりじゃがいもに味噌をつけて食べたらいけないな。
自分も「今夜、すべてのバーで」読み返そう。乾杯
「明るい悩み相談室」も好きだったし
「らも咄」も好きだったけど小説も好きだった、らも。
「永久も半ばを過ぎて」読み返そうかな。
「ガダラの豚」も積ん読になっているのだけれど。
849 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/28 00:54 ID:/hg3Q5k3
スアド(仮名) 「生きながら火に焼かれて」
>>849 ああああー。
それ、書店で気になったけど買えなかった・・・。
何かもぉ、辛すぎっぽくて。
(itと呼ばれた子も1巻がなかなか読み終わらなかった。
辛くて本閉じちゃって。)
読んだら感想聞かせてください。
851 :
846:04/07/28 22:37 ID:GPwc234s
>847,848
面白い人だったのにねぇ。
らも氏が主催していた某劇団のパーティーでお会いした時、
ど素人の私が話す演劇論でも1時間も「ウン、ウン」って真
剣に聞いて貰えた時、「ああ、この人って基本的に人間が好
きなのかな」って思ったですよ。
特に848さん、「ガダラの豚」は絶対完読すべきですよ!
無茶苦茶面白いです。世間で騒がれた某ネタも先取りして
ました。
という訳で本日から読み始めたのは「神の拳」。
大島やすいちじゃなく、F.フォーサイスの方でし(W
マンガだけど。
「よつばと!」あずまきよひこ
なんか他の本を買ったときにレジにお試し版みたいなのがあって、
なんとなく手に取った。
家に帰って読んでみたらおもしろかったので、次の日買いに行った。
マンガ読んで声出して笑ったの久しぶり。
クレヨン○んちゃんみたいなのはいやだけど、
よつばちゃんみたいな子供はほしいな、と思った。
>849
ちょっと立ち読みしただけなので「婚前交渉しなければ済む話では・・・」と
思った。。。
「ファウジーヤの叫び 上・下」ファウジーヤ・カシンジャ
「貴腐」藤本ひとみ
いや、家族に殺されるって異常だろ・・・
って私もプロローグ読んだだけなんだけど。
今日、図書館行って見てみたらすごい予約状況で借りれなかったyo!
積ん読を消化。
乙一「暗黒童話」
ある童話作家の書いた童話を、もっと読みたい。
浅倉卓弥「四日間の奇蹟」
奇蹟が始まるまでの部分が良かった。
東野圭吾「白夜行」
雪穂タン(*´Д`*)ハァハァ こんな結末にした東野に怒りを覚える。
857 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 00:56 ID:eb7Yaa5h
>>851 「某劇団」って、そんなものリリパ以外にありえないじゃないか!
らもさんが本書いてた頃まではそこそこ面白かったけど、
ふっこ(らもの元愛人)独裁体制以後の酷さといったら…
ってだけじゃなんなので、内田百閨uサラサーテの盤」
こういう種類の薄気味悪さを書けるのは空前絶後でしょう。
『生きる』乙川優三郎
「安穏河原」がすごくよかった(´Д⊂
『ボートの三人男』ジェローム・K・ジェローム
軽い笑い。気楽に読める。
859 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 13:53 ID:+AKPDLiO
ふと気まぐれで岩波文庫の「聊斉志異」の上巻を買ってみた。
なんだこれ、おもしれー!
普通に因果応報な話もあるけど、全然理屈が通らない話もある。
とにかくへんてこりんな話ばかりだ。今度、下巻も買ってこよう
860 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 13:55 ID:cItRnVEg
久しぶりに実家に帰った。
母親が創価学会の本を読んでいた。
俺は泣いた。
俺はその本が憎くてピコピコハンマーで叩いた。
叩く度に「ぴぃーぷぅすー」と音が鳴るのが、妙に心に響いて。
また俺は泣いた。
「ダ・ヴィンチ・コード」
ゆっくり読もうと思ってたのに、気がついたら最後まで一気に読んでしまった。
久しぶりに読んだ後に大満足感を得られた本だった。
>859
なっつかしー!消防時代、図書室で子供用のを読んだけど後書きしか覚えて無いや。
「さまよえる脳髄」逢坂剛
まあまあかな。
「とんまつり」みうらじゅん
うーん、まあまあかな。。
白い巨塔。
やっと、図書館で借りられたよ
(三)まで一気に読んじゃった
864 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 21:35 ID:O+HXz98d
「狙うて候」東郷隆
面白い
時代小説好きにお勧め
865 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 21:46 ID:A4qWsNz8
銀河英雄伝説。
全部で1000円しなかった。
「ダヴィンチコード」おもしろいんだ。買ってみよ。
東野圭吾
「ある閉ざされた雪の山荘で」
久しぶりに読み返した。
868 :
おさかなくわえた名無しさん:04/07/30 23:37 ID:KVEqulv/
>>867 つーかそのフラッシュ自体重すぎ…
開始4秒で切った。
何が重いって音声が。あれ最後まで見れた香具師、尊敬する。いろんな意味で
森村誠一「悪魔の飽食」
ふひー・・・・・
橋本昌樹「田原坂」
読破したしたものの、
余りに難解でほとんど内容を
理解してねえよ
ここの住民は余裕なんだろうが。
ドストエフスキーの罪と罰読み終えた。中盤がかなりおもろかった
>>867 あの壮絶な状況で、仕事をこなしていった専門職の人たち、今はどうしているんだろう。
においを思い出したり、PTSDに苦しんだりしてそうな気がするが・・・
三島由紀夫の仮面の告白
実は今ある英語圏の国に留学中なんだけど、とってる教科の1つでこれを読まないといけない。
こんな話が1940年代に書かれたなんてびっくり。
そしてこれをクラスメイトがどう受け止めるのかとても楽しみ。
家族狩り(天童荒太)
子供を虐待するシーンとかは読んでてつらいね(⊃д`)
虐待の連鎖って本当にあるのね・・
親が本当に子供を愛してあげていたら子供はまともに育つ、
今はこういう考え方なのかな?
こんなこと言うの、むかしはタブーだったよね?
むかしは、親は絶対えらい、親は子供に何をやってもいい、
という親マンセーな考えが主流だったよね?
>>875 今気になっているんです、その本・・・
今日も本屋でみかけたけど迷って買わなかった・・
伊坂幸太郎の新刊と市川拓司を買ってしまった
けっこう虐待シーン激しいですか?
>>868 見れない・・・。
123便の進行経路と音声だけのシンプルな123便フラッシュは
見た事あるけど同じもの?あれはロード早くて全然重くなかったよ。
・・・内容は激重だったけど。操縦士達の必死な声が痛々しい。
私事故が起きるちょっと前に123便乗ったんだよな。
もし数日ずらしてたらと思うとぞっとする。
うち、親がJAL勤務であの後事後処理で色々大変だったみたい。
あれは米軍機が接触して墜落したってのが本当の所らしいね。
世間にバレたら大変な事になるから隠蔽されてしまったけど。
「三谷幸喜のありふれた日々」「三谷幸喜の大河な日々」
面白かった。ユーモラスで内気でちょっと強気なとこもある
三谷氏の妻とペットとのつつましくも幸せな日々。
自分に自信がなくてくよくよしたり涙ぐんでばかりいる氏だけど
今とっても幸せなんだなーとほのぼのした。
878 :
875:04/08/01 13:42 ID:oud6jVdV
>>876 >けっこう虐待シーン激しいですか?
激しいですよ。あと身体的暴力だけじゃなくて、
心理的に子供を圧迫して追い詰めたりする家族も登場して・・
それに犯人に虐殺される家族の描写もかなりエグイです。。
でも家族のあり方や親の愛、虐待の連鎖など、
学ぶ内容も多々あり、読んで良かったと思いますよ。。
879 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/01 21:22 ID:xhKL4Bq8
家族狩りの方が好き。
今出てるシリーズ物のほうじゃなくて。
井坂幸太郎の本って
オサレっぽくて敬遠してるけど面白いの?
スノッブな会話とか繰り広げられてそうで。
内容はアマゾンなどで見てると、凄い面白そうなんだけど。
らも氏追悼の気持ちを込めて「今夜すべてのバーで」
読んでいて恐ろしく感じたのはアル中の要因が私にもあるからだろうな。
ラストがさっぱりしていてよかった。
>>879 伊坂幸太郎は確かにオサレちっくで好みがかなり分かれると思う。
最初に読むなら「重力ピエロ」とかよりも「ラッシュライフ」のほうがいいかも。
最近読んだ本 殊能将之「ハサミ男」
ありきたりの探偵物に飽き飽きしてる人にお勧め。
感想はあえて言わない。
西条八十「人喰いバラ」
主人公の少女たちを牡丹と薔薇の二人で想像して読んだ。
特に春美はマジュ様っぽい。
話は、あーやっぱりねって感じ。
>>859 聊斉志異は「侠女」が好き。カコイイ。
昔の中国でも稚児は一般的だったのかすぃら。
ウホッ
883 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/02 10:07 ID:0ufIhIsy
野沢尚「龍時01-02」
本屋に行ったら文庫化されたばかりのコーナーに並んでた。
作者が亡くなったときに、タイトルとサッカー小説だということとを知ったので購入
サッカーの展開なんかがリアルにかかれててすごいと思った。
続編も出てるらしいので文庫化がとても楽しみです。
サッカー好きな人は読んで損は無いと重いまする。
>>879 そんな会話あるかー!ムカー!となる可能性大あり。それをクリアすれば、雰囲気が好きになるかも。。
タランティーノの映画「レザボア・ドッグス」みたいな大げさなしゃべりの感じ。
ラッシュライフも好みが分かれる。
「アヒルと鴨のコインロッカー」(か「陽気なギャングが世界を回す」)と「ラッシュライフ」
読んでみて、どっちの傾向もダメだったら御縁がなかったちゅうことで。
885 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/02 13:58 ID:rQYGFEWB
「ラプソディ〜血脈の子」上下 エリザベス・ヘイトン 早川文庫
ファンタジーはあまり読まないのですが、これは面白かった。
ハリポタよりもずっと大人向けのファンタジーです。
絶世の美女ラプソディーの冒険話。ちょっとエロくて良かった。
『グリーン・マイル』スティーブン・キング
これはホラーじゃないんだろうけど、キングの他のホラー小説に勝るとも劣らないほど怖かった。
スーパーナチュラルなものよりもリアルに感じられるせいで、電気椅子や死刑執行のことを考えるとマジでぞっとする。
この本の帯に書かれているように確かに感動作なんだけど、読んでる最中は怖さのほうが強かった。
とにかく面白かったのは確か。映画の方はまだ観てないんで、今度観てみる。
>>886 映画しか知らないけど怖い感じもあるのかー。映画はいわゆる感動した。
って感じだった。
「ワイオミングの惨劇」トレヴェニアン
タイトルのゲテゲテ感に惹かれてみたが想像とは違った意味で面白かった。
なんか有名な覆面作家だそうな<トレヴェニアン
ほんとの最後のほうは読むのが止まらなかった。
888 :
886:04/08/02 20:55 ID:eMP8laWG
>>887 んーとね、ホラー的な怖さじゃなくて、グリーンマイルを歩く気分とか電気椅子に座ったときの気持ちとか、
死刑執行人の気持ちとかを想像したときに怖さを感じたの。死への恐怖なのかな、多分。
山田太一「遠くの声を探して」
何度目かわからない再読。
この人はドラマの脚本で有名だけど、小説のほうがずっといいと思う。
心の中の情けない葛藤や格好悪いあれこれの描写が異常にうまい。
「Tバック戦争」カニングバーグ
この人の作品を読むたびに人生の謎が解ける
なんちって
↑カニグズバーグの間違いでした
おれは何故伊坂が評価されるのかぜんぜんわからん。
デビュー作から二作くらい読んだけど、「重力ピエロ」まで持たなかった。
「オーデュポン〜」「陽気なギャング〜」、面白いと思った人、
何がいったい面白いのかマジで解説をお願いしたい。
>>890 カニグズバーグはおれのバイブル。
「クローディアの秘密」と「ジョコンダ夫人の肖像」が特に好きだ。
未読のものもあるので全集を買うのが楽しみ。
小沼丹
「小さな手袋/珈琲挽き」
エッセイってこういうもんだなと思った
>>881>>884 ラッシュライフから読んで見る。
群像劇っぽいのが多いんだね。
ちょっと楽しみ。
ありがとう。
福沢諭吉「学問のすゝめ」
「天は人の下に人を作らず人の下に人を作らずと言えり」しか知らなかった。
が、続きが有った。
「だが実際はそうではない。金持ちもいれば貧乏人もいる。天才もいればDQNもいる
つきつめれば勉強したかしてないかだ。それも役にたたねえ机上の空論じゃねえ。
地理学だの科学だの歴史だの役に立つ学問を学べ。スタートラインは一緒だ
それができねえならDQN確定だ」
すげえ納得した。騙されてたよママン。諭吉ゴメン。
アイスバーグスリム「PIMP」
娼婦をこき使って稼ぎを搾りとるピンプという職業をしていた著者の私小説。
物語の内容よりも言い回しがカッコイイ。娼婦に釘をさしたり罵る台詞は特に。
開高健 「輝ける闇」
読み直し五回目くらい。やっぱりキレてる。
村上春樹『ノルウェイの森』。
高校の時に友人が良くないって言ったけど普通に良かった。
>>898 若い頃はロマンチックだなあと読んで、
その後 なぜか
この本に対して釈然としないものを抱えてたんだけど、
盛田隆二さんの批評でスッキリした記憶がある。
今では 主人公の男は嫌いだ。
でもそれでは世の中やっていけないなと思う。
900 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/06 11:28 ID:bfo+mbkf
お前ら三島由紀夫を読め。話はそのよさが分かってからだ
お断りだっ!
司馬遼太郎 播磨灘物語
読んでたら、会う人会う人「あの相撲取りの漫画の?」って。
「おかあさんとあたし」っていう
イラスト絵本みたいなやつ。
母親に会いたくなった。
スティーヴン・キング「デスペレーション」
「レギュレイターズ」よりしんどかった
>>903 k,m,p.(ムラマツエリコ・なかがわみどり)の本だね
k.m.p.のエジプトイラスト旅行記もおもしろいよ
北方謙三の「水滸伝」
907 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/06 19:21 ID:6wjqPtro
橋本治「ああでもなくこうでもなく 4」
908 :
848:04/08/06 19:48 ID:6wvN4Tf9
上原隆「友がみな我よりえらく見える日は」幻冬舎アウトロー文庫
離婚、鬱病、事故、単にモテないなどの理由で
なんとなく社会からドロップアウトしている人のルポ。
自分もいま休学してるのでグッときた。
「経済を見る目はこうして磨く」日経ビジネス人文庫
テレ東でやってるWBSの当時のコメンテーターのインタビュー集。
植草教授は権力や既得権益にすごい憎悪を抱いているな、と思いましたw
村上龍「存在の耐え難きサルサ」
龍といろんな人の対談集。
文壇の人との対談は正直ついて行けない。
でも文壇と関わり合いのない人との対談はおもろいとおもた。
>>851 すんません、ガダラの豚、至急読みます・・。
「潮騒」
その火を飛び越えてこい!
「スキップビート!」
漫画。
910 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/07 19:26 ID:9UZcR5li
「ダヴィンチコード」面白かった
こう言っちゃなんだが、ガダラの豚は・・・・・
「ロック豪快伝説」
ロックな生き方って、一歩間違えばただのネタかもしれない…
『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル
大人になってから読んでもダメだね。想像力が足りないや。
子供の頃に読んでりゃ、大人になってからでも楽しめたろうになー。
それと、日本語訳を読んだから原作の言葉遊びも分からなかった。
>913
原書と日本語訳2冊セットになっているのを昔買って読んだよ。
読み比べできておもしろかった。
>>851さんオススメのガダラの豚、漏れも読みたくなりますた。
中島らも、あんまり好きじゃなかったのですが、
とても面白そうですね。
でも亡くなったばかりだし、図書館の予約がえらいことになってそうな予感が・・_| ̄|○
グインサーガ96
「豹頭王の行方」 by栗本薫
石橋湛山評論集
古い著作だが、今、多くの人に読まれても良い一冊だと思う。
918 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/11 22:11 ID:z1I/zyyl
夏休み読書のすすめ
小学生:赤川次郎
中学生:村上春樹/龍
高校生:落合信彦
専門生:ドラゴンボール
大学生:宮部みゆき
社会人:東野圭吾
919 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/11 22:20 ID:U1J9oZ/U
岩波書店『ギリシャ・ローマ神話』
アテネにちなんでw
でもうろ覚えの話も詳しくわかって
なかなかおもしろかった。
村上春樹
「ダンス・ダンス・ダンス」
某FLASHの影響で最近読み始めた
大槻ケンヂ
「のほほんだけじゃダメかしら?」
あんまり面白くなかった。
乙一の「夏と花火と私の死体」
やられますたわ、狂った登場人物に
山田風太郎 「八犬伝」
登場人物の多さに途中から混乱気味に。でもおもしろかった
後半の馬琴の物悲しい展開が切なくて良い
11人いる!/萩尾望都
妙に感動してしまった。
よく、こういう発想が思いつくなと感心。
絵はこの頃の方が上手い名と思った。
業田良家「自虐の詩」
嗚咽を漏らすほど泣くとは思わなかった。なんかすごくやられた気分。
これから文藝春秋掲載の「介護入門」を読みます。
選考委員の選評を先に読んだが、そんなら「該当作なし」にすればいいのに、と思った。
自虐の詩は良いよねぇ。
私も号泣してしまいました。
業田さんの作品って、ギャグだと思って読み始めると意表を付いた
展開にちょっと焦る時があるけど(涙が出そうになって)。
927 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/14 05:46 ID:7jI+FKHI
江国香織/きらきらひかる
もう何度となくよんだけど、あの空気間とゆーか
流れる時間が好きだなぁ。。
柳田邦男/死角 〜巨大事故の現場〜
普通におもしろかった。
作者の名前はちょっと紛らわしいけどw
ダ・ヴィンチ・コード
正直面白いと思えなかったでつヽ(`Д´)ノ 期待ハズレでした。。
海外ものは漏れに合わないのかな・・・
硝子のハンマー(貴志祐介)
ガダラの豚(中島らも)
この2冊はとても良かったでつ(*^ー゚)ノ
「若きサムライの為に」三島由紀夫
三島ー!
「オンリー・ミー 私だけを」三谷幸喜
ありふれた日々シリーズのが面白かった。今ひとつ。
「ブラフマンの埋葬」「密やかな結晶」小川洋子
「博士」の時も思ったけど空気感が良。
「暗黒童話」「GOTH」乙一
えぐい。ちょっと気分悪くなった。
「ICO」
宮部のイコへの愛を感じました。
ゲームプレイした後だったけど楽しめた。
『ロビンソン漂流記』デフォー
18世紀初頭にイギリスで書かれた小説なんだけど、イギリスの人は今でも原文を読んでるのかな?それとも現代語訳が出てるの?
翻訳物って現代語に直してくれてるから、現地の人よりも日本人の方が読みやすかったりして。
あ、でも、もしかして英語ってあんま変わってないのかな?日本語は文語がかなり変化しちゃってるけど。
「悪魔を憐れむ歌」蓮見圭一
主人公に全く共感できん。
栄光なき天才たち 3巻
マンU目当てで読んだ。
マンUのミュンヘンの悲劇→復活話は勿論だが
この本の大部分を占めていたアベベと円谷のドラマに愕然。
全く展開を知らなかったため円谷の結末が余計悲しかった。
全巻、読もうと思う。
>>932 当時の平均的なイギリス人を描いた作品
実は経済学の本
たとえば火薬を小分けにするが、これは分散投資の考え方
デフォーは経済学者だったはず
漫画ですが木原敏江「摩利と新吾」
久しぶりに一気読み。
矢作俊彦「あじゃぱん!」(活字表記しにくい)
読んでいてグングン惹き込まれるけど兎に角訳が分からん。再読しはじめたところ。
938 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/15 13:04 ID:GHPBSiMX
浜松中納言物語 / 菅原孝標のむすめ
939 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/15 13:06 ID:X6ZSKXqD
「好き好き大好き超愛してる。」 舞城 王太郎
「新撰組血風録」/司馬遼太郎
新撰組を扱った短編集。
1編の長さがちょうどよくて、しかもなかなか読み応えがある。
TVの大河ドラマと合わせてみると、面白さ倍増。
12日
女王陛下の薔薇 全4巻 by三浦真奈美
13日
「銀のひづめ」「火の踊り子」「小さな鏡」 byバジョーフ
(ロシアの昔話)
14日
「シルバー」 byペニー・ジョーダン
15日
「腐海」 byジェームズ・ポーリック
(↑まだ途中)
中央公論新社は今のところハズレなし。
石の花が読みたいのに見つからなかった。
シルバーはマンガのほうが面白かった。
腐海はまだ途中だけどもけっこうおもしろい。
『女子中学生の小さな大発見』清邦彦編
ただ女子中学生がやった簡単な理科の実験が
羅列されているだけなのに面白かった。
たまにツボにくるものがある。
『終業式』姫野カオルコ
この人は初めてだったけど、他のも読みたくなった。
>>941 何やらすごく速いペースで読書してますね
944 :
941:04/08/15 23:16 ID:/+xPu0EK
>943
読む本があるってだけで止まらない。
あさっての休みまでに借りてきた本全部終わりそう。
(腐海も半分以上読んだ。終わったらあと1冊しかない)
本読むの大好きなんだよ。
ああ無職ね
お盆休みじゃん?
虚無への供物
久々(10年ぶりくらい)に読んだら、筋とかまったく忘れてて新たに楽しめた。
高校生の時だったからよくわかんないまま読んでたけど、
深さに打ちのめされた…
「エーミールと探偵たち」 エーヒッリ・ケストナー
なんか子供っていいなぁ
949 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/17 16:57 ID:opHRaysk
「龍神町龍神十三番地」
「ニューロマンサー」
「ピュタゴラスの旅」(短編集)酒見賢一
「世にも奇妙な物語」を読んでる感じ。不思議でおもろい。
「後宮小説」酒見賢一
上に比べて対象年齢はわりと低そう。
でもけっこう楽しめた。
「なつかしのハワイ旅行」荒俣宏
ハナマウイ島の情景描写がよかった。
「籠抜け 天の電話」(短編集)夫馬基彦
盛り上がりに欠ける。つまらんかった。途中挫折。
「五分後の世界」村上龍
かなりハードな内容。続編読まなきゃ。
「帝都物語」荒俣宏
超長編に初挑戦。でもまだ一巻の最初のほう。あとどれだけあるんだ。
次すれよろ。
次スレたてるのは
>>980 に任せることとする。
どうせ過疎スレなんだ、急ぐことはない。
たしかに。
「自転車生活の愉しみ」 疋田 智
自転車通勤のカリスマとして知られる疋田氏の本。
自転車の基礎知識、選び方、簡単なメンテナンス、運転の仕方が
読みやすい文体で書かれていて、読んでいるうちに自転車に乗りたくなるような内容。
1万円以下の粗悪品を使い捨てている人には一読して欲しいところ。
…しかし全体の約半分が欧州の自転車事情の紹介であり、「日本もこうなるべきだ」という
イデオロギー臭が堪らなく鬱陶しい。
みなさんいろいろ読んでますね。なんかいいですね。
「喜びは悲しみのあとに」上原隆
>>908 の「友がみな・・・」の続き。
ドロップアウトした人でも活躍できる世の中がいいな。
あと自分が幼児虐待に興味を持っていることに気づかされた。
「ニッポニアニッポン」阿部和重
普通の人と違うベクトルを持った人は破綻するしかないのかな。
「ステーシー」大槻ケンヂ
よく分からんが、これを書いた時期の大槻がノイローゼだったというのは納得。
「第九軍団のワシ」 ローズマリ=サトクリフ
ラストの静かな感動がたまらない、ローマ時代に興味のある人ならなおよし。
「ザ・ギバー」 ロイス・ローリー
ネタバレすると面白さが半減してしまうので何もいえないが、傑作だった。児童書とは思えない。
「プリデイン物語」 ロイド・アリグザンダー
指輪物語の系譜では傑作と聞いて期待していたが、なかなか良かった。
マビノギオンに材をとったところが独特だし、フルダー・フラムの竪琴はまさにファンタジー。
QED【鎌倉の闇】 高田崇史
よく言えば鎌倉紀行記。悪く言えば小説になってないような。。
キマイラの新しい城 殊能将之
美濃牛の頃は石動さんまだ名探偵だったのにね。
創作文芸板より
113 :名無し物書き@推敲中? :04/08/11 13:05
◇( )を埋めるだけで及第点!? 読書感想文専用テンプレ◇
※段落分けはご自分でどうぞ
( )を読んで
私がこの本を読もうと思ったのは( )が( )だったからです。
ですが実際に読んでみると( )だったので驚きました。
この話は( )が( )するところから始まって、
それを( )した( )が( )と思い、( )しようと思う話です。
話の中で一番印象に残った場面は( )が( )したところです。
( )を( )するなんて( )ですし、何より( )が( )だなんて( )だと思いました。
数多い登場人物の中でも、私は( )が一番好きです。
( )の時に( )する姿はまるで( )を( )しているようでした。
前に、私は( )と同じような体験をしました。
( )を( )している時に( )が( )なって( )したのです。
ですが( )と同じ行動は取れませんでした。
あんな状況で( )を( )出来る( )はやっぱり( )と思います。
この本を読んで、私は( )を( )する素晴らしさを知りました。
これからもこの気持ちを忘れないように生きていきたいです。
---------------------------------------------------------------
この優れもののテンプレにほれました!
>>949 「龍神町〜」俺も読んだことあるけど、何か展開が滅茶苦茶で
作者は自棄になってんじゃないかと思った。
あと、とにかく登場人物が死にすぎw
960 :
941:04/08/18 14:12 ID:5fP+AHt2
>945
10時〜18時までは仕事してるよ?
12日が休みだったから図書館行ってきたの。
だいたい2時間程で上に書いたぶんくらいは読める。
昨日休みだったけど、図書館行けなかった。
1冊だけ本屋で買ってきた
「ツバサ」byCLAMP
「夏への扉」 ロバート・ハインライン
名前だけ知っていて、なかなか読む機会がなかったが、盆休みに読破。
主人公が堂々とロリコンっぷりを発揮しているのに感銘を受けた。
「とぶ船」 ヒルダ・ルイス
優等生的なタイム・ファンタジー、でも好き。
なんと絶版になっていて驚いた。
ファンタジーは名作に絶版が多いのが悔しい。
>>948 最近、ケストナー作品の映画化が多いらしく
エーミールも見たけど
現代版で、子供皆ラッパーだったw
パペットマペットのショートコント大作戦
かわいいかった。
×かわいいかった
↓
○かわいかった
965 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/19 10:33 ID:2BrjFLKJ
「警視庁捜査一課特殊班」
いや〜大変ですねがんばって下さいとしか言いようがない。
966 :
おさかなくわえた名無しさん:04/08/19 10:40 ID:KPim037v
ベルナール・ウェルベルの「蟻」「蟻の時代」。
古本屋で文庫本を見かけて、出版時にちょっと話題になってたのを
思い出し購入。後半はもうやりたい放題な感じもしたが、なかなか
面白かった。通勤中集中し過ぎてうっかり乗り越し×2。
>>966 昨日「蟻」を読み終わって
今日は「蟻の時代」を読んでいるところ。
夢中になるね、久しぶりに面白い本に会ったという感じ。
たまーに、蟻たちがピチピチ笑うのが可愛い。
『そういうふうにできている』 さくらももこ
最近のさくらももこもうだめぽ
こいつら100%伝説
イエーイ!若いのに天竺料理たあ舌が肥えてるねェ 彼ェェェェ!!
トマホークベーゼに笑い死ぬとこでした
>923
遅レスごめん
新聞連載読んでたよ、懐かしいな。
切り絵の挿絵が良かった。また読んでみたくなった。
「Q&A」恩田陸
この人の作品は前半だけ面白いことが多い
「ビーグル号航海記(上)」チャールズ・ダーウィン
高校生の時買って読まずに放置してたのを15年ぶりに読みました。
読み終わったので続きの中下巻を買いに行ったら絶版だって。
これからどんどん面白くなっていきそうな感じだったのに。
漫画ですが、小沢真理「世界でいちばん優しい音楽」
なんか泣いちゃう
「博士の愛した数式」
遅ればせながら今更読んでるが…
やばい。19ページから素で泣きが入ってる。
普段、前評判(感動の涙を流しました!とか、そういうの)には冷めた目で見てるほうで、
この本に関しても、話題のピークは過ぎた頃かなと思って手に取ったんだが…
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
今日は家族と一緒に見る予定のなでしこの試合があるってのによぅ
このままだと試合見る頃には目と鼻から汗で目も当てられねーぞ(゚Д゚)ゴルァ!!!
今38ページ。このまま封印しようか、どうしようか悩み中。
ちなみにもうここまで何度泣いたか覚えてない…
>>973 へえ!有名なのにね。
図書館にGOだな。
977 :
923:04/08/21 19:00 ID:DlkyisPr
あの切り絵すごいかっこよくて(・∀・)イイ!!
実は、図書館で借りたのも装丁の切り絵が気に入ったからなんです