ふと耳に入ったDQNの会話 その4

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363おさかなくわえた名無しさん
会話でもないけど不快なことがありました。
電車は満員と言うほどでもなかった。しかし席はすべて埋まっていた。
漏れは目の下が青く化粧されていていかにもおばさんっぽいおばさんの隣に座っていたのです。
そこに、こんどはひげぼうぼう、右に酒瓶を持っているいかにもホームレスっぽいおじさんが乗ってきて、漏れの前に立ちました。
漏れは
「どうぞ。次降りますんで。」
といって立った。
おじさんは
「おっ。すまないねぇ兄ちゃん。」
といってどっこいしょと腰を下ろしたのです。
少し臭うけど、非常に感じのいいおじさんでした。

しかしそれからすぐにあることに気づきました。
さっき隣にいたおばさんが明らかにこっちをギロリと睨んでいたのです。
目で、
「ちょっとあんた、なんで立つのよ。こんな香具師の隣なんてごめんだわさ。」
といっているようでした。まるで。
ホントに不快でしたが次の駅まで無視し続けました。
そして、ホームに停車して降りようとした漏れにおじさんが、
「兄ちゃん、ホントにありがとな。」
といって笑いかけたのでこちらもにっこりしました。

人は中身が大事だと、改めて思ったのです。