墓場まで持っていく話を書きこむスレ 第2話

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57おさかなくわえた名無しさん
小学校2年生の頃、クラスメイトの父親にされたことが忘れられない。

どういう経緯だったのか未だにその前後の記憶があいまいになって
しまっているのだけれど、友達からお誘いがあって出かけた家には
向こうの父親がひとり。

家には他にだれも居ず…まだセクース(2ちゃんいいね、この言葉なら今でも
抵抗なく使えるの)の意味も良くわかってなかったけど、ヤラれてしまった。
本能的に、なにかものすごく良くない事が起きた、されたと思った。
しかもその時に写真をとられていた、

わたしは当時鍵っこだったので、そのことも計算に入れられていたのかも
しれない。 それからも、電話で家に呼び出される事があった。
死にたいと思うくらい嫌だったけど、親にも言えず、先生にも言えず、
びくびくしながら行った家には数人のおじさんと、その父親がいた。

その時家のなかでどんなことをされてたのかは、どうしても記憶が
ぼやけている。 やたらとぴかぴかフラッシュが光っていたり、
肌がちりちりするくらいのライトがあたっていたのはうっすら覚えて
いるけど、そのつど「目を開けろ!!」と怒鳴られたことくらいしか覚えてない。

全部が終わった後、1000円札を一枚渡され、絶対に黙っておくように、
しゃべるとおじさんたちにはすぐわかって、○○ちゃんを連れて帰って
おうちに帰してあげなくなっちゃうよ?と強く強くすりこまれた。

さわることも嫌だったその1000円は、近くの川に流した。くるくるまわりながら
流れていくその風景だけは今でもはっきり覚えている。

仲がよかったその友達と、口がきけなくなってしまったのを皮切りに
クラスでいじめがはじまった。ちかよってくる子はみんな、その父親に
自分を売り渡すのだと思うと誰とも近づきたくなかった。無視されるのは
嬉しかった。

その事件からわずか数ヶ月後、その子の家は転勤でひっこしていった。
大人になって無理矢理思い出すと、その父親の勤め先は誰でも知ってる
超有名一流企業だった。 あの大きな家も、会社の借り上げだったようだ。

今思い出しても胸の中がぎりぎりと痛む。自分の書いた文章を読み返す
ことすら苦しい。 あの時、自分の人生はなにもかもかわってしまったと
思う。