●○ 友達をやめるとき　その25 ○●

私が友達止めた話じゃなくて、旦那に友達止めてもらった話。
ちょっと長いんで分けます。

旦那の仕事の都合で、旦那の出身地へ転勤。
すでに旦那の両親は亡くなっていたので、空家になってた実家へ帰ることになりました。
それ以来、隔週くらいで旦那の同級生Aが遊びにくるようになりました。
手土産（Aの家の出荷物で、出荷できない野菜）を持って来てくれるので、最初の内は歓待してました。（我ながら浅ましいと思います）
そのうち、Aの来訪の目的が旦那に合うことじゃなくて、娘（当時17）らしいということにすぐに気がついたんです。

○娘を見る目つきがおかしい。
○娘（息子もいるのに）の動向だけをしきりに気にする。（今何をしているのか、進学の予定、部活や趣味とか。）
○「親も楽しんでるんだから、たまには…」「階下で騒いでたら、勉強にならないよ」「正月なんだから」と、いろんな理由をつけて娘だけをリビングに呼ばせようとする。
○塾の送り迎えを買って出ようとする。（これも娘のみ、息子の時は無視）
○酔っ払って間違った振りして、娘の部屋に行こうと２階に上がろうとする
○酔っ払って間違った振りして、風呂をのぞこうとする。

が、立続きにあったため、どう考えてもおかしいと思ったのです。

気がついてしまうと、とたんに嫌悪感が湧いてきて、家に上げるのも嫌になりました。
でも、旦那が大喜びで迎え入れてるのに、むげに追い返すこともできない。
考えた末に理由を言って、旦那にできるだけ外で飲んで欲しい、というと
「独身ってだけで、俺の友達を馬鹿にするな。文字通り親子ほども年が違うのに。お前の考えすぎ」
などと、怒り出して話になりませんでした。
夫婦で喧嘩しても仕方がないので、それ以降、娘と二人でひたすら自衛することに。

旦那に友達やめてもらうきっかけになる出来事が起こったのは、転勤してから1年〜1年半後くらい経ってから。
同窓会の二次会で、旦那が他の友人から、
「Aがお前の娘と付き合ってるって本当？」
と聞かれたらしいのです。
旦那が否定すると、その友人が教えてくれたとか。
「Aが娘の写真見せながらのろけてた。来年の春、卒業したらプロポーズしようかなって言った」
と。
それで慌てた旦那は、やっと私の考えすぎでない事に気がつき、長時間掛けて縁を切りました。

その後、転勤で引越したので、今は顔を合わせることもありません。
家に上げないようにしてからしばらくは、おかしな行動をとられないかと神経使いました。
文字通り、「親子ほども年が違う」うえ、実際に顔を合わしたのも、言葉交わしたのも数えるほどなのに、そんな妄想よく抱けたもんだよねって、今では笑ってます。

長文で失礼しました。