このスレいい!
母が身体が弱くて幼稚園の頃のお弁当はいつも祖母が作ってくれてた。
四足の食べ物を絶っていた祖母が作るお弁当はいつも地味なものばかり。
で、弁当箱の包み(ハンカチ)を解くと必ずデパ地下でグラム100円で
計り売りされてるチョコが弁当箱の上に1本乗ってた。
「幼稚園にお菓子持ってきたらいけないんだよぉー!」
と友達に責められること度々。
チョコレートを入れてたのは母だった。
「やめてよー」と抗議したがあれはせめてもの母心だったみたい。
身体がしんどいはずなのにお弁当ができあがる時間になると
チョコを入れに起きあがってたらしい。
それから10年足らずで母は病死したんだけど葬儀の際、
棺に入れるおにぎりを私が作ることになった。
ご飯が炊きたてで手のひらがヤケドしそうなほど熱かったよ。
お握り作りながら
「私はおかーさんに何かちゃんと作って食べさせた事あったっけ?」とふと思った。
後悔するわ米は熱いわであの時は泣いたなぁ。
>191
ホロリ・・・ええ話や・・・
>157の言っていた通り、弁当に詰まっているのは愛情なんだね・・・。
しかし、色んな弁当があって面白い。作り手の人柄が表れる。
193 :
おさかなくわえた名無しさん:02/05/31 18:25 ID:9vIzigfU
>>191 またまた泣いた・・・。
棺におにぎり入れる習慣て初めて聞いたけど、なにかいいね、それ。
194 :
おさかなくわえた名無しさん:02/05/31 18:52 ID:nr2K6WnM
納骨時に焼きおにぎりとなる諸刃の刃