高校のとき、彼氏と自転車で二人ノリして帰っていたときのこと。
彼は工業高校で、はっきり言って頭は良くなかったけど、
石鹸の匂いがしそうなくらいさわやかでホント子供のような無邪気な人だった。
雨上がりで目の前に大きな虹が出ていた。そしたら彼が子供のように
「うぉぉ〜虹だ〜!!ヤバイ!!」と突然自転車でダッシュをかけ、あせった私は
「ど、どうしたの?」と訊ねると「虹の下には宝物が埋まってるんだよ!早くしないと虹が消える!」
と自転車ダッシュを止めない。反射的に出た私の言葉は
「ええ?虹なんか存在しないよ!宝物なんてあるはずないじゃん!」だった。
彼はピタっとこぐのをやめ「・・・え?」と止まってしまった。
私は駄目押しのごとく「小学校のときにプリズムで習ったじゃん、虹は雨とかの
水滴に光が反射して見えるだけで、いくら走っても追いつけないよ。」
彼は全く意味がわからなかったようでポカンとしていた。よせばいいのに
「ん〜だからぁ、目の錯覚って言うか蜃気楼っていうか・・・とにかく存在しないんだよ」
そういうと彼は「え・・・じゃあ宝物があるって話は?」とまじめに聞いてきた。
「え?う〜ん、現実問題、虹の下にはいけないから 作 り 話 でしょ。」
と私がいうと、ものすごくショックそうだった。いつも明るい彼があんな顔を見せたのは
初めてだった。「そうなんだ・・・。それって誰でも知ってるのかなぁ?」と
聞いてきて、そのときようやく私は彼が本気で、走ったら虹に追いつける&
虹の下に宝物があると信じていたことを悟り、あわてて
「誰でもは知らないんじゃない?わ、私も偶然こないだTVで見て知ったぐらいだから」
とめちゃくちゃな返事をした。
今でも虹を見ると、彼の夢を壊したことを思い出して切ない。
私があんなことを言わなかったら27になる彼は今でも信じてたかも知れない。
>>171 彼は将来恥をかかなくて済んでよかったと思うよ。
私は4歳のとき、兄に
「サンタクロースなんていない」
「1999年に人類は滅亡する」
「人間はどんな人でもいつか必ず死ぬ」
「コックリさんで指がうごいたのは指に力を入れたからだ」
などいろいろガーンとくることを教えられたので、
夢みる暇もなかったよ。
兄は理数系に進学してエンジニアになりますた。
にいちゃんのばかー
>>171 せつねー
虹の下には宝物が埋まってるんだ!→頑張ってこいで!
っていう流れでもオレ的にはせつなかったな。
帰らない青春の1ページって感じで。
>>171 なんか映画ランドリーの主人公みたいな奴だな。
175 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 10:47 ID:PhAhhhge
>>171 私的にはこういう事いうわざとらしい男は一気に萎え
埋 ま っ て る ハ ズ ね ー だ ろ
「虹に宝物埋まってると思ってる俺、可愛い少年」な自己演出かなり萎え
175の周りにはある一定のレベル以上の人しかいないのな・・・
普通学級スレスレのバカってみんな171にでてくる程度。
バカなこと言う女は計算入ってるけど男はマジでバカ。ほんとバカ。
太陽が沈んだら、やっほーとかいいながら月がでてくるとか信じてる。
ペンギン村が常識。
>>176 ないないwそれは言いすぎw
しかしペンギン村って古いねぇ。
>>171の男は自己演出っていうより本物っぽい。
ある意味(;゚д゚)ヤヴァイ
>>171 >「そうなんだ・・・。それって誰でも知ってるのかなぁ?」
ここらへんが実にせつない
ときどきホントにいるよ、こういう奴…
>>175 あなたには心ってもんがある?
ないんじゃない?
一人遊びが好きだった幼少の頃、
雑木林の大きな木の上に秘密基地を作った。独りで。
あまり周囲に溶け込めず友達も少なかった私の拠り所だった。
ある日秘密基地に行ったら数人の男の子達がその木に登ってた。
ゴミ捨て場から拾ってきた青い鳥文庫の入った箱は踏み台にされていた。
182 :
175:04/02/27 13:37 ID:PhAhhhge
い る わ け ね ー だ ろ そ ん な ヤ ツ
土曜の昼間っから眠てーこと言ってんじゃねーぞ
マジで。
183 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:39 ID:ovxfdPZX
|Д`)今日は金曜日だよ
184 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:40 ID:ccJ7i4+M
185 :
175:04/02/27 13:47 ID:PhAhhhge
うわあああああああああ、今日土曜だとおもってた!!!!!!!!!
か、か、かいしゃああああああああ!!!!!!!