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Sちゃんへ。
高校卒業以来、大親友だと思っていました。
多少癖がある子だなとは思ったけど、独身時代は気にならなかったよ。
一緒にいて本当に楽しかった。
なのに、あなたは結婚してすっかり変わり、本性を現したね。
あなた、私のことを「便利な女」だと思っていたのね。
付き合ってた男と旅行へ行くたびに、自分の親に私と同行だって嘘ついたね。
海外旅行に行くたび、ちょっとだけ英語が喋れる私を顎で使ったよね。
自分の持ち物自慢をして、私の持ち物を鼻で笑ったね。
あなたが24金で出来てるってイバってたネックレス、どう見ても銅鍋と同じ
色だったよ。
大体、24金のネックレスが商品化されたのはここ10年くらいのこと。
15年前のシンガポールの裏通りなんかじゃ絶対に買えない商品なんだよ。
逢うたびに持ち物自慢、結婚生活の自慢、そして最後には嫁に行きそこなった
私への批判。
自分が便利女扱いされていると知ってしまってからは、とても苦痛だった。
ほとほと疲れました。黙って聞いてたのがいけなかったのかな。もう私から
あなたへ連絡することは永久にありません。
ここできっぱりとお別れを言います。未来永劫、金輪際さようなら。