小学生の頃の納得いかない出来事 Part5

うちの妹の話だけど。

妹は赤子の頃からひどいｱﾄﾋﾟｰ。
牛乳なんか飲んだら、体中真っ赤に腫れ上がる様な状態。
普段でも体はｱﾄﾋﾟｰ痕で結構凄惨な状態。
それが原因で、物凄い引っ込み思案で大人しかった。
で、当時はうちの市は給食って物がなくて、
毎日牛乳だけが給食として出て
家から持ってきた弁当を食べてたんです。
上記の理由でうちの妹は牛乳は飲めなかったんだけど
ちゃんと妹が牛乳を飲めない理由を親が提出し、
1年生の時も家から持参したお茶を飲んでたのね。

で、妹が2年生になった時の担任。
もう50近いようなﾊﾞﾊﾞｱだったんだけど、
そいつが1学期初めての弁当の日に
うちの妹を吊るし上げやがった。
「あんた何で牛乳飲まないの?ｱﾚﾙｷﾞｰ?
牛乳にｱﾚﾙｷﾞｰなんてあるわけないでしょ。
牛乳飲まないからあんたそんなに体中気持ち悪い痣とかだらけなんだよ。
いいから飲みなさい。
あんただけお茶なんて、一人だけ特別扱いなんかできないんだよっっ」
しかも
「なんで何も喋らないのっっ。あんたｵｼかい???」
(ｵｼとは、耳か口が不自由で喋る事のできない人の蔑称らしいです)
そう言って、下を向いてﾎﾞﾛﾎﾞﾛ涙を流す妹の頭を筆箱でｺﾞﾝｺﾞﾝ叩きながら
無理矢理牛乳を飲ませたらしい。
その後もちろん体中に蕁麻疹やらなんやらがﾊﾞｰｯ。
それを見てその担任、
「いやだ、気持ち悪い。うつるからもう帰ってよ。気持ち悪い。」

泣きながら家に帰る途中で、妹は内臓にも蕁麻疹が出て
呼吸困難で道の真ん中で倒れてた。
倒れてたところの近所のｵﾊﾞｻﾝが妹を見つけて
救急車を呼んでくれたらしい。
で、学校に連絡が行き、その後自宅に連絡が来た。
集中治療室(だったと思う)の前には、妹の担任と校長がいた。
その担任は「具合が悪いから帰るといって帰って行った。
何でこんな事に・・・」とか言ってたのを覚えてる。

この話は、妹のクラスの子のお母さんから電話で教えられた。
その子がその日家に帰って、何気なく
「今日○○ちゃん(妹)先生に怒られてね、牛乳飲まされてたよ」
って話をしてて、詳しく聞くとあまりにもひどい内容だったので
うちの母はそれを知っているのかと気を使って電話をくれたらしい。
その電話を貰っていなかったら、
私達は本当の事を知らないままだったかもしれない。
他の何件かの同級生の家に電話をかけて、
その皆から同じ事を聞いた。
その後もちろん、うちの両親は学校に怒鳴り込んで行った。
1ヶ月くらい、毎日両親が学校に行っていたのを覚えてる。
事実を認めない担任。
結局、同級生のお母さん達もそれを証言してくれて
その先生は担任を外され、そのまま退職。
妹は結局、2ヶ月くらい入院してた。

ごめん、なんか取り留めなくなってしまった。
書いてるうちに当時の怒りがふつふつと・・・。

ちなみに今、妹は24歳。
小学校の先生をしてる。
当時自分が味わったような思いをする子が
一人でもいなくなればいいって
すごく頑張ってます。